JPH07115294B2 - テーパホーニング盤 - Google Patents
テーパホーニング盤Info
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- JPH07115294B2 JPH07115294B2 JP4305067A JP30506792A JPH07115294B2 JP H07115294 B2 JPH07115294 B2 JP H07115294B2 JP 4305067 A JP4305067 A JP 4305067A JP 30506792 A JP30506792 A JP 30506792A JP H07115294 B2 JPH07115294 B2 JP H07115294B2
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Description
関し、さらに詳細には、テーパ内径面を積極的に切込み
ながら研削加工とホーニング加工を同時に複合的に行う
ホーニング盤に関する。
の内径面を鏡面に仕上げる加工法の一つとしてホーニン
グ加工がある。ホーニング加工においては、ホーニング
砥石とワークを相対的に浮動の状態におくとともに、ホ
ーニング砥石に回転と往復運動を与えて、ばね弾発力等
によるホーニング砥石の拡張によりワーク内径面に精密
仕上げを行う。
一定圧力(ばね弾発力)でワークに押し付けて、ワーク
内径面を少しずつ削り取るものであって、本来的には、
研削加工のように一定の切込みを与えて強制的に一定寸
法を削り取るというものではない。このため、その前加
工として、ボール盤や中ぐり盤による加工に引き続い
て、精密中ぐり、リーマ通し、研削などの高級な仕上げ
加工を行うのが一般的である。
同様、高い圧力で仕上量の大きいホーニング加工を行う
改良型ホーニング盤も種々開発し提案されている。これ
らホーニング盤によれば、ボール盤や中ぐり盤による前
加工から、研削加工等を省略していきなりホーニング加
工に移る、つまり従来の研削加工とホーニング加工を複
合的に行う加工法をとることもできるようになり、効率
の良い精密仕上げの実現が可能となった。
ング加工は、上述のごとくホーニング砥石に回転と往復
運動を与えて行う加工法であるため、上記ホーニング盤
は、もっぱら直円筒内径面、つまり全長にわたって同一
内径を有する内径面を加工するもので、内径が連続的に
変化するテーパ内径面の加工には適用することができな
かった。
ては、ホーニング砥石に一定の切込みを与えて、内径面
を強制的に削り取る構造とされているところ、ホーニン
グ砥石は回転運動と同時に往復運動を行うため、内径が
軸方向へ連続的に変化するテーパ内径面に対しては、た
とえホーニング砥石の砥石面をテーパ面状としても、こ
の砥石面がテーパ内径面にくさび状に強固に嵌まり込ん
でしまうこととなるからである。
るには、旧来の複雑な加工方法、つまり、ボール盤や中
ぐり盤による加工に引き続いて、精密中ぐり、リーマ通
し、研削などの高級な仕上げ加工を行った後、熟練を要
するラップ仕上げや旧来の一般的なホーニング盤による
ホーニング加工等が施されているのが実状であった。
よるテーパ内径面のホーニング加工は、ホーニング砥石
の砥石面がテーパ面に形成されており、このテーパ砥石
面が、一定のばね弾発力により上記テーパ内径面に押し
付けられる方式で、積極的な切込みを行うものではなか
った。
されたものであって、その目的とするところは、テーパ
内径面を積極的に切込みながら研削加工とホーニング加
工を同時に複合的に行うことができる構成を備えたホー
ニング盤を提供することにある。
め、本発明のホーニング盤は、工作物のテーパ径面の軸
線方向へ往復移動可能とされるとともに、軸線まわりに
回転可能に軸支されてなる回転主軸と、回転主軸を軸線
回りに回転駆動する主軸回転手段と、回転主軸を前記テ
ーパ径面の軸線方向へ往復動作させる主軸往復手段と、
回転主軸先端に装着され、前記テーパ径面に沿ったテー
パ砥石面を有するホーニング砥石を拡縮可能に備えるホ
ーニングツールと、このホーニングツールのホーニング
砥石を、所定の切込み動作を与えつつ前記回転主軸の往
復動作に連動させて拡縮動作させる砥石駆動手段とを備
えてなることを特徴とする。
径面の加工において、ホーニングツールに、回転主軸を
介して回転と往復運動が与えられるとともに、このホー
ニングツールのホーニング砥石に、砥石駆動手段により
一定の切込みが与えられて、テーパ内径面に精密仕上げ
が施される。
石は、砥石駆動手段により、ホーニングツールの往復動
作に連動する拡縮動作も付与される。つまり、テーパ内
径面の内径が小さくなる方向へホーニングツールが往動
するとき、ホーニング砥石は縮閉動作し、逆に、テーパ
内径面の内径が大きくなる方向へホーニングツールが往
動するとき、ホーニング砥石は拡開動作する。
ず、ホーニング砥石はテーパ内径面に対して、くさび状
に嵌まり込むことなく、常に一定量の切込みを与えられ
て、このテーパ内径面を切込み量に対応した量だけ強制
的に削り、仕上げ量の大きいホーニング加工を可能とす
る。
説明する。
グ盤は、具体的には図7に示すようなワークWのテーパ
内径面Waを加工する立形のもので、先端にホーニング
ツール1を備える回転主軸2、主軸回転駆動部(主軸回
転手段)3、主軸往復駆動部(主軸往復手段)4、砥石
駆動部(砥石駆動手段)5および制御部(制御手段)6
などを主要部として備えてなる。ワークWは、そのテー
パ内径面Waの軸線が上下方向へ向いた状態で、機体7
の加工テーブル8上に水平方向へ浮動状態で着脱可能に
支持される。以下、各構成部分毎に詳細に説明する。
ル(いわゆるホーニングマンドレルないしホーニングヘ
ッド)1は、図2に示すように、回転主軸2の先端つま
り下端に交換可能に装着されるもので、その内部には、
径方向へ拡縮可能に配された複数のホーニング砥石1
0,10,…と、これを拡張動作させるコーンロッド1
1を備える。12はホーニングツール1の取付部1aを
回転主軸2の下端取付部2aに固定する袋ナットを示
す。
に、ワークWのテーパ内径面Waに沿ったテーパ砥石面
10aを有する。コーンロッド11は、上記ホーニング
ツール1内において上下方向へ移動可能に設けられてお
り、その先端部11aが各ホーニング砥石10の取付台
10bを押圧するテーパ状拡張部とされるとともに、そ
の上部である基部ロッド11bが、後述する砥石拡張ロ
ッド27に連結されている。また、図示しないが、ホー
ニング砥石10,10,…は復帰ばねにより常時縮閉方
向へ弾発的に付勢されている。
グ砥石10,10,…は、コーンロッド11の下動に伴
って拡開動作される一方、コーンロッド11の上動に伴
って上記復帰ばねにより縮閉動作されることとなる。
ニングツール1に回転運動と往復運動を付与するもの
で、その下端取付部2aにホーニングツール1を備える
とともに、駆動軸15,駆動モータ16等を含む主軸回
転駆動部3と、スライド本体17,油圧シリンダ18等
を含む主軸往復駆動部4とにそれぞれ連係されている。
すなわち、回転主軸2は、図2に示すように、スライド
本体17に軸受19,19,…により回転可能に軸支さ
れており、このスライド本体17が、機体7に上下方向
へ平行に配設された一対の案内ロッド20,20上に昇
降可能に設けられている。また、スライド本体17の下
端部17aには、機体7に取り付けられた油圧シリンダ
18のピストンロッド18aの下端が連結されている。
ンロッド18aが昇降動作することにより、スライド本
体17を介して、回転主軸2つまりはホーニングツール
1が昇降動作されることとなる。
また、回転主軸2の上端連結部2bは、機体7のヘッド
部7aに回転可能に設けられた駆動軸15に連係されて
いる。この駆動軸15は、図1に示すように、回転主軸
2と同一軸線上に軸支されるとともに、その下端部の軸
穴15a内に、上記回転主軸2の上端連結部2bがキー
嵌合またはスプライン嵌合されている。これにより、回
転主軸2は、上記駆動軸15に対して、上下方向(軸線
方向)へ相対的に移動可能でかつ一体回転可能に連結さ
れている。
取り付けられ、この伝動プーリ21は、伝動ベルト22
により、駆動モータ16のモータ軸16aに取り付けら
れた伝動プーリ23に連結されている。
により、駆動軸15を介して、回転主軸2つまりはホー
ニングツール1が回転駆動されることとなる。
駆動部5は、ホーニングツール1のホーニング砥石1
0,10,…をホーニングツール1の昇降往復動作に連
動して拡縮動作させるもので、具体的には、ホーニング
砥石10,10,…に所定の切込み量を付与する砥石切
込み部(砥石切込み手段)25と、ホーニング砥石1
0,10,…の昇降往復移動に連動して拡縮動作させる
砥石拡縮部(砥石拡縮手段)26とからなる。
5:砥石切込み部25は、図2に示すように、上記ホー
ニングツール1のコーンロッド(砥石拡張部材)11、
砥石拡張ロッド27および切込み駆動機構28を備え
る。
部に設けられた軸穴29内において、その軸線方向(上
下方向)へ移動可能に設けられている。この砥石拡張ロ
ッド27の下端部27aは、上記コーンロッド11の基
部ロッド11bに連結されるとともに、その上端部27
bは、切込み駆動機構28に連結されている。
ド27を上下方向(軸線方向)へ移動させるもので、砥
石拡張ロッド27に連結された従動部材30、これを上
下動させる駆動ねじ軸部材31および駆動源であるサー
ボモータ32(図1)等を備える。
的に上下方向へ摺動可能に設けられるとともに、この回
転主軸2内に配された上記砥石拡張ロッド27に一体的
に連結されている。
bには、連結ピン33が水平状に取り付けられており、
この連結ピン33の両端部が、回転主軸2に開口された
軸線方向の長穴34,34を介して、回転主軸2の外部
へ突出されている。一方、上記従動部材30は、軸受装
置35により、回転主軸2上に摺動可能かつ回転可能に
装着されるとともに、この軸受装置35に、上記連結ピ
ン33の両端部が固定されている。
れためねじ部材36を介して、上記駆動ねじ軸部材31
に上下方向へ螺進退可能に係合されている。この駆動ね
じ軸部材31は、スライド本体17に、回転主軸2と平
行にかつ回転可能に軸支される。
に、その上部が、後述するテーパ駆動機構26のねじ機
構51を介して、スライド本体17の上側軸受部37に
軸支されるとともに、その下部がスライド本体17の下
側軸受部38に軸支されて、駆動ねじ軸部材31が回転
主軸2と平行状態で回転可能に配設されている。
ッド部7aに回転可能に設けられた回転伝達軸39に連
係されている。この回転伝達軸39は、駆動ねじ軸部材
31と同一軸線上に軸支されるとともに、その下部39
aが、駆動ねじ軸部材31の軸穴31aにキー嵌合また
はスプライン嵌合されている。これにより、駆動ねじ軸
部材31は、上記回転伝達軸39に対して、上下方向
(軸線方向)へ相対的に移動可能でかつ一体回転可能に
連結されている。
うに、これに直交する水平状の切込み駆動軸40に、歯
車機構41を介して連係されている。この切込み駆動軸
40の先端部は、切込み設定ダイヤル42に連結される
とともに、その基端部は、カップリング43を介して上
記サーボモータ32のモータ軸32aに連結されてい
る。
動により、切込み駆動軸40と回転伝達軸39を介し
て、駆動ねじ軸部材31が回動させられると、これに螺
進退可能に螺合された従動部材30が、回転主軸2に対
して相対的に下動または上動されることとなる。つま
り、従動部材30の下動時は、これと一体の砥石拡張ロ
ッド27がコーンロッド11を下方へ押動して、ホーニ
ング砥石10,10,…が拡張動作される。一方、従動
部材30の上動時は、砥石拡張ロッド27の上動に伴っ
て、ホーニングツール1内の復帰ばね(図示省略)によ
りホーニング砥石10が縮閉動作される。
縮量は、従動部材30の上下方向の変位量、さらには、
駆動ねじ軸部材31の正逆回転方向の回動量によって規
制される。
御するサーボモータ32としては、具体的にはステッピ
ングモータが用いられており、そのモータ軸32aは、
その一端が、上記切込み駆動軸40に連結される一方、
その他端が、カップリング44を介して、ロータリエン
コーダ等の位置検出器45に連結されており、この位置
検出器45によりサーボモータ32の回転量が検出され
る。また、上記切込み設定ダイヤル42は、サーボモー
タ32の回転角を表示するものである。
石拡縮部26は、切込み駆動機構28の駆動ねじ軸部材
31を、スライド本体17に対して回転主軸2の軸線方
向へ往復移動させるテーパ駆動機構の形態である。
石10,10,…の上下方向往復移動と同期して駆動ね
じ軸部材31を移動させる構成とされ、具体的には、図
2ないし図5に示すようなねじ機構51とカム機構52
を備えてなる。
ライド本体17に対して上下方向へ相対的に移動させる
もので、具体的には、図2、図4および図5に示すよう
に、軸受ねじ部材55およびラック・ピニオン機構56
から構成されている。
に、その外周ねじ部55aがスライド本体17の上側軸
受部37に上下方向へ螺進退可能に螺合されるととも
に、その軸穴55bに、上記駆動ねじ軸部材31を回転
可能に軸支している。また、軸受ねじ部材55の上端部
には、従動歯車57が設けられており、これが上記ラッ
ク・ピニオン機構56に連係されている。
り、軸受ねじ部材55がスライド本体17に対して上下
方向へ相対的に螺進退動作され、この軸受ねじ部材55
に回転可能に軸支された駆動ねじ軸部材31も、回転主
軸2に対して相対的に上下動されることとなる。これに
関連して、ラック・ピニオン機構56のピニオン56a
の歯幅は、軸受ねじ部材55の従動歯車57の歯幅より
も大きく設定されて、軸受ねじ部材55の上下動を許容
している。
56bを水平方向へ移動可能に軸支する支持部、59は
このラック56bを常時基準位置(図3の実線位置)方
向へ弾発付勢するための復帰スプリング、60はラック
・ピニオン機構56のラック56bの移動を案内する案
内ローラをそれぞれ示す。
ニング砥石10,10,…の上下往復移動と連動して駆
動するもので、具体的には、図3および図4に示すよう
に、上記ラック・ピニオン機構56に取り付けられた従
動ローラ61と、これをカム駆動する駆動カム62とか
らなる。
56のラック56bの基端に自由回転可能に軸支されて
おり、スライド本体17の昇降動作に連動して上下動作
される。一方、駆動カム62は機体7に固定的に取り付
けられるとともに、平坦な傾斜カム面62aを有し、こ
の傾斜カム面62aが、上記従動ローラ61の上下方向
の移動経路内に対向して位置されている。
ニング砥石10,10,…の下動時は、従動ローラ61
が傾斜カム面62aにより押動されて、ラック56bが
前進し(図3の上方向、図4の右方向)、これにより、
軸受ねじ部材55ひいてはこれと一体的な駆動ねじ軸部
材31が、上方(ホーニング砥石10,10,…の切込
み量が減少する方向)へ移動される。
れと逆に、ラック56bが復帰スプリング59の作用で
後進し(図3の下方向、図4の左方向)、これにより、
駆動ねじ軸部材31が下方(ホーニング砥石10,1
0,…の切込み量が増加する方向)へ移動される。
ラ61と傾斜カム面62aとの位置的係合関係は、図3
において、傾斜カム面62aの傾斜角度θを調節するこ
とにより適宜設定可能である。つまり、駆動カム62
は、支軸63を介して機体7に回動可能に支持されてお
り、機体7に対して駆動カム62を回動調節することに
より、上記傾斜カム面62aの傾斜角度θの調整が可能
とされている。64は角度調整ボルト、65は傾斜カム
面62aの現在の傾斜角度θを示す表示部(図示例にお
いては15°を指示している)、66は駆動カム62の
回動を固定するロックレバーを示している。
10,…の作動関係は次のように設定されている。
ニング砥石10,10,…がワークWのテーパ内径面W
aに対する加工最上位置(テーパ砥石面10a,10
a,…の下端がA位置)にあるとき、従動ローラ61
は、図6(a) に示すように、傾斜カム面62aとO点
(座標(Ax,Ay))で当接する。
ニング砥石10,10,…が同じく加工最下位置(テー
パ砥石面10a,10a,…の下端がB位置)にあると
き、従動ローラ61は、図6(b) に示すように、傾斜カ
ム面62aとP点(座標(Bx,By))で当接する。
θ、つまり、傾斜カム面62aに対する、従動ローラ6
1の昇降ストローク(ホーニング砥石10,10,…の
昇降ストロークに等しい)Sと、水平移動ストロークL
との関係は、ワークWのテーパ内径面Waのテーパ(D
1 −D2 )/Sに対応して設定される。
ホーニング盤の各駆動部の動作を相互に連動して自動制
御するもので、具体的には、CPU,ROM,RAMお
よびI/Oポートなどからなるマイクロコンピュータで
構成されている。
動モータ16、主軸往復駆動部4の油圧シリンダ18の
油圧制御弁70、および砥石駆動部5のサーボモータ3
2,位置検出器45のほか、スライド本体17に設けら
れたスケール71からこのスライド本体17の位置を検
出する位置検出器72、ならびにその他の駆動部等が電
気的に接続されている。73は電源を示す。
4,5の駆動に必要な種々の情報、例えば、ホーニング
ツール1の回転速度、昇降速度および動作タイミング、
あるいは、ホーニング砥石10,10,…の基準位置
A,Bや切込み速度および切込みタイミングなどが、N
C(数値制御)データとして予めまたは適宜選択的に設
定される。
うに構成されたホーニング盤において、上記各駆動部
3,4,5は、制御部6により、以下に述べるように相
互に関連して自動制御される。
ニングツール1に回転運動が与えられながら、主軸往復
駆動部4により、ホーニングツール1のホーニング砥石
10,10,…がワークWのテーパ内径面Waに対する
加工最上位置A(図7の実線位置)まで下降される。
駆動部4により、上記ホーニングツール1に回転運動と
往復運動(昇降ストロークS)が与えられながら、砥石
駆動部5の砥石切込み部25により、ホーニング砥石1
0,10,…に一定の切込み(拡張)が与えられて、上
記テーパ内径面Waの加工域全体をホーニング仕上げす
る。
は、砥石駆動部5の砥石拡縮部26により、ホーニング
ツール1の昇降動作(往復動作)に連動する拡縮動作も
付与される。
1がテーパ内径面Waに対して下方(内径Dが小さくな
る方向)へ往動するとき、ホーニング砥石10,10,
…は所定量(D1 −D2 )だけ縮閉動作し、逆に、ホー
ニングツール1が上方(内径Dが大きくなる方向)へ往
動するとき、ホーニング砥石10,10,…は上記所定
量だけ拡開動作する。
復動作にもかかわらず、ホーニング砥石10,10,…
はテーパ内径面Waに対して、くさび状に嵌まり込むこ
となく、常に一定量の切込みを与えられて、このテーパ
内径面Waを切込み量に対応した量だけ強制的に削り、
仕上げ量の大きい精密仕上げ(従来の研削加工とホーニ
ング加工の同時複合加工)を可能とする。
工が終了すると、ホーニング砥石10,10,…が砥石
切込み部25により縮閉された後、ホーニングツール1
は再び上昇して、初期位置へ復帰される。
構26の構成を改変したものである。
構51を駆動する駆動源として、サーボモータからなる
テーパ駆動モータ80を備える。このサーボモータ80
はスライド本体17の頂部に上向きに配設されており、
そのモータ軸80aに取付けられた駆動歯車81が、ピ
ニオン56aを介して、軸受ねじ部材55の従動歯車5
7に連係されている。
電気的に接続されており(図示省略)、ホーニング砥石
10,10,…の上下往復移動と連動して駆動制御され
る。その他の構成および作用は実施例1と同様である。
施例2に限定されることなく、種々設計変更可能であ
り、例えば、ホーニング盤の各構成部3,4,5,6等
は、同一機能を有する限り他の構成としてもよい。
26において、軸受ねじ部材55とラック56b(実施
例1)、または軸受ねじ部材55とテーパ駆動モータ8
0の駆動歯車81(実施例2)は、いずれもピニオン5
6aを介して連係されているが、このピニオン56aを
省略して直接連係されたり、あるいは、ピニオン56a
に替えて複数段の歯車機構(図示省略)を使用し、歯車
比を選択的に変更できる構成としてもよい。
テーブル8上に水平方向へ浮動状態で支持されている
が、例えば、ワークWの重量が大きな場合には、ワーク
Wが固定的に支持されるとともに、これに対してホーニ
ングツール1が相対的に浮動状態となるように支持され
てもよい。
テーパ内径面をホーニング加工するに際して、ホーニン
グツールのホーニング砥石が、砥石駆動手段により、ホ
ーニングツールの往復動作に連動する拡縮動作も付与さ
れるから、テーパ内径面を積極的に切込みながら研削加
工とホーニング加工を同時に行うことができる。
る方向へホーニングツールが往動するとき、ホーニング
砥石は縮閉動作し、逆に、テーパ内径面の内径が大きく
なる方向へホーニングツールが往動するとき、ホーニン
グ砥石は拡開動作する。これにより、ホーニングツール
の往復動作にもかかわらず、ホーニング砥石はテーパ内
径面に対して、くさび状に嵌まり込むことなく、常に一
定量の切込みを与えられる。この結果、テーパ内径面が
切込み量に対応した量だけ強制的に削られて、仕上げ量
が大きくかつ仕上げ精度の高いホーニング加工が可能と
なる。
概略構成を一部断面で示す正面図である。
図である。
面図である。
面図である。
大して示す正面断面図である。
の動作を示す側面図で、図6(a) はホーニング砥石がテ
ーパ内径面に対する加工最上位置にある状態を、図6
(b) はホーニング砥石がテーパ内径面に対する加工最下
位置にある状態をそれぞれ示す。
面に対する加工状態を拡大して示す断面図である。
ング盤の要部を拡大して示す正面断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 工作物のテーパ径面の軸線方向へ往復移
動可能とされるとともに、軸線まわりに回転可能に軸支
されてなる回転主軸と、 回転主軸を軸線回りに回転駆動する主軸回転手段と、 回転主軸を前記テーパ径面の軸線方向へ往復動作させる
主軸往復手段と、 回転主軸先端に装着され、前記テーパ径面に沿ったテー
パ砥石面を有するホーニング砥石を拡縮可能に備えるホ
ーニングツールと、 このホーニングツールのホーニング砥石を、所定の切込
み動作を与えつつ前記回転主軸の往復動作に連動させて
拡縮動作させる砥石駆動手段とを備えてなり、 前記砥石駆動手段は、前記ホーニング砥石に所定の切込
み量を付与する砥石切込み手段と、前記ホーニング砥石
の往復移動に連動して拡縮動作させる砥石拡縮手段とか
らなることを特徴とするテーパホーニング盤。 - 【請求項2】 前記主軸回転手段、主軸往復手段および
砥石駆動手段の動作を相互に連動して自動制御する制御
手段を備える請求項1に記載のテーパホーニング盤。 - 【請求項3】 前記砥石切込み手段は、前記回転主軸の
軸穴内においてその軸線方向へ移動可能に設けられた砥
石拡張ロッドと、この砥石拡張ロッドを軸線方向へ移動
させる切込み駆動機構と、前記ホーニングツール内に設
けられ、前記砥石拡張ロッドの軸線方向への移動により
前記ホーニング砥石を拡張させる砥石拡張部材とを備え
てなる請求項1に記載のテーパホーニング盤。 - 【請求項4】 前記切込み駆動機構は、前記回転主軸を
軸支するスライド本体に、駆動ねじ軸部材が前記回転主
軸と平行にかつ回転可能に軸支されるとともに、この駆
動ねじ軸部材に、前記砥石拡張ロッドと一体的に連結さ
れた従動部材が螺進退可能に係合されてなる請求項3に
記載のテーパホーニング盤。 - 【請求項5】 前記砥石拡縮手段は、前記切込み駆動機
構の駆動ねじ軸部材を、前記スライド本体に対して前記
回転主軸の軸線方向へ往復移動させるテーパ駆動機構で
あって、このテーパ駆動機構は、前記ホーニング砥石の
往復移動と同期して前記駆動ねじ軸部材を移動させる構
成とされている請求項4に記載のテーパホーニング盤。 - 【請求項6】 前記テーパ駆動機構は、前記駆動ねじ軸
部材を前記スライド本体に対して前記回転主軸の軸線方
向へ螺進退可能に支持するねじ機構と、このねじ機構を
前記ホーニング砥石の往復移動と連動して駆動するカム
機構とを備える請求項5に記載のテーパホーニング盤。 - 【請求項7】 前記テーパ駆動機構は、前記駆動ねじ軸
部材を前記スライド本体に対して前記回転主軸の軸線方
向へ螺進退可能に支持するねじ機構と、このねじ機構を
前記ホーニング砥石の往復移動と同期して駆動するテー
パ駆動モータとを備える請求項5に記載のテーパホーニ
ング盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4305067A JPH07115294B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | テーパホーニング盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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