JPH0711584U - 生花類の立詰めケース - Google Patents

生花類の立詰めケース

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JPH0711584U
JPH0711584U JP4487893U JP4487893U JPH0711584U JP H0711584 U JPH0711584 U JP H0711584U JP 4487893 U JP4487893 U JP 4487893U JP 4487893 U JP4487893 U JP 4487893U JP H0711584 U JPH0711584 U JP H0711584U
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元久 栗原
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本州製紙株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱の6面のうちの2面(天面と側面)を開披
できるようにして市場でセリにかけるときは内容物たる
商品が見やすく、商品を点検あるいは取り出すとき損傷
の無い状態で使用できる新規な立て詰めケースを提供す
る。 【構成】 前後左右の各対のパネルを角筒状に連係して
なる有底箱であって、後面パネル4の上縁に前記箱の天
面を閉塞する上蓋を連接すると共に、左右パネルにその
上縁から該パネルの下部に至る左右のスリット15をそ
れぞれ設け、また前面パネルに前記両スリットの下端を
結ぶ折線16を刻設して開閉板17を区画形成する一
方、前記箱天面とほぼ同形同大の茎固定板51と、該茎
固定板の左右に対の高さ調節板52を折線を介して連接
してなり、前記茎固定板には茎挿入孔53を設け、かつ
該茎固定板に対して前記左右の高さ調節板を下方に向け
て直角に折曲げてなる組立仕切を角筒状の有底箱内側の
中間高さに折り込み挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、切り花や鉢物等の生花類の立詰めケースに関するものである。
【0002】
【従来技術と問題点】
従来より切り花等の生花類を生産地から出荷するに際しては、輸送箱として主 として図5に示したような細長いA式の段ボール箱が使用されている。このよう な細長いA式の段ボール箱を使用するときは商品たる生花を出荷するとき、天面 開口部より商品を横に寝かせて詰め込むことになり(横詰め方式)、従って保管 輸送中に上からの重みで下側の商品は荷痛みすることがあり、また市場でセリに かけるときは、内容物たる商品を寝かせた状態でセリにかけざるをえない。また 箱を開封して商品の状態を点検するときあるいはこれを取り出すときは箱の天面 開口部から引っ張り出さざるを得ないことになる。
【0003】 そのため、箱に商品生花を詰め込むとき、これを点検するとき、あるいはこ れを取り出すとき等に商品生花を損傷させやすかった。またセリにかけるときは 商品が横詰めされているので内容物全体が見とおせず不便である。更にまた鉢植 えされた商品は、横に寝かせて詰め込むことは困難である。また従来のA式の段 ボール箱は遠距離輸送に強度上の不安がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような包装形態を改善するものである。すなわち本考案は従来の 主流であった生花類の横詰め包装方式を立詰め包装方式とすることにより、詰め 込み易く、また箱の6面のうちの少なくとも2面(天面と側面)を開披できるよ うにして市場でセリにかけるときは内容物たる商品が見やすくするとともに、商 品を点検するときあるいはこれを取り出すとき等に従来にみられた生花の損傷の 無い状態で使用できる新規な立て詰めケースを提供できるようにしたものである 。
【0005】 また本考案立て詰めケースは、内部に茎固定部を備えた組立仕切を設けるこ とにより箱の剛性を向上させて、流通時に加わる衝撃に強く、遠距離輸送におけ る内容物の保護が十分に行えるケースを提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、段ボール等の厚紙より形成され、前後左 右の各対のパネルを角筒状に連係してなる有底箱であって、後面パネルの上縁に 前記箱の天面を閉塞する上蓋を連接すると共に、左右パネルにその上縁から該パ ネルの下部に至る左右のスリットをそれぞれ設け、また前面パネルに前記両スリ ットの下端を結ぶ折線を刻設して開閉板を区画形成する一方、前記箱天面とほぼ 同形同大の茎固定板と、該茎固定板の左右に対の高さ調節板を折線を介して連接 してなり、前記茎固定板には茎挿入孔を設け、かつ該茎固定板に対して前記左右 の高さ調節板を下方に向けて直角に折曲げてなる組立仕切を角筒状の有底箱内側 の中間高さ位置に折り込み挿入し構成したものである。
【0007】 なお本考案の組立仕切は、上下2段になるように組付けた上部仕切と下部仕切 とからなり、両仕切の茎固定板は中央の連結板を介して一体に連接されている。
【0008】 また箱の天面を閉塞する上蓋は、天板の両側に連接した側フラップと、該天板 前縁に連接した前フラップを具備している。
【0009】 開閉板の上部には平行な2本の縦切込みにより形成された差し込みロック片を 形成し、一方上蓋に前記ロック片が挿入される差込み溝を形成する。
【0010】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案立詰めケースの組立斜視図であり、図2はケース本体である角筒 状有底箱の展開図、図3は箱の内部に挿入して使用する組立仕切の展開図である 。ケース本体と仕切はいずれも段ボールシート等の厚紙を使用して形成するのが 好適である。
【0011】 図2において、符号Sは段ボールシートを打ち抜いて得られる本考案のケー ス本体のブランクであり、折線を介して左右のパネル1、3と前面パネル2及び 後面パネル4を交互に連接している。符号5は前記各パネルを角筒状に連係させ るための糊代であり、図示実施例ではパネル1に連接されている。符号6乃至9 でしめすものは、前記各パネルの下端に連接した底板である。なおこの実施例で 示される底板の形態は公知のオートロックボトムであるが他の形態の底板であっ ても差し支えない。
【0012】 また図中符号10で示すものは、後面パネル4の上縁に連接された箱の天面を 閉塞する天板であり、天板の両側にほぼ台形状の側フラップ11を具備している 。また該天板の前縁には前フラップ12と、その補強フラップ13を具備してい る。14は折込み片であり、側フラップ11の先端に連接されている。
【0013】 左右パネル1、3にはその上縁から該パネルの下部に至る左右のスリット15 をそれぞれ形成されている。また前面パネル2には前記両スリット15の下端を 結ぶように折線16を刻設されている。これらスリット15と折線16とで区画 された開閉板17が前面パネル2と、左右パネル1、3の一部に形成されている 。
【0014】 なお、開閉板の上部には平行な2本の縦切込み線18とその根元の刻設された 折線19により形成された差込みロック片20を形成し、一方前記ロック片に対 応した差込み溝21が天板10と前フラップ12の境目近傍に形成されている。
【0015】 本考案立詰めケースをブランク状態より組み立てるときは、前後左右の各対 のパネル1乃至4を糊代5を介して角筒状に連係してから、常法に従い、底板6 乃至9を互いに係合させて底面を閉塞する。一方、上蓋を組み立てるときは側フ ラップ11及び前フラップ12を天板10に対して直角に折曲げたのち、前フラ ップ12の内側に接するように折込み片14をおりまげ、しかる後その折込み片 14を内側にして補強フラップ13を前フラップの裏側に折曲げて固定する。
【0016】 次ぎに図3に基づいて組立仕切の一実施例を説明する。図において、符号3 0は上部仕切、32は下部仕切、31は前記両仕切の連結板である。各仕切30 または32は、前記箱天面とほぼ同形同大の茎固定板41、51を有している。 該茎固定板41、51はその左右に対の高さ調節板42、52を折線を介して連 接している。前記茎固定板41、51にはそれぞれ茎挿入孔43、53を相対応 するように設ける。ちなみに茎挿入孔の周縁には放射状に切り込みを入れること も可能である。符号44は高さ調節板42に突設した係合突起、54は前記高さ 調節板52の根元に形成される前記係合突起44が挿入できる係合孔である。
【0017】 上記の組立仕切は、高さ調節板42、52を折線を介して茎固定板41、5 1に対して下方に向けて直角に折曲げて使用するものであり、図示の実施例では 、上部仕切30と、下部仕切32とを図4のごとく上下2段になるように重ね合 わせて、係合突起44を係合孔54に挿入し組み付け固定する。このようにした ものを角筒状の有底箱内側の中間高さ位置に折り込み挿入すると図1に示すよう な立詰めケースが完成する。
【0018】 本考案のケースを使用して、例えば切り花を生産地から出荷輸送するときは、 上下2段になるように組付けた上部仕切と下部仕切とからなる両仕切の茎固定板 41、51に形成された茎挿入孔43、53に切り花の束を上から差し込んで箱 の中間高さ位置において茎部を固定する。またこのとき、茎下部周囲を保水シー トあるいは鮮度保持剤を含ませた不織布等で覆うようにして輸送中の水切れを防 止するのがよい。なお、花類を遠距離輸送する場合には、箱の天面を上蓋で閉塞 して、開閉板17の上部の差込みロック片20を、差込み溝21に挿入しロック して天面が落ち込まないようにする。また、鉢植えされた商品を輸送するときは 、組立仕切の下方に鉢を載置して動かないように固定をする。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案は従来の主流であった生花類の横詰め包装方式を立詰め包 装方式とするものであるから、詰め込み易く、横に寝かせて詰め込む場合より保 管輸送中の荷痛みを少なくできる。また箱の内部に茎固定部を備えた組立仕切を 設けることにより箱の剛性を向上させて、流通時に加わる衝撃に強く、遠距離輸 送における内容物の保護が十分に行える。
【0020】 市場でセリにかけるときは、図1に示したように開閉板17のロックを解いて 、箱の6面のうちの2面(天面と側面)を開披する。このようにして市場でセリ にかけるときは内容物たる商品が見やすくなる。また、商品を点検するときある いはこれを取り出すとき等にも開披面が大きくなり、従来にみられた生花の損傷 の無い状態で使用できるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案立詰めケースの組立斜視図。
【図2】図2はケース本体である角筒状有底箱の展開
図。
【図3】図3は箱の内部に挿入して使用する組立仕切の
展開図。
【図4】組立仕切の組立途中を示す斜視図。
【図5】従来の生花輸送ケースを示す斜視図。
【符号の説明】
1、3 左右パネル 2、4 前後パネル 6〜9 底板 10 天板 11 側フラップ 12 前フラップ 15 スリット 16 折線 17 開閉板 20 差込みロック片 21 差込み溝 30 上部仕切 31 連結片 32 下部仕切 41、51 茎固定板 42、52 高さ調節板 43、53 茎挿入孔 44 係合突起 54 係合孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚紙より形成され、前後左右の各対のパ
    ネルを角筒状に連係してなる有底箱であって、後面パネ
    ルの上縁に前記箱の天面を閉塞する上蓋を連接すると共
    に、左右パネルにその上縁から該パネルの下部に至る左
    右のスリットをそれぞれ設け、また前面パネルに前記両
    スリットの下端を結ぶ折線を刻設して開閉板を区画形成
    する一方、前記箱天面とほぼ同形同大の茎固定板と、該
    茎固定板の左右に対の高さ調節板を折線を介して連接し
    てなり、前記茎固定板には茎挿入孔を設け、かつ該茎固
    定板に対して前記左右の高さ調節板を下方に向けて直角
    に折曲げてなる組立仕切を角筒状の有底箱内側の中間高
    さ位置に折り込み挿入してなる生花類の立詰めケース。
  2. 【請求項2】 組立仕切は、上下2段になるように組付
    けた上部仕切と下部仕切とからなり、両仕切の茎固定板
    は中央の連結板を介して一体に連接されている請求項1
    記載の立詰めケース。
  3. 【請求項3】箱の天面を閉塞する上蓋は、天板の両側に
    連接した側フラップと、該天板前縁に連接した前フラッ
    プを具備している請求項1記載の立詰めケース。
  4. 【請求項4】 開閉板の上部には平行な2本の縦切込み
    により形成された差し込みロック片を形成し、一方上蓋
    に前記ロック片が挿入される差込み溝を形成してなる請
    求項1記載の立詰めケース。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001340026A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 Katsuji Okuda 鉢物支持具及びその鉢の挿入孔の形成に使用する孔明け器
JP2018167847A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 協和紙業株式会社 プリザーブドフラワー用包装容器

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