JPH07116421B2 - 発泡アスフアルト充填法 - Google Patents
発泡アスフアルト充填法Info
- Publication number
- JPH07116421B2 JPH07116421B2 JP20956986A JP20956986A JPH07116421B2 JP H07116421 B2 JPH07116421 B2 JP H07116421B2 JP 20956986 A JP20956986 A JP 20956986A JP 20956986 A JP20956986 A JP 20956986A JP H07116421 B2 JPH07116421 B2 JP H07116421B2
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- Japan
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- asphalt
- weight
- rubber
- parts
- cement
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- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は土木、建築工事における充填法に関し、さらに
詳しくは構築物の開口部と枠取りの間に生じる隙間、貫
通配管、配線周辺に生じる隙間、ブロック構築材間に生
じる隙間、備付けタンクと基礎との隙間、壁等間仕切り
部に生じる隙間などに対し膨張充填が可能で付着性、密
封性に優れ、しかも柔軟性を有し耐水性、断熱性などに
も優れた発泡アスファルト充填法に関する。
詳しくは構築物の開口部と枠取りの間に生じる隙間、貫
通配管、配線周辺に生じる隙間、ブロック構築材間に生
じる隙間、備付けタンクと基礎との隙間、壁等間仕切り
部に生じる隙間などに対し膨張充填が可能で付着性、密
封性に優れ、しかも柔軟性を有し耐水性、断熱性などに
も優れた発泡アスファルト充填法に関する。
土木、建築用充填材としては有機性のシリコーン、ポリ
サルファイド、ポリウレタン、アクリル樹脂などがシー
ラントまたはコーキング材の名称で広く使用されてい
る。
サルファイド、ポリウレタン、アクリル樹脂などがシー
ラントまたはコーキング材の名称で広く使用されてい
る。
しかしこれらの材料は比較的高価であり、充填性に限度
があるため、部材間の隙間が広く、深い場合はバックア
ップ材として成形材を詰め込んだり、セメントモルタル
あるいは溶融アスファルトを詰め込むだけか、その上に
上記シーラント類を充填することが行われている。従っ
て土木、建築の容積が比較的大きい隙間の充填は、不完
全な充填性と、柔軟性の欠ける材料によることが多く、
耐久性、強度の不足などから密封性が不足し極めて信頼
性の低いものが多い。
があるため、部材間の隙間が広く、深い場合はバックア
ップ材として成形材を詰め込んだり、セメントモルタル
あるいは溶融アスファルトを詰め込むだけか、その上に
上記シーラント類を充填することが行われている。従っ
て土木、建築の容積が比較的大きい隙間の充填は、不完
全な充填性と、柔軟性の欠ける材料によることが多く、
耐久性、強度の不足などから密封性が不足し極めて信頼
性の低いものが多い。
また、セメントコンクリートに起泡剤、発泡剤により気
泡を導入した気泡コンクリートはよく知られており(例
えば特開昭52-4531など)、壁材、床材あるいはグラウ
ト材として広く使用されている。しかしこの材料は硬
く、もろく、付着性が劣っているため、充填材としては
密封性が極めて劣っている。
泡を導入した気泡コンクリートはよく知られており(例
えば特開昭52-4531など)、壁材、床材あるいはグラウ
ト材として広く使用されている。しかしこの材料は硬
く、もろく、付着性が劣っているため、充填材としては
密封性が極めて劣っている。
一方、土木、建築工事の効率化のためプレハブ化が進
み、継目部分、組合せ部分が増加しており、隙間部分の
安価で信頼性のある充填材の必要性が高まっている。
み、継目部分、組合せ部分が増加しており、隙間部分の
安価で信頼性のある充填材の必要性が高まっている。
本発明は、増加しつつある土木、建築用の比較的容積が
大きな隙間に充填するのに適した、比較的安価で、自硬
性、膨張性、適度な強度、付着力、構造体の変位に耐え
る柔軟性を有し、かつ防水、断熱性に優れた充填法を提
供することを目的とするものである。
大きな隙間に充填するのに適した、比較的安価で、自硬
性、膨張性、適度な強度、付着力、構造体の変位に耐え
る柔軟性を有し、かつ防水、断熱性に優れた充填法を提
供することを目的とするものである。
極めて濃度の高い水性ゴム−アスファルトエマルジョン
に水硬性セメントを加えることにより、エマルジョンが
含有する水分により硬化し、かつ柔軟性を維持するが、
その上少量の金属アルミニウム粉末が存在していると徐
々に発泡し、その量により発泡倍率が調整でき、独立の
気泡が固定できることを見出した。さらに骨材の添加に
より低価格化が可能であり、特に骨材として軽量骨材を
使用することにより、発泡と相俟って軽量化され、容積
当りの低価格化が達成され、また増粘剤の添加で広い範
囲の流動性を付与することができ、しかも使用部位によ
りこれを調節することができることを見出し本発明を完
成した。
に水硬性セメントを加えることにより、エマルジョンが
含有する水分により硬化し、かつ柔軟性を維持するが、
その上少量の金属アルミニウム粉末が存在していると徐
々に発泡し、その量により発泡倍率が調整でき、独立の
気泡が固定できることを見出した。さらに骨材の添加に
より低価格化が可能であり、特に骨材として軽量骨材を
使用することにより、発泡と相俟って軽量化され、容積
当りの低価格化が達成され、また増粘剤の添加で広い範
囲の流動性を付与することができ、しかも使用部位によ
りこれを調節することができることを見出し本発明を完
成した。
すなわち本発明は(A)水性ゴム−アスファルトエマル
ジョン100重量部(ゴム−アスファルト固形分)、
(B)水硬性セメント粉末30〜50重量部、(C)骨材0
〜150重量部および(D)金属アルミニウム粉末の適量
を混練りした後、直ちに構造体隙間に注入し、2倍を超
えない倍率で発泡させ硬化させることを特徴とする発泡
アスファルト充填法である。
ジョン100重量部(ゴム−アスファルト固形分)、
(B)水硬性セメント粉末30〜50重量部、(C)骨材0
〜150重量部および(D)金属アルミニウム粉末の適量
を混練りした後、直ちに構造体隙間に注入し、2倍を超
えない倍率で発泡させ硬化させることを特徴とする発泡
アスファルト充填法である。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明で使用する水性ゴム−アスファルトエマルジョン
は、アスファルトとしてはストレートアスファルト、ブ
ローンアスファルト、天然アスファルトなど、ゴムとし
ては天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、カルボキシ
変性スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエンゴム、
ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレン
ブロック共重合ゴムなどである。
は、アスファルトとしてはストレートアスファルト、ブ
ローンアスファルト、天然アスファルトなど、ゴムとし
ては天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、カルボキシ
変性スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエンゴム、
ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレン
ブロック共重合ゴムなどである。
水性エマルジョン化は、上記アスファルトにゴムを混和
したゴムアスファルトを適当な乳化剤の存在下で水中乳
化するか、エマルジョン状態のゴムとアスファルトエマ
ルジョンの混合によるか、エマルジョン状態のゴムの存
在下でアスファルトを水中乳化することにより製造され
る。アスファルト、ゴム以外にオイル、可塑剤、樹脂類
などの添加は組成物に柔軟性、強度などを付与せしめる
のに有効である。水性ゴム−アスファルトエマルジョン
はアニオン性でアルカリ性であるのが好ましく、またセ
メント骨材の添加によりその乳化安定性が損われないよ
うにアニオン界面活性剤以外にポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテルなどの非イオン界面活性剤、アルキルベタインの
ような両性界面活性剤の存在が有効である。
したゴムアスファルトを適当な乳化剤の存在下で水中乳
化するか、エマルジョン状態のゴムとアスファルトエマ
ルジョンの混合によるか、エマルジョン状態のゴムの存
在下でアスファルトを水中乳化することにより製造され
る。アスファルト、ゴム以外にオイル、可塑剤、樹脂類
などの添加は組成物に柔軟性、強度などを付与せしめる
のに有効である。水性ゴム−アスファルトエマルジョン
はアニオン性でアルカリ性であるのが好ましく、またセ
メント骨材の添加によりその乳化安定性が損われないよ
うにアニオン界面活性剤以外にポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテルなどの非イオン界面活性剤、アルキルベタインの
ような両性界面活性剤の存在が有効である。
水性ゴム−アスファルトエマルジョン中のゴム含量が多
いほど充填材性能上の改質効果が大きい。しかし経済性
からしてゴム/アスファルトの重量比が30/70〜10/90程
度が好ましい。水性ゴム−アスファルトエマルジョンの
固形分濃度はセメント、骨材との混練り作業に適した軟
度を保ち、水硬化で余剰水が生じないようにするには40
重量%以上が適当である。セメントの水硬化あるいは混
合物の軟度が不足する場合は組成物混練り時水を追加す
ることができる。
いほど充填材性能上の改質効果が大きい。しかし経済性
からしてゴム/アスファルトの重量比が30/70〜10/90程
度が好ましい。水性ゴム−アスファルトエマルジョンの
固形分濃度はセメント、骨材との混練り作業に適した軟
度を保ち、水硬化で余剰水が生じないようにするには40
重量%以上が適当である。セメントの水硬化あるいは混
合物の軟度が不足する場合は組成物混練り時水を追加す
ることができる。
本発明で使用する水硬性セメント粉末には特に制限はな
く、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメ
ント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトラン
ドセメント、ジェットセメント、高炉セメント、シリカ
セメント、フライアッシュセメント、アルミナセメント
などが挙げられる。
く、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメ
ント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトラン
ドセメント、ジェットセメント、高炉セメント、シリカ
セメント、フライアッシュセメント、アルミナセメント
などが挙げられる。
水硬性セメント粉末は、水性ゴム−アスファルトエマル
ジョンと混合するに当って均一に分散し、かつ充填作業
及び発泡中に流動性を保ち、充填、発泡終了後はできる
だけ早く混合物を凝結させることが要求される。その要
求を達成するためには、例えば水硬反応時により多くの
エトリジャイト生成物を生じるような化学成分としてAl
2O3及びSO3をおのおの3%以上含むセメントクリンカー
が好ましい。また発泡に必要なアルカリ量が不足する場
合は苛性ソーダ、苛性カリの如きアルカリ添加が必要と
なる。
ジョンと混合するに当って均一に分散し、かつ充填作業
及び発泡中に流動性を保ち、充填、発泡終了後はできる
だけ早く混合物を凝結させることが要求される。その要
求を達成するためには、例えば水硬反応時により多くの
エトリジャイト生成物を生じるような化学成分としてAl
2O3及びSO3をおのおの3%以上含むセメントクリンカー
が好ましい。また発泡に必要なアルカリ量が不足する場
合は苛性ソーダ、苛性カリの如きアルカリ添加が必要と
なる。
さらに必要に応じて骨材、充填材などが混合されるが、
細骨材として硅砂、砂利、ヒル石、炭酸カルシウム、ク
レー、タルク、マイカ、発泡プラスチック粒などが使用
される。さらに好ましくはパーライト(無機質軽量骨材
JIS A500 7)、ゴム粉、シラスバルーン、繊維などの軽
量骨材の使用が本発明組成物の軽量化のためにより有効
である。骨材は単独または混合して使用することができ
る。骨材の使用量は性能上、セメントの3倍を超えるこ
とはない。
細骨材として硅砂、砂利、ヒル石、炭酸カルシウム、ク
レー、タルク、マイカ、発泡プラスチック粒などが使用
される。さらに好ましくはパーライト(無機質軽量骨材
JIS A500 7)、ゴム粉、シラスバルーン、繊維などの軽
量骨材の使用が本発明組成物の軽量化のためにより有効
である。骨材は単独または混合して使用することができ
る。骨材の使用量は性能上、セメントの3倍を超えるこ
とはない。
水性ゴム−アスファルトエマルジョンとセメント粉末の
混合割合は、水硬化を確実に行い凝固物の性能を維持す
るためには、ゴム−アスファルト固形分100重量部に対
してセメント粉末30〜50重量部の割合が適当である。
混合割合は、水硬化を確実に行い凝固物の性能を維持す
るためには、ゴム−アスファルト固形分100重量部に対
してセメント粉末30〜50重量部の割合が適当である。
発泡剤として、金属アルミニウム粉末が使用される。粉
末度50ミクロン以下の比表面積が大きく、酸化していな
いものが好適である。アルミニウム粉末の添加量によっ
て本発明充填材の発泡倍率を幅広くコントロールするこ
とができる。発泡はセメント中のアルカリ性成分とアル
ミニウムとの反応による水素ガスの発生に基づくため、
温度の影響を強く受ける。また気泡の発生量と速度は温
度以外に、アルミニウム粉末の粉径、使用セメントの種
類などに左右される。発泡倍率が2倍を超えると泡つぶ
れを起こし、肉やせを生じる。従ってアルミニウム粉末
の使用量は発泡倍率が2倍以下になるように制限され
る。本発明の充填法の性能上、発泡倍率は1.1〜1.8倍程
度が好ましく配合組成の選定、使用時温度によって違っ
てくるが、アルミニウム粉末の量はセメントに対し0.01
〜2.0重量%、好ましくは0.02〜1.0重量%程度の添加量
が適当である。アルミニウム粉末と同様の発泡剤として
金属ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、リチウムあるい
はアルミニウムと銅の合金などがあるが、水性ゴムアス
ファルト−セメント系における適度の発泡速度、取扱い
の安全性、かつ経済性において、アルミニウムが優れて
いる。また、起泡剤を添加し機械攪拌により空気導入の
方法があるが、充填後の膨張が期待できない。金属アル
ミニウム粉末は軽量で飛散しやすく、施工現場での計
量、混合は極めて困難なため乾燥状態のセメント、骨材
混合物に前以て必要量を添加混合しておくと便利であ
る。
末度50ミクロン以下の比表面積が大きく、酸化していな
いものが好適である。アルミニウム粉末の添加量によっ
て本発明充填材の発泡倍率を幅広くコントロールするこ
とができる。発泡はセメント中のアルカリ性成分とアル
ミニウムとの反応による水素ガスの発生に基づくため、
温度の影響を強く受ける。また気泡の発生量と速度は温
度以外に、アルミニウム粉末の粉径、使用セメントの種
類などに左右される。発泡倍率が2倍を超えると泡つぶ
れを起こし、肉やせを生じる。従ってアルミニウム粉末
の使用量は発泡倍率が2倍以下になるように制限され
る。本発明の充填法の性能上、発泡倍率は1.1〜1.8倍程
度が好ましく配合組成の選定、使用時温度によって違っ
てくるが、アルミニウム粉末の量はセメントに対し0.01
〜2.0重量%、好ましくは0.02〜1.0重量%程度の添加量
が適当である。アルミニウム粉末と同様の発泡剤として
金属ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、リチウムあるい
はアルミニウムと銅の合金などがあるが、水性ゴムアス
ファルト−セメント系における適度の発泡速度、取扱い
の安全性、かつ経済性において、アルミニウムが優れて
いる。また、起泡剤を添加し機械攪拌により空気導入の
方法があるが、充填後の膨張が期待できない。金属アル
ミニウム粉末は軽量で飛散しやすく、施工現場での計
量、混合は極めて困難なため乾燥状態のセメント、骨材
混合物に前以て必要量を添加混合しておくと便利であ
る。
充填作業に当っては配合物に適正な流動性をもたせるこ
とが重要である。粘度を上げる必要がある場合には、発
泡前の混合物にメチルセルロース、エチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸ソーダな
どの増粘剤を添加混合して流動性を調整する。縦方法の
充填の場合、20〜30万cpsに増粘してダレを防ぐ必要が
ある。
とが重要である。粘度を上げる必要がある場合には、発
泡前の混合物にメチルセルロース、エチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸ソーダな
どの増粘剤を添加混合して流動性を調整する。縦方法の
充填の場合、20〜30万cpsに増粘してダレを防ぐ必要が
ある。
本発明の発泡アスファルト充填法は、先ず水性ゴム−ア
スファルトエマルジョンと水硬性セメント粉末、骨材お
よびアルミニウム粉末の各必要量を計量して、充分な攪
拌能力のある電動攪拌機でよく攪拌して使用する。水硬
性セメント粉末、骨材、アルミニウム粉末は前以て計
量、混合しておくと施工現場での作業が間違いなく、か
つ簡便となる。この混合物は乾燥状態であれば長期間貯
蔵することができる。
スファルトエマルジョンと水硬性セメント粉末、骨材お
よびアルミニウム粉末の各必要量を計量して、充分な攪
拌能力のある電動攪拌機でよく攪拌して使用する。水硬
性セメント粉末、骨材、アルミニウム粉末は前以て計
量、混合しておくと施工現場での作業が間違いなく、か
つ簡便となる。この混合物は乾燥状態であれば長期間貯
蔵することができる。
次いで使用目的に応じて粘度が高すぎる場合は水を添加
して粘度を下げる。水溶液にした増粘剤は混合しやすい
が、ある種の増粘剤(例えばメチルセルロース)は粉末
状態で容易に分散混合され増粘することができる。配合
物が均一に混合されたら直ちに施工部分に注入する。手
動または電動のコーキングガンの使用が便利である。粘
度によっては吹付けも可能である。また部位によっはコ
テの使用が便利である。配合物は混合後常温においては
30分位で発泡開始し、2時間でほぼ終了し、4時間位ま
で少し発泡が続く。配合物の硬化は水和反応の進行によ
り、セメントの種類終了前にコテ、ナイフなどで表面仕
上げを行う。充分な強度発現にはさらに1週間程度の養
生が必要である。
して粘度を下げる。水溶液にした増粘剤は混合しやすい
が、ある種の増粘剤(例えばメチルセルロース)は粉末
状態で容易に分散混合され増粘することができる。配合
物が均一に混合されたら直ちに施工部分に注入する。手
動または電動のコーキングガンの使用が便利である。粘
度によっては吹付けも可能である。また部位によっはコ
テの使用が便利である。配合物は混合後常温においては
30分位で発泡開始し、2時間でほぼ終了し、4時間位ま
で少し発泡が続く。配合物の硬化は水和反応の進行によ
り、セメントの種類終了前にコテ、ナイフなどで表面仕
上げを行う。充分な強度発現にはさらに1週間程度の養
生が必要である。
次に本発明の実施例を挙げて説明する。
実施例1 水性ゴム−アスファルトエマルジョン(JSRハルGPコー
トA固形分濃度65%、全固形分中ゴム分約26重量%、残
りストレートアスファルト 日本ラテックス加工(株)
製)100重量部に、水硬性セメント粉末(JSRハルGPコー
トB 日本ラテックス加工(株)製)50重量部を加え電
動攪拌機で均一になるまで攪拌した。直後粘度は1800cp
s、PH12であった。このものに200メッシュパスのアルミ
ニウム粉末を0.035、0.092、0.148、0.301、0.756重量
部と変量して添加、直ちに型枠に注入して5℃、20℃、
60℃に温度を変えて発泡状態を観察した。結果を第1表
に示す。配合物は常温において約30分は流動性を保ち、
5〜8時間を要して硬化した。
トA固形分濃度65%、全固形分中ゴム分約26重量%、残
りストレートアスファルト 日本ラテックス加工(株)
製)100重量部に、水硬性セメント粉末(JSRハルGPコー
トB 日本ラテックス加工(株)製)50重量部を加え電
動攪拌機で均一になるまで攪拌した。直後粘度は1800cp
s、PH12であった。このものに200メッシュパスのアルミ
ニウム粉末を0.035、0.092、0.148、0.301、0.756重量
部と変量して添加、直ちに型枠に注入して5℃、20℃、
60℃に温度を変えて発泡状態を観察した。結果を第1表
に示す。配合物は常温において約30分は流動性を保ち、
5〜8時間を要して硬化した。
また上記配合物に増粘剤としてメチルセルロース(Hiメ
トローズ90SH-4000信越化学工業(株)製)粉体を0.1重
量部加え混合して50万cps(BH型粘度計ローターNo.7 2R
PM)に増粘した。縦面でダレを防止することができた。
しかし増粘したものの発泡倍率は増粘しないものに比べ
て低下した。
トローズ90SH-4000信越化学工業(株)製)粉体を0.1重
量部加え混合して50万cps(BH型粘度計ローターNo.7 2R
PM)に増粘した。縦面でダレを防止することができた。
しかし増粘したものの発泡倍率は増粘しないものに比べ
て低下した。
実施例2 実施例1の配合例でアルミニウム粉末添加量0.148重量
部で増粘しない組成物について20℃で型枠に注入、発
泡、硬化後1週間養生を行い諸性質を測定した。見掛け
比重0.65、発泡倍率1.8倍、引張強度4.1kg/cm、伸び100
0%、軟化点180℃以上、低温可撓性−15℃で割れず、圧
縮強度3.6kg/cm2、折り曲げ強度3.5kg/cm2、対モルタル
接着力4.2kg/cm2、対鉄板接着力4.1kg/cm2、熱伝導率0.
123kcal/m、hr、℃であり成形物を水に1ケ月浸没して
も吸水少なく沈降することはなかった。
部で増粘しない組成物について20℃で型枠に注入、発
泡、硬化後1週間養生を行い諸性質を測定した。見掛け
比重0.65、発泡倍率1.8倍、引張強度4.1kg/cm、伸び100
0%、軟化点180℃以上、低温可撓性−15℃で割れず、圧
縮強度3.6kg/cm2、折り曲げ強度3.5kg/cm2、対モルタル
接着力4.2kg/cm2、対鉄板接着力4.1kg/cm2、熱伝導率0.
123kcal/m、hr、℃であり成形物を水に1ケ月浸没して
も吸水少なく沈降することはなかった。
実施例3 水性ゴム−アスファルトエマルジョン(JSRハルコート
日本ラテックス加工(株)製 固形分濃度85%、スチレ
ン−ブタジエン−ストレートアスファルトのエマルジョ
ン)100重量部に対し、エマルゲン910(花王アトラス
(株)製 ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル)の30%水溶液20重量部を加え、さらに水と増粘剤
(信越化学工業(株)製 Hiメトローズ90SH-4000)を
添加、混合して固形分濃度55%、粘度800cpsの水性ゴム
−アスファルトエマルジョンを調製した(Aとする)。
次いで水硬性セメント粉末(JSRハルコートGPコートB
日本ラテックス加工(株)製)50重量部と200メッシ
ュパスの金属アルミニウム粉末0.045重量部を混合し、
さらに骨材として、ヒル石粉末10重量部、または発泡ス
チロールバルーン4重量部、またはパーライト3号15重
量部、またはパーライト1号5重量部を添加、混合し
た。発泡、硬化後の見掛け比重は軽量骨材によって上記
順序で1.07、0.8、0.9、0.9であった。ヒル石の場合は
水の吸収が強く、流動性が悪くなった。また発泡スチロ
ールの場合は成形品の燃焼性が強い。パーライトの場合
は、特に水を吸収しないので、配合物の流動性が悪くな
ることはなく、成形品は難燃性であった。
日本ラテックス加工(株)製 固形分濃度85%、スチレ
ン−ブタジエン−ストレートアスファルトのエマルジョ
ン)100重量部に対し、エマルゲン910(花王アトラス
(株)製 ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル)の30%水溶液20重量部を加え、さらに水と増粘剤
(信越化学工業(株)製 Hiメトローズ90SH-4000)を
添加、混合して固形分濃度55%、粘度800cpsの水性ゴム
−アスファルトエマルジョンを調製した(Aとする)。
次いで水硬性セメント粉末(JSRハルコートGPコートB
日本ラテックス加工(株)製)50重量部と200メッシ
ュパスの金属アルミニウム粉末0.045重量部を混合し、
さらに骨材として、ヒル石粉末10重量部、または発泡ス
チロールバルーン4重量部、またはパーライト3号15重
量部、またはパーライト1号5重量部を添加、混合し
た。発泡、硬化後の見掛け比重は軽量骨材によって上記
順序で1.07、0.8、0.9、0.9であった。ヒル石の場合は
水の吸収が強く、流動性が悪くなった。また発泡スチロ
ールの場合は成形品の燃焼性が強い。パーライトの場合
は、特に水を吸収しないので、配合物の流動性が悪くな
ることはなく、成形品は難燃性であった。
気泡コンクリートは伸びがほとんどなく脆い欠点がある
が、本発明の方法による充填物は伸びが1000%もあり、
−15℃から180℃に至る広い温度範囲で可撓性を保って
いる。また、鉄板、モルタルに対する接着力は充填材破
壊の強さを有し、被充填構造体の変動に十分耐え、追随
性がはるかに優れている。
が、本発明の方法による充填物は伸びが1000%もあり、
−15℃から180℃に至る広い温度範囲で可撓性を保って
いる。また、鉄板、モルタルに対する接着力は充填材破
壊の強さを有し、被充填構造体の変動に十分耐え、追随
性がはるかに優れている。
また、非発泡ゴムアスファルトに比較して、施工時、発
泡、膨張させることにより、間隙を十分に満すことがで
き、密封性が優れ、軽量化と共に熱伝導を低下すること
で、結露などを防ぐことができる。
泡、膨張させることにより、間隙を十分に満すことがで
き、密封性が優れ、軽量化と共に熱伝導を低下すること
で、結露などを防ぐことができる。
実施例4 実施例3の配合物(A)に、パーライト1号7重量部、
Hiメトローズ粉末2重量部を常温で、添加、混合し、型
枠に注入て発泡、硬化させ1週間養生、諸物性を測定し
た。発泡倍率1.1、見掛け比重0.91、圧縮強度9.6kg/c
m2、曲げ強度7.6kg/cm2、対モルタル接着力3.0kg/cm2、
対スレート板接着力4.0kg/cm2、対鉄板接着力3.8kg/c
m2、対鋼板接着力3.0kg/cm2であった。
Hiメトローズ粉末2重量部を常温で、添加、混合し、型
枠に注入て発泡、硬化させ1週間養生、諸物性を測定し
た。発泡倍率1.1、見掛け比重0.91、圧縮強度9.6kg/c
m2、曲げ強度7.6kg/cm2、対モルタル接着力3.0kg/cm2、
対スレート板接着力4.0kg/cm2、対鉄板接着力3.8kg/c
m2、対鋼板接着力3.0kg/cm2であった。
本実施例では、実施例2の特徴に加え、軽量骨材と増粘
剤の使用により、発泡倍率を下げて、肉やせを防ぎなが
ら、充填材の強度、接着力を維持しながら、低比重と縦
面でのダレのない施工を達成することができた。
剤の使用により、発泡倍率を下げて、肉やせを防ぎなが
ら、充填材の強度、接着力を維持しながら、低比重と縦
面でのダレのない施工を達成することができた。
本発明の発泡性充填法は水性の充填材を使用するため安
全衛生上の問題がなく、膨張作用により、施工部分の隅
々まで行き亘り、肉やせもない。またゴム−アスファル
ト材を使用しているため、かなりの低温まで可撓性を保
ち、従来法と異なりクラックの発生はなく、逆に高温に
おける軟化が少ない。種々の構築材に対する密着性も優
れている。自硬化性があるので、広く深い密閉場所への
充填硬化が可能である。また含有する気泡は独立気泡に
近く、ゴム−アスファルトの含有と合せて吸水性も少な
く耐水性に優れている。さらに軽量骨材の使用と併せて
断熱性に優れており、結露防止の効果がある。有機性骨
材を多量に使用した場合を除けば難燃性も有している。
全衛生上の問題がなく、膨張作用により、施工部分の隅
々まで行き亘り、肉やせもない。またゴム−アスファル
ト材を使用しているため、かなりの低温まで可撓性を保
ち、従来法と異なりクラックの発生はなく、逆に高温に
おける軟化が少ない。種々の構築材に対する密着性も優
れている。自硬化性があるので、広く深い密閉場所への
充填硬化が可能である。また含有する気泡は独立気泡に
近く、ゴム−アスファルトの含有と合せて吸水性も少な
く耐水性に優れている。さらに軽量骨材の使用と併せて
断熱性に優れており、結露防止の効果がある。有機性骨
材を多量に使用した場合を除けば難燃性も有している。
従って本発明方法は土木、建築用構築物の比較的容積の
大きい隙間への充填あるいは床、壁等の断熱層の形成な
どへの使用に極めて価値が大きい。
大きい隙間への充填あるいは床、壁等の断熱層の形成な
どへの使用に極めて価値が大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門田 毅士 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (72)発明者 小林 茂 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (72)発明者 波多野 良一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 江本 順成 東京都渋谷区恵比寿1の18の2 有限会社 ユニオン産業内
Claims (3)
- 【請求項1】(A)水性ゴム−アスファルトエマルジョ
ン100重量部(ゴム−アスファルト固形分)、 (B)水硬性セメント粉末30〜50重量部、 (C)骨材0〜150重量部および(D)金属アルミニウ
ム粉末の適量を混練りした後、直ちに構造体隙間に注入
し、2倍を超えない倍率で発泡させ硬化させることを特
徴とする発泡アスファルト充填法。 - 【請求項2】骨材が無機質または有機質の軽量骨材であ
る特許請求の範囲第(1)項記載の発泡アスファルト充
填法。 - 【請求項3】混練り時に適量の増粘剤を使用する特許請
求の範囲第(1)項記載の発泡アスファルト充填法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20956986A JPH07116421B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 発泡アスフアルト充填法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20956986A JPH07116421B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 発泡アスフアルト充填法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6366281A JPS6366281A (ja) | 1988-03-24 |
| JPH07116421B2 true JPH07116421B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=16575002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20956986A Expired - Fee Related JPH07116421B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 発泡アスフアルト充填法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07116421B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024152244A (ja) | 2023-04-14 | 2024-10-25 | 理研ビタミン株式会社 | オイルゲル化剤 |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP20956986A patent/JPH07116421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6366281A (ja) | 1988-03-24 |
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