JPH07117021B2 - エンジン始動用空気圧縮装置 - Google Patents

エンジン始動用空気圧縮装置

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JPH07117021B2
JPH07117021B2 JP12846987A JP12846987A JPH07117021B2 JP H07117021 B2 JPH07117021 B2 JP H07117021B2 JP 12846987 A JP12846987 A JP 12846987A JP 12846987 A JP12846987 A JP 12846987A JP H07117021 B2 JPH07117021 B2 JP H07117021B2
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正信 西川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エンジン始動用に使用され、さらにエンジ
ン付帯設備の制御機器の制御用にも使用することができ
る空気圧縮装置に関するものである。
〔従来の技術〕
デイーゼルエンジン、ガスエンジン等のエンジン、特に
大型エンジンの始動用(始動制御用も含む)に従来から
空気圧縮装置が使用されている。空気圧縮装置は、近
年、エンジン始動用のみならず、付帯して設けられてい
るエンジン発電設備、エンジン圧縮機等の設備に使用さ
れる関連機器の制御用にも用いられている。
このような、エンジン始動用および制御用の空気圧縮装
置を使用するに際して、高圧ガス取締法による規制が問
題となる。
すなわち、同法は、エンジン始動に使用するため以外の
目的で10Kg/cm2以上の圧縮空気を使用することを禁止す
る。
従つて、エンジン始動用以外に、例えば、前述したエン
ジンに付帯して設けられた設備の制御機器の制御用に圧
縮空気を使用するときは、その空気圧を10Kg/cm2未満と
しなければならない。
前述したような、制御用等の複数用途にも使用されるエ
ンジン始動用空気圧縮装置としては、従来から、第3図
に示すように、空気圧縮機をエンジン始動用および制御
用に使用するもの(以下装置Aという)、または、第4
図に示すように、エンジン始動用および制御用としてそ
れぞれ独立の空気圧縮機を使用するもの(以下装置Bと
いう)が知られている。
第3図において、21は空気圧縮機、23は始動用空気槽、
25はエンジン、27は制御用空気槽、32は始動用空気槽23
内の空気圧の上降に応じて空気圧縮機21の発停を指示す
るための圧力スイツチ、28はエンジン25の始動弁、31は
減圧弁、30は電磁弁、22,24,26,29は各機器を接続する
導管である。
第4図において、37および38は空気圧縮機、39は始動用
空気槽、40は制御用空気槽、41はエンジン、42は始動用
空気槽39内の空気圧の上降に応じて空気圧縮機37の発停
を指示するための圧力スイツチ、43は制御用空気槽40内
の空気圧の上降に応じて空気圧縮機38の発停を指示する
ための圧力スイツチ、44はエンジン41の始動弁、45は電
磁弁、50,51,52,53,54は、各機器を接続する導管であ
る。
第3図に示すように、従来の装置Aは、空気圧縮機21に
よつて10Kg/cm2以上に圧縮された空気を導管22を経由し
て始動用空気槽23に送り込む。
一方、10Kg/cm2以上に圧縮された空気は、始動用空気槽
23から導管26の途中の減圧弁31により10Kg/cm2未満に減
圧されて制御用空気槽27に送り込まれ、そして、他の制
御機器へ導管を通つて送られる。
エンジン25の始動時には、電磁弁30を開いて制御用空気
槽27から圧縮空気を始動弁28に送り込み、これにより始
動弁28を開いて10Kg/cm2以上に圧縮された空気をエンジ
ン25に送り込みエンジン25を始動させる。
第4図に示すように、従来の装置Bは、空気圧縮機37に
よつて、10Kg/cm2以上に圧縮された空気を導管50を経由
して始動用空気槽39に送り込む。
一方、空気圧縮機38によつて10Kg/cm2未満に圧縮された
空気は、導管51を経由して制御用空気槽40に送られ、さ
らに、導管51および導管53を経由して他の制御機器へ送
られる。
エンジン41始動時には始動弁44を開いて10Kg/cm2以上に
圧縮された空気をエンジン41に送り込み、エンジン41を
始動させる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前述した従来の装置AおよびBには次述
する問題がある。
従来の装置Aにおいては、10Kg/cm2以上に圧縮されて始
動用空気槽23から送られてくる空気を減圧弁31により減
圧するので、空気圧縮機21の動力がそれだけ無駄であ
る。
また、従来の装置Bにおいては、空気圧縮機が2台必要
なため、コスト高となる。
従つてこの発明の目的は、無駄な動力を使用することな
く、しかも、コスト高となることなく、エンジン始動お
よび付帯設備の制御機器の制御の両方を行うことができ
る、空気圧縮装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、空気圧縮機と、前記空気圧縮機に第1導管
により接続された始動用空気槽と、前記始動用空気槽と
エンジンとを接続する、途中に始動弁が設けられた第2
導管と、制御用空気槽と、前記第1導管の途中から分岐
し、前記空気圧縮機と前記制御用空気槽とを接続する第
3導管と、前記制御用空気槽と前記始動弁とを接続す
る、途中に電磁弁が設けられた第5導管と、前記第5導
管の途中から分岐し、前記制御用空気槽と前記エンジン
の付帯設備に使用される制御機器とを接続する第4導管
と、前記第3導管の途中に設けられた遮断弁と、前記始
動用空気槽に取り付けられた、前記始動用空気槽内の空
気圧の上降に応じて前記空気圧縮機の発停を指示するた
めの第1圧力スイツチと、前記制御用空気槽に取り付け
られた、前記制御用空気槽内の空気圧の上降に応じて前
記空気圧縮機の発停および前記遮断弁の開閉を指示する
ための第2圧力スイツチとからなることに特徴を有する
ものである。
次にこの発明を図面を参照しながら説明する。
第1図はこの発明の一実施態様を示すブロツク図であ
る。
第1図に示すように、空気圧縮機1と始動用空気槽3と
は第1導管2によつて接続され、始動用空気槽3とエン
ジン5とは第2導管4によつて接続されている。
空気圧縮機1と制御用空気槽7とは、第1導管2および
第1導管2の途中から分岐した第3導管8により接続さ
れている。
第3導管8の途中には制御用遮断弁9aおよび9bが設けら
れている。
第2導管4の途中には始動弁6が設けられており、始動
弁6は、第5導管11により制御用空気槽7に接続されて
いる。
第5導管11の途中には電磁弁12が設けられている。
制御用空気槽7とエンジン5の付帯設備の制御機器20と
は第5導管11および第5導管11の途中から分岐した第4
導管10により接続されている。
始動用空気槽3には、第1圧力スイツチ13が設けられて
いる。第1圧力スイツチ13は、始動用空気槽3内の空気
圧の上降に応じて空気圧縮機1の発停を指示する。
制御用空気槽7には、第2圧力スイツチ14が設けられて
いる。第2圧力スイツチ14は、制御用空気槽7内の空気
圧の上降に応じて空気圧縮機1の発停および、遮断弁9
a,9bの開閉を指示する。
17は空気圧縮機1の動力のモータ、18a,18bは遮断弁9a,
9bの動力のモータ、19は電磁弁12の動力のモータ、15は
始動用空気槽3の安全弁、16は制御用空気槽7の安全弁
である。
始動弁6は、制御用空気槽7から送られる圧縮空気によ
つて、電磁弁12の作動により開閉する。
始動用空気槽3内の空気圧は10Kg/cm2以上であつてエン
ジン5の始動に最適な値に設定される。
エンジン5を始動するときは、始動弁6を開いて、圧縮
空気をエンジン5に送り込む。
制御用空気槽7内の空気圧は、高圧ガス取締法の規制に
反しない10Kg/cm2未満に設定される。
遮断弁9a,9bは、制御用空気槽7内の空気圧が10Kg/cm2
以上にならないように調整するための開閉を行う。
第1圧力スイツチ13は、始動用空気槽3内の空気圧を感
知し、その空気圧が所定の低空気圧L1になつたときは空
気圧縮機1を起動させ始動用空気槽3内の空気を圧縮す
る。そして、第1圧力スイツチ13は空気圧がエンジン始
動用に設定した所定の高空気圧の値H1に達したときに空
気圧縮機1を停止させる。
一方、第2圧力スイツチ14は、制御用空気槽7内の空気
圧を感知し、その空気圧が所定の低空気圧L2になつたと
きは空気圧縮機1を起動させ、且つ、遮断弁9a,9bを開
けて、制御用空気槽7内の空気を圧縮する。そして、空
気圧が10Kg/cm2未満であつて、制御機器20の制御用に設
定した所定の空気圧H2に達したときに空気圧縮機1を停
止させ、且つ、遮断弁9a,9bを閉じる。
空気圧縮機1は、始動用空気槽3および制御用空気槽7
のいずれかが所定の空気圧H1,H2に達するまで運転を続
行する。
〔実施例〕
エンジン5を始動するための空気圧を30Kg/cm2、制御機
器20の制御用の空気圧を9Kg/cm2に設定し、本装置を稼
動した場合の空気圧縮機1、第1圧力スイツチ13、第2
圧力スイツチ14および遮断弁9a,9bの作動状態と、始動
用空気槽3および制御用空気槽7内の空気圧と、そし
て、本装置の消費動力とを、従来装置Aの消費動力とと
もに第2図の波形図に示す。
第2図に示すように、エンジン始動用に消費される動力
は本発明の装置および鎖線に示す従来装置とも0Kg/cm2
から充気完了まで同じである。
しかしながら、制御用に関しては、充気にかかる時間は
同一であるが、それに消費される動力は従来の装置の動
力の9/30、即ち、約1/3に過ぎない。
エンジン始動用に空気圧縮機が稼動するのは、年間約50
時間、制御用に稼動するのは年間約100〜150時間であ
る。
従つて、制御用に消費される動力の節約は、年間でかな
りの数値となる。
エンジンに付帯する設備の制御機構が複雑化するにつれ
て、これらの機構の制御用のために、より多くの空気を
消費することとなるのでいきおい空気圧縮機の利用頻度
は増々大となる。
従つて、本発明の装置によつて、制御用に消費される動
力の節約を行えば、発電設備をはじめとするエンジン付
帯設備の利用が増々促進されることとなる。
さらに、近年は、発電設備を休止させないために、空気
圧縮機の予備が要求される傾向にある。従つて、本発明
の装置によれば、空気圧縮機の数を少なくすることが可
能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、消費動力の大
幅な削減が実現でき、しかも、空気圧縮機の数を減少す
ることによりコスト減が図れる等、産業上有用な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施態様を示すブロツク図、第2
図はこの発明の装置の稼動状態を示す波形図、第3図は
従来の空気圧縮装置の1例を示すブロツク図、第4図は
同他の例を示すブロツク図である。図面において、 1……空気圧縮機、2……第1導管、 3……始動用空気槽、4……第2導管、 5……エンジン、6……始動弁、 7……制御用空気槽、8……第3導管、 9a,9b……遮断弁、10……第4導管、 11……第5導管、12……電磁弁、 13……第1圧力スイツチ、14……第2圧力スイツチ、 15……安全弁、16……安全弁、 17……モータ、18a,18b……モータ、 19……モータ、20……制御機器、 21……空気圧縮機、22,24,26,29……導管、 23……始動用空気槽、25……エンジン、 27……制御用空気槽、28……始動弁、 30……電磁弁、31……減圧弁、 32……圧力スイツチ、37……空気圧縮機、 38……空気圧縮機、39……始動用空気槽、 40……制御用空気槽、41……エンジン、 42……圧力スイツチ、43……圧力スイツチ、 44……始動弁、45……電磁弁、 50,51,52,53,54……導管、 A,B……従来装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気圧縮機と、前記空気圧縮機に第1導管
    により接続された始動用空気槽と、前記始動用空気槽と
    エンジンとを接続する、途中に始動弁が設けられた第2
    導管と、制御用空気槽と、前記第1導管の途中から分岐
    し、前記空気圧縮機と前記制御用空気槽とを接続する第
    3導管と、前記制御用空気槽と前記始動弁とを接続す
    る、途中に電磁弁が設けられた第5導管と、前記第5導
    管の途中から分岐し、前記制御用空気槽と前記エンジン
    の付帯設備に使用される制御機器とを接続する第4導管
    と、前記第3導管の途中に設けられた遮断弁と、前記始
    動用空気槽に取り付けられた、前記始動用空気槽内の空
    気圧の上降に応じて前記空気圧縮機の発停を指示するた
    めの第1圧力スイツチと、前記制御用空気槽に取り付け
    られた、前記制御用空気槽内の空気圧の上降に応じて前
    記空気圧縮機の発停および前記遮断弁の開閉を指示する
    ための第2圧力スイツチとからなることを特徴とする、
    エンジン始動用空気圧縮装置。
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CN116292010B (zh) * 2023-03-08 2025-03-18 贵州航天天马机电科技有限公司 一种利用高压压缩空气起动应急柴油机的快速启停装置

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