JPH07117432A - ショックアブソーバのための電気制御装置 - Google Patents
ショックアブソーバのための電気制御装置Info
- Publication number
- JPH07117432A JPH07117432A JP26737193A JP26737193A JPH07117432A JP H07117432 A JPH07117432 A JP H07117432A JP 26737193 A JP26737193 A JP 26737193A JP 26737193 A JP26737193 A JP 26737193A JP H07117432 A JPH07117432 A JP H07117432A
- Authority
- JP
- Japan
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- opening
- electromagnetic valve
- speed
- control
- relative speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/18—Automatic control means
- B60G2600/184—Semi-Active control means
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ショックアブソーバのハードからソフトへの
切り換え時における減衰特性の変化を緩和して乗員が大
きなショックを受けないようにする。 【構成】 変位量センサ21a〜21d及び微分器22
a〜22dは、ばね上部材のばね下部材に対する相対速
度を検出する。加速度センサ23a〜23d及び積分器
24a〜24dは、ばね上部材の絶対速度を検出する。
マイクロコンピュータ32は、プログラム処理により、
絶対速度が電磁バルブ14aの複数段の各開度に対応し
かつ小さな開度になるにしたがって大きな値を示す複数
の所定値にそれぞれ達したとき、同各所定値に対応した
開度のうちの最小開度に電磁バルブ14aの開度を設定
する。次に、開度が大きくなるにしたがって長くなる保
持時間が経過した後、相対速度の方向が変化する毎に、
電磁バルブ14aの開度を徐々に大きく切り換えてい
く。
切り換え時における減衰特性の変化を緩和して乗員が大
きなショックを受けないようにする。 【構成】 変位量センサ21a〜21d及び微分器22
a〜22dは、ばね上部材のばね下部材に対する相対速
度を検出する。加速度センサ23a〜23d及び積分器
24a〜24dは、ばね上部材の絶対速度を検出する。
マイクロコンピュータ32は、プログラム処理により、
絶対速度が電磁バルブ14aの複数段の各開度に対応し
かつ小さな開度になるにしたがって大きな値を示す複数
の所定値にそれぞれ達したとき、同各所定値に対応した
開度のうちの最小開度に電磁バルブ14aの開度を設定
する。次に、開度が大きくなるにしたがって長くなる保
持時間が経過した後、相対速度の方向が変化する毎に、
電磁バルブ14aの開度を徐々に大きく切り換えてい
く。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のサスペンション
装置内にてばね下部材とばね上部材との間に介装されて
なり、複数段の開度に切り換え制御されてばね下部材に
対するばね上部材の運動の減衰特性を変更する電磁バル
ブを備えたショックアブソーバのための電気制御装置に
関する。
装置内にてばね下部材とばね上部材との間に介装されて
なり、複数段の開度に切り換え制御されてばね下部材に
対するばね上部材の運動の減衰特性を変更する電磁バル
ブを備えたショックアブソーバのための電気制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特開平3
−276807号公報に示されているように、ばね上部
材の上下方向の絶対速度及びばね上部材のばね下部材に
対する上下方向の相対速度を検出し、スカイフック理論
に基づいて、前記絶対速度を前記相対速度で除算した値
が大きいとき電磁バルブの開度を小さくしてショックア
ブソーバの減衰係数を大きく(ハード側に)制御し、か
つ前記除算値が小さいとき電磁バルブの開度を大きくし
てショックアブソーバの減衰係数を小さく(ソフト側
に)制御している。
−276807号公報に示されているように、ばね上部
材の上下方向の絶対速度及びばね上部材のばね下部材に
対する上下方向の相対速度を検出し、スカイフック理論
に基づいて、前記絶対速度を前記相対速度で除算した値
が大きいとき電磁バルブの開度を小さくしてショックア
ブソーバの減衰係数を大きく(ハード側に)制御し、か
つ前記除算値が小さいとき電磁バルブの開度を大きくし
てショックアブソーバの減衰係数を小さく(ソフト側
に)制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
装置においては、ばね上部材の絶対速度及びばね上部材
のばね下部材に対する相対速度のいずれか一方の速度の
方向が変化すると、すなわち前記両速度のいずれか一方
の正負の符号が変化すると、前記絶対速度を前記相対速
度で除算した値が正から負に又は負から正に変化するこ
とになり、電磁バルブの開度が急激に大きく変化すなわ
ちショックアブソーバの減衰特性が急激に変化する。こ
の場合、前記相対速度がほぼ零であれば、ショックアブ
ソーバの減衰力の変化は小さく、乗員はそれほど大きな
ショックを受けない。しかし、前記相対速度がほぼ零で
ない場合には、ショックアブソーバの減衰力の変化は大
きく、乗員は大きなショックを受ける。
装置においては、ばね上部材の絶対速度及びばね上部材
のばね下部材に対する相対速度のいずれか一方の速度の
方向が変化すると、すなわち前記両速度のいずれか一方
の正負の符号が変化すると、前記絶対速度を前記相対速
度で除算した値が正から負に又は負から正に変化するこ
とになり、電磁バルブの開度が急激に大きく変化すなわ
ちショックアブソーバの減衰特性が急激に変化する。こ
の場合、前記相対速度がほぼ零であれば、ショックアブ
ソーバの減衰力の変化は小さく、乗員はそれほど大きな
ショックを受けない。しかし、前記相対速度がほぼ零で
ない場合には、ショックアブソーバの減衰力の変化は大
きく、乗員は大きなショックを受ける。
【0004】本発明は上記問題に対処するためになされ
たもので、その目的は、ショックアブソーバの減衰特性
をソフトからハードに切り換えていくような速い応答性
が必要とされる場合はともかくとして、同減衰特性をハ
ードからソフトに切り換えていく場合にばね上部材のば
ね下部材に対する相対速度がほぼ零であるときにのみ電
磁バルブの開度を切り換え可能とすることにより、ショ
ックアブソーバの減衰特性の切り換え時における乗員の
ショックを極力小さくするようにしたショックアブソー
バのための電気制御装置を提供することにある。
たもので、その目的は、ショックアブソーバの減衰特性
をソフトからハードに切り換えていくような速い応答性
が必要とされる場合はともかくとして、同減衰特性をハ
ードからソフトに切り換えていく場合にばね上部材のば
ね下部材に対する相対速度がほぼ零であるときにのみ電
磁バルブの開度を切り換え可能とすることにより、ショ
ックアブソーバの減衰特性の切り換え時における乗員の
ショックを極力小さくするようにしたショックアブソー
バのための電気制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、ばね上
部材の上下方向の絶対速度を検出する絶対速度検出手段
と、ばね上部材のばね下部材に対する上下方向の相対速
度を検出する相対速度検出手段と、電磁バルブの複数段
の各開度に対応しかつ小さな開度になるにしたがって大
きな値を示す複数の所定値に前記検出された絶対速度が
それぞれ達したとき同所定値に対応する制御変数をそれ
ぞれ記憶保持する記憶保持手段と、電磁バルブの複数段
の開度にそれぞれ対応しかつ大きな開度になるにしたが
って長くなるように設定した各所定時間よりそれぞれ長
く記憶保持手段により記憶保持されている同各所定時間
に対応した制御変数を前記検出された相対速度の方向変
化に同期して解除する解除手段と、記憶保持手段によっ
て記憶保持されている制御変数のうちの電磁バルブの最
小開度に対応した制御変数を抽出する抽出手段と、前記
抽出された制御変数に対応した開度に電磁バルブを制御
する開度制御手段とを設けたことにある。
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、ばね上
部材の上下方向の絶対速度を検出する絶対速度検出手段
と、ばね上部材のばね下部材に対する上下方向の相対速
度を検出する相対速度検出手段と、電磁バルブの複数段
の各開度に対応しかつ小さな開度になるにしたがって大
きな値を示す複数の所定値に前記検出された絶対速度が
それぞれ達したとき同所定値に対応する制御変数をそれ
ぞれ記憶保持する記憶保持手段と、電磁バルブの複数段
の開度にそれぞれ対応しかつ大きな開度になるにしたが
って長くなるように設定した各所定時間よりそれぞれ長
く記憶保持手段により記憶保持されている同各所定時間
に対応した制御変数を前記検出された相対速度の方向変
化に同期して解除する解除手段と、記憶保持手段によっ
て記憶保持されている制御変数のうちの電磁バルブの最
小開度に対応した制御変数を抽出する抽出手段と、前記
抽出された制御変数に対応した開度に電磁バルブを制御
する開度制御手段とを設けたことにある。
【0006】また、前記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の絶対速度検出手段と記憶
保持手段とを、操舵ハンドルの操舵速度を検出する操舵
速度検出手段と、前記検出された操舵速度が所定値以上
になったとき電磁バルブの複数段の開度にそれぞれ対応
した複数の制御変数を同時に記憶保持する記憶保持手段
とで置換したことにある。
特徴は、前記請求項1に記載の絶対速度検出手段と記憶
保持手段とを、操舵ハンドルの操舵速度を検出する操舵
速度検出手段と、前記検出された操舵速度が所定値以上
になったとき電磁バルブの複数段の開度にそれぞれ対応
した複数の制御変数を同時に記憶保持する記憶保持手段
とで置換したことにある。
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1に係る発明にお
いては、車両が悪路を走行したり、車両が急旋回したり
すると、ばね上部材(車体)に振動が発生する。この振
動により、絶対速度検出手段により検出されるばね上部
材の上下方向の絶対速度が大きくなって、同絶対速度が
一つ若しくは複数の所定値以上になると、記憶保持手段
は前記各所定値に対応した制御変数を記憶保持する。抽
出手段は記憶保持手段によって記憶保持されている制御
変数のうちの電磁バルブの最小開度に対応した制御変数
を抽出し、開度制御手段が電磁バルブの開度を前記抽出
された制御変数に対応した開度に制御するので、ショッ
クアブソーバの減衰特性が一旦ハード側に設定される。
その後、ばね上部材のばね下部材に対する振動により、
相対速度検出手段によって検出される相対速度の方向が
変化すると、この相対速度の方向変化に同期して、解除
手段が、電磁バルブの複数段の開度にそれぞれ対応しか
つ大きな開度になるにしたがって長くなるように設定し
た各所定時間よりそれぞれ長く記憶保持されている同各
所定時間に対応した制御変数を解除する。したがって、
相対速度の方向が変化する際に、電磁バルブの小さな開
度に対応した制御変数から徐々に解除されていくことに
なる。そして、抽出手段及び開度制御手段が、前記と同
様に、記憶保持手段に保持されている制御変数のうちの
最小開度に対応した制御変数に基づいて同制御変数に対
応した開度に電磁バルブを制御するので、前述のように
してハード側に設定された減衰特性は相対速度がほぼ零
になるタイミングで徐々にソフト側に切り換えられてい
く。
いては、車両が悪路を走行したり、車両が急旋回したり
すると、ばね上部材(車体)に振動が発生する。この振
動により、絶対速度検出手段により検出されるばね上部
材の上下方向の絶対速度が大きくなって、同絶対速度が
一つ若しくは複数の所定値以上になると、記憶保持手段
は前記各所定値に対応した制御変数を記憶保持する。抽
出手段は記憶保持手段によって記憶保持されている制御
変数のうちの電磁バルブの最小開度に対応した制御変数
を抽出し、開度制御手段が電磁バルブの開度を前記抽出
された制御変数に対応した開度に制御するので、ショッ
クアブソーバの減衰特性が一旦ハード側に設定される。
その後、ばね上部材のばね下部材に対する振動により、
相対速度検出手段によって検出される相対速度の方向が
変化すると、この相対速度の方向変化に同期して、解除
手段が、電磁バルブの複数段の開度にそれぞれ対応しか
つ大きな開度になるにしたがって長くなるように設定し
た各所定時間よりそれぞれ長く記憶保持されている同各
所定時間に対応した制御変数を解除する。したがって、
相対速度の方向が変化する際に、電磁バルブの小さな開
度に対応した制御変数から徐々に解除されていくことに
なる。そして、抽出手段及び開度制御手段が、前記と同
様に、記憶保持手段に保持されている制御変数のうちの
最小開度に対応した制御変数に基づいて同制御変数に対
応した開度に電磁バルブを制御するので、前述のように
してハード側に設定された減衰特性は相対速度がほぼ零
になるタイミングで徐々にソフト側に切り換えられてい
く。
【0008】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、車両の急旋回時には、操舵速度検出
手段により検出される操舵ハンドルの操舵速度が大きく
なって、同操舵速度が所定値以上になると、記憶保持手
段は電磁バルブの複数段の開度にそれぞれ対応した複数
の制御変数を同時に記憶保持する。抽出手段及び開度制
御手段は前記請求項1に係る発明の場合と同様に作用す
るので、車両が急操舵されると、ショックアブソーバの
減衰特性が一旦ハード側に設定される。その後、解除手
段、抽出手段及び開度制御手段の作用により、前記請求
項1に係る発明と同様に、ハード側に設定された減衰特
性は相対速度がほぼ零になるタイミングで徐々にソフト
側に切り換えられていく。
る発明においては、車両の急旋回時には、操舵速度検出
手段により検出される操舵ハンドルの操舵速度が大きく
なって、同操舵速度が所定値以上になると、記憶保持手
段は電磁バルブの複数段の開度にそれぞれ対応した複数
の制御変数を同時に記憶保持する。抽出手段及び開度制
御手段は前記請求項1に係る発明の場合と同様に作用す
るので、車両が急操舵されると、ショックアブソーバの
減衰特性が一旦ハード側に設定される。その後、解除手
段、抽出手段及び開度制御手段の作用により、前記請求
項1に係る発明と同様に、ハード側に設定された減衰特
性は相対速度がほぼ零になるタイミングで徐々にソフト
側に切り換えられていく。
【0009】
【発明の効果】上記作用説明のように、上記請求項1,
2に係る発明によれば、ショックアブソーバの減衰特性
がハード側からソフト側に変化していく際には、ばね上
部材のばね下部材に対する相対速度がほぼ零のときにの
み、すなわちショックアブソーバによる減衰機能が働い
ていないときにのみ、電磁バルブの開度が切り換えられ
て同アブソーバの減衰特性が切り換えられていく。した
がって、ショックアブソーバの切り換えに伴って乗員に
与えるショックを最小限に抑えることができる。
2に係る発明によれば、ショックアブソーバの減衰特性
がハード側からソフト側に変化していく際には、ばね上
部材のばね下部材に対する相対速度がほぼ零のときにの
み、すなわちショックアブソーバによる減衰機能が働い
ていないときにのみ、電磁バルブの開度が切り換えられ
て同アブソーバの減衰特性が切り換えられていく。した
がって、ショックアブソーバの切り換えに伴って乗員に
与えるショックを最小限に抑えることができる。
【0010】
a.第1実施例 以下、本発明の第1実施例を図面を用いて説明すると、
図1は同実施例に係るショックアブソーバ10A〜10
Dを概念的に示すとともに、同アブソーバ10A〜10
Dを制御するための電気制御装置をブロック図により示
している。
図1は同実施例に係るショックアブソーバ10A〜10
Dを概念的に示すとともに、同アブソーバ10A〜10
Dを制御するための電気制御装置をブロック図により示
している。
【0011】ショックアブソーバ10A〜10Dは、左
右前輪及び左右後輪の各位置にて、ばね下部材(ロワー
アーム)とばね部材(車体)との間にそれぞれ配設され
ている。各ショックアブソーバ10A〜10Dはピスト
ン11a〜11dにより上下室に仕切られた油圧シリン
ダ12a〜12dをそれぞれ備え、同シリンダ12a〜
12dは図示しないばね下部材(例えばロワーアーム)
にそれぞれ支持されている。ピストン11a〜11dに
はピストンロッド13a〜13dが下端にてそれぞれ接
続され、同ロッド13a〜13dは上端にてばね上部材
をそれぞれ支承している。油圧シリンダ12a〜12d
の各上下室は、開度がn+1段階(nは1以上の整数)
に切り換え可能な電磁バルブ14a〜14dを介してそ
れぞれ連通している。油圧シリンダ12a〜12dの各
下室には、ピストンロッド13a〜13dの上下動に伴
う上下室の体積変化を吸収するためのガススプリングユ
ニット15a〜15dがそれぞれ接続されている。
右前輪及び左右後輪の各位置にて、ばね下部材(ロワー
アーム)とばね部材(車体)との間にそれぞれ配設され
ている。各ショックアブソーバ10A〜10Dはピスト
ン11a〜11dにより上下室に仕切られた油圧シリン
ダ12a〜12dをそれぞれ備え、同シリンダ12a〜
12dは図示しないばね下部材(例えばロワーアーム)
にそれぞれ支持されている。ピストン11a〜11dに
はピストンロッド13a〜13dが下端にてそれぞれ接
続され、同ロッド13a〜13dは上端にてばね上部材
をそれぞれ支承している。油圧シリンダ12a〜12d
の各上下室は、開度がn+1段階(nは1以上の整数)
に切り換え可能な電磁バルブ14a〜14dを介してそ
れぞれ連通している。油圧シリンダ12a〜12dの各
下室には、ピストンロッド13a〜13dの上下動に伴
う上下室の体積変化を吸収するためのガススプリングユ
ニット15a〜15dがそれぞれ接続されている。
【0012】電気制御装置は、左右前輪及び左右後輪の
各位置におけるばね上部材とばね下部材との間にそれぞ
れ設けられて、ばね上部材のばね下部材に対する上下方
向の相対的な変位量LY1,LY2,LY3,LY4を検出する
変位量センサ21a〜21dを備えている。これらの検
出された各変位量LY1,LY2,LY3,LY4を表す検出信
号は微分器22a〜22dに供給され、同微分器22a
〜22dにて微分されてばね上部材のばね下部材に対す
る相対速度VY1,VY2,VY3,VY4を表す信号として出
力される。ただし、各相対速度VY1,VY2,VY3,VY4
は正により増加側を表しかつ負により減少側を表す。
各位置におけるばね上部材とばね下部材との間にそれぞ
れ設けられて、ばね上部材のばね下部材に対する上下方
向の相対的な変位量LY1,LY2,LY3,LY4を検出する
変位量センサ21a〜21dを備えている。これらの検
出された各変位量LY1,LY2,LY3,LY4を表す検出信
号は微分器22a〜22dに供給され、同微分器22a
〜22dにて微分されてばね上部材のばね下部材に対す
る相対速度VY1,VY2,VY3,VY4を表す信号として出
力される。ただし、各相対速度VY1,VY2,VY3,VY4
は正により増加側を表しかつ負により減少側を表す。
【0013】また、電気制御装置は、左右前輪及び左右
後輪の各位置におけるばね上部材(車体)側にそれぞれ
設けられて、ばね上部材の上下方向の絶対的な加速度a
Z1,aZ2,aZ3,aZ4を検出する加速度センサ23a〜
23dを備えている。これらの検出された各加速度
aZ1,aZ2,aZ3,aZ4を表す検出信号は積分器24a
〜24dに供給され、同積分器24a〜24dにて積分
されてばね上部材の絶対速度VZ1,VZ2,VZ3,VZ4を
表す信号として出力される。ただし、各絶対速度VZ1,
VZ2,VZ3,VZ4は正により上方への速度を表しかつ負
により下方により速度を表す。
後輪の各位置におけるばね上部材(車体)側にそれぞれ
設けられて、ばね上部材の上下方向の絶対的な加速度a
Z1,aZ2,aZ3,aZ4を検出する加速度センサ23a〜
23dを備えている。これらの検出された各加速度
aZ1,aZ2,aZ3,aZ4を表す検出信号は積分器24a
〜24dに供給され、同積分器24a〜24dにて積分
されてばね上部材の絶対速度VZ1,VZ2,VZ3,VZ4を
表す信号として出力される。ただし、各絶対速度VZ1,
VZ2,VZ3,VZ4は正により上方への速度を表しかつ負
により下方により速度を表す。
【0014】運動モード分解回路25は、各車輪位置に
おけるばね上部材(車体)の上下方向の各絶対速度
VZ1,VZ2,VZ3,VZ4を車体のロール速度VZR、ピッ
チ速度VZP、ヒーブ速度VZH(車体の上下方向の移動速
度)及びワープ速度VZW(車体の前後の捩れ速度)に分
解して出力するもので、具体的には前記各絶対速度
VZ1,VZ2,VZ3,VZ4に下記数1の座標変換演算を施
すことにより前記運動モードの分解を実現する。
おけるばね上部材(車体)の上下方向の各絶対速度
VZ1,VZ2,VZ3,VZ4を車体のロール速度VZR、ピッ
チ速度VZP、ヒーブ速度VZH(車体の上下方向の移動速
度)及びワープ速度VZW(車体の前後の捩れ速度)に分
解して出力するもので、具体的には前記各絶対速度
VZ1,VZ2,VZ3,VZ4に下記数1の座標変換演算を施
すことにより前記運動モードの分解を実現する。
【0015】
【数1】
【0016】運動モード分解回路25の各出力は乗算器
26a〜26dの各一方の入力に接続され、同乗算器2
6a〜26dの各他方の入力には、操舵角センサ27
a、車速センサ27b、ブレーキセンサ27c、アクセ
ルセンサ27d、微分器27e、変換テーブル28a〜
28d及び係数発生器29が接続されている。操舵角セ
ンサ27aは操舵軸に設けられて操舵ハンドルの基準位
置からの回転角を検出することにより、同回転角に対応
した操舵角θf を表す検出信号を出力する。車速センサ
27bは変速機の出力軸の回転を検出することにより車
速SPを検出して、同車速SPを表す検出信号を出力する。
ブレーキセンサ27cはブレーキペダルの踏み込み量BR
を検出して、同踏み込み量BRを表す検出信号を出力す
る。アクセルセンサ27dはアクセルペダルの踏み込み
量ACを検出して、同踏み込み量ACを表す検出信号を出力
する。微分器27eは、操舵角センサ27aからの操舵
角θfを表す信号を微分することにより、操舵速度dθf
/dtを表す検出信号を出力する。
26a〜26dの各一方の入力に接続され、同乗算器2
6a〜26dの各他方の入力には、操舵角センサ27
a、車速センサ27b、ブレーキセンサ27c、アクセ
ルセンサ27d、微分器27e、変換テーブル28a〜
28d及び係数発生器29が接続されている。操舵角セ
ンサ27aは操舵軸に設けられて操舵ハンドルの基準位
置からの回転角を検出することにより、同回転角に対応
した操舵角θf を表す検出信号を出力する。車速センサ
27bは変速機の出力軸の回転を検出することにより車
速SPを検出して、同車速SPを表す検出信号を出力する。
ブレーキセンサ27cはブレーキペダルの踏み込み量BR
を検出して、同踏み込み量BRを表す検出信号を出力す
る。アクセルセンサ27dはアクセルペダルの踏み込み
量ACを検出して、同踏み込み量ACを表す検出信号を出力
する。微分器27eは、操舵角センサ27aからの操舵
角θfを表す信号を微分することにより、操舵速度dθf
/dtを表す検出信号を出力する。
【0017】変換テーブル28a〜28dは、操舵速度
dθf/dt、車速SP、ブレーキペダルの踏み込み量BR及び
アクセルペダルの踏み込み量ACを表す信号をそれぞれ入
力し、各入力信号を図2(A)〜(D)に示すような特性で
変化する指数PST,PSP,PBR,PACを表す信号にそれ
ぞれ変換して出力する。係数発生器29は変換テーブル
28a〜28cからの各指数PST,PSP,PBR,PACを
表す信号を入力して、同各指数PST,PSP,PBR,PAC
を利用した下記数2の演算により、車体のロール速度V
ZR、ピッチ速度VZP、ヒーブ速度VZH及びワープ速度V
ZWにそれぞれ対応した係数CR,CP,CH,CW を計算し
て、各係数CR,CP,CH,CW を表す信号を乗算器26
a〜26dにそれぞれ出力する。
dθf/dt、車速SP、ブレーキペダルの踏み込み量BR及び
アクセルペダルの踏み込み量ACを表す信号をそれぞれ入
力し、各入力信号を図2(A)〜(D)に示すような特性で
変化する指数PST,PSP,PBR,PACを表す信号にそれ
ぞれ変換して出力する。係数発生器29は変換テーブル
28a〜28cからの各指数PST,PSP,PBR,PACを
表す信号を入力して、同各指数PST,PSP,PBR,PAC
を利用した下記数2の演算により、車体のロール速度V
ZR、ピッチ速度VZP、ヒーブ速度VZH及びワープ速度V
ZWにそれぞれ対応した係数CR,CP,CH,CW を計算し
て、各係数CR,CP,CH,CW を表す信号を乗算器26
a〜26dにそれぞれ出力する。
【0018】
【数2】CR=PST・PSP CP=PBR・PAC CH=PSP CW=PST・PSP・PBR・PAC 乗算器26a〜26dは、車体のロール速度VZR、ピッ
チ速度VZP、ヒーブ速度VZH及びワープ速度VZWに、係
数発生器29からの係数CR,CP,CH,CWを表す信号
を乗算して、補正されたロール速度CR・VZR、ピッチ速
度CP・VZP、ヒーブ速度CH・VZH及びワープ速度CW・V
ZWを表す信号を運動モード合成回路31にそれぞれ出力
する。
チ速度VZP、ヒーブ速度VZH及びワープ速度VZWに、係
数発生器29からの係数CR,CP,CH,CWを表す信号
を乗算して、補正されたロール速度CR・VZR、ピッチ速
度CP・VZP、ヒーブ速度CH・VZH及びワープ速度CW・V
ZWを表す信号を運動モード合成回路31にそれぞれ出力
する。
【0019】運動モード合成回路31は、前記補正され
たロール速度CR・VZR、ピッチ速度CP・VZP、ヒーブ速
度CH・VZH及びワープ速度CW・VZWを、各車輪位置に対
応したばね上部材(車体)の上下方向の補正絶対速度C
10・VZ10 ,C20・VZ20,C30・VZ30,C40・VZ40 に合
成して出力するものである。具体的には、各乗算器26
a〜26dからの各補正速度CR・VZR,CP・VZP,CH・
VZH,CW・VZWを表す各信号に下記数3の座標変換演算
を施すことにより前記運動モードの合成を実現する。
たロール速度CR・VZR、ピッチ速度CP・VZP、ヒーブ速
度CH・VZH及びワープ速度CW・VZWを、各車輪位置に対
応したばね上部材(車体)の上下方向の補正絶対速度C
10・VZ10 ,C20・VZ20,C30・VZ30,C40・VZ40 に合
成して出力するものである。具体的には、各乗算器26
a〜26dからの各補正速度CR・VZR,CP・VZP,CH・
VZH,CW・VZWを表す各信号に下記数3の座標変換演算
を施すことにより前記運動モードの合成を実現する。
【0020】
【数3】
【0021】このように、運動モード分解回路25及び
運動モード合成回路31を用いた理由は、ショックアブ
ソーバ10A〜10Dが各車輪位置におけるばね上部材
のばね下部材に対する運動の減衰力を制御するものであ
る反面、乗員は車体のロール、ピッチ、ヒーブ、ワープ
などの各運動を感じるものであるので、これらのロー
ル、ピッチ、ヒーブ、ワープの各運動に対して、車両の
運転状態すなわち操舵速度dθf/dt、車速SP、ブレーキ
ペダルの踏み込み量BR及びアクセルペダルの踏み込み量
ACに応じた係数CR,CP,CH,CWを考慮するようにし
た方が、車体の上下方向の運動を車両の運転状態に応じ
て制御し易いためである。
運動モード合成回路31を用いた理由は、ショックアブ
ソーバ10A〜10Dが各車輪位置におけるばね上部材
のばね下部材に対する運動の減衰力を制御するものであ
る反面、乗員は車体のロール、ピッチ、ヒーブ、ワープ
などの各運動を感じるものであるので、これらのロー
ル、ピッチ、ヒーブ、ワープの各運動に対して、車両の
運転状態すなわち操舵速度dθf/dt、車速SP、ブレーキ
ペダルの踏み込み量BR及びアクセルペダルの踏み込み量
ACに応じた係数CR,CP,CH,CWを考慮するようにし
た方が、車体の上下方向の運動を車両の運転状態に応じ
て制御し易いためである。
【0022】微分器22a〜22dからの相対速度
VY1,VY2,VY3,VY4を表す信号及び運動モード合成
回路31からのばね上部材の上下方向の補正絶対速度C
10・VZ10,C20・VZ20,C30・VZ30,C40・VZ40 を表
す信号はマイクロコンピュータ32にそれぞれ供給され
る。マイクロコンピュータ32は、図3,4に示すフロ
ーチャートに対応した「メインプログラム」を繰り返し
実行するとともに、図5に示すフローチャートに対応し
た「タイマ割り込みプログラム」を内蔵のタイマ回路の
制御の基に所定の短時間毎に実行することにより、前記
相対速度VY1,VY2,VY3,VY4及び補正絶対速度C10
・VZ10 ,C20・VZ20,C30・VZ30,C40・VZ40 を表す
信号を入力して電磁バルブ14a〜14dの開度を表す
制御信号を駆動回路33a〜33dにそれぞれ出力す
る。ただし、図3〜5のフローチャートは電磁バルブ1
4aのみの開度を制御するプログラムであり、他の電磁
バルブ14b〜14dの開度を制御するプログラムは前
記プログラムと同様に構成されている。駆動回路33a
〜33dは供給された制御信号に応じて電磁バルブ14
a〜14dを駆動制御して、同バルブ14a〜14dを
任意の開度に設定する。
VY1,VY2,VY3,VY4を表す信号及び運動モード合成
回路31からのばね上部材の上下方向の補正絶対速度C
10・VZ10,C20・VZ20,C30・VZ30,C40・VZ40 を表
す信号はマイクロコンピュータ32にそれぞれ供給され
る。マイクロコンピュータ32は、図3,4に示すフロ
ーチャートに対応した「メインプログラム」を繰り返し
実行するとともに、図5に示すフローチャートに対応し
た「タイマ割り込みプログラム」を内蔵のタイマ回路の
制御の基に所定の短時間毎に実行することにより、前記
相対速度VY1,VY2,VY3,VY4及び補正絶対速度C10
・VZ10 ,C20・VZ20,C30・VZ30,C40・VZ40 を表す
信号を入力して電磁バルブ14a〜14dの開度を表す
制御信号を駆動回路33a〜33dにそれぞれ出力す
る。ただし、図3〜5のフローチャートは電磁バルブ1
4aのみの開度を制御するプログラムであり、他の電磁
バルブ14b〜14dの開度を制御するプログラムは前
記プログラムと同様に構成されている。駆動回路33a
〜33dは供給された制御信号に応じて電磁バルブ14
a〜14dを駆動制御して、同バルブ14a〜14dを
任意の開度に設定する。
【0023】次に、前記のように構成した実施例の動作
を説明する。各車輪位置におけるばね上部材のばね下部
材に対する相対速度VY1,VY2,VY3,VY4が変位量セ
ンサ21a〜21d及び微分器22a〜22dによって
検出され、各相対速度VY1,VY2,VY3,VY4を表す信
号がマイクロコンピュータ32に供給される。一方、各
車輪位置におけるばね上部材の上下方向の絶対速度
VZ1,VZ2,VZ3,VZ4も加速度センサ23a〜23d
及び積分器24a〜24dによって検出され、これらの
検出された絶対速度VZ1,VZ2,VZ3,VZ4は、運動モ
ード分解回路25、乗算器26a〜26d及び運動モー
ド合成回路31にて、操舵角センサ27a、車速センサ
27b、ブレーキセンサ27c、アクセルセンサ27
d、微分器27e、 変換テーブル28a〜28d及び
係数発生器29から供給される操舵速度dθf/dt、車速
SP、ブレーキペダルの踏み込み量BR 及びアクセルペダ
ルの踏み込み量ACに基づく図2(A)〜(D)に示すような
特性で変化する指数PST,PSP,PBR,PAC によって
補正される。この補正された補正絶対速度C10・VZ10,
C20・VZ20,C30・VZ30,C40・VZ40 を表す信号もマ
イクロコンピュータ32に供給される。
を説明する。各車輪位置におけるばね上部材のばね下部
材に対する相対速度VY1,VY2,VY3,VY4が変位量セ
ンサ21a〜21d及び微分器22a〜22dによって
検出され、各相対速度VY1,VY2,VY3,VY4を表す信
号がマイクロコンピュータ32に供給される。一方、各
車輪位置におけるばね上部材の上下方向の絶対速度
VZ1,VZ2,VZ3,VZ4も加速度センサ23a〜23d
及び積分器24a〜24dによって検出され、これらの
検出された絶対速度VZ1,VZ2,VZ3,VZ4は、運動モ
ード分解回路25、乗算器26a〜26d及び運動モー
ド合成回路31にて、操舵角センサ27a、車速センサ
27b、ブレーキセンサ27c、アクセルセンサ27
d、微分器27e、 変換テーブル28a〜28d及び
係数発生器29から供給される操舵速度dθf/dt、車速
SP、ブレーキペダルの踏み込み量BR 及びアクセルペダ
ルの踏み込み量ACに基づく図2(A)〜(D)に示すような
特性で変化する指数PST,PSP,PBR,PAC によって
補正される。この補正された補正絶対速度C10・VZ10,
C20・VZ20,C30・VZ30,C40・VZ40 を表す信号もマ
イクロコンピュータ32に供給される。
【0024】マイクロコンピュータ32は図3のステッ
プ100にてプログラムの実行を開始し、ステップ10
2の初期設定処理後、ステップ104〜160からなる
処理を繰り返し実行する。この初期設定においては、電
磁バルブ14aをn個の各開度にそれぞれ設定するか否
かを表す制御変数OP(1)〜OP(n)及び同各開度の制御の遷
移状態をそれぞれ表す各状態変数ST(1)〜ST(n)が初期値
を表す”0”に設定されるとともに、電磁バルブ14a
の各開度に対応した時間計数値TM(1)〜TM(n)がそれぞれ
「0」に設定される。なお、前記括弧内の1〜nは、値
が大きくなるにしたがって小さくなる電磁バルブ14a
の開度に対応する。前記初期設定後、ステップ104に
て左前輪に関するばね上部材の補正絶対速度C10・VZ10
を絶対速度VZ として入力するとともに、左前輪に関す
るばね上部材のばね下部材に対する相対速度VY1を相対
速度VY として入力する。
プ100にてプログラムの実行を開始し、ステップ10
2の初期設定処理後、ステップ104〜160からなる
処理を繰り返し実行する。この初期設定においては、電
磁バルブ14aをn個の各開度にそれぞれ設定するか否
かを表す制御変数OP(1)〜OP(n)及び同各開度の制御の遷
移状態をそれぞれ表す各状態変数ST(1)〜ST(n)が初期値
を表す”0”に設定されるとともに、電磁バルブ14a
の各開度に対応した時間計数値TM(1)〜TM(n)がそれぞれ
「0」に設定される。なお、前記括弧内の1〜nは、値
が大きくなるにしたがって小さくなる電磁バルブ14a
の開度に対応する。前記初期設定後、ステップ104に
て左前輪に関するばね上部材の補正絶対速度C10・VZ10
を絶対速度VZ として入力するとともに、左前輪に関す
るばね上部材のばね下部材に対する相対速度VY1を相対
速度VY として入力する。
【0025】次に、ステップ106,144,146の
処理により変数iを「1」から「n」まで順次「1」ず
つ増加させて、ステップ108〜142からなる循環処
理をn回繰り返して実行する。この1循環処理は電磁バ
ルブ14aの各開度にそれぞれ対応している。最初、状
態変数ST(i) は”0”に設定されており、ステップ10
8〜112の処理により、前記入力した絶対速度VZ が
各しきい値A(i)に達するまで各状態変数ST(i) が”0”
に保たれ、同絶対速度VZ が各しきい値A(i)に達すると
同各しきい値A(i)に対応した各状態変数ST(i) が”1”
に変更される(図6参照)。この場合、これらのしきい
値A(1)〜A(n)は電磁バルブ14aのn段の開度にそれぞ
れ対応してマイクロコンピュータ32内に予め記憶され
ており、同バルブ14aの各開度が小さくなるにしたが
って大きな値を示すものである。
処理により変数iを「1」から「n」まで順次「1」ず
つ増加させて、ステップ108〜142からなる循環処
理をn回繰り返して実行する。この1循環処理は電磁バ
ルブ14aの各開度にそれぞれ対応している。最初、状
態変数ST(i) は”0”に設定されており、ステップ10
8〜112の処理により、前記入力した絶対速度VZ が
各しきい値A(i)に達するまで各状態変数ST(i) が”0”
に保たれ、同絶対速度VZ が各しきい値A(i)に達すると
同各しきい値A(i)に対応した各状態変数ST(i) が”1”
に変更される(図6参照)。この場合、これらのしきい
値A(1)〜A(n)は電磁バルブ14aのn段の開度にそれぞ
れ対応してマイクロコンピュータ32内に予め記憶され
ており、同バルブ14aの各開度が小さくなるにしたが
って大きな値を示すものである。
【0026】このように各状態変数ST(i) が”1”に設
定されると、ステップ114〜128の処理が実行され
るようになる。ステップ116,120の処理により、
相対速度VY の方向(符号)が変化するまで各制御変数
OP(i) は”0”に保たれ、相対速度VYの方向(符号)
が変化すると前記”1”に設定された状態変数ST(i)に
対応した各制御変数OP(i) が”1”に変更される(図6
参照)。なお、この相対速度VY の方向(符号)の変化
の判定は、前回のステップ104にて入力した相対速度
VY を記憶しておくとともに、同相対速度VY と今回の
ステップ104にて入力した相対速度VY とを比較する
ことにより行なわれる。前記のようにして各制御変数OP
(i) が”1”に設定されたとき、ステップ122,12
4の処理により、前記各制御変数OP(i)に対応した各状
態変数ST(i)が”2”に設定されるとともに、同各制御
変数OP(i)に対応した各時間計数値TM(i)が「0」に初期
設定される。
定されると、ステップ114〜128の処理が実行され
るようになる。ステップ116,120の処理により、
相対速度VY の方向(符号)が変化するまで各制御変数
OP(i) は”0”に保たれ、相対速度VYの方向(符号)
が変化すると前記”1”に設定された状態変数ST(i)に
対応した各制御変数OP(i) が”1”に変更される(図6
参照)。なお、この相対速度VY の方向(符号)の変化
の判定は、前回のステップ104にて入力した相対速度
VY を記憶しておくとともに、同相対速度VY と今回の
ステップ104にて入力した相対速度VY とを比較する
ことにより行なわれる。前記のようにして各制御変数OP
(i) が”1”に設定されたとき、ステップ122,12
4の処理により、前記各制御変数OP(i)に対応した各状
態変数ST(i)が”2”に設定されるとともに、同各制御
変数OP(i)に対応した各時間計数値TM(i)が「0」に初期
設定される。
【0027】一方、前記のように各状態変数ST(i) が”
1”に設定されても、相対速度VYの方向(符号)が変
化しないあいだは、ステップ118にて各時間計数値TM
(i)と各待ち時間B(i)とが比較され続ける。各時間計数
値TM(i) は、マイクロコンピュータ32内のタイマ回路
の制御の基に所定の短時間毎に繰り返し実行される図5
のステップ200〜212からなる「タイマ割り込みプ
ログラム」の実行により、所定の短時間毎に「1」ずつ
増加する。すなわち、各状態変数ST(i) が”1”に設定
されると、ステップ204における「YES」との判定
の基に、ステップ206の処理により各時間計数値TM
(i) は「0」から「1」ずつ増加する。また、各待ち時
間B(1)〜B(n)は電磁バルブ14aのn段の開度にそれぞ
れ対応してマイクロコンピュータ32内に予め記憶され
ており、同バルブ14aの各開度が小さくなるにしたが
って小さな値を示すものである。そして、ステップ11
8,126の処理により、各時間計数値TM(i) が各待ち
時間B(i)未満であるあいだは各状態変数ST(i) は”1”
に保たれているが、各時間計数値TM(i) が各待ち時間B
(i)以上になると各状態変数ST(i) は”0”にふたたび
戻されて、ふたたび前述したステップ108〜112の
処理が実行される。また、各状態変数ST(i) が”0”に
戻されたとき、ステップ128の処理により、同各状態
変数ST(i) に対応した各時間計数値TM(i) も「0」に初
期設定される。
1”に設定されても、相対速度VYの方向(符号)が変
化しないあいだは、ステップ118にて各時間計数値TM
(i)と各待ち時間B(i)とが比較され続ける。各時間計数
値TM(i) は、マイクロコンピュータ32内のタイマ回路
の制御の基に所定の短時間毎に繰り返し実行される図5
のステップ200〜212からなる「タイマ割り込みプ
ログラム」の実行により、所定の短時間毎に「1」ずつ
増加する。すなわち、各状態変数ST(i) が”1”に設定
されると、ステップ204における「YES」との判定
の基に、ステップ206の処理により各時間計数値TM
(i) は「0」から「1」ずつ増加する。また、各待ち時
間B(1)〜B(n)は電磁バルブ14aのn段の開度にそれぞ
れ対応してマイクロコンピュータ32内に予め記憶され
ており、同バルブ14aの各開度が小さくなるにしたが
って小さな値を示すものである。そして、ステップ11
8,126の処理により、各時間計数値TM(i) が各待ち
時間B(i)未満であるあいだは各状態変数ST(i) は”1”
に保たれているが、各時間計数値TM(i) が各待ち時間B
(i)以上になると各状態変数ST(i) は”0”にふたたび
戻されて、ふたたび前述したステップ108〜112の
処理が実行される。また、各状態変数ST(i) が”0”に
戻されたとき、ステップ128の処理により、同各状態
変数ST(i) に対応した各時間計数値TM(i) も「0」に初
期設定される。
【0028】前記のように各制御変数OP(i) が”1”に
それぞれ設定されると、図4のステップ148〜158
の処理により、”1”に設定されている各制御変数OP
(i) のうちの電磁バルブ14aの最小開度に対応するも
のが抽出されるとともに、同抽出した制御変数OP(i)に
対応した開度が目標開度VALとして決定される。そし
て、ステップ160の処理により、目標開度VAL を表す
制御信号が駆動回路33aに出力される。駆動回路33
aは前記制御信号に応じて電磁バルブ14aを制御し、
同バルブ14aを目標開度VAL に設定する。したがっ
て、電磁バルブ14aは、”1”に設定されている各制
御変数OP(i) に対応した開度のうちの最小開度に設定制
御され、ショックアブソーバ10Aの減衰力はハード側
に設定される。
それぞれ設定されると、図4のステップ148〜158
の処理により、”1”に設定されている各制御変数OP
(i) のうちの電磁バルブ14aの最小開度に対応するも
のが抽出されるとともに、同抽出した制御変数OP(i)に
対応した開度が目標開度VALとして決定される。そし
て、ステップ160の処理により、目標開度VAL を表す
制御信号が駆動回路33aに出力される。駆動回路33
aは前記制御信号に応じて電磁バルブ14aを制御し、
同バルブ14aを目標開度VAL に設定する。したがっ
て、電磁バルブ14aは、”1”に設定されている各制
御変数OP(i) に対応した開度のうちの最小開度に設定制
御され、ショックアブソーバ10Aの減衰力はハード側
に設定される。
【0029】前記のように各状態変数ST(i) が”2”に
設定されると、図4のステップ132にて、同各状態変
数ST(i)に対応した各時間計数値TM(i)と各保持時間C(i)
とが比較され続ける。各時間計数値TM(i) も、図5の
「タイマ割り込みプログラム」の実行によって所定の短
時間毎に「1」ずつ増加されて、各状態変数ST(i) が”
2”に設定された以降の経過時間を表す。また、各保持
時間C(1)〜C(n)も電磁バルブ14aのn段の開度にそれ
ぞれ対応してマイクロコンピュータ32内に予め記憶さ
れており、同バルブ14aの各開度が小さくなるにした
がって小さな値を示すものである。そして、ステップ1
32,134の処理により、各時間計数値TM(i) が各保
持時間C(i)未満であるあいだは各状態変数ST(i) は”
2”に保たれているが、各時間計数値TM(i) が各保持時
間C(i)以上になると各状態変数ST(i)は”3”に変更さ
れる。
設定されると、図4のステップ132にて、同各状態変
数ST(i)に対応した各時間計数値TM(i)と各保持時間C(i)
とが比較され続ける。各時間計数値TM(i) も、図5の
「タイマ割り込みプログラム」の実行によって所定の短
時間毎に「1」ずつ増加されて、各状態変数ST(i) が”
2”に設定された以降の経過時間を表す。また、各保持
時間C(1)〜C(n)も電磁バルブ14aのn段の開度にそれ
ぞれ対応してマイクロコンピュータ32内に予め記憶さ
れており、同バルブ14aの各開度が小さくなるにした
がって小さな値を示すものである。そして、ステップ1
32,134の処理により、各時間計数値TM(i) が各保
持時間C(i)未満であるあいだは各状態変数ST(i) は”
2”に保たれているが、各時間計数値TM(i) が各保持時
間C(i)以上になると各状態変数ST(i)は”3”に変更さ
れる。
【0030】各状態変数ST(i) が”3”に設定される
と、ステップ136〜142の処理が実行されるように
なる。ステップ136,138の処理により、相対速度
VY の方向(符号)が変化するまで前記設定された制御
変数OP(i) は”1”に保たれ、相対速度VY の方向(符
号)が変化すると”3”に変更された各状態変数ST(i)
に対応した各制御変数OP(i) が”0”に変更される(図
6参照)。前記のようにして各制御変数OP(i) が”0”
に設定されたとき、ステップ140,142の処理によ
り、前記各制御変数OP(i)に対応した各状態変数ST(i)
が”0”に初期設定されるとともに、同各制御変数OP
(i)に対応した各時間計数値TM(i)が「0」に初期設定さ
れる。
と、ステップ136〜142の処理が実行されるように
なる。ステップ136,138の処理により、相対速度
VY の方向(符号)が変化するまで前記設定された制御
変数OP(i) は”1”に保たれ、相対速度VY の方向(符
号)が変化すると”3”に変更された各状態変数ST(i)
に対応した各制御変数OP(i) が”0”に変更される(図
6参照)。前記のようにして各制御変数OP(i) が”0”
に設定されたとき、ステップ140,142の処理によ
り、前記各制御変数OP(i)に対応した各状態変数ST(i)
が”0”に初期設定されるとともに、同各制御変数OP
(i)に対応した各時間計数値TM(i)が「0」に初期設定さ
れる。
【0031】そして、前記した図4のステップ148〜
160の処理により、電磁バルブ14aは、”1”に設
定されている制御変数OP(i) に対応した開度のうちの最
小開度に設定制御される。各保持時間C(1)〜C(n)は電磁
バルブ14aの各開度が小さくなるにしたがって小さな
値を示すので、前記ステップ136,138の処理によ
り、制御変数OP(i) は小さな開度に対応したものほど早
く”0”に戻されて(図6参照)、電磁バルブ14aの
開度は相対速度VY の方向(符号)が変化する毎に徐々
に大きくなる。したがって、前記のように一旦ハード側
に設定されたショックアブソーバ10Aの減衰特性は、
相対速度VY の方向(符号)が変化する毎に徐々にソフ
ト側に変更される。その結果、相対速度VY がほぼ零で
あってショックアブソーバ10Aが減衰作用を充分に発
揮していないときにのみ、ショックアブソーバ10Aの
ハードからソフトへの減衰力の切り換えが許容されるの
で、同アブソーバ10Aの減衰特性の切換えに伴う乗員
のショックを最小限に抑えることができる。ショックア
ブソーバ10B〜10Dに関する制御ついては省略する
が、同アブソーバ10B〜10Dについても前記同様な
プログラム処理を用いてそれぞれ独立に制御される。
160の処理により、電磁バルブ14aは、”1”に設
定されている制御変数OP(i) に対応した開度のうちの最
小開度に設定制御される。各保持時間C(1)〜C(n)は電磁
バルブ14aの各開度が小さくなるにしたがって小さな
値を示すので、前記ステップ136,138の処理によ
り、制御変数OP(i) は小さな開度に対応したものほど早
く”0”に戻されて(図6参照)、電磁バルブ14aの
開度は相対速度VY の方向(符号)が変化する毎に徐々
に大きくなる。したがって、前記のように一旦ハード側
に設定されたショックアブソーバ10Aの減衰特性は、
相対速度VY の方向(符号)が変化する毎に徐々にソフ
ト側に変更される。その結果、相対速度VY がほぼ零で
あってショックアブソーバ10Aが減衰作用を充分に発
揮していないときにのみ、ショックアブソーバ10Aの
ハードからソフトへの減衰力の切り換えが許容されるの
で、同アブソーバ10Aの減衰特性の切換えに伴う乗員
のショックを最小限に抑えることができる。ショックア
ブソーバ10B〜10Dに関する制御ついては省略する
が、同アブソーバ10B〜10Dについても前記同様な
プログラム処理を用いてそれぞれ独立に制御される。
【0032】なお、上記第1実施例においては、絶対速
度VZ が各しきい値A(i)に達しても、相対速度VY の方
向(符号)が変化するまで待った後に電磁バルブ14a
を小さな開度に設定してショックアブソーバ10Aの減
衰特性をハード側に切換えるようにしたが、絶対速度V
Z が各しきい値A(i)に達した時点で同各しいき値A(i)に
対応した開度に電磁バルブ14aを切換え制御するよう
にして、ショックアブソーバ10Aのソフト側からハー
ド側への応答特性を速くするようにしてもよい。この場
合、図3のステップ114〜128の処理を削除して、
ステップ112にて各状態変数ST(i) を”2”に設定す
るようにすればよい。
度VZ が各しきい値A(i)に達しても、相対速度VY の方
向(符号)が変化するまで待った後に電磁バルブ14a
を小さな開度に設定してショックアブソーバ10Aの減
衰特性をハード側に切換えるようにしたが、絶対速度V
Z が各しきい値A(i)に達した時点で同各しいき値A(i)に
対応した開度に電磁バルブ14aを切換え制御するよう
にして、ショックアブソーバ10Aのソフト側からハー
ド側への応答特性を速くするようにしてもよい。この場
合、図3のステップ114〜128の処理を削除して、
ステップ112にて各状態変数ST(i) を”2”に設定す
るようにすればよい。
【0033】また、上記実施例においては、ばね上部材
の絶対速度を操舵速度、車速、ブレーキペダル及びアク
セルペダルの踏み込み量に応じて補正し、同補正した絶
対速度に基づいて電磁バルブ14a〜14dの開度を制
御するようにしたが、構成の簡単化のために、加速度セ
ンサ23a〜23d及び積分器24a〜24dにより検
出されたばね上部材の絶対速度を直接電磁バルブ14a
〜14dの開度制御に利用してもよい。
の絶対速度を操舵速度、車速、ブレーキペダル及びアク
セルペダルの踏み込み量に応じて補正し、同補正した絶
対速度に基づいて電磁バルブ14a〜14dの開度を制
御するようにしたが、構成の簡単化のために、加速度セ
ンサ23a〜23d及び積分器24a〜24dにより検
出されたばね上部材の絶対速度を直接電磁バルブ14a
〜14dの開度制御に利用してもよい。
【0034】さらに、上記第1実施例においては、微分
器22a〜22d,27e、積分器24a〜24d、運
動モード分解回路25、乗算器26a〜26d、係数発
生器29、運動モード合成回路31をハード回路で構成
するようにしたが、これらの各回路のいずれか又は全て
をマイクロコンピュータによるプログラム処理で置換す
ることも可能である。また、上記第1実施例のマイクロ
コンピュータ32によるプログラム処理の部分をハード
回路で置換するようにしてもよい。
器22a〜22d,27e、積分器24a〜24d、運
動モード分解回路25、乗算器26a〜26d、係数発
生器29、運動モード合成回路31をハード回路で構成
するようにしたが、これらの各回路のいずれか又は全て
をマイクロコンピュータによるプログラム処理で置換す
ることも可能である。また、上記第1実施例のマイクロ
コンピュータ32によるプログラム処理の部分をハード
回路で置換するようにしてもよい。
【0035】b.第2実施例 次に、本発明の第2実施例を図面を用いて説明すると、
図7は同実施例に係るショックアブソーバ10A〜10
Dを概念的に示すとともに、同アブソーバ10A〜10
Dを制御するための電気制御装置をブロック図により示
している。ショックアブソーバ10A〜10Dは上記第
1実施例と同様に構成されており、電気制御装置も上記
第1実施例と同様な変位量センサ21a〜21d、操舵
角センサ27a、車速センサ27b及び駆動回路33a
〜33dを備えている。そして、駆動回路33a〜33
dは、各センサ21a〜21d,27a,27bからの
各検出信号を入力するマイクロコンピュータ40により
制御されるようになっている。
図7は同実施例に係るショックアブソーバ10A〜10
Dを概念的に示すとともに、同アブソーバ10A〜10
Dを制御するための電気制御装置をブロック図により示
している。ショックアブソーバ10A〜10Dは上記第
1実施例と同様に構成されており、電気制御装置も上記
第1実施例と同様な変位量センサ21a〜21d、操舵
角センサ27a、車速センサ27b及び駆動回路33a
〜33dを備えている。そして、駆動回路33a〜33
dは、各センサ21a〜21d,27a,27bからの
各検出信号を入力するマイクロコンピュータ40により
制御されるようになっている。
【0036】マイクロコンピュータ40は、図8,9に
示すフローチャートに対応した「メインプログラム」を
繰り返し実行するとともに、図10に示すフローチャー
トに対応した「タイマ割り込みプログラム」を内蔵のタ
イマ回路の制御の基に所定の短時間毎に実行する。ま
た、同マイクロコンピュータ40内には第1及び第2テ
ーブルが用意されており、第1テーブルは車速Vに応じ
て変化し操舵速度のしきい値AT(V)を表すデータを記憶
している(図11(A)参照)。第2テーブルは、電磁バ
ルブ14aの各開度毎に、車速Vに応じて変化し保持時
間BT(1)〜BT(n)を表すデータをそれぞれ記憶している
(図11(B)参照)。これらの保持時間BT(1)〜BT(n) は
電磁バルブ14aの開度が小さくなるにしたがって小さ
な値を示すものである。ただし、この第2実施例におい
ても、図8〜10のフローチャートは電磁バルブ14a
のみの開度を制御するプログラムであり、他の電磁バル
ブ14b〜14dの開度を制御するプログラムは前記プ
ログラムと同様に構成されている。
示すフローチャートに対応した「メインプログラム」を
繰り返し実行するとともに、図10に示すフローチャー
トに対応した「タイマ割り込みプログラム」を内蔵のタ
イマ回路の制御の基に所定の短時間毎に実行する。ま
た、同マイクロコンピュータ40内には第1及び第2テ
ーブルが用意されており、第1テーブルは車速Vに応じ
て変化し操舵速度のしきい値AT(V)を表すデータを記憶
している(図11(A)参照)。第2テーブルは、電磁バ
ルブ14aの各開度毎に、車速Vに応じて変化し保持時
間BT(1)〜BT(n)を表すデータをそれぞれ記憶している
(図11(B)参照)。これらの保持時間BT(1)〜BT(n) は
電磁バルブ14aの開度が小さくなるにしたがって小さ
な値を示すものである。ただし、この第2実施例におい
ても、図8〜10のフローチャートは電磁バルブ14a
のみの開度を制御するプログラムであり、他の電磁バル
ブ14b〜14dの開度を制御するプログラムは前記プ
ログラムと同様に構成されている。
【0037】次に、上記第2実施例の動作を説明する。
この第2実施例においては、所定の短時間毎に実行され
る図10の「タイマ割り込みプログラム」のステップ4
02にて、操舵角センサ27a及び車速センサ27bか
らの各操舵角θf 及び車速Vを入力するとともに、変位
量センサ21aからの変位量LY1を変位量LY として入
力する。そして、ステップ404にて操舵角θfを微分
してその絶対値|dθf/dt|を操舵速度Xとして設定
し、ステップ406にて変位量LYを微分した値dLY/dt
を相対速度Yとして設定する。また、この「タイマ割り
込みプログラム」においては、上記第1実施例と同様
に、ステップ408〜416の処理により、電磁バルブ
14aのn段の開度に対応した各時間計数値TM(1)〜TM
(n)を所定の短時間毎にそれぞれ「1」ずつ増加させ
る。
この第2実施例においては、所定の短時間毎に実行され
る図10の「タイマ割り込みプログラム」のステップ4
02にて、操舵角センサ27a及び車速センサ27bか
らの各操舵角θf 及び車速Vを入力するとともに、変位
量センサ21aからの変位量LY1を変位量LY として入
力する。そして、ステップ404にて操舵角θfを微分
してその絶対値|dθf/dt|を操舵速度Xとして設定
し、ステップ406にて変位量LYを微分した値dLY/dt
を相対速度Yとして設定する。また、この「タイマ割り
込みプログラム」においては、上記第1実施例と同様
に、ステップ408〜416の処理により、電磁バルブ
14aのn段の開度に対応した各時間計数値TM(1)〜TM
(n)を所定の短時間毎にそれぞれ「1」ずつ増加させ
る。
【0038】一方、「メインプログラム」においては、
ステップ302の初期設定にて、上記第1実施例の場合
と同様に、各制御変数OP(1)〜OP(n)及び各状態変数ST
(1)〜ST(n)を初期値”0”に設定するとともに、各時間
計数値TM(1)〜TM(n)をそれぞれ「0」に設定する。前記
初期設定後、1循環処理が電磁バルブ14aの各開度に
それぞれ対応するステップ304〜334からなる循環
処理を、変数iを「1」から「n」まで順次「1」ずつ
増加させながらn回繰り返して実行する。この場合も、
最初各状態変数ST(i) は”0”に設定されており、ステ
ップ306,308の処理により、操舵速度Xが車速V
に応じて決まるしきい値AT(V) (図11(A)の第1テー
ブル参照)に達するまで各状態変数ST(i) は”0”に保
たれる。一方、操舵速度Xがしきい値AT(V) 以上になる
と、ステップ308,310の処理により、電磁バルブ
14aの各開度に対応した複数の制御変数OP(1)〜OP(n)
が同時に”1”に変更される(図12参照)。このよう
にして各制御変数OP(1)〜OP(n)が”1”に設定されたと
き、車速Vに応じて決まる電磁バルブ14aの各開度毎
の各保持時間BT(i,V)が図11(B)の第2テーブルから
読み出されて、各比較値B(i) として一時的に記憶保持
される。また、これとほぼ同時に、ステップ314,3
16の処理により、各時間計数値TM(i)が「0」に初期
設定されるとともに、各状態変数ST(i)が”1”に変更
される。
ステップ302の初期設定にて、上記第1実施例の場合
と同様に、各制御変数OP(1)〜OP(n)及び各状態変数ST
(1)〜ST(n)を初期値”0”に設定するとともに、各時間
計数値TM(1)〜TM(n)をそれぞれ「0」に設定する。前記
初期設定後、1循環処理が電磁バルブ14aの各開度に
それぞれ対応するステップ304〜334からなる循環
処理を、変数iを「1」から「n」まで順次「1」ずつ
増加させながらn回繰り返して実行する。この場合も、
最初各状態変数ST(i) は”0”に設定されており、ステ
ップ306,308の処理により、操舵速度Xが車速V
に応じて決まるしきい値AT(V) (図11(A)の第1テー
ブル参照)に達するまで各状態変数ST(i) は”0”に保
たれる。一方、操舵速度Xがしきい値AT(V) 以上になる
と、ステップ308,310の処理により、電磁バルブ
14aの各開度に対応した複数の制御変数OP(1)〜OP(n)
が同時に”1”に変更される(図12参照)。このよう
にして各制御変数OP(1)〜OP(n)が”1”に設定されたと
き、車速Vに応じて決まる電磁バルブ14aの各開度毎
の各保持時間BT(i,V)が図11(B)の第2テーブルから
読み出されて、各比較値B(i) として一時的に記憶保持
される。また、これとほぼ同時に、ステップ314,3
16の処理により、各時間計数値TM(i)が「0」に初期
設定されるとともに、各状態変数ST(i)が”1”に変更
される。
【0039】前記のように各制御変数OP(i) が”1”に
それぞれ設定されると、図9のステップ336〜346
の処理により、”1”に設定されている制御変数OP(i)
のうちの電磁バルブ14aの最小開度に対応するものが
抽出されるとともに、同抽出した制御変数OP(i)に対応
した開度が目標開度VALとして決定される。そして、ス
テップ348の処理により、目標開度VAL を表す制御信
号が駆動回路33aに出力される。駆動回路33aは前
記制御信号に応じて電磁バルブ14aを制御し、同バル
ブ14aを目標開度VAL に設定する。したがって、電磁
バルブ14aは、”1”に設定されている制御変数OP
(i) に対応した開度のうちの最小開度に設定制御され、
ショックアブソーバ10Aの減衰力はハード側に設定さ
れる。
それぞれ設定されると、図9のステップ336〜346
の処理により、”1”に設定されている制御変数OP(i)
のうちの電磁バルブ14aの最小開度に対応するものが
抽出されるとともに、同抽出した制御変数OP(i)に対応
した開度が目標開度VALとして決定される。そして、ス
テップ348の処理により、目標開度VAL を表す制御信
号が駆動回路33aに出力される。駆動回路33aは前
記制御信号に応じて電磁バルブ14aを制御し、同バル
ブ14aを目標開度VAL に設定する。したがって、電磁
バルブ14aは、”1”に設定されている制御変数OP
(i) に対応した開度のうちの最小開度に設定制御され、
ショックアブソーバ10Aの減衰力はハード側に設定さ
れる。
【0040】前記のように各状態変数ST(i) が”1”に
設定されると、図8のステップ320にて、各時間計数
値TM(i)と各比較値B(i)とが比較され続ける。各時間計
数値TM(i)も前述のように図10の「タイマ割り込みプ
ログラム」の実行によって所定の短時間毎に「1」ずつ
増加されて、状態変数ST(i) が”1”に設定された以降
の経過時間を表す。そして、ステップ318〜322の
処理により、各時間計数値TM(i) が各比較値B(i)未満で
あるあいだは各状態変数ST(i) は”1”に保たれている
が、各時間計数値TM(i) が各比較値B(i)以上になると各
状態変数ST(i) は”2”に変更される。なお、各時間計
数値TM(i) が各比較値B(i)に達する前に、操舵速度Xが
しきい値AT(V) にふたたび達すると、ステップ324,
312〜316の処理により、比較値B(i)が新たな保持
時間BT(i,V)に設定し直されるとともに、各時間計数値T
M(i)も「0」に初期設定され、また各状態変数ST(i)
も”1”に設定し直される。
設定されると、図8のステップ320にて、各時間計数
値TM(i)と各比較値B(i)とが比較され続ける。各時間計
数値TM(i)も前述のように図10の「タイマ割り込みプ
ログラム」の実行によって所定の短時間毎に「1」ずつ
増加されて、状態変数ST(i) が”1”に設定された以降
の経過時間を表す。そして、ステップ318〜322の
処理により、各時間計数値TM(i) が各比較値B(i)未満で
あるあいだは各状態変数ST(i) は”1”に保たれている
が、各時間計数値TM(i) が各比較値B(i)以上になると各
状態変数ST(i) は”2”に変更される。なお、各時間計
数値TM(i) が各比較値B(i)に達する前に、操舵速度Xが
しきい値AT(V) にふたたび達すると、ステップ324,
312〜316の処理により、比較値B(i)が新たな保持
時間BT(i,V)に設定し直されるとともに、各時間計数値T
M(i)も「0」に初期設定され、また各状態変数ST(i)
も”1”に設定し直される。
【0041】各状態変数ST(i) が”2”に設定される
と、ステップ324〜330の処理が実行されるように
なる。ステップ326,328の処理により、相対速度
VY の方向(符号)が変化するまで制御変数OP(i) は以
前の状態に保たれ、相対速度VY の方向(符号)が変化
すると前記”1”に設定された制御変数OP(i) も”0”
に変更される(図6参照)。前記のようにして制御変数
OP(i) が”0”に変更されたとき、ステップ330の処
理により、同制御変数OP(i)に対応した状態変数ST(i)
が”0”に初期設定される。なお、相対速度VY の方向
(符号)が変化するまでに操舵速度Xがしきい値AT(V)
にふたたび達した場合には、ステップ324,312〜
316の処理により、前記と同様各比較値B(i)が新たな
保持時間BT(i,V) に設定し直されるとともに、各時間計
数値TM(i)も「0」に初期設定され、また各状態変数ST
(i)も”1”に設定し直される。
と、ステップ324〜330の処理が実行されるように
なる。ステップ326,328の処理により、相対速度
VY の方向(符号)が変化するまで制御変数OP(i) は以
前の状態に保たれ、相対速度VY の方向(符号)が変化
すると前記”1”に設定された制御変数OP(i) も”0”
に変更される(図6参照)。前記のようにして制御変数
OP(i) が”0”に変更されたとき、ステップ330の処
理により、同制御変数OP(i)に対応した状態変数ST(i)
が”0”に初期設定される。なお、相対速度VY の方向
(符号)が変化するまでに操舵速度Xがしきい値AT(V)
にふたたび達した場合には、ステップ324,312〜
316の処理により、前記と同様各比較値B(i)が新たな
保持時間BT(i,V) に設定し直されるとともに、各時間計
数値TM(i)も「0」に初期設定され、また各状態変数ST
(i)も”1”に設定し直される。
【0042】そして、前記した図9のステップ336〜
348の処理により、電磁バルブ14aは、”1”に設
定されている制御変数OP(i) に対応した開度のうちの最
小開度に設定制御される。各比較値B(1)〜B(n)は電磁バ
ルブ14aの各開度が小さくなるにしたがって小さな値
を示すので、前記ステップ320,322,326,3
28の処理により、制御変数OP(i) は小さな開度に対応
したものほど早く”0”に戻されて(図12参照)、電
磁バルブ14aの開度は相対速度VY の方向(符号)が
変化する毎に徐々に大きくなる。したがって、前記のよ
うに一旦ハード側に設定されたショックアブソーバ10
Aの減衰特性は、相対速度VY の方向(符号)が変化す
る毎に徐々にソフト側に変更される。その結果、上記第
1実施例と同様に、相対速度VY がほぼ零であってショ
ックアブソーバ10Aが減衰作用を充分に発揮していな
いときにのみ、ショックアブソーバ10Aのハードから
ソフトへの減衰力の切り換えが許容されるので、同アブ
ソーバ10Aの減衰特性の切換えに伴う乗員のショック
を最小限に抑えることができる。ショックアブソーバ1
0B〜10Dに関する制御ついては省略するが、同アブ
ソーバ10B〜10Dについても前記と同様なプログラ
ム処理を用いてそれぞれ独立に制御される。
348の処理により、電磁バルブ14aは、”1”に設
定されている制御変数OP(i) に対応した開度のうちの最
小開度に設定制御される。各比較値B(1)〜B(n)は電磁バ
ルブ14aの各開度が小さくなるにしたがって小さな値
を示すので、前記ステップ320,322,326,3
28の処理により、制御変数OP(i) は小さな開度に対応
したものほど早く”0”に戻されて(図12参照)、電
磁バルブ14aの開度は相対速度VY の方向(符号)が
変化する毎に徐々に大きくなる。したがって、前記のよ
うに一旦ハード側に設定されたショックアブソーバ10
Aの減衰特性は、相対速度VY の方向(符号)が変化す
る毎に徐々にソフト側に変更される。その結果、上記第
1実施例と同様に、相対速度VY がほぼ零であってショ
ックアブソーバ10Aが減衰作用を充分に発揮していな
いときにのみ、ショックアブソーバ10Aのハードから
ソフトへの減衰力の切り換えが許容されるので、同アブ
ソーバ10Aの減衰特性の切換えに伴う乗員のショック
を最小限に抑えることができる。ショックアブソーバ1
0B〜10Dに関する制御ついては省略するが、同アブ
ソーバ10B〜10Dについても前記と同様なプログラ
ム処理を用いてそれぞれ独立に制御される。
【0043】なお、上記第2実施例においては、操舵速
度Xがしきい値AT(V) に達した時点で即座に電磁バルブ
14aを小さな開度に設定してショックアブソーバ10
Aの減衰特性をハード側に切換えるようにしたが、操舵
速度Xがしきい値AT(V) に達してから相対速度VY の方
向(符号)が変化するまで待った後に電磁バルブ14a
を小さな開度に切換え制御するようにして、ショックア
ブソーバ10Aのソフト側からハード側への切換え時に
も乗員のショックを和らげるようにしてもよい。この場
合、上記実施例の図3のステップ114〜128と同種
の処理を、図8のステップ310,312の処理の間に
挿入するようにすればよい。また、上記第2実施例にお
いても、マイクロコンピュー40によるプログラム処理
の一部をハード回路で置換するようにしてもよい。
度Xがしきい値AT(V) に達した時点で即座に電磁バルブ
14aを小さな開度に設定してショックアブソーバ10
Aの減衰特性をハード側に切換えるようにしたが、操舵
速度Xがしきい値AT(V) に達してから相対速度VY の方
向(符号)が変化するまで待った後に電磁バルブ14a
を小さな開度に切換え制御するようにして、ショックア
ブソーバ10Aのソフト側からハード側への切換え時に
も乗員のショックを和らげるようにしてもよい。この場
合、上記実施例の図3のステップ114〜128と同種
の処理を、図8のステップ310,312の処理の間に
挿入するようにすればよい。また、上記第2実施例にお
いても、マイクロコンピュー40によるプログラム処理
の一部をハード回路で置換するようにしてもよい。
【図1】 本発明の第1実施例を示すショックアブソー
バ及び同ショックアブソーバのための電気制御装置の概
略ブロック図である。
バ及び同ショックアブソーバのための電気制御装置の概
略ブロック図である。
【図2】 (A)〜(D)は、それぞれ図1の各変換テーブ
ルの変換特性を示すグラフである。
ルの変換特性を示すグラフである。
【図3】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
「メインプログラム」の前半部分に対応したフローチャ
ートである。
「メインプログラム」の前半部分に対応したフローチャ
ートである。
【図4】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
「メインプログラム」の後半部分に対応したフローチャ
ートである。
「メインプログラム」の後半部分に対応したフローチャ
ートである。
【図5】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
「タイマ割り込みプログラム」に対応したフローチャー
トである。
「タイマ割り込みプログラム」に対応したフローチャー
トである。
【図6】 ばね上部材のばね下部材に対する相対速度、
ばね上部材の絶対速度及び電磁バルブの開度の制御状態
の各変化をそれぞれ示すタイムチャートである。
ばね上部材の絶対速度及び電磁バルブの開度の制御状態
の各変化をそれぞれ示すタイムチャートである。
【図7】 本発明の第2実施例を示すショックアブソー
バ及び同ショックアブソーバのための電気制御装置の概
略ブロック図である。
バ及び同ショックアブソーバのための電気制御装置の概
略ブロック図である。
【図8】 図7のマイクロコンピュータにて実行される
「メインプログラム」の前半部分に対応したフローチャ
ートである。
「メインプログラム」の前半部分に対応したフローチャ
ートである。
【図9】 図7のマイクロコンピュータにて実行される
「メインプログラム」の後半部分に対応したフローチャ
ートである。
「メインプログラム」の後半部分に対応したフローチャ
ートである。
【図10】図7のマイクロコンピュータにて実行される
「タイマ割り込みプログラム」に対応したフローチャー
トである。
「タイマ割り込みプログラム」に対応したフローチャー
トである。
【図11】(A)は車速に対する操舵速度のしきい値の変
化特性を示すグラフであり、(B)は車速に対する保持時
間の変化特性を示すグラフである。
化特性を示すグラフであり、(B)は車速に対する保持時
間の変化特性を示すグラフである。
【図12】 ばね上部材のばね下部材に対する相対速
度、操舵速度及び電磁バルブの開度の制御状態の各変化
をそれぞれ示すタイムチャートである。
度、操舵速度及び電磁バルブの開度の制御状態の各変化
をそれぞれ示すタイムチャートである。
10A〜10D…ショックアブソーバ、12a〜12d
…油圧シリンダ、14a〜14d…電磁バルブ、21a
〜21d…変位量センサ、22a〜22d…微分器、2
3a〜23d…加速度センサ、24a〜24d…積分
器、25…運動モード分解回路、31…運動モード合成
回路、32,40…マイクロコンピュータ、33a〜3
3d…駆動回路。
…油圧シリンダ、14a〜14d…電磁バルブ、21a
〜21d…変位量センサ、22a〜22d…微分器、2
3a〜23d…加速度センサ、24a〜24d…積分
器、25…運動モード分解回路、31…運動モード合成
回路、32,40…マイクロコンピュータ、33a〜3
3d…駆動回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のサスペンション装置内にてばね下
部材とばね上部材との間に介装されてなり、複数段の開
度に切り換え制御されてばね下部材に対するばね上部材
の運動の減衰特性を変更する電磁バルブを備えたショッ
クアブソーバのための電気制御装置において、 前記ばね上部材の上下方向の絶対速度を検出する絶対速
度検出手段と、 前記ばね上部材の前記ばね下部材に対する上下方向の相
対速度を検出する相対速度検出手段と、 前記電磁バルブの複数段の各開度に対応しかつ小さな開
度になるにしたがって大きな値を示す複数の所定値に前
記検出された絶対速度がそれぞれ達したとき同所定値に
対応する制御変数をそれぞれ記憶保持する記憶保持手段
と、 前記電磁バルブの複数段の開度にそれぞれ対応しかつ大
きな開度になるにしたがって長くなるように設定した各
所定時間よりそれぞれ長く前記記憶保持手段により記憶
保持されている同各所定時間に対応した制御変数を前記
検出された相対速度の方向変化に同期して解除する解除
手段と、 前記記憶保持手段によって記憶保持されている制御変数
のうちの前記電磁バルブの最小開度に対応した制御変数
を抽出する抽出手段と、 前記抽出された制御変数に対応した開度に前記電磁バル
ブを制御する開度制御手段とを設けたことを特徴とする
ショックアブソーバのための電気制御装置。 - 【請求項2】 車両のサスペンション装置内にてばね下
部材とばね上部材との間に介装されてなり、複数段の開
度に切り換え制御されてばね下部材に対するばね上部材
の運動の減衰特性を変更する電磁バルブを備えたショッ
クアブソーバのための電気制御装置において、 操舵ハンドルの操舵速度を検出する操舵速度検出手段
と、 前記ばね上部材の前記ばね下部材に対する上下方向の相
対速度を検出する相対速度検出手段と、 前記検出された操舵速度が所定値以上になったとき前記
電磁バルブの複数段の開度にそれぞれ対応した複数の制
御変数を同時に記憶保持する記憶保持手段と、 前記電磁バルブの複数段の開度にそれぞれ対応しかつ大
きな開度になるにしたがって長くなるように設定した各
所定時間よりそれぞれ長く前記記憶保持手段により記憶
保持されている同各所定時間に対応した制御変数を前記
検出された相対速度の方向変化に同期して解除する解除
手段と、 前記記憶保持手段によって記憶保持されている制御変数
のうちの前記電磁バルブの最小開度に対応した制御変数
を抽出する抽出手段と、 前記抽出された制御変数に対応した開度に前記電磁バル
ブを制御する開度制御手段とを設けたことを特徴とする
ショックアブソーバのための電気制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26737193A JPH07117432A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | ショックアブソーバのための電気制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26737193A JPH07117432A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | ショックアブソーバのための電気制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07117432A true JPH07117432A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17443912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26737193A Pending JPH07117432A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | ショックアブソーバのための電気制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07117432A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884595A1 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-16 | Trw Inc. | Apparatus and method for providing an inertial velocity signal in an active suspension control system |
| JP2014196029A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | サスペンション制御装置 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP26737193A patent/JPH07117432A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884595A1 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-16 | Trw Inc. | Apparatus and method for providing an inertial velocity signal in an active suspension control system |
| US6026339A (en) * | 1997-06-12 | 2000-02-15 | Trw Inc. | Apparatus and method for providing an inertial velocity signal in an active suspension control system |
| JP2014196029A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | サスペンション制御装置 |
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