JPH07117742A - ゴムクローラ廃棄処理方法およびその装置 - Google Patents
ゴムクローラ廃棄処理方法およびその装置Info
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- JPH07117742A JPH07117742A JP26241693A JP26241693A JPH07117742A JP H07117742 A JPH07117742 A JP H07117742A JP 26241693 A JP26241693 A JP 26241693A JP 26241693 A JP26241693 A JP 26241693A JP H07117742 A JPH07117742 A JP H07117742A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B17/00—Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
- B29B17/02—Separating plastics from other materials
- B29B17/0206—Selectively separating reinforcements from matrix material by destroying the interface bound before disintegrating the matrix to particles or powder, e.g. from tires or belts
- B29B17/021—Selectively separating reinforcements from matrix material by destroying the interface bound before disintegrating the matrix to particles or powder, e.g. from tires or belts using local heating of the reinforcement
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2021/00—Use of unspecified rubbers as moulding material
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2705/00—Use of metals, their alloys or their compounds, for preformed parts, e.g. for inserts
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゴムクローラの解体に当り資源再利用の観点
からゴムクローラを構成するゴム部と金属部との完全分
離を容易に実現できるゴムクローラの廃棄処理方法およ
びその装置を提供する。 【構成】 無端状のゴムクローラ1を前処理裁断プレス
14により裁断して平に伸展する。切断装置部24によりゴ
ムクローラ1の中央分離予定部に長手方向の切れ目を入
れる。ゴムクローラ1の周辺に配置した誘導加熱コイル
23a に交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも
金属部の表面を加熱する。この金属部と接合するゴム部
を昇温させることによりゴム部の接合力を劣化させる。
分離装置部25によりゴムクローラ1の長手方向と直角に
ゴム部の両側部間に張力を与えてゴム部を中央から引裂
き、金属部を自重で下方へ分離する。ゴム部は裁断装置
部34の横方向裁断プレス35と縦方向裁断プレス36とによ
りブロック状に裁断する。
からゴムクローラを構成するゴム部と金属部との完全分
離を容易に実現できるゴムクローラの廃棄処理方法およ
びその装置を提供する。 【構成】 無端状のゴムクローラ1を前処理裁断プレス
14により裁断して平に伸展する。切断装置部24によりゴ
ムクローラ1の中央分離予定部に長手方向の切れ目を入
れる。ゴムクローラ1の周辺に配置した誘導加熱コイル
23a に交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも
金属部の表面を加熱する。この金属部と接合するゴム部
を昇温させることによりゴム部の接合力を劣化させる。
分離装置部25によりゴムクローラ1の長手方向と直角に
ゴム部の両側部間に張力を与えてゴム部を中央から引裂
き、金属部を自重で下方へ分離する。ゴム部は裁断装置
部34の横方向裁断プレス35と縦方向裁断プレス36とによ
りブロック状に裁断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械等に使用され
ているゴムクローラ(ゴム製の無限軌道)の解体におい
て、ゴムクローラのゴム部と金属部との分離等を行うゴ
ムクローラ廃棄処理方法およびその装置に関するもので
ある。
ているゴムクローラ(ゴム製の無限軌道)の解体におい
て、ゴムクローラのゴム部と金属部との分離等を行うゴ
ムクローラ廃棄処理方法およびその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図7に示されるように、建設機械等に使
用されているゴムクローラ1は、無端帯状に成形された
ゴム部1aの内部に、内周面側へ突出された外れ防止突起
を有する金属部(芯金)1bが、下部走行体のスプロケッ
ト各歯の嵌入される穴1cを介して一定の間隔で配置され
たものである。金属部1bの接地面側にはゴムクローラの
張力を保持するための補強帯(スチールコード)1dが埋
込まれている。
用されているゴムクローラ1は、無端帯状に成形された
ゴム部1aの内部に、内周面側へ突出された外れ防止突起
を有する金属部(芯金)1bが、下部走行体のスプロケッ
ト各歯の嵌入される穴1cを介して一定の間隔で配置され
たものである。金属部1bの接地面側にはゴムクローラの
張力を保持するための補強帯(スチールコード)1dが埋
込まれている。
【0003】このようなゴムクローラ1は消耗品であり
新しいものと交換した場合、使用済みの古いゴムクロー
ラを廃棄処理する必要がある。このゴムクローラの廃棄
処理では、無公害な方法での焼却か、あるいはゴム部と
金属部との完全分離の上でのゴム部の焼却、再利用また
は埋立、並びに金属部の再利用または埋立が義務付けら
れている。
新しいものと交換した場合、使用済みの古いゴムクロー
ラを廃棄処理する必要がある。このゴムクローラの廃棄
処理では、無公害な方法での焼却か、あるいはゴム部と
金属部との完全分離の上でのゴム部の焼却、再利用また
は埋立、並びに金属部の再利用または埋立が義務付けら
れている。
【0004】資源再利用の趨勢から、ゴム部1aと金属部
(芯金)1bとの完全分離を実現できる経済的な廃棄処理
方法の確立が要求されているが、現在のところはそのよ
うな点で有効なゴムクローラ廃棄処理方法または装置が
発表されていない。
(芯金)1bとの完全分離を実現できる経済的な廃棄処理
方法の確立が要求されているが、現在のところはそのよ
うな点で有効なゴムクローラ廃棄処理方法または装置が
発表されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゴムクローラにおいて
は取扱が困難な形状および複雑な構造からゴム部1aと金
属部(芯金)1bとの機械的分離が困難である。例えば、
ゴム部と金属部とを手作業で分離するための回転カッタ
ー等の専用工具も市販されているが、これらの工具によ
る方法は極めて非能率である。
は取扱が困難な形状および複雑な構造からゴム部1aと金
属部(芯金)1bとの機械的分離が困難である。例えば、
ゴム部と金属部とを手作業で分離するための回転カッタ
ー等の専用工具も市販されているが、これらの工具によ
る方法は極めて非能率である。
【0006】また、通常の加熱方法では金属部1bよりゴ
ム部1aの方が容易に燃焼点に達し、熱的にゴム部と金属
部とを分離する間に、ゴム部より発煙および悪臭が発生
し、その対策に費用を要する。
ム部1aの方が容易に燃焼点に達し、熱的にゴム部と金属
部とを分離する間に、ゴム部より発煙および悪臭が発生
し、その対策に費用を要する。
【0007】さらに、通常の加熱方法ではゴム部1aだけ
でなく回収された金属部1bも高温による劣化が著しく、
その金属部の再利用も用途が限定されている。
でなく回収された金属部1bも高温による劣化が著しく、
その金属部の再利用も用途が限定されている。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、ゴムクローラの解体に当り資源再利用の観点か
らゴム部と金属部との完全分離を容易に実現できる経済
的、効率的かつ無公害のゴムクローラ廃棄処理方法およ
びその装置を提供することを目的とするものである。
もので、ゴムクローラの解体に当り資源再利用の観点か
らゴム部と金属部との完全分離を容易に実現できる経済
的、効率的かつ無公害のゴムクローラ廃棄処理方法およ
びその装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、無端帯状に成形されたゴム部と、このゴム部の内部
に一定の間隔で配置された金属部とにて構成されたゴム
クローラを解体する廃棄処理方法において、解体対象の
ゴムクローラの周辺に誘導加熱コイルを配置し、この誘
導加熱コイルに交流電流を流してゴムクローラ内部の少
なくとも金属部の表面を加熱し、この金属部と接合する
ゴム部を昇温させることによりゴム部の接合力を劣化さ
せ、そしてゴム部と金属部とを分離する構成のゴムクロ
ーラ廃棄処理方法である。
は、無端帯状に成形されたゴム部と、このゴム部の内部
に一定の間隔で配置された金属部とにて構成されたゴム
クローラを解体する廃棄処理方法において、解体対象の
ゴムクローラの周辺に誘導加熱コイルを配置し、この誘
導加熱コイルに交流電流を流してゴムクローラ内部の少
なくとも金属部の表面を加熱し、この金属部と接合する
ゴム部を昇温させることによりゴム部の接合力を劣化さ
せ、そしてゴム部と金属部とを分離する構成のゴムクロ
ーラ廃棄処理方法である。
【0010】請求項2に記載の発明は、無端帯状に成形
されたゴム部と、このゴム部の内部に一定の間隔で配置
された金属部とにて構成されたゴムクローラを解体する
廃棄処理装置において、解体対象のゴムクローラの周辺
に誘導加熱コイルを配置するとともにこの誘導加熱コイ
ルに交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも金
属部の表面を加熱しこの金属部と接合するゴム部を昇温
させることによりゴム部の接合力を劣化させる加熱装置
部と、ゴムクローラの長手方向と直角にゴム部の両側部
間に張力を与えてゴム部と金属部とを分離する分離装置
部とによって構成されたゴムクローラ廃棄処理装置であ
る。
されたゴム部と、このゴム部の内部に一定の間隔で配置
された金属部とにて構成されたゴムクローラを解体する
廃棄処理装置において、解体対象のゴムクローラの周辺
に誘導加熱コイルを配置するとともにこの誘導加熱コイ
ルに交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも金
属部の表面を加熱しこの金属部と接合するゴム部を昇温
させることによりゴム部の接合力を劣化させる加熱装置
部と、ゴムクローラの長手方向と直角にゴム部の両側部
間に張力を与えてゴム部と金属部とを分離する分離装置
部とによって構成されたゴムクローラ廃棄処理装置であ
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、無端帯状に成形
されたゴム部と、このゴム部の内部に一定の間隔で配置
された金属部とにて構成されたゴムクローラを解体する
廃棄処理装置において、解体対象のゴムクローラの周辺
に誘導加熱コイルを配置するとともにこの誘導加熱コイ
ルに交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも金
属部の表面を加熱しこの金属部と接合するゴム部を昇温
させることによりゴム部の接合力を劣化させる加熱装置
部と、ゴムクローラの分離予定部に長手方向に切れ目を
入れる切断装置部と、ゴムクローラの長手方向と直角に
ゴム部の両側部間に張力を与えてゴム部と金属部とを分
離する分離装置部とによって構成されたゴムクローラ廃
棄処理装置である。
されたゴム部と、このゴム部の内部に一定の間隔で配置
された金属部とにて構成されたゴムクローラを解体する
廃棄処理装置において、解体対象のゴムクローラの周辺
に誘導加熱コイルを配置するとともにこの誘導加熱コイ
ルに交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも金
属部の表面を加熱しこの金属部と接合するゴム部を昇温
させることによりゴム部の接合力を劣化させる加熱装置
部と、ゴムクローラの分離予定部に長手方向に切れ目を
入れる切断装置部と、ゴムクローラの長手方向と直角に
ゴム部の両側部間に張力を与えてゴム部と金属部とを分
離する分離装置部とによって構成されたゴムクローラ廃
棄処理装置である。
【0012】請求項4に記載の発明は、無端帯状に成形
されたゴム部と、このゴム部の内部に一定の間隔で配置
された金属部とにて構成されたゴムクローラを解体する
廃棄処理装置において、解体対象のゴムクローラの周辺
に誘導加熱コイルを配置するとともにこの誘導加熱コイ
ルに交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも金
属部の表面を加熱しこの金属部と接合するゴム部を昇温
させることによりゴム部の接合力を劣化させる加熱装置
部と、ゴムクローラの分離予定部に長手方向に切れ目を
入れる切断装置部と、ゴムクローラの長手方向と直角に
ゴム部の両側部間に張力を与えてゴム部と金属部とを分
離する分離装置部と、分離されたゴム部を自動的に裁断
する裁断装置部とにより構成されたゴムクローラ廃棄処
理装置である。
されたゴム部と、このゴム部の内部に一定の間隔で配置
された金属部とにて構成されたゴムクローラを解体する
廃棄処理装置において、解体対象のゴムクローラの周辺
に誘導加熱コイルを配置するとともにこの誘導加熱コイ
ルに交流電流を流してゴムクローラ内部の少なくとも金
属部の表面を加熱しこの金属部と接合するゴム部を昇温
させることによりゴム部の接合力を劣化させる加熱装置
部と、ゴムクローラの分離予定部に長手方向に切れ目を
入れる切断装置部と、ゴムクローラの長手方向と直角に
ゴム部の両側部間に張力を与えてゴム部と金属部とを分
離する分離装置部と、分離されたゴム部を自動的に裁断
する裁断装置部とにより構成されたゴムクローラ廃棄処
理装置である。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明は、誘導加熱コイルに交
流電流を流して少なくとも金属部の表面を加熱して昇温
させることにより、この金属部の表面と接合するゴム部
の接合力を劣化させる。このように誘導加熱でゴム部と
金属部との分離を容易にした後または加熱と同期して、
ゴム部と金属部とを分離する。
流電流を流して少なくとも金属部の表面を加熱して昇温
させることにより、この金属部の表面と接合するゴム部
の接合力を劣化させる。このように誘導加熱でゴム部と
金属部との分離を容易にした後または加熱と同期して、
ゴム部と金属部とを分離する。
【0014】請求項2に記載の発明は、加熱装置部の誘
導加熱コイルにより金属部の表面を加熱して金属部と接
合するゴム部の接合力を劣化させる。この加熱の後また
は加熱と同期して、分離装置部によってゴムクローラの
長手方向と直角にゴム部の両側部間に張力を与えること
により、ゴム部と金属部とを分離する。
導加熱コイルにより金属部の表面を加熱して金属部と接
合するゴム部の接合力を劣化させる。この加熱の後また
は加熱と同期して、分離装置部によってゴムクローラの
長手方向と直角にゴム部の両側部間に張力を与えること
により、ゴム部と金属部とを分離する。
【0015】請求項3に記載の発明は、加熱装置部の誘
導加熱コイルにより金属部の表面を加熱して金属部と接
合するゴム部の接合力を劣化させる。この加熱と前後し
てまたは同時に、切断装置部によってゴムクローラの長
手方向の分離予定部に切れ目を入れ、分離装置部によっ
てゴム部と金属部とを分離する。
導加熱コイルにより金属部の表面を加熱して金属部と接
合するゴム部の接合力を劣化させる。この加熱と前後し
てまたは同時に、切断装置部によってゴムクローラの長
手方向の分離予定部に切れ目を入れ、分離装置部によっ
てゴム部と金属部とを分離する。
【0016】請求項4に記載の発明は、加熱装置部の誘
導加熱コイルにより金属部の表面を加熱して金属部と接
合するゴム部の接合力を劣化させる。この加熱と前後し
てまたは同時に、切断装置部によって切れ目を入れ、分
離装置部によってゴム部と金属部とを分離する。分離後
のゴム部は裁断装置部によって自動的に裁断する。
導加熱コイルにより金属部の表面を加熱して金属部と接
合するゴム部の接合力を劣化させる。この加熱と前後し
てまたは同時に、切断装置部によって切れ目を入れ、分
離装置部によってゴム部と金属部とを分離する。分離後
のゴム部は裁断装置部によって自動的に裁断する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に示される実施例を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0018】図1および図2に示されるように、本発明
に係るゴムクローラ廃棄処理ラインは、大別すると、無
端帯状のゴムクローラ1を処理ライン上に搬入して平形
に伸展する前処理ユニット11と、ゴムクローラ1を解体
してゴム部1aと金属部(芯金)1bとを分離する本体処理
ユニット21と、分離されたゴム部1aを自動的に裁断する
裁断装置部を中心とする後処理ユニット31とによって構
成されている。
に係るゴムクローラ廃棄処理ラインは、大別すると、無
端帯状のゴムクローラ1を処理ライン上に搬入して平形
に伸展する前処理ユニット11と、ゴムクローラ1を解体
してゴム部1aと金属部(芯金)1bとを分離する本体処理
ユニット21と、分離されたゴム部1aを自動的に裁断する
裁断装置部を中心とする後処理ユニット31とによって構
成されている。
【0019】前記前処理ユニット11は、図1に示される
ように昇降リフタ12により昇降自在に設けられたゴムク
ローラ送込用のスラットコンベヤ13と、無端帯状のゴム
クローラ1を裁断して平形に伸展する前処理裁断プレス
14と、図2に示されるように前記コンベヤ13から前処理
裁断プレス14にわたるライン上にゴムクローラ1を側方
より搬入する搬入台車15とにより構成されている。
ように昇降リフタ12により昇降自在に設けられたゴムク
ローラ送込用のスラットコンベヤ13と、無端帯状のゴム
クローラ1を裁断して平形に伸展する前処理裁断プレス
14と、図2に示されるように前記コンベヤ13から前処理
裁断プレス14にわたるライン上にゴムクローラ1を側方
より搬入する搬入台車15とにより構成されている。
【0020】前記前処理裁断プレス14は、図1に示され
るように無端帯状のゴムクローラ1内に位置される上下
の刃受部14a と、上下の油圧シリンダ14b により上下動
される上下の切断刃14c とがそれぞれ対向設置されたも
のである。
るように無端帯状のゴムクローラ1内に位置される上下
の刃受部14a と、上下の油圧シリンダ14b により上下動
される上下の切断刃14c とがそれぞれ対向設置されたも
のである。
【0021】前記搬入台車15は、図2および図3に示さ
れるようにレール15a に沿って移動自在の台車本体15b
に、油圧シリンダ15c により上下動されるゴムクローラ
持上用フォーク15d を備えている。
れるようにレール15a に沿って移動自在の台車本体15b
に、油圧シリンダ15c により上下動されるゴムクローラ
持上用フォーク15d を備えている。
【0022】前記本体処理ユニット21は、図1に示され
るように、前記裁断プレス14により平形に伸展されスラ
ットコンベヤ13により搬入されたゴムクローラ1をその
穴1cに一定ピッチでストッパを挿入して位置決め係止す
るエアシリンダ22と、ゴムクローラ内部の少なくとも金
属部(芯金)1bの表面を加熱してこの金属部1bと接合す
るゴム部1aを昇温させることによりゴム部1aの接合力を
劣化させる加熱装置部23と、ゴムクローラの中央分離予
定部に長手方向に切れ目を入れる切断装置部24と、ゴム
クローラの長手方向と直角にゴム部1aの両側部間に張力
を与えてゴム部1aと金属部1bとを分離する分離装置部25
と、この分離装置部25の下部にて上下動自在に設けられ
たスラットコンベヤ26とにより構成されている。
るように、前記裁断プレス14により平形に伸展されスラ
ットコンベヤ13により搬入されたゴムクローラ1をその
穴1cに一定ピッチでストッパを挿入して位置決め係止す
るエアシリンダ22と、ゴムクローラ内部の少なくとも金
属部(芯金)1bの表面を加熱してこの金属部1bと接合す
るゴム部1aを昇温させることによりゴム部1aの接合力を
劣化させる加熱装置部23と、ゴムクローラの中央分離予
定部に長手方向に切れ目を入れる切断装置部24と、ゴム
クローラの長手方向と直角にゴム部1aの両側部間に張力
を与えてゴム部1aと金属部1bとを分離する分離装置部25
と、この分離装置部25の下部にて上下動自在に設けられ
たスラットコンベヤ26とにより構成されている。
【0023】前記加熱装置部23は、図1および図2に示
されるように、ライン上に配置された誘導加熱コイル23
a に対し高周波電源23b および整合変圧器23c が設けら
れ、また、誘導加熱コイル23a の上側に排気フード23d
が配置され、この排気フード23d は排気ダクト23e を介
し脱臭装置23f に接続され、さらに、誘導加熱コイル23
a に対し図示しない冷却装置および配管配線も設けられ
ている。
されるように、ライン上に配置された誘導加熱コイル23
a に対し高周波電源23b および整合変圧器23c が設けら
れ、また、誘導加熱コイル23a の上側に排気フード23d
が配置され、この排気フード23d は排気ダクト23e を介
し脱臭装置23f に接続され、さらに、誘導加熱コイル23
a に対し図示しない冷却装置および配管配線も設けられ
ている。
【0024】この加熱装置部23の誘導加熱コイル23a
は、図4に示されるように、ゴムクローラのゴム部1aよ
り突出した金属部(芯金)1bの周辺に非接触で配置され
た表面近接型加熱コイルであるが、ゴム部1aの断面を周
回する輪型に構成された断面周回型加熱コイルでもよ
い。
は、図4に示されるように、ゴムクローラのゴム部1aよ
り突出した金属部(芯金)1bの周辺に非接触で配置され
た表面近接型加熱コイルであるが、ゴム部1aの断面を周
回する輪型に構成された断面周回型加熱コイルでもよ
い。
【0025】この金属部1bの近傍に非接触で配置された
誘導加熱コイル23a に対し高周波電源23b から整合変圧
器23c を経て交流電流を供給すると、交番電磁界の電磁
誘導作用により導電性材料である金属部1bに発生する渦
電流や表皮電流の抵抗損またはヒステリシス損を利用し
て金属部1bの少なくとも表面が加熱される。
誘導加熱コイル23a に対し高周波電源23b から整合変圧
器23c を経て交流電流を供給すると、交番電磁界の電磁
誘導作用により導電性材料である金属部1bに発生する渦
電流や表皮電流の抵抗損またはヒステリシス損を利用し
て金属部1bの少なくとも表面が加熱される。
【0026】前記切断装置部24は、図5に示されるよう
にユニットフレーム21a に上下位置決シリンダ24a によ
り上下動されるブラケット24b が摺動自在に取付けら
れ、このブラケット24b の先端に一対のカッター24c ,
24d の中間部が回動自在に軸支され、一方のカッター24
c の下端にカッティングシリンダ24e のシリンダ本体が
軸支され、他方のカッター24d の下端にピストンロッド
24f の先端が軸支されたものである。
にユニットフレーム21a に上下位置決シリンダ24a によ
り上下動されるブラケット24b が摺動自在に取付けら
れ、このブラケット24b の先端に一対のカッター24c ,
24d の中間部が回動自在に軸支され、一方のカッター24
c の下端にカッティングシリンダ24e のシリンダ本体が
軸支され、他方のカッター24d の下端にピストンロッド
24f の先端が軸支されたものである。
【0027】そして、上下位置決シリンダ24a によりカ
ッター24c ,24d を切断レベルまで上げ、カッティング
シリンダ24e により一対のカッター24c ,24d を閉じ
て、図4(A)に示されるようにゴムクローラ1の中央
分離予定部に下側から切れ目1eを入れる。これにより、
金属部(芯金)1bの下側のゴム部を切断するとともに、
そのゴム部に埋込まれた補強帯(スチールコード)1dを
切断する。
ッター24c ,24d を切断レベルまで上げ、カッティング
シリンダ24e により一対のカッター24c ,24d を閉じ
て、図4(A)に示されるようにゴムクローラ1の中央
分離予定部に下側から切れ目1eを入れる。これにより、
金属部(芯金)1bの下側のゴム部を切断するとともに、
そのゴム部に埋込まれた補強帯(スチールコード)1dを
切断する。
【0028】前記分離装置部25は、図1および図2に示
されるようにユニットフレーム21aの上側に金属部押え
体取付フレーム25a が取付けられ、この取付フレーム25
a に複数のエアシリンダ25b およびガイド手段25c によ
り長尺の金属部押え体25d が上下動自在に設けられ、ま
た、搬入されるゴムクローラの左右両側面を案内するサ
イドガイド25e が複数組配置されている。この左右のサ
イドガイド25e は、モータ25f により回転される左右部
逆ねじシャフト等によりライン中心線から等距離に位置
するように進退される。
されるようにユニットフレーム21aの上側に金属部押え
体取付フレーム25a が取付けられ、この取付フレーム25
a に複数のエアシリンダ25b およびガイド手段25c によ
り長尺の金属部押え体25d が上下動自在に設けられ、ま
た、搬入されるゴムクローラの左右両側面を案内するサ
イドガイド25e が複数組配置されている。この左右のサ
イドガイド25e は、モータ25f により回転される左右部
逆ねじシャフト等によりライン中心線から等距離に位置
するように進退される。
【0029】さらにこの分離装置部25は、図6に示され
るように中央の金属部落下スペース25g を介してその左
右両側部にゴムクローラ受台25h がそれぞれ設けられ、
この各ゴムクローラ受台25h の延長面に、ゴム部剥離シ
リンダ25i によりゴムクローラの幅方向に移動自在のス
ライダ25j がそれぞれ摺動自在に設けられ、この左右の
スライダ25j にゴム部押えシリンダ25k の基端およびゴ
ム部引張爪25L の中間部が回動自在に軸支され、ゴム部
押えシリンダ25k のピストンロッド先端とゴム部引張爪
25L の後端とが回動自在に軸着されている。このゴム部
引張爪25L およびその可動機構は、伸展された長尺ゴム
クローラに対応してゴム部1aの左右部に複数組設けられ
ている。図6にて金属部落下スペース25g には前記スラ
ットコンベヤ26が配置される。
るように中央の金属部落下スペース25g を介してその左
右両側部にゴムクローラ受台25h がそれぞれ設けられ、
この各ゴムクローラ受台25h の延長面に、ゴム部剥離シ
リンダ25i によりゴムクローラの幅方向に移動自在のス
ライダ25j がそれぞれ摺動自在に設けられ、この左右の
スライダ25j にゴム部押えシリンダ25k の基端およびゴ
ム部引張爪25L の中間部が回動自在に軸支され、ゴム部
押えシリンダ25k のピストンロッド先端とゴム部引張爪
25L の後端とが回動自在に軸着されている。このゴム部
引張爪25L およびその可動機構は、伸展された長尺ゴム
クローラに対応してゴム部1aの左右部に複数組設けられ
ている。図6にて金属部落下スペース25g には前記スラ
ットコンベヤ26が配置される。
【0030】前記後処理ユニット31は、図1および図2
に示されるように、分離されたゴム部1aのみを搬出する
コンベヤ部32および送りローラ33と、ゴム部1aを自動的
にブロック状に裁断する裁断装置部34とからなる。この
裁断装置部34は横方向裁断プレス35と縦方向裁断プレス
36とからなる。
に示されるように、分離されたゴム部1aのみを搬出する
コンベヤ部32および送りローラ33と、ゴム部1aを自動的
にブロック状に裁断する裁断装置部34とからなる。この
裁断装置部34は横方向裁断プレス35と縦方向裁断プレス
36とからなる。
【0031】前記横方向裁断プレス35は、前記分離装置
部25により中央部で2分された長尺のゴム部1aを油圧シ
リンダ35a により上下動される横方向カッター35b およ
び対向する刃受台35c により所定のピッチで短く切断す
るものである。前記縦方向裁断プレス36は、中央部で2
分されたゴム部に対応して2本の油圧シリンダ36a によ
りそれぞれ上下動される2枚の縦方向カッター36b およ
び対向する刃受台36cによりさらに2分するものであ
る。
部25により中央部で2分された長尺のゴム部1aを油圧シ
リンダ35a により上下動される横方向カッター35b およ
び対向する刃受台35c により所定のピッチで短く切断す
るものである。前記縦方向裁断プレス36は、中央部で2
分されたゴム部に対応して2本の油圧シリンダ36a によ
りそれぞれ上下動される2枚の縦方向カッター36b およ
び対向する刃受台36cによりさらに2分するものであ
る。
【0032】前記縦方向裁断プレス36の搬出側には、横
方向裁断プレス35および縦方向裁断プレス36によりブロ
ック状に裁断されたゴムをシュート37を介して収容する
ゴム受台車38が設けられている。
方向裁断プレス35および縦方向裁断プレス36によりブロ
ック状に裁断されたゴムをシュート37を介して収容する
ゴム受台車38が設けられている。
【0033】次に、図示された実施例の作用を説明す
る。
る。
【0034】ゴムクローラ1は、図2のように前処理ユ
ニット11で搬入台車15のフォーク15d により前処理裁断
プレス14に挿入され、この裁断プレス14により2枚に分
割、伸展される。このとき、スラットコンベヤ13は図1
のように昇降リフタ12によりゴムクローラ搬入時の下降
状態から、裁断時はゴムクローラ下面が水平となるよう
に上昇する。
ニット11で搬入台車15のフォーク15d により前処理裁断
プレス14に挿入され、この裁断プレス14により2枚に分
割、伸展される。このとき、スラットコンベヤ13は図1
のように昇降リフタ12によりゴムクローラ搬入時の下降
状態から、裁断時はゴムクローラ下面が水平となるよう
に上昇する。
【0035】前処理ユニット11から本体処理ユニット21
へ搬入されたゴムクローラ1に対し、先ず下側の切断装
置部24が作用し、ゴム部1aの中央部に対し下側から鋏を
入れるように図5のシリンダ24a ,24e によりカッター
24c ,24d を動かして、図4(A)のようにゴム部1aの
中央分離予定部に切れ目1eを入れてゆくとともに、ゴム
部1a内に埋込まれている補強帯(スチールコード)1dを
切断する。
へ搬入されたゴムクローラ1に対し、先ず下側の切断装
置部24が作用し、ゴム部1aの中央部に対し下側から鋏を
入れるように図5のシリンダ24a ,24e によりカッター
24c ,24d を動かして、図4(A)のようにゴム部1aの
中央分離予定部に切れ目1eを入れてゆくとともに、ゴム
部1a内に埋込まれている補強帯(スチールコード)1dを
切断する。
【0036】一方、ゴムクローラ1の上側では、加熱装
置部23の誘導加熱コイル23a に高周波電流を流して、こ
の加熱コイル23a に生じた交番磁束がコイルの近辺にあ
る金属部(芯金)1bの内部に電流を誘導し、該電流のジ
ュール熱により少なくとも金属部1bの表面近傍を加熱
し、熱伝導によりこの金属部1bの表面と接合するゴム部
1aを加熱することによりゴム部1aの接合力を劣化させ消
失させる。
置部23の誘導加熱コイル23a に高周波電流を流して、こ
の加熱コイル23a に生じた交番磁束がコイルの近辺にあ
る金属部(芯金)1bの内部に電流を誘導し、該電流のジ
ュール熱により少なくとも金属部1bの表面近傍を加熱
し、熱伝導によりこの金属部1bの表面と接合するゴム部
1aを加熱することによりゴム部1aの接合力を劣化させ消
失させる。
【0037】このようにして加熱装置部23によりゴム部
1aと金属部1bとの接合力が消失するのでゴム部1aと金属
部1bとの分離は容易となるが、ゴム部1aが金属部1bをほ
とんど包合しているため、そのままではゴム部1aと金属
部1bとを分離できない。
1aと金属部1bとの接合力が消失するのでゴム部1aと金属
部1bとの分離は容易となるが、ゴム部1aが金属部1bをほ
とんど包合しているため、そのままではゴム部1aと金属
部1bとを分離できない。
【0038】そこで、図6のように分離装置部25の金属
部押え体25d を下降して金属部(芯金)1bを押圧固定す
るとともに、ゴム部押えシリンダ25k によりゴム部引張
爪25L を回動して、その爪先端25m をゴム部1aの左右部
上面に食込ませた後で、左右のゴム部剥離シリンダ25i
により左右のゴム部引張爪25L を相互に離間する方向に
移動し、ゴム部1aの長手方向と直角にゴム部1aの両側部
間に張力を与える。これによりゴム部1aは、加熱の直前
に切断装置部24で中央分離予定部に切開された切れ目1e
(図6)から左右に引裂かれ、金属部1bから分離して左
右方向へ引出されるから、金属部1bのみが自重で落下す
る。
部押え体25d を下降して金属部(芯金)1bを押圧固定す
るとともに、ゴム部押えシリンダ25k によりゴム部引張
爪25L を回動して、その爪先端25m をゴム部1aの左右部
上面に食込ませた後で、左右のゴム部剥離シリンダ25i
により左右のゴム部引張爪25L を相互に離間する方向に
移動し、ゴム部1aの長手方向と直角にゴム部1aの両側部
間に張力を与える。これによりゴム部1aは、加熱の直前
に切断装置部24で中央分離予定部に切開された切れ目1e
(図6)から左右に引裂かれ、金属部1bから分離して左
右方向へ引出されるから、金属部1bのみが自重で落下す
る。
【0039】このゴム部1aから分離された金属部(芯
金)1bは、図1に示されるように下側に位置するスラッ
トコンベヤ26により受取り、このスラットコンベヤ26を
切断装置部24側へ下降傾斜させて取出し、その形態のま
ま再利用するか、スクラップ鉄として再利用する。
金)1bは、図1に示されるように下側に位置するスラッ
トコンベヤ26により受取り、このスラットコンベヤ26を
切断装置部24側へ下降傾斜させて取出し、その形態のま
ま再利用するか、スクラップ鉄として再利用する。
【0040】一方、2分された左右の帯状ゴム部1aは、
図1および図2に示された左右のサイドガイド25e によ
り長手方向中心に寄せてから、金属部1bを搬出した後水
平に上昇されたスラットコンベヤ26により裁断装置部34
へ搬出し、横方向裁断プレス35および縦方向裁断プレス
36により自動的にブロック状に裁断し、再利用する。埋
戻または焼却処分してもよい。
図1および図2に示された左右のサイドガイド25e によ
り長手方向中心に寄せてから、金属部1bを搬出した後水
平に上昇されたスラットコンベヤ26により裁断装置部34
へ搬出し、横方向裁断プレス35および縦方向裁断プレス
36により自動的にブロック状に裁断し、再利用する。埋
戻または焼却処分してもよい。
【0041】次に、本発明は図示された実施例に限定さ
れるものではなく、下記のような態様でも良い。
れるものではなく、下記のような態様でも良い。
【0042】例えば、前処理ユニット11は必ずしもライ
ンに組込む必要はなく、予め伸展されたゴムクローラ1
をクレーンやフォークリフトにより本体処理ユニット21
に移載するようにしても良い。
ンに組込む必要はなく、予め伸展されたゴムクローラ1
をクレーンやフォークリフトにより本体処理ユニット21
に移載するようにしても良い。
【0043】さらに、誘導加熱コイル23a はゴムクロー
ラ断面を周回する輪型コイルでも良いし、ゴムクローラ
の片面または両面に当てる平板型コイルでも良いし、さ
らにはそれらを組合せて使用しても良い。
ラ断面を周回する輪型コイルでも良いし、ゴムクローラ
の片面または両面に当てる平板型コイルでも良いし、さ
らにはそれらを組合せて使用しても良い。
【0044】さらに、切断装置部24によるゴムクローラ
長手方向の切開工程は、誘導加熱コイル23a による加熱
の前後いずれでも良いし、加熱と同時でも良い。
長手方向の切開工程は、誘導加熱コイル23a による加熱
の前後いずれでも良いし、加熱と同時でも良い。
【0045】さらに、分離装置部25により金属部1bから
ゴム部1aを引出す工程は、実施例のように加熱(接合部
の劣化)の後でも良いが、加熱と同時に行うようにして
も良い。
ゴム部1aを引出す工程は、実施例のように加熱(接合部
の劣化)の後でも良いが、加熱と同時に行うようにして
も良い。
【0046】さらに、請求項4に記載された発明を除け
ば、金属部分離後のゴム部1aを裁断する裁断装置部34を
中心とする後処理ユニット31は、必要に応じて併設する
と良い。
ば、金属部分離後のゴム部1aを裁断する裁断装置部34を
中心とする後処理ユニット31は、必要に応じて併設する
と良い。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ゴムク
ローラの解体に当り誘導加熱により金属部の表面を加熱
してこの金属部表面と接合するゴム部の接合力を劣化さ
せ、それらの間の接合力を消失させることにより、資源
再利用の観点からのゴム部と金属部との完全分離を容易
に実現できる。さらに、ゴム部を直接加熱せずに金属部
の表面を加熱するから、ゴム部および金属部の加熱温度
を共に低く抑えることができ、ゴム部および金属部を再
利用する際の用途拡大を図れるとともに、ゴム部からの
発煙および悪臭の発生を極力押さえることができる。こ
のようにして、ゴムクローラを経済的、効率的かつ無公
害で解体できる廃棄処理方法を提供することができる。
ローラの解体に当り誘導加熱により金属部の表面を加熱
してこの金属部表面と接合するゴム部の接合力を劣化さ
せ、それらの間の接合力を消失させることにより、資源
再利用の観点からのゴム部と金属部との完全分離を容易
に実現できる。さらに、ゴム部を直接加熱せずに金属部
の表面を加熱するから、ゴム部および金属部の加熱温度
を共に低く抑えることができ、ゴム部および金属部を再
利用する際の用途拡大を図れるとともに、ゴム部からの
発煙および悪臭の発生を極力押さえることができる。こ
のようにして、ゴムクローラを経済的、効率的かつ無公
害で解体できる廃棄処理方法を提供することができる。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、誘導加熱
コイルにより金属部の表面を加熱して金属部と接合する
ゴム部の接合力を劣化させる加熱装置部と、ゴムクロー
ラの長手方向と直角にゴム部の両側部間に張力を与えて
ゴム部と金属部とを分離する分離装置部とによって、請
求項1に記載された廃棄処理方法の自動化を実現できる
廃棄処理装置を提供できる。特に、誘導加熱と併用して
分離装置部によりゴム部と金属部との分離作業を機械化
したので、解体作業の効率化を図ることができる。
コイルにより金属部の表面を加熱して金属部と接合する
ゴム部の接合力を劣化させる加熱装置部と、ゴムクロー
ラの長手方向と直角にゴム部の両側部間に張力を与えて
ゴム部と金属部とを分離する分離装置部とによって、請
求項1に記載された廃棄処理方法の自動化を実現できる
廃棄処理装置を提供できる。特に、誘導加熱と併用して
分離装置部によりゴム部と金属部との分離作業を機械化
したので、解体作業の効率化を図ることができる。
【0049】請求項3に記載の発明によれば、切断装置
部によってゴムクローラの長手方向の分離予定部に切れ
目を入れるから、分離装置部によるゴム部と金属部との
分離を容易に行うことができる。
部によってゴムクローラの長手方向の分離予定部に切れ
目を入れるから、分離装置部によるゴム部と金属部との
分離を容易に行うことができる。
【0050】請求項4に記載の発明によれば、分離装置
部によって金属部と分離されたゴム部を裁断装置部によ
って自動的に裁断し、ゴム部をその最終処理工程に合っ
た形状に形成できる。また、加熱装置部による誘導加熱
からゴム部の裁断に至る全工程を機械化したので、完全
な自動化を図ることができる。
部によって金属部と分離されたゴム部を裁断装置部によ
って自動的に裁断し、ゴム部をその最終処理工程に合っ
た形状に形成できる。また、加熱装置部による誘導加熱
からゴム部の裁断に至る全工程を機械化したので、完全
な自動化を図ることができる。
【図1】本発明に係るゴムクローラ廃棄処理装置の一実
施例を示す正面図である。
施例を示す正面図である。
【図2】同上廃棄処理装置の平面図である。
【図3】同上廃棄処理装置の前処理ユニットを示す側面
図である。
図である。
【図4】(A)は同上廃棄処理装置の加熱装置部を示す
正面図、(B)はその斜視図である。
正面図、(B)はその斜視図である。
【図5】同上廃棄処理装置の切断装置部を示す正面図で
ある。
ある。
【図6】同上廃棄処理装置の分離装置部を示す側面図で
ある。
ある。
【図7】ゴムクローラの一部を切断して示す斜視図であ
る。
る。
1 ゴムクローラ 1a ゴム部 1b 金属部 23 加熱装置部 23a 誘導加熱コイル 24 切断装置部 25 分離装置部 34 裁断装置部
フロントページの続き (72)発明者 古川 輝夫 東京都港区北青山一丁目2番3号 新キャ タピラー三菱株式会社内 (72)発明者 前之園 司 神奈川県川崎市川崎区殿町二丁目17番8号 第一高周波工業株式会社内 (72)発明者 藤田 正継 神奈川県川崎市川崎区殿町二丁目17番8号 第一高周波工業株式会社内 (72)発明者 吉田 博隆 神奈川県川崎市川崎区殿町二丁目17番8号 第一高周波工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 無端帯状に成形されたゴム部と、このゴ
ム部の内部に一定の間隔で配置された金属部とにて構成
されたゴムクローラを解体する廃棄処理方法において、 解体対象のゴムクローラの周辺に誘導加熱コイルを配置
し、この誘導加熱コイルに交流電流を流してゴムクロー
ラ内部の少なくとも金属部の表面を加熱し、この金属部
と接合するゴム部を昇温させることによりゴム部の接合
力を劣化させ、ゴム部と金属部とを分離することを特徴
とするゴムクローラ廃棄処理方法。 - 【請求項2】 無端帯状に成形されたゴム部と、このゴ
ム部の内部に一定の間隔で配置された金属部とにて構成
されたゴムクローラを解体する廃棄処理装置において、 解体対象のゴムクローラの周辺に誘導加熱コイルを配置
するとともに、この誘導加熱コイルに交流電流を流して
ゴムクローラ内部の少なくとも金属部の表面を加熱し、
この金属部と接合するゴム部を昇温させることによりゴ
ム部の接合力を劣化させる加熱装置部と、 ゴムクローラの長手方向と直角にゴム部の両側部間に張
力を与えてゴム部と金属部とを分離する分離装置部とを
具備したことを特徴とするゴムクローラ廃棄処理装置。 - 【請求項3】 無端帯状に成形されたゴム部と、このゴ
ム部の内部に一定の間隔で配置された金属部とにて構成
されたゴムクローラを解体する廃棄処理装置において、 解体対象のゴムクローラの周辺に誘導加熱コイルを配置
するとともに、この誘導加熱コイルに交流電流を流して
ゴムクローラ内部の少なくとも金属部の表面を加熱し、
この金属部と接合するゴム部を昇温させることによりゴ
ム部の接合力を劣化させる加熱装置部と、 ゴムクローラの分離予定部に長手方向に切れ目を入れる
切断装置部と、 ゴムクローラの長手方向と直角にゴム部の両側部間に張
力を与えてゴム部と金属部とを分離する分離装置部とを
具備したことを特徴とするゴムクローラ廃棄処理装置。 - 【請求項4】 無端帯状に成形されたゴム部と、このゴ
ム部の内部に一定の間隔で配置された金属部とにて構成
されたゴムクローラを解体する廃棄処理装置において、 解体対象のゴムクローラの周辺に誘導加熱コイルを配置
するとともに、この誘導加熱コイルに交流電流を流して
ゴムクローラ内部の少なくとも金属部の表面を加熱し、
この金属部と接合するゴム部を昇温させることによりゴ
ム部の接合力を劣化させる加熱装置部と、 ゴムクローラの分離予定部に長手方向に切れ目を入れる
切断装置部と、 ゴムクローラの長手方向と直角にゴム部の両側部間に張
力を与えてゴム部と金属部とを分離する分離装置部と、 分離されたゴム部を自動的に裁断する裁断装置部とを具
備したことを特徴とするゴムクローラ廃棄処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26241693A JP3301659B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | ゴムクローラ廃棄処理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26241693A JP3301659B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | ゴムクローラ廃棄処理方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07117742A true JPH07117742A (ja) | 1995-05-09 |
| JP3301659B2 JP3301659B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=17375485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26241693A Expired - Fee Related JP3301659B2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | ゴムクローラ廃棄処理方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3301659B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010254170A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | National Agriculture & Food Research Organization | ゴムクローラの分離装置 |
| JP2021181238A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 有限会社千堀機工 | ゴムクローラの廃棄処理方法および廃棄処理装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102861763A (zh) * | 2012-10-10 | 2013-01-09 | 梅胜旺 | 缠绕钢丝橡胶分离机 |
| AU2023369167B9 (en) * | 2022-10-28 | 2025-08-07 | Flsmidth A/S | Method and apparatus for recycling composite mill liners |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP26241693A patent/JP3301659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010254170A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | National Agriculture & Food Research Organization | ゴムクローラの分離装置 |
| JP2021181238A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 有限会社千堀機工 | ゴムクローラの廃棄処理方法および廃棄処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3301659B2 (ja) | 2002-07-15 |
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