JPH07118552A - 新規含フッ素フタロシアニン化合物、その製造方法、それを含む近赤外線吸収材料、およびそれらを含む光記録媒体 - Google Patents

新規含フッ素フタロシアニン化合物、その製造方法、それを含む近赤外線吸収材料、およびそれらを含む光記録媒体

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JPH07118552A
JPH07118552A JP5265224A JP26522493A JPH07118552A JP H07118552 A JPH07118552 A JP H07118552A JP 5265224 A JP5265224 A JP 5265224A JP 26522493 A JP26522493 A JP 26522493A JP H07118552 A JPH07118552 A JP H07118552A
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general formula
fluorine
metal
compound
formula
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JP5265224A
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English (en)
Inventor
Osamu Kaieda
修 海江田
Koji Yoshitoshi
孝司 吉年
Yoshio Onozaki
美穂 小野崎
Masaji Ito
正自 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 650〜800nmの近赤外域に吸収を有
し、溶解性に優れ、かつ耐光性に優れた新規含フッ素フ
タロシアニン化合物およびその製造法、並びにそれを含
む光記録媒体を提供する。 【構成】 式Iの含フッ素フタロシアニン化合物。 [X1〜X4:下記置換基(1)〜(2)から選ばれ、β
位に位置する;a〜d:0〜2;a〜dの総和:1〜
3;M:金属、金属酸化物、金属水酸化物または金属ハ
ロゲン化物] [J、K:C1〜C8アルキル;Z:H、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4アルコキシルまたはF;D,E:C1〜C4
アルキル;j、k:1〜5;q、s:0〜2;m:1〜
12;n:アルキルを飽和するに必要な水素数]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な含フッ素フタロ
シアニン化合物およびその製造方法、ならびにこの含フ
ッ素フタロシアニン化合物を含有する近赤外線吸収材料
および光記録媒体に関する。
【0002】本発明の含フッ素フタロシアニン化合物
は、650〜800nmの近赤外域に吸収を有し、溶媒
への溶解性に優れており、またフタロシアニンが元来保
有している耐光性にも優れているので、半導体レーザー
を使う光記録媒体、液晶表示装置、光学文字読取機等に
おける書き込みあるいは読み取りのための近赤外線吸収
色素;近赤外光増感剤;感熱転写、感熱紙・感熱孔版等
の光熱変換剤;近赤外線吸収フィルター;眼精疲労防止
剤;光導電材料;組織透過性の良い長波長域の光に吸収
を持つ腫瘍治療用感光性色素;自動車、建材等の熱線遮
光剤などとして用いられる。
【0003】特に、コンパクトデイスク、レーザーデイ
スク、光メモリーデイスク、光カード等の光記録媒体、
その中でも特にレーザー光による情報の記録、再生を行
うコンパクトデイスク(CD)対応、PHOTO−CD
またはコンパクトデイスク−ROM(CD−ROM)対
応として用いる際に優れた効果を発揮するものである。
さらに、可視に吸収をもつ可視吸収材料として、例えば
撮像管に用いる色分解フィルター、液晶表示素子、カラ
ーブラウン管選択吸収フィルター、カラートナー、イン
クジェット用インク、改ざん偽造防止用バーコード用イ
ンク等に用いる際に優れた効果を発揮するものである。
【0004】
【従来の技術】近年、コンパクトディスク、レーザーデ
ィスク、光メモリーディスク、光カード等の光記録媒
体、液晶表示装置、光学文字読取機等における書込みあ
るいは読み取りのために、半導体レーザーが光源として
用いられるシステムの開発が活発である。特に、CD、
PHOTO−CDあるいはCD−ROMは、大容量、高
速アクセスのデジタル記録媒体として音声、画像、コー
ドデーターなどの保存再生用に大量に利用されている。
これらのシステムはいずれも半導体レーザーに感応す
る、いわゆる近赤外吸収色素を必要とし、それら色素に
関して特性の良好なものが求められている。また、光導
電材料、近赤外線吸収フィルター、眼精疲労防止剤、感
熱転写・感熱紙、感熱孔版等の光熱変換剤、近赤外光増
感剤、組織透過性の良い長波長域の光に吸収を持つ腫瘍
治療用感光性色素、自動車、建材等に用いる熱線遮光剤
など近赤外線を吸収する物質、いわゆる近赤外吸収色素
への開発要求が高まっている。
【0005】これら近赤外吸収色素のなかでも光、熱、
温度等に対して安定であり堅牢性に優れているフタロシ
アニン系化合物については、用途に応じて必要とする吸
収波長に制御するべく、また用途に応じて必要とする溶
媒に溶解するべく数多くの検討がなされている。
【0006】すなわち、近年デバイスの多様化に伴い、
また用途に応じて様々な吸収特性をもつ色素が要求され
ているが、フタロシアニン系化合物の吸収波長を制御す
ることは困難であった。また、実用上、蒸着あるいは樹
脂への分散といった煩雑な工程を用いないで色素を薄膜
化する方法、その際デバイスに用いる基板を侵さない溶
媒を用いること、あるいは一緒に用いる樹脂への溶解性
などを必要としていることから各々の用途に応じた各種
の溶媒に高濃度で溶解する色素が要求されているもの
の、フタロシアニン系化合物の大多数は溶媒に不溶性の
ものであった。
【0007】なお、コンパクトディスク、レーザーディ
スク、光メモリーディスク、光カードなどの追記型光記
録媒体に用いる際には、前記の溶解性などの特性以外に
特に色素自体の反射率が高く、また光を吸収した際に発
生する熱に対してできるだけ速やかに色素が分解するこ
とが要求されているが、それらを満足するフタロシアニ
ン系化合物は全く提案されていないのが実情である。
【0008】このような事情から光記録媒体に実用的に
使われている色素は通常シアニン色素である。しかしな
がら、シアニン色素は耐光性が悪いため用途範囲が限定
されていることから、耐光性の良好であるフタロシアニ
ン系化合物であって前記特性を満足するものが求められ
ている。
【0009】実用的な溶解性を有するフタロシアニン化
合物として、特開昭61−223058号公報には3,
6−オクタアルコキシフタロシアニンが提案されている
が、このフタロシアニン化合物は吸収波長の制御が低波
長側に限定され、また製造工程が複雑で安価に製造する
ことができないという問題点を有している。
【0010】特開昭60−209583、特開昭61−
152685、特開昭63−308073および特開昭
64−62361号各公報にはフタロシアニン骨格にチ
オエーテル基などを多数置換させることにより、溶解度
を向上させると同時に、吸収波長を長波長化させたフタ
ロシアニン化合物が開示されている。その中で、特開昭
60−209583および特開昭61−152685号
各公報には、フタロシアニン骨格、特に3,6−位にチ
オエーテル基を導入する合成例が開示されている。その
方法は、フタロシアニン骨格の3,6位(α位)にクロ
ル原子を有するフタロシアニン化合物と有機チオール化
合物とをキノリン溶媒中でKOHの存在下に加熱して
3,6−位にチオエーテル基を有するフタロシアニン化
合物を得るというものである。しかし、いずれも収率が
20〜30%程度であり製造効率に問題があり、しかも
依然として溶解性が不十分であり、また吸収波長の範囲
が限られている。
【0011】また、特開昭60−209583、特開昭
61−152685および特開昭64−62361号各
公報にはフタロシアニン骨格に8〜16個のチオエーテ
ル基を導入する合成例も開示されている。その方法は、
フタロシアニン骨格のベンゼン核に8〜16個のクロル
原子および/またはブロム原子を有するフタロシアニン
化合物と有機チオール化合物とをキノリン溶媒中でKO
Hの存在下に加熱してフタロシアニン骨格のベンゼン核
に8〜16個のチオエーテル基を有するフタロシアニン
化合物を得るというものである。しかし、前述のものと
同じくいずれも収率が20〜30%程度であり製造効率
に問題を有している。すなわち、クロル原子またはブロ
ム原子のチオエーテル基への置換性が悪いために低収率
となり、例えばクロル原子がチオエーテル基に全く置換
されていないか、あるいは置換しても一部のクロル原子
がチオエーテル基に置換したにすぎない未反応型フタロ
シアニン化合物が生成する。
【0012】これらの未反応型のフタロシアニン化合物
と目的物質のフタロシアニン化合物とを互いに分離する
のは実際上困難であるために、実質的には種々の組成の
フタロシアニン化合物の混合物しか得られないのが実情
である。事実、特開昭64−62361号公報において
は、シリカゲルカラムで分離後でもポリチオール置換混
合縮合型フタロシアニン組成物として記載されており未
反応型フタロシアニン化合物が残存しているのを物語っ
ている。なお、クロル原子が一部残存した場合それらの
溶解性は著しく低下するため、近赤外線吸収色素とし
て、あるいはその他の用途、例えば可視吸収フィルター
などとして溶解させて薄膜化させるには不利となる。
【0013】特開昭63−308073号公報において
は、モノブロモテトラデカクロロフタロシアニンと2−
アミノチオフェノールおよび4−メチルフェニルチオー
ルの有機チオール混合物とをDMF溶媒中でKOHの存
在下に加熱してチオエーテル置換基を導入してフタロシ
アニン化合物を42%の収率で得ている。しかし、この
方法は異なる有機チオール混合物を同時に加えて反応さ
せているので、一種の組み合せのチオエーテル置換基を
有しているフタロシアニン混合物が得られることになり
単一な特性が得られず吸収波長を制御する必要のある用
途、例えばシアン色インクジェット用インクあるいは近
赤外線吸収色素として使う際に用途が限定されるという
問題点を有している。また、溶媒への溶解性を有してい
るが、まだ低レベルであり薄膜化あるいは樹脂への溶解
性の点で不十分である。
【0014】特開昭64−42283および特開平3−
62878号各公報には、フタロシアニン核にアルコキ
シル基、アルキルチオ基を導入した近赤外線吸収色素が
提案されている。しかし、これらの大半が実用性に乏し
い3,6位(α位)に置換基を有している出発原料を用
いており実用的には問題があり、また溶解性を有してい
るが、まだ低レベルであり薄膜化あるいは樹脂への溶解
性の点で不十分である。また、4,5位(β位)へ置換
基を導入するために4,5位を塩素化したものからフタ
ロシアニンを誘導するため、その置換性の悪さから溶解
性を落とす要因となる塩素原子が残存しているという問
題点も有している。
【0015】一方、アルコール類に溶解するフタロシア
ニン化合物が特開昭63−295578号公報に開示さ
れている。これによれば、モノブロモテトラデカクロロ
銅フタロシアニンと2−アミノチオフェノールおよび4
−メチルフェニルチオールの有機チオール混合物とを反
応して得られるヘプタ(4−メチルフェニルチオ)−テ
トラ(1−アミノ−2−チオ−フェニ−1,2−イレ
ン)−銅フタロシアニンなどの置換チオ銅フタロシアニ
ン混合物を発煙硫酸によりスルホン化して平均10個の
スルホン酸基を有するフタロシアニンを得、その後テト
ラブチルアミンなどの塩基性物質で処理してスルホンア
ミド基などに変えることによりアルコール性溶媒に対し
て溶解性を有するフタロシアニン化合物を得ている。
【0016】しかしながら、この方法は次のような問題
点を有している。すなわち、クロル原子が一部残存し易
く、クロル原子が一部残存した場合それらの溶解性は著
しく低下する。フタロシアニン化合物が混合物で得られ
ており近赤外線吸収色素として使う際単一な特性が得ら
れないことから、用途が限定される。製造工程が非常に
煩雑であり、また各工程での収率が低い。スルホン化反
応を水系で行い、次いで生成物を透析により精製を行っ
ており工業的製造方法としては問題がある。
【0017】本発明者らは、これらの欠点を解決するた
めにオクタデカフルオロフタロシアニンのフッ素を選択
的にアルキルチオ基またはアリールチオ基で置換するこ
とにより吸収波長の長波長化および溶媒への溶解性の向
上を試み成果をあげた(特願平1−209599、特開
平2−125518および特開平2−144292号各
明細書)。さらに、溶媒への溶解性の更なる向上および
吸収波長の更なる長波長化を目的として、フタロシアニ
ン骨格の4,6位に置換基を導入して、その成果をあげ
た(特願平4−23541および特開平4−27913
号明細書)。しかしながら、これらフタロシアニン化合
物は後に述べるような耐光性の点において、必ずしも満
足のいくものではないことが認められた。
【0018】一方、フタロシアニン系化合物を光記録媒
体に用いる方法も数多く検討されている。フタロシアニ
ン系化合物を光記録媒体に用いる際に要求される基本的
な特性としては、次のものが挙げられる。
【0019】(イ)用途に応じて必要とする吸収波長に
制御されている。つまり、用途に応じて必要とする吸収
ピークを有する。また、会合による吸収ピークが少な
く、そのことにより吸光度が高く、吸収ピークがシャー
プである。
【0020】(ロ)実用上、蒸着あるいは樹脂への分散
といった煩雑な工程を用いないで色素を薄膜化する方
法、すなわちスピンコートなどの簡便でかつ生産性に優
れた方法で塗工でき、かつ基板を侵さない溶媒への溶解
性に優れている。
【0021】(ハ)反射率が高い。 (ニ)耐熱性、耐光性が良好である。
【0022】(ホ)感度が高い。
【0023】(ヘ)製造方法などにおいて経済性に優れ
た化合物である。つまり、簡便かつ効率よく製造でき
る。
【0024】しかしながら、これまでに提案されている
フタロシアニン化合物は上記特性をすべて満足し得るも
のではない。
【0025】例えば、特開昭58−56892号公報に
は、ペルフルオロフタロシアニン化合物を用いる方法が
提案されている。しかしながらこれらの化合物は、有機
溶媒に対しての溶解性に乏しく、また満足できる吸収波
長に制御できない。
【0026】特開昭61−192780、特開昭63−
37991、特開昭64−42283、特開平2−27
6677、特開平2−91360、特開平2−2657
88、特開平3−215466、特開平4−22639
0号各公報などには、フタロシアニン骨格のベンゼン環
に酸素を介して置換基を導入したものが提案されてい
る。しかしながら、これらのフタロシアニン化合物は、
色素の置換基の種類、数および位置によっては耐光性が
悪かったり、反射率が小さかったり、通常よく用いられ
ているポリカーボネートなどの基板に直接塗布できる溶
剤に溶解しなかったり、あるいは吸収波長の制御におい
て難点があったりするなどの問題点を有している。
【0027】これらの欠点が比較的解決されたものとし
て、特開平5−1272号公報などにはフタロシアニン
のα位にアルコキシ基を4個導入し、残基にハロゲン化
合物などを一部導入したものが提案されている。しかし
ながら、α位に置換基を導入したものは、原料とするフ
タロニトリルからの生産性が悪いなど、経済性の点で問
題点を有している。
【0028】本発明者らは、上記問題点を解決するもの
として、ベンゼン核のβ位にオキシ基を導入した新規な
フタロシアニン化合物を提案している(特願平4−27
4125および262186号明細書)。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、650〜8
00nmの吸収波長域において目的に応じた吸収波長制
御が可能である、用途に応じた溶媒、例えばアルコール
性溶媒などへの溶解性に優れている、耐光性が高い、な
どの特性を備えた新規なフタロシアニン化合物を提供す
るものである。
【0030】また、本発明は、光記録媒体、特にCD対
応の追記型光記録媒体として用いる際、それらに必要な
特性である吸収波長の制御性、使用溶媒への溶解性、熱
分解特性、反射率、耐光性などに優れた新規なフタロシ
アニン化合物を提供するものである。
【0031】また、本発明は、上記の新規なフタロシア
ニン化合物を効率よく製造する方法を提供するものであ
る。
【0032】また、本発明は、上記の新規なフタロシア
ニン化合物からなる近赤外線吸収材料を提供するもので
ある。
【0033】また、本発明は、上記の新規なフタロシア
ニン化合物を記録層中に含有する光記録媒体を提供する
ものである。
【0034】さらに、本発明は、上記の新規なフタロシ
アニン化合物を記録層中に含有する追記型光記録媒体を
提供するものである。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、下記一般
式(I)で示される新規含フッ素フタロシアニン化合物
が前記目的を満足する化合物であることを見出して本発
明を完成させた。
【0036】すなわち、本発明の一つは下記一般式
(I)で示される含フッ素フタロシアニン化合物であ
る。
【0037】一般式(I):
【0038】
【化10】
【0039】式中、X1、X2、X3およびX4は、同一で
も異なっていてもよく、各々下記置換基(1)、
(2)、(3)、(4)または(5)であり、かつベン
ゼン核のβ位に位置し;a、b、cおよびdは、同一で
も異なっていてもよく、各々0〜2の整数であり、かつ
a、b、cおよびdの総和は1〜3、好ましくは2であ
り;Fはフッ素原子であり;そしてMは金属、金属酸化
物、金属水酸化物または金属ハロゲン化物である。
【0040】置換基(1):
【0041】
【化11】
【0042】置換基(2):
【0043】
【化12】
【0044】上記式中、JおよびKは各々炭素原子数1
〜8のアルキル基であり;Zは水素原子、炭素原子数1
〜4のアルキル基、炭素原子数1〜4のアルコキシル基
およびフッ素原子から選ばれる少なくとも一種であり;
jおよびkは各々1〜5の整数であり;qおよびsは各
々1〜2の整数である。
【0045】なお、上記のベンゼン核のβ位とは下記式
で表されるフタロシアニン核における2、3、6、7、
10、11、14および15の位置を意味する。
【0046】
【化13】
【0047】他の発明は、3,4,5,6−テトラフル
オロフタロニトリル、該フタロニトリル1モルに対して
0.25〜3モルの下記一般式(II)で示される含フ
ッ素フタロニトリル化合物から選ばれる少なくとも一種
のフタロシアニン化合物、および下記一般式(III)
で示される金属酸化物、金属ハロゲン化物または有機酸
金属塩を反応させることを特徴とする上記含フッ素フタ
ロシアニン化合物の製造方法である。
【0048】一般式(II):
【0049】
【化14】
【0050】式中、Xは下記置換基(1)または(2)
である。
【0051】置換基(1)
【0052】
【化15】
【0053】置換基(2)
【0054】
【化16】
【0055】上記式中、J、K、Z、j、k、q、s、
mおよびnは前記のとおりである。 一般式(III): Mez 式中、Meは金属であり、Yは酸素、ハロゲンまたは有
機酸基であり、tは1〜3の整数であり、そしてzはM
eおよびYの原子価数によって定まる値である。
【0056】他の発明は、上記含フッ素フタロシアニン
化合物を有し、650nm〜800nmの範囲に吸収を
有することを特徴とする近赤外線吸収材料である。
【0057】他の発明は、上記含フッ素フタロシアニン
化合物を記録層中に含有することを特徴とする光記録媒
体である。
【0058】他の発明は、透明な樹脂基板上に、近赤外
線吸収剤を含有する記録層および金属の反射層がこの順
に設けてなるコンパクトデイスク対応の追記型光記録媒
体において、該近赤外線吸収剤が下記一般式(IV)で
示される含フッ素フタロシアニン化合物であることを特
徴とする光記録媒体である。
【0059】一般式(IV):
【0060】
【化17】
【0061】式中、X1、X2、X3、X4、a、b、cお
よびdは前記と同じ意味を有し;そしてM’はSnCl
2、SnBr2、Sn(OH)2、GeCl2、GeBr2
またはGe(OH)2である。
【0062】置換基(1):
【0063】
【化18】
【0064】置換基(2):
【0065】
【化19】
【0066】上記式中、J、K、Z、j、k、qおよび
sは前記と同じ意味を有する。
【0067】以下、本発明を詳細に説明する。
【0068】置換基(1)および(2)において、Jお
よびKは各々炭素原子数1〜8、好ましくは1〜4のア
ルキル基であり、jおよびkは各々1〜5の整数、好ま
しくは1〜3であり、そしてqおよびsは各々0〜2の
整数であるる。
【0069】置換基(1)および(2)の代表例として
は、メトキシエトキシカルボニルフェノキシ、エトキシ
エトキシカルボニルフェノキシ、3’,6’−オキサヘ
プチルオキシカルボニルフェノキシ、3’,6’−オキ
サオクチルオキシカルボニルフェノキシ、3’,6’,
9’−オキサデシルオキシカルボニルフェノキシ、
3’,6’,9’,12’−オキサトリデシルオキシカ
ルボニルフェノキシ、メトキシプロピルオキシカルボニ
ルフェノキシ、エトキシプロピルオキシカルボニルフェ
ノキシ、4’,8’−オキサノニルオキシカルボニルフ
ェノキシ、4’,8’−オキサデシルオキシカルボニル
フェノキシ等が挙げられる。
【0070】前記一般式(I)において、Mで示される
フタロシアニン化合物の中心金属または金属化合物の代
表例としては、Cu、Zn、Pb、Fe、Ni、Co、
Pd、AlCl、AlI、InCl、InI、GaC
l、GaI、TiCl、TiO、VCl2、VO、S
nCl2、SnBr2、Sn(OH)2、GeCl2、Ge
Br2およびGe(OH)2が挙げられる。これらのう
ち、Ni、Co、Pd、AlCl、InCl、TiO、
VO、SnCl2、Sn(OH)2、GeCl2およびG
e(OH)2が特に好適である。
【0071】また、前記一般式(IV)において、M’
で示されるSnおよびGeの水酸化物およびハロゲン化
物のうち、特にSnCl2およびGeCl2が好適であ
る。。本発明の前記一般式(I)で示される含フッ素フ
タロシアニン化合物の代表例を挙げれば次のとおりであ
る。
【0072】(1)テトラデカフルオロービス(o−メ
トキシエトキシカルボニルフェノキシ) ージクロ
ロ錫フタロシアニン (2)テトラデカフルオロービス(p−メトキシエトキ
シカルボニルフェノキシ) ージクロロ錫フタロシ
アニン (3)テトラデカフルオロービス(p−3’,6’−オ
キサヘプチルオキシカルボニルフェノキシ)−ジクロロ
錫フタロシアニン (4)テトラデカフルオロービス(p−3’,6’−オ
キサデシルオキシカルボニルフェノキシ)ージクロロ錫
フタロシアニン (5)テトラデカフルオロービス(o−3’,6’−オ
キサオクチルオキシカルボニルフェノキシ)ージクロロ
錫フタロシアニン (6)テトラデカフルオロービス(p−3’,6’,
9’−オキサヘンデシルオキシカルボニルフェノキシ)
ージクロロ錫フタロシアニン (7)テトラデカフルオロービス(p−3´,6´,9
´,12´−オキサトリデシルオキシカルボニルオキ
シ)ージクロロ錫フタロシアニン (8)テトラデカフルオロービス(o−メトキシプロポ
キシカルボニルフェノキシ)ージクロロ錫フタロシアニ
ン (9)テトラデカフルオロービス(p−エトキシプロポ
キシカルボニルフェノキシ)ージクロロ錫フタロシアニ
ン (10)テトラデカフルオロービス(p−4’,8’−
オキサノニルオキシカルボニルフェノキシ)ージクロロ
錫フタロシアニン (11)テトラデカフルオロービス(p−4’,8’−
オキサデシルオキシカルボニルフェノキシ)ージクロロ
錫フタロシアニン (12)テトラデカフルオロービス(o−メチル−o’
−メトキシエトキシカルボニルフェノキシ)ジクロロ錫
フタロシアニン (13)テトラデカフルオロービス(p−メトキシエト
キシカルボニルフェノキシ)ージブロモ錫フタロシアニ
ン (14)テトラデカフルオロービス(p−3’,6’−
オキサヘプチルオキシカルボニルフェノキシ)ージヒド
ロキシ錫フタロシアニン (15)テトラデカフルオロービス(p−メトキシエト
キシカルボニルフェノキシ)亜鉛フタロシアニン (16)テトラデカフルオロービス(o−メトキシエト
キシカルボニルフェノキシ)ーオキシバナジウムフタロ
シアニン (17)テトラデカフルオロービス(p−3’,6’−
オキサヘプチルオキシカルボニル)クロロインジウムフ
タロシアニン (18)テトラデカフルオロービス(p−4’,8’−
オキサノニルオキシカルボニルフェノキシ)銅フタロシ
アニン (19)テトラデカフルオロービス(o−メトキシエト
キシカルボニルフェノキシ)ジクロロゲルマニウムフタ
ロシアニン (20)テトラデカフルオロービス(p−メトキシエト
キシカルボニルフェノキシ)ジクロロゲルマニウムフタ
ロシアニン (21)テトラデカフルオロービス(p−3’,6’−
オキサヘプチルオキシカルボニルフェノキシ)ジクロロ
ゲルマニウムフタロシアニン (22)テトラデカフルオロービス(p−4’,8’−
オキサデシルオキシカルボニルフェノキシ)ジクロロゲ
ルマニウムフタロシアニン (23)テトラデカフルオロービス(o−フルオロ−
o’−メトキシエトキシカルボニルフェノキシ)ージク
ロロゲルマニウムフタロシアニン (24)テトラデカフルオロービス(p−3’,6’−
オキサヘプチルオキシカルボニルフェノキシ)ージヒド
ロキシゲルマニウムフタロシアニン これら化合物のうち、特に例示化合物(1)、(2)、
(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、
(9)、(10)、(11)、(12)、(19)、
(20)、(21)、(22)および(23)が好適で
ある。
【0073】なお、上記含フッ素フタロシアニン化合物
において、オキシ置換基はベンゼン核のβ位のいずれに
位置していても構わない。
【0074】本発明の前記一般式(I)で示される含フ
ッ素フタロシアニン化合物は、650nm〜800nm
の波長領域に吸収を有し、溶媒への溶解性に優れ、反射
率が高く、さらに耐熱性および耐光性に優れている。ま
た、本発明の含フッ素フタロシアニン化合物は会合が少
ない。このため会合分子に起因する吸収ピークが少な
く、またそれにより含フッ素フタロシアニン化合物の吸
光度が高く、吸収ピークがシャープである。
【0075】本発明の前記一般式(I)で示される含フ
ッ素フタロシアニン化合物の代表的な製造方法を以下に
説明する。
【0076】この方法によれば、3,4,5,6−テト
ラフルオロフタロニトリル、このフタロニトリル1モル
に対して0.25〜3モルの前記一般式(II)で示さ
れる含フッ素フタロニトリル化合物から選ばれる少なく
とも一種のフタロニトリル化合物、および前記一般式
(III)で示される金属化合物を反応させて目的とす
る含フッ素フタロシアニン化合物を得る。
【0077】出発原料の一つである前記一般式(II)
で示される含フッ素フタロニトリル化合物は、3,4,
5,6−テトラフルオロフタロニトリルと式XH(式
中、Xは前記と同じ意味を有する)で示される化合物と
を縮合反応させることにより容易に得られる。この縮合
反応は溶媒中で行うことができる。この溶媒としては、
ニトロベンゼン、アセトニトリル、ベンゾニトリルなど
の不活性溶媒、ピリジン、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチル−2−ピロリジノン、トリエチルアミ
ン、トリ−n−ブチルアミン、ジメチルスルホン、スル
ホランなどの非プロトン性極性溶媒などを用いることが
できる。
【0078】なお、上記縮合反応において、この種の反
応に一般に用いられている縮合剤を用いることができ
る。この縮合剤としては、トリエチルアミン、トリ−n
−ブチルアミンなどの有機塩基類やフッ化カリウムを用
いるのが好ましい。また、アニリン、トイジン、アニシ
ジン、n−ブチルアミン、n−オチクルアミンなどの求
核置換試薬を縮合剤として用いることもできる。
【0079】上記縮合反応については、特願昭63−6
5806、特願平1−103554、特願平1−103
555および特願平1−209599号各明細書に詳し
く記載されている。
【0080】本発明の前記一般式(I)で示される含フ
ッ素フタロシアニン化合物の製造方法において、この反
応を有機溶媒中で行うことができる。この有機溶媒とし
ては、出発原料であるフタロニトリルと反応性のない不
活性な溶媒であればいずれでもよく、例えばベンゼン、
トルエン、キシレン、ニトロベンゼン、モノクロロベン
ゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン、クロロ
ナフタレン、メチルナフタレン、エチレングリコール、
ベンゾニトリル等の不活性溶媒、あるいはピリジン、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド、N−メチル−2−ピロリジノン、トリエチル
アミン、トリ−n−ブチルアミン、ジメチルスルホン、
スルホランなどの非プロトン性極性溶媒などを用いるこ
とができる。これらのうち、クロロナフタレン、トリク
ロロベンゼン、ベンゾニトリルおよびN−メチル−2−
ピロリジノンが特に好適に用いられる。
【0081】具体的には、有機溶媒100重量部に対し
て、3,4,5,6−テトラフルオロフタロニトリルお
よび前記一般式(II)で示される含フッ素フタロニト
リル化合物の総計が2〜30重量部の範囲で仕込むのが
好ましい。3,4,5,6−テトラフルオロフタロニト
リル1モルに対する前記一般式(II)で示される含フ
ッ素フタロニトリル化合物の割合は0.25〜3モルで
あり、特に0.8〜1.2モルの範囲が好ましい。3,
4,5,6−テトラフルオロフタロニトリルの比率を大
きくするとヘキサデカフルオロフタロシアニンが多く生
成するため、目的生成物からの分離が煩雑となって好ま
しくない。一方、前記一般式(II)で示される含フッ
素フタロニトリル化合物の比率を大きくすると置換基が
多く導入されるため、光記録媒体などの近赤外線吸収材
料に用いるのに良好な特性が得られず好ましくない。
【0082】本発明の方法により、3,4,5,6−テ
トラフルオロフタロニトリル、前記一般式(II)で示
される含フッ素フタロニトリル化合物(3,4,5,6
−テトラフルオロフタロニトリルの0.25〜3倍モ
ル)、および所望量の前記一般式(III)で示される
金属化合物を反応させると、前記置換基(1)および/
または(2)がベンゼン核のβ位に平均2個導入された
含フッ素フタロシアニン化合物が得られる。この際、前
記置換基が1個あるいは3個導入された含フッ素フタロ
シアニン化合物が生成することもあるが、これらは適宜
分離すればよい。通常、前記置換基が1個または3個導
入された含フッ素フタロシアニン化合物の生成割合は少
ないので、前記置換基が2個導入された含フッ素フタロ
シアニンとの混合物であっても、近赤外吸収材料として
使用した際の特性、特にその単一性に特段の悪影響がな
ければ、混合物としてそのまま使用してもよい。前記一
般式(III)で示される金属化合物の使用量について
は特に制限はなく、通常、3,4,5,6−テトラフル
オロフタロニトリルと前記一般式(II)で示される含
フッ素フタロニトリル化合物との合計1モルに対して金
属化合物を0.25〜0.40モルの割合で用いるのが
望ましい。
【0083】反応温度としては、100〜250℃の範
囲が好ましく、特に120〜200℃の範囲が好まし
い。反応は通常常圧にて行う。
【0084】前記一般式(III)において、Meは金
属、例えば銅、亜鉛、鉛、コバルト、ニッケル、鉄、ア
ルミニウム、インジウム、ガリウム、チタン、バナジウ
ム、錫およびゲルマニウムであり、Yは酸素原子、ハロ
ゲン原子(好ましくは、塩素およびヨウ素)、または有
機酸塩(好ましくは、シュウ酸塩および酢酸塩)であ
る。
【0085】前記一般式(III)で表される金属化合
物の代表例としては、塩化第一銅、塩化第二銅、ヨウ化
第一銅、塩化亜鉛、ヨウ化亜鉛、塩化鉛、酢酸鉛、塩化
コバルト、酢酸コバルト、塩化ニッケル、酢酸ニッケ
ル、塩化第一鉄、塩化第二鉄、塩化アルミニウム、塩化
インジウム、塩化ガリウム、塩化チタン、三塩化バナジ
ウム、オキシ三塩化バナジウム、五酸化バナジウム、塩
化第一錫、塩化第二錫、蓚酸錫および塩化ゲルマニウム
等が挙げられる。これらのうち、塩化第一銅、ヨウ化亜
鉛、塩化コバルト、塩化ニッケル、塩化第二鉄、塩化イ
ンジウム、三塩化バナジウム、塩化第一錫および塩化ゲ
ルマニウムが特に好適である。
【0086】本発明の前記一般式(I)で示される含フ
ッ素フタロシアニン化合物は、ベンゼン核のβ位に前記
置換基(1)〜(2)から選ばれた1〜3個(好ましく
は2個)の置換基と残位にフッ素原子を導入したもので
あり、650nm〜800nmに波長領域に吸収をも
ち、さらに溶媒への溶解性、反射率、熱分解性、耐光性
などの特性に優れている。このため、本発明の含フッ素
フタロシアニン化合物は、650nm〜800nmに吸
収を有する近赤外線吸収材料として用いられる。特に、
上記のような特性が必要とされる、CDまたはCD−R
OMのプレーヤに対して互換性、共用性を有する追記型
光記録媒体、あるいは光デイスク、レーザーデイスク、光
カード等の光記録媒体に用いる際に優れた効果を発揮す
る。
【0087】具体的には、透明な樹脂基板上に、近赤外
線吸収剤を含有する記録層および金属の反射層をこの順
に設けてなるコンパクトデイスク対応の追記型光記録媒
体、例えばオーディオなどの音楽再生用のCD、写真保
存用のPHOTO−CDまたはコンピューター用のCD
−ROMのプレーヤーに対して互換性、共用性を有する
追記型光記録媒体の近赤外線吸収剤として用いられる。
【0088】上記追記型光記録媒体の製造に用いるデイ
スク基板としては、信号の記録または読みだしを行うた
めの光が透過する透明な樹脂基板を用いる。この樹脂基
板としては、光の透過率が85%以上であって、かつ光
学異方性の小さいものが望ましい。例えば、アクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂、塩化ビニール樹脂、ポリスチレン樹脂、エポ
キシ樹脂などからなる樹脂基板が用いられる。これらの
うち、光学特性、成形のしやすさ、機械的強度などの点
からポリカーボネート樹脂が好ましい。
【0089】上記透明な樹脂基板上に近赤外線吸収剤を
含有する記録層をまず形成し、その上に金属の反射膜層
を形成して追記型光記録媒体とする。反射層として使用
する金属としては、Al、Ag、Au、Cu、Ptなど
が挙げられる。この反射層は、通常、真空蒸着、スパッ
ター法などの方法により形成される。
【0090】本発明の光記録媒体または追記型光記録媒
体において、近赤外線吸収材料または近赤外線吸収剤を
含む記録層を基板上に成膜させるためには、通常、塗布
法を用いるのがよい。塗布法としては、スピンコート
法、ディップ法、ロールコート法などが用いられる。特
に、スピンコート法が好ましい。その際使用する有機溶
媒としては、樹脂基板を侵さないものを用いる。例え
ば、ヘキサン、オクタン、シクロヘキサンなどの脂肪
族、脂環式炭化水素系溶媒、メチルアルコール、イソプ
ロピルアルコール、アリルアルコール、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブなどのアルコール系溶媒が好まし
く用いられる。本発明の前記一般式(I)で示される含
フッ素フタロシアニン化合物は、アルコール系溶媒に特
によく溶解するので、これらの溶媒を用いるのがよい。
【0091】追記型光記録媒体の場合、プレーヤーに対
しての互換性の観点から樹脂基板を通しての読みだしレ
ーザー光に対する反射率は60%以上であることが必要
とされるが、このような反射率は、近赤外線吸収剤とし
て用いる本発明の含フッ素フタロシアニン化合物の種類
に応じて、記録層の膜厚を最適化することによって可能
である。通常、記録層の膜厚は50nm〜300nmと
するのがよい。
【0092】
【発明の効果】本発明の前記一般式(I)で示される含
フッ素フタロシアニン化合物は、フタロシアニン骨格の
ベンゼン核のβ位に1〜3個の特定のオキシ置換基およ
び残基にフッ素原子を有するので、650nm〜800
nmの波長領域に吸収を有し、また溶媒への溶解性など
の特性に優れている。
【0093】このような特性から、本発明の前記一般式
(I)で示される含フッ素フタロシアニン化合物は近赤
外線吸収材料として有用である。
【0094】特に、本発明の前記一般式(IV)で示さ
れる含フッ素フタロシアニン化合物は、次のような特性
を備えている。
【0095】(a)650nm〜800nmの波長領域
に吸収を有する。
【0096】(b)溶媒、特にアルコール系溶媒への溶
解性に優れている。このため、スピンコート法などの簡
便かつ生産性に優れた方法により塗布することができ
る。
【0097】(c)耐熱性および耐光性が優れている。
【0098】(d)分子会合が少ない。このため、会合
分子に起因する吸収ピークが少なく、最大吸収波長域の
吸光度が高い。
【0099】このような特性から、本発明の前記一般式
(IV)で示される含フッ素フタロシアニン化合物は、
光記録媒体、例えば追記型光記録媒体用の近赤外線吸収
材料として極めて有用である。
【0100】本発明の前記一般式(I)で示される含フ
ッ素フタロシアニン化合物は、3,4,5,6−テトラ
フルオロフタロニトリル、前記一般式(II)で示され
る含フッ素フタロニトリルおよび前記一般式(III)
で示される金属化合物を反応させることにより容易に得
られので、本発明の方法によれば、目的とする含フッ素
フタロシアニン化合物を簡便かつ高収率で得ることがで
きる。さらに、単一反応工程からなる方法であるから、
複数の反応工程からなる方法による場合に必要な、中間
生成物の分離、精製などの操作が必要でなく、また純度
の高い含フッ素フタロシアニン化合物を得ることができ
る。
【0101】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。
【0102】実施例1テトラデカフルオロービス(o−メトキシエトキシカル
ボニルフェノキシ)ジクロロ錫フタロシアニン(例示化
合物(1))の合成 100mlの四つ口フラスコ中に3,4,5,6−テト
ラフルオロフタロニトイル(以下、「TFPN」と略記
する)6.0g(30ミリモル)、置換フタロニトリル
としての4−(o−メトキシエトキシカルボニルフェノ
キシ)−3,5,6−トリフルオロフタロニトリル1
1.3g(30ミリモル)、金属化合物としての無水塩
化第一錫3.2g(8.3ミリモル)およびベンゾニト
リル60mlを仕込み、175℃で4時間反応させた。
反応終了後、溶媒を留去し、得られた固形分をイソプロ
ピルエーテル200mlで洗浄することにより目的物の
緑色ケーキ17.0gを得た(収率(TFPN+置換フ
タロニトリル合計基準、以下同じ):84.2モル
%)。
【0103】このケーキの分析結果は次のとおりであっ
た。
【0104】可視吸収スペクトル 最大吸収波長 メチルセロソルブ中 715.5nm
(ε=8.49×104) 薄膜
728.5nmメチルセロソルブへの溶解度 18重量%元素分析(%) 理論値 1.65 46.53 8.35 19.81 分析値 1.48 46.14 8.49 19.97 実施例2〜3例示化合物(1)の合成 実施例1において、TFPNおよび置換フタロニトリル
の仕込量を表1に示すように変更した以外は実施例1と
同様にして例示化合物(1)を製造した。収率を表1に
示す。
【0105】実施例4例示化合物(2)の合成 実施例1において、置換フタロニトリルとして下記式の
フタロニトリル化合物を用いた以外は実施例1と同様に
して例示化合物(2)を製造した。収率を表1に示す。
【0106】
【化20】
【0107】実施例5例示化合物(5)の合成 実施例1において、置換フタロニトリルとして下記式の
フタロニトリル化合物を用いた以外は実施例1と同様に
して例示化合物(5)を製造した。収率を表1に示す。
【0108】
【化21】
【0109】実施例6例示化合物(8)の合成 実施例1において、置換フタロニトリルとして下記式の
フタロニトリル化合物を用いた以外は実施例1と同様に
して例示化合物(8)を製造した。収率を表1に示す。
【0110】
【化22】
【0111】実施例7例示化合物(12)の合成 実施例1において、置換フタロニトリルとして下記式の
フタロニトリル化合物を用いた以外は実施例1と同様に
して例示化合物(12)を製造した。収率を表1に示
す。
【0112】
【化23】
【0113】実施例8例示化合物(20)の合成 実施例1において、置換フタロニトリルとして下記式の
フタロニトリル化合物を用い、金属化合物として無水塩
化第一錫の代わりに四塩化ゲルマニウムを用いた以外は
実施例1と同様にして例示化合物(20)を製造した。
収率を表1に示す。
【0114】
【化24】
【0115】実施例9例示化合物(15)の合成 実施例8において、金属化合物として四塩化ゲルマニウ
ムの代わりにヨウ化亜鉛を用いた以外は実施例8と同様
にして例示化合物(15)を製造した。収率を表1に示
す。
【0116】
【表1】
【0117】実施例10 実施例1〜9において得られた含フッ素フタロシアニン
化合物について、その吸収波長、溶解性、耐光性および
会合性を測定した。結果を表2に示す。
【0118】吸収波長 メチルセロソルブ溶液として最大吸収波長とモル吸光係
数を測定した。
【0119】溶解性 25℃におけるメチルセロソルブへの溶解度を測定し、
次の3段階の評価を行った。
【0120】○:溶解度10%以上 △:溶解度5〜10% ×:溶解度5%未満耐光性 含フッ素フタロシアニン化合物をメチルセロソルブ20
gに溶解させ、ガラス基板上にスピンコート法により塗
布して薄膜を形成した。この試料をキセノン耐光性試験
機(照射光量:10万Lux)にセットし、経時での最
大吸収波長における吸光度を測定した。そして、100
時間経過後の吸光度を測定し、次式にしたがって吸光度
の残存率を求め、3段階の評価を行った。
【0121】吸光度の残存率(%)=(初期吸光度−1
00時間経過後の吸光度)/(初期吸光度)(×10
0) ○:吸光度の残存率80%以上 △:吸光度の残存率30〜80% ×:吸光度の残存率30%未満会合性 含フッ素フタロシアニン化合物を10重量%の濃度でメ
チルセロソルブに溶解し、スピンコーターでガラス上に
塗布して薄膜を作成した。この薄膜の吸収スペクトルを
測定し、長波長側の含フッ素フタロシアニン化合物に由
来する吸収の吸光度(A)と短波長側の会合体に由来す
る吸収の吸光度(B)とのから次式によりその比率を算
出を求め、次の3段階で評価した。
【0122】 会合比(%)=(B)/(A)(×100) ○:会合比10%以下 △:会合比10〜20% ×:20%以上
【0123】
【表2】
【0124】実施例11 深さ80nm、ピッチ1.6μmの螺旋状の案内溝を有
する厚さ1.2mm、外径120mm、内径15mmの
ポリカーボネート樹脂基板上に、実施例1で得られた例
示化合物(1)をメトキシセロソルブに10重量%の濃
度で溶解した溶液をスピンコーターを用いて塗布して、
膜厚145nmで成膜させた。次に、このようにして得
られた塗膜の上に金(Au)を真空蒸着させて、膜厚7
0nmで成膜させた。さらに、この上に紫外線硬化型の
樹脂からなる保護コート膜を設けて光記録媒体を作成し
た。
【0125】この光記録媒体について、770nm〜8
00nmの波長域における反射率を測定したところ75
%以上であり、安定した光学特性が得られた。
【0126】反射率 半導体レーザーを光記録媒体の樹脂基板側から入射し、
入射光のエネルギーと反射光のエネルギーとを測定して
反射率を求めた。
【0127】さらに、上記光記録媒体について、波長7
80nmの半導体レーザーを使用し、出力6.5mW、
線速1.4m/sのEMF信号を記録したところ、記録
が可能であった。得られた信号を解析したところ、市販
のCDプレーヤーで再生できるレベルであった。
【0128】実施例12〜14 実施例11において、例示化合物(1)の代わりに例示
化合物(2)、(5)および(7)を用いた以外は実施
例11と同様にして光記録媒体を作成した。
【0129】これら光記録媒体について、実施例11と
同様にして反射率を測定したところ、いずれも75%以
上であり、安定した光学特性が得られた。
【0130】さらに、これら光記録媒体について、出力
を6.5mWに変更した以外は実施例11と同様にして
EMF信号を記録したところ、記録が可能であった。得
られた信号を解析したところ、市販のCDプレーヤーで
再生できるレベルであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 正自 茨城県つくば市観音台1丁目25番地12 株 式会社日本触媒筑波研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で示される含フッ素フ
    タロシアニン化合物。 一般式(I): 【化1】 式中、X1、X2、X3およびX4は、同一でも異なってい
    てもよく、各々下記置換基(1)または(2)であっ
    て、ベンゼン核のβ位に位置し;a、b、cおよびd
    は、同一でも異なっていてもよく、各々1〜2の整数で
    あり、かつa、b、cおよびdの総和は1〜3であり;
    Fはフッ素原子であり;そしてMは金属、金属酸化物、
    金属水酸化物または金属ハロゲン化物である。 置換基(1): 【化2】 置換基(2): 【化3】 上記式中、JおよびKは各々炭素原子数1〜8のアルキ
    ル基であり;Zは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキ
    ル基、炭素原子数1〜4のアルコキシル基およびフッ素
    原子から選ばれる少なくとも一種であり;jおよびkは
    各々1〜5の整数であり;qおよびsは各々0〜2の整
    数である。
  2. 【請求項2】 3,4,5,6−テトラフルオロフタロ
    ニトリル、該フタロニトリル1モルに対して0.25〜
    3モルの下記一般式(II)で示される含フッ素フタロ
    ニトリル化合物、および下記一般式(III)で示され
    る金属酸化物、金属ハロゲン化物または有機酸金属塩を
    反応させることを特徴とする請求項1記載の含フッ素フ
    タロシアニン化合物の製造方法。 一般式(II): 【化4】 式中、Xは下記置換基(1)または(2)である。 置換基(1) 【化5】 置換基(2) 【化6】 上記式中、JおよびKは各々炭素原子数1〜8のアルキ
    ル基であり;Zは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキ
    ル基、炭素原子数1〜4のアルコキシル基およびフッ素
    原子から選ばれる少なくとも一種であり;jおよびkは
    各々1〜5の整数であり;qおよびsは各々1〜2の整
    数である。 一般式(III): Mez 式中、Meは金属であり、Yは酸素、ハロゲンまたは有
    機酸基であり、tは1〜3の整数であり、そしてzはM
    eおよびYの原子価数によって定まる値である。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の含フッ素フタロシアニン
    化合物を有し、650nm〜800nmの範囲に吸収を
    有することを特徴とする近赤外線吸収材料。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の含フッ素フタロシアニン
    化合物を記録層中に含有することを特徴とする光記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 透明な樹脂基板上に、近赤外線吸収剤を
    含有する記録層および金属の反射層がこの順に設けてな
    るコンパクトデイスク対応の追記型光記録媒体におい
    て、該近赤外線吸収剤が下記一般式(IV)で示される
    含フッ素フタロシアニン化合物であることを特徴とする
    光記録媒体。 一般式(IV): 【化7】 式中、X1、X2、X3およびX4は、同一でも異なってい
    てもよく、各々下記一般式(1)または(2)であっ
    て、ベンゼン核のβ位に位置し;a、b、cおよびd
    は、同一でも異なっていてもよく、各々0〜2の整数で
    あり、かつa、b、cおよびdの総和は1〜3であり;
    そしてM’はSnCl2、SnBr2、Sn(OH)2
    GeBr2またはGe(OH)2である。 置換基(1): 【化8】 置換基(2): 【化9】 上記式中、JおよびKは各々炭素原子数1〜8のアルキ
    ル基であり;Zは水素原子、炭素原子数1〜4のアルキ
    ル基、炭素原子数1〜4のアルコキシル基およびフッ素
    原子から選ばれる少なくとも一種であり;jおよびkは
    各々1〜5の整数であり;qおよびsは各々0〜2の整
    数である。
JP5265224A 1993-10-22 1993-10-22 新規含フッ素フタロシアニン化合物、その製造方法、それを含む近赤外線吸収材料、およびそれらを含む光記録媒体 Pending JPH07118552A (ja)

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JP5265224A JPH07118552A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 新規含フッ素フタロシアニン化合物、その製造方法、それを含む近赤外線吸収材料、およびそれらを含む光記録媒体

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011153166A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 National Institute For Materials Science 水溶性フタロシアニン
WO2014084289A1 (ja) 2012-11-30 2014-06-05 富士フイルム株式会社 硬化性樹脂組成物、これを用いたイメージセンサチップの製造方法及びイメージセンサチップ
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WO2014104136A1 (ja) 2012-12-28 2014-07-03 富士フイルム株式会社 赤外線反射膜形成用の硬化性樹脂組成物、赤外線反射膜及びその製造方法、並びに赤外線カットフィルタ及びこれを用いた固体撮像素子
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US9966402B2 (en) 2014-12-04 2018-05-08 Jsr Corporation Solid-state imaging device
US10854661B2 (en) 2015-01-21 2020-12-01 Jsr Corporation Solid-state imaging device, infrared-absorbing composition, and flattened-film-forming curable composition

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