JPH07118636A - 土壌改良補助剤 - Google Patents

土壌改良補助剤

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JPH07118636A
JPH07118636A JP31725093A JP31725093A JPH07118636A JP H07118636 A JPH07118636 A JP H07118636A JP 31725093 A JP31725093 A JP 31725093A JP 31725093 A JP31725093 A JP 31725093A JP H07118636 A JPH07118636 A JP H07118636A
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soil
mixture
culturing
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raw material
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JP31725093A
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Yosaku Kuroda
与作 黒田
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05GMIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
    • C05G1/00Mixtures of fertilisers belonging individually to different subclasses of C05

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作物土壌に改良剤として有機物及び微量元素
を含む成分を投入し、生育 育の速いかつミネラ
ル分の多い作物を栽培する。 【構成】 有機物として汚泥,動物糞,堆肥,無機物と
して生石灰,苦土石灰,マンガン鉱石,隣化合物,さら
にロドコッカス菌を混合し培養して、土壌改良補助剤と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機物とそれに作物に必
要な無機物を自然の割合で含み、さらに光合成菌で有機
物を分解した新規な土壌改良剤に関する。土壌には、さ
まざまな無機物質が結合または吸着された形で含まれて
おり、土壌中の水にも多数の無機イオンが溶解して、土
壌溶液を形成している。現在、作物が生存するために不
可欠な元素、いわゆる必須元素は炭素,酸素,水素,窒
素,硫黄,リン,カリウム,カルシウムマグネシウム,
鉄,マンガン,亜鉛,銅,モリブデン,ホウ素,塩素の
16種であることがわかっている。この中で炭素と酸素
は空気中から得られるが、その他の元素は土壌から吸収
しなければならない。また植物の要求量は元素によって
差があり、鉄以外はほんの微量で足りるので微量元素と
も呼ばれる。又、土壌には必須元素以外にも多数の元素
が含まれているし、必須元素も植物の要求する比率で存
在するわけではない。そこで作物は根に必要な元素を必
要なだけ選択して吸収する仕組を備えている。選択吸収
のくわしい機構はまだ不明の点が多いが、いずれにせよ
表皮が主要な役割を果たすとされ、原形質膜の透過性,
根における代謝などが関与している。このように作物が
必要とする元素の量は、元素の種類によって差があり、
又供給能力も土壌の種類によって違っている。作物の生
活における栄養元素の意義は、要求量の大小にかかわら
ず同等であり、作物の成長は最も不足する元素で決定さ
れる。窒素,リン,カリウムが肥料として使われるの
は、これらが多くの土壌で最も欠乏し易いからである
が、作物の要求量がごくわずかな鉄マンガン,亜鉛,コ
バルトなどの微量元素も欠乏すると葉が黄色くなった
り、葉が落下したり、しま模様ができたりして生育障害
を引き起す。必須元素の欠乏は、もともと土壌中の含有
量の低いときは勿論であるが、土壌の条件によって存在
していつも根から吸収されないことがある。その一つが
土壌のPHがその元素に適当でないときである。作物は
イオン元素が水溶性のときでしか吸収しないから例えば
鉄などはPHが高くなると不溶性になり鉄欠乏性にな
り、逆にPHが低すぎると有害なアルミニウムが溶け出
し他の元素の吸収の妨げになる。つまり作物の成長を良
くするには、どの元素がどんな原因で欠乏しているかを
確認し、適切な対策を講ずることが必要である。欠乏し
ている元素を単に補給してやるだけでよいというのでは
ない。PHの補正をはじめとして土壌改良が必要な理由
がここにある。作物の成長における土壌の第一の意義は
無機元素の供給源であることであるが、無機元素が十分
に存在するだけでは作物は満足しない。根はかなり敏感
で、土壌の環境が気にくわないとすぐ成長障害を起こ
す。まず、土壌が過不足なく水分を含んでいなければな
らないし、根そのものの生活を維持するために呼吸に必
要な空気の流通が保障されなければならない。さらに土
壌が硬すぎたり硬層が近くに存在すると、根はそれらを
貫通して伸びることはできない。こうした条件は、一方
土壌の物理的なかかわりのあることである。一般に水も
十分でしかも空気も十分あるというのは矛盾した要求で
普通では実現が困難である。それは土壌が団粒と呼ばれ
る粒状の構造をとって、団粒が相互にゆるく接触してい
る状態で実現できる。団粒の内部と表面に水の薄層がで
きる一方、団粒の間隙をつうじて空気の流通が保障され
るからである。農家が耕地をたえず鋤き起こし、鋤き返
すのは土壌を軟くして根の伸長に適当な条件をつくると
ともに、団粒を作るための努力でもあるしかしどんな努
力にせよ、最終的には耕地や自然にせよ根自身が土壌菌
と共に行う作業である。つまり適当な土壌菌、特に光合
成菌は欠かせないものである。根が土壌のすみずみまで
細根のネットをめぐらし、水の吸収に伴う乾湿の繰り返
しと枯死後の根の分解過程で団粒が形成されるのであ
る。火山の多いわが国では火山灰を母材とする土壌が多
くみられる。地上に降下した火山灰は微細であるためす
ぐに風化する。塩基類は流失し、結晶性のケイ酸塩粘土
鉱物のほかに、非晶質のアロフェロン,準晶質のイモゴ
ライト,遊離のアルミナ,酸化鉄の多い独特の風化産物
が残留する。降下堆積した火山灰に稲が繁茂すると、風
化で生じたケイ酸は植物によって吸収されて植物ケイ酸
体となる。又、アルミナと酸化鉄は有機酸と化合して多
量の腐植を集積させる。これがわが国の各地でみられる
黒色火山灰地である。本発明は以上のような視点から研
究開発した新しい土壌改良剤であって、前述の欠点をお
ぎなうために考えられたものである。
【0002】
【従来の技術】黒色火山土壌は、地域によっては山地,
丘陵地から大量に容易に採取でき腐植や腐植酸に富んだ
もので保水性がよく、本質的には土壌として好適なもの
であるが単独では作物用土壌として取扱い、あるいは作
物の生育などに難点があり、他成分との混合による性状
改善を必要とする一方、このものは一般に30〜50%
の水分を含有しているために一旦乾燥しない限り他の成
分を混合しようとすると団塊を形成して均一配合物が得
られなかったり、混合操作の中断を余儀なくされたりす
る欠点をもっている。又、粒状培土の製造法として原料
土壌鉱物に結合剤として水,水蒸気などを添加して造粒
したのち、粉じんが発生しないような水分状態まで乾燥
して製品とする方法も知られている。しかしながら、こ
のようにして製造した粒状培土は、粒内土壌の結合状態
が弱くて施用時のかん水により容易に崩壊し、その結果
土壌が締って盤状になり、保水性,透水性が悪化するだ
けではなく、せっかく発芽して伸長した根が土層に侵入
せず、いわゆる根上がり現象を起こすという欠点があ
る。これら培土の物理的性質として共通的に要求される
点は、空隙率が大きくて比重が軽いものであること、容
水量が大きいこと、適切な透水係数範囲にあること、適
切な粒度範囲にあることである。しかしこれら全部を満
足させることは困難であり、これまで多く発表されてい
る考案は粒度を合わせて造粒すること、軽量多孔性物質
を配合することであった。しかして軽量多孔性物質とは
軽石,軽石凝灰岩,岩滓凝灰岩,大谷石,泥岩,バーミ
キュライト,ゼオライト,パーライト,蛭石,ペントナ
イト,珪そう土,水砕鉱滓,発泡樹脂,木質細粉,ピー
トモス,水ごけ,腐繊維,バーク,堆肥,ライムケー
フ,籾がら燻炭,石炭,草炭,コークス,活性炭,腐植
酸などが公知となっている前記の公知物質のうち、石
炭,草灰が本発明の黒色火山土壌用改良補助剤に類似し
ているかもしれないが、水稲用土壌の目的に使用する場
合、その性質から言って大いに異っている。石炭や草灰
はその比重が黒色火山土壌に対して高く、吸水性が小さ
く、作物用土壌に使用する目的に劣ることは明らかであ
る。その上、草炭などでは光合成菌,ロドコッカス菌の
培養が良好でないこと、及びそのPHが変り易いことが
ある。草炭,泥炭,亜炭のごとき低品位炭は黒色火山土
壌に比して空気中の酸素によって酸化されて有機酸を生
成することが判明しているが、そのPHは日数の経過と
共に低下して行き、従って培養の原料としては不都合な
ことが多い。又、自然条件のもとで存在する土壌はこれ
が団粒組織であっても、団粒の結合力及び形態は一定し
ておらず、一定粒径以下の粒子を篩分けして得たとして
も、団粒の粒子が壊れ易く、形状が一定せず団粒粒子か
ら分離したり、又は団粒粒子とは別個独立したシルト等
が存在し易く、これが培土土壌としての条件を一定させ
難く、又、栽培作業には特別の工夫が必要である。さら
に従来から植物育生用培土として粒状培土を用いること
が実用化されている。水稲用栽培において水は不可欠の
ものであり、その補給や維持の良否は栽培結果にきわめ
て大きな影響を及ぼすものである従って土壌改良労力の
大部分を占める灌水労力の節約は農業の高能率化に役立
ち、また保水能力の向上は健苗育生,収量増加に大きく
貢献するものである。従来より保水性を高めるためにデ
ンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体のケン化物
やポリエチレンオキシドの架橋体などの吸水性高分子物
質を土壌に添加することが試みられているしかし、単に
吸水性高分子が土壌中の気相部分を閉塞することによっ
てその通気性が著しくそこなわれ、植物の生育に悪影響
を与えるなどの問題があった。ところで火山国日本では
国土の大部分が火山灰であり酸性土壌である。このため
日本における植物はカルシウムが少なく、それを食べて
いる日本人はカルシウムが不足し、ただでさえ日常活動
による生活で酸性になりがちな血液が一層酸性に傾くよ
うになる。これは特に主食たる米について著しい。体液
が酸性になることは好ましくないことが最近特に各方面
から指摘されている。一般にカルシウム含量の多い強ア
ルカリ土壌で植物が育てばカルシウムを多く含んだ高カ
ルシウム植物が収穫できると考えられている。しかし実
際にはあまり関係がないことが判っている。今日の農法
ではカルシウムの多い強アルカリ土壌では植物が育た
ず、土壌を直接酸で中和するか、他の土又は有機酸土と
混合することによりアルカリ度を弱めていた。しかし植
物が育す程度に中和又は混合すると、植物が吸収するカ
ルシウム分もいくらか少なくなる上、有機酸などの取扱
いも面倒である上、費用がかかり、他の土を混合する場
合にはこれらを大量に運搬した後、充分に混合しなけれ
ばならずこれもまた費用のかかる欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は有機物(汚
泥,人糞,鶏糞,豚糞,牛糞及び堆肥(樹木,野菜くず
等を含む)を主原料にし、これに作物の生育に必要な微
量元素を加えることから始める。この微量元素はカルシ
ウムとして生石灰、マグネシウムとして苦土石灰,鉄分
として血漿,マンガンとしてマンガン鉱石,アルミニウ
ムとしてボーキサイト,コバルトとして海水,リン酸カ
ルシウムとして骨粉,ホウ素として動物の毛の粉末,カ
リウムとして植物の灰,リンとして隣鉱石,銅として穀
物胚芽(フスマなどを含む),亜鉛として尿素系が適当
である。この時、カルシウムとマグネシウムの比率が
3:1になるようにすることが求められる。本発明はこ
うした混合物を熱殺菌した後、圧力処理によって脱脂す
ると共に水分を30〜50重量%に調整したものあるい
は前述の混合物の砕化物に水を加えて水分を30〜50
重量%に調整した後殺菌したものを主原料とし、これに
光合成菌を加えてよく混和し、二段発酵即ち、第一段と
して30゜Cの温度条件下通気攪拌培養し、第二段とし
て40°Cの温度条件下通気培養し、得られた培養物に
60〜70゜Cの温度をかけ水分が約15〜20重量%
になる程度に乾燥し、適当な土壌改良補助剤を得る。光
合成菌は予め予備培養したものをヌカ,フスマまたは両
者の混合物に混ぜ合わせよく混和したものを主原料に加
える。こうした処理は蛋白を凝固せしめて組織を固化せ
しめることと殺菌する意味で、例えばオートクレープ等
の熱蒸気による熱処理手段で熱処理する。この際の熱処
理は、原料組織の殺菌が行なわれると共に組織中の油脂
を遊離せしめ、それを機械的に搾出できる程度にその組
織を固化すれば事足りることから、品温を150〜18
0°Cにして25〜45分間、好ましくは約30分間保
持することにより行なわれるこうした意味から熱処理に
かける際の原料の形態は、原形のままで勿論よいが、熱
殺菌をより効果的に行なう上からは出来るだけ細かく砕
化されていることが望ましい。かくして熱処理された処
理物は、そこから油脂分を除去する目的で圧力処理され
る。この圧力処理は、前記熱処理により原料の中に遊離
した油脂分を除去することと、その後のため前記組織中
にある程度の水分、即ち30〜50重量%程度の水分を
残存させておく必要のあることから150〜250kg
/Cmの圧力下で公知手段、例えば公知の油圧法等の
手段により搾出処理を行う。したがってこの圧力処理で
は完全脱脂は必ずしも行なわれず幾分かの油脂分が組織
中に残存するが、これは後の発酵処理によりその量は減
少され、依然残存しても後になって組織を変敗に導くこ
とはなく、その程度の量の油脂分の残存はかえって最終
製品に油脂分を与えることから好都合である。次いで上
述の主原料と副原料を混合し、この混合物は微生物処理
に付するが、これには公知にして容易に入手できる微生
物が使用されるそれらの微生物はロドコッカス エクイ
(Rhodococcusequi),ロドコッカス
エリスロポリス(Rhodococcus eryth
rorolis),ロドコッカス ファシアンス(Rh
odococcus fascians)ロドコッカス
グロベルラス(Rhodococcus globe
rulus),ロドコッカス マリノナセス(Rhod
ococcus marinonascens),ロド
コッカス ロドクラス(Rhodococcusrho
dochrous)である。これらの微生物はそれぞれ
公知の特定培養基により予備培養して使用する。例えば
オートクレーブ等の公知の手段により滅菌処理された米
ヌカ又はフスマの一方かあるいは両者の1:1の混合物
に混入される。この際混入される前記微生物の量は、前
記ヌカおよびフスマの一方かあるいは両者の1:1混合
物1g中に2×10cells以上になるようにす
る。ここで米あるいは麦のヌカおよびフスマの一方かあ
るいは両者の混合物を使用するのは以下の理由による。
すなわち、本発明の土壌の製造方法に主原料として用い
る主物質はその成分構成が水分、粗蛋白、粗脂肪および
灰分がほとんどであり、糖分をほとんど含まない。また
副原料として加える物質類は糖分を含んではいるが、そ
れらは多糖類であって前記微生物が直接資化しうるもの
ではない。したがって本発明の方法に用いる主原料と副
原料だけでは微生物が生育するのに必要な炭素源を欠
き、微生物は育たない。したがって炭素源として使用す
るのが主たる理由である。また、米あるいは麦のヌカお
よびフスマは可食性にして糖分の他に各種アミノ酸類、
植物性油脂、灰分、ビタミン類等を含む栄養豊富な複合
系であり、そのものだけでも微生物の生育条件を具えて
いることの他、最終土壌製品にこうした栄養分を付与す
るものであることも重要な理由の一つである。さらに、
米あるいは麦のヌカおよびフスマの混入により、主原料
からなる培地の気密組織に、微生物の通気培養に好都合
な間隙を与える役割を果たし、その結果発酵が万遍なく
起こるという効果も与える。本発明において使用する前
記米あるいは麦のヌカおよびフスマは市販のものでよい
が、それ等を更に微粉化して使用することもできる。ま
た、こうした米あるいは麦のヌカおよびフスマには通常
かなりの量の脂肪分が含まれており、脂肪分の過多は土
の機能障害を惹き起こすおそれのあることから、これ等
は通常の脱脂手段で脱脂して使用するのが望ましい。米
あるいは麦のヌカおよびフスマの一方かあるいは両者の
1:1混合物の使用量は、水分含量を50%前後に調整
した主原料に対して、1〜15重量%、好ましくは3〜
10重量%である。さて、本発明の方法にあっては、発
酵は二段階に行なう。第一段階では30゜Cで8〜12
時間通気攪拌培養する。この第一段発酵の終了は原料表
面に菌の菌糸が肉眼で観察できるようになったところで
確認する。第二段階では温度を40゜Cに上げて6〜8
時間通気攪拌培養する。かくして得られる培養物は公知
の熱風乾燥手段を介して60〜70°Cの温風による乾
燥に付され、水分含量が約10重量%になったところで
系外に取り出し、公知の粉砕機にかけて粉砕しメッシュ
16〜32の篩により篩別して篩下の粉子をもって製品
とする。
【0004】
【作 用】本発明で使用する菌はロドコッカス菌で、そ
の生育温度範囲は40〜65°C、生育適温50°Cで
胞子を生産する。本菌は公知であり菌学的諸性質は一般
の学術書に記載されている通りである。本発明で本菌を
使用するに当り便利な操作法としては、有機物類80〜
90%と鉱物類(前述の約12種)10〜20%を混合
し、これにロドコッカス菌を接種混合しその混合物を本
法に従って培養する。本発明実施の結果、得られた製品
中の本菌は培養物が65°Cの高温になっても殆んど死
滅せず、次の仕込みの原料に対する接種物として引き継
がれ、連続的に使用され得ると共に高温下に培養された
結果として、培養物を乾燥状の最終製品として提供する
ことを可能にする。各成分の配合割合は作物の種類、配
合成分自体の種類、物性などによって異なり、一概に規
定できないがカルシウムとマグネシウムの比は3:1が
望ましい。ここで鉱物質の量が前記範囲外であれば得ら
れる培土の性状が水稲に不適当なものとなり、また吸水
性物質粉粒体の量が少なすぎると混合時に団塊が形成さ
れて均一な混合が難しくなり多すぎると培土の通気性、
通水性が損なわれる。単にミネラル豊富な栽培土壌によ
り周囲及び又は下方を包囲された普通土壌中では通常の
栽培法によっては植物の栽培は困難又は不可能ないしは
不適当である。然し、通根性物質を介し、本発明品栽培
土壌により周囲及び又は下方を包囲された土壌中では、
容易に通常の栽培法によって水稲を栽培し、高ミネラル
米を得ることができる。
【0005】
【発明の効果】本発明により、当土壌改良補助剤により
作物の生育が良く、又高ミネラル作物ができる理由は未
だ詳らかではないが、光合成菌ロドコッカス菌の培養に
より数々のミネラルとキレートを作る物質を生産し、こ
れが根を通じて作物に取り入れられるものと考えられ
る。この物質の構造は明らかではないが、類似のキレー
ト物質は既に公知である。即ち植物に鉄分を取り入れる
物質としてムギネ酸と名付けられたキレート体が発表さ
れている。(Struct.Bonding,58,1
07(1984))これは稲が鉄欠乏を起して鉄性黄変
病にかかるのを防ぐものとして大変有望視されている。
生育の効果は著しい。これは勿論必須元素の補給のため
もあるが、その他の微量元素のためも大きい。それらの
微量元素の配合割合が作物の必要とする割合とよく一致
しているといえる。
【0006】
【実施例1】下水道処理汚泥500Kgに生石灰20K
gを加え粗砕したのち、オートクレーブ中で150〜1
80°Cの熱蒸気により30分間熱処理して殺菌を行っ
た後、取り出して油圧式圧搾機により水分が約40%に
なるまで圧力処理した。これに苦土石灰5Kg,牛血漿
1Kg,マンガン鉱石1Kg,ボーキサイト0.1K
g,海水1.5Kg,ホタテ粉末0.1Kg,豚毛粉末
0.1Kg,杉灰0.05Kg,リン鉱石0.1Kg,
米ヌカ0.01Kg,尿素0.1Kgを加え粉砕機にか
け主原料をよく混話した。一方、MY培地を用いてロド
コッカス菌を予備培養したものを滅菌処理した米ヌカ2
Kgに混入し、これを前記混合物に加えた。これを30
°Cで通気攪拌しながら約6時間保持した。さらにこれ
を50〜60゜Cの温度で通気加熱乾燥し、水分が30
%になったところで乾燥を止め、乾燥物を粉砕機にかけ
て粉砕し、20メッシュの篩にかけて篩分けして20メ
ッシュの粒子を得た。本品の物性を第1表に示す。
【第1表】 又、本品の組成分析を第2表に示す。
【第2表】 本発明による作物生育効果は抜群で、水稲の場合土壌改
良補助剤として使用すると、対照と比べて2〜3割の増
収をあげた。又、本発明品による土壌改良補助剤の少く
とも3年間連続使用は農業使用の必要性を無くし、有害
菌が付着しても繁殖を阻止する特質を認めた。常法に従
って水稲(コシヒカリ、ササニシキ)を通常の土壌(群
馬県高崎市)と本発明の土壌改良補助剤を1ヘクタール
に200Kgの割合で混合した土壌で栽培したものを比
べてその生育度を調べたその結果を第3表に示す。
【第3表】 第4表にカルシウム分、マグネシウム分、及びPHを比
較した結果を示す。
【第4表】 第3表に示すように本発明土壌改良補助剤を使用するこ
とにより水稲の生育は著しく順調になることが判明し
た。第4表に示すように水稲栽培で米の中のカルシウ
ム、マグネシウムの含有量は対照実験に比べてカルシウ
ムは約1.2倍増加し、マグネシウムも約1.3倍増え
た。さらにPHもはるかに高い。かくして国民の栄養上
必要とされていたカルシウム、マグネシウム等のミネラ
ルを多量に含む米を得ることができた。本発明の広汎な
精神と視野を逸脱することなく、本発明の種々な変更と
修整を為し得ることは勿論である。
【実施例2】鶏糞と豚糞の混合物500Kgに生石灰2
0Kgを混合し粗砕したのちオートクレーブ中で160
〜180゜Cの熱蒸気により30分間熱処理して殺菌を
行った。その後、油圧式圧搾機により水分が約35%に
なるまで圧力処理した。これに苦土石灰3Kg,豚血漿
1Kg,マンガン鉱石1Kg,ボーキサイト0.01K
g,海底泥2Kg,カキ粉末0.2Kg鶏毛粉末0.1
Kg,消炭灰0.02Kg,リン鉱石0.1Kg,フス
マ0.01Kg,尿素0.1Kgを加え、粉砕機にかけ
主原料とよく混和した。一方MY培地によりロドコッカ
ス菌を予備培養したものを滅菌処理したフスマ2.5K
gに混入し、前記混合物に加えた。これを35°Cで通
気攪拌しながら約5時間保持した。さらにこれを60゜
Cの温度で通気加熱乾燥し、水分が25%になったとこ
ろで乾燥を止め、乾燥物を粉砕機にかけて粉砕した。1
5メッシュの篩にかけて篩分けして15メッシュの粒子
の土壌改良補助剤を得た。本品の物性を第5表に示す。
【第5表】 第6表に本品の組成分析を示す。
【第6表】 実施例2における本発明品も土壌改良補助剤としての性
能は優秀で、水稲で実験を行った。即ち本品の使用によ
り2〜3割の増収と高ミネラル米を得ることができた。
さらに本品の使用により農薬の量を著しく少くすること
ができた。即ち多年の使用により有害菌の繁殖をおさえ
ることが判明した。本品を埼玉県春日部市の土壌1ヘク
タールに150Kg投入して、対照として無投入のもの
と比較した。まずその生育度を第7表に示す。
【第7表】 次に第8表に実施例2で得た水稲米中のカルシウム.マ
グネシウム並びにPHを対照物と比較した結果を示す。
【第8表】 第7表から明らかなように本発明品を土壌改良補助剤と
して使用することにより水稲の育生はすこぶる順調にな
った。さらに第8表に示すように当水稲中のカルシウ
ム、マグネシウム及びPHはいずれも良好に改善され
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C05F 15/00 7188−4H C05G 1/00 A 7188−4H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱殺菌した汚泥,動物糞,又は堆肥に生石
    灰を4%〜5%,苦土石灰を1〜1.5%,血漿を0.
    1〜0.2%,マンガン鉱石を0.1〜0.4%,ボー
    キサイトを0.01%,海水を1〜2%,骨粉を0.1
    〜0.3%,動物羽毛粉末を0.1%,植物灰を0.1
    〜0.2%隣鉱石を0.1〜0.2%,穀物胚芽を0.
    5%,及び尿素を0.1〜0.2%加え、よく混合した
    ものを主原料にし、別にロドコッカス(Rhodoco
    ccus)菌を予備培養して得られる菌体を米あるいは
    麦ヌカまたはフスマあるいは両者の混合物と混合し、こ
    れを上記主原料と加え、30°Cで通気攪拌培養したの
    ち、生成した培養物を水分が15〜20%重量になるま
    で温風乾燥することを特徴とする土壌改良補助剤
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