JPH07119059B2 - 管状布の周面に合成樹脂を被覆させる方法及びその装置 - Google Patents
管状布の周面に合成樹脂を被覆させる方法及びその装置Info
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- JPH07119059B2 JPH07119059B2 JP3157857A JP15785791A JPH07119059B2 JP H07119059 B2 JPH07119059 B2 JP H07119059B2 JP 3157857 A JP3157857 A JP 3157857A JP 15785791 A JP15785791 A JP 15785791A JP H07119059 B2 JPH07119059 B2 JP H07119059B2
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Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管状布の周面に合成樹
脂を被覆させる方法及びこの方法の実施に適する処理装
置に関する。
脂を被覆させる方法及びこの方法の実施に適する処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】管状布の内周、外周に樹脂を被覆する方
法として、管状布を、樹脂液を満たした原料桶に投入
し、原料桶の底部から管状布を引き抜いた後に、加熱処
理及び冷却処理を行う方法或は冷却処理のみを行う方法
が知られている。ところが、管状布に対する樹脂の被覆
厚みを一定に保つ必要があり、また、製品の種類に応じ
て、その被覆厚みを自由に調整することが望まれてい
る。さらに、冷却処理のみを行う場合には、樹脂と管状
布との結合性を高める必要がある。また特公昭63−5
2573号公報には、上方から吊下げられた心棒の外周
に管状布を通し、管状布の外面に樹脂を被覆する方法及
び装置が開示されているが、この方法及び装置では、管
状布の外面のみに樹脂が被覆されるに止まり、内面には
樹脂が被覆されていものである。
法として、管状布を、樹脂液を満たした原料桶に投入
し、原料桶の底部から管状布を引き抜いた後に、加熱処
理及び冷却処理を行う方法或は冷却処理のみを行う方法
が知られている。ところが、管状布に対する樹脂の被覆
厚みを一定に保つ必要があり、また、製品の種類に応じ
て、その被覆厚みを自由に調整することが望まれてい
る。さらに、冷却処理のみを行う場合には、樹脂と管状
布との結合性を高める必要がある。また特公昭63−5
2573号公報には、上方から吊下げられた心棒の外周
に管状布を通し、管状布の外面に樹脂を被覆する方法及
び装置が開示されているが、この方法及び装置では、管
状布の外面のみに樹脂が被覆されるに止まり、内面には
樹脂が被覆されていものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、管
状布に対する樹脂の被覆厚みを一定に保つことができ、
さらに、その被覆を管状布の外面のみならず内面にも行
うことのできる方法の提供を目的とする。又、本発明
は、上記方法の実施に適する装置の提供を目的とする。
状布に対する樹脂の被覆厚みを一定に保つことができ、
さらに、その被覆を管状布の外面のみならず内面にも行
うことのできる方法の提供を目的とする。又、本発明
は、上記方法の実施に適する装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の管状布の
周面に合成樹脂を被覆させる方法により上記の課題を解
決する。本発明の管状布の周面に合成樹脂を被覆させる
第1の方法は、心棒を樹脂被覆室に上方より吊り下げて
挿通し、樹脂を被覆していない管状布を上方より心棒の
外周に通し、樹脂被覆室の上部に、樹脂供給体から樹脂
の供給を受ける流入室を設け、この流入室の中央に上記
の心棒を挿通し、この流入室内の心棒の外径を、管状布
の内径より細く設定することにより、心棒の外周と管状
布の内周との間に空間を形成し、流入室内に流入した樹
脂を管状布の外周から管状布の布組織を通して上記空間
に進入させ、樹脂被覆済管状布の目的外径と略同一の内
径を備えた外径規定部を樹脂被覆室の下部に設け、他
方、樹脂被覆済管状布の目的内径と略同一の外径を備え
た内径規定部を心棒に設け、上記の管状布を上記内径規
定部と外径規定部との間に通すことにより、管状布の内
外面に合成樹脂を所定厚みに被覆させることを特徴とす
る管状布の周面に合成樹脂を被覆させる方法である。
周面に合成樹脂を被覆させる方法により上記の課題を解
決する。本発明の管状布の周面に合成樹脂を被覆させる
第1の方法は、心棒を樹脂被覆室に上方より吊り下げて
挿通し、樹脂を被覆していない管状布を上方より心棒の
外周に通し、樹脂被覆室の上部に、樹脂供給体から樹脂
の供給を受ける流入室を設け、この流入室の中央に上記
の心棒を挿通し、この流入室内の心棒の外径を、管状布
の内径より細く設定することにより、心棒の外周と管状
布の内周との間に空間を形成し、流入室内に流入した樹
脂を管状布の外周から管状布の布組織を通して上記空間
に進入させ、樹脂被覆済管状布の目的外径と略同一の内
径を備えた外径規定部を樹脂被覆室の下部に設け、他
方、樹脂被覆済管状布の目的内径と略同一の外径を備え
た内径規定部を心棒に設け、上記の管状布を上記内径規
定部と外径規定部との間に通すことにより、管状布の内
外面に合成樹脂を所定厚みに被覆させることを特徴とす
る管状布の周面に合成樹脂を被覆させる方法である。
【0005】さらに、本発明の第2の方法は、上記の第
1の方法において、次の特徴を有するものを提供する。
即ち、樹脂被覆室を、上面及び底面を有する上記の流入
室と、流入室の下方に設けられた底部とから構成し、流
入室上面に上部位置設定部を、流入室底面に下部位置設
定部を、夫々穿設し、この上部及び下部位置設定部に心
棒を挿通すると共に、この心棒における、上部及び下部
位置設定部へ対応する位置に、第1及び第2位置決め部
を設け、且つ、上部及び下部位置設定部と心棒の第1及
び第2位置決め部との間に管状布を挿通し、流入室底面
には、樹脂被覆室の底部方向に連通する外周通路を形成
して、流入室内の樹脂の一部を、管状布の外側から樹脂
被覆室の底部方向に導き、樹脂被覆室の底部に、上記外
径規定部を設けたことを特徴とする。
1の方法において、次の特徴を有するものを提供する。
即ち、樹脂被覆室を、上面及び底面を有する上記の流入
室と、流入室の下方に設けられた底部とから構成し、流
入室上面に上部位置設定部を、流入室底面に下部位置設
定部を、夫々穿設し、この上部及び下部位置設定部に心
棒を挿通すると共に、この心棒における、上部及び下部
位置設定部へ対応する位置に、第1及び第2位置決め部
を設け、且つ、上部及び下部位置設定部と心棒の第1及
び第2位置決め部との間に管状布を挿通し、流入室底面
には、樹脂被覆室の底部方向に連通する外周通路を形成
して、流入室内の樹脂の一部を、管状布の外側から樹脂
被覆室の底部方向に導き、樹脂被覆室の底部に、上記外
径規定部を設けたことを特徴とする。
【0006】次に、本発明は、次の管状布の周面に合成
樹脂を被覆させる装置により上記の課題を解決する。本
発明の管状布の周面に合成樹脂を被覆させる第1の装置
は、管状布をその外周に通す心棒と、この心棒が上方よ
り吊り下げられた状態で挿通される樹脂被覆室とを備
え、この樹脂被覆室が、その内部に樹脂を供給する樹脂
供給体と、樹脂被覆室に供給された樹脂を外周側から管
状布へ導く通路と、樹脂被覆室内において管状布内外面
に被覆される樹脂の厚みを確定させる厚み確定部とを備
え、上記通路は、樹脂供給体に連通する流入室を備え、
この流入室の中央を上記の心棒が貫き、この流入室内の
心棒の外径が、管状布の内径より細く設定されることに
より、心棒の外周と管状布の内周との間に空間が形成さ
れ、流入室内に流入した樹脂が管状布を通って上記空間
に進入するように構成され、上記厚み確定部が、樹脂被
覆済管状布の目的内径と略同一の外径を備えた内径規定
部と、樹脂被覆済管状布の目的外径と略同一の内径を備
えた外径規定部とを備え、外径規定部が樹脂被覆室の上
記外周通路及び内周通路の下方に設けられ、内径規定部
が上記心棒の外径規定部に対応する位置配位されたもの
である、管状布の周面に合成樹脂を被覆させる装置であ
る。
樹脂を被覆させる装置により上記の課題を解決する。本
発明の管状布の周面に合成樹脂を被覆させる第1の装置
は、管状布をその外周に通す心棒と、この心棒が上方よ
り吊り下げられた状態で挿通される樹脂被覆室とを備
え、この樹脂被覆室が、その内部に樹脂を供給する樹脂
供給体と、樹脂被覆室に供給された樹脂を外周側から管
状布へ導く通路と、樹脂被覆室内において管状布内外面
に被覆される樹脂の厚みを確定させる厚み確定部とを備
え、上記通路は、樹脂供給体に連通する流入室を備え、
この流入室の中央を上記の心棒が貫き、この流入室内の
心棒の外径が、管状布の内径より細く設定されることに
より、心棒の外周と管状布の内周との間に空間が形成さ
れ、流入室内に流入した樹脂が管状布を通って上記空間
に進入するように構成され、上記厚み確定部が、樹脂被
覆済管状布の目的内径と略同一の外径を備えた内径規定
部と、樹脂被覆済管状布の目的外径と略同一の内径を備
えた外径規定部とを備え、外径規定部が樹脂被覆室の上
記外周通路及び内周通路の下方に設けられ、内径規定部
が上記心棒の外径規定部に対応する位置配位されたもの
である、管状布の周面に合成樹脂を被覆させる装置であ
る。
【0007】さらに、本発明の第2の装置は、上記の第
1の装置において、次の特徴を有するものを提供する。
即ち、樹脂被覆室が、上面及び底面を有する上記の流入
室と、流入室の下方に設けられた底部とを有し、流入室
上面に上部位置設定部が、流入室底面に下郁位置設定部
が、夫々穿設され、この上部及び下部位置設定部に心棒
が挿通されると共に、この心棒が、上部及び下部位置設
定部に対応する位置に、第1及び第2位置決め部を有
し、且つ、上部及び下部位置設定部と心棒の第1及び第
2位置決め部との間に管状布が挿通され、流入室底面に
は、流入室内の樹脂の一部を、管状布の外側から、樹脂
被覆室の底部方向へ導く外周通路が形成され、樹脂被覆
室の底部に、上記厚み確定部が設けられたことを特徴と
する。尚、本発明において、管状布とは、あらゆる繊維
或いは糸状体(例えば、ポリプロピレン糸、H.P.
P.E糸、ポリエスタ糸、ナイロン糸その他の合成繊維
糸や綿糸その他の天然糸)で編成若しくは織成された管
状の布をいう。
1の装置において、次の特徴を有するものを提供する。
即ち、樹脂被覆室が、上面及び底面を有する上記の流入
室と、流入室の下方に設けられた底部とを有し、流入室
上面に上部位置設定部が、流入室底面に下郁位置設定部
が、夫々穿設され、この上部及び下部位置設定部に心棒
が挿通されると共に、この心棒が、上部及び下部位置設
定部に対応する位置に、第1及び第2位置決め部を有
し、且つ、上部及び下部位置設定部と心棒の第1及び第
2位置決め部との間に管状布が挿通され、流入室底面に
は、流入室内の樹脂の一部を、管状布の外側から、樹脂
被覆室の底部方向へ導く外周通路が形成され、樹脂被覆
室の底部に、上記厚み確定部が設けられたことを特徴と
する。尚、本発明において、管状布とは、あらゆる繊維
或いは糸状体(例えば、ポリプロピレン糸、H.P.
P.E糸、ポリエスタ糸、ナイロン糸その他の合成繊維
糸や綿糸その他の天然糸)で編成若しくは織成された管
状の布をいう。
【0008】
【作用】本発明においては、管状布が心棒に規定され
て、正確に樹脂被覆室内を下降する。この下降中、管状
布は、樹脂被覆室内部に供給される樹脂により、その内
外面が被覆される。そして、樹脂被覆済管状布の目的内
径と略同一の外径を備えた内径規定部が樹脂被覆室の底
部に設けられ、又、樹脂被覆済管状布の目的外径と略同
一の内径を備えた外径規定部が心棒に設けられているた
め、上記内径規定部と外径規定部との間に樹脂被覆済管
状布を通すことにより、管状布の内外面に合成樹脂を所
定厚みに被覆させることができる。
て、正確に樹脂被覆室内を下降する。この下降中、管状
布は、樹脂被覆室内部に供給される樹脂により、その内
外面が被覆される。そして、樹脂被覆済管状布の目的内
径と略同一の外径を備えた内径規定部が樹脂被覆室の底
部に設けられ、又、樹脂被覆済管状布の目的外径と略同
一の内径を備えた外径規定部が心棒に設けられているた
め、上記内径規定部と外径規定部との間に樹脂被覆済管
状布を通すことにより、管状布の内外面に合成樹脂を所
定厚みに被覆させることができる。
【0009】さらに、流入室上面に上部位置設定部を、
流入室底面に下部位置設定部を、夫々穿設し、この上部
及び下部位置設定部に心棒を挿通すると共に、この心棒
における、上部及び下部位置設定部へ対応する位置に、
第1及び第2位置決め部を設け、且つ、上部及び下部位
置設定部と心棒の第1及び第2位置決め部との間に管状
布を挿通することによって、流入室内での心棒及び管状
布の位置がより正確に定まり、合成樹脂の被覆がより良
好に行われる。
流入室底面に下部位置設定部を、夫々穿設し、この上部
及び下部位置設定部に心棒を挿通すると共に、この心棒
における、上部及び下部位置設定部へ対応する位置に、
第1及び第2位置決め部を設け、且つ、上部及び下部位
置設定部と心棒の第1及び第2位置決め部との間に管状
布を挿通することによって、流入室内での心棒及び管状
布の位置がより正確に定まり、合成樹脂の被覆がより良
好に行われる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1は、管状布の周面に樹脂を被覆する装置の概
略図であり、先ず、この図に基づき本発明の被覆装置及
び被覆方法の概要を説明する。この装置は、被処理物で
ある管状布aを巻回する第1ドラム11と、第1ドラム
11の上方に配された第1案内ローラ21と、第1案内
ローラ21の図示右方に配された駆動式の第2案内ロー
ラ22と、第2案内ローラ22の下方に配された懸垂装
置4と、懸垂装置4に懸垂杆5を介して吊り下げられた
心棒6と、心棒6が通された樹脂被覆室8と、樹脂被覆
室8の下方に配された加熱装置7と、加熱装置7の下方
に配された冷却装置10と、冷却装置10の下方に配さ
れた下部駆動ローラ23と、下部駆動ローラ23の図示
右方に配された第3案内ローラ24と、その右方に配さ
れた第2ドラム12とからなる。懸垂装置4は、装置本
体(図示せず)に支持固定された下部ベアリング42
と、下部ベアリング42に支持された上部ベアリング4
1と、上部ベアリング41上に取り付けられた円錐形の
案内筒3とを備える。上記懸垂杆5は、上部ベアリング
41の中心にその上端が固定されている。樹脂被覆室8
は、その底部84が装置本体(図示せず)に支持固定さ
れ、又、樹脂被覆室8の側部にはスクリューポンプ或い
は押出機等の樹脂供給体9が接続されている。被処理物
である管状布aは、押し潰された状態で第1ドラム11
に巻回されており、その状態のまま第1ドラム11から
解かれ出て、第1案内ローラ21と、駆動式の第2案内
ローラ22とによって装置主要部の上方に至る。
する。図1は、管状布の周面に樹脂を被覆する装置の概
略図であり、先ず、この図に基づき本発明の被覆装置及
び被覆方法の概要を説明する。この装置は、被処理物で
ある管状布aを巻回する第1ドラム11と、第1ドラム
11の上方に配された第1案内ローラ21と、第1案内
ローラ21の図示右方に配された駆動式の第2案内ロー
ラ22と、第2案内ローラ22の下方に配された懸垂装
置4と、懸垂装置4に懸垂杆5を介して吊り下げられた
心棒6と、心棒6が通された樹脂被覆室8と、樹脂被覆
室8の下方に配された加熱装置7と、加熱装置7の下方
に配された冷却装置10と、冷却装置10の下方に配さ
れた下部駆動ローラ23と、下部駆動ローラ23の図示
右方に配された第3案内ローラ24と、その右方に配さ
れた第2ドラム12とからなる。懸垂装置4は、装置本
体(図示せず)に支持固定された下部ベアリング42
と、下部ベアリング42に支持された上部ベアリング4
1と、上部ベアリング41上に取り付けられた円錐形の
案内筒3とを備える。上記懸垂杆5は、上部ベアリング
41の中心にその上端が固定されている。樹脂被覆室8
は、その底部84が装置本体(図示せず)に支持固定さ
れ、又、樹脂被覆室8の側部にはスクリューポンプ或い
は押出機等の樹脂供給体9が接続されている。被処理物
である管状布aは、押し潰された状態で第1ドラム11
に巻回されており、その状態のまま第1ドラム11から
解かれ出て、第1案内ローラ21と、駆動式の第2案内
ローラ22とによって装置主要部の上方に至る。
【0011】次に、被処理物である管状布aは、懸垂装
置4の上部ベアリング41上に取り付けられた円錐形の
案内筒3にガイドされて、押し潰された状態から本来の
管状に広げられる。管状に広げらた管状布aは、上部ベ
アリング41のベアリング球43と、下部ベアリングの
ベアリング球44との間を通って、上部ベアリング41
中心に連結された懸垂杆5につながっている心棒6に通
される。樹脂被覆室8内の心棒6の外周を通過中に、管
状布aは、その内外面に、樹脂供給体9から供給された
樹脂の含浸、被覆を受ける。内外面に、樹脂供給体9か
ら供給された樹脂の含浸、被覆を受けた管状布は、加熱
装置7により加熱され、次に、加熱処理がなされた管状
布aは、冷却装置10から噴射される冷却水によって強
制冷却される。尚冷却装置10を用いず、自然冷却する
ことも可能である。最後に、冷却された管状布aは、下
部駆動ローラ23によって引きだされ、第3案内ローラ
24によって案内され、第2ドラム12に巻き取られる
ことによって、全工程が終了する。
置4の上部ベアリング41上に取り付けられた円錐形の
案内筒3にガイドされて、押し潰された状態から本来の
管状に広げられる。管状に広げらた管状布aは、上部ベ
アリング41のベアリング球43と、下部ベアリングの
ベアリング球44との間を通って、上部ベアリング41
中心に連結された懸垂杆5につながっている心棒6に通
される。樹脂被覆室8内の心棒6の外周を通過中に、管
状布aは、その内外面に、樹脂供給体9から供給された
樹脂の含浸、被覆を受ける。内外面に、樹脂供給体9か
ら供給された樹脂の含浸、被覆を受けた管状布は、加熱
装置7により加熱され、次に、加熱処理がなされた管状
布aは、冷却装置10から噴射される冷却水によって強
制冷却される。尚冷却装置10を用いず、自然冷却する
ことも可能である。最後に、冷却された管状布aは、下
部駆動ローラ23によって引きだされ、第3案内ローラ
24によって案内され、第2ドラム12に巻き取られる
ことによって、全工程が終了する。
【0012】次に、図2乃至図4に基づき、前記の懸垂
装置4の好ましい実施例を詳細に説明する。この懸垂装
置4は、前述のように、装置本体(図示せず)に支持固
定された下部ベアリング42と、下部ベアリング42に
支持された上部ベアリング41とを備える。
装置4の好ましい実施例を詳細に説明する。この懸垂装
置4は、前述のように、装置本体(図示せず)に支持固
定された下部ベアリング42と、下部ベアリング42に
支持された上部ベアリング41とを備える。
【0013】下部ベアリング42は、図4に示すように
多数のベアリング球44を円周状に配したもので、その
内周面46は、下方に向かうに従い内径が小さくなるテ
ーパ面となっている。そしてこの下部ベアリング42全
体は、フランジ47にて装置本体(図示せず)に固定さ
れる。
多数のベアリング球44を円周状に配したもので、その
内周面46は、下方に向かうに従い内径が小さくなるテ
ーパ面となっている。そしてこの下部ベアリング42全
体は、フランジ47にて装置本体(図示せず)に固定さ
れる。
【0014】他方、上部ベアリング41は、図3に示す
ように多数のベアリング球43を円周状に配したもの
で、その外周面45は、下方に向かうに従い外径が小さ
くなるテーパ面となっている。そして前記の懸垂杆5が
上部ベアリング41の中央を上下に貫き、その上端が固
定用ナット48にて上部ベアリング41の上面に固定さ
れている。さらに、この懸垂杆5の上端には、前記の案
内筒3が取り付けられている。
ように多数のベアリング球43を円周状に配したもの
で、その外周面45は、下方に向かうに従い外径が小さ
くなるテーパ面となっている。そして前記の懸垂杆5が
上部ベアリング41の中央を上下に貫き、その上端が固
定用ナット48にて上部ベアリング41の上面に固定さ
れている。さらに、この懸垂杆5の上端には、前記の案
内筒3が取り付けられている。
【0015】この上部ベアリング41は、各ベアリング
球43が、下部ベアリング42の各ベアリング球44の
間に来るようにして、下部ベアリング42上に載置され
る。管状布aは、上部ベアリング41のベアリング球4
3と、下部ベアリング42のベアリング球44との間を
通過して、懸垂杆5の下端に取りつけられた心棒6へと
向かう。従って、この懸垂装置は、上部ベアリング41
に接続された懸垂杆5の下端に、心棒6を取り付け、こ
の上部ベアリング41を、装置本体(図示せず)に固定
される下部ベアリング42に支持することにより、心棒
6の確実な懸垂を可能とすると同時に、管状布aの円滑
な送りを実現するものである。
球43が、下部ベアリング42の各ベアリング球44の
間に来るようにして、下部ベアリング42上に載置され
る。管状布aは、上部ベアリング41のベアリング球4
3と、下部ベアリング42のベアリング球44との間を
通過して、懸垂杆5の下端に取りつけられた心棒6へと
向かう。従って、この懸垂装置は、上部ベアリング41
に接続された懸垂杆5の下端に、心棒6を取り付け、こ
の上部ベアリング41を、装置本体(図示せず)に固定
される下部ベアリング42に支持することにより、心棒
6の確実な懸垂を可能とすると同時に、管状布aの円滑
な送りを実現するものである。
【0016】次に、図5乃至図7に基づき、前記の懸垂
装置4のさらに好ましい他の実施例を詳細に説明する。
この懸垂装置は、比較的径の大きな管状布aを、より一
層円滑に送り得るようにしたものである。即ち、上記の
例では、上部ベアリング41が下方に強く引っ張られる
こととなる。この下方への力としては、懸垂杆5を介し
て取り付けられた心棒6の重量や、心棒6を通過する際
に行われる樹脂被覆工程による下方への力を、挙げるこ
とができる。そして、この下方への力があまりに大きく
なると、管状布aの円滑な送りが困難となることも考え
られる。この問題を解決するのが、この実施例である。
装置4のさらに好ましい他の実施例を詳細に説明する。
この懸垂装置は、比較的径の大きな管状布aを、より一
層円滑に送り得るようにしたものである。即ち、上記の
例では、上部ベアリング41が下方に強く引っ張られる
こととなる。この下方への力としては、懸垂杆5を介し
て取り付けられた心棒6の重量や、心棒6を通過する際
に行われる樹脂被覆工程による下方への力を、挙げるこ
とができる。そして、この下方への力があまりに大きく
なると、管状布aの円滑な送りが困難となることも考え
られる。この問題を解決するのが、この実施例である。
【0017】この懸垂装置は、前述のように、装置本体
(図示せず)に支持固定された下部ローラ52と、下部
ローラ52に支持された上部ローラ51とを備える。下
部ローラ52は、図7に示すように4本の下部ローラ本
体54を正方形に配し、各下部ローラ本体54の軸をベ
ベルギア56によって連動するように接続し、一の下部
ローラ本体54の軸をベルト、プーリ等の適宜接続手段
により電動機等の駆動源57にて、回転させるようにし
たものである。
(図示せず)に支持固定された下部ローラ52と、下部
ローラ52に支持された上部ローラ51とを備える。下
部ローラ52は、図7に示すように4本の下部ローラ本
体54を正方形に配し、各下部ローラ本体54の軸をベ
ベルギア56によって連動するように接続し、一の下部
ローラ本体54の軸をベルト、プーリ等の適宜接続手段
により電動機等の駆動源57にて、回転させるようにし
たものである。
【0018】他方、上部ローラ51は、図6に示すよう
に4本の上部ローラ本体53を正方形フレーム55によ
り略正方形に配したものである。そして前記の懸垂杆5
が、正方形フレーム55の4角から斜め下方に延設され
た下方傾斜フレーム58の中央に、固定用ナット59に
て固定されている。さらに、正方形フレーム55の4角
から斜め上方には、上方傾斜フレーム31が延設され、
これが前記の案内筒と同様の機能を果す。
に4本の上部ローラ本体53を正方形フレーム55によ
り略正方形に配したものである。そして前記の懸垂杆5
が、正方形フレーム55の4角から斜め下方に延設され
た下方傾斜フレーム58の中央に、固定用ナット59に
て固定されている。さらに、正方形フレーム55の4角
から斜め上方には、上方傾斜フレーム31が延設され、
これが前記の案内筒と同様の機能を果す。
【0019】この上部ローラ51は、各上部ローラ本体
53が、各下部ローラ本体54に対応した状態で下部ロ
ーラ52上に載置される。そして、管状布aは、上部ロ
ーラ51の上部ローラ本体53と、下部ローラ43の下
部ローラ本体54との間を通過して、懸垂杆5の下端に
取りつけられた心棒6へと向かう。この時、下部ローラ
52は、4本の下部ローラ本体54が電動機等の駆動源
57にて回転するため、管状布aを強制的に送ることが
できるものである。従って、この懸垂装置は、上部ロー
ラ51が下方に強く引っ張られる場合にも、管状布aを
円滑に送り得るようにし得たものである。
53が、各下部ローラ本体54に対応した状態で下部ロ
ーラ52上に載置される。そして、管状布aは、上部ロ
ーラ51の上部ローラ本体53と、下部ローラ43の下
部ローラ本体54との間を通過して、懸垂杆5の下端に
取りつけられた心棒6へと向かう。この時、下部ローラ
52は、4本の下部ローラ本体54が電動機等の駆動源
57にて回転するため、管状布aを強制的に送ることが
できるものである。従って、この懸垂装置は、上部ロー
ラ51が下方に強く引っ張られる場合にも、管状布aを
円滑に送り得るようにし得たものである。
【0020】次に、図8乃至図16に基づき、心棒6及
び樹脂被覆室8の実施例について説明する。先ず、心棒
6は、上端に上記懸垂杆5に対する接続部61を備え、
その下方に第1位置決め部62、そのさらに下方に第2
位置決め部63を、そして下端に内径規定部64を備え
る。
び樹脂被覆室8の実施例について説明する。先ず、心棒
6は、上端に上記懸垂杆5に対する接続部61を備え、
その下方に第1位置決め部62、そのさらに下方に第2
位置決め部63を、そして下端に内径規定部64を備え
る。
【0021】第1及び第2位置決め部62、63は、管
状布aの内径と略等しい外径を有する円盤状をなす。そ
して、第1位置決め部62には排気孔65が上下方向に
貫通して形成されている(図12)。又、第2位置決め
部63には、図11に示すように、内周通路66が、そ
の略全域にわたって上下方向に貫通して形成されてい
る。この実施例では内周通路66を二つの半円形の孔と
して実施したが、多数の小孔を第2位置決め部63の略
全域にわたって形成するなど、後に述べるように樹脂が
良好に下方へ流れるものであれば、その形状は適宜変更
し得る。内径規定部64は、後に述べるように、樹脂被
覆済管状布aの目的内径と略同一の外径を備えた円盤状
をなす。
状布aの内径と略等しい外径を有する円盤状をなす。そ
して、第1位置決め部62には排気孔65が上下方向に
貫通して形成されている(図12)。又、第2位置決め
部63には、図11に示すように、内周通路66が、そ
の略全域にわたって上下方向に貫通して形成されてい
る。この実施例では内周通路66を二つの半円形の孔と
して実施したが、多数の小孔を第2位置決め部63の略
全域にわたって形成するなど、後に述べるように樹脂が
良好に下方へ流れるものであれば、その形状は適宜変更
し得る。内径規定部64は、後に述べるように、樹脂被
覆済管状布aの目的内径と略同一の外径を備えた円盤状
をなす。
【0022】次に、樹脂被覆室8は、流入室81の上方
に上部位置設定部82を、その下方に下部位置設定部8
3を備え、さらにその下方に底部84を備えてなる。詳
しくは、図13、図14に示すように、下部位置設定部
83は支持バー83aによって底部84に支持され、
又、上部位置設定部82は支持柱82aによって下部位
置設定部83上方に支持されている。そして、樹脂被覆
室8はこの底部84にて装置本体(図示せず)に支持固
定される。
に上部位置設定部82を、その下方に下部位置設定部8
3を備え、さらにその下方に底部84を備えてなる。詳
しくは、図13、図14に示すように、下部位置設定部
83は支持バー83aによって底部84に支持され、
又、上部位置設定部82は支持柱82aによって下部位
置設定部83上方に支持されている。そして、樹脂被覆
室8はこの底部84にて装置本体(図示せず)に支持固
定される。
【0023】上部、下部位置設定部82、83は、夫
々、心棒6の第1及び第2位置決め部62、63に対応
する位置に形成され、第1及び第2位置決め部62、6
3と協働して、心棒6が垂直に吊り下げられるようにす
る。即ち、上部位置設定部82は、心棒6の第1位置決
め部62を通すための円形の穴を有し、この穴は、第1
位置決め部62外周を通過する管状布aの外径に略等し
い内径を有する。又、下部位置設定部83は心棒6の第
2位置決め部63を通すための円形の穴を有し、この穴
は、第2位置決め部63外周を通過する管状布aの外径
に略等しい内径を有する。従って、管状布aは、上部位
置設定部82と心棒6の第1位置決め部62との間と、
下部位置設定部83と心棒6の第2位置決め部63との
間を通り、垂直に下降していくものである。
々、心棒6の第1及び第2位置決め部62、63に対応
する位置に形成され、第1及び第2位置決め部62、6
3と協働して、心棒6が垂直に吊り下げられるようにす
る。即ち、上部位置設定部82は、心棒6の第1位置決
め部62を通すための円形の穴を有し、この穴は、第1
位置決め部62外周を通過する管状布aの外径に略等し
い内径を有する。又、下部位置設定部83は心棒6の第
2位置決め部63を通すための円形の穴を有し、この穴
は、第2位置決め部63外周を通過する管状布aの外径
に略等しい内径を有する。従って、管状布aは、上部位
置設定部82と心棒6の第1位置決め部62との間と、
下部位置設定部83と心棒6の第2位置決め部63との
間を通り、垂直に下降していくものである。
【0024】次に、樹脂被覆室8の側部には、樹脂供給
体9の先端が接続され、又、樹脂被覆室8内における樹
脂供給体9先端の接続部より下方の位置には、その内周
面から下部位置設定部83に向かって流入室底面85が
形成されている。そして、この流入室底面85の内端面
と下部位置設定部83の外周面との間には間隔が開けら
れており、この間隔が外周通路86とされている。この
外周通路86を通じて、樹脂の一部が、管状布aの外側
から、樹脂被覆室8の底部84方向へ導かれるように構
成されている。
体9の先端が接続され、又、樹脂被覆室8内における樹
脂供給体9先端の接続部より下方の位置には、その内周
面から下部位置設定部83に向かって流入室底面85が
形成されている。そして、この流入室底面85の内端面
と下部位置設定部83の外周面との間には間隔が開けら
れており、この間隔が外周通路86とされている。この
外周通路86を通じて、樹脂の一部が、管状布aの外側
から、樹脂被覆室8の底部84方向へ導かれるように構
成されている。
【0025】樹脂被覆室8の底部84には、後述するよ
うに樹脂被覆済の管状布aの目的外径と略同一の内径を
備えた孔が上下方向に貫通して形成されている。この孔
が、外径規定部87であり、この外径規定部87は、前
述の心棒6の内径規定部64に対応する位置に設けられ
ている。
うに樹脂被覆済の管状布aの目的外径と略同一の内径を
備えた孔が上下方向に貫通して形成されている。この孔
が、外径規定部87であり、この外径規定部87は、前
述の心棒6の内径規定部64に対応する位置に設けられ
ている。
【0026】以上の構成よりなる樹脂被覆室8におい
て、管状布aは、次のようにしてその内外面に樹脂の被
覆を受ける。先ず、管状布aは、前述のように、上部位
置設定部82と心棒6の第1位置決め部62との間と、
下部位置設定部83と心棒6の第2位置決め部63との
間を通って、垂直に下降していく。これに対して、樹脂
供給体9の先端から、樹脂が流入室81内に供給され、
この樹脂は、流入室81内を満たすと共に、樹脂の一部
は外周通路86から下部位置設定部83の下方へ向か
い、管状布aの外面に被覆、含浸される。他方流入室8
1を満たした樹脂は、そのまま管状布aの外周に至り、
管状布aの織り目或いは編み目から管状布a内に浸透
し、内周側に滲み出て、心棒6の第2位置決め部63に
形成された内周通路66から下方に向かい、管状布aの
内面に被覆、含浸される。
て、管状布aは、次のようにしてその内外面に樹脂の被
覆を受ける。先ず、管状布aは、前述のように、上部位
置設定部82と心棒6の第1位置決め部62との間と、
下部位置設定部83と心棒6の第2位置決め部63との
間を通って、垂直に下降していく。これに対して、樹脂
供給体9の先端から、樹脂が流入室81内に供給され、
この樹脂は、流入室81内を満たすと共に、樹脂の一部
は外周通路86から下部位置設定部83の下方へ向か
い、管状布aの外面に被覆、含浸される。他方流入室8
1を満たした樹脂は、そのまま管状布aの外周に至り、
管状布aの織り目或いは編み目から管状布a内に浸透
し、内周側に滲み出て、心棒6の第2位置決め部63に
形成された内周通路66から下方に向かい、管状布aの
内面に被覆、含浸される。
【0027】このようにして、管状布aの内外面には、
樹脂が被覆、含浸されるが、その被覆厚みは、樹脂被覆
室8の底部84の外径規定部87と、心棒6の内径規定
部64との間隔によって決定される。即ち、外径規定部
87は、樹脂被覆済の管状布aの目的外径と略同一の内
径を備えた孔であり、又、内径規定部64は、樹脂被覆
済の管状布aの目的内径と略同一の内径を備えた円盤で
あるため、両規定部64、87間を樹脂被覆済管状布a
が通過することにより、管状布aの内外面の樹脂の被覆
厚みが確定する。
樹脂が被覆、含浸されるが、その被覆厚みは、樹脂被覆
室8の底部84の外径規定部87と、心棒6の内径規定
部64との間隔によって決定される。即ち、外径規定部
87は、樹脂被覆済の管状布aの目的外径と略同一の内
径を備えた孔であり、又、内径規定部64は、樹脂被覆
済の管状布aの目的内径と略同一の内径を備えた円盤で
あるため、両規定部64、87間を樹脂被覆済管状布a
が通過することにより、管状布aの内外面の樹脂の被覆
厚みが確定する。
【0028】尚、樹脂の被覆厚みの調整は、樹脂供給体
9から樹脂被覆室8へ供給される樹脂の単位時間量及
び、管状布aの送り速度を変化させることによっても行
うことができる。即ち、樹脂の単位時間量を減少させ、
送り速度を高めることにより、樹脂の被覆厚みは小さな
り、逆になすことにより被覆厚みは大きくなる。そし
て、さらに、被覆厚みを大きく変化させるには、心棒6
を、その内径規定部64の外径が異なるものに変更し、
或は、樹脂被覆室8の底部84を、その外径規定部87
の内径が異なるものに変更すればよい。又、内径規定部
64に種々の径の異なるリング体を交換可能に取着する
ようにしてもよく、外径規定部87に開度調整可能なシ
ャッターを設けてもよい。
9から樹脂被覆室8へ供給される樹脂の単位時間量及
び、管状布aの送り速度を変化させることによっても行
うことができる。即ち、樹脂の単位時間量を減少させ、
送り速度を高めることにより、樹脂の被覆厚みは小さな
り、逆になすことにより被覆厚みは大きくなる。そし
て、さらに、被覆厚みを大きく変化させるには、心棒6
を、その内径規定部64の外径が異なるものに変更し、
或は、樹脂被覆室8の底部84を、その外径規定部87
の内径が異なるものに変更すればよい。又、内径規定部
64に種々の径の異なるリング体を交換可能に取着する
ようにしてもよく、外径規定部87に開度調整可能なシ
ャッターを設けてもよい。
【0029】尚、管状布aの内面のみを樹脂で被覆する
には、上記実施例中、外周通路86を塞ぎ、外径規定部
87の内径を、樹脂を被覆しない状態の管状布aの外径
と略同一に調整すればよい。この外周通路86の閉塞
は、開閉弁を取り付けてその弁を閉じるようにしてもよ
く、或は、部品の交換するようにしてもよい。他方管状
布aの外面のみを樹脂で被覆するには、上記実施例の心
棒6を管状布aの内径に略等しい外径をそなえた円筒形
のものに交換して実施すればよい。 上記の樹脂被覆室
8にて、内外周に樹脂が被覆された管状布aは、さらに
下降し、加熱装置7による加熱処理を受ける。
には、上記実施例中、外周通路86を塞ぎ、外径規定部
87の内径を、樹脂を被覆しない状態の管状布aの外径
と略同一に調整すればよい。この外周通路86の閉塞
は、開閉弁を取り付けてその弁を閉じるようにしてもよ
く、或は、部品の交換するようにしてもよい。他方管状
布aの外面のみを樹脂で被覆するには、上記実施例の心
棒6を管状布aの内径に略等しい外径をそなえた円筒形
のものに交換して実施すればよい。 上記の樹脂被覆室
8にて、内外周に樹脂が被覆された管状布aは、さらに
下降し、加熱装置7による加熱処理を受ける。
【0030】この加熱装置7の一実施例を、図17乃至
図19に基づき、説明する。この実施例の加熱装置7
は、左右一対のケーシング71、71を対向させて開閉
可能に組み合わせてなり、両ケーシング71、71間中
央に管状布a(図12乃至図14においては図示せず)
を挿通するための空間部72が形成される。各ケーシン
グ71には、発熱体73が横方向に複数個、縦方向に複
数段取り付けられている。各段には、温度調整装置74
が配され内部の温度を感知して発熱体73を制御する。
そして、各段間には、まじき74が形成され、熱の上部
移動を抑制する。
図19に基づき、説明する。この実施例の加熱装置7
は、左右一対のケーシング71、71を対向させて開閉
可能に組み合わせてなり、両ケーシング71、71間中
央に管状布a(図12乃至図14においては図示せず)
を挿通するための空間部72が形成される。各ケーシン
グ71には、発熱体73が横方向に複数個、縦方向に複
数段取り付けられている。各段には、温度調整装置74
が配され内部の温度を感知して発熱体73を制御する。
そして、各段間には、まじき74が形成され、熱の上部
移動を抑制する。
【0031】この加熱装置7は、熱を保有すべき内容積
が小さく、常温から300℃まで非常に簡単にしかも単
時間内に上げることができる。又、加熱処理は、管状布
aの種類等に応じて、温度調整装置74による温度調節
及び管状布aの送り速さの調節により、自由に調整でき
るものである。尚、この加熱処理に際しては、管状布a
の目的内径とほぼ等しい外径を有する円筒体(図示せ
ず)を、心棒6の端から吊り下げ、円筒体の外周に管状
布aを通しつつ、加熱装置7内を通加させるようにして
もよい。これにより、加熱処理中も、管状布aが円筒体
の規制を受けるため、その内径が一層安定する。又円筒
体は、2本の縦杆間に多数の横杆を渡した梯子体等、内
径を規定し得る適宜形状のものに、変更して実施しても
よい。
が小さく、常温から300℃まで非常に簡単にしかも単
時間内に上げることができる。又、加熱処理は、管状布
aの種類等に応じて、温度調整装置74による温度調節
及び管状布aの送り速さの調節により、自由に調整でき
るものである。尚、この加熱処理に際しては、管状布a
の目的内径とほぼ等しい外径を有する円筒体(図示せ
ず)を、心棒6の端から吊り下げ、円筒体の外周に管状
布aを通しつつ、加熱装置7内を通加させるようにして
もよい。これにより、加熱処理中も、管状布aが円筒体
の規制を受けるため、その内径が一層安定する。又円筒
体は、2本の縦杆間に多数の横杆を渡した梯子体等、内
径を規定し得る適宜形状のものに、変更して実施しても
よい。
【0032】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明は、管状布の
内外面の少なくともいずれか一方の面に、連続して円滑
に合成樹脂を被覆でき、しかも、管状布に対する樹脂の
被覆厚みを一定に保つことができる、管状布の周面に合
成樹脂を被覆させる方法を提供し得たものである。ま
た、請求項2記載の発明は、より良好な管状布に対する
樹脂の被覆を実現する方法を提供し得たものである。請
求項3記載の発明は、管状布の内外面の少なくともいず
れか一方の面に、連続して円滑に合成樹脂を被覆でき、
しかも、管状布に対する樹脂の被覆厚みを一定に保つこ
とができる、管状布の周面に合成樹脂を被覆させる装置
を提供し得たものである。また、請求項4記載の発明
は、より良好な管状布に対する樹脂の被覆を実現する装
置を提供し得たものである。以上、本発明の実施により
得られる、周面に合成樹脂を被覆した管状布は、水、空
気、油等の各種流体や粉粒体の移送などに用いられる各
種ホース、包装用袋に用いることができ、さらに管状布
を縦に切開することにより、厚いものは産業用ベルトと
して、薄いものは人工皮革として用いることができるも
のであり、本発明は広い用途に適用し得る管状布の周面
に合成樹脂を被覆させる方法及びその装置を提供し得た
ものである。
内外面の少なくともいずれか一方の面に、連続して円滑
に合成樹脂を被覆でき、しかも、管状布に対する樹脂の
被覆厚みを一定に保つことができる、管状布の周面に合
成樹脂を被覆させる方法を提供し得たものである。ま
た、請求項2記載の発明は、より良好な管状布に対する
樹脂の被覆を実現する方法を提供し得たものである。請
求項3記載の発明は、管状布の内外面の少なくともいず
れか一方の面に、連続して円滑に合成樹脂を被覆でき、
しかも、管状布に対する樹脂の被覆厚みを一定に保つこ
とができる、管状布の周面に合成樹脂を被覆させる装置
を提供し得たものである。また、請求項4記載の発明
は、より良好な管状布に対する樹脂の被覆を実現する装
置を提供し得たものである。以上、本発明の実施により
得られる、周面に合成樹脂を被覆した管状布は、水、空
気、油等の各種流体や粉粒体の移送などに用いられる各
種ホース、包装用袋に用いることができ、さらに管状布
を縦に切開することにより、厚いものは産業用ベルトと
して、薄いものは人工皮革として用いることができるも
のであり、本発明は広い用途に適用し得る管状布の周面
に合成樹脂を被覆させる方法及びその装置を提供し得た
ものである。
【図1】一実施例の管状布の周面に合成樹脂を被覆させ
る装置の概略図である。
る装置の概略図である。
【図2】同装置中の懸垂装置の断面図である。
【図3】同懸垂装置の上部ベアリングの平面図である。
【図4】同懸垂装置の下部ベアリングの平面図である。
【図5】懸垂装置の他の実施例の断面図である。
【図6】同懸垂装置の上部ローラの平面図である。
【図7】同懸垂装置の下部ローラの平面図である。
【図8】樹脂被覆室の平面図である。
【図9】同樹脂被覆室の内部構造の説明図である。
【図10】図9の要部拡大図である。
【図11】図9のXI部分の平面図である。
【図12】図10のXII−XII線断面図である。
【図13】樹脂被覆室の底部の平面図である。
【図14】図13の中央縦断面図である。
【図15】樹脂被覆室の流入室の平面図である。
【図16】図15の縦断面図である。
【図17】加熱装置の平面図である。
【図18】同側面図である。
【図19】第18図のX−X線に沿う側面図である。
4…懸垂装置、5…懸垂杆、6、……心棒、7…加熱装
置、8…樹脂被覆室、9…樹脂供給体、63…内周通
路、64…内径規定部、83…外周通路、84…樹脂被
覆室の底部、87…外径規定部、a…管状布。
置、8…樹脂被覆室、9…樹脂供給体、63…内周通
路、64…内径規定部、83…外周通路、84…樹脂被
覆室の底部、87…外径規定部、a…管状布。
Claims (4)
- 【請求項1】 心棒を樹脂被覆室に上方より吊り下げて
挿通し、 樹脂を被覆していない管状布を上方より心棒の外周に通
し、 樹脂被覆室の上部に、樹脂供給体から樹脂の供給を受け
る流入室を設け、この流入室の中央に上記の心棒を挿通
し、この流入室内の心棒の外径を、管状布の内径より細
く設定することにより、心棒の外周と管状布の内周との
間に空間を形成し、流入室内に流入した樹脂を管状布の
外周から管状布の布組織を通して上記空間に進入させ、 樹脂被覆済管状布の目的外径と略同一の内径を備えた外
径規定部を樹脂被覆室の下部に設け、他方、樹脂被覆済
管状布の目的内径と略同一の外径を備えた内径規定部を
心棒に設け、 上記の管状布を上記内径規定部と外径規定部との間に通
すことにより、管状布の内外面に合成樹脂を所定厚みに
被覆させることを特徴とする管状布の周面に合成樹脂を
被覆させる方法。 - 【請求項2】 樹脂被覆室を、上面及び底面を有する上
記の流入室と、流入室の下方に設けられた底部とから構
成し、 流入室上面に上部位置設定部を、流入室底面に下部位置
設定部を、夫々穿設し、この上部及び下部位置設定部に
心棒を挿通すると共に、この心棒における、上部及び下
部位置設定部へ対応する位置に、第1及び第2位置決め
部を設け、且つ、上部及び下部位置設定部と心棒の第1
及び第2位置決め部との間に管状布を挿通し、 流入室底面には、樹脂被覆室の底部方向に連通する外周
通路を形成して、流入室内の樹脂の一部を、管状布の外
側から樹脂被覆室の底部方向に導き、 樹脂被覆室の底部に、上記外径規定部を設けたことを特
徴とする請求項1記載の管状布の周面に合成樹脂を被覆
させる方法。 - 【請求項3】 管状布をその外周に通す心棒と、この心
棒が上方より吊り下げられた状態で挿通される樹脂被覆
室とを備え、 この樹脂被覆室が、その内部に樹脂を供給する樹脂供給
体と、樹脂被覆室に供給された樹脂を外周側から管状布
へ導く通路と、樹脂被覆室内において管状布内外面に被
覆される樹脂の厚みを確定させる厚み確定部とを備え、 上記通路は、樹脂供給体に連通する流入室を備え、この
流入室の中央を上記の心棒が貫き、この流入室内の心棒
の外径が、管状布の内径より細く設定されることによ
り、心棒の外周と管状布の内周との間に空間が形成さ
れ、流入室内に流入した樹脂が管状布を通って上記空間
に進入するように構成され、 上記厚み確定部が、樹脂被覆済管状布の目的内径と略同
一の外径を備えた内径規定部と、樹脂被覆済管状布の目
的外径と略同一の内径を備えた外径規定部とを備え、外
径規定部が樹脂被覆室の上記外周通路及び内周通路の下
方に設けられ、内径規定部が上記心棒の外径規定部に対
応する位置配位されたものである、 管状布の周面に合成樹脂を被覆させる装置。 - 【請求項4】 樹脂被覆室が、上面及び底面を有する上
記の流入室と、流入室の下方に設けられた底部とを有
し、 流入室上面に上部位置設定部が、流入室底面に下部位置
設定部が、夫々穿設され、この上部及び下部位置設定部
に心棒が挿通されると共に、この心棒が、上部及び下部
位置設定部に対応する位置に、第1及び第2位置決め部
を有し、且つ、上部及び下部位置設定部と心棒の第1及
び第2位置決め部との間に管状布が挿通され、 流入室底面には、流入室内の樹脂の一部を、管状布の外
側から、樹脂被覆室の底部方向へ導く外周通路が形成さ
れ、 樹脂被覆室の底部に、上記厚み確定部が設けられたこと
を特徴とする請求項3記載の管状布の周面に合成樹脂を
被覆させる装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157857A JPH07119059B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 管状布の周面に合成樹脂を被覆させる方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157857A JPH07119059B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 管状布の周面に合成樹脂を被覆させる方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04355117A JPH04355117A (ja) | 1992-12-09 |
| JPH07119059B2 true JPH07119059B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=15658898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3157857A Expired - Fee Related JPH07119059B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 管状布の周面に合成樹脂を被覆させる方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119059B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105478626A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-04-13 | 苏州创丰精密五金有限公司 | 锥式钢丝筒制作方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007116072A2 (en) | 2006-04-10 | 2007-10-18 | Vlaamse Instelling Voor Technologisch Onderzoek (Vito) | Knitted support for tubular membranes |
| CN113652831B (zh) * | 2021-09-15 | 2024-07-19 | 广东溢达纺织有限公司 | 筒纱包袜套装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6352573A (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3157857A patent/JPH07119059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105478626A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-04-13 | 苏州创丰精密五金有限公司 | 锥式钢丝筒制作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04355117A (ja) | 1992-12-09 |
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