JPH07120352A - 流動環境シミュレーション回流水槽 - Google Patents

流動環境シミュレーション回流水槽

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JPH07120352A
JPH07120352A JP5292795A JP29279593A JPH07120352A JP H07120352 A JPH07120352 A JP H07120352A JP 5292795 A JP5292795 A JP 5292795A JP 29279593 A JP29279593 A JP 29279593A JP H07120352 A JPH07120352 A JP H07120352A
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JP
Japan
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water tank
flow
circulating water
pair
outflow
Prior art date
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Pending
Application number
JP5292795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Matsuo
雅彦 松尾
Riichi Ogura
理一 小倉
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NISHI NIPPON RYUTAI GIKEN KK
Original Assignee
NISHI NIPPON RYUTAI GIKEN KK
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Publication date
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Priority to JP5292795A priority Critical patent/JPH07120352A/ja
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  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 逆向きに回転する一対のインペラを用いて実
海域の種々のタイプの流れを発生させて、大型のピスト
ンの使用を不要にして装置の小型化を図る。 【構成】 回流水槽2の上部開放面に実海域で波によっ
て生じる海底付近の流れ(前後流)を再現させる流動環
境シミュレーション回流水槽1において、上下回りに循
環する回流水槽2の循環通路2d内に、逆向きに回転す
る一対のインペラ3,4をそれぞれ配置した構成よりな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回流水槽の上部開放
面に実海域で波によって生じる海底付近の流れ(前後
流)を再現させる流動環境シミュレーション回流水槽に
係り、特に、逆向きに回転する一対のインペラを用いて
実海域の種々のタイプの流れを発生させるようにした流
動環境シミュレーション回流水槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回流水槽の上部開放面に実海域で
波によって生じる海底付近の流れ(前後流)を再現させ
る流動環境シミュレーション回流水槽は、循環通路中に
配置されたピストンの往復運動を利用して前後流を発生
させている。
【0003】従来のピストンを利用して前後流を発生さ
せる流動環境シミュレーション回流水槽では、例えば、
流速1m/秒、周期6秒の波を発生させる場合、上部が
開放された水槽部分の断面が30cm×30cmのとき、周期6
秒の半分の3秒間が往路の移動で、残りの3秒間が復路
の移動となり、1m/秒×3秒=3mの水の移動が必要
となる。
【0004】回流水槽内の水を3m移動させるために
は、ピストンの断面積が水槽部分の断面と同一の30cm×
30cmのとき、ピストンのストロークが3m必要となり、
3m往復動するピストンはその構造が大型となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、回流水槽
の上部開放面に実海域で波によって生じる海底付近の流
れ(前後流)を再現させる従来の流動環境シミュレーシ
ョン回流水槽にあっては、ピストンを用いて流れを発生
させるため、ピストンのストロークが長くなり、ピスト
ンが大型になる不都合があった。
【0006】また、ピストンのストロークとピストンの
断面積とは反比例の関係にあり、例えば、ピストンのス
トロークを半分にしたい場合には、ピストンの断面積を
2倍にすればよいが、ピストンの断面積が大きくなって
この場合もピストンは大型になる。
【0007】このように、従来の流動環境シミュレーシ
ョン回流水槽にあっては、ピストンのストロークが長く
なるか又はピストンの断面積が大きくなるかの何れかで
あり、何れの場合もピストンが大型になり、これに起因
して回流水槽も大型になるという不都合があった。
【0008】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、逆向きに回転する一対のインペラを用
いて実海域の種々のタイプの流れを発生させて、大型の
ピストンの使用を不要にして装置の小型化を図ることの
できる流動環境シミュレーション回流水槽を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めにこの発明は、回流水槽の上部開放面に実海域で波に
よって生じる海底付近の流れ(前後流)を再現させる流
動環境シミュレーション回流水槽において、上下回りに
循環する回流水槽の循環通路内に、逆向きに回転する一
対のインペラをそれぞれ配置した構成よりなるものであ
る。
【0010】
【作用】以上のような構成を有するこの発明は、次のよ
うに作用する。すなわち、逆向きに回転する一対のイン
ペラを交互に回転させることによって、回流水槽内の水
は一定時間毎にその流れが逆方向となり、回流水槽内を
往復移動して、回流水槽の上部開放面に前後流を生じさ
せて、実海域の種々のタイプの流れを発生させるように
作用する。
【0011】
【実施例】以下、図面に記載の実施例に基づいてこの発
明をより具体的に説明する。ここで、図1は流動環境シ
ミュレーション回流水槽の概略全体斜視図、図2は流動
環境シミュレーション回流水槽の上部斜視図である。
【0012】図において、流動環境シミュレーション回
流水槽1は、水槽内の水を強制的に往復循環させて上部
開放面に実海域で波によって生じる海底付近の流れ(前
後流)を再現させることができる装置で、水が往復循環
して水槽部2aに前後流を生じる回流水槽2と、この回
流水槽2の下部に配設された循環通路2d内に配置さ
れ、水槽内の水を強制的に往復循環させて水槽内に前後
流を生じさせる一対のインペラ3,4とから主に構成さ
れている。
【0013】回流水槽2はその上部側に前後流を生じさ
せる水槽部2aが設けられている。水槽部2aはその上
部が開放面になっていて、その上部開放面に前後流が生
じる。水槽部2a内の長手方向の両側面には水槽部2a
内に循環流出入する水の流出入口が各々開口されてい
る。この各流出入口が形成された水槽部2a両端の外側
には流出入管2bが各々設けられている。
【0014】流出入管2bはその先端側が各々下方に向
かって約 180度折り曲げられており、その先端にはそれ
ぞれ水槽部2aの下方に配設された連通管2cの端部が
接続されている。そして、これらの流出入管2b及び連
通管2cによって水槽部2a内に流れを起こさせる水の
循環通路2dが構成される。
【0015】循環通路2dの一部を構成する連通管2c
の内部には、逆向きに回転してそれぞれ逆方向に水流を
生じさせる一対のインペラ3,4が向かい合うように配
置されている。この一対のインペラ3,4が交互に回転
することによって、水槽部2aの上部開放面に前後流を
発生させることができる。
【0016】実施例の図面では、両流出入管2bの下端
側が分岐されて連通管2cが2基平行に配設されてい
て、各連通管2c内には、一対のインペラ3,4が向か
い合うように配置されている。
【0017】この一対のインペラ3,4は、連通管2c
内に挿入された回転軸3a,4aの先端に固設されてい
る。この一対のインペラ3,4の回転軸3a,4aは連
通管2cの両外側にそれぞれ延びていて、その後端には
駆動プーリー3b,4bが固設されている。
【0018】回転軸3a,4aの後端の各駆動プーリー
3b,4bには無端ベルト3c,4cの一方が回装され
ている。無端ベルト3c,4cの他方は両流出入管2b
の外側下部に設置された各モーター3d,4dに回装さ
れている。各モーター3d,4dは正逆流制御装置5に
接続されていて、この正逆流制御装置5によってモータ
ー3d,4dの回転時間や出力等が制御される。
【0019】一対のインペラ3,4は、回転軸3a,4
a、駆動プーリー3b,4b及び無端ベルト3c,4c
を介して、モーター3d,4dにそれぞれ連動連結され
ていて、制御装置5に入力された制御条件に基づいて、
水槽部2aの上部開放面に前後流を発生させる。
【0020】回流水槽2の上部の水槽部2aには、その
両幅側の側壁に観測窓6が形成されている。上部開放面
の左右両側端となる水槽部2aの両側壁の各上端には、
計測レール7が敷設され、左右の計測レール7上には作
業台車8が走行自在に載置されている。水槽部2aの上
部開放面の上方には天井クレーン9が走行自在に配置さ
れている。
【0021】水槽部2aの長手方向の両端側の上面に
は、制波と消波を兼ねる制波板兼消波装置10が設けら
れている。また、両制波板兼消波装置10のそれぞれ後
方側となる各流出入管2bの上面には、気泡除去装置1
1及び真空ポンプ12がそれぞれ設けられている。
【0022】回流水槽2の上部の水槽部2aの底面に
は、実海域の例えば砂層箱13が設けられている。ま
た、水槽部2aの長手方向の端部側の底面には底面流を
制御する底面流制御装置14が設けられている。
【0023】水槽部2aの長手方向の両端側の流出入管
2bの流出入口には整流格子15が取付けられている。
整流格子15は、一対のインペラ3,4によって螺旋状
に回旋して乱れている流れを一様流に整流する機能を果
たす。この整流格子15の後方の各流出入管2b内には
流れを案内するガイドベーン16がそれぞれ設けられて
いる。
【0024】回流水槽2の上部の水槽部2aの外部側方
には、一対のインペラ3,4のモーター3d,4dを制
御する正逆流制御装置5が設けられている。この正逆流
制御装置5に、種々の設定流速や周期などを予め入力し
ておく。この種々の設定流速や周期などに、一対のイン
ペラ3,4のモーター3d,4dの回転時間や出力など
が対応している。この正逆流制御装置5には、入力ボー
ドが設けられており、この入力ボードを通じて入力さ
れ、ディスプレーには流速が表示されるようになってい
る。
【0025】また、正逆流制御装置5の傍には操作盤5
aが設けられている。操作盤5aを通じて、設定流速、
流れ方向、底面流制御装置14の回転数などを設定す
る。操作盤5aには、流速、底面流制御装置14の回転
数、水温、塩分濃度、PHなどが表示されるようになっ
ている。
【0026】次に、上記実施例の構成に基づく作用につ
いて以下説明する。回流水槽2の水槽部2aに前後流を
生じさせるには、正逆流制御装置5によって予め種々の
前後流の条件を入力しておき、操作盤5aの操作によっ
て、一対のインペラ3,4のモーター3d,4dを交互
に一定時間駆動させる。
【0027】モーター3d,4dの駆動により連通管2
c内の一対のインペラ3,4は、交互に一定時間、互い
に逆向きに回転して、連通管2c内の水を流出入管2b
を通じて水槽部2a内に往復移動させて前後流を発生さ
せる。
【0028】例えば、流速1m/秒、周期6秒の前後流
を発生させたい場合には次のような動作が行われる。
【0029】モーター3dが駆動してインペラ3は3秒
間回転し、連通管2c内の水を矢印A方向に流速1m/
秒で3秒間移動させて、インペラ4側の流出入管2b側
に圧送する。連通管2cから流出入管2bに圧送された
水は、流出入管2bを上り、流出入管2bの上部側のガ
イドベーン16によって案内され、流出入口側に設けら
れている整流格子15によって回旋流は一様流に整流さ
れ、流出入口から水槽部2a内に流入する。
【0030】3秒経過すると、インペラ3のモーター3
dは駆動を停止し、モーター4dが駆動してインペラ4
が逆向きに3秒間回転し、連通管2c内の水を矢印B方
向に流速1m/秒で3秒間移動させて、インペラ3側の
流出入管2b側に圧送する。連通管2cから流出入管2
bに圧送された水は、流出入管2bを上り、流出入管2
bの上部側のガイドベーン16によって案内され、流出
入口側に設けられている整流格子15によって回旋流は
一様流に整流され、流出入口から水槽部2a内に流入す
る。
【0031】このようにして、水槽部2aの互いに向か
い合う流出入管2bの各流出入口からは、3秒経過する
毎に、交互に水が流入して、水槽部2aには矢印A方向
の流れと矢印B方向の流れが交互に生じて、流速1m/
秒、周期6秒の前後流を発生させることができる。
【0032】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々
の改変をなし得ることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る流動環境シミュレーション回流水槽によれば、
回流水槽の上部開放面に実海域で波によって生じる海底
付近の流れ(前後流)を再現させる流動環境シミュレー
ション回流水槽において、上下回りに循環する回流水槽
の循環通路内に、逆向きに回転する一対のインペラをそ
れぞれ配置したことにより、逆向きに回転する一対のイ
ンペラを交互に回転させることによって、回流水槽内の
水を往復移動させて回流水槽の上部開放面に前後流を生
じさせることができる。これにより、大型のピストンの
使用を不要にすることができ、この結果、装置の小型化
を図ることができる、という極めて新規的有益なる効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す流動環境シミュレーシ
ョン回流水槽の概略全体斜視図である。
【図2】この発明の実施例を示す流動環境シミュレーシ
ョン回流水槽の上部斜視図である。
【符号の説明】
1 流動環境シミュレーション回流水槽 2 回流水槽 2a 水槽部 2b 流出入管 2c 連通管 2d 循環通路 3 インペラ 3a 回転軸 3b 駆動プーリー 3c 無端ベルト 3d モーター 4 インペラ 4a 回転軸 4b 駆動プーリー 4c 無端ベルト 4d モーター 5 正逆流制御装置 5a 操作盤 6 観測窓 7 計測レール 8 作業台車 9 天井クレーン 10 制波板兼消波装置 11 気泡除去装置 12 真空ポンプ 13 砂層箱 14 底面流制御装置 15 整流格子 16 ガイドベーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回流水槽の上部開放面に実海域で波によ
    って生じる海底付近の流れ(前後流)を再現させる流動
    環境シミュレーション回流水槽において、上下回りに循
    環する回流水槽の循環通路内に、逆向きに回転する一対
    のインペラをそれぞれ配置したことを特徴とする流動環
    境シミュレーション回流水槽。
JP5292795A 1993-10-27 1993-10-27 流動環境シミュレーション回流水槽 Pending JPH07120352A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5292795A JPH07120352A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 流動環境シミュレーション回流水槽

Applications Claiming Priority (1)

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JP5292795A JPH07120352A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 流動環境シミュレーション回流水槽

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JPH07120352A true JPH07120352A (ja) 1995-05-12

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ID=17786443

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JP5292795A Pending JPH07120352A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 流動環境シミュレーション回流水槽

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