JPH07120498B2 - 回路遮断器の開閉機構 - Google Patents
回路遮断器の開閉機構Info
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- JPH07120498B2 JPH07120498B2 JP96489A JP96489A JPH07120498B2 JP H07120498 B2 JPH07120498 B2 JP H07120498B2 JP 96489 A JP96489 A JP 96489A JP 96489 A JP96489 A JP 96489A JP H07120498 B2 JPH07120498 B2 JP H07120498B2
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- support plate
- latch
- opening
- closing
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、配線用遮断器などの小型の回路遮断器にお
いて可動接触子を開閉駆動させるための回路遮断器の開
閉機構に関する。
いて可動接触子を開閉駆動させるための回路遮断器の開
閉機構に関する。
この種の開閉機構として、常時は引外し機構に係止され
て回動を阻止されたラッチと可動接触子を保持した回動
可能なホルダとの間に設けられたトグルリンクに、投入
位置と遮断位置との間で揺動可能なハンドルレバーから
開閉スプリングのばね力を作用させておき、通常時のハ
ンドルレバーの操作、あるいはトリップ時のラッチの係
止の解除に伴うトグルリンクに対する開閉スプリングの
ばね力の死点越えを利用してトグルリンクを反転させ、
可動接触子を開閉駆動させるものが知られている(例え
ば、特開昭57−98945号公報参照)。
て回動を阻止されたラッチと可動接触子を保持した回動
可能なホルダとの間に設けられたトグルリンクに、投入
位置と遮断位置との間で揺動可能なハンドルレバーから
開閉スプリングのばね力を作用させておき、通常時のハ
ンドルレバーの操作、あるいはトリップ時のラッチの係
止の解除に伴うトグルリンクに対する開閉スプリングの
ばね力の死点越えを利用してトグルリンクを反転させ、
可動接触子を開閉駆動させるものが知られている(例え
ば、特開昭57−98945号公報参照)。
このような開閉機構において、上記公報にも見られる通
り、従来は一般に互いに対向する一対の側板を有する箱
状のフレームを設け、このフレームの内側で側板にラッ
チを支持させ、それに応じてトグルリンクや開閉スプリ
ングもフレームの内側に納め、またフレームを跨がせる
ようにして側板にハンドルレバーを支持させている。 ところが、このような従来構成には次のような欠点があ
る。 (1)ラッチやトグルリンクを収容するためにある程度
の間隔で側板が対向配置されたフレームは回路遮断器の
ケース内の場合を塞ぎ、スペース効率が悪い。無理にケ
ースを小さくして回路遮断器の小形化を図ろうとする
と、ケースの側壁を薄くせざるを得ず安全上の問題を生
じる。 (2)ハンドルレバーはフレームに跨がって側板に支持
されるので、ハンドルレバーの両腕がフレームの側方に
張り出し、ますます場所を取る。 (3)ラッチ、トグルリンク、開閉スプリングなどをフ
レームの内側に組み込むため作業がやり難く、組立に時
間がかかり、熟練を要する。 そこで、この発明は、スペース効率が高く、また組立作
業の容易な回路遮断器の開閉機構を提供することを目的
とするものである。
り、従来は一般に互いに対向する一対の側板を有する箱
状のフレームを設け、このフレームの内側で側板にラッ
チを支持させ、それに応じてトグルリンクや開閉スプリ
ングもフレームの内側に納め、またフレームを跨がせる
ようにして側板にハンドルレバーを支持させている。 ところが、このような従来構成には次のような欠点があ
る。 (1)ラッチやトグルリンクを収容するためにある程度
の間隔で側板が対向配置されたフレームは回路遮断器の
ケース内の場合を塞ぎ、スペース効率が悪い。無理にケ
ースを小さくして回路遮断器の小形化を図ろうとする
と、ケースの側壁を薄くせざるを得ず安全上の問題を生
じる。 (2)ハンドルレバーはフレームに跨がって側板に支持
されるので、ハンドルレバーの両腕がフレームの側方に
張り出し、ますます場所を取る。 (3)ラッチ、トグルリンク、開閉スプリングなどをフ
レームの内側に組み込むため作業がやり難く、組立に時
間がかかり、熟練を要する。 そこで、この発明は、スペース効率が高く、また組立作
業の容易な回路遮断器の開閉機構を提供することを目的
とするものである。
上記目的を達成するために、この発明は、常時は引外し
機構に係止されて回動を阻止されたラッチと、可動接触
子を保持した回動可能なホルダと、前記ラッチに連結さ
れた上部リンクと前記ホルダに連結された下部リンクと
からなるトグルリンクと、投入位置と遮断位置との間で
往復移動する操作ハンドルと、前記上部リンクと前記下
部リンクとを連結する軸に一端が結合された開閉スプリ
ングとを備えた回路遮断器の開閉機構において、1枚の
支持プレートを設け、この支持プレートにその側面に沿
ってラッチを回動可能に支持させるとともに、前記支持
プレートの上面に操作ハンドルを摺動可能に支持させ、
この操作ハンドルに開閉スプリングの他端を結合するも
のである。
機構に係止されて回動を阻止されたラッチと、可動接触
子を保持した回動可能なホルダと、前記ラッチに連結さ
れた上部リンクと前記ホルダに連結された下部リンクと
からなるトグルリンクと、投入位置と遮断位置との間で
往復移動する操作ハンドルと、前記上部リンクと前記下
部リンクとを連結する軸に一端が結合された開閉スプリ
ングとを備えた回路遮断器の開閉機構において、1枚の
支持プレートを設け、この支持プレートにその側面に沿
ってラッチを回動可能に支持させるとともに、前記支持
プレートの上面に操作ハンドルを摺動可能に支持させ、
この操作ハンドルに開閉スプリングの他端を結合するも
のである。
(1)1枚の支持プレートにその側面に沿ってラッチを
支持させ、それに伴ってトグルリンク、開閉スプリン
グ、引外し機構なども支持プレートの側面に沿わせて配
置することにより、箱状のフレームで空間を囲いその内
側にこれらの構成部品を配置することにより生じる無駄
な空きスペースが少なくなる。特に、支持プレートに窓
穴を開け、この窓穴の中にトグルリンクを納めるように
すれば、一層省スペース化が図れる。 (2)支持プレートの上面に操作ハンドルを支持させる
ことにより、ハンドルレバーが不要になり、その分必要
スペースが減るとともに、部品点数が減って構成も簡単
になる。 (3)支持プレートは側方が開放されているので、部品
の組み付けが容易になる。
支持させ、それに伴ってトグルリンク、開閉スプリン
グ、引外し機構なども支持プレートの側面に沿わせて配
置することにより、箱状のフレームで空間を囲いその内
側にこれらの構成部品を配置することにより生じる無駄
な空きスペースが少なくなる。特に、支持プレートに窓
穴を開け、この窓穴の中にトグルリンクを納めるように
すれば、一層省スペース化が図れる。 (2)支持プレートの上面に操作ハンドルを支持させる
ことにより、ハンドルレバーが不要になり、その分必要
スペースが減るとともに、部品点数が減って構成も簡単
になる。 (3)支持プレートは側方が開放されているので、部品
の組み付けが容易になる。
以下、第1図及び第2図に基づいてこの発明の実施例を
説明する。ここで、第1図はこの発明の実施例の開閉機
構を備えた回路遮断器(3極配線用遮断器)の投入状態
における中央極部分を示す縦断面図、第2図(A)は第
1図の回路遮断器の開閉機構部分を取り出して示したト
リップ状態での側面図、第2図(B)はその矢印P方向
から見た正面図である。 第1図において、モールド樹脂のケース1及びカバー2
からなる箱体内には、固定接点3aを備えた電源側端子を
兼ねる固定接触子3、稼働接点4aを備え固定接触子3と
の間で接離する可動接触子、一端が可動接触子4に接続
されたリード線5、リード線5の他端に引外しコイル6a
の一端が接続された過電流引外し装置6、引外しコイル
6aの他端に接続された負荷側端子7が納められ、これら
によって通電経路が構成されている。可動接触子4は、
図示しない開閉軸でケース1に回動可能に支持されたモ
ールド樹脂のホルダ8に軸9で支持され、この軸9に装
着された接触スプリング10により、固定接触子3に向か
って付勢されている。 可動接触子4の上方にはモールド樹脂からなる1枚の支
持プレート11が直立して設けられており、この支持プレ
ート11にはその側面に沿って、ラッチ12が軸13により回
動可能に支持されている。ラッチ12の先端12aは、支持
プレート11に軸14で回動可能に支持されたラッチ受け15
に係止されており、またラッチ受け15は同様に支持プレ
ート11に軸16で回動可能に支持された爪17に係合してい
る。爪17はラッチ受け15と共に引外し機構を構成し、各
極に跨がって延びるクロスバー18を備えている。このク
ロスバー18は、各極に設けられた過電流引外し装置6の
アーマチュア6bに対向している。 ラッチ12とホルダ8との間にはトグルリンク19が設けら
れている。このトグルリンク19は、軸20でラッチ12に連
結された上部リンク21と軸22でホルダ8に連結された下
部リンク23とからなり、上・下部リンク同士は軸24で連
結されている。支持プレート11の上面には、モールド樹
脂からなる操作ハンドル25がつまみ25aをカバー2の窓2
aから突出させて摺動可能に支持されている。この操作
ハンドル25は支持プレート11の板厚に合わせた溝を持つ
二股状で、支持プレート11の両側面間に跨がり、軸26で
操作ハンドル25に取り付けられたローラ27を介して支持
プレート11の上面に支持され、窓2aの範囲内で図の左右
方向に往復移動する。また、トグルリンク19と操作ハン
ドル25との間には、開閉スプリング28が設けられてい
る。この開閉スプリング28は、トグルリンク19の中央の
軸20とローラ27を支持する軸26とにそれぞれ両端が引掛
けられ、図示投入状態で引張状態になっている。 このような構成において、操作ハンドル26を図の投入位
置から、つまみ26aが窓2aの図の右端に接触する遮断位
置まで移動させると、軸24に働く開閉スプリング28のば
ね力の作用線が軸20と軸24の中心間を結ぶ直線と重なっ
た点(死点)を越えた時点でトグルリンク19が反転し、
可動接触子4は図の鎖線位置まで開離する。また、過電
流引外し装置6が動作するトリップ時には、アーマチュ
ア6bが吸引されてクロスバー18を叩き、爪17、ラッチ受
け15を順次図の時計方向に回動させてラッチ12の係止を
解く。そこで、トグルリンク19を介して開閉スプリング
28のばね力を受けていたラッチ12は、上部リンク21と一
緒に図の反時計方向に回動する。その結果、上記死点越
えが同様に発生し、トグルリンク19が反転して可動接触
子4が開離する。それでは、このような開閉機構の構成
について、第2図に基づき更に詳しく説明する。 第2図はラッチ12が係止を解かれて回動し、トグルリン
ク19が反転して可動接触子4が開離したトリップ状態を
示している。この状態では開閉スプリング28は最も縮ん
でおり、操作ハンドル25は投入位置と遮断位置のほぼ中
間位置まで摺動して停止している。 さて、第2図において、支持プレート11基部には、水平
なベース29が一体に設けられている。この支持プレート
11は、第1図に示すように、ベース29をケース1の相間
隔壁1aの凹部に嵌め込み、その両端を図示しないねじで
相間隔壁1aに締め付けることによりケース1に固定され
ている。支持プレート11のほぼ中央部には、トグルリン
ク19の移動範囲に合わせて左右に貫通する窓穴30が開け
られており、またベース29にはこの窓穴30の下部につな
がる窓穴31が上下に貫通して開けられている。更に、支
持プレート11の上部には、ローラ27をその移動範囲にわ
たって収容する切欠32が設けられている。支持プレート
11の上面は、切欠32部分も含めて、支持プレート11内の
一点を中心とする円弧面になっている。 ラッチ12は支持プレート11の両側に対称に2枚配置され
ており、これらのラッチ12は支持プレート11を貫通する
軸13の両端に取り付けられている。上部リンク21及び下
部リンク23は共に左右一対の腕を持つ二股状で、上部リ
ンク21は2枚のラッチ12の内側に配置され、下部リンク
23は上部リンク21の外側に被さっている。したがって、
上部リンク21は窓穴30内で、支持プレート11の板厚の内
側にに納められ、下部リンク23の両腕は2枚のラッチ12
とそれぞれほぼ同じ面内に位置している。下部リンク23
の下端部はベース29の窓穴31を通して下方に突出し、ホ
ルダ8に連結されている。 支持プレート11の上面にローラ27を介して支持される操
作ハンドル25は、支持プレート11の上面に合わせて円弧
状に形成され、支持プレート11の上面及び側面に案内さ
れて切欠32の範囲内でローラ27を転動させて第2図
(A)の左右方向に往復移動する。操作ハンドル25はつ
まみ25aの基部で両側面が部分的に切り欠かれ、この部
分の貫通孔に軸26が両端を左右に突出させて挿入されて
いる。一方、トグルリンク19の中央の軸24も左右に突出
しており、この軸24と上記軸26の両端間に、支持プレー
ト11の両側に対称に配置された2つの開閉スプリング28
が掛け渡されている。 また、ラッチ受け15及び爪17はいずれも支持プレート11
の側面に跨がるように二股状に構成され、支持プレート
11を貫通する軸14及び16でそれぞれ支持されている。図
示しないが、軸14及び16にはそれぞれ捩じりばねからな
る復帰スプリングが装着され、トリップ動作後のラッチ
受け15及び爪17は図示位置に復帰するようになってい
る。 この開閉機構の遮断操作及びトリップ動作はすでに説明
した通りであるが、第2図のトリップ状態から回路遮断
器をリセットするには、まず第2図(A)の状態から操
作ハンドル25を右に移動し、操作ハンドル25に一体に設
けたリセット片25bでラッチ12を図の時計方向に回動さ
せる。これにより、ラッチ12はラッチ受け15及び爪13を
右方向に押し退け、その先端12aがラッチ受け15の係合
片15aの下方に入り込みこれと係合する。次いで、操作
ハンドル25を左に移動させると開閉スプリング28のばね
力のトグルリンク19に対する死点越えが生じ、回路遮断
器は第1図の状態に投入される。 図示構成によれば、ラッチ12は1枚の支持プレート11に
その側面に沿って支持され、このラッチ12やこれに順次
連結されるトグルリンク19、開閉スプリング28などの側
方が開放されている。したがって、従来構成のようにフ
レームによって無駄に囲われるスペースがなくなり、開
閉機構に実質的に必要なスペースは小さくなる。特に、
図示実施例のように、支持プレート11に窓孔30を設け、
この内側にトグルリンク19を納めるようにすれば、スペ
ース効率は一層よくなる。また、操作ハンドル25は支持
プレート11に直接支持され、ハンドルレバーが不要とな
っているので、左右に張り出すハンドルレバーの腕がな
くなり、その分、所要スペースが小さくなり、また部品
点数が減って構造が簡素になる。更に、支持プレート11
への各構成部分の組み付けに当たって障害物がく、組立
作業がやり易くなっている。 図示実施例では、支持プレートとしてモールド樹脂から
なるものを示したが、例えば鉄板を狭い間隔でU形に折
り曲げて実質的に1枚のプレートに構成してもよい。ま
た、支持プレートに窓穴を開け、上部リンクとラッチと
の連結軸や、上部リンクと下部リンクとの連結軸がこの
窓穴内を移動するようにしたものを示したが、これらの
軸を左右片側ずつに分離すれば窓穴を設けなくてもよ
い。更に、ラッチや開閉スプリングを支持プレートの両
側に対称に配置したものを示したが、支持プレートの片
側のみに配置してもよい。
説明する。ここで、第1図はこの発明の実施例の開閉機
構を備えた回路遮断器(3極配線用遮断器)の投入状態
における中央極部分を示す縦断面図、第2図(A)は第
1図の回路遮断器の開閉機構部分を取り出して示したト
リップ状態での側面図、第2図(B)はその矢印P方向
から見た正面図である。 第1図において、モールド樹脂のケース1及びカバー2
からなる箱体内には、固定接点3aを備えた電源側端子を
兼ねる固定接触子3、稼働接点4aを備え固定接触子3と
の間で接離する可動接触子、一端が可動接触子4に接続
されたリード線5、リード線5の他端に引外しコイル6a
の一端が接続された過電流引外し装置6、引外しコイル
6aの他端に接続された負荷側端子7が納められ、これら
によって通電経路が構成されている。可動接触子4は、
図示しない開閉軸でケース1に回動可能に支持されたモ
ールド樹脂のホルダ8に軸9で支持され、この軸9に装
着された接触スプリング10により、固定接触子3に向か
って付勢されている。 可動接触子4の上方にはモールド樹脂からなる1枚の支
持プレート11が直立して設けられており、この支持プレ
ート11にはその側面に沿って、ラッチ12が軸13により回
動可能に支持されている。ラッチ12の先端12aは、支持
プレート11に軸14で回動可能に支持されたラッチ受け15
に係止されており、またラッチ受け15は同様に支持プレ
ート11に軸16で回動可能に支持された爪17に係合してい
る。爪17はラッチ受け15と共に引外し機構を構成し、各
極に跨がって延びるクロスバー18を備えている。このク
ロスバー18は、各極に設けられた過電流引外し装置6の
アーマチュア6bに対向している。 ラッチ12とホルダ8との間にはトグルリンク19が設けら
れている。このトグルリンク19は、軸20でラッチ12に連
結された上部リンク21と軸22でホルダ8に連結された下
部リンク23とからなり、上・下部リンク同士は軸24で連
結されている。支持プレート11の上面には、モールド樹
脂からなる操作ハンドル25がつまみ25aをカバー2の窓2
aから突出させて摺動可能に支持されている。この操作
ハンドル25は支持プレート11の板厚に合わせた溝を持つ
二股状で、支持プレート11の両側面間に跨がり、軸26で
操作ハンドル25に取り付けられたローラ27を介して支持
プレート11の上面に支持され、窓2aの範囲内で図の左右
方向に往復移動する。また、トグルリンク19と操作ハン
ドル25との間には、開閉スプリング28が設けられてい
る。この開閉スプリング28は、トグルリンク19の中央の
軸20とローラ27を支持する軸26とにそれぞれ両端が引掛
けられ、図示投入状態で引張状態になっている。 このような構成において、操作ハンドル26を図の投入位
置から、つまみ26aが窓2aの図の右端に接触する遮断位
置まで移動させると、軸24に働く開閉スプリング28のば
ね力の作用線が軸20と軸24の中心間を結ぶ直線と重なっ
た点(死点)を越えた時点でトグルリンク19が反転し、
可動接触子4は図の鎖線位置まで開離する。また、過電
流引外し装置6が動作するトリップ時には、アーマチュ
ア6bが吸引されてクロスバー18を叩き、爪17、ラッチ受
け15を順次図の時計方向に回動させてラッチ12の係止を
解く。そこで、トグルリンク19を介して開閉スプリング
28のばね力を受けていたラッチ12は、上部リンク21と一
緒に図の反時計方向に回動する。その結果、上記死点越
えが同様に発生し、トグルリンク19が反転して可動接触
子4が開離する。それでは、このような開閉機構の構成
について、第2図に基づき更に詳しく説明する。 第2図はラッチ12が係止を解かれて回動し、トグルリン
ク19が反転して可動接触子4が開離したトリップ状態を
示している。この状態では開閉スプリング28は最も縮ん
でおり、操作ハンドル25は投入位置と遮断位置のほぼ中
間位置まで摺動して停止している。 さて、第2図において、支持プレート11基部には、水平
なベース29が一体に設けられている。この支持プレート
11は、第1図に示すように、ベース29をケース1の相間
隔壁1aの凹部に嵌め込み、その両端を図示しないねじで
相間隔壁1aに締め付けることによりケース1に固定され
ている。支持プレート11のほぼ中央部には、トグルリン
ク19の移動範囲に合わせて左右に貫通する窓穴30が開け
られており、またベース29にはこの窓穴30の下部につな
がる窓穴31が上下に貫通して開けられている。更に、支
持プレート11の上部には、ローラ27をその移動範囲にわ
たって収容する切欠32が設けられている。支持プレート
11の上面は、切欠32部分も含めて、支持プレート11内の
一点を中心とする円弧面になっている。 ラッチ12は支持プレート11の両側に対称に2枚配置され
ており、これらのラッチ12は支持プレート11を貫通する
軸13の両端に取り付けられている。上部リンク21及び下
部リンク23は共に左右一対の腕を持つ二股状で、上部リ
ンク21は2枚のラッチ12の内側に配置され、下部リンク
23は上部リンク21の外側に被さっている。したがって、
上部リンク21は窓穴30内で、支持プレート11の板厚の内
側にに納められ、下部リンク23の両腕は2枚のラッチ12
とそれぞれほぼ同じ面内に位置している。下部リンク23
の下端部はベース29の窓穴31を通して下方に突出し、ホ
ルダ8に連結されている。 支持プレート11の上面にローラ27を介して支持される操
作ハンドル25は、支持プレート11の上面に合わせて円弧
状に形成され、支持プレート11の上面及び側面に案内さ
れて切欠32の範囲内でローラ27を転動させて第2図
(A)の左右方向に往復移動する。操作ハンドル25はつ
まみ25aの基部で両側面が部分的に切り欠かれ、この部
分の貫通孔に軸26が両端を左右に突出させて挿入されて
いる。一方、トグルリンク19の中央の軸24も左右に突出
しており、この軸24と上記軸26の両端間に、支持プレー
ト11の両側に対称に配置された2つの開閉スプリング28
が掛け渡されている。 また、ラッチ受け15及び爪17はいずれも支持プレート11
の側面に跨がるように二股状に構成され、支持プレート
11を貫通する軸14及び16でそれぞれ支持されている。図
示しないが、軸14及び16にはそれぞれ捩じりばねからな
る復帰スプリングが装着され、トリップ動作後のラッチ
受け15及び爪17は図示位置に復帰するようになってい
る。 この開閉機構の遮断操作及びトリップ動作はすでに説明
した通りであるが、第2図のトリップ状態から回路遮断
器をリセットするには、まず第2図(A)の状態から操
作ハンドル25を右に移動し、操作ハンドル25に一体に設
けたリセット片25bでラッチ12を図の時計方向に回動さ
せる。これにより、ラッチ12はラッチ受け15及び爪13を
右方向に押し退け、その先端12aがラッチ受け15の係合
片15aの下方に入り込みこれと係合する。次いで、操作
ハンドル25を左に移動させると開閉スプリング28のばね
力のトグルリンク19に対する死点越えが生じ、回路遮断
器は第1図の状態に投入される。 図示構成によれば、ラッチ12は1枚の支持プレート11に
その側面に沿って支持され、このラッチ12やこれに順次
連結されるトグルリンク19、開閉スプリング28などの側
方が開放されている。したがって、従来構成のようにフ
レームによって無駄に囲われるスペースがなくなり、開
閉機構に実質的に必要なスペースは小さくなる。特に、
図示実施例のように、支持プレート11に窓孔30を設け、
この内側にトグルリンク19を納めるようにすれば、スペ
ース効率は一層よくなる。また、操作ハンドル25は支持
プレート11に直接支持され、ハンドルレバーが不要とな
っているので、左右に張り出すハンドルレバーの腕がな
くなり、その分、所要スペースが小さくなり、また部品
点数が減って構造が簡素になる。更に、支持プレート11
への各構成部分の組み付けに当たって障害物がく、組立
作業がやり易くなっている。 図示実施例では、支持プレートとしてモールド樹脂から
なるものを示したが、例えば鉄板を狭い間隔でU形に折
り曲げて実質的に1枚のプレートに構成してもよい。ま
た、支持プレートに窓穴を開け、上部リンクとラッチと
の連結軸や、上部リンクと下部リンクとの連結軸がこの
窓穴内を移動するようにしたものを示したが、これらの
軸を左右片側ずつに分離すれば窓穴を設けなくてもよ
い。更に、ラッチや開閉スプリングを支持プレートの両
側に対称に配置したものを示したが、支持プレートの片
側のみに配置してもよい。
この発明によれば、1枚の支持プレートを用いて開閉機
構を支持させることにより、開閉機構の所要スペースが
小さくなり、また構成が簡素化されて回路遮断器の小形
化が図れ、更に組立作業が容易になって未熟練者でも短
時間で組立できるようになる。
構を支持させることにより、開閉機構の所要スペースが
小さくなり、また構成が簡素化されて回路遮断器の小形
化が図れ、更に組立作業が容易になって未熟練者でも短
時間で組立できるようになる。
第1図はこの発明の実施例の開閉機構を備えた回路遮断
器の縦断面図、第2図(A)は第1図における開閉機構
を取り出して示した側面図、第2図(B)はその矢印P
方向から見た正面図である。 4……可動接触子、8……ホルダ、11……支持プレー
ト、12……ラッチ、15……ラッチ受け、19……トグルリ
ンク、21……上部リンク、23……下部リンク、25……操
作ハンドル、28……開閉スプリング。
器の縦断面図、第2図(A)は第1図における開閉機構
を取り出して示した側面図、第2図(B)はその矢印P
方向から見た正面図である。 4……可動接触子、8……ホルダ、11……支持プレー
ト、12……ラッチ、15……ラッチ受け、19……トグルリ
ンク、21……上部リンク、23……下部リンク、25……操
作ハンドル、28……開閉スプリング。
Claims (1)
- 【請求項1】常時は引外し機構に係止されて回動を阻止
されたラッチと、可動接触子を保持した回動可能なホル
ダと、前記ラッチに連結された上部リンクと前記ホルダ
に連結された下部リンクとからなるトグルリンクと、投
入位置と遮断位置との間で往復移動する操作ハンドル
と、前記上部リンクと前記下部リンクとを連結する軸に
一端が結合された開閉スプリングとを備えた回路遮断器
の開閉機構において、1枚の支持プレートを設け、この
支持プレートにその側面に沿ってラッチを回動可能に支
持させるとともに、前記支持プレートの上面に操作ハン
ドルを摺動可能に支持させ、この操作ハンドルに開閉ス
プリングの他端を結合したことを特徴とする回路遮断器
の開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP96489A JPH07120498B2 (ja) | 1989-01-06 | 1989-01-06 | 回路遮断器の開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP96489A JPH07120498B2 (ja) | 1989-01-06 | 1989-01-06 | 回路遮断器の開閉機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02183932A JPH02183932A (ja) | 1990-07-18 |
| JPH07120498B2 true JPH07120498B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=11488323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP96489A Expired - Lifetime JPH07120498B2 (ja) | 1989-01-06 | 1989-01-06 | 回路遮断器の開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07120498B2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-06 JP JP96489A patent/JPH07120498B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02183932A (ja) | 1990-07-18 |
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