JPH07120568B2 - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents
正特性サーミスタ装置Info
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- JPH07120568B2 JPH07120568B2 JP60168256A JP16825685A JPH07120568B2 JP H07120568 B2 JPH07120568 B2 JP H07120568B2 JP 60168256 A JP60168256 A JP 60168256A JP 16825685 A JP16825685 A JP 16825685A JP H07120568 B2 JPH07120568 B2 JP H07120568B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、正特性サーミスタを発熱源とし、電子蚊取器
等に使用される正特性サーミスタ装置に関し、正特性サ
ーミスタの電極に対接す一対の電極端子の内、一方の電
極端子は、電極対接部と引出端子部とを、引出端子部の
方向と交叉する方向に配設された狭幅部によって連続さ
せ、この狭幅部を過電流溶断部とすることにより、小さ
い電流で確実に、かつ、素早く溶断できるようにして、
過電流保護作用を向上させ、安全性を高めたものであ
る。
等に使用される正特性サーミスタ装置に関し、正特性サ
ーミスタの電極に対接す一対の電極端子の内、一方の電
極端子は、電極対接部と引出端子部とを、引出端子部の
方向と交叉する方向に配設された狭幅部によって連続さ
せ、この狭幅部を過電流溶断部とすることにより、小さ
い電流で確実に、かつ、素早く溶断できるようにして、
過電流保護作用を向上させ、安全性を高めたものであ
る。
<従来の技術> 従来のこの種の正特性サーミスタ装置は、例えば第5
図、第6図に示すように、アルミナ等の耐熱絶縁材料で
構成されたケース1の凹溝2における底部に弾性電極端
子3を配置し、この電極端子3の上に、厚さ方向の両面
に電極を被着形成した正特性サーミスタ4、平板状電極
端子5及び絶縁板6を順次重ねてゆき、この絶縁板6の
上に重ねられた放熱板7を、電極端子3の弾発力に抗し
つつ、ケース1の方向に押圧し、放熱板7に設けた取付
腕71〜74をケース1の外壁に沿って折曲げることによ
り、全体を弾力的に支持固定した構造となっている。電
極端子3及び5は正特性サーミスタ4の厚さ方向の両面
に被着形成された電極にそれぞれ弾力的に圧接する。
図、第6図に示すように、アルミナ等の耐熱絶縁材料で
構成されたケース1の凹溝2における底部に弾性電極端
子3を配置し、この電極端子3の上に、厚さ方向の両面
に電極を被着形成した正特性サーミスタ4、平板状電極
端子5及び絶縁板6を順次重ねてゆき、この絶縁板6の
上に重ねられた放熱板7を、電極端子3の弾発力に抗し
つつ、ケース1の方向に押圧し、放熱板7に設けた取付
腕71〜74をケース1の外壁に沿って折曲げることによ
り、全体を弾力的に支持固定した構造となっている。電
極端子3及び5は正特性サーミスタ4の厚さ方向の両面
に被着形成された電極にそれぞれ弾力的に圧接する。
前記電極端子3及び5は、正特性サーミスタ4の両端面
に形成された電極に対接する電極対接部31、51に、給電
部となる引出端子部32、52を設けた構造となっていて、
該引出端子部32、52の基部に設けた屈曲部33、53を、ケ
ース1に設けた凹部101、102に嵌合させて、外部に導出
してある。
に形成された電極に対接する電極対接部31、51に、給電
部となる引出端子部32、52を設けた構造となっていて、
該引出端子部32、52の基部に設けた屈曲部33、53を、ケ
ース1に設けた凹部101、102に嵌合させて、外部に導出
してある。
上記構造の正特性サーミスタ装置は、正特性サーミスタ
4が正常であれば、第7図に示すように、電圧印加直後
に突入電流Ipが流れた後、自己発熱により時間経過と共
に抵抗値が急激に増大して電流が減衰し、熱平衡時には
極めて低い電流値Ioとなる。ところが、当該正特性サー
ミスタ装置の置かれた外部条件等の悪影響を受けて正特
性サーミスタ4が劣化した場合、本来、低電流となるべ
き熱平衡時に曲線(A)のように再び上昇して過電流が
流れ、正特性サーミスタ4の破損、異常発熱、それに伴
う火災等を生じてしまうことがあり、極めて危険な状態
となる。
4が正常であれば、第7図に示すように、電圧印加直後
に突入電流Ipが流れた後、自己発熱により時間経過と共
に抵抗値が急激に増大して電流が減衰し、熱平衡時には
極めて低い電流値Ioとなる。ところが、当該正特性サー
ミスタ装置の置かれた外部条件等の悪影響を受けて正特
性サーミスタ4が劣化した場合、本来、低電流となるべ
き熱平衡時に曲線(A)のように再び上昇して過電流が
流れ、正特性サーミスタ4の破損、異常発熱、それに伴
う火災等を生じてしまうことがあり、極めて危険な状態
となる。
このような問題を解決する手段として、従来は、第8図
に拡大して示すように、電極端子3(または5)の引出
端子部32の基部を狭幅にして過電流溶断部33を形成し、
過電流が流れた場合に該過電流溶断部33を溶断させてヒ
ューズ作用を行なわせることにより、正特性サーミスタ
4の保護を図っていた。
に拡大して示すように、電極端子3(または5)の引出
端子部32の基部を狭幅にして過電流溶断部33を形成し、
過電流が流れた場合に該過電流溶断部33を溶断させてヒ
ューズ作用を行なわせることにより、正特性サーミスタ
4の保護を図っていた。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上述した従来の正特性サーミスタ装置に
は次のような問題点がある。
は次のような問題点がある。
(イ)過電流溶断部33が、引出端子部32と同一の方向と
なっているため、過電流溶断部33の長さが引出端子部32
の長さによる制限を受け、あまり長くすることができな
い。このため、大きな溶断電流を必要とし、過電流保護
作用が低下する。第8図に示した従来例の場合は、溶断
電流が6Aにも達し、火災の危険性さえあった。
なっているため、過電流溶断部33の長さが引出端子部32
の長さによる制限を受け、あまり長くすることができな
い。このため、大きな溶断電流を必要とし、過電流保護
作用が低下する。第8図に示した従来例の場合は、溶断
電流が6Aにも達し、火災の危険性さえあった。
(ロ)しかも、過電流溶断部33をケース1内に位置させ
てあったため、過電流溶断部33の長さがケースの内部寸
法によって制限されてしまう。このことも、溶断電流が
大きくなる原因となっていた。
てあったため、過電流溶断部33の長さがケースの内部寸
法によって制限されてしまう。このことも、溶断電流が
大きくなる原因となっていた。
(ハ)引出端子部32の一部に狭幅にして、過電流溶断部
33を形成する構造であるため、引出端子部32の強度が過
電流溶断部33の部分で著しく低下してしまい、引出端子
部32が簡単に破損してしまう。特に引出端子部32は外部
回路との接続部分となるものであって外力を受け易いた
め、この欠点は信頼性保持の面から極めて重大な欠陥と
なる。
33を形成する構造であるため、引出端子部32の強度が過
電流溶断部33の部分で著しく低下してしまい、引出端子
部32が簡単に破損してしまう。特に引出端子部32は外部
回路との接続部分となるものであって外力を受け易いた
め、この欠点は信頼性保持の面から極めて重大な欠陥と
なる。
(ニ)過電流溶断部33の幅を大きくすれば機械的強度は
増大するが、そうすると過電流保護機能が低下してしま
う。
増大するが、そうすると過電流保護機能が低下してしま
う。
本発明の装置は、小さい電流で確実に、かつ、素早く溶
断でき、火災等を発生することのない安全性の高い、高
信頼度、高性能のヒューズ機能を持つ正特性サーミスタ
装置を提供することである。
断でき、火災等を発生することのない安全性の高い、高
信頼度、高性能のヒューズ機能を持つ正特性サーミスタ
装置を提供することである。
本発明のもう一つの課題は、引出端子部の支持安定性に
優れた高信頼度の正特性サーミスタ装置を提供すること
である。
優れた高信頼度の正特性サーミスタ装置を提供すること
である。
本発明のもう一つの課題は、過電流保護動作によって飛
散する溶断金属粒子が正特性サーミスタ電極等に付着す
ることのない高信頼度の正特性サーミスタ装置を提供す
ることである。
散する溶断金属粒子が正特性サーミスタ電極等に付着す
ることのない高信頼度の正特性サーミスタ装置を提供す
ることである。
<課題を解決するための手段> 上述した課題解決のため、本発明に係る正特性サーミス
タ装置は、正特性サーミスタと、この正特性サーミスタ
の電極に対接する電極対接部及びこの電極対接部に連続
させた引出端子部を有する一対の電極端子と、これらの
電極端子の少なくとも一方に電気絶縁されて重ねられた
放熱板とを、ケースに組込んである。前記電極対接部
が、一面側に配置されると共に、前記一面側から連続し
て、前記一面と直交する側面に沿いほぼ直角に折曲げら
れて配置された導出部を有する。前記引出端子部は前記
一面側に位置する折曲片を有し、前記折曲片に連続して
前記側面に沿いほぼ直角に折曲げられ、前記側面におい
て前記電極対接部の前記導出部の横方向に間隔をおいて
配置されている。前記引出端子部と前記電極対接部の前
記導出部とは、前記側面に配置され過電流溶断部となる
狭幅部によって連続している。
タ装置は、正特性サーミスタと、この正特性サーミスタ
の電極に対接する電極対接部及びこの電極対接部に連続
させた引出端子部を有する一対の電極端子と、これらの
電極端子の少なくとも一方に電気絶縁されて重ねられた
放熱板とを、ケースに組込んである。前記電極対接部
が、一面側に配置されると共に、前記一面側から連続し
て、前記一面と直交する側面に沿いほぼ直角に折曲げら
れて配置された導出部を有する。前記引出端子部は前記
一面側に位置する折曲片を有し、前記折曲片に連続して
前記側面に沿いほぼ直角に折曲げられ、前記側面におい
て前記電極対接部の前記導出部の横方向に間隔をおいて
配置されている。前記引出端子部と前記電極対接部の前
記導出部とは、前記側面に配置され過電流溶断部となる
狭幅部によって連続している。
<作用> 電極端子の少なくとも一つは、電極対接部が一面側に配
置されと共に、一面側と交叉する側面に折曲げられて配
置された導出部を有し、引出端子部が側面において電極
対接部の導出部の横方向に間隔をおいて配置され、引出
端子部と電極対接部の導出部とが、側面に配置された過
電流溶断部となる狭幅部によって連続しているから、過
電流溶断部の長さが引出端子部の引出し長さによる制限
を受けないようになり、長さ選定の自由度が高くなる。
この結果、小さい電流で確実に、かつ、素早く溶断でき
るようになり、過電流保護作用が向上し、火災等を発生
することのない安全性の高い正特性サーミスタ装置が得
られる。
置されと共に、一面側と交叉する側面に折曲げられて配
置された導出部を有し、引出端子部が側面において電極
対接部の導出部の横方向に間隔をおいて配置され、引出
端子部と電極対接部の導出部とが、側面に配置された過
電流溶断部となる狭幅部によって連続しているから、過
電流溶断部の長さが引出端子部の引出し長さによる制限
を受けないようになり、長さ選定の自由度が高くなる。
この結果、小さい電流で確実に、かつ、素早く溶断でき
るようになり、過電流保護作用が向上し、火災等を発生
することのない安全性の高い正特性サーミスタ装置が得
られる。
引出端子部は電極対接部のある一面側に位置する折曲片
を有しているから、引出端子部が電極端子板の上に重ね
られる他の部材、例えば絶縁板等によって押えられる。
このため、過電流溶断部となる機械的に弱い狭幅部を備
える引出端子部に対して、補強作用が加わり、引出端子
部の支持安全性に優れた高信頼度の正特性サーミスタ装
置が得られる。
を有しているから、引出端子部が電極端子板の上に重ね
られる他の部材、例えば絶縁板等によって押えられる。
このため、過電流溶断部となる機械的に弱い狭幅部を備
える引出端子部に対して、補強作用が加わり、引出端子
部の支持安全性に優れた高信頼度の正特性サーミスタ装
置が得られる。
電極対接部は一面側に配置されており、過電流溶断部と
なる狭幅部が側面に配置されているから、過電流保護動
作によって狭幅部が溶断し、金属粒子が飛散した場合、
溶断金属粒子が狭幅部の存在する側面から、正特性サー
ミスタ電極と電極対接部が接触する一面側まで飛散して
付着する確率が低下し、飛散した溶断金属粒子が再度繋
って導通することのない高信頼度の正特性サーミスタ装
置が得られる。
なる狭幅部が側面に配置されているから、過電流保護動
作によって狭幅部が溶断し、金属粒子が飛散した場合、
溶断金属粒子が狭幅部の存在する側面から、正特性サー
ミスタ電極と電極対接部が接触する一面側まで飛散して
付着する確率が低下し、飛散した溶断金属粒子が再度繋
って導通することのない高信頼度の正特性サーミスタ装
置が得られる。
<実施例> 第1図は本発明に係る正特性サーミスタ装置の分解図、
第2図は同じく底面側から見た組立斜視図である。図に
おいて、第5図及び第6図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示している。実施例は、電極端子3及び5
の内、絶縁板6及び放熱板7側の電極端子5に過電流溶
断部を設けたものを示している。電極端子5は、電極対
接部51が一面側に配置されると共に、一面側から、一面
側と交叉する側面に折曲げられて配置された導出部51a
を有している。
第2図は同じく底面側から見た組立斜視図である。図に
おいて、第5図及び第6図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示している。実施例は、電極端子3及び5
の内、絶縁板6及び放熱板7側の電極端子5に過電流溶
断部を設けたものを示している。電極端子5は、電極対
接部51が一面側に配置されると共に、一面側から、一面
側と交叉する側面に折曲げられて配置された導出部51a
を有している。
電極端子5の引出端子部52は、電極対接部51のある一面
側に位置する折曲片52aを有し、折曲片52aに連続して側
面に折曲げられている。そして、側面において、電極対
接部51の導出部51aの横方向bに間隔をおいて配置され
ている。方向bは引出端子部52の引出方向aと交叉す
る。
側に位置する折曲片52aを有し、折曲片52aに連続して側
面に折曲げられている。そして、側面において、電極対
接部51の導出部51aの横方向bに間隔をおいて配置され
ている。方向bは引出端子部52の引出方向aと交叉す
る。
引出端子部52と電極対接部51の導出部51aとは、側面に
配置された過電流溶断部となる狭幅部53によって連続し
ている。引出端子部52は電極対接部51の導出部51aから
間隔dlだけ離れた位置にあり、この間隔dlに過電流溶断
部53を接続させてある。
配置された過電流溶断部となる狭幅部53によって連続し
ている。引出端子部52は電極対接部51の導出部51aから
間隔dlだけ離れた位置にあり、この間隔dlに過電流溶断
部53を接続させてある。
上述のように、電極端子3、5のうち、電極端子5は、
電極対接部51が一面側に配置されと共に、一面側と交叉
する側面に折曲げられて配置された導出部51aを有し、
引出端子部52が側面において電極対接部51の導出部51a
の横方向bに間隔をおいて配置され、引出端子部52と電
極対接部51の導出部51aとが、側面に配置された過電流
溶断部となる狭幅部53によって連続しているから、過電
流溶断部53の長さdlが引出端子部52の引出し長さによる
制限を受けないようになり、長さ選定の自由度が高くな
る。この結果、小さい電流で確実にかつ素早く溶断でき
るようになり、過電流保護作用が向上し、火災等を発生
することのない安全性の高い正特性サーミスタ装置が得
られる。因に本発明に係る正特性サーミスタ装置によれ
ば、溶断電流値を従来の6Aから1Aに低下させることがで
きた。
電極対接部51が一面側に配置されと共に、一面側と交叉
する側面に折曲げられて配置された導出部51aを有し、
引出端子部52が側面において電極対接部51の導出部51a
の横方向bに間隔をおいて配置され、引出端子部52と電
極対接部51の導出部51aとが、側面に配置された過電流
溶断部となる狭幅部53によって連続しているから、過電
流溶断部53の長さdlが引出端子部52の引出し長さによる
制限を受けないようになり、長さ選定の自由度が高くな
る。この結果、小さい電流で確実にかつ素早く溶断でき
るようになり、過電流保護作用が向上し、火災等を発生
することのない安全性の高い正特性サーミスタ装置が得
られる。因に本発明に係る正特性サーミスタ装置によれ
ば、溶断電流値を従来の6Aから1Aに低下させることがで
きた。
組立状態では、電極端子3の引出端子部32のケース1の
底部に形成した孔1bを通って外部に導出すると共に、こ
の電極引出端子3の上に正特性サーミスタ4、電極端子
5、絶縁板6及び放熱板7を順次積層し、放熱板7の周
辺に形成した取付腕71〜74を、ケース1の底面に折曲げ
固定する。
底部に形成した孔1bを通って外部に導出すると共に、こ
の電極引出端子3の上に正特性サーミスタ4、電極端子
5、絶縁板6及び放熱板7を順次積層し、放熱板7の周
辺に形成した取付腕71〜74を、ケース1の底面に折曲げ
固定する。
ここで、引出端子部52の一端側には、電極対接部51と略
同じ平面位置となる折曲片52aが設けられており、組立
状態で、この折曲片52aをケース1の端面1aと絶縁板6
との間で狭持固定するようになっている。このため、引
出端子部52の支持構造が強固になり、外力を受けても引
出端子部52にグラツキを生じることなく、過電流溶断部
53が破断しにくくなる。
同じ平面位置となる折曲片52aが設けられており、組立
状態で、この折曲片52aをケース1の端面1aと絶縁板6
との間で狭持固定するようになっている。このため、引
出端子部52の支持構造が強固になり、外力を受けても引
出端子部52にグラツキを生じることなく、過電流溶断部
53が破断しにくくなる。
また、電極対接部51は一面側に配置されており、過電流
溶断部となる狭幅部53が側面に配置されているから、過
電流保護動作によって狭幅部53が溶断し、金属粒子が飛
散した場合、溶断金属粒子が狭幅部53の存在する側面か
ら、正特性サーミスタ4の電極と電極対接部51が接触す
る一面側まで飛散して付着する確率が低下し、飛散した
溶断金属粒子が再度繋って導通することのない高信頼度
の正特性サーミスタ装置が得られる。
溶断部となる狭幅部53が側面に配置されているから、過
電流保護動作によって狭幅部53が溶断し、金属粒子が飛
散した場合、溶断金属粒子が狭幅部53の存在する側面か
ら、正特性サーミスタ4の電極と電極対接部51が接触す
る一面側まで飛散して付着する確率が低下し、飛散した
溶断金属粒子が再度繋って導通することのない高信頼度
の正特性サーミスタ装置が得られる。
電極端子5は、引出端子部52及び電極対接部51の導出部
51aを、ケース1の底面に形成した孔1c、1dに挿通させ
てケース1の底面外部に導出する。従って、過電流溶断
部53の両側にある引出端部52及び電極対接部51の導出部
51aが孔1c、1dによって支持され、過電流溶断部53に過
度の外力が加わることがないので、過電流溶断部53の破
断がより一層確実に防止される。
51aを、ケース1の底面に形成した孔1c、1dに挿通させ
てケース1の底面外部に導出する。従って、過電流溶断
部53の両側にある引出端部52及び電極対接部51の導出部
51aが孔1c、1dによって支持され、過電流溶断部53に過
度の外力が加わることがないので、過電流溶断部53の破
断がより一層確実に防止される。
次に、上記構造の正特性サーミスタ装置の製造組立方法
について説明する。まず、第3図に示すように、電極端
子5の電極対接部51の導出部51aと引出端子部52との間
に、切欠孔8によって分けられて、両端が互いに連続す
る複数の導電通路53、54を並列的に設ける。導電通路53
は後で過電流溶断部となる部分であるが、この導通通路
53と並列して、これと同じ幅かそれより広い導電通路54
を設ける。これにより、狭幅の導電通路53が導電通路54
によって補強され、屈曲、破断等が起きにくくなる。
について説明する。まず、第3図に示すように、電極端
子5の電極対接部51の導出部51aと引出端子部52との間
に、切欠孔8によって分けられて、両端が互いに連続す
る複数の導電通路53、54を並列的に設ける。導電通路53
は後で過電流溶断部となる部分であるが、この導通通路
53と並列して、これと同じ幅かそれより広い導電通路54
を設ける。これにより、狭幅の導電通路53が導電通路54
によって補強され、屈曲、破断等が起きにくくなる。
次に、第1図に示す部品配置で、当該電極端子5を組込
んだ後、第4図に示すように、電極対接部51の導出部51
a側を、ケース1の底面外部の位置X1−X1で切断する。
これにより、導電通路54が電極対接部51の導出部51aか
ら切離され、引出端子部52及び導電通路53による過電流
溶断部を通って電極対接部51に至る給電路(イ)が形成
される。
んだ後、第4図に示すように、電極対接部51の導出部51
a側を、ケース1の底面外部の位置X1−X1で切断する。
これにより、導電通路54が電極対接部51の導出部51aか
ら切離され、引出端子部52及び導電通路53による過電流
溶断部を通って電極対接部51に至る給電路(イ)が形成
される。
上述のように、組立完了に至るまで、過電流溶断部とな
る狭幅の導電通路53が、これと同じ幅かそれより広い導
電通路54によって補強されるので、組立の途中での導電
通路53の屈曲、破断等を、確実に防止できる。
る狭幅の導電通路53が、これと同じ幅かそれより広い導
電通路54によって補強されるので、組立の途中での導電
通路53の屈曲、破断等を、確実に防止できる。
<発明の効果> 以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を
得ることができる。
得ることができる。
(a)小さい電流で確実に、かつ、素早く溶断でき、火
災時の発生することのない安全性の高い高信頼度、高性
能のヒューズ機能を持つ正特性サーミスタ装置を提供で
きる。
災時の発生することのない安全性の高い高信頼度、高性
能のヒューズ機能を持つ正特性サーミスタ装置を提供で
きる。
(b)引出端子部の支持安定性に優れた高信頼度の正特
性サーミスタ装置を提供できる。
性サーミスタ装置を提供できる。
(c)過電流保護動作によって狭幅部が溶断して金属粒
子が飛散した場合、溶断金属粒子が狭幅部の存在する側
面から正特性サーミスタ電極と電極対接部が接触する一
面側まで飛散して付着する確率が低下し、飛散した溶断
金属粒子が再度繋って導通することのない高信頼度の正
特性サーミスタ装置を提供できる。
子が飛散した場合、溶断金属粒子が狭幅部の存在する側
面から正特性サーミスタ電極と電極対接部が接触する一
面側まで飛散して付着する確率が低下し、飛散した溶断
金属粒子が再度繋って導通することのない高信頼度の正
特性サーミスタ装置を提供できる。
第1図は本発明に係る正特性サーミスタ装置の分解図、
第2図は同じく底面側から見た組立斜視図、第3図は切
離し加工を施す前の電極端子の斜視図、第4図は第1図
及び第2図に示した正特性サーミスタの製造組立方法を
説明する図、第5図は従来の正特性サーミスタ装置の分
解図、第6図は同じくその正面断面図、第7図は正特性
サーミスタの電流時間特性図、第8図は従来の正特性サ
ーミスタ装置における電極端子の拡大斜視図である。 1……ケース、3……電極端子、5……電極端子 4……正特性サーミスタ、6……絶縁板、7……放熱板 51……電極対接部、52……引出端子部 53……過電流溶断部
第2図は同じく底面側から見た組立斜視図、第3図は切
離し加工を施す前の電極端子の斜視図、第4図は第1図
及び第2図に示した正特性サーミスタの製造組立方法を
説明する図、第5図は従来の正特性サーミスタ装置の分
解図、第6図は同じくその正面断面図、第7図は正特性
サーミスタの電流時間特性図、第8図は従来の正特性サ
ーミスタ装置における電極端子の拡大斜視図である。 1……ケース、3……電極端子、5……電極端子 4……正特性サーミスタ、6……絶縁板、7……放熱板 51……電極対接部、52……引出端子部 53……過電流溶断部
Claims (1)
- 【請求項1】正特性サーミスタと、この正特性サーミス
タの電極に対接する電極対接部及びこの電極対接部に連
続させた引出端子部を有する一対の電極端子と、これら
の電極端子の少なくとも一方に電気絶縁されて重ねられ
た放熱板とを、ケースに組込んだ正特性サーミスタ装置
であって、 前記電極端子の少なくとも一つは、 前記電極対接部が、一面側に配置されると共に、前記一
面側から連続して、前記一面と直交する側面に沿いほぼ
直角に折曲げられて配置された導出部を有し、 前記引出端子部が、前記一面側に位置する折曲片を有
し、前記折曲片に連続して前記側面に沿いほぼ直角に折
曲げられ、前記側面において前記電極対接部の前記導出
部の横方向に間隔をおいて配置され、 前記引出端子部と前記電極対接部の前記導出部とが、前
記側面に配置され過電流溶断部となる狭幅部によって連
続していること を特徴とする正特性サーミスタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60168256A JPH07120568B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 正特性サーミスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60168256A JPH07120568B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 正特性サーミスタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6229102A JPS6229102A (ja) | 1987-02-07 |
| JPH07120568B2 true JPH07120568B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=15864636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60168256A Expired - Lifetime JPH07120568B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 正特性サーミスタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07120568B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0650956Y2 (ja) * | 1988-07-22 | 1994-12-21 | ティーディーケイ株式会社 | Ptc発熱器用電極板 |
| JP2513528B2 (ja) * | 1990-09-13 | 1996-07-03 | 株式会社ソルテック | X線取出し装置 |
| JP4890694B2 (ja) * | 2001-08-30 | 2012-03-07 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | ポリマーptcサーミスタ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5540946Y2 (ja) * | 1976-06-21 | 1980-09-25 | ||
| JPS5828448Y2 (ja) * | 1976-10-13 | 1983-06-21 | 音羽電機工業株式会社 | 異常電圧吸収装置 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP60168256A patent/JPH07120568B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6229102A (ja) | 1987-02-07 |
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