JPH07120751B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH07120751B2 JPH07120751B2 JP60288208A JP28820885A JPH07120751B2 JP H07120751 B2 JPH07120751 B2 JP H07120751B2 JP 60288208 A JP60288208 A JP 60288208A JP 28820885 A JP28820885 A JP 28820885A JP H07120751 B2 JPH07120751 B2 JP H07120751B2
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
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- Semiconductor Memories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体記憶装置に関し、特にα線などの放射
線によるソフトエラーを除去できる半導体記憶装置に関
するものである。
線によるソフトエラーを除去できる半導体記憶装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来、この種の半導体記憶装置として第4図に示すもの
があった。第4図は、従来の256KダイナミックRAMのメ
モリセル部の構造を示す断面図である。初めにこのメモ
リセル部の構成について説明する。図において、p-形半
導体基板1上に反転、寄生防止のためのp+形領域10が形
成されており、さらにこのp+形領域上に素子間を分離す
るための分離絶縁膜9が形成されている。また、p-形半
導体基板1上に情報を記憶するための電荷蓄積領域とな
るn+形領域6が形成されており、このn+形領域上に第1
ゲート絶縁膜4が形成されている。さらに第1ゲート絶
縁膜4上および分離絶縁膜9上に電源に接続された第1
ゲート電極2が形成されている。n+形領域6と第1ゲー
ト絶縁膜4と第1ゲート電極2とはメモリセルを構成す
る。また、p-形半導体基板1上に、n+形領域6と連なる
ように一方のソース/ドレイン領域となるn+形領域80が
形成されており、さらにこのn+形領域80と間隔を隔てて
他方のソース/ドレイン領域となるn+形領域81が形成さ
れている。このn+形領域81はビット線(図示せず)に接
続されている。また、n+形領域80と81間のp-形半導体基
板1上、n+形領域80上およびn+形領域81上に第2ゲート
絶縁膜5が形成されており、この第2ゲート絶縁膜上に
ワード線となる第2ゲート電極3が形成されている。p-
形半導体基板1と、n+形領域80と、n+形領域81と、第2
ゲート絶縁膜5と、第2ゲート電極3とはトランスファ
ゲートトランジスタを構成する。11はn+形領域6とp-形
半導体基板1間に形成される空乏層を、12はn+形領域80
および81とp-形半導体基板1間に形成される空乏層を示
している。
があった。第4図は、従来の256KダイナミックRAMのメ
モリセル部の構造を示す断面図である。初めにこのメモ
リセル部の構成について説明する。図において、p-形半
導体基板1上に反転、寄生防止のためのp+形領域10が形
成されており、さらにこのp+形領域上に素子間を分離す
るための分離絶縁膜9が形成されている。また、p-形半
導体基板1上に情報を記憶するための電荷蓄積領域とな
るn+形領域6が形成されており、このn+形領域上に第1
ゲート絶縁膜4が形成されている。さらに第1ゲート絶
縁膜4上および分離絶縁膜9上に電源に接続された第1
ゲート電極2が形成されている。n+形領域6と第1ゲー
ト絶縁膜4と第1ゲート電極2とはメモリセルを構成す
る。また、p-形半導体基板1上に、n+形領域6と連なる
ように一方のソース/ドレイン領域となるn+形領域80が
形成されており、さらにこのn+形領域80と間隔を隔てて
他方のソース/ドレイン領域となるn+形領域81が形成さ
れている。このn+形領域81はビット線(図示せず)に接
続されている。また、n+形領域80と81間のp-形半導体基
板1上、n+形領域80上およびn+形領域81上に第2ゲート
絶縁膜5が形成されており、この第2ゲート絶縁膜上に
ワード線となる第2ゲート電極3が形成されている。p-
形半導体基板1と、n+形領域80と、n+形領域81と、第2
ゲート絶縁膜5と、第2ゲート電極3とはトランスファ
ゲートトランジスタを構成する。11はn+形領域6とp-形
半導体基板1間に形成される空乏層を、12はn+形領域80
および81とp-形半導体基板1間に形成される空乏層を示
している。
なお、ここでは説明の便宜上、n+形領域80上、第2ゲー
ト電極3上およびn+形領域81上などに形成される層間絶
縁膜、この層間絶縁膜上に形成されるビット線などの配
線部分、これら層間絶縁膜上および配線部分上に形成さ
れる保護膜を省略している。また、不純物拡散領域であ
るn+形領域6を形成する代わりに、第1ゲート電極2に
正電位を与えることにより、第1ゲート絶縁膜4を介し
てp-形半導体基板1上のn+形領域6相当部分にn+形の反
転層を誘起させ、この反転層に電荷を蓄積するようにし
てもよい。
ト電極3上およびn+形領域81上などに形成される層間絶
縁膜、この層間絶縁膜上に形成されるビット線などの配
線部分、これら層間絶縁膜上および配線部分上に形成さ
れる保護膜を省略している。また、不純物拡散領域であ
るn+形領域6を形成する代わりに、第1ゲート電極2に
正電位を与えることにより、第1ゲート絶縁膜4を介し
てp-形半導体基板1上のn+形領域6相当部分にn+形の反
転層を誘起させ、この反転層に電荷を蓄積するようにし
てもよい。
次に、このメモリセル部の動作について説明する。メモ
リセルの電荷蓄積領域であるn+形領域6に、電子が蓄積
されている状態を“0",電子が蓄積されていない状態を
“1"とする。そして、ビット線に接続されているn+形領
域81の電位は、センスアンプ(図示せず)の働きによっ
て予め或る中間電位に保持されている。ここで、ワード
線の電位が上がり、このワード線に接続されているトラ
ンスファゲートトランジスタの第2ゲート電極3の電位
がしきい値電圧よりも高くなると、この第2ゲート電極
の直下にn+形反転層のチャンネルが形成されてn+形領域
6,80とn+形領域81間が導通する。そこで、今メモリセル
の記憶情報が“0"、すなわちn+形領域6に電子が蓄積さ
れている状態の場合には、n+形領域6,80とビット線に接
続されているn+形領域81とが導通することによって、そ
れまで中間電位に保持されていたn+形領域81の電位が下
がり、また反対に、メモリセルの記憶情報が“1"、すな
わちn+形領域6に電子が蓄積されていない状態の場合に
は、この導通によって中間電位にあったn+形領域81の電
位が上がることになる。そして、このビット線の電位の
変化をセンスアンプにより感知、増幅して取出すととも
に、同じ記憶情報をリフレッシュして同一サイクル内に
再度メモリセルに書込むようにしている。
リセルの電荷蓄積領域であるn+形領域6に、電子が蓄積
されている状態を“0",電子が蓄積されていない状態を
“1"とする。そして、ビット線に接続されているn+形領
域81の電位は、センスアンプ(図示せず)の働きによっ
て予め或る中間電位に保持されている。ここで、ワード
線の電位が上がり、このワード線に接続されているトラ
ンスファゲートトランジスタの第2ゲート電極3の電位
がしきい値電圧よりも高くなると、この第2ゲート電極
の直下にn+形反転層のチャンネルが形成されてn+形領域
6,80とn+形領域81間が導通する。そこで、今メモリセル
の記憶情報が“0"、すなわちn+形領域6に電子が蓄積さ
れている状態の場合には、n+形領域6,80とビット線に接
続されているn+形領域81とが導通することによって、そ
れまで中間電位に保持されていたn+形領域81の電位が下
がり、また反対に、メモリセルの記憶情報が“1"、すな
わちn+形領域6に電子が蓄積されていない状態の場合に
は、この導通によって中間電位にあったn+形領域81の電
位が上がることになる。そして、このビット線の電位の
変化をセンスアンプにより感知、増幅して取出すととも
に、同じ記憶情報をリフレッシュして同一サイクル内に
再度メモリセルに書込むようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のメモリセル部はこのように動作するが、ソース/
ドレイン領域および電荷蓄積領域がn+形領域またはn+形
反転層で形成されているため、α線などの放射線がメモ
リチップ内に入射して生成される電子・正孔対のうち、
電子がn+形領域6,80やn+形領域81に収集されて、本来の
記憶情報を反転させることで誤動作(以下、ソフトエラ
ーと呼ぶ)を発生するという問題点があった。また、こ
の欠点を解消するために、第5図に示すように、電荷蓄
積領域であるn+形領域6に接するようにp+形領域7を形
成してメモリセル容量を増加させ、α線などの放射線で
生成される電子がn+形領域6に収集されても誤動作しな
いように、臨界電荷量を大きくしてソフトエラーを防止
する手段があるが、n+形領域80やビット線に接続されて
いるn+形領域81は電子の収集に対して保護されておら
ず、また付加的にn+形領域80,81の周囲にp+形領域を設
けると、せいぜい1〜3μmといった狭い第2ゲート電
極3下にp+形領域が形成されてトランスファゲートトラ
ンジスタを安定に動作させることが困難になるという問
題点があった。
ドレイン領域および電荷蓄積領域がn+形領域またはn+形
反転層で形成されているため、α線などの放射線がメモ
リチップ内に入射して生成される電子・正孔対のうち、
電子がn+形領域6,80やn+形領域81に収集されて、本来の
記憶情報を反転させることで誤動作(以下、ソフトエラ
ーと呼ぶ)を発生するという問題点があった。また、こ
の欠点を解消するために、第5図に示すように、電荷蓄
積領域であるn+形領域6に接するようにp+形領域7を形
成してメモリセル容量を増加させ、α線などの放射線で
生成される電子がn+形領域6に収集されても誤動作しな
いように、臨界電荷量を大きくしてソフトエラーを防止
する手段があるが、n+形領域80やビット線に接続されて
いるn+形領域81は電子の収集に対して保護されておら
ず、また付加的にn+形領域80,81の周囲にp+形領域を設
けると、せいぜい1〜3μmといった狭い第2ゲート電
極3下にp+形領域が形成されてトランスファゲートトラ
ンジスタを安定に動作させることが困難になるという問
題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、微細化構造にあってもトランジスタ特性を損
なわずに、単純な構造でα線などの放射線によるソフト
エラーを除去できる半導体記憶装置を得ることを目的と
する。
たもので、微細化構造にあってもトランジスタ特性を損
なわずに、単純な構造でα線などの放射線によるソフト
エラーを除去できる半導体記憶装置を得ることを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る半導体記憶装置は、主表面を有する、第
1導電型の半導体基板を備える。上記半導体基板の上
に、ゲート絶縁膜を介在させて、ゲート電極が設けられ
ている。上記半導体基板の主表面中であって、上記ゲー
ト電極の両側に、第2導電型のソース/ドレイン領域の
一方とソース/ドレイン領域の他方とが設けられてい
る。上記半導体基板の主表面中であって、上記ソース/
ドレイン領域の一方と上記ソース/ドレイン領域の他方
との間に、チャネル領域が形成される。上記半導体基板
の主表面中であって、上記ソース/ドレイン領域の一方
に接続されるように、メモリセルの電荷蓄積領域とな
る、第2導電型の電荷蓄積領域が設けられている。上記
電荷蓄積領域の直下であり、該電荷蓄積領域に接するよ
うに、上記半導体基板の不純物濃度よりも不純物濃度が
高い、第1導電型の第1の半導体領域が設けられてい
る。上記ソース/ドレイン領域の一方の直下であり、該
ソース/ドレイン領域の一方に接するように、かつ上記
チャネル領域内に入らないように、上記半導体基板の不
純物濃度よりも不純物濃度が高い、第1導電型の第2の
半導体領域が設けられている。上記ソース/ドレイン領
域の他方の直下であり、該ソース/ドレイン領域の他方
に接するように、かつ上記チャネル領域内に入らないよ
うに、上記半導体基板の不純物濃度よりも不純物濃度が
高い、第1導電型の第3の半導体領域が設けられてい
る。
1導電型の半導体基板を備える。上記半導体基板の上
に、ゲート絶縁膜を介在させて、ゲート電極が設けられ
ている。上記半導体基板の主表面中であって、上記ゲー
ト電極の両側に、第2導電型のソース/ドレイン領域の
一方とソース/ドレイン領域の他方とが設けられてい
る。上記半導体基板の主表面中であって、上記ソース/
ドレイン領域の一方と上記ソース/ドレイン領域の他方
との間に、チャネル領域が形成される。上記半導体基板
の主表面中であって、上記ソース/ドレイン領域の一方
に接続されるように、メモリセルの電荷蓄積領域とな
る、第2導電型の電荷蓄積領域が設けられている。上記
電荷蓄積領域の直下であり、該電荷蓄積領域に接するよ
うに、上記半導体基板の不純物濃度よりも不純物濃度が
高い、第1導電型の第1の半導体領域が設けられてい
る。上記ソース/ドレイン領域の一方の直下であり、該
ソース/ドレイン領域の一方に接するように、かつ上記
チャネル領域内に入らないように、上記半導体基板の不
純物濃度よりも不純物濃度が高い、第1導電型の第2の
半導体領域が設けられている。上記ソース/ドレイン領
域の他方の直下であり、該ソース/ドレイン領域の他方
に接するように、かつ上記チャネル領域内に入らないよ
うに、上記半導体基板の不純物濃度よりも不純物濃度が
高い、第1導電型の第3の半導体領域が設けられてい
る。
[作用] この発明に係る半導体装置によれば、第2導電型の電荷
蓄積領域、ソース/ドレイン領域の一方、およびソース
/ドレイン領域の他方の、それぞれの直下に、これらの
領域にそれぞれ接するように、第1導電型の半導体基板
の不純物濃度よりも高い、第1導電型の半導体領域(第
1の半導体領域、第2の半導体領域、第3の半導体領
域)を形成したので、微細化構造になっても、トランジ
スタ特性を損なわずに、単純な構造で、α線などの放射
線によるソフトエラー、を除去できる半導体記憶装置と
なる。
蓄積領域、ソース/ドレイン領域の一方、およびソース
/ドレイン領域の他方の、それぞれの直下に、これらの
領域にそれぞれ接するように、第1導電型の半導体基板
の不純物濃度よりも高い、第1導電型の半導体領域(第
1の半導体領域、第2の半導体領域、第3の半導体領
域)を形成したので、微細化構造になっても、トランジ
スタ特性を損なわずに、単純な構造で、α線などの放射
線によるソフトエラー、を除去できる半導体記憶装置と
なる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。なお、
この実施例の説明において、従来の技術の説明と重複す
る部分については適宜その説明を省略する。
この実施例の説明において、従来の技術の説明と重複す
る部分については適宜その説明を省略する。
第1図は、この発明の実施例である半導体記憶装置のメ
モリセル部の構造を示す断面図である。この実施例の構
成が第4図のメモリセル部の構成と異なる点は以下の点
である。すなわち、たとえば不純物濃度が1013〜1016cm
-3のp-形半導体基板1上に、情報を記憶するための電荷
蓄積領域となるn+形領域6と接するように、たとえば不
純物濃度が1014〜1018cm-3のp+形領域7が形成されてい
る。また、p-形半導体基板1上に、一方のソース/ドレ
イン領域となるn+形領域80と接するように、かつp+形領
域7と連なるように、かつ第2ゲート絶縁膜5下部のチ
ャンネル領域内に入らないように、たとえば不純物濃度
が1014〜1018cm-3のp+形領域130が形成されている。さ
らに、p-形半導体基板1上に、他方のソース/ドレイン
領域となりかつビット線に接続されるn+形領域81に接す
るように、かつ第2ゲート絶縁膜5下部のチャンネル領
域内に入らないように、たとえば不純物濃度が1014〜10
18cm-3のp+形領域131が形成されている。
モリセル部の構造を示す断面図である。この実施例の構
成が第4図のメモリセル部の構成と異なる点は以下の点
である。すなわち、たとえば不純物濃度が1013〜1016cm
-3のp-形半導体基板1上に、情報を記憶するための電荷
蓄積領域となるn+形領域6と接するように、たとえば不
純物濃度が1014〜1018cm-3のp+形領域7が形成されてい
る。また、p-形半導体基板1上に、一方のソース/ドレ
イン領域となるn+形領域80と接するように、かつp+形領
域7と連なるように、かつ第2ゲート絶縁膜5下部のチ
ャンネル領域内に入らないように、たとえば不純物濃度
が1014〜1018cm-3のp+形領域130が形成されている。さ
らに、p-形半導体基板1上に、他方のソース/ドレイン
領域となりかつビット線に接続されるn+形領域81に接す
るように、かつ第2ゲート絶縁膜5下部のチャンネル領
域内に入らないように、たとえば不純物濃度が1014〜10
18cm-3のp+形領域131が形成されている。
次に、第2A図〜第2C図を用いてこのメモリセル部の製造
方法について説明する。まず、p-形半導体基板1にp形
不純物を選択的にイオン注入してイオン注入層を形成
し、このイオン注入層を拡散して反転、寄生防止のため
のp+形領域10を形成し、この後p+形領域10上に素子間を
分離するための分離絶縁膜9を形成する。続いて、p-形
半導体基板1にn形不純物を選択的にイオン注入してイ
オン注入層を形成し、このイオン注入層を拡散してn+形
領域6を形成し、この後n+形領域6,p-形半導体基板1に
p形不純物を選択的にイオン注入してイオン注入層を形
成し、このイオン注入層を拡散してp+形領域7を形成す
る。続いて、第1ゲート電極2、第2ゲート電極3、第
1ゲート絶縁膜4、第2ゲート絶縁膜5を通常の製造方
法で形成する。続いて、第1ゲート電極2,第2ゲート電
極3をマスクとしてp-形半導体基板1にn形不純物をイ
オン注入してn+形領域80,81を形成する(第2A図)。次
に、第2ゲート電極3上をレジスト膜パターン14で覆
い、第1ゲート電極2,レジスト膜パターン14をマスクと
してn+形領域80とp-形半導体基板1、およびn+形領域81
とp-形半導体基板1にp形不純物をイオン注入する(第
2B図)。次に、形成されたイオン注入層を拡散してp+形
領域130,131を形成する(第2C図)。ここで、トランス
ファゲートトランジスタのしきい値電圧は装置の安定動
作を考慮して、周辺トランジスタのしきい値電圧よりも
高く設定しているが、p+形領域130,131が第2ゲート絶
縁膜5下部のチャンネル領域内に形成されると、トラン
スファゲートトランジスタのしきい値電圧が高くなりす
ぎるため、レジスト膜パターン14をマスクとしてp形不
純物をイオン注入し、拡散により形成されるp+形領域13
0,131が第2ゲート絶縁膜5下部のチャンネル領域内に
入らないように制御している。
方法について説明する。まず、p-形半導体基板1にp形
不純物を選択的にイオン注入してイオン注入層を形成
し、このイオン注入層を拡散して反転、寄生防止のため
のp+形領域10を形成し、この後p+形領域10上に素子間を
分離するための分離絶縁膜9を形成する。続いて、p-形
半導体基板1にn形不純物を選択的にイオン注入してイ
オン注入層を形成し、このイオン注入層を拡散してn+形
領域6を形成し、この後n+形領域6,p-形半導体基板1に
p形不純物を選択的にイオン注入してイオン注入層を形
成し、このイオン注入層を拡散してp+形領域7を形成す
る。続いて、第1ゲート電極2、第2ゲート電極3、第
1ゲート絶縁膜4、第2ゲート絶縁膜5を通常の製造方
法で形成する。続いて、第1ゲート電極2,第2ゲート電
極3をマスクとしてp-形半導体基板1にn形不純物をイ
オン注入してn+形領域80,81を形成する(第2A図)。次
に、第2ゲート電極3上をレジスト膜パターン14で覆
い、第1ゲート電極2,レジスト膜パターン14をマスクと
してn+形領域80とp-形半導体基板1、およびn+形領域81
とp-形半導体基板1にp形不純物をイオン注入する(第
2B図)。次に、形成されたイオン注入層を拡散してp+形
領域130,131を形成する(第2C図)。ここで、トランス
ファゲートトランジスタのしきい値電圧は装置の安定動
作を考慮して、周辺トランジスタのしきい値電圧よりも
高く設定しているが、p+形領域130,131が第2ゲート絶
縁膜5下部のチャンネル領域内に形成されると、トラン
スファゲートトランジスタのしきい値電圧が高くなりす
ぎるため、レジスト膜パターン14をマスクとしてp形不
純物をイオン注入し、拡散により形成されるp+形領域13
0,131が第2ゲート絶縁膜5下部のチャンネル領域内に
入らないように制御している。
次に、このメモリセル部の動作について説明する。上記
したソフトエラーは、チップ内にα線などの放射線が入
射したときに生成される電子・正孔対のうち、電子がn+
形領域6やn+形領域80,81に収集されて引き起こされ
る。すなわち、チップ内に入射したα線はエネルギを失
って停止するまでに、その飛程に沿って多数の電子・正
孔対を生成し、空乏層11,12内で生成された電子・正孔
対は、空乏層11,12内部の電場により直ちに分離され、
電子はn+形領域6,80,81に収集され、正孔はp-形半導体
基板1を通って流れ落ちる。また、n+形領域6,80,81の
内部で生成された電子・正孔対は再結合するため電子の
増減には全く寄与せず、p-形半導体基板1の内部で生成
された電子・正孔対は、拡散によって空乏層11,12に達
した電子のみがn+形領域6,80,81に収集されてソフトエ
ラーを引き起こし、他のものはp-形半導体基板1内で再
結合されることになる。
したソフトエラーは、チップ内にα線などの放射線が入
射したときに生成される電子・正孔対のうち、電子がn+
形領域6やn+形領域80,81に収集されて引き起こされ
る。すなわち、チップ内に入射したα線はエネルギを失
って停止するまでに、その飛程に沿って多数の電子・正
孔対を生成し、空乏層11,12内で生成された電子・正孔
対は、空乏層11,12内部の電場により直ちに分離され、
電子はn+形領域6,80,81に収集され、正孔はp-形半導体
基板1を通って流れ落ちる。また、n+形領域6,80,81の
内部で生成された電子・正孔対は再結合するため電子の
増減には全く寄与せず、p-形半導体基板1の内部で生成
された電子・正孔対は、拡散によって空乏層11,12に達
した電子のみがn+形領域6,80,81に収集されてソフトエ
ラーを引き起こし、他のものはp-形半導体基板1内で再
結合されることになる。
したがって、この実施例においては、n+形領域6,80,81
のそれぞれに接するようにp-形半導体基板1の不純物濃
度より高不純物濃度のp+形領域7,130,131を形成するこ
とによって、第1にn+形領域6,80,81とp+形領域7,130,1
31間に形成される空乏層11,12の幅が狭くなりn+形領域
6,80,81の容量が大きくなる。また第2にp-形半導体基
板1から拡散してきた電子はp+形領域7,130,131内で寿
命が短くなりn+形領域6,80,81に達しにくくなる。また
第3にp-形半導体基板1とp+形領域7,130,131との界面
に電子に対するポテンシャルバリアが形成されるため、
p-形半導体基板1から拡散されてくる電子のうちのエネ
ルギの小さなものはこのバリアによって通過できなくな
る。そして、第1の点によりn+形領域6,80,81に蓄積さ
れる“0",“1"に対応する電子数の差が大きくなり、n+
形領域6,80,81はα線などの入射によって生成される電
子に対して余裕を持つことができ、また第2および第3
の点によりn+形領域6,80,81に拡散してくる電子を防ぐ
ことができ、このようにしてソフトエラーの発生を除去
することができる。
のそれぞれに接するようにp-形半導体基板1の不純物濃
度より高不純物濃度のp+形領域7,130,131を形成するこ
とによって、第1にn+形領域6,80,81とp+形領域7,130,1
31間に形成される空乏層11,12の幅が狭くなりn+形領域
6,80,81の容量が大きくなる。また第2にp-形半導体基
板1から拡散してきた電子はp+形領域7,130,131内で寿
命が短くなりn+形領域6,80,81に達しにくくなる。また
第3にp-形半導体基板1とp+形領域7,130,131との界面
に電子に対するポテンシャルバリアが形成されるため、
p-形半導体基板1から拡散されてくる電子のうちのエネ
ルギの小さなものはこのバリアによって通過できなくな
る。そして、第1の点によりn+形領域6,80,81に蓄積さ
れる“0",“1"に対応する電子数の差が大きくなり、n+
形領域6,80,81はα線などの入射によって生成される電
子に対して余裕を持つことができ、また第2および第3
の点によりn+形領域6,80,81に拡散してくる電子を防ぐ
ことができ、このようにしてソフトエラーの発生を除去
することができる。
第3図に、p+形領域7,130,131のp形不純物濃度とソフ
トエラー発生率との関係を示す。図に示すように、p形
不純物濃度を高くしていくと、ソフトエラー発生率は顕
著に減少する。たとえば、不純物濃度が1017cm-3程度に
すれば、ソフトエラーの発生率は不純物濃度が1015cm-3
の場合に比べて約10-4に低下する。しかしながら、前述
したように、p+形領域130,131が第2ゲート絶縁膜5下
部のチャンネル領域内に入り込むと、トランスファゲー
トトランジスタのしきい値電圧は著しく高くなり、書込
電荷の量Qs=CS(VD−VT)が小さくなってメモリ動作が
不安定になる。ここで、VDはトランスファゲートトラン
ジスタのゲート電圧、VTはトランスファゲートトランジ
スタのしきい値電圧、CSはメモリセル容量である。この
ため、レジスト膜パターン14をマスクとしてp形不純物
をイオン注入することにより安定してp+形領域130,131
を第2ゲート絶縁膜5下部のチャンネル領域の外側に形
成でき、適正なしきい値電圧VTを得ることができる。こ
のようにして、ソフトエラーの発生率を抑制し、かつト
ランスファゲートトランジスタのしきい値電圧に影響を
与えることなくp+形領域130,131を形成することができ
る。
トエラー発生率との関係を示す。図に示すように、p形
不純物濃度を高くしていくと、ソフトエラー発生率は顕
著に減少する。たとえば、不純物濃度が1017cm-3程度に
すれば、ソフトエラーの発生率は不純物濃度が1015cm-3
の場合に比べて約10-4に低下する。しかしながら、前述
したように、p+形領域130,131が第2ゲート絶縁膜5下
部のチャンネル領域内に入り込むと、トランスファゲー
トトランジスタのしきい値電圧は著しく高くなり、書込
電荷の量Qs=CS(VD−VT)が小さくなってメモリ動作が
不安定になる。ここで、VDはトランスファゲートトラン
ジスタのゲート電圧、VTはトランスファゲートトランジ
スタのしきい値電圧、CSはメモリセル容量である。この
ため、レジスト膜パターン14をマスクとしてp形不純物
をイオン注入することにより安定してp+形領域130,131
を第2ゲート絶縁膜5下部のチャンネル領域の外側に形
成でき、適正なしきい値電圧VTを得ることができる。こ
のようにして、ソフトエラーの発生率を抑制し、かつト
ランスファゲートトランジスタのしきい値電圧に影響を
与えることなくp+形領域130,131を形成することができ
る。
また、上記実施例で示されるように、ビット線に接続さ
れるn+形領域81はp+形領域131と接しているので、接合
の空乏層容量が増加し、ビット線の浮遊容量CBが大きく
なる。センスアンプで検出される信号電圧Vは、V=
(VD−VT)/{1+(CB/CS)}で与えられるので、浮
遊容量CBが大きくなると信号電圧が小さくなり、記憶装
置としての動作が不安定になる。このため、浮遊容量CB
が大きくなるのを抑制する必要があり、浮遊容量CBを低
減するためにビット線の下の層間絶縁膜やビット線の上
の保護膜を誘電率の低い、たとえば酸化シリコン膜や燐
ガラス膜にすることがこの発明では特に好ましい。
れるn+形領域81はp+形領域131と接しているので、接合
の空乏層容量が増加し、ビット線の浮遊容量CBが大きく
なる。センスアンプで検出される信号電圧Vは、V=
(VD−VT)/{1+(CB/CS)}で与えられるので、浮
遊容量CBが大きくなると信号電圧が小さくなり、記憶装
置としての動作が不安定になる。このため、浮遊容量CB
が大きくなるのを抑制する必要があり、浮遊容量CBを低
減するためにビット線の下の層間絶縁膜やビット線の上
の保護膜を誘電率の低い、たとえば酸化シリコン膜や燐
ガラス膜にすることがこの発明では特に好ましい。
なお、上記実施例では、n+形領域6,80,81に接するよう
にp+形領域7,130,131を形成する例を示したが、センス
アンプのn+形領域および周辺回路のn+形領域に接するよ
うにp+形領域を形成することによってこれらの部分で発
生するソフトエラーも低減することができる。
にp+形領域7,130,131を形成する例を示したが、センス
アンプのn+形領域および周辺回路のn+形領域に接するよ
うにp+形領域を形成することによってこれらの部分で発
生するソフトエラーも低減することができる。
また、上記実施例はダイナミックRAMに適用した場合で
あるが、この発明はスタティックRAMについても同様に
適用可能なほか、nチャンネルがpチャンネルの場合に
も、MOSデバイスでなくバイポーラデバイスにも各々適
用できる。
あるが、この発明はスタティックRAMについても同様に
適用可能なほか、nチャンネルがpチャンネルの場合に
も、MOSデバイスでなくバイポーラデバイスにも各々適
用できる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、第2導電型の電荷蓄
積領域、ソース/ドレイン領域の一方、およびソース/
ドレイン領域の他方のそれぞれの領域の直下に、これら
の領域に接するように、第1導電型の半導体基板の不純
物濃度よりも不純物濃度が高い、第1導電型の半導体領
域を設けているので、微細化構造になっても、トランジ
スタ特性を損なわずに、単純な構造でα線などの放射線
によるソフトエラー、を除去できる半導体記憶装置とな
る。また、このようにソフトエラーを除去できるので、
α線防止用の樹脂をコーティングせずに、半導体記憶装
置を生産できるという効果もある。
積領域、ソース/ドレイン領域の一方、およびソース/
ドレイン領域の他方のそれぞれの領域の直下に、これら
の領域に接するように、第1導電型の半導体基板の不純
物濃度よりも不純物濃度が高い、第1導電型の半導体領
域を設けているので、微細化構造になっても、トランジ
スタ特性を損なわずに、単純な構造でα線などの放射線
によるソフトエラー、を除去できる半導体記憶装置とな
る。また、このようにソフトエラーを除去できるので、
α線防止用の樹脂をコーティングせずに、半導体記憶装
置を生産できるという効果もある。
第1図は、この発明の実施例である半導体記憶装置のメ
モリセル部の構造を示す断面図である。 第2A図〜第2C図は、この発明の実施例である半導体記憶
装置のメモリセル部の製造方法を説明するための図であ
る。 第3図は、p+形領域のp形不純物濃度とソフトエラー発
生率との関係を示す図である。 第4図は、従来の256KダイナミックRAMのメモリセル部
の構造を示す断面図である。 第5図は、従来の他の256KダイナミックRAMのメモリセ
ル部の構造を示す断面図である。 図において、1はp-形半導体基板、2は第1ゲート電
極、3は第2ゲート電極、4は第1ゲート絶縁膜、5は
第2ゲート絶縁膜、6,80,81はn+形領域、7,10,130,131
はp+形領域、9は分離絶縁膜、11,12は空乏層、14はレ
ジスト膜パターンである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
モリセル部の構造を示す断面図である。 第2A図〜第2C図は、この発明の実施例である半導体記憶
装置のメモリセル部の製造方法を説明するための図であ
る。 第3図は、p+形領域のp形不純物濃度とソフトエラー発
生率との関係を示す図である。 第4図は、従来の256KダイナミックRAMのメモリセル部
の構造を示す断面図である。 第5図は、従来の他の256KダイナミックRAMのメモリセ
ル部の構造を示す断面図である。 図において、1はp-形半導体基板、2は第1ゲート電
極、3は第2ゲート電極、4は第1ゲート絶縁膜、5は
第2ゲート絶縁膜、6,80,81はn+形領域、7,10,130,131
はp+形領域、9は分離絶縁膜、11,12は空乏層、14はレ
ジスト膜パターンである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島野 裕樹 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (56)参考文献 特開 昭56−129367(JP,A) 特開 昭62−141758(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】主表面を有する、第1導電型の半導体基板
と、 前記半導体基板の上に、ゲート絶縁膜を介在させて設け
られたゲート電極と、 前記半導体基板の主表面中であって、前記ゲート電極の
両側に設けられた、第2導電型のソース/ドレイン領域
の一方とソース/ドレイン領域の他方と、 前記半導体基板の主表面中であって、前記ソース/ドレ
イン領域の一方と前記ソース/ドレイン領域の他方との
間に形成されるチャネル領域と、 前記半導体基板の主表面中であって、前記ソース/ドレ
イン領域の一方に接続されるように設けられ、メモリセ
ルの電荷蓄積領域となる、第2導電型の電荷蓄積領域
と、 前記電荷蓄積領域の直下であり、該電荷蓄積領域に接す
るように設けられた、前記半導体基板の不純物濃度より
も不純物濃度が高い、第1導電型の第1の半導体領域
と、 前記ソース/ドレイン領域の一方の直下であり、該ソー
ス/ドレイン領域の一方に接するように、かつ前記チャ
ネル領域内に入らないように設けられた、前記半導体基
板の不純物濃度よりも不純物濃度が高い、第1導電型の
第2の半導体領域と、 前記ソース/ドレイン領域の他方の直下であり、該ソー
ス/ドレイン領域の他方に接するように、かつ前記チャ
ネル領域内に入らないように設けられた、前記半導体基
板の不純物濃度よりも不純物濃度が高い、第1導電型の
第3の半導体領域と、を備えた半導体記憶装置。 - 【請求項2】前記半導体基板の不純物濃度は1×1013〜
1×1016cm-3であり、前記第1の半導体領域、前記第2
の半導体領域および前記第3の半導体領域の不純物濃度
は、それぞれ、1×1014〜1×1018cm-3である特許請求
の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60288208A JPH07120751B2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 半導体記憶装置 |
| KR1019860008282A KR900002887B1 (ko) | 1985-12-20 | 1986-10-02 | 반도체 기억장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60288208A JPH07120751B2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62145861A JPS62145861A (ja) | 1987-06-29 |
| JPH07120751B2 true JPH07120751B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=17727220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60288208A Expired - Lifetime JPH07120751B2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 半導体記憶装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07120751B2 (ja) |
| KR (1) | KR900002887B1 (ja) |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP60288208A patent/JPH07120751B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-10-02 KR KR1019860008282A patent/KR900002887B1/ko not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62145861A (ja) | 1987-06-29 |
| KR900002887B1 (ko) | 1990-05-01 |
| KR870006657A (ko) | 1987-07-13 |
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