JPH07121863A - 磁気ディスク - Google Patents
磁気ディスクInfo
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- JPH07121863A JPH07121863A JP5262088A JP26208893A JPH07121863A JP H07121863 A JPH07121863 A JP H07121863A JP 5262088 A JP5262088 A JP 5262088A JP 26208893 A JP26208893 A JP 26208893A JP H07121863 A JPH07121863 A JP H07121863A
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
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- G11B5/7368—Non-polymeric layer under the lowermost magnetic recording layer
- G11B5/7373—Non-magnetic single underlayer comprising chromium
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- Y10T428/12493—Composite; i.e., plural, adjacent, spatially distinct metal components [e.g., layers, joint, etc.]
- Y10T428/12771—Transition metal-base component
- Y10T428/12806—Refractory [Group IVB, VB, or VIB] metal-base component
- Y10T428/12826—Group VIB metal-base component
- Y10T428/12847—Cr-base component
-
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- Y10T428/26—Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified physical dimension
- Y10T428/263—Coating layer not in excess of 5 mils thick or equivalent
- Y10T428/264—Up to 3 mils
- Y10T428/265—1 mil or less
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 非磁性基板1上に、Crよりなる下地層2,
磁性層3a,Crよりなる非磁性中間層4,磁性層3
b,保護膜5が順次積層されてなる。即ち、磁性層3が
2層に分かれ、その間に非磁性中間層4が介在してい
る。この非磁性中間層4はスパッタにより形成され、そ
の膜厚を、スパッタ速度とスパッタ時間の積によって計
算される膜厚にて0.2〜1.0nmとする。なお、上
記磁性層3を3層以上に分け、その各層間にそれぞれ非
磁性中間層4を介在させた構成としてもよい。 【効果】 保磁力が向上するので、より高密度に信号を
記録することが可能となり、高記憶容量の磁気ディスク
装置への応用が可能となる。
磁性層3a,Crよりなる非磁性中間層4,磁性層3
b,保護膜5が順次積層されてなる。即ち、磁性層3が
2層に分かれ、その間に非磁性中間層4が介在してい
る。この非磁性中間層4はスパッタにより形成され、そ
の膜厚を、スパッタ速度とスパッタ時間の積によって計
算される膜厚にて0.2〜1.0nmとする。なお、上
記磁性層3を3層以上に分け、その各層間にそれぞれ非
磁性中間層4を介在させた構成としてもよい。 【効果】 保磁力が向上するので、より高密度に信号を
記録することが可能となり、高記憶容量の磁気ディスク
装置への応用が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスクドライ
ブに対して用いられる面内記録用の磁気ディスク等、保
磁力の向上が図られた高密度記録用の磁気ディスクに関
する。
ブに対して用いられる面内記録用の磁気ディスク等、保
磁力の向上が図られた高密度記録用の磁気ディスクに関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記憶装置等に用いら
れるハードディスクシステム等に搭載される磁気ディス
クにおいては、情報の高記録密度化に伴い、記録信号の
短波長化が図られている。また、高記録密度化に伴い、
再生信号の出力対雑音比(S/N)の向上が大きな課題
の一つとなっている。
れるハードディスクシステム等に搭載される磁気ディス
クにおいては、情報の高記録密度化に伴い、記録信号の
短波長化が図られている。また、高記録密度化に伴い、
再生信号の出力対雑音比(S/N)の向上が大きな課題
の一つとなっている。
【0003】磁気ディスクにおいて上記S/Nの向上を
図るためには、再生出力の向上及び媒体雑音の低下が望
まれる。先ず、再生出力を向上させるには、特に記録信
号の波長が短い場合、媒体の保磁力を向上させることに
より、信号記録時に磁化遷移幅を低減させ、再生波形の
波形間干渉を低減させることが有効である。一方、媒体
雑音を低下させるには、磁性層中の磁性微粒子同士の交
換結合力を低下させることが有効であると言われてい
る。そして、この磁性微粒子同士の交換結合力を低下
は、媒体の保磁力角形比の低下として確認されることが
知られている。
図るためには、再生出力の向上及び媒体雑音の低下が望
まれる。先ず、再生出力を向上させるには、特に記録信
号の波長が短い場合、媒体の保磁力を向上させることに
より、信号記録時に磁化遷移幅を低減させ、再生波形の
波形間干渉を低減させることが有効である。一方、媒体
雑音を低下させるには、磁性層中の磁性微粒子同士の交
換結合力を低下させることが有効であると言われてい
る。そして、この磁性微粒子同士の交換結合力を低下
は、媒体の保磁力角形比の低下として確認されることが
知られている。
【0004】近年、媒体保磁力の向上と磁性微粒子間の
交換相互作用の低減を同時に達成するための有効な方法
として、非磁性基板上に、Co等を主体とする薄膜磁性
層をスパッタする際に、Ar等の導入ガスの圧力を2〜
3Pa程度にまで高め、スパッタされる磁性微粒子を微
結晶化させる方法や、磁性層中に非磁性中間層を設けて
磁性層を積層化する方法等が提案されている。
交換相互作用の低減を同時に達成するための有効な方法
として、非磁性基板上に、Co等を主体とする薄膜磁性
層をスパッタする際に、Ar等の導入ガスの圧力を2〜
3Pa程度にまで高め、スパッタされる磁性微粒子を微
結晶化させる方法や、磁性層中に非磁性中間層を設けて
磁性層を積層化する方法等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】磁性層を積層した媒体
としては、これまでCo−Ni−Cr,Co−Cr−T
a,Co−Pt−Cr等よりなる磁性層中にCr等の非
磁性中間層を設けたものが数多く報告されているが、十
分な保磁力が得られているとは言えなかった。
としては、これまでCo−Ni−Cr,Co−Cr−T
a,Co−Pt−Cr等よりなる磁性層中にCr等の非
磁性中間層を設けたものが数多く報告されているが、十
分な保磁力が得られているとは言えなかった。
【0006】そこで本発明は、かかる実情に鑑みて提案
されたものであり、さらに高い保磁力を有する磁気ディ
スクを提供することを目的とする。
されたものであり、さらに高い保磁力を有する磁気ディ
スクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために提案されたものである。即ち、非磁性基
板上に下地層と磁性層が順次形成され、さらにその上に
非磁性中間層と磁性層とが交互に少なくとも1層ずつ以
上積層されてなる磁気ディスクにおいて、前記非磁性中
間層は、スパッタ速度とスパッタ時間との積によって計
算される膜厚が0.2〜1.0nmなるものである。
達成するために提案されたものである。即ち、非磁性基
板上に下地層と磁性層が順次形成され、さらにその上に
非磁性中間層と磁性層とが交互に少なくとも1層ずつ以
上積層されてなる磁気ディスクにおいて、前記非磁性中
間層は、スパッタ速度とスパッタ時間との積によって計
算される膜厚が0.2〜1.0nmなるものである。
【0008】ここで、上記非磁性中間層の膜厚を、スパ
ッタ速度とスパッタ時間との積によって計算される数値
としたのは、非磁性中間層の形成時、この非磁性中間層
を構成する元素が磁性層中に拡散等を起こす場合がある
ため、磁性層と非磁性中間層との境界を明確に定義する
ことが困難な場合があること、非磁性中間層を構成する
原子の原子間距離等を考慮すると、このような薄い膜が
磁性層上に均一に形成されているとは考えにくいことに
よる。
ッタ速度とスパッタ時間との積によって計算される数値
としたのは、非磁性中間層の形成時、この非磁性中間層
を構成する元素が磁性層中に拡散等を起こす場合がある
ため、磁性層と非磁性中間層との境界を明確に定義する
ことが困難な場合があること、非磁性中間層を構成する
原子の原子間距離等を考慮すると、このような薄い膜が
磁性層上に均一に形成されているとは考えにくいことに
よる。
【0009】なお、上記非磁性中間層の膜厚を1.0n
m未満とすることによって、1.0nm以上の膜厚のも
のより、保磁力を向上させることができる。但し、0.
2nm未満の膜厚とすると、かえって保磁力が低下して
しまう。
m未満とすることによって、1.0nm以上の膜厚のも
のより、保磁力を向上させることができる。但し、0.
2nm未満の膜厚とすると、かえって保磁力が低下して
しまう。
【0010】上記下地層と磁性層の上に積層される非磁
性中間層と磁性層は、それぞれ1層ずつであってよい
が、交互に繰り返し積層されてもよい。
性中間層と磁性層は、それぞれ1層ずつであってよい
が、交互に繰り返し積層されてもよい。
【0011】例えば、前者の一例を図1に示し、後者の
一例を図2に示す。両者とも、非磁性基板1上に下地層
2が形成され、その上には磁性層3aが設けられてい
る。そして、図1の磁気ディスクにおいては、さらにそ
の上に非磁性中間層4と磁性層3bが形成され、表面に
は保護膜層5が設けられてなっている。即ち、磁性層3
は2層3a,3bに分けられ、その間に非磁性中間層4
が介在する構成となる。
一例を図2に示す。両者とも、非磁性基板1上に下地層
2が形成され、その上には磁性層3aが設けられてい
る。そして、図1の磁気ディスクにおいては、さらにそ
の上に非磁性中間層4と磁性層3bが形成され、表面に
は保護膜層5が設けられてなっている。即ち、磁性層3
は2層3a,3bに分けられ、その間に非磁性中間層4
が介在する構成となる。
【0012】一方、図2の磁気ディスクにおいては、磁
性層3a上に、非磁性中間層4a、磁性層3b、非磁性
中間層4b、磁性層3cのように、非磁性中間層4と磁
性層3が交互に2回繰り返して積層され、表面に保護膜
層5が設けられた構成となっている。即ち、磁性層3が
3層3a,3b,3cに分けられ、その間にそれぞれ非
磁性中間層4a,4bが介在している。
性層3a上に、非磁性中間層4a、磁性層3b、非磁性
中間層4b、磁性層3cのように、非磁性中間層4と磁
性層3が交互に2回繰り返して積層され、表面に保護膜
層5が設けられた構成となっている。即ち、磁性層3が
3層3a,3b,3cに分けられ、その間にそれぞれ非
磁性中間層4a,4bが介在している。
【0013】もちろん、磁性層3をさらに多くの層に分
け、その各層間に非磁性中間層4を介在させた構成とし
てもよい。
け、その各層間に非磁性中間層4を介在させた構成とし
てもよい。
【0014】本発明に係る磁気ディスクの下地層及び非
磁性中間層の材料としては、Cr,Mo,W,Si,A
l,V等、通常この種の面内磁気記録用の磁気ディスク
に下地及び中間層として使用されるような、体心立方格
子(bcc)結晶構造を取り得るものであれば限定され
ないが、Crを含有するものであることが好ましい。こ
れは、一般にCo系の磁性層においては、その結晶のc
軸が、Crの(110)面結晶方位に沿って面内配向す
るためである。
磁性中間層の材料としては、Cr,Mo,W,Si,A
l,V等、通常この種の面内磁気記録用の磁気ディスク
に下地及び中間層として使用されるような、体心立方格
子(bcc)結晶構造を取り得るものであれば限定され
ないが、Crを含有するものであることが好ましい。こ
れは、一般にCo系の磁性層においては、その結晶のc
軸が、Crの(110)面結晶方位に沿って面内配向す
るためである。
【0015】なお、非磁性中間層の膜厚については、前
述したとおりであるが、下地層の厚みは、10〜200
nmであることが好ましい。10nm未満であると良好
な保磁力が得られず、200nmより厚いと、この下地
層の内部応力が増大するため、亀裂(クラック)が発生
しやすくなってしまう。
述したとおりであるが、下地層の厚みは、10〜200
nmであることが好ましい。10nm未満であると良好
な保磁力が得られず、200nmより厚いと、この下地
層の内部応力が増大するため、亀裂(クラック)が発生
しやすくなってしまう。
【0016】さらに、磁性層の材料としては、Co−N
i−Cr,Co−Cr−Ta,Co−Cr−Pt,Co
−Pt−Cr,Co−Pt等、通常この種の磁気ディス
クに用いられるものであれば、特に限定されないが、実
験上、特に高い保磁力の得られるPtを含有するもので
あることが好ましい。なお、磁性層は複数の層に分かれ
ているが、この磁性層の厚みの合計は10〜100nm
であることが好ましい。最適値は、記録信号の波長や、
使用する磁気ヘッド等によっても異なるが、10nm未
満であると、信号が記録された際の残留磁化量が非常に
小さいため、再生出力が著しく劣化する等の問題が生
じ、100nmより大きいと、信号記録時のいわゆる厚
み損失が増大し、やはり、短波長域における再生出力が
著しく劣化する等の問題を生じる。
i−Cr,Co−Cr−Ta,Co−Cr−Pt,Co
−Pt−Cr,Co−Pt等、通常この種の磁気ディス
クに用いられるものであれば、特に限定されないが、実
験上、特に高い保磁力の得られるPtを含有するもので
あることが好ましい。なお、磁性層は複数の層に分かれ
ているが、この磁性層の厚みの合計は10〜100nm
であることが好ましい。最適値は、記録信号の波長や、
使用する磁気ヘッド等によっても異なるが、10nm未
満であると、信号が記録された際の残留磁化量が非常に
小さいため、再生出力が著しく劣化する等の問題が生
じ、100nmより大きいと、信号記録時のいわゆる厚
み損失が増大し、やはり、短波長域における再生出力が
著しく劣化する等の問題を生じる。
【0017】なお、本発明に係る磁気ディスクにおいて
は、その表面に、C,ZrO2 ,SiO2 等を主体とす
る保護膜層を設けることが好ましく、この保護膜層は、
10〜50nmに形成されることが好ましい。保護膜層
の膜厚が10nm未満であると、実際のハードディスク
ドライブの磁気ヘッドに対して、コンタクト・スタート
・ストップさせた際の磁気ディスクの耐久性(いわゆる
CSS特性)が著しく劣化するとともに、磁性層の防錆
効果にも劣る。一方、50nmより厚いと、磁性層と磁
気ヘッドとの距離が増加し、いわゆるスペーシング・ロ
スが増大して、再生出力を劣化させてしまう。
は、その表面に、C,ZrO2 ,SiO2 等を主体とす
る保護膜層を設けることが好ましく、この保護膜層は、
10〜50nmに形成されることが好ましい。保護膜層
の膜厚が10nm未満であると、実際のハードディスク
ドライブの磁気ヘッドに対して、コンタクト・スタート
・ストップさせた際の磁気ディスクの耐久性(いわゆる
CSS特性)が著しく劣化するとともに、磁性層の防錆
効果にも劣る。一方、50nmより厚いと、磁性層と磁
気ヘッドとの距離が増加し、いわゆるスペーシング・ロ
スが増大して、再生出力を劣化させてしまう。
【0018】また、非磁性基板の材料としては、NiP
/Al,強化ガラス,結晶化ガラス,プラスチック等、
通常この種の磁気ディスクに用いられるものであれば、
特に限定されない。
/Al,強化ガラス,結晶化ガラス,プラスチック等、
通常この種の磁気ディスクに用いられるものであれば、
特に限定されない。
【0019】
【作用】本発明のように、非磁性基板上に下地層と磁性
層が順次形成され、さらにその上に非磁性中間層と磁性
層とが交互に少なくとも1層ずつ以上積層されてなる磁
気ディスクにおいて、前記非磁性中間層を、スパッタ速
度とスパッタ時間との積によって計算される膜厚が0.
2〜1.0nmなるものとすると、保磁力をさらに向上
させることが可能となる。
層が順次形成され、さらにその上に非磁性中間層と磁性
層とが交互に少なくとも1層ずつ以上積層されてなる磁
気ディスクにおいて、前記非磁性中間層を、スパッタ速
度とスパッタ時間との積によって計算される膜厚が0.
2〜1.0nmなるものとすると、保磁力をさらに向上
させることが可能となる。
【0020】非磁性中間層の膜厚を上述のように規制す
ることによって、保磁力が向上する理由は明かではない
が、0.2〜1.0nmなる膜厚は、非磁性中間層を構
成する材料の1原子層〜2原子層に相当する膜厚であ
り、このような膜厚の非磁性中間層が、磁性層の磁気的
相互作用を特に弱める効果が高いためであると考えられ
る。
ることによって、保磁力が向上する理由は明かではない
が、0.2〜1.0nmなる膜厚は、非磁性中間層を構
成する材料の1原子層〜2原子層に相当する膜厚であ
り、このような膜厚の非磁性中間層が、磁性層の磁気的
相互作用を特に弱める効果が高いためであると考えられ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて、実験結果に基づき説明する。
いて、実験結果に基づき説明する。
【0022】ここで作製された磁気ディスクは、図1に
示される構成を有するものであり、非磁性基板1上に下
地層2が形成され、その上には磁性層3aが設けられ、
さらにその上に非磁性中間層4と磁性層3bが形成さ
れ、表面には保護膜層5が設けられてなっている。即
ち、磁性層3は2層3a,3bに分けられ、その間に非
磁性中間層4が介在する構成を有する。
示される構成を有するものであり、非磁性基板1上に下
地層2が形成され、その上には磁性層3aが設けられ、
さらにその上に非磁性中間層4と磁性層3bが形成さ
れ、表面には保護膜層5が設けられてなっている。即
ち、磁性層3は2層3a,3bに分けられ、その間に非
磁性中間層4が介在する構成を有する。
【0023】なお、非磁性基板1としてガラスセラミッ
ク基板、下地層2としてCr膜、磁性層3としてCo−
Cr−Pt膜又はCo−Pt膜、非磁性中間層4として
Cr膜がそれぞれ用いられた。
ク基板、下地層2としてCr膜、磁性層3としてCo−
Cr−Pt膜又はCo−Pt膜、非磁性中間層4として
Cr膜がそれぞれ用いられた。
【0024】以上のような磁気ディスクを作製するに
は、先ず、ガラスセラミック基板(非磁性基板)1上
に、インライン式静止対向型DCマグネトロンスパッタ
装置を用いて、Cr膜(下地層2)、Co−Cr−Pt
膜又はCo−Pt膜(磁性層3a)、Cr膜(非磁性中
間層4)、Co−Cr−Pt膜又はCo−Pt膜(磁性
層3b)を順次成膜した。但し、上記成膜は全て、Ar
ガスを用いて室温にて行い、Arガス導入前のチャンバ
ー内バックグラウンド圧力を2×10-6Pa、スパッタ
時のArガス圧力を0.2Pa、投入電力を20kW/
m2 とした。また、ターゲットは、Cr膜を成膜する際
にはCr、Co−Cr−Pt膜又はCo−Pt膜を成膜
する際にはCo−Cr−Pt又はCo−Ptを用いた。
は、先ず、ガラスセラミック基板(非磁性基板)1上
に、インライン式静止対向型DCマグネトロンスパッタ
装置を用いて、Cr膜(下地層2)、Co−Cr−Pt
膜又はCo−Pt膜(磁性層3a)、Cr膜(非磁性中
間層4)、Co−Cr−Pt膜又はCo−Pt膜(磁性
層3b)を順次成膜した。但し、上記成膜は全て、Ar
ガスを用いて室温にて行い、Arガス導入前のチャンバ
ー内バックグラウンド圧力を2×10-6Pa、スパッタ
時のArガス圧力を0.2Pa、投入電力を20kW/
m2 とした。また、ターゲットは、Cr膜を成膜する際
にはCr、Co−Cr−Pt膜又はCo−Pt膜を成膜
する際にはCo−Cr−Pt又はCo−Ptを用いた。
【0025】なお、Cr膜の下地層2の膜厚は100n
mとし、非磁性中間層4としてのCr膜の膜厚は、スパ
ッタ速度とスパッタ時間との積によって計算される数値
にて0〜7nmの範囲で変化させた。また、Co−Cr
−Pt膜を磁性層3とする場合においては、その膜厚の
合計が60nmとなるようにし、Co−Pt膜を磁性層
3とする場合においては、その膜厚の合計が36nmと
なるようにした。
mとし、非磁性中間層4としてのCr膜の膜厚は、スパ
ッタ速度とスパッタ時間との積によって計算される数値
にて0〜7nmの範囲で変化させた。また、Co−Cr
−Pt膜を磁性層3とする場合においては、その膜厚の
合計が60nmとなるようにし、Co−Pt膜を磁性層
3とする場合においては、その膜厚の合計が36nmと
なるようにした。
【0026】そして、上述のようにして、下地層2,磁
性層3a,非磁性中間層4,磁性層3bが順次形成され
た後、保護膜5を成膜することによって、磁気ディスク
のサンプルが作製された。
性層3a,非磁性中間層4,磁性層3bが順次形成され
た後、保護膜5を成膜することによって、磁気ディスク
のサンプルが作製された。
【0027】以上のようにして作製された磁気ディスク
のサンプルについて、保磁力を測定した。この結果を、
Co−Cr−Pt膜を磁性層3とするサンプルと、Co
−Pt膜を磁性層3とするサンプルとに分けて、非磁性
中間層4であるCr膜の膜厚と保磁力との関係として図
3に示す。なお、○なるプロットにてCo−Cr−Pt
膜を磁性層3とするサンプルの結果を示し、△なるプロ
ットにてCo−Pt膜を磁性層3とするサンプルの結果
を示す。
のサンプルについて、保磁力を測定した。この結果を、
Co−Cr−Pt膜を磁性層3とするサンプルと、Co
−Pt膜を磁性層3とするサンプルとに分けて、非磁性
中間層4であるCr膜の膜厚と保磁力との関係として図
3に示す。なお、○なるプロットにてCo−Cr−Pt
膜を磁性層3とするサンプルの結果を示し、△なるプロ
ットにてCo−Pt膜を磁性層3とするサンプルの結果
を示す。
【0028】図3より、Co−Cr−Pt膜を磁性層3
とするサンプルであってもCo−Pt膜を磁性層3とす
るサンプルであっても、磁性層3中に設けられた非磁性
中間層4であるCr膜の膜厚を1nm未満とすることに
より、保磁力を大幅に向上させることができることがわ
かる。また、このCr膜の膜厚が0.5nm程度である
とき、最も保磁力が高くなり、これより薄くするとかえ
って保磁力が低下してしまうことがわかる。
とするサンプルであってもCo−Pt膜を磁性層3とす
るサンプルであっても、磁性層3中に設けられた非磁性
中間層4であるCr膜の膜厚を1nm未満とすることに
より、保磁力を大幅に向上させることができることがわ
かる。また、このCr膜の膜厚が0.5nm程度である
とき、最も保磁力が高くなり、これより薄くするとかえ
って保磁力が低下してしまうことがわかる。
【0029】以上の結果より、磁性層中に設けられる非
磁性中間層の膜厚を0.2〜1nmとすることによっ
て、磁気ディスクの保磁力を向上させることができるこ
とがわかった。
磁性中間層の膜厚を0.2〜1nmとすることによっ
て、磁気ディスクの保磁力を向上させることができるこ
とがわかった。
【0030】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、非磁
性基板上に下地層と磁性層が順次形成され、さらにその
上に非磁性中間層と磁性層とが交互に少なくとも1層ず
つ以上積層されてなる磁気ディスクにおいて、前記非磁
性中間層を、スパッタ速度とスパッタ時間の積によって
計算される膜厚が0.2〜1.0nmなるものとするこ
とによって、保磁力の高いものとすることができる。
性基板上に下地層と磁性層が順次形成され、さらにその
上に非磁性中間層と磁性層とが交互に少なくとも1層ず
つ以上積層されてなる磁気ディスクにおいて、前記非磁
性中間層を、スパッタ速度とスパッタ時間の積によって
計算される膜厚が0.2〜1.0nmなるものとするこ
とによって、保磁力の高いものとすることができる。
【0031】これにより、より高密度に信号を記録する
ことが可能となるため、高記憶容量の磁気ディスク装置
への応用が可能となる。したがって、本発明の工業的価
値は非常に大きい。
ことが可能となるため、高記憶容量の磁気ディスク装置
への応用が可能となる。したがって、本発明の工業的価
値は非常に大きい。
【図1】本発明に係る磁気ディスクの一例を模式的に示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明に係る磁気ディスクの他の例を模式的に
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】Co−Cr−Pt系磁性薄膜又はCo−Pt系
磁性薄膜を磁性層とする磁気ディスクにおいて、非磁性
中間層の膜厚と保磁力との関係を示す特性図である。
磁性薄膜を磁性層とする磁気ディスクにおいて、非磁性
中間層の膜厚と保磁力との関係を示す特性図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 非磁性基板上に下地層と磁性層が順次形
成され、さらにその上に非磁性中間層と磁性層とが交互
に少なくとも1層ずつ以上積層されてなる磁気ディスク
において、 前記非磁性中間層は、スパッタ速度とスパッタ時間との
積によって計算される膜厚が0.2〜1.0nmなるも
のであることを特徴とする磁気ディスク。 - 【請求項2】 上記下地層と磁性層の上に積層される非
磁性中間層と磁性層は、それぞれ1層ずつであることを
特徴とする請求項1記載の磁気ディスク。 - 【請求項3】 上記下地層及び/又は非磁性中間層が、
Crを含有することを特徴とする請求項1又は請求項2
記載の磁気ディスク。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262088A JPH07121863A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 磁気ディスク |
| US08/322,985 US5607740A (en) | 1993-10-20 | 1994-10-14 | Magnetic disc |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262088A JPH07121863A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 磁気ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07121863A true JPH07121863A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17370869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5262088A Pending JPH07121863A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 磁気ディスク |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5607740A (ja) |
| JP (1) | JPH07121863A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6602612B2 (en) | 1999-06-08 | 2003-08-05 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and magnetic storage apparatus |
| US6645646B1 (en) | 1999-06-08 | 2003-11-11 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and magnetic storage apparatus |
| US6689495B1 (en) | 1999-06-08 | 2004-02-10 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and magnetic storage apparatus |
| US6743528B2 (en) | 1998-03-20 | 2004-06-01 | Komag, Inc. | Magnetic recording medium |
| US6753101B1 (en) | 1999-06-08 | 2004-06-22 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium, magnetic storage apparatus, recording method and method of producing magnetic recording medium |
| US6821652B1 (en) | 1999-06-08 | 2004-11-23 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and magnetic storage apparatus |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0710949B1 (en) * | 1993-07-21 | 2007-01-03 | TAKAHASHI, Migaku | Magnetic recording medium and its manufacture |
| US5834111A (en) * | 1994-05-31 | 1998-11-10 | Hmt Technology Corporation | Multilayered magnetic recording medium with coercivity gradient |
| JPH08329442A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-13 | Fuji Electric Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPH09198641A (ja) * | 1996-01-12 | 1997-07-31 | Fuji Electric Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| US6042927A (en) * | 1996-02-29 | 2000-03-28 | Sony Corporation | Magnetic disk |
| JPH1011734A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-01-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| US6150015A (en) * | 1997-12-04 | 2000-11-21 | Komag, Incorporated | Ultra-thin nucleation layer for magnetic thin film media and the method for manufacturing the same |
| US6280813B1 (en) | 1999-10-08 | 2001-08-28 | International Business Machines Corporation | Magnetic recording media with antiferromagnetically coupled ferromagnetic films as the recording layer |
| US6645614B1 (en) | 2000-07-25 | 2003-11-11 | Seagate Technology Llc | Magnetic recording media having enhanced coupling between magnetic layers |
| US6730420B1 (en) | 2000-10-31 | 2004-05-04 | Komag, Inc. | Magnetic thin film recording media having extremely low noise and high thermal stability |
| US6660413B1 (en) | 2001-04-12 | 2003-12-09 | Seagate Technology Llc | Component of a magnetic recording medium with sealing layer for corrosion protection |
| US6899959B2 (en) * | 2002-02-12 | 2005-05-31 | Komag, Inc. | Magnetic media with improved exchange coupling |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62120670A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-01 | Sony Corp | デ−タの誤り訂正方法 |
| JP2533860B2 (ja) * | 1986-09-24 | 1996-09-11 | 株式会社日立製作所 | 磁性超格子膜およびそれを用いた磁気ヘツド |
| US5051288A (en) * | 1989-03-16 | 1991-09-24 | International Business Machines Corporation | Thin film magnetic recording disk comprising alternating layers of a CoNi or CoPt alloy and a non-magnetic spacer layer |
| US5227212A (en) * | 1989-03-16 | 1993-07-13 | International Business Machines Corporation | Magnetic recording disk, magnetoresistive read head, inductive write head combination |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP5262088A patent/JPH07121863A/ja active Pending
-
1994
- 1994-10-14 US US08/322,985 patent/US5607740A/en not_active Expired - Lifetime
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| US6743528B2 (en) | 1998-03-20 | 2004-06-01 | Komag, Inc. | Magnetic recording medium |
| US7166374B2 (en) | 1998-03-20 | 2007-01-23 | Komag, Inc. | Magnetic recording medium |
| US6602612B2 (en) | 1999-06-08 | 2003-08-05 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and magnetic storage apparatus |
| US6645646B1 (en) | 1999-06-08 | 2003-11-11 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and magnetic storage apparatus |
| US6689495B1 (en) | 1999-06-08 | 2004-02-10 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and magnetic storage apparatus |
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| US6821652B1 (en) | 1999-06-08 | 2004-11-23 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and magnetic storage apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5607740A (en) | 1997-03-04 |
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