JPH0712187A - チェーンテンショナ - Google Patents
チェーンテンショナInfo
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- JPH0712187A JPH0712187A JP18553693A JP18553693A JPH0712187A JP H0712187 A JPH0712187 A JP H0712187A JP 18553693 A JP18553693 A JP 18553693A JP 18553693 A JP18553693 A JP 18553693A JP H0712187 A JPH0712187 A JP H0712187A
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- oil
- chain
- passage
- check valve
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes or chains with means for impeding reverse motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0812—Fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
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- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes or chains with means for impeding reverse motion
- F16H2007/0859—Check valves
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】チェーンからプランジャに大きな力が作用して
もプランジャの後退を防止してチェーンの振動を抑え、
また、テンショナの加工費を安く抑える。 【構成】油室Bからの油の漏出は切り欠き部17を通る
ものに限られており、それ以外の経路からの漏出は逆止
弁7やシール部材16によって防止されている。したが
って、切り欠き部17の断面積によって前記漏出量を正
確にコントロールでき、プランジャ5に作用する力が増
加してもプランジャ5はほとんど後退せずにチェーン6
を押圧することとなり、チェーン6の振動は回避され
る。また、前記漏出量のコントロールは切り欠き部17
の加工精度のみに依存するものであり、プランジャ5と
ボディ2との間のクリアランス精度等には依存しないた
め、プランジャ5及びボディ2の加工精度を高くする必
要がなく、その結果、加工費も安くて済む。
もプランジャの後退を防止してチェーンの振動を抑え、
また、テンショナの加工費を安く抑える。 【構成】油室Bからの油の漏出は切り欠き部17を通る
ものに限られており、それ以外の経路からの漏出は逆止
弁7やシール部材16によって防止されている。したが
って、切り欠き部17の断面積によって前記漏出量を正
確にコントロールでき、プランジャ5に作用する力が増
加してもプランジャ5はほとんど後退せずにチェーン6
を押圧することとなり、チェーン6の振動は回避され
る。また、前記漏出量のコントロールは切り欠き部17
の加工精度のみに依存するものであり、プランジャ5と
ボディ2との間のクリアランス精度等には依存しないた
め、プランジャ5及びボディ2の加工精度を高くする必
要がなく、その結果、加工費も安くて済む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、油圧式の
チェーンテンショナに係り、詳しくはエアをリークさせ
るために不可欠な油の流出の量を適切にコントロールす
る構造に関する。
チェーンテンショナに係り、詳しくはエアをリークさせ
るために不可欠な油の流出の量を適切にコントロールす
る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、チェーンに一定の押圧力を作
用させてその振動を抑える油圧式チェーンテンショナは
種々提案されている。
用させてその振動を抑える油圧式チェーンテンショナは
種々提案されている。
【0003】図1はその一例を示したものであり、かか
るチェーンテンショナ100のボディ101には、チェ
ーン6の配設された側が開口するボディ穴101aが形
成されており、ボディ穴101aには、ボディ101と
の間に微小なクリアランスを有してプランジャ102が
摺動自在に支持されている。また、このプランジャ10
2は、その中央部に小径部102aを有しており、該小
径部102aとボディ101との間には、全周に亘って
隙間部が形成されている。さらに、プランジャ102の
下部には、下方が開口する空洞部107(以下、“油室
107”とする)が形成されており、該油室107と上
述した隙間部とは、プランジャ102に形成された通路
109によって連通されている。またさらに、この油室
107においては、ボディ101とプランジャ102と
の間にバネ103が介装されており、上述したようにチ
ェーン6に対向するように配設されたプランジャ102
が付勢されてチェーン6を押圧するように構成されてい
る。
るチェーンテンショナ100のボディ101には、チェ
ーン6の配設された側が開口するボディ穴101aが形
成されており、ボディ穴101aには、ボディ101と
の間に微小なクリアランスを有してプランジャ102が
摺動自在に支持されている。また、このプランジャ10
2は、その中央部に小径部102aを有しており、該小
径部102aとボディ101との間には、全周に亘って
隙間部が形成されている。さらに、プランジャ102の
下部には、下方が開口する空洞部107(以下、“油室
107”とする)が形成されており、該油室107と上
述した隙間部とは、プランジャ102に形成された通路
109によって連通されている。またさらに、この油室
107においては、ボディ101とプランジャ102と
の間にバネ103が介装されており、上述したようにチ
ェーン6に対向するように配設されたプランジャ102
が付勢されてチェーン6を押圧するように構成されてい
る。
【0004】一方、ボディ101の下部には油路105
が形成されており、この油路105と、上述した油室1
07との間には逆止弁106が配設されている。そし
て、油室107には、これらの油路105及び逆止弁1
06を介して油が供給されており、また、油室107か
ら油路105への油の逆流は逆止弁106によって阻止
されて、前記プランジャ102が押し戻されることが防
止されている。さらに、上述したプランジャ102とボ
ディ101との間におけるクリアランスの寸法は適切に
管理されており、油室107内の油が通路109等を通
って微少量だけ漏出し、その結果、残存しているエアが
排出されるようになっている。
が形成されており、この油路105と、上述した油室1
07との間には逆止弁106が配設されている。そし
て、油室107には、これらの油路105及び逆止弁1
06を介して油が供給されており、また、油室107か
ら油路105への油の逆流は逆止弁106によって阻止
されて、前記プランジャ102が押し戻されることが防
止されている。さらに、上述したプランジャ102とボ
ディ101との間におけるクリアランスの寸法は適切に
管理されており、油室107内の油が通路109等を通
って微少量だけ漏出し、その結果、残存しているエアが
排出されるようになっている。
【0005】いま、駆動されるチェーン6からプランジ
ャ102を押し戻す方向の力が該プランジャ102に作
用した場合には油室107内の油圧が高圧になるが、上
述したクリアランスからの油の漏出量は微少であり、ま
た油室107と油路105との間には逆止弁106が介
装されているため油室107の密閉はほぼ保たれる。し
たがって、プランジャ102は、該チェーン6からの力
にかかわらずその移動が阻止され、その結果チェーン6
の振動は抑制される。
ャ102を押し戻す方向の力が該プランジャ102に作
用した場合には油室107内の油圧が高圧になるが、上
述したクリアランスからの油の漏出量は微少であり、ま
た油室107と油路105との間には逆止弁106が介
装されているため油室107の密閉はほぼ保たれる。し
たがって、プランジャ102は、該チェーン6からの力
にかかわらずその移動が阻止され、その結果チェーン6
の振動は抑制される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は、チ
ェーンの使用される機器の高性能化に伴ってプランジャ
102に作用する力は増加する傾向にある。したがっ
て、油室107内の油にも従来よりも高い圧力が作用し
易く、プランジャ102−ボディ101間のクリアラン
ス管理が不十分では所定量以上の油漏れが発生する場合
があり、それに伴ってプランジャ102が移動してチェ
ーン6が振動してしまうおそれがある。
ェーンの使用される機器の高性能化に伴ってプランジャ
102に作用する力は増加する傾向にある。したがっ
て、油室107内の油にも従来よりも高い圧力が作用し
易く、プランジャ102−ボディ101間のクリアラン
ス管理が不十分では所定量以上の油漏れが発生する場合
があり、それに伴ってプランジャ102が移動してチェ
ーン6が振動してしまうおそれがある。
【0007】また、そのような事態を防止するために、
プランジャ102及びボディ101の加工精度を高くし
てそれらの間のクリアランス管理を十分に行おうとする
と、プランジャの摺動がスムースでなくなったり、或は
加工費が著しく高くなるという問題があった。
プランジャ102及びボディ101の加工精度を高くし
てそれらの間のクリアランス管理を十分に行おうとする
と、プランジャの摺動がスムースでなくなったり、或は
加工費が著しく高くなるという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、クリアランスを密閉す
るシール部材と油の漏出を許容する切り欠き部とを設け
ることにより、前記クリアランスからの油の漏出量の管
理を適切に行って、チェーンの使用される機器の高性能
化にかかわらずチェーンの振動を防止し、プランジャの
摺動を円滑に保ち、さらには加工費の増加を防止するチ
ェーンテンショナを提供することを目的とするものであ
る。
るシール部材と油の漏出を許容する切り欠き部とを設け
ることにより、前記クリアランスからの油の漏出量の管
理を適切に行って、チェーンの使用される機器の高性能
化にかかわらずチェーンの振動を防止し、プランジャの
摺動を円滑に保ち、さらには加工費の増加を防止するチ
ェーンテンショナを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、チェーン(6)に対向するよ
うに配設されたプランジャ(5)と、該プランジャ
(5)を摺動自在に支持するボディ(2)と、該ボディ
(2)と前記プランジャ(5)との間に配設されて前記
プランジャ(5)にチェーン(6)を押圧させるバネ
(9)と、前記プランジャ(5)と前記ボディ(2)と
によって形成されて前記プランジャ(5)の位置に応じ
てその容積が変化する油室(B)と、該油室(B)に油
を供給する油路(A)と、該油路(A)と前記油室
(B)との間に配設されて前記油室(B)から前記油路
(A)への油の逆流を防止する逆止弁(7)と、を備
え、前記プランジャ(5)を前記ボディ(2)内に押し
戻す方向の力がチェーン(6)から前記プランジャ
(5)に作用した場合には、前記逆止弁(7)によっ
て、前記油室(B)から前記油路(A)への油の逆流が
防止されて前記プランジャ(5)の移動が阻止されるチ
ェーンテンショナ(1)において、前記プランジャ
(5)と前記ボディ(2)とのクリアランスからの油の
漏出を防止するシール部材(16)を、該クリアランス
中に配設し、微量の油の漏出を許容する切り欠き部(1
7)を、前記プランジャ(5)又は前記ボディ(2)の
一部に設ける、ことを特徴とする。
みなされたものであって、チェーン(6)に対向するよ
うに配設されたプランジャ(5)と、該プランジャ
(5)を摺動自在に支持するボディ(2)と、該ボディ
(2)と前記プランジャ(5)との間に配設されて前記
プランジャ(5)にチェーン(6)を押圧させるバネ
(9)と、前記プランジャ(5)と前記ボディ(2)と
によって形成されて前記プランジャ(5)の位置に応じ
てその容積が変化する油室(B)と、該油室(B)に油
を供給する油路(A)と、該油路(A)と前記油室
(B)との間に配設されて前記油室(B)から前記油路
(A)への油の逆流を防止する逆止弁(7)と、を備
え、前記プランジャ(5)を前記ボディ(2)内に押し
戻す方向の力がチェーン(6)から前記プランジャ
(5)に作用した場合には、前記逆止弁(7)によっ
て、前記油室(B)から前記油路(A)への油の逆流が
防止されて前記プランジャ(5)の移動が阻止されるチ
ェーンテンショナ(1)において、前記プランジャ
(5)と前記ボディ(2)とのクリアランスからの油の
漏出を防止するシール部材(16)を、該クリアランス
中に配設し、微量の油の漏出を許容する切り欠き部(1
7)を、前記プランジャ(5)又は前記ボディ(2)の
一部に設ける、ことを特徴とする。
【0010】この場合、前記逆止弁(7)が前記プラン
ジャ(5)に設けられ、かつ、前記逆止弁(7)に連設
される油路(A)が、前記ボディ(2)に形成された油
供給路(15)と、該油供給路(15)に連通するよう
に前記ボディ(2)と前記プランジャ(5)との間に形
成された隙間部(11)と、該隙間部(11)に連通す
るように前記プランジャ(5)内部に形成された通路
(13)及び空洞部(12)と、からなる、ようにする
と好ましい。
ジャ(5)に設けられ、かつ、前記逆止弁(7)に連設
される油路(A)が、前記ボディ(2)に形成された油
供給路(15)と、該油供給路(15)に連通するよう
に前記ボディ(2)と前記プランジャ(5)との間に形
成された隙間部(11)と、該隙間部(11)に連通す
るように前記プランジャ(5)内部に形成された通路
(13)及び空洞部(12)と、からなる、ようにする
と好ましい。
【0011】
【作用】以上構成に基づき、チェーン(6)を駆動して
いる状態では、油室(B)には油路(A)を介して油が
供給されており、また該油中に含まれるエアは、切り欠
き部(17)を通って微量の油と共に排出されている。
いる状態では、油室(B)には油路(A)を介して油が
供給されており、また該油中に含まれるエアは、切り欠
き部(17)を通って微量の油と共に排出されている。
【0012】ところで、駆動中のチェーン(6)によっ
て、プランジャ(5)を押し戻そうとする力が該プラン
ジャ(5)に作用した場合には、その力がプランジャ
(5)を介して油室(B)の油に伝えられて該油が高圧
になる。そして、油は、プランジャ(5)とボディ
(2)とのクリアランスから漏出しようとする。しか
し、その部分にはシール部材(16)が配設されていて
密閉性が保たれているため、該漏出は阻止され、僅かに
切り欠き部(17)を通って微量の油が流出するに過ぎ
ない。また一方、逆止弁(7)は、上述したように、油
室(B)から油路(A)への油の逆流を防止するため、
かかる部分からの油の流出もない。したがって、プラン
ジャ(5)はチェーン(6)からの外力にかかわらずそ
の移動は阻止され、チェーン(6)も振動することはな
い。
て、プランジャ(5)を押し戻そうとする力が該プラン
ジャ(5)に作用した場合には、その力がプランジャ
(5)を介して油室(B)の油に伝えられて該油が高圧
になる。そして、油は、プランジャ(5)とボディ
(2)とのクリアランスから漏出しようとする。しか
し、その部分にはシール部材(16)が配設されていて
密閉性が保たれているため、該漏出は阻止され、僅かに
切り欠き部(17)を通って微量の油が流出するに過ぎ
ない。また一方、逆止弁(7)は、上述したように、油
室(B)から油路(A)への油の逆流を防止するため、
かかる部分からの油の流出もない。したがって、プラン
ジャ(5)はチェーン(6)からの外力にかかわらずそ
の移動は阻止され、チェーン(6)も振動することはな
い。
【0013】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するものであるが、何等本発明の構成を限定するもので
はない。
するものであるが、何等本発明の構成を限定するもので
はない。
【0014】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0015】まず、本発明の第1の実施例について、図
3乃至図5に沿って説明する。
3乃至図5に沿って説明する。
【0016】本実施例に係るチェーンテンショナ1は、
図3に示すように、ボルト3によって固定されたボディ
2を備えており、該ボディ2に支持されたプランジャ5
はチェーン6を押圧するように構成されている。
図3に示すように、ボルト3によって固定されたボディ
2を備えており、該ボディ2に支持されたプランジャ5
はチェーン6を押圧するように構成されている。
【0017】このボディ2には、図4(a) に詳示するよ
うに、チェーン6の配設された側が開口するボディ穴2
aが形成されており、このボディ穴2aの内部にはプラ
ンジャ5が摺動自在に配設されている。このプランジャ
5の下部には、小径の逆止弁7がプランジャ5と一体に
形成されており、該逆止弁7とボディ2との間に生じる
隙間にはバネ9が配設されている(なお、逆止弁7の機
能は後述する)。このバネ9は、プランジャ5とボディ
2との間に介装されて、押し出す方向にプランジャ5を
付勢しており、プランジャ5は所定の押圧力でチェーン
6に一定の張力を与えている。
うに、チェーン6の配設された側が開口するボディ穴2
aが形成されており、このボディ穴2aの内部にはプラ
ンジャ5が摺動自在に配設されている。このプランジャ
5の下部には、小径の逆止弁7がプランジャ5と一体に
形成されており、該逆止弁7とボディ2との間に生じる
隙間にはバネ9が配設されている(なお、逆止弁7の機
能は後述する)。このバネ9は、プランジャ5とボディ
2との間に介装されて、押し出す方向にプランジャ5を
付勢しており、プランジャ5は所定の押圧力でチェーン
6に一定の張力を与えている。
【0018】一方、プランジャ5は、その中間部にも小
径部10を有しており、該小径部10とボディ2との間
には、全周に亘って隙間部11が形成されている。ま
た、プランジャ5の内部には、図4(b) に示すように、
その軸方向に沿って空洞部12が形成されており、これ
らの空洞部12と隙間部11とは、プランジャ5に形成
された通路13によって連通されている。さらに、ボデ
ィ2の上部には油供給路15が形成されており、該油供
給路15から隙間部11、通路13及び空洞部12へは
油が供給されている。つまり、油供給路15、隙間部1
1、通路13及び空洞部12は連通されて油路Aを形成
している。
径部10を有しており、該小径部10とボディ2との間
には、全周に亘って隙間部11が形成されている。ま
た、プランジャ5の内部には、図4(b) に示すように、
その軸方向に沿って空洞部12が形成されており、これ
らの空洞部12と隙間部11とは、プランジャ5に形成
された通路13によって連通されている。さらに、ボデ
ィ2の上部には油供給路15が形成されており、該油供
給路15から隙間部11、通路13及び空洞部12へは
油が供給されている。つまり、油供給路15、隙間部1
1、通路13及び空洞部12は連通されて油路Aを形成
している。
【0019】また一方、上述した逆止弁7は、バネ9が
配設された隙間(逆止弁7とボディ2との間に生じる隙
間であり、以下“油室B”とする)と、空洞部12との
間に配設されており、油路Aから油室Bへの油の供給の
みを許容し、油室Bから油路Aへの油の流出を防止する
ようになっている。
配設された隙間(逆止弁7とボディ2との間に生じる隙
間であり、以下“油室B”とする)と、空洞部12との
間に配設されており、油路Aから油室Bへの油の供給の
みを許容し、油室Bから油路Aへの油の流出を防止する
ようになっている。
【0020】ところで、ボディ2の内面には環状の溝部
が形成されて、弾性を有するシール部材16が嵌め込ま
れており、該シール部材16はボディ2とプランジャ5
との間のクリアランスを塞ぎ、油室B内の油の漏出を防
止している。なお、このシール部材16は、金属、非金
属(樹脂、ゴム等)或はそれらを組合せたもので形成さ
れている。また、プランジャ5の外周側面の一部には、
長手方向に切り欠き部17が形成されており、シール部
材16との間に微小な隙間(以下、“漏出部”とする)
を形成して、ごく微量の油が漏出するようにしている
(図5参照)。
が形成されて、弾性を有するシール部材16が嵌め込ま
れており、該シール部材16はボディ2とプランジャ5
との間のクリアランスを塞ぎ、油室B内の油の漏出を防
止している。なお、このシール部材16は、金属、非金
属(樹脂、ゴム等)或はそれらを組合せたもので形成さ
れている。また、プランジャ5の外周側面の一部には、
長手方向に切り欠き部17が形成されており、シール部
材16との間に微小な隙間(以下、“漏出部”とする)
を形成して、ごく微量の油が漏出するようにしている
(図5参照)。
【0021】ついで、本実施例の作用について説明す
る。
る。
【0022】いま、チェーン6を駆動している状態で
は、油室Bには油路Aを介して油が供給されており、ま
た該油中に含まれるエアは、切り欠き部17を通って微
量の油と共に排出されている。なお、この切り欠き部1
7による漏出部の面積はかなり小さく設定されているた
め、該切り欠き部17からの油の漏れは最小限に抑えら
れている。また一方、隙間部11に供給された油は、プ
ランジャ5とボディ2との間に入り込み、その結果、プ
ランジャ5の摺動が円滑に行われる。
は、油室Bには油路Aを介して油が供給されており、ま
た該油中に含まれるエアは、切り欠き部17を通って微
量の油と共に排出されている。なお、この切り欠き部1
7による漏出部の面積はかなり小さく設定されているた
め、該切り欠き部17からの油の漏れは最小限に抑えら
れている。また一方、隙間部11に供給された油は、プ
ランジャ5とボディ2との間に入り込み、その結果、プ
ランジャ5の摺動が円滑に行われる。
【0023】ところで、駆動中のチェーン6によって、
プランジャ5を押し戻そうとする力が該プランジャ5に
作用した場合には、その力がプランジャ5を介して油室
Bの油に伝えられて該油が高圧になる。そして、該高圧
になった油は、プランジャ5とボディ2とのクリアラン
スから漏出しようとする。しかし、その部分にはシール
部材16が配設されていて密閉性が保たれているため、
該漏出は阻止され、僅かに切り欠き部17を通って微量
の油が流出するに過ぎない。また一方、逆止弁7は、上
述したように、油室Bから油路Aへの油の逆流を防止す
るため、かかる部分からの油の流出もない。したがっ
て、プランジャ5はチェーン6からの外力にかかわらず
その移動は阻止され、チェーン6も振動することはな
い。
プランジャ5を押し戻そうとする力が該プランジャ5に
作用した場合には、その力がプランジャ5を介して油室
Bの油に伝えられて該油が高圧になる。そして、該高圧
になった油は、プランジャ5とボディ2とのクリアラン
スから漏出しようとする。しかし、その部分にはシール
部材16が配設されていて密閉性が保たれているため、
該漏出は阻止され、僅かに切り欠き部17を通って微量
の油が流出するに過ぎない。また一方、逆止弁7は、上
述したように、油室Bから油路Aへの油の逆流を防止す
るため、かかる部分からの油の流出もない。したがっ
て、プランジャ5はチェーン6からの外力にかかわらず
その移動は阻止され、チェーン6も振動することはな
い。
【0024】これにより、プランジャ5とボディ2との
クリアランスからの油の漏出量は、切り欠き部17によ
る漏出部の面積のみによって決まるため、該漏出量のコ
ントロールを容易にできる。したがって、従来例におい
て述べたように、チェーンの使用される機器の高性能化
に伴ってプランジャ5に作用する力が増加して、油室B
内の油に高い圧力が作用した場合でも、プランジャ5が
移動してチェーン6が振動してしまうこともない。ま
た、漏出量のコントロールは切り欠き部17の加工精度
のみに依存するものであり、プランジャ5とボディ2と
の間のクリアランス精度には依存しないため、プランジ
ャ5及びボディ2の加工精度を高くする必要がなく、そ
の結果、加工費も安くて済む。さらに、シール部材16
は弾性材料で形成されているため、プランジャ5の摺動
を円滑にするという効果もある。またさらに、押し込ま
れるプランジャ5が受ける抵抗力は、切り欠き部17の
加工深さによって容易に変更でき、ボディ穴2a或はプ
ランジャ5の加工寸法の設定を変える必要はないため、
使用条件に適した抵抗力をもつテンショナ1を容易に製
作できることとなる。また、隙間部11に供給された油
は、プランジャ5とボディ2とのクリアランスに入り込
み、プランジャ5が摺動するための潤滑油として機能す
る。したがって、上述のように油室Bからの油漏出がシ
ール部材16によって阻止されていてもプランジャ5の
円滑な摺動が阻害されることはない。
クリアランスからの油の漏出量は、切り欠き部17によ
る漏出部の面積のみによって決まるため、該漏出量のコ
ントロールを容易にできる。したがって、従来例におい
て述べたように、チェーンの使用される機器の高性能化
に伴ってプランジャ5に作用する力が増加して、油室B
内の油に高い圧力が作用した場合でも、プランジャ5が
移動してチェーン6が振動してしまうこともない。ま
た、漏出量のコントロールは切り欠き部17の加工精度
のみに依存するものであり、プランジャ5とボディ2と
の間のクリアランス精度には依存しないため、プランジ
ャ5及びボディ2の加工精度を高くする必要がなく、そ
の結果、加工費も安くて済む。さらに、シール部材16
は弾性材料で形成されているため、プランジャ5の摺動
を円滑にするという効果もある。またさらに、押し込ま
れるプランジャ5が受ける抵抗力は、切り欠き部17の
加工深さによって容易に変更でき、ボディ穴2a或はプ
ランジャ5の加工寸法の設定を変える必要はないため、
使用条件に適した抵抗力をもつテンショナ1を容易に製
作できることとなる。また、隙間部11に供給された油
は、プランジャ5とボディ2とのクリアランスに入り込
み、プランジャ5が摺動するための潤滑油として機能す
る。したがって、上述のように油室Bからの油漏出がシ
ール部材16によって阻止されていてもプランジャ5の
円滑な摺動が阻害されることはない。
【0025】なお、上述実施例においてはプランジャ5
の外周側面に切り欠き部17を設けてエアを排出するよ
うにしたが、もちろんこれに限るものではなく、シール
部材16やボディ2の側に切り欠き部を設けることによ
りエア排出を行ってもよい。その一例(第2の実施例)
を、図6及び図7に沿って説明する。なお、図4に示す
ものと同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
の外周側面に切り欠き部17を設けてエアを排出するよ
うにしたが、もちろんこれに限るものではなく、シール
部材16やボディ2の側に切り欠き部を設けることによ
りエア排出を行ってもよい。その一例(第2の実施例)
を、図6及び図7に沿って説明する。なお、図4に示す
ものと同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0026】本実施例においては、切り欠き部17は、
プランジャ5の外周面に、その長手方向に沿って形成さ
れており、またシール部材16は、プランジャ5の外周
面に形成された溝部内に取り付けられている。
プランジャ5の外周面に、その長手方向に沿って形成さ
れており、またシール部材16は、プランジャ5の外周
面に形成された溝部内に取り付けられている。
【0027】本実施例によれば、上述実施例と同様に、
プランジャ5とボディ2とのクリアランスからの油の漏
出量は、切り欠き部17による漏出部の面積のみによっ
て決まるため、該漏出量のコントロールを容易にでき
る。したがって、従来例において述べたように、チェー
ンの使用される機器の高性能化に伴ってプランジャ5に
作用する力が増加して、油室B内の油に高い圧力が作用
した場合でも、プランジャ5が移動してチェーン6が振
動してしまうこともない。また、漏出量のコントロール
は切り欠き部17の加工精度のみに依存するものであ
り、プランジャ5とボディ2との間のクリアランス精度
には依存しないため、プランジャ5及びボディ2の加工
精度を高くする必要がなく、その結果、加工費も安くて
済む。さらに、シール部材16は弾性材料で形成されて
いるため、プランジャ5の摺動を円滑にするという効果
もある。またさらに、押し込まれるプランジャ5が受け
る抵抗力は、切り欠き部17の加工深さによって容易に
変更でき、ボディ穴2a或はプランジャ5の加工寸法の
設定を変える必要はないため、使用条件に適した抵抗力
をもつテンショナ1を容易に製作できることとなる。
プランジャ5とボディ2とのクリアランスからの油の漏
出量は、切り欠き部17による漏出部の面積のみによっ
て決まるため、該漏出量のコントロールを容易にでき
る。したがって、従来例において述べたように、チェー
ンの使用される機器の高性能化に伴ってプランジャ5に
作用する力が増加して、油室B内の油に高い圧力が作用
した場合でも、プランジャ5が移動してチェーン6が振
動してしまうこともない。また、漏出量のコントロール
は切り欠き部17の加工精度のみに依存するものであ
り、プランジャ5とボディ2との間のクリアランス精度
には依存しないため、プランジャ5及びボディ2の加工
精度を高くする必要がなく、その結果、加工費も安くて
済む。さらに、シール部材16は弾性材料で形成されて
いるため、プランジャ5の摺動を円滑にするという効果
もある。またさらに、押し込まれるプランジャ5が受け
る抵抗力は、切り欠き部17の加工深さによって容易に
変更でき、ボディ穴2a或はプランジャ5の加工寸法の
設定を変える必要はないため、使用条件に適した抵抗力
をもつテンショナ1を容易に製作できることとなる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとプ
ランジャとボディとのクリアランスからの油の漏出量
は、切り欠き部による漏出部の面積のみによって決まる
ため、該漏出量のコントロールを容易にできる。したが
って、チェーンの使用される機器の高性能化に伴ってプ
ランジャに作用する力が増加して油室内の油に高い圧力
が作用した場合でも、プランジャが移動してチェーンが
振動してしまうこともない。また、漏出量のコントロー
ルは切り欠き部の加工精度のみに依存するものであり、
プランジャとボディとの間のクリアランス精度には依存
しないため、プランジャ及びボディの加工精度を高くす
る必要がなく、その結果、加工費も安くて済む。さら
に、押し込まれるプランジャが受ける抵抗力は、切り欠
き部の加工深さによって容易に変更でき、ボディ穴或は
プランジャの加工寸法の設定を変える必要はないため、
使用条件に適した抵抗力をもつテンショナを容易に製作
できることとなる。
ランジャとボディとのクリアランスからの油の漏出量
は、切り欠き部による漏出部の面積のみによって決まる
ため、該漏出量のコントロールを容易にできる。したが
って、チェーンの使用される機器の高性能化に伴ってプ
ランジャに作用する力が増加して油室内の油に高い圧力
が作用した場合でも、プランジャが移動してチェーンが
振動してしまうこともない。また、漏出量のコントロー
ルは切り欠き部の加工精度のみに依存するものであり、
プランジャとボディとの間のクリアランス精度には依存
しないため、プランジャ及びボディの加工精度を高くす
る必要がなく、その結果、加工費も安くて済む。さら
に、押し込まれるプランジャが受ける抵抗力は、切り欠
き部の加工深さによって容易に変更でき、ボディ穴或は
プランジャの加工寸法の設定を変える必要はないため、
使用条件に適した抵抗力をもつテンショナを容易に製作
できることとなる。
【0029】また一方、前記油室内への油供給を、前記
プランジャと前記ボディとによって形成される隙間部を
介して行った場合には、該隙間部に供給された油が前記
プランジャと前記ボディとの間のクリアランスに入り込
んで、前記プランジャの摺動を円滑化する。したがっ
て、上述のように油室からの油漏出がシール部材によっ
て阻止されていてもプランジャの円滑な摺動が阻害され
ることはない。
プランジャと前記ボディとによって形成される隙間部を
介して行った場合には、該隙間部に供給された油が前記
プランジャと前記ボディとの間のクリアランスに入り込
んで、前記プランジャの摺動を円滑化する。したがっ
て、上述のように油室からの油漏出がシール部材によっ
て阻止されていてもプランジャの円滑な摺動が阻害され
ることはない。
【図1】従来のチェーンテンショナの構造を示す縦断面
図。
図。
【図2】図1のC−C矢視断面図。
【図3】本発明の第1の実施例に係るチェーンテンショ
ナの使用状態を示す図。
ナの使用状態を示す図。
【図4】(a) (b) 共に、第1の実施例に係るチェーンテ
ンショナの構造を示す断面図。
ンショナの構造を示す断面図。
【図5】図4(a) のD−D矢視断面図。
【図6】本発明の第2の実施例に係るチェーンテンショ
ナの構造を示す断面図。
ナの構造を示す断面図。
【図7】図6のE−E矢視断面図。
1 チェーンテンショナ 2 ボディ 2a ボディ穴 5 プランジャ 6 チェーン 7 逆止弁 9 バネ 11 隙間部 12 空洞部 13 通路 15 油供給路 16 シール部材 17 切り欠き部 A 油路 B 油室
Claims (2)
- 【請求項1】 チェーンに対向するように配設されたプ
ランジャと、該プランジャを摺動自在に支持するボディ
と、該ボディと前記プランジャとの間に配設されて前記
プランジャにチェーンを押圧させるバネと、前記プラン
ジャと前記ボディとによって形成されて前記プランジャ
の位置に応じてその容積が変化する油室と、該油室に油
を供給する油路と、該油路と前記油室との間に配設され
て前記油室から前記油路への油の逆流を防止する逆止弁
と、を備え、前記プランジャを前記ボディ内に押し戻す
方向の力がチェーンから前記プランジャに作用した場合
には、前記逆止弁によって、前記油室から前記油路への
油の逆流が防止されて前記プランジャの移動が阻止され
るチェーンテンショナにおいて、 前記プランジャと前記ボディとのクリアランスからの油
の漏出を防止するシール部材を、該クリアランス中に配
設し、 微量の油の漏出を許容する切り欠き部を、前記プランジ
ャ又は前記ボディの一部に設ける、 ことを特徴とするチェーンテンショナ。 - 【請求項2】 前記逆止弁が前記プランジャに設けら
れ、かつ、 前記逆止弁に連設される油路が、前記ボディに形成され
た油供給路と、該油供給路に連通するように前記ボディ
と前記プランジャとの間に形成された隙間部と、該隙間
部に連通するように前記プランジャ内部に形成された通
路及び空洞部と、からなる、 ことを特徴とする請求項1記載のチェーンテンショナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18553693A JPH0712187A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | チェーンテンショナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18553693A JPH0712187A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | チェーンテンショナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712187A true JPH0712187A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=16172528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18553693A Pending JPH0712187A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | チェーンテンショナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712187A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1602857A3 (en) * | 2004-05-31 | 2007-07-04 | Tsubakimoto Chain Co. | Hydraulic tensioner |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP18553693A patent/JPH0712187A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1602857A3 (en) * | 2004-05-31 | 2007-07-04 | Tsubakimoto Chain Co. | Hydraulic tensioner |
| US7404776B2 (en) | 2004-05-31 | 2008-07-29 | Tsubakimoto Chain Co. | Hydraulic tensioner |
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