JPH0712194U - 石膏製日本人形頭の眼部構造 - Google Patents

石膏製日本人形頭の眼部構造

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JPH0712194U
JPH0712194U JP1127594U JP1127594U JPH0712194U JP H0712194 U JPH0712194 U JP H0712194U JP 1127594 U JP1127594 U JP 1127594U JP 1127594 U JP1127594 U JP 1127594U JP H0712194 U JPH0712194 U JP H0712194U
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貞夫 鈴木
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有限会社鈴木人形
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Abstract

(57)【要約】 【目的】眼体2の配置が安定し、固着を強固になしうる
日本人形頭の眼部構造の提供。 【構成】半球状眼体2は凸曲面2aと背面部7とからな
り、背面部7のほぼ中心に凹曲面に形成された小凹部9
を有する。石膏製の顔部内面1cに形成された眼体の配
置凹部6に半球状眼体2を配置するとともに、凹曲面6
aに連通する眼孔5から瞳4を露呈し、凸曲面2aを凹
曲面6aに密接させる。そして背面部7を眼体の配置凹
部の開口周縁6bより突設する一方、小凹部の内底11
は開口周縁6bより低く位置し、小凹部9を含む背面部
7の全体と、背面部7に隣接する顔部内面1cの部分を
接着剤10で覆い、半球状眼体2を顔部内面1cに固着
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は日本人形頭の眼部、特に石膏製の日本人形頭の眼部構造にかんする。
【0002】
【従来の技術】
従来の石膏製人形頭の眼部構造は、あらかじめ眼球を埋め込む一方、ナイフのよ うな器具で顔部表面の石膏を切削して眼球を露出させるものであり、眼球を正確 に配置することが困難である。また眼孔に眼板を添接してその上より白色などの 胡粉を塗着して眼板を固定したものが知られている(昭和49年実用公告第21 655号)が、同様に眼板の正確な配置は困難である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は眼体の配置が容易であり、また強固で安定した固着を可能にしするとと もに、部分的な強度を大きくした石膏製人形頭の眼部構造を提供することを目的 とする。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
この目的を達成するため、本考案にかかる石膏製人形頭の眼部構造は、内部に瞳 4を有する凸曲面2aとほぼ中心に凹曲面状の小凹部9を有する背面部7とから なる半球状眼体2と、石膏製の顔部内面1cに形成された凹曲面6aを有する眼 体の配置凹部6とからなり、半球状眼体2を眼体の配置凹部6に配置するととも に、凹曲面6aに連通する眼孔5から瞳4を露呈し、凸曲面2aを凹曲面6aに 密接し、背面部7を眼体の配置凹部の開口周縁6bより突設する一方、小凹部9 の内底11を開口周縁6bより低く位置し、小凹部9を含む背面部7の全体と、 背面部7に隣接する顔部内面1cの部分を接着剤10で覆い、半球状眼体2を顔 部内面1cに固着したものである。
【0005】
【作用】 半球状眼体2は、半球状眼体の凸曲面2aを眼体の配置凹部の凹曲面6aと密接 して眼体の配置凹部6に配置する。 眼体の配置凹部6に配置された半球状眼体2は、背面部7を眼体の配置凹部の開 口周縁6bより高く突設する一方、小凹部9の内底11は開口周縁6bより低く 位置している。 すなわち、背面部7を眼体の配置凹部の開口周縁6bより高く突設してあるから 、半球状眼体2の眼体の配置凹部6への配置作業は容易であり、また、小凹部9 の内底11が開口周縁6bより低く位置しているから、半球状眼体2の重心が低 くなり、眼体の配置凹部6に安定して配置される。 そして小凹部9を含む背面部7の全体と、背面部7に隣接する顔部内面1cの部 分を接着剤10で覆い、この接着剤10により半球状眼体2を顔部内面1cに固 着するから、半球状眼体2は強固に固定される。
【0006】
【実施例】
以下添付の図面に基ずいて本考案の実施例を説明する。 石膏製の頭部1は、顔部を有する石膏製の前頭部1と、石膏製の後頭部(図示せ ず)とからなり、顔部を有する前頭部1は中空状8に形成してある。石膏製の顔 部内面1cに凹曲面6aを有する眼体の配置凹部6が形成してあり、この凹曲面 6aは半球状眼体2の凸曲面2aに対応している。
【0007】 眼孔5は眼体の配置凹部6の凹曲面6aと連通しており、眼体の配置凹部6に配 置された半球状眼体2は、凸曲面2aを凹曲面6aに密接するとともに、瞳4を 眼孔5から石膏製の顔部外面側に露呈し、外面側から瞳4を目視できるようにな っている。 眼孔5が眼体の配置凹部の凹曲面6aに連通しているから、石膏製顔部は眼孔5 部分の厚みが薄くなるが、半球状眼体の凸曲面2aを凹曲面6aに密接させて、 眼孔5部分を内側から補強しており、この部分に衝撃が加わっても破損しない。
【0008】 半球状眼体2は合成樹脂製あるいはガラス製などであり、瞳4と、凸曲面2aと 、ほぼ中心に凹曲面からなる小凹部9を有する背面部7とからなる。瞳4は、茶 目、黒目の印刷された眼球紙を眼板などに貼着した構造のものではなく、半球状 眼体2の内部に立体的に形成してある。
【0009】 背面部7のほぼ中心に凹曲面状の小凹部9を形成してあり、半球状眼体2が眼体 の配置凹部6にバランスよく配置できるようになっている。なおここで「小」凹 部9とはその大きさが「眼体の配置凹部6」より小さいことを意味し、格別の限 定要件ではない。
【0010】 背面部7を眼体の配置凹部の開口周縁6bより中空8に向けて突設する一方、小 凹部9の内底は開口周縁6bより低く位置している。これは、石膏製顔部の厚み が薄く、眼体の配置凹部6の深さが小さい場合などにも有効であり、安定した半 球状眼体2の配置が可能となる。
【0011】 半球状眼体2を眼体の配置凹部6に配置するための取付作業は、たとえばピンセ ットのような取付具などを利用し、その先端で背面部7を挟むようにして保持し てすることができるが、背面部7はほぼ中心に小凹部9を形成して突設する一あ るから、その取付作業が容易である。
【0012】 そして小凹部9とともに突設された背面部7の全体と、背面部7に隣接する顔部 内面1cの部分を接着剤10で覆い、この接着剤10により半球状眼体2を顔部 内面1cに固着してある。突設された背面部7とその隣接部分を接着剤で覆うこ とにより、半球状眼体2の顔部内面1cへの固定はきわめて強固となる。
【0013】 背面部7を接着剤10で覆うには、背面部の小凹部9に接着剤10を落し込み、 あるいは流し込みなどの適宜手段により、小凹部9に接着剤10を充填し、さら に小凹部9への接着剤の流し込みなどを継続する。接着剤10は充填された小凹 部9から背面部7へ、さらに背面部7に隣接する顔部内面1cの部分へと広がっ ていき、全体を無理なく自然に接着剤10で覆うことができる。従って、半球状 眼体2の取付けおよび固着の作業中に眼体2は不要な位置ずれを生ずることもな く、容易、かつ正確な固着が可能である。
【0014】 この場合、小凹部9の内底11が開口周縁6bより低く位置しているから、半球 状眼体2を安定的に配置して小凹部9に接着剤10の充填をおこなうことができ る。
【0015】 なお半球状眼体2とは、その凸曲面2aが眼体の配置凹部の凹曲面6aと対応し た曲面を有していればよいから、図示のような半球の眼体2に限定されず、例え ば舟型状のものでもよいが、板状のものは含まれない。
【0016】 接着剤10としては公知の接着性の性質をもつものが利用できるが、石膏製前の 頭部と同じ素材の石膏を接着剤に使用すると、素材が同じであるために半球状眼 体2を眼体の収納凹部6に無理なく自然に固着できる。
【0017】 また前頭部1と後頭部(図示せず)はいずれも所定の雄型と雌型(図示せず)を 使用し、石膏を素材として成型されたものであり、半球状眼体2を眼体の配置凹 部6に配置して固着し、また前頭部1の後部開口3に石膏製の後頭部(図示せず )を固着し、頭部全体を形成する。
【0018】
【効果】
このように本考案によれば、半球状眼体2を眼体の配置凹部6に密接させた安定 した配置が可能となる。また接着剤10による半球状眼体2の強固で安定した固 着が可能となり、耐久性に優れる。 そして眼孔5の形成された厚みの薄い部分(石膏)は本来、破損しやすいが、眼 体配置凹部6に密接して配置した半球状眼体2により内側から強度を補強(部分 的な強度を大きく)して破損しにくい眼部構造となる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる眼部構造を有する日本人形頭の
正面図である。
【図2】本考案にかかる眼部構造を有する日本人形頭の
側面図である。
【図3】本考案にかかる眼部構造を有する日本人形頭の
断面図である。
【図4】本考案にかかる眼部構造の拡大断面図である。
【図5】本考案にかかる眼部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 石膏製前頭部 2 眼体 2a 凸曲面 3 石膏製前頭部の後部開口 4 瞳 5 眼孔 6 眼体の配置凹部 6a 凹曲面 7 眼体の背面部 8 中空 9 背面部の小凹部 10 接着剤 11 凹曲面の内底

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に瞳4を有する凸曲面2aとほぼ中心
    に凹曲面状の小凹部9を有する背面部7とからなる半球
    状眼体2と、石膏製の顔部内面1cに形成された凹曲面
    6aを有する眼体の配置凹部6とからなり、半球状眼体
    2を眼体の配置凹部6に配置するとともに、凹曲面6a
    に連通する眼孔5から瞳4を露呈し、凸曲面2aを凹曲
    面6aに密接し、背面部7を眼体の配置凹部の開口周縁
    6bより突設する一方、小凹部の内底11を開口周縁6
    bより低く位置し、小凹部9を含む背面部7の全体と、
    背面部7に隣接する顔部内面1cの部分を接着剤10で
    覆い、半球状眼体2を顔部内面1cに固着した石膏製人
    形頭の眼部構造。
JP1127594U 1994-08-08 1994-08-08 石膏製日本人形頭の眼部構造 Expired - Lifetime JPH0749993Y2 (ja)

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JPH0712194U true JPH0712194U (ja) 1995-02-28
JPH0749993Y2 JPH0749993Y2 (ja) 1995-11-15

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716714U (ja) * 1993-08-31 1995-03-20 鐘紡株式会社 口紅等の収納容器
JP2012170654A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Airily Co Ltd マネキン人形の頭部

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0716714U (ja) * 1993-08-31 1995-03-20 鐘紡株式会社 口紅等の収納容器
JP2012170654A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Airily Co Ltd マネキン人形の頭部

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