JPH07121994B2 - コルク製通気体の製造法 - Google Patents
コルク製通気体の製造法Info
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- JPH07121994B2 JPH07121994B2 JP4232969A JP23296992A JPH07121994B2 JP H07121994 B2 JPH07121994 B2 JP H07121994B2 JP 4232969 A JP4232969 A JP 4232969A JP 23296992 A JP23296992 A JP 23296992A JP H07121994 B2 JPH07121994 B2 JP H07121994B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- cork
- polymer
- sheet
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械的性質の優れたコ
ルク製通気体の製造法に関する。
ルク製通気体の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】コルク製品、例えばシート,プレート等
は天然コルク材をスライス又は砕片とし、これらを天然
ゴム又は合成樹脂をバインダーとし接合,圧縮等の工程
を経て所要形状の製品を得ていた。
は天然コルク材をスライス又は砕片とし、これらを天然
ゴム又は合成樹脂をバインダーとし接合,圧縮等の工程
を経て所要形状の製品を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記製造法によって得
られた製品は、コルク独得の自然な外観、ソフトな風合
い等を有するけれども、機械的強度が小さく、又、通気
性等も悪いため、例えば靴の中敷・中底,各種機器及び
計器の裏面に当てられるシート等に使用することを望ま
れているにも拘わらず、耐久性が劣り、また長時間使用
すると蓄熱したり、へたる等のために普及し得なかっ
た。本発明はこのような課題を解決し得たコルク製通気
体を製造することを目的とするものである。
られた製品は、コルク独得の自然な外観、ソフトな風合
い等を有するけれども、機械的強度が小さく、又、通気
性等も悪いため、例えば靴の中敷・中底,各種機器及び
計器の裏面に当てられるシート等に使用することを望ま
れているにも拘わらず、耐久性が劣り、また長時間使用
すると蓄熱したり、へたる等のために普及し得なかっ
た。本発明はこのような課題を解決し得たコルク製通気
体を製造することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記二つの製
造法を要旨とするものである。 (a):100重量部のポリマーに対し50〜100重
量部のポリアミド繊維を混練する。 (b):(a)工程で得られた混練物に所定のポリマー
添加剤を添加混合する。 (c):(b)工程で得られた混合物にポリマー100
重量部に対しコルク砕片を50〜75重量部混合し、適
宜厚みにシーティングする。 (d):(c)工程で得たシートを適宜条件で圧縮・加
硫(又は架橋)する。下記工程よりなるコルク製通気体
の製造法。 (a):100重量部のポリマーに対し50〜100重
量部のポリアミド繊維を混練する。 (b):(a)工程で得られた混練物にポリマー100
重量部に対しコルク砕片を50〜75重量部混合しす
る。 (c):(b)工程で得られた混合物に所定のポリマー
添加剤を添加混合し、適宜厚みにシーティングする。 (d):(c)工程で得たシートを適宜条件で圧縮・加
硫(又は架橋)する。
造法を要旨とするものである。 (a):100重量部のポリマーに対し50〜100重
量部のポリアミド繊維を混練する。 (b):(a)工程で得られた混練物に所定のポリマー
添加剤を添加混合する。 (c):(b)工程で得られた混合物にポリマー100
重量部に対しコルク砕片を50〜75重量部混合し、適
宜厚みにシーティングする。 (d):(c)工程で得たシートを適宜条件で圧縮・加
硫(又は架橋)する。下記工程よりなるコルク製通気体
の製造法。 (a):100重量部のポリマーに対し50〜100重
量部のポリアミド繊維を混練する。 (b):(a)工程で得られた混練物にポリマー100
重量部に対しコルク砕片を50〜75重量部混合しす
る。 (c):(b)工程で得られた混合物に所定のポリマー
添加剤を添加混合し、適宜厚みにシーティングする。 (d):(c)工程で得たシートを適宜条件で圧縮・加
硫(又は架橋)する。
【0005】本発明を実施するに当たってポリマーは天
然ゴム,スチレン・ブタジエン共重合ゴム,ポリイソプ
レンゴム,ポリブタジエンゴム,アクリロニトリル・ブ
タジエン共重合ゴム,ポリクロプレンゴム等の合成ゴ
ム,酢ビ含量25%以上のエチレン・酢ビ共重合体等が使
用される。ポリアミド繊維は太さ3〜30デニール,長さ
5〜20mmのものが使用され、太さが3デニール未満であ
れば所要量入れると嵩張り、ロール機等の混練工程で局
部的に固まり均一に分散させるのが困難であり、30デニ
ールを超えれば混練工程で適宜の長さに切断されにく
く、カールされずポリマーだけが練られ、以下の工程で
の配合薬品の分散がしにくくなる。又、長さが5mm未満
であれば、混練物のシートが膨張しにくく多孔質となり
にくい。一方20mmを超えれば混練中固まったままで分散
しにくい。ポリマー 100重量部に対しポリアミド繊維が
50重量部未満であれば、通気性が損なわれ、 100重量部
を超えればシート状に圧延しにくく、又、コルク砕片の
混合もしにくくなる。ポリマー 100重量部に対してコル
ク砕片が50重量部未満であれば、コルク独得の風合いと
外観がなくなり、75重量部を超えると圧延性が悪く、分
散性が著しく低下する。
然ゴム,スチレン・ブタジエン共重合ゴム,ポリイソプ
レンゴム,ポリブタジエンゴム,アクリロニトリル・ブ
タジエン共重合ゴム,ポリクロプレンゴム等の合成ゴ
ム,酢ビ含量25%以上のエチレン・酢ビ共重合体等が使
用される。ポリアミド繊維は太さ3〜30デニール,長さ
5〜20mmのものが使用され、太さが3デニール未満であ
れば所要量入れると嵩張り、ロール機等の混練工程で局
部的に固まり均一に分散させるのが困難であり、30デニ
ールを超えれば混練工程で適宜の長さに切断されにく
く、カールされずポリマーだけが練られ、以下の工程で
の配合薬品の分散がしにくくなる。又、長さが5mm未満
であれば、混練物のシートが膨張しにくく多孔質となり
にくい。一方20mmを超えれば混練中固まったままで分散
しにくい。ポリマー 100重量部に対しポリアミド繊維が
50重量部未満であれば、通気性が損なわれ、 100重量部
を超えればシート状に圧延しにくく、又、コルク砕片の
混合もしにくくなる。ポリマー 100重量部に対してコル
ク砕片が50重量部未満であれば、コルク独得の風合いと
外観がなくなり、75重量部を超えると圧延性が悪く、分
散性が著しく低下する。
【0006】又、このときコルクは外径0.5〜5mm
のものが使用され、外径が0.5mm未満であれば出来
上がった通気体の通気性が損なわれ、外径が5mmを超
えれば表面に凹凸が生じ外観が悪くなる。ポリマー添加
剤の添加混合の順序としては、混練時のポリマーの可塑
度の低下が大きい場合は、なるべく早い時期、即ちポリ
マーにポリアミド繊維を混練した後に、又、可塑度の低
下が小さい場合は比較的遅い時期、即ちポリマーにポリ
アミド繊維を混練し、コルク砕片を混合後、ポリマー添
加剤を添加混合する方が好ましい。
のものが使用され、外径が0.5mm未満であれば出来
上がった通気体の通気性が損なわれ、外径が5mmを超
えれば表面に凹凸が生じ外観が悪くなる。ポリマー添加
剤の添加混合の順序としては、混練時のポリマーの可塑
度の低下が大きい場合は、なるべく早い時期、即ちポリ
マーにポリアミド繊維を混練した後に、又、可塑度の低
下が小さい場合は比較的遅い時期、即ちポリマーにポリ
アミド繊維を混練し、コルク砕片を混合後、ポリマー添
加剤を添加混合する方が好ましい。
【0007】
【作用】未加硫又は未架橋状態のポリマーにポリアミド
繊維を混練するとき、剪断力が生じ、ポリアミド繊維が
フイブリル化を起こし、アスペクト比が変わり同時に均
一に分散し、可塑度も低下していく。かかる状態にある
ときに加硫又は架橋のための熱処理状態にあうと、前記
フイブリル化が解かれ、アスペクト比が変わり、ポリア
ミド繊維とポリマーとの間に適宜の空隙が生じ通気性と
なり、一方、前記空隙が生じない個所ではポリマーのポ
リアミド繊維の密着性によって機械的性質の大きな物性
がもたらされる。
繊維を混練するとき、剪断力が生じ、ポリアミド繊維が
フイブリル化を起こし、アスペクト比が変わり同時に均
一に分散し、可塑度も低下していく。かかる状態にある
ときに加硫又は架橋のための熱処理状態にあうと、前記
フイブリル化が解かれ、アスペクト比が変わり、ポリア
ミド繊維とポリマーとの間に適宜の空隙が生じ通気性と
なり、一方、前記空隙が生じない個所ではポリマーのポ
リアミド繊維の密着性によって機械的性質の大きな物性
がもたらされる。
【0008】
前記配合比に従い、60℃以下のオープンロールで素練
りをせずに最初から混練し、ポリアミド繊維の分散,切
断を行う。この混練時間は10分であり、常温で一昼夜
放置後、再度5分間混練を行いポリアミド繊維の十分な
分散を行う。この後引き続いて亜鉛華,粉末硫黄,加硫
促進剤,ステアリン酸,老化防止剤等のポリマー添加剤
を素早く添加混合し、最後にコルク砕片を混合し厚み7
mmにシーティングする。
りをせずに最初から混練し、ポリアミド繊維の分散,切
断を行う。この混練時間は10分であり、常温で一昼夜
放置後、再度5分間混練を行いポリアミド繊維の十分な
分散を行う。この後引き続いて亜鉛華,粉末硫黄,加硫
促進剤,ステアリン酸,老化防止剤等のポリマー添加剤
を素早く添加混合し、最後にコルク砕片を混合し厚み7
mmにシーティングする。
【0009】このようにして得られたシートをプレス機
により圧力3kg/cm2,熱板温度 130〜 140℃,時間6分
の条件で加硫し、NO.1配合は厚み5mm,NO.2配合は厚み
5.5mmのシートを得た。対照例として市販のコルクシー
トを用いてそれぞれのシートの物性試験(表1)を行っ
た。 *1:引張強さから硬さまではJIS K6301加硫
ゴム試験法で行い、老化条件は85℃×96時間で行った。 *2:JIS L1096〜A法(フランジシール形試
験機)による。
により圧力3kg/cm2,熱板温度 130〜 140℃,時間6分
の条件で加硫し、NO.1配合は厚み5mm,NO.2配合は厚み
5.5mmのシートを得た。対照例として市販のコルクシー
トを用いてそれぞれのシートの物性試験(表1)を行っ
た。 *1:引張強さから硬さまではJIS K6301加硫
ゴム試験法で行い、老化条件は85℃×96時間で行った。 *2:JIS L1096〜A法(フランジシール形試
験機)による。
【0010】
【効果】従来使用されていたコルクシートに比べ機械的
強度が強く、通気性に優れたシートが得られた。このシ
ートは外観,風合いは従来のコルクシートと全く同じで
あり、例えば靴の中敷・中底,掲示板としての画鋲の挿
入・取外し及びポータブル電卓の下面、各種計器類の裏
面に当てられるシート等に全ての面で特に適する。
強度が強く、通気性に優れたシートが得られた。このシ
ートは外観,風合いは従来のコルクシートと全く同じで
あり、例えば靴の中敷・中底,掲示板としての画鋲の挿
入・取外し及びポータブル電卓の下面、各種計器類の裏
面に当てられるシート等に全ての面で特に適する。
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:12 277:00 B29L 31:50 C08L 101:00
Claims (2)
- 【請求項1】 下記工程よりなるコルク製通気体の製造
法。 (a):100重量部のポリマーに対し50〜100重
量部のポリアミド繊維を混練する。 (b):(a)工程で得られた混練物に所定のポリマー
添加剤を添加混合する。 (c):(b)工程で得られた混合物にポリマー100
重量部に対しコルク砕片を50〜75重量部混合し、適
宜厚みにシーティングする。 (d):(c)工程で得たシートを適宜条件で圧縮・加
硫(又は架橋)する。 - 【請求項2】 下記工程よりなるコルク製通気体の製造
法。 (a):100重量部のポリマーに対し50〜100重
量部のポリアミド繊維を混練する。 (b):(a)工程で得られた混練物にポリマー100
重量部に対しコルク砕片を50〜75重量部混合しす
る。 (c):(b)工程で得られた混合物に所定のポリマー
添加剤を添加混合し、適宜厚みにシーティングする。 (d):(c)工程で得たシートを適宜条件で圧縮・加
硫(又は架橋)する。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4232969A JPH07121994B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | コルク製通気体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4232969A JPH07121994B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | コルク製通気体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657024A JPH0657024A (ja) | 1994-03-01 |
| JPH07121994B2 true JPH07121994B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=16947722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4232969A Expired - Fee Related JPH07121994B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | コルク製通気体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07121994B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4303076B2 (ja) * | 2003-10-03 | 2009-07-29 | 株式会社村井 | 子供履き物用中敷き |
| JP4572600B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2010-11-04 | 東海ゴム工業株式会社 | ゴム製品の製法およびそれにより得られたゴム製品 |
| JP4513525B2 (ja) * | 2004-11-22 | 2010-07-28 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP4232969A patent/JPH07121994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0657024A (ja) | 1994-03-01 |
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