JPH0712208A - タンデム式駆動軸の潤滑装置 - Google Patents

タンデム式駆動軸の潤滑装置

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JPH0712208A
JPH0712208A JP17363693A JP17363693A JPH0712208A JP H0712208 A JPH0712208 A JP H0712208A JP 17363693 A JP17363693 A JP 17363693A JP 17363693 A JP17363693 A JP 17363693A JP H0712208 A JPH0712208 A JP H0712208A
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inter
shaft
gear
diff
lubricating oil
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Toshiki Nakagawa
俊樹 中川
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Hino Motors Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0493Gearings with spur or bevel gears 

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来の潤滑油をリングギヤで掻き上げて送る
装置の潤滑性能を向上させて、比較的簡単な構造で強制
潤滑を行う。 【構成】 トランスファのドライブギヤ2がインプット
シャフト1の外周面に回転自在に支持され、インタアク
スルデフ3のフロントインタデフギヤ17がドライブギヤ
2に一体に形成され、インタアクスルデフ3のリヤイン
タデフギヤ18にスルーシャフト31が連結され、スルーシ
ャフト31がアクスルハウジング12内を前後方向に横切る
ように配設される。リヤインタデフギヤ18の円筒部19の
外周面と潤滑油受部29内周面との間に羽根車60が配設さ
れ、インプットシャフト1の後端面とスルーシャフト31
の前端面との間の間隙34が、円筒部19の連通路によって
羽根車の前方部に連通され、連通路の前方で円筒部19の
外周面と潤滑油受部29の内周面との間が密封され、前記
間隙34が油路8、64、65を介してインタアクスルデフ3
の摺動部に連通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用のタンデム式駆
動軸の潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】後二軸駆動トラック等のタンデム式駆動
軸においては、エンジンからの駆動力が後前軸及び後後
軸の2軸に伝動されるので、2軸間の回転差を吸収する
ためにインタアクスルデフが用いられている。従来、タ
ンデム式駆動軸のトランスファケース、デフキャリヤケ
ース内にインタアクスルデフ、トランスファが配設さ
れ、インタアクスルデフ部等の潤滑を良くするため、オ
イルポンプ、オイルポンプ用の駆動軸、配管、ストレー
ナ等の部品を追加して配設し、インタアクスルデフ部等
にオイルを強制的に送るオイル強制潤滑が行われてい
た。(例えば、実開平3−114663号公報参照のこ
と。)このタンデム式駆動軸のオイル強制潤滑は、強制
潤滑用の部品を配設するので、構造が複雑でコストが大
幅に上昇するという難点がある。
【0003】また、タンデム式駆動軸のトランスファケ
ース内にインタアクスルデフ,トランスファが配設さ
れ、インタアクスルデフ部等の潤滑を良くするため、ド
ライブギヤの表面と内周面との間を結ぶ油路を形成し、
アクスルハウジング内の潤滑油をリングギヤ(リダクシ
ョンギヤ)で掻き上げ、前記の油路を通してインタアク
スルデフの上方より潤滑油を落下させることが行われて
いた。(例えば実開平3−11163号公報を参照のこ
と。)このタンデム式駆動軸へ潤滑油をリングギヤで掻
き上げて落下させる装置は、構造が簡単で安価である
が、車両の運転状態によっては、供給される潤滑油の量
が十分ではなく、焼付き損傷のおそれがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タンデム式
駆動軸の潤滑装置において、従来の強制潤滑におけるよ
うなオイルポンプを用いることなく、従来の潤滑油をリ
ングギヤで掻き上げて送る装置の潤滑性能を向上させ
て、比較的簡単な構造で潤滑油の強制潤滑を行うことを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、トランスファ
・ケース内にインタアクスルデフ,トランスファが配設
され、トランスファのドライブギヤがインプットシャフ
トの外周面に回転自在に支持され、インタアクスルデフ
のフロントインタデフギヤがドライブギヤに一体に形成
され、インタアクスルデフのリヤインタデフギヤにスル
ーシャフトが連結され、スルーシャフトがアクスルハウ
ジング内を前後方向に横切るように配設されたタンデム
式駆動軸の潤滑装置において、リヤインタデフギヤの円
筒部の外周面と潤滑油受部の内周面との間に羽根車が配
設され、インプットシャフトの後端面とスルーシャフト
前端面との間の間隙が、円筒部の連通路によって羽根車
の前方部に連通され、連通路の前方で円筒部の外周面と
潤滑油受部の内周面との間が密封され、前記間隙が油路
を介してインタアクスルデフの摺動部に連通されたこと
を技術的手段とする。
【0006】
【作用】インプットシャフトが駆動され、インプットシ
ャフトとスルーシャフトとの間に回転差が生ずると、イ
ンプットシャフトとドライブギヤ・リヤインタデフギヤ
との間に相対回転が生ずる。そして、リヤインタデフギ
ヤの円筒部の外周の羽根車が回転して、潤滑油が羽根車
によって円筒部の連通路を通ってインプットシャフトの
後端面とスルーシャフト前端面との間の間隙へ送り込ま
れ、さらに油路を通ってインタアクスルデフの摺動部に
送り込まれる。
【0007】
【実施例】図1,図2に基づいて本発明の実施例の説明
をする。前方のトランスファケース11と中間のデフキャ
リヤケース13と後方のアクスルハウジング12とが順次に
連結され、トランスファケース11の前端上方部の軸受30
にインプットシャフト(ドライブシャフト)1の前方部
が軸支される。インプットシャフト1の後端部近傍にイ
ンタアクスルデフ3のスパイダ15が連結され、トランス
ファのドライブギヤ2がインプットシャフト1の外周面
上でインタアクスルデフ3の前側に支持される。インタ
アクスルデフ3のスパイダ15にはインタデフピニオン16
が軸支され、インタデフピニオン16は、ドライブギヤ2
の後面に一体に形成されたフロントインタデフギヤ17及
びリヤインタデフギヤ18に噛合する。このようにインタ
アクスルデフ3は、スパイダ15、インタデフピニオン1
6、フロントインタデフギヤ17及びリヤインタデフギヤ1
8等によって構成される。デフキャリヤケース13には仕
切壁20、潤滑油受部29、油溜33及び軸受支持部56等が形
成され、仕切壁20の上方部の軸受21には、リヤインタデ
フギヤ18の円筒部19の外周が軸支され、インプットシャ
フト1の後端が円筒部19の内周面に回転自在に支持され
る。仕切壁20の下方部の軸受22及びその後方の軸受支持
部56のパイロット軸受25によって、ドリブンシャフト23
が軸支され、ドリブンシャフト23の前端に連結されたド
リブンギヤ24は、ドライブギヤ2と噛合する。アクスル
ハウジング12及びデフキャリヤケース内にリングギヤ4
が回転自在に配設され、ドリブンシャフト23の後端に連
結されたハイポイドピニオン26はリングギヤ4と噛合
し、リングギヤ4は不図示の機構を介して後前軸に連結
される。トランスファケース11、デフキャリヤケース13
及びアクスルハウジング12の下部に潤滑油28が貯留され
る。ドライブギヤ2の前側でインプットシャフト1の外
周に一体的に形成されたギヤに、シフタスリーブ27が係
合され、シフタスリーブ27をドライブギヤ2側に移動さ
せることにより、インプットシャフト1とドライブギヤ
2とを直結させることができる。
【0008】リヤインタデフギヤ18の円筒部19の後半部
(サイドギヤ)の内周面に、スルーシャフト31の前端が
スプライン等を介して伝動可能状態に連結され、スルー
シャフト31はアクスルハウジング12内を前後に横切るよ
うに配設され、スルーシャフト31の後端はアクスルハウ
ジング12の上方後端部の軸受32により軸支される。前記
潤滑油受部29はリヤインタデフギヤ18の円筒部19の外側
に配設され、前記油溜33は円筒部19の下側に配設され、
リングギヤ4によって掻き上げられた潤滑油28が、潤滑
油受部29・油溜33の右端の開口部の上方部から油溜33内
に流入する。図2に明示されるように、リヤインタデフ
ギヤ18の円筒部19内で、インプットシャフト1の後端面
39とスルーシャフト31の前端面40との間に間隙34が設け
られる。円筒部19内の間隙34と円筒部19の外部とを連通
する複数個の連通路(油穴)41が円筒部19に形成され、
円筒部19の外周であって連通路41の直ぐ前方の位置に、
環状の支持金具57の内周が固定される。支持金具57の外
周部には環状のオイルシール58が固定され、オイルシー
ル58の先端の前方部が潤滑油受部29の内周面に当接さ
れ、支持金具57・オイルシール58によって円筒部19と潤
滑油受部29との間の空所が密封される。円筒部19の外周
であって連通路41のやや後方の位置に、環状で断面L字
型の取付金具59の内方が固定され、取付金具59の外方に
多数の羽根車60が固定される。羽根車60によって、円筒
部19と潤滑油受部29との間の空所が、羽根車60より後方
のa室61と羽根車60より前方のb室62とに区分される。
a室61の後方は潤滑油受部29・油溜33の右端の開口部に
至り、b室62は連通路41を通して隙間34に連通する。イ
ンプットシャフト1の中心部に、後端面39に連通する前
後方向の縦油路8が形成され、この縦油路8の後端面39
には入口孔63が開口し、入口孔63の後半部は大径の筒状
で、前半部は截頭円錐形で前方に向かって直径が小さく
なっている。ドライブギヤ2の内周面に環状凹所35が形
成され、環状凹所35と縦油路8の前端とを結ぶ複数の半
径方向の第1横油路64が形成され、また縦油路8の後方
部とインプットシャフト1の外周面とを結ぶ、複数の半
径方向の第2横油路65が形成される。
【0009】本発明の実施例の作用について説明する。
エンジンからの駆動力は、トランスミッション、フロン
トプロペラシャフト(以上不図示)、フランジカップリ
ング10を介してインプットシャフト1に伝動され、イン
プットシャフト1が回転する。インプットシャフト1の
回転は、インタアクスルデフ3のスパイダ15、インタデ
フピニオン16を介してフロントインタデフギヤ17、リヤ
インタデフギヤ18に伝動される。フロントインタデフギ
ヤ17の回転は、ドライブギヤ2、ドリブンギヤ24、ドリ
ブンシャフト23、ハイポイドピニオン26、リングギヤ4
及び不図示の伝動機構を介して後前車軸に伝動される。
リヤインタデフギヤ18の回転は、円筒部19、スルーシャ
フト31、不図示のタンデムプロペラシャフトを介して後
後車軸に伝動される。コーナリング時などにおいて、後
前車軸と後後車軸との間に回転差が生ずると、インタデ
フピニオン16が回転してこの回転差を吸収する。
【0010】インプットシャフト1の回転によりリング
ギヤ4が回転し、リングギヤ4に掻き上げられた潤滑油
が、潤滑油受部29・油溜33の右端の開口部の上方部から
a室61及び油溜33内に流入する。a室61及び油溜33内に
流入し充満した潤滑油は、羽根車60の回転によりb室62
に送り込まれる。b室62に送り込まれた潤滑油は、支持
金具57とオイルシール58とによって円筒部19と潤滑油受
部29との間が密封されているので、連通路41を通り、イ
ンプットシャフト1の入口孔63、縦油路8、第1横油路
64、第2横油路65に流入する。そして、縦油路8、第1
横油路64、第2横油路65等に流入した潤滑油は、インプ
ットシャフト1の回転速度に応じて圧力が上昇する。従
って、所望の圧力の潤滑油が、第1横油路64から環状凹
所35に送り込まれ、ドライブギヤ2の内周面とインプッ
トシャフト1の外周面との間の摺動部に供給され、また
第2横油路65からリヤインタデフギヤ18・円筒部19の内
周面とインプットシャフト1の外周面との間の摺動部に
供給され、それらの摺動部の潤滑性を確保する。前記摺
動部に供給される潤滑油の供給量は、インプットシャフ
ト1の回転数に応じて上昇するので、インプットシャフ
ト1の高速回転時でも十分に潤滑される。
【0011】
【発明の効果】本発明では、タンデム式駆動軸の潤滑装
置において、リヤインタデフギヤの円筒部の外周面と潤
滑油受部内周面との間に羽根車が配設され、インプット
シャフトの後端面とスルーシャフト前端面との間の間隙
が、円筒部の連通路によって羽根車前方部に連通され、
連通路の前方で円筒部の外周面と潤滑油受部の内周面と
の間が密封され、前記間隙が油路を介してインタアクス
ルデフの摺動部に連通されている。円筒部の外周の羽根
車が回転して、潤滑油が羽根車によって円筒部の連通路
を通ってインプットシャフトの後端面とスルーシャフト
前端面との間の間隙へ送り込まれ、さらに油路を通って
インタアクスルデフの摺動部に送り込まれる。連通路の
前方で円筒部の外周面と潤滑油受部の内周面との間が密
封されているので、羽根車によって送り込まれた潤滑油
の圧力が上昇し、インタアクスルデフの摺動部は強制潤
滑される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の縦断断面図である。
【図2】図2(a) は図1の要部拡大図であり、図2(b)
は羽根車のA矢視図である。
【符号の説明】
1 インプットシャフト 2 ドライブギヤ 3 インタアクスルデフ 8 縦油路 11 トランスファケース 12 アクスルハウジング 13 デフキャリヤケース 17 フロントインタデフギヤ 18 リヤインタデフギヤ 19 円筒部 29 潤滑油受部 31 スルーシャフト 34 間隙 41 連通路 60 羽根車 64 第1横油路 65 第2横油路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスファ・ケース内にインタアクス
    ルデフ,トランスファが配設され、トランスファのドラ
    イブギヤがインプットシャフトの外周面に回転自在に支
    持され、インタアクスルデフのフロントインタデフギヤ
    がドライブギヤに一体に形成され、インタアクスルデフ
    のリヤインタデフギヤにスルーシャフトが連結され、ス
    ルーシャフトがアクスルハウジング内を前後方向に横切
    るように配設されたタンデム式駆動軸において、リヤイ
    ンタデフギヤの円筒部の外周面と潤滑油受部の内周面と
    の間に羽根車が配設され、インプットシャフトの後端面
    とスルーシャフト前端面との間の間隙が、円筒部の連通
    路によって羽根車の前方部に連通され、連通路の前方で
    円筒部の外周面と潤滑油受部の内周面との間が密封さ
    れ、前記間隙が油路を介してインタアクスルデフの摺動
    部に連通されたことを特徴とするタンデム式駆動軸の潤
    滑装置。
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