JPH0712221A - 自動変速機の締結力調整装置 - Google Patents
自動変速機の締結力調整装置Info
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- JPH0712221A JPH0712221A JP5158663A JP15866393A JPH0712221A JP H0712221 A JPH0712221 A JP H0712221A JP 5158663 A JP5158663 A JP 5158663A JP 15866393 A JP15866393 A JP 15866393A JP H0712221 A JPH0712221 A JP H0712221A
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- Japan
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- friction plate
- clearance
- piston
- friction
- range
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動変速機の摩擦締結要素に対して、締結す
る際の応答性を高めることができ、かつ解放時の動力損
失を低減することができる手段を提供する。 【構成】 ローリバースブレーキC1が締結される可能
性が高いL,R、Nレンジでは、第2油室10に油圧が
供給されて第2ピストン12がX1方向に移動し、これ
によって摩擦プレート3,5間のクリアランスが小さく
なり、締結する際の応答性が高められる。他方、ローリ
バースブレーキC1が締結される可能性が低いD,Sレン
ジでは、第2油室10内の油圧がリリースされて第2ピ
ストン12がX2方向に移動し、これによって摩擦プレ
ート3,5間のクリアランスが大きくなり、回転側摩擦
プレート3と固定側摩擦プレート5との間のフリクショ
ン(作動油の剪断力)が非常に小さくなり、動力損失が低
減されて燃費性能が高められる。
る際の応答性を高めることができ、かつ解放時の動力損
失を低減することができる手段を提供する。 【構成】 ローリバースブレーキC1が締結される可能
性が高いL,R、Nレンジでは、第2油室10に油圧が
供給されて第2ピストン12がX1方向に移動し、これ
によって摩擦プレート3,5間のクリアランスが小さく
なり、締結する際の応答性が高められる。他方、ローリ
バースブレーキC1が締結される可能性が低いD,Sレン
ジでは、第2油室10内の油圧がリリースされて第2ピ
ストン12がX2方向に移動し、これによって摩擦プレ
ート3,5間のクリアランスが大きくなり、回転側摩擦
プレート3と固定側摩擦プレート5との間のフリクショ
ン(作動油の剪断力)が非常に小さくなり、動力損失が低
減されて燃費性能が高められる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摩擦締結要素の各摩擦
プレート間のクリアランスが運転状態に応じて変えられ
るようになった自動変速機の締結力調整装置に関するも
のである。
プレート間のクリアランスが運転状態に応じて変えられ
るようになった自動変速機の締結力調整装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用の自動変速機にはトル
クコンバータと変速歯車機構とが直列に設けられ、トル
クコンバータはエンジン出力軸のトルクを変速してター
ビンシャフトに伝達し、変速歯車機構は上記タービンシ
ャフトのトルクをさらに変速して駆動輪側に伝達するよ
うになっている。ここで、変速歯車機構は、通常、サン
ギヤ、リングギヤ、ピニオンギヤ等の複数のギヤを備え
た遊星歯車機構とされ、かかる変速歯車機構には所定の
ギヤへのトルクの伝達をオン・オフするクラッチ、ある
いは所定のギヤを固定・解放するブレーキ等の各種油圧
式摩擦締結要素が設けられる。なお、これらの各摩擦締
結要素に対して油圧(作動油)を給排する油圧機構が設け
られ、この油圧機構によって各摩擦締結要素のオン・オ
フパターンが切り替えられて変速が行われるようになっ
ている。
クコンバータと変速歯車機構とが直列に設けられ、トル
クコンバータはエンジン出力軸のトルクを変速してター
ビンシャフトに伝達し、変速歯車機構は上記タービンシ
ャフトのトルクをさらに変速して駆動輪側に伝達するよ
うになっている。ここで、変速歯車機構は、通常、サン
ギヤ、リングギヤ、ピニオンギヤ等の複数のギヤを備え
た遊星歯車機構とされ、かかる変速歯車機構には所定の
ギヤへのトルクの伝達をオン・オフするクラッチ、ある
いは所定のギヤを固定・解放するブレーキ等の各種油圧
式摩擦締結要素が設けられる。なお、これらの各摩擦締
結要素に対して油圧(作動油)を給排する油圧機構が設け
られ、この油圧機構によって各摩擦締結要素のオン・オ
フパターンが切り替えられて変速が行われるようになっ
ている。
【0003】そして、かかる油圧式摩擦締結要素の1つ
である油圧式クラッチとしては従来より、駆動側部材
(ハブ)と一体回転する駆動側摩擦プレート(ドライブプ
レート)と、被駆動側部材(ドラム)と一体回転する被駆
動側摩擦プレート(ドリブンプレート)とが交互に配置さ
れてなる摩擦プレート層が設けられ、油圧ピストンによ
って該摩擦プレート層に押圧力が加えられたときには、
駆動側摩擦プレートと被駆動側摩擦プレートとが摩擦係
合させられ、すなわち該油圧式クラッチが締結され、駆
動側部材のトルクが被駆動側部材に伝達されるようにな
った湿式多板クラッチが多用されている。
である油圧式クラッチとしては従来より、駆動側部材
(ハブ)と一体回転する駆動側摩擦プレート(ドライブプ
レート)と、被駆動側部材(ドラム)と一体回転する被駆
動側摩擦プレート(ドリブンプレート)とが交互に配置さ
れてなる摩擦プレート層が設けられ、油圧ピストンによ
って該摩擦プレート層に押圧力が加えられたときには、
駆動側摩擦プレートと被駆動側摩擦プレートとが摩擦係
合させられ、すなわち該油圧式クラッチが締結され、駆
動側部材のトルクが被駆動側部材に伝達されるようにな
った湿式多板クラッチが多用されている。
【0004】なお、油圧式ブレーキの場合は、回転部材
(ハブ)と一体回転する回転側摩擦プレートと、固定部
(変速機ケース)に固定される固定側摩擦プレートとが設
けられ、油圧ピストンによって摩擦プレート層に押圧力
が加えられたときには、回転側摩擦プレートと固定側摩
擦プレートとが摩擦係合させられ、すなわち該油圧式ブ
レーキが締結され、回転部材の回転が停止させられるよ
うになっている。
(ハブ)と一体回転する回転側摩擦プレートと、固定部
(変速機ケース)に固定される固定側摩擦プレートとが設
けられ、油圧ピストンによって摩擦プレート層に押圧力
が加えられたときには、回転側摩擦プレートと固定側摩
擦プレートとが摩擦係合させられ、すなわち該油圧式ブ
レーキが締結され、回転部材の回転が停止させられるよ
うになっている。
【0005】そして、このような摩擦締結要素において
は、駆動側摩擦プレート(回転側摩擦プレート)と被駆動
側摩擦プレート(固定側摩擦プレート)とは、所定のクリ
アランスを隔てて配置されるが、かかるクリアランスが
小さいと、該摩擦締結要素が解放されているときに駆動
側摩擦プレート(回転側摩擦プレート)と被駆動側摩擦プ
レート(固定側摩擦プレート)との間のフリクション(作
動油の剪断力)が比較的大きくなり、動力損失が増加し
て燃費性能(効率)が低下するといった問題がある。そこ
で、摩擦締結要素解放時における各摩擦プレート間のク
リアランスを大きくしてフリクションを低減し、動力損
失を低減して燃費性能を高めるようにした摩擦締結要素
(油圧クラッチ)が提案されている(例えば、実開平1−
156324号公報参照)。
は、駆動側摩擦プレート(回転側摩擦プレート)と被駆動
側摩擦プレート(固定側摩擦プレート)とは、所定のクリ
アランスを隔てて配置されるが、かかるクリアランスが
小さいと、該摩擦締結要素が解放されているときに駆動
側摩擦プレート(回転側摩擦プレート)と被駆動側摩擦プ
レート(固定側摩擦プレート)との間のフリクション(作
動油の剪断力)が比較的大きくなり、動力損失が増加し
て燃費性能(効率)が低下するといった問題がある。そこ
で、摩擦締結要素解放時における各摩擦プレート間のク
リアランスを大きくしてフリクションを低減し、動力損
失を低減して燃費性能を高めるようにした摩擦締結要素
(油圧クラッチ)が提案されている(例えば、実開平1−
156324号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに各摩擦プレート間のクリアランスを大きくすると、
摩擦締結要素を締結する際の応答性が低下するといった
問題がある。つまり、摩擦締結要素解放時の動力損失を
低減して燃費性能を高めるといった観点からはクリアラ
ンスが大きいことが求められ、他方摩擦締結要素を締結
する際の応答性を高めるといった観点からはクリアラン
スが小さいことが求められ、したがってかかる摩擦締結
要素には相反する要求が存在することになる。このた
め、これらの2つの要求を両立させることができる摩擦
締結要素の開発が求められている。
うに各摩擦プレート間のクリアランスを大きくすると、
摩擦締結要素を締結する際の応答性が低下するといった
問題がある。つまり、摩擦締結要素解放時の動力損失を
低減して燃費性能を高めるといった観点からはクリアラ
ンスが大きいことが求められ、他方摩擦締結要素を締結
する際の応答性を高めるといった観点からはクリアラン
スが小さいことが求められ、したがってかかる摩擦締結
要素には相反する要求が存在することになる。このた
め、これらの2つの要求を両立させることができる摩擦
締結要素の開発が求められている。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、自動変速機の摩擦締結要素
に対して、締結する際の応答性を高めることができ、か
つ解放時の動力損失を低減することができる手段を提供
することを目的とする。
めになされたものであって、自動変速機の摩擦締結要素
に対して、締結する際の応答性を高めることができ、か
つ解放時の動力損失を低減することができる手段を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、第1の発明は、変速歯車機構の動力伝達経路を切り
替えて変速段を切り替える複数の摩擦締結要素が設けら
れ、該摩擦締結要素が第1の摩擦プレートと第2の摩擦
プレートとの間の摩擦係合をオン・オフさせることによ
って締結・解放されるようになっている自動変速機の締
結力調整装置において、自動変速機の運転状態を検出す
る運転状態検出手段と、該運転状態検出手段によって検
出された運転状態が、所定の摩擦締結要素が締結される
頻度が少ない運転領域に入っているときには該摩擦締結
要素の各摩擦プレート間のクリアランスを大きくし、上
記運転領域に入っていないときには上記クリアランスを
小さくするクリアランス調整手段とが設けられているこ
とを特徴とする自動変速機の締結力調整装置を提供す
る。
め、第1の発明は、変速歯車機構の動力伝達経路を切り
替えて変速段を切り替える複数の摩擦締結要素が設けら
れ、該摩擦締結要素が第1の摩擦プレートと第2の摩擦
プレートとの間の摩擦係合をオン・オフさせることによ
って締結・解放されるようになっている自動変速機の締
結力調整装置において、自動変速機の運転状態を検出す
る運転状態検出手段と、該運転状態検出手段によって検
出された運転状態が、所定の摩擦締結要素が締結される
頻度が少ない運転領域に入っているときには該摩擦締結
要素の各摩擦プレート間のクリアランスを大きくし、上
記運転領域に入っていないときには上記クリアランスを
小さくするクリアランス調整手段とが設けられているこ
とを特徴とする自動変速機の締結力調整装置を提供す
る。
【0009】第2の発明は、第1の発明にかかる自動変
速機の締結力調整装置において、摩擦締結要素に、Rレ
ンジでの運転時、及びエンジンブレーキが作用する1速
運転時に締結されるローリバースブレーキが含まれてい
て、クリアランス調整手段がローリバースブレーキに対
して設けられていることを特徴とする自動変速機の締結
力調整装置を提供する。
速機の締結力調整装置において、摩擦締結要素に、Rレ
ンジでの運転時、及びエンジンブレーキが作用する1速
運転時に締結されるローリバースブレーキが含まれてい
て、クリアランス調整手段がローリバースブレーキに対
して設けられていることを特徴とする自動変速機の締結
力調整装置を提供する。
【0010】第3の発明は、第2の発明にかかる自動変
速機の締結力調整装置において、運転状態検出手段に、
セレクトされているレンジを検出するレンジ検出手段が
含まれていて、クリアランス調整手段が、レンジ検出手
段によって検出されたレンジがDレンジ又はSレンジで
あるときには各摩擦プレート間のクリアランスを大きく
する一方、Lレンジ、Rレンジ又はNレンジであるとき
には上記クリアランスを小さくするようになっているこ
とを特徴とする自動変速機の締結力調整装置を提供す
る。
速機の締結力調整装置において、運転状態検出手段に、
セレクトされているレンジを検出するレンジ検出手段が
含まれていて、クリアランス調整手段が、レンジ検出手
段によって検出されたレンジがDレンジ又はSレンジで
あるときには各摩擦プレート間のクリアランスを大きく
する一方、Lレンジ、Rレンジ又はNレンジであるとき
には上記クリアランスを小さくするようになっているこ
とを特徴とする自動変速機の締結力調整装置を提供す
る。
【0011】第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
か1つにかかる自動変速機の締結力調整装置において、
摩擦プレートの配列方向にみて一方の端部側から摩擦プ
レート層に係合して、第1の摩擦プレートと第2の摩擦
プレートとの間の摩擦締結をオン・オフさせる第1のピ
ストンが設けられ、該第1のピストン内に、第1のピス
トンと同一方向から摩擦プレート層に係合して、各摩擦
プレート間のクリアランスを増減させる第2のピストン
が配設され、該第2のピストンがクリアランス調整手段
をなしていることを特徴とする自動変速機の締結力調整
装置を提供する。
か1つにかかる自動変速機の締結力調整装置において、
摩擦プレートの配列方向にみて一方の端部側から摩擦プ
レート層に係合して、第1の摩擦プレートと第2の摩擦
プレートとの間の摩擦締結をオン・オフさせる第1のピ
ストンが設けられ、該第1のピストン内に、第1のピス
トンと同一方向から摩擦プレート層に係合して、各摩擦
プレート間のクリアランスを増減させる第2のピストン
が配設され、該第2のピストンがクリアランス調整手段
をなしていることを特徴とする自動変速機の締結力調整
装置を提供する。
【0012】第5の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
か1つにかかる自動変速機の締結力調整装置において、
摩擦プレートの配列方向にみて一方の端部側から摩擦プ
レート層に係合して、第1の摩擦プレートと第2の摩擦
プレートとの間の摩擦締結をオン・オフさせる第1のピ
ストンが設けられる一方、摩擦プレートの配列方向にみ
てもう一方の端部側から摩擦プレート層に係合して、各
摩擦プレート間のクリアランスを増減させる第2のピス
トンが設けられ、該第2のピストンがクリアランス調整
手段をなしていることを特徴とする自動変速機の締結力
調整装置を提供する。
か1つにかかる自動変速機の締結力調整装置において、
摩擦プレートの配列方向にみて一方の端部側から摩擦プ
レート層に係合して、第1の摩擦プレートと第2の摩擦
プレートとの間の摩擦締結をオン・オフさせる第1のピ
ストンが設けられる一方、摩擦プレートの配列方向にみ
てもう一方の端部側から摩擦プレート層に係合して、各
摩擦プレート間のクリアランスを増減させる第2のピス
トンが設けられ、該第2のピストンがクリアランス調整
手段をなしていることを特徴とする自動変速機の締結力
調整装置を提供する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。 <第1実施例>図1に示すように、自動変速機ATにお
いては、変速歯車機構Gのキャリア(図示せず)に連結さ
れ軸線Lまわりに回転することができるローリバースハ
ブ1と、変速機ケース2との間に、摩擦締結要素の1つ
であるローリバースブレーキC1が設けられている。詳
しくは図示していないが、このローリバースブレーキC
1は、Rレンジ(リバースレンジ)での運転時と、エンジ
ンブレーキが作用する1速運転時すなわちLレンジ(1
レンジ)又はホールドモードにおける1速運転時とでは
締結され、その他の場合は解放されるようになってい
る。なお、以下では便宜上、図1〜図3での位置関係に
おいて左側(X1方向)を単に「左」といい、右側(X2方向)
を単に「右」ということにする。
いては、変速歯車機構Gのキャリア(図示せず)に連結さ
れ軸線Lまわりに回転することができるローリバースハ
ブ1と、変速機ケース2との間に、摩擦締結要素の1つ
であるローリバースブレーキC1が設けられている。詳
しくは図示していないが、このローリバースブレーキC
1は、Rレンジ(リバースレンジ)での運転時と、エンジ
ンブレーキが作用する1速運転時すなわちLレンジ(1
レンジ)又はホールドモードにおける1速運転時とでは
締結され、その他の場合は解放されるようになってい
る。なお、以下では便宜上、図1〜図3での位置関係に
おいて左側(X1方向)を単に「左」といい、右側(X2方向)
を単に「右」ということにする。
【0014】略円筒状のローリバースハブ1の外周面に
は、複数の回転側摩擦プレート3が、スプライン嵌合等
により軸線L方向に若干変位できるようにして取り付け
られ、これらの回転側摩擦プレート3の両端面には摩擦
部材4が装着されている。他方、略円筒状の変速機ケー
ス2の内周面には、複数の固定側摩擦プレート5が、ス
プライン嵌合等により軸線L方向に若干変位できるよう
にして取り付けられている。ここで、回転側摩擦プレー
ト3と固定側摩擦プレート5とは、軸線L方向に交互に
配置されて摩擦プレート層Sをなしている。また、回転
側摩擦プレート3と固定側摩擦プレート5との間には作
動油(潤滑油)が保持されている。なお、回転側摩擦プレ
ート3と固定側摩擦プレート5とは、夫々特許請求の範
囲に記載された「第1の摩擦プレート」と「第2の摩擦プ
レート」とに相当する。
は、複数の回転側摩擦プレート3が、スプライン嵌合等
により軸線L方向に若干変位できるようにして取り付け
られ、これらの回転側摩擦プレート3の両端面には摩擦
部材4が装着されている。他方、略円筒状の変速機ケー
ス2の内周面には、複数の固定側摩擦プレート5が、ス
プライン嵌合等により軸線L方向に若干変位できるよう
にして取り付けられている。ここで、回転側摩擦プレー
ト3と固定側摩擦プレート5とは、軸線L方向に交互に
配置されて摩擦プレート層Sをなしている。また、回転
側摩擦プレート3と固定側摩擦プレート5との間には作
動油(潤滑油)が保持されている。なお、回転側摩擦プレ
ート3と固定側摩擦プレート5とは、夫々特許請求の範
囲に記載された「第1の摩擦プレート」と「第2の摩擦プ
レート」とに相当する。
【0015】摩擦プレート層Sの右端部に対向して油圧
ピストン機構が設けられている。具体的には、変速機ケ
ース2内に、右側に配置される小径部6aと、左側に配
置される大径部6bとからなる略円柱形の第1油室6が
設けられ、小径部6aの右端面には第1油圧通路7が開
口し、大径部6bの周面には第2油圧通路8が開口して
いる。
ピストン機構が設けられている。具体的には、変速機ケ
ース2内に、右側に配置される小径部6aと、左側に配
置される大径部6bとからなる略円柱形の第1油室6が
設けられ、小径部6aの右端面には第1油圧通路7が開
口し、大径部6bの周面には第2油圧通路8が開口して
いる。
【0016】そして、大径部6b内には略円柱形の第1
ピストン9が嵌入され、この第1ピストン9は、第1油
圧通路7を介して第1油室6に油圧(作動油)が供給され
たときには、該油圧によってX1方向すなわち摩擦プレ
ート層Sに近づく方向に押し出されるようになってい
る。また、第1油室6内の油圧がリリースされたときに
は、第1ピストン9はリターンスプリング(図示せず)に
よってX2方向に戻されるようになっている。
ピストン9が嵌入され、この第1ピストン9は、第1油
圧通路7を介して第1油室6に油圧(作動油)が供給され
たときには、該油圧によってX1方向すなわち摩擦プレ
ート層Sに近づく方向に押し出されるようになってい
る。また、第1油室6内の油圧がリリースされたときに
は、第1ピストン9はリターンスプリング(図示せず)に
よってX2方向に戻されるようになっている。
【0017】第1ピストン9内には、略円柱形の第2油
室10と、該第2油室10と大径部6bとを連通させる
連通路11とが設けられている。そして、第2油室10
内には第2ピストン12が嵌入されている。この第2ピ
ストン12にはロッド13が取り付けられている。この
ロッド13は、第1ピストン9に設けられたストッパ1
5の中心部に形成された穴部19を通って左方向に伸
び、その左端部は摩擦プレート層Sの右端部近傍に位置
している。ここで、第2ピストン12はディッシュプレ
ート14(皿ばね)によって常時X2方向に付勢されてい
る。
室10と、該第2油室10と大径部6bとを連通させる
連通路11とが設けられている。そして、第2油室10
内には第2ピストン12が嵌入されている。この第2ピ
ストン12にはロッド13が取り付けられている。この
ロッド13は、第1ピストン9に設けられたストッパ1
5の中心部に形成された穴部19を通って左方向に伸
び、その左端部は摩擦プレート層Sの右端部近傍に位置
している。ここで、第2ピストン12はディッシュプレ
ート14(皿ばね)によって常時X2方向に付勢されてい
る。
【0018】第2油圧通路8よりも右側において第1ピ
ストン9の外周面と大径部6bの内周面との間には第1
シール部材16が配設され、また第2油圧通路8よりも
左側において第1ピストン9の外周面と大径部6bの内
周面との間には第2シール部材17が配設されている。
また、第2ピストン12の外周面と第2油室10の内周
面との間には第3シール部材18が配設されている。こ
のため、第2油圧通路8を介して大径部6bに油圧(作動
油)が供給されたときには、この油圧が連通路11を介
して第2油室10に供給され、このとき第2ピストン1
2はX1方向に押し出されるようになっている。なお、
第2油室10内の油圧がリリースされたときには、ディ
ッシュプレート14によって第2ピストン9がX2方向
に戻されるようになっている。
ストン9の外周面と大径部6bの内周面との間には第1
シール部材16が配設され、また第2油圧通路8よりも
左側において第1ピストン9の外周面と大径部6bの内
周面との間には第2シール部材17が配設されている。
また、第2ピストン12の外周面と第2油室10の内周
面との間には第3シール部材18が配設されている。こ
のため、第2油圧通路8を介して大径部6bに油圧(作動
油)が供給されたときには、この油圧が連通路11を介
して第2油室10に供給され、このとき第2ピストン1
2はX1方向に押し出されるようになっている。なお、
第2油室10内の油圧がリリースされたときには、ディ
ッシュプレート14によって第2ピストン9がX2方向
に戻されるようになっている。
【0019】第1,第2油圧通路7,8へは、コントロー
ルユニットUによって制御される油圧機構Fにより油圧
が給排されるようになっている。ここで、コントロール
ユニットUは、自動変速機ATの一般的な油圧制御を行
うほか、自動変速機ATないしは車両の運転状態に応じ
て第1,第2油室6,10への油圧の給排を制御して、ロ
ーリバースブレーキC1の締結・解放制御を行うととも
に、摩擦プレート3,5間のクリアランスを変化させる
ことによってローリバースブレーキC1が締結される際
の応答性を高めつつローリバースブレーキ解放時におけ
る動力損失を低減するといったクリアランス制御を行う
ようになっている。以下、かかる締結・解放制御とクリ
アランス制御とについて説明する。
ルユニットUによって制御される油圧機構Fにより油圧
が給排されるようになっている。ここで、コントロール
ユニットUは、自動変速機ATの一般的な油圧制御を行
うほか、自動変速機ATないしは車両の運転状態に応じ
て第1,第2油室6,10への油圧の給排を制御して、ロ
ーリバースブレーキC1の締結・解放制御を行うととも
に、摩擦プレート3,5間のクリアランスを変化させる
ことによってローリバースブレーキC1が締結される際
の応答性を高めつつローリバースブレーキ解放時におけ
る動力損失を低減するといったクリアランス制御を行う
ようになっている。以下、かかる締結・解放制御とクリ
アランス制御とについて説明する。
【0020】まず、ローリバースブレーキC1の締結・
解放制御について説明する。自動変速機ATがローリバ
ースブレーキC1を締結すべき運転状態にあるとき、す
なわちRレンジでの運転時と、Lレンジ又はホールドモ
ードでの1速運転時とでは、第1油圧通路7を介して第
1油室6に油圧が供給され、この油圧によって第1ピス
トン9がX1方向に押し出される。これに伴って第2ピ
ストン12に取り付けられたロッド13の先端部(左端
部)が摩擦プレート層Sに当接して押圧力を加え、この
とき回転側摩擦プレート3と固定側摩擦プレート5とが
摩擦締結させられ、ローリバースブレーキC1が締結さ
れる。なお、このように第1油室6に油圧がかけられて
ローリバースブレーキC1が締結される際には、後で説
明するように、必然的に第2油室10に油圧がかけられ
ていて、第2ピストン12(ロッド13)が最大限X1側
に寄った位置に配置されている。
解放制御について説明する。自動変速機ATがローリバ
ースブレーキC1を締結すべき運転状態にあるとき、す
なわちRレンジでの運転時と、Lレンジ又はホールドモ
ードでの1速運転時とでは、第1油圧通路7を介して第
1油室6に油圧が供給され、この油圧によって第1ピス
トン9がX1方向に押し出される。これに伴って第2ピ
ストン12に取り付けられたロッド13の先端部(左端
部)が摩擦プレート層Sに当接して押圧力を加え、この
とき回転側摩擦プレート3と固定側摩擦プレート5とが
摩擦締結させられ、ローリバースブレーキC1が締結さ
れる。なお、このように第1油室6に油圧がかけられて
ローリバースブレーキC1が締結される際には、後で説
明するように、必然的に第2油室10に油圧がかけられ
ていて、第2ピストン12(ロッド13)が最大限X1側
に寄った位置に配置されている。
【0021】他方、自動変速機ATがローリバースブレ
ーキC1を解放すべき運転状態にあるとき、すなわち上
記のRレンジでの運転時と、Lレンジ又はホールドモー
ドでの1速運転時のいずれでもないときには、第1油室
6内の油圧が第1油圧通路7を介してリリースされ、リ
ターンスプリング(図示せず)の付勢力によって第1ピス
トン9がX2方向に戻される。これに伴ってロッド13
の先端部(左端部)から摩擦プレート層Sへは実質的には
押圧力が加えられなくなり、回転側摩擦プレート3と固
定側摩擦プレート5との間の摩擦締結が解除され、ロー
リバースブレーキC1が解放される。
ーキC1を解放すべき運転状態にあるとき、すなわち上
記のRレンジでの運転時と、Lレンジ又はホールドモー
ドでの1速運転時のいずれでもないときには、第1油室
6内の油圧が第1油圧通路7を介してリリースされ、リ
ターンスプリング(図示せず)の付勢力によって第1ピス
トン9がX2方向に戻される。これに伴ってロッド13
の先端部(左端部)から摩擦プレート層Sへは実質的には
押圧力が加えられなくなり、回転側摩擦プレート3と固
定側摩擦プレート5との間の摩擦締結が解除され、ロー
リバースブレーキC1が解放される。
【0022】次に、ローリバースブレーキC1のクリア
ランス制御について説明する。インヒビタ20から出力
されるインヒビット信号すなわちレンジ信号が、Lレン
ジ(1レンジ)、Rレンジ又はNレンジ(ニュートラルレ
ンジ)であるとき、すなわちローリバースブレーキC1が
締結される可能性ないし頻度が比較的高い運転状態にあ
るときには、第2油圧通路8と連通路11とを介して第
2油室10内に油圧が供給される。このとき、第2ピス
トン12は、第2油室10内の油圧によって、ストッパ
15によって係止されるまでX1方向に移動し、最大限
X1側に寄った位置に配置される。この場合、油圧回路
の切り替えは、油圧機構Fに設けられているマニュアル
バルブを利用して行うことできるので、油圧機構Fが複
雑化しない。なお、インヒビタ20は、特許請求の範囲
に記載された「運転状態検出手段」ないしは「レンジ検出
手段」に相当する。
ランス制御について説明する。インヒビタ20から出力
されるインヒビット信号すなわちレンジ信号が、Lレン
ジ(1レンジ)、Rレンジ又はNレンジ(ニュートラルレ
ンジ)であるとき、すなわちローリバースブレーキC1が
締結される可能性ないし頻度が比較的高い運転状態にあ
るときには、第2油圧通路8と連通路11とを介して第
2油室10内に油圧が供給される。このとき、第2ピス
トン12は、第2油室10内の油圧によって、ストッパ
15によって係止されるまでX1方向に移動し、最大限
X1側に寄った位置に配置される。この場合、油圧回路
の切り替えは、油圧機構Fに設けられているマニュアル
バルブを利用して行うことできるので、油圧機構Fが複
雑化しない。なお、インヒビタ20は、特許請求の範囲
に記載された「運転状態検出手段」ないしは「レンジ検出
手段」に相当する。
【0023】この場合において、第1油室6に油圧がか
けられていないとき、すなわちローリバースブレーキC
1が解放状態にあるときには、ロッド13の先端部と摩
擦プレート層Sとが軽く係合し、これによって回転側摩
擦プレート3と固定側摩擦プレート5との間のクリアラ
ンスが比較的小さくなる。なお、このクリアランスは、
従来の普通のローリバースブレーキにおける摩擦プレー
ト間のクリアランスとほぼ同様とされる。このため、か
かる状態から第1油室6に油圧が供給されてローリバー
スブレーキC1が締結される際には、応答性が大幅に高
められる。
けられていないとき、すなわちローリバースブレーキC
1が解放状態にあるときには、ロッド13の先端部と摩
擦プレート層Sとが軽く係合し、これによって回転側摩
擦プレート3と固定側摩擦プレート5との間のクリアラ
ンスが比較的小さくなる。なお、このクリアランスは、
従来の普通のローリバースブレーキにおける摩擦プレー
ト間のクリアランスとほぼ同様とされる。このため、か
かる状態から第1油室6に油圧が供給されてローリバー
スブレーキC1が締結される際には、応答性が大幅に高
められる。
【0024】他方、インヒビット信号(レンジ信号)が、
Dレンジ(ドライブレンジ)又はSレンジ(2レンジ)であ
るとき、すなわちローリバースブレーキC1が締結され
る可能性ないしは頻度が非常に小さい運転状態にあると
きには、第2油室10内の油圧が連通路11と第2油圧
通路8とを介してリリースされる。このとき、第2ピス
トン12はディッシュプレート14の付勢力によって最
大限X2側に寄った位置に配置される。
Dレンジ(ドライブレンジ)又はSレンジ(2レンジ)であ
るとき、すなわちローリバースブレーキC1が締結され
る可能性ないしは頻度が非常に小さい運転状態にあると
きには、第2油室10内の油圧が連通路11と第2油圧
通路8とを介してリリースされる。このとき、第2ピス
トン12はディッシュプレート14の付勢力によって最
大限X2側に寄った位置に配置される。
【0025】この場合において、第1油室6に油圧がか
けられていないとき、すなわちローリバースブレーキC
1が解放状態にあるときには、ロッド13の先端部と摩
擦プレート層Sとが離間し、このため回転側摩擦プレー
ト3と固定側摩擦プレート5との間のクリアランスは比
較的大きくなる。このため、回転側摩擦プレート3と固
定側摩擦プレート5との間のフリクション(作動油の剪
断力)が非常に小さくなり、動力損失が低減されて燃費
性能(効率)が高められる。一般に、自動車ではほとんど
の場合ローリバースブレーキC1が解放された状態で運
転されるので、かかる燃費性能の向上効果は非常に大き
くなる。
けられていないとき、すなわちローリバースブレーキC
1が解放状態にあるときには、ロッド13の先端部と摩
擦プレート層Sとが離間し、このため回転側摩擦プレー
ト3と固定側摩擦プレート5との間のクリアランスは比
較的大きくなる。このため、回転側摩擦プレート3と固
定側摩擦プレート5との間のフリクション(作動油の剪
断力)が非常に小さくなり、動力損失が低減されて燃費
性能(効率)が高められる。一般に、自動車ではほとんど
の場合ローリバースブレーキC1が解放された状態で運
転されるので、かかる燃費性能の向上効果は非常に大き
くなる。
【0026】なお、このようにクリアランスが大きい状
態では、一般的にはローリバースブレーキC1を締結す
る際の応答性が低下することになる。しかしながら、前
記したとおり、かかる状態はDレンジ又はSレンジでの
運転時にしか起こらず、他方Dレンジ又はSレンジでは
通常ローリバースブレーキC1が締結されることはない
ので、ローリバースブレーキC1を締結する際に応答性
が低下するといった不具合が起こらない。
態では、一般的にはローリバースブレーキC1を締結す
る際の応答性が低下することになる。しかしながら、前
記したとおり、かかる状態はDレンジ又はSレンジでの
運転時にしか起こらず、他方Dレンジ又はSレンジでは
通常ローリバースブレーキC1が締結されることはない
ので、ローリバースブレーキC1を締結する際に応答性
が低下するといった不具合が起こらない。
【0027】つまり、ローリバースブレーキC1が締結
される可能性ないしは頻度が低いときにはクリアランス
を大きくして動力損失を低減し、他方ローリバースブレ
ーキC1が締結される可能性ないしは頻度が高いときに
はクリアランスを小さくして応答性を高めることにな
る。したがって、従来は両立がむずかしいと考えられて
いた応答性の向上と燃費性能(効率)の向上とが両立する
ことになる。とくに、車速が高く、したがって回転側摩
擦プレート3と固定側摩擦プレート5との間の回転数差
が大きいDレンジ3速、4速でクリアランスが大きくな
るので、燃費性向上効果(効率向上効果)が非常に大きく
なる。
される可能性ないしは頻度が低いときにはクリアランス
を大きくして動力損失を低減し、他方ローリバースブレ
ーキC1が締結される可能性ないしは頻度が高いときに
はクリアランスを小さくして応答性を高めることにな
る。したがって、従来は両立がむずかしいと考えられて
いた応答性の向上と燃費性能(効率)の向上とが両立する
ことになる。とくに、車速が高く、したがって回転側摩
擦プレート3と固定側摩擦プレート5との間の回転数差
が大きいDレンジ3速、4速でクリアランスが大きくな
るので、燃費性向上効果(効率向上効果)が非常に大きく
なる。
【0028】また、上記のようにインヒビット信号(レ
ンジ信号)に基づいてクリアランス制御を行うのではな
く、車速センサ(運転状態検出手段)によって検出される
車速に基づいてクリアランス制御を行うようにしてもよ
い。この場合は、例えば、車速が50km/h以下のと
き、すなわちLレンジあるいはLレンジホールドモード
にシフトされたときにはローリバースブレーキC1が締
結される可能性があるときには、第2油室10に油圧を
供給してクリアランスを小さくし、応答性を高めるよう
にすればよい。他方、車速が50km/hを超えていると
き、すなわちLレンジあるいはLレンジホールドモード
にシフトされてもローリバースブレーキC1が締結され
る可能性がないときには、第2油室10内の油圧をリリ
ースしてクリアランスを大きくし、動力損失を低減して
燃費性能(効率)を高めるようにすればよい。
ンジ信号)に基づいてクリアランス制御を行うのではな
く、車速センサ(運転状態検出手段)によって検出される
車速に基づいてクリアランス制御を行うようにしてもよ
い。この場合は、例えば、車速が50km/h以下のと
き、すなわちLレンジあるいはLレンジホールドモード
にシフトされたときにはローリバースブレーキC1が締
結される可能性があるときには、第2油室10に油圧を
供給してクリアランスを小さくし、応答性を高めるよう
にすればよい。他方、車速が50km/hを超えていると
き、すなわちLレンジあるいはLレンジホールドモード
にシフトされてもローリバースブレーキC1が締結され
る可能性がないときには、第2油室10内の油圧をリリ
ースしてクリアランスを大きくし、動力損失を低減して
燃費性能(効率)を高めるようにすればよい。
【0029】<第2実施例>以下、図2を参照しつつ第
2実施例を説明するが、説明の重複を避けるため、図1
に示す第1実施例と共通の部分については第1実施例と
同一番号を付してその説明を省略し、以下では第1実施
例と異なる点についてのみ説明する。図2に示すよう
に、第2実施例では、ローリバースブレーキC2は第1
実施例の場合のような2重ピストン構造ではなく、対向
ピストン構造とされている。
2実施例を説明するが、説明の重複を避けるため、図1
に示す第1実施例と共通の部分については第1実施例と
同一番号を付してその説明を省略し、以下では第1実施
例と異なる点についてのみ説明する。図2に示すよう
に、第2実施例では、ローリバースブレーキC2は第1
実施例の場合のような2重ピストン構造ではなく、対向
ピストン構造とされている。
【0030】具体的には、摩擦プレート層Sの右側に、
第1油圧通路22を介して油圧が給排される第1油室2
1が配設され、この第1油室21内に第1ピストン23
が嵌入されている。なお、第1ピストン23の外周面と
第1油室21の内周面との間にはシール部材24が配設
されている。ここで、第1油室21に油圧が供給された
ときには、第1ピストン23がY1方向に押し出されて
摩擦プレート層Sに押圧力が加えられ、回転側摩擦プレ
ート3と固定側摩擦プレート5とが摩擦締結されてロー
リバースブレーキC2が締結される。他方、第1油室2
1内の油圧がリリースされたときには、第1ピストン2
3がリターンスプリング(図示せず)によってY2方向に
戻され、ローリバースブレーキC2が解放される。
第1油圧通路22を介して油圧が給排される第1油室2
1が配設され、この第1油室21内に第1ピストン23
が嵌入されている。なお、第1ピストン23の外周面と
第1油室21の内周面との間にはシール部材24が配設
されている。ここで、第1油室21に油圧が供給された
ときには、第1ピストン23がY1方向に押し出されて
摩擦プレート層Sに押圧力が加えられ、回転側摩擦プレ
ート3と固定側摩擦プレート5とが摩擦締結されてロー
リバースブレーキC2が締結される。他方、第1油室2
1内の油圧がリリースされたときには、第1ピストン2
3がリターンスプリング(図示せず)によってY2方向に
戻され、ローリバースブレーキC2が解放される。
【0031】また、摩擦プレート層Sの左側に、第2油
圧通路26を介して油圧が給排される第2油室25が配
設され、この第2油室25内にロッド28を備えた第2
ピストン27が嵌入されている。なお、第2ピストン2
7のY2方向への変位を規制するストッパ29と、第2
ピストン27を常時Y1方向に付勢するディッシュプレ
ート31とが設けられ、また第2ピストン27の外周面
と第2油室25の内周面との間にはシール部材30が配
設されている。
圧通路26を介して油圧が給排される第2油室25が配
設され、この第2油室25内にロッド28を備えた第2
ピストン27が嵌入されている。なお、第2ピストン2
7のY2方向への変位を規制するストッパ29と、第2
ピストン27を常時Y1方向に付勢するディッシュプレ
ート31とが設けられ、また第2ピストン27の外周面
と第2油室25の内周面との間にはシール部材30が配
設されている。
【0032】ここで、第2油室25に油圧が供給された
ときには、第2ピストン27が、第2油室25内の油圧
によって、ストッパ29によって係止されるまでY2方
向に移動し、最大限Y2側に寄った位置に配置される。
この場合において、第1油室21に油圧がかけられてい
ないとき、すなわちローリバースブレーキC2が解放状
態にあるときには、ロッド28の先端部(右端部)と摩擦
プレート層Sとが軽く係合し、これによって回転側摩擦
プレート3と固定側摩擦プレート5との間のクリアラン
スが比較的小さくなる。
ときには、第2ピストン27が、第2油室25内の油圧
によって、ストッパ29によって係止されるまでY2方
向に移動し、最大限Y2側に寄った位置に配置される。
この場合において、第1油室21に油圧がかけられてい
ないとき、すなわちローリバースブレーキC2が解放状
態にあるときには、ロッド28の先端部(右端部)と摩擦
プレート層Sとが軽く係合し、これによって回転側摩擦
プレート3と固定側摩擦プレート5との間のクリアラン
スが比較的小さくなる。
【0033】他方、第2油室25内の油圧がリリースさ
れたときには、第2ピストン27がディッシュプレート
31の付勢力によって最大限Y1側に寄った位置に配置
される。この場合において、第1油室21に油圧がかけ
られていないとき、すなわちローリバースブレーキC2
が解放状態にあるときには、ロッド28の先端部と摩擦
プレート層Sとが離間し、このため回転側摩擦プレート
3と固定側摩擦プレート5との間のクリアランスは比較
的大きくなる。
れたときには、第2ピストン27がディッシュプレート
31の付勢力によって最大限Y1側に寄った位置に配置
される。この場合において、第1油室21に油圧がかけ
られていないとき、すなわちローリバースブレーキC2
が解放状態にあるときには、ロッド28の先端部と摩擦
プレート層Sとが離間し、このため回転側摩擦プレート
3と固定側摩擦プレート5との間のクリアランスは比較
的大きくなる。
【0034】かかる構成において、ローリバースブレー
キC2の締結・解放制御及びクリアランス制御の制御方
法は第1実施例の場合と同様である。なお、第2実施例
においても第1実施例の場合と同様の作用・効果が得ら
れるのはもちろんである。
キC2の締結・解放制御及びクリアランス制御の制御方
法は第1実施例の場合と同様である。なお、第2実施例
においても第1実施例の場合と同様の作用・効果が得ら
れるのはもちろんである。
【0035】<第3実施例>以下、図3を参照しつつ第
3実施例を説明するが、説明の重複を避けるため、図1
に示す第1実施例と共通の部分については第1実施例と
同一番号を付してその説明を省略し、以下では第1実施
例と異なる点についてのみ説明する。図3に示すよう
に、第3実施例では、ローリバースブレーキC3は第1
実施例の場合のような2重ピストン構造ではなく、対向
ピストン構造とされ、かつクリアランスを調整するため
の第2ピストン47が機械的に駆動されるようになって
いる。
3実施例を説明するが、説明の重複を避けるため、図1
に示す第1実施例と共通の部分については第1実施例と
同一番号を付してその説明を省略し、以下では第1実施
例と異なる点についてのみ説明する。図3に示すよう
に、第3実施例では、ローリバースブレーキC3は第1
実施例の場合のような2重ピストン構造ではなく、対向
ピストン構造とされ、かつクリアランスを調整するため
の第2ピストン47が機械的に駆動されるようになって
いる。
【0036】具体的には、摩擦プレート層Sの右側に、
第1油圧通路42を介して油圧が給排される第1油室4
1が配設され、この第1油室41内に第1ピストン43
が嵌入されている。なお、第1ピストン43の外周面と
第1油室41の内周面との間にはシール部材44が配設
されている。ここで、第1油室41に油圧が供給された
ときには、第1ピストン43がB1方向に押し出されて
摩擦プレート層Sに押圧力が加えられ、回転側摩擦プレ
ート3と固定側摩擦プレート5とが摩擦締結されてロー
リバースブレーキC3が締結される。他方、第1油室4
1内の油圧がリリースされたときには、第1ピストン4
3がリターンスプリング(図示せず)によってB2方向に
戻され、ローリバースブレーキC3が解放される。
第1油圧通路42を介して油圧が給排される第1油室4
1が配設され、この第1油室41内に第1ピストン43
が嵌入されている。なお、第1ピストン43の外周面と
第1油室41の内周面との間にはシール部材44が配設
されている。ここで、第1油室41に油圧が供給された
ときには、第1ピストン43がB1方向に押し出されて
摩擦プレート層Sに押圧力が加えられ、回転側摩擦プレ
ート3と固定側摩擦プレート5とが摩擦締結されてロー
リバースブレーキC3が締結される。他方、第1油室4
1内の油圧がリリースされたときには、第1ピストン4
3がリターンスプリング(図示せず)によってB2方向に
戻され、ローリバースブレーキC3が解放される。
【0037】また、摩擦プレート層Sの左側に、略円柱
形のシリンダボア46が設けられ、このシリンダボア4
6内に略円柱形の第2ピストン47が嵌入されている。
なお、第2ピストン47はB1,B2方向に摺動できるよ
うになっている。そして、シリンダボア46の上側に隣
接して形成された空間部48内には第2ピストン駆動部
材49が配設されている。この第2ピストン駆動部材4
9は、リンク部材50を介して所定の駆動源(図示せず)
に連結され、A1,A2方向に往復移動できるようになっ
ている。
形のシリンダボア46が設けられ、このシリンダボア4
6内に略円柱形の第2ピストン47が嵌入されている。
なお、第2ピストン47はB1,B2方向に摺動できるよ
うになっている。そして、シリンダボア46の上側に隣
接して形成された空間部48内には第2ピストン駆動部
材49が配設されている。この第2ピストン駆動部材4
9は、リンク部材50を介して所定の駆動源(図示せず)
に連結され、A1,A2方向に往復移動できるようになっ
ている。
【0038】また、第2ピストン駆動部材49の下端部
には、第2ピストン47の左端部に形成された第1傾斜
部47cと係合する第2傾斜部49cが形成されている。
かかる第1傾斜部47cと第2傾斜部49cとの係合によ
り、第2ピストン駆動部材49がA2方向に移動すると
第2ピストン47がB2方向に押し出され、このとき第
2ピストン47右端部と摩擦プレート層Sとが軽く係合
する。ここにおいて、第1油室41に油圧がかけられて
いないとき、すなわちローリバースブレーキC3が解放
状態にあるときには、これによって回転側摩擦プレート
3と固定側摩擦プレート5との間のクリアランスが比較
的小さくなる。
には、第2ピストン47の左端部に形成された第1傾斜
部47cと係合する第2傾斜部49cが形成されている。
かかる第1傾斜部47cと第2傾斜部49cとの係合によ
り、第2ピストン駆動部材49がA2方向に移動すると
第2ピストン47がB2方向に押し出され、このとき第
2ピストン47右端部と摩擦プレート層Sとが軽く係合
する。ここにおいて、第1油室41に油圧がかけられて
いないとき、すなわちローリバースブレーキC3が解放
状態にあるときには、これによって回転側摩擦プレート
3と固定側摩擦プレート5との間のクリアランスが比較
的小さくなる。
【0039】他方、第2ピストン駆動部材49がA1方
向に移動すると第2ピストン47がリターンスプリング
(図示せず)によってB1方向に戻される。ここにおい
て、第1油室41に油圧がかけられていないとき、すな
わちローリバースブレーキC3が解放状態にあるときに
は、第2ピストン47の右端部と摩擦プレート層Sとが
離間し、このため回転側摩擦プレート3と固定側摩擦プ
レート5との間のクリアランスが比較的大きくなる。
向に移動すると第2ピストン47がリターンスプリング
(図示せず)によってB1方向に戻される。ここにおい
て、第1油室41に油圧がかけられていないとき、すな
わちローリバースブレーキC3が解放状態にあるときに
は、第2ピストン47の右端部と摩擦プレート層Sとが
離間し、このため回転側摩擦プレート3と固定側摩擦プ
レート5との間のクリアランスが比較的大きくなる。
【0040】かかる第3実施例において、ローリバース
ブレーキC2の締結・解放制御の制御方法は第1実施例
の場合と同様である。また、クリアランス制御において
は、第1実施例で第2油室10に油圧をかけるべきとき
には第2ピストン駆動部材49をA2方向に移動させ、
第1実施例で第2油室10内の油圧をリリースすべきと
きには第2ピストン駆動部材49をA1方向に移動させ
ることによって、第1実施例の場合と同様のクリアラン
ス制御を行うことができる。なお、第3実施例において
も第1実施例の場合と同様の作用・効果が得られるのは
もちろんである。
ブレーキC2の締結・解放制御の制御方法は第1実施例
の場合と同様である。また、クリアランス制御において
は、第1実施例で第2油室10に油圧をかけるべきとき
には第2ピストン駆動部材49をA2方向に移動させ、
第1実施例で第2油室10内の油圧をリリースすべきと
きには第2ピストン駆動部材49をA1方向に移動させ
ることによって、第1実施例の場合と同様のクリアラン
ス制御を行うことができる。なお、第3実施例において
も第1実施例の場合と同様の作用・効果が得られるのは
もちろんである。
【0041】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、所定の摩擦
締結要素が締結される可能性が低いときには該摩擦締結
要素の各摩擦プレート間のクリアランスが大きくなるの
で、各摩擦プレート間のフリクション(作動油の剪断力)
が非常に小さくなり、動力損失が低減されて燃費性能が
高められる。他方、上記摩擦締結要素が締結される可能
性が高いときには上記クリアランスが小さくなるので、
締結の際の応答性が高められる。したがって、従来は両
立がむずかしいと考えられていた応答性の向上と燃費性
能(効率)の向上とが両立する。
締結要素が締結される可能性が低いときには該摩擦締結
要素の各摩擦プレート間のクリアランスが大きくなるの
で、各摩擦プレート間のフリクション(作動油の剪断力)
が非常に小さくなり、動力損失が低減されて燃費性能が
高められる。他方、上記摩擦締結要素が締結される可能
性が高いときには上記クリアランスが小さくなるので、
締結の際の応答性が高められる。したがって、従来は両
立がむずかしいと考えられていた応答性の向上と燃費性
能(効率)の向上とが両立する。
【0042】第2の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、クリアラン
ス調整手段が、頻繁には締結されないローリバースブレ
ーキに対して設けられているので、動力損失低減効果す
なわち燃費性能向上効果がとくに高められる。
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、クリアラン
ス調整手段が、頻繁には締結されないローリバースブレ
ーキに対して設けられているので、動力損失低減効果す
なわち燃費性能向上効果がとくに高められる。
【0043】第3の発明によれば、基本的には第2の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、ローリバー
スブレーキが締結される頻度ないしは可能性がレンジ信
号に基づいて判定されるので、制御機構ないし制御ロジ
ックが簡素化される。
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、ローリバー
スブレーキが締結される頻度ないしは可能性がレンジ信
号に基づいて判定されるので、制御機構ないし制御ロジ
ックが簡素化される。
【0044】第4の発明によれば、基本的には第1〜第
3の発明のいずれか1つと同様の作用・効果が得られ
る。さらに、第1ピストンと第2ピストンとが2重構造
とされので、摩擦締結要素がコンパクト化される。
3の発明のいずれか1つと同様の作用・効果が得られ
る。さらに、第1ピストンと第2ピストンとが2重構造
とされので、摩擦締結要素がコンパクト化される。
【0045】第5の発明によれば、基本的には第1〜第
3の発明のいずれか1つと同様の作用・効果が得られ
る。さらに、第1ピストンと第2ピストンとが対向配置
とされるので、油圧機構が簡素化される。
3の発明のいずれか1つと同様の作用・効果が得られ
る。さらに、第1ピストンと第2ピストンとが対向配置
とされるので、油圧機構が簡素化される。
【図1】 本発明の第1実施例を示す、自動変速機のロ
ーリバースブレーキまわりの立面断面説明図である。
ーリバースブレーキまわりの立面断面説明図である。
【図2】 本発明の第2実施例を示す、自動変速機のロ
ーリバースブレーキまわりの立面断面説明図である。
ーリバースブレーキまわりの立面断面説明図である。
【図3】 本発明の第3実施例を示す、自動変速機のロ
ーリバースブレーキまわりの立面断面説明図である。
ーリバースブレーキまわりの立面断面説明図である。
AT…自動変速機 G…変速歯車機構 S…摩擦プレート層 U…コントロールユニット C1〜C3…ローリバースブレーキ 3…回転側摩擦プレート 5…固定側摩擦プレート 9,23,43…第1ピストン 12,27,47…第2ピストン 20…インヒビタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高椋 清美 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 太尾田 宏幸 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 変速歯車機構の動力伝達経路を切り替え
て変速段を切り替える複数の摩擦締結要素が設けられ、 該摩擦締結要素が第1の摩擦プレートと第2の摩擦プレ
ートとの間の摩擦係合をオン・オフさせることによって
締結・解放されるようになっている自動変速機の締結力
調整装置において、 自動変速機の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 該運転状態検出手段によって検出された運転状態が、所
定の摩擦締結要素が締結される頻度が少ない運転領域に
入っているときには該摩擦締結要素の各摩擦プレート間
のクリアランスを大きくし、上記運転領域に入っていな
いときには上記クリアランスを小さくするクリアランス
調整手段とが設けられていることを特徴とする自動変速
機の締結力調整装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された自動変速機の締結
力調整装置において、 摩擦締結要素に、Rレンジでの運転時、及びエンジンブ
レーキが作用する1速運転時に締結されるローリバース
ブレーキが含まれていて、 クリアランス調整手段がローリバースブレーキに対して
設けられていることを特徴とする自動変速機の締結力調
整装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載された自動変速機の締結
力調整装置において、 運転状態検出手段に、セレクトされているレンジを検出
するレンジ検出手段が含まれていて、 クリアランス調整手段が、レンジ検出手段によって検出
されたレンジがDレンジ又はSレンジであるときには各
摩擦プレート間のクリアランスを大きくする一方、Lレ
ンジ、Rレンジ又はNレンジであるときには上記クリア
ランスを小さくするようになっていることを特徴とする
自動変速機の締結力調整装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記
載された自動変速機の締結力調整装置において、 摩擦プレートの配列方向にみて一方の端部側から摩擦プ
レート層に係合して、第1の摩擦プレートと第2の摩擦
プレートとの間の摩擦締結をオン・オフさせる第1のピ
ストンが設けられ、 該第1のピストン内に、第1のピストンと同一方向から
摩擦プレート層に係合して、各摩擦プレート間のクリア
ランスを増減させる第2のピストンが配設され、該第2
のピストンがクリアランス調整手段をなしていることを
特徴とする自動変速機の締結力調整装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記
載された自動変速機の締結力調整装置において、 摩擦プレートの配列方向にみて一方の端部側から摩擦プ
レート層に係合して、第1の摩擦プレートと第2の摩擦
プレートとの間の摩擦締結をオン・オフさせる第1のピ
ストンが設けられる一方、 摩擦プレートの配列方向にみてもう一方の端部側から摩
擦プレート層に係合して、各摩擦プレート間のクリアラ
ンスを増減させる第2のピストンが設けられ、該第2の
ピストンがクリアランス調整手段をなしていることを特
徴とする自動変速機の締結力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5158663A JPH0712221A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 自動変速機の締結力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5158663A JPH0712221A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 自動変速機の締結力調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712221A true JPH0712221A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15676639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5158663A Pending JPH0712221A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 自動変速機の締結力調整装置 |
Country Status (1)
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