JPH0712228U - 樹脂用溶接ガン - Google Patents

樹脂用溶接ガン

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JPH0712228U
JPH0712228U JP4659993U JP4659993U JPH0712228U JP H0712228 U JPH0712228 U JP H0712228U JP 4659993 U JP4659993 U JP 4659993U JP 4659993 U JP4659993 U JP 4659993U JP H0712228 U JPH0712228 U JP H0712228U
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泰造 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製溶接棒を用いての溶接作業にあって、
作業の終了あるいは中断時、溶接棒の切断のために、そ
の度毎に溶接ガンをカッターナイフに持ち替えての、一
日数百回にもおよぶことのあるこの一連の手数のかかる
作業を取り去り、溶接作業の能率化にある。 【構成】 先端部に熱風吹出用ノズル(6)を設けた樹
脂用溶接ガン(1)にあって、同溶接ガン(1)の先端
部にカッター(9)を固着せしめると共に、前記ノズル
(6)をして、カッター(9)より先方への突出あるい
はカッターより後方への後退を自在に移動可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は溶接ガンに関し、樹脂製溶接棒の溶解による溶接作業に用いられる 樹脂用溶接ガンに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の樹脂製溶接棒を用いての溶接作業は、溶接を目的とする部材の溶接個所 にて、十分の樹脂製の肉盛りが可能なように、予め被溶接部材の接合部分に会先 を設けておき、右手に溶接ガンを、左手に樹脂製溶接棒を持ち、まず溶接ガンの ノズルより熱風を噴出せしめて、溶接棒先端部および被溶接部材たる板または管 のそれぞれの接着面を、溶接棒に30〜40%の、被溶接部材に60〜70%の 熱風を分配して加熱し、溶接棒の先端を被溶接部材の会先部に、同一領域の前進 、後退を反復しながら押し付けるようにして溶接作業は続けられる。
【0003】 溶接が進むにつれて、溶接ガンのノズルを手前側に順次後退せしめながら、溶 接作業は進行する。 所定の領域の溶接が完了した折、あるいは溶接作業中断の折、右手に持ってい た溶接ガンをカッターナイフに持ち替えて、溶接棒を所定の個所にて切断する作 業が一日当り数百回に及んでいるのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
溶接作業の過程において、溶接棒の切断の度毎に、高温を保有する溶接ガンを 所定の場所に置き、改めてカッターナイフに持ち替える作業は非常に手数を要し 、作業効率を大きく阻げる一因となっていた。
【0005】 この考案は溶接ガンにカッターを一体に固着せしめて、溶接ガンとカッターナ イフの持ち替えの手数を取除くことにより、溶接作業の格段の能率を向上せしめ 得る樹脂用溶接ガンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、つぎのような構成を採用している。 すなわち、この考案に係る樹脂用溶接ガンは、先端部分に熱風吹出用ノズルを 設けた溶接ガンにあって、この溶接ガンの先端部にカッターを固着すると共に、 前記熱風吹出用ノズルは、このカッターより先方への突出またはカッターより後 方への後退の移動を可能としている。そして、このノズルの突出、後退動は溶接 ガンのグリップと一体に把持されるレバー装置の溶接ガンの前後方向への移動に 伴動するよう構成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
この考案に係る溶接ガンにあっては、溶接作業の時には、溶接ガンの先端に固 着されたカッターより先方にノズルを突出せしめた状態にて溶接作業を実行する 。一方所定の溶接作業が終了し、または中断する折の、溶接棒の切断が必要な時 点にては、ノズルを固定カッターの先端部より後方に後退せしめて、カッターを 突出せしめ、この突出したカッターにて溶接棒の切断作業を実行する。
【0008】
【実施例】
つぎにこの考案に係る樹脂用溶接ガンの具体的実施例を図面を用いて説明する 。 図1はこの考案を実施した樹脂用溶接ガンの側面図であり、図2は図1のA− A線における拡大切断面図である。 樹脂用溶接ガン(1)の主体となる加熱部は、内部にボビンヒーター(4)を 収容した、耐熱性に優れ、従来のステンレス製との比較において軽量なチタニウ ム製ケーシング(2)とこのケーシング(2)の後部を閉鎖するヒーターの交換 口となるキャップ(3)をもって構成され、ケーシング(2)の先端部には筒状 のノズルカバー(5)が一体に突設され、該ノズルカバー(5)には筒状の熱風 吹出用ノズル(6)が摺動可能に内挿されている。そして、溶接ガンの軽量化を 意図して、キャップ(3)、ノズルカバー(5)および熱風吹出用ノズル(6) はケーシング(2)同様チタニウムにて構成されている。
【0009】 前記ノズルカバー(5)の先端寄り側面部には、ノズルカバー(5)の軸方向 に延びる帯状陥部(7)が設けられ、該帯状陥部(7)内にはカッター(9)の 後方基部(10)が嵌め込まれ、カッター(9)はノズルカバー(5)を周回す る支持リング(11)にて、その後方基部を抱持され、かつカッター(9)の後 方基部(10)には支持リング(11)にねじ込まれた押えねじ(12)の先端 が圧接して、カッター(9)はノズルカバー(5)の先端部にてカッター刃(8 )を下向きとして強固に突出固着されている。
【0010】 また熱風吹出用ノズル(6)の下面には、ノズルを前後方向に摺動操作せしめ るためのレバー装置(14)が配設されている。即ち、このレバー装置(14) は熱風吹出用ノズル(6)の下面に固着されたアングル形の操作板(15)と前 記ケーシング(2)の下方側に固着されたチタニウム製筒状軸受(16)にその 水平部(18)を挿通された同じくアングル形の操作杆(17)の組合せからな り、操作板(15)の後端部に固着されたスリーブ(19)内には操作杆(17 )の水平部(18)先端が嵌入し、該嵌入部はセットねじ(20)にて連結固着 されている。
【0011】 一方、スリーブ(19)と筒状軸受(16)間にはコイルスプリング(21) が介装され、アングル形の操作杆(17)のうち、水平部(18)に連らなる下 向き握り部(22)は握り部カバー(23)をもって被覆され、該握り部(22 )は溶接ガン(1)のケーシング(2)下方に連設され、溶接ガンを支持するグ リップ(24)とは所定の間隔をもって、略平行してその位置を確保している。
【0012】 グリップ(24)と共に把持されて、握り部(22)をグリップ(24)側に 引き寄せると、コイルスプリング(21)に抗して、熱風吹出用ノズル(6)は 図1に示すようにカッター(9)のカッター刃部(8)より後方に後退し、突出 したカッター(9)による、ポリ塩化ビニル(PVC)、あるいはアクリル樹脂 などからなる溶接棒(図示省略)の切断作業は可能な状態となる。
【0013】 またグリップ(24)との把持状態から握り部(22)を解放すると、コイル スプリング(21)の押圧力により操作板(15)を介して熱風吹出用ノズル( 6)は前進し、カッター(9)のカッター刃部(8)より前方に突出し、カッタ ー(9)の存在により邪魔されることなく、円滑な溶接作業は可能な状態となる 。なお、レバー装置(14)を構成する部材のうち、水平部(18)は特にステ ンレスにて構成され、該水平部(18)を支承するチタニウム製筒状軸受(16 )間との摩擦抵抗を減少せしめることにより、レバー装置(14)、延いては熱 風吹出用ノズル(6)の前後方向への移動を容易なものとしている。
【0014】 グリップ(24)の下端部には、ブロアー(図示省略)に末端部を接続され、 ケーシング(2)内のボビンヒーター(4)部に連通するエアーパイプ(25) に付設された開閉コック(26)および電熱調整機(図示省略)を介在せしめた 電源との接続可能なコンセント(27)がそれぞれ付設されている。
【0015】
【考案の効果】
この考案は樹脂用溶接ガンの先端部にカッターを固着せしめ、溶接ガン本来の 溶接作業時には、このカッターより先方に熱風吹出用ノズルを突出せしめての円 滑な溶接を実行することができ、溶接作業の終了時あるいは中断時における溶接 棒の切断の折には、ノズルを固定カッターより後方に後退せしめて、突出した状 態にあるカッターによる円滑な切断を実行することができ、これにより、溶接棒 の切断作業の度毎に煩わしい溶接ガンとカッターナイフの持ち替え作業が全く不 要となり、一日のうち数百回にも及ぶことのある溶接と溶接棒の切断の繰り返し 作業を能率的なものとすることができる。
【0016】 またカッターナイフと熱風吹出用ノズルの溶接ガン上での位置交替は溶接ガン のグリップと一体に把持されたレバー装置の握り部の把持、開放操作にて簡単に 行われるので、この面でも一連の作業を中断することなく円滑に継続遂行するこ とができ、全く別個の作業の迅速な交替が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した樹脂用溶接ガンの側面図で
ある。
【図2】図1のA−A線における拡大切断面図である。
【符号の説明】 1 溶接ガン 2 ケーシング 4 ヒーター 5 ノズルカバー 6 熱風吹出用ノズル 8 カッター刃 9 カッター 11 支持リング 12 押えねじ 14 レバー装置 15 アングル形の操作板 16 筒状軸受 17 アングル形の操作杆 21 コイルスプリング 22 握り部 24 グリップ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に熱風吹出用ノズルを設けた溶接
    ガンにあって、溶接ガンの先端部にカッターを固着する
    と共に、前記熱風吹出用ノズルは、このカッターより先
    方への突出またはカッターより後方への後退を可能とし
    たことを特徴とする樹脂用溶接ガン。
  2. 【請求項2】 熱風吹出用ノズルのカッターよりの突
    出、後退動は溶接ガンのグリップと一体に把持されるレ
    バー装置の、溶接ガンの前後方向への移動に伴動するよ
    う構成されている請求項1の樹脂用溶接ガン。
  3. 【請求項3】 溶接ガンのケーシングはチタニウムにて
    構成されている請求項1または2の樹脂用溶接ガン。
JP1993046599U 1993-08-03 1993-08-03 樹脂用溶接ガン Expired - Fee Related JP2599846Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101455000B1 (ko) * 2013-06-12 2014-11-03 서기원 합성수지용 열풍용착기의 히터봉 유닛

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101455000B1 (ko) * 2013-06-12 2014-11-03 서기원 합성수지용 열풍용착기의 히터봉 유닛

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