JPH0712272Y2 - ふっ素系樹脂製密封容器 - Google Patents

ふっ素系樹脂製密封容器

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JPH0712272Y2
JPH0712272Y2 JP1988152677U JP15267788U JPH0712272Y2 JP H0712272 Y2 JPH0712272 Y2 JP H0712272Y2 JP 1988152677 U JP1988152677 U JP 1988152677U JP 15267788 U JP15267788 U JP 15267788U JP H0712272 Y2 JPH0712272 Y2 JP H0712272Y2
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ring
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container
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晋 本郷
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、耐薬品性、耐熱性を有する半導体又は医療機
器分野で使用するふっ素系樹脂製密封容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、LSI等の電子部品を製造する工程において使用さ
れるフィルタカートリッジ、洗浄器等の容器は、エッチ
ング用の強酸や洗浄用の溶剤にさらされるためふっ素樹
脂で成形されたものが主流である。そして、容器本体に
蓋体を密封連結する場合、例えば特公昭63−28653号公
報にて開示される如く、その接合部分を圧着状態で特定
温度にて熱融着しているが、ふっ素樹脂は機械的強度に
乏しく連結部に内外から応力が加わると容易に変形し、
その熱融着部が外れるといった問題があるとともに、そ
の熱融着加工において工程数が増してコスト高となる傾
向があり、更に一度容器本体と蓋体を連結すると内容物
の取り替えが困難であるため通常は使い捨てにされてい
た。また、容器本体と蓋体の熱融着部の機械的強度を高
める目的で、容器外面から合成樹脂を被着したり、金属
製のクリップ等により補強することも考慮されるが、耐
薬品性に問題があるとともに、半導体や医療機器分野に
おいて高純度が要求される使用薬品に不純物が混入する
恐れがり、更に温度が上昇した場合にふっ素樹脂と金属
の熱膨張立が異なるため連結部に撓みが生じ、また温度
が下がった場合にはクリップから連結部が離れるといっ
た問題もあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、ふっ素系樹脂製の容器本体と蓋体を極めて簡単に密
封連結できるとともに、容器内外から応力が加わっても
連結部が容易に変形せず、その密封性を維持でき、更に
本体と蓋体の着脱が容易であるふっ素系樹脂製密封容器
を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決の為に、ふっ素系樹脂製の容
器本体と蓋体を連結してなる容器において、本体と蓋体
の連結部にそれぞれ螺合するネジ山を周設するととも
に、本体と蓋体の両方の連結部に補強リングを埋設し、
更に前記連結部接合面間にOリングを介装してなるふっ
素系樹脂製密封容器を構成した。
そして、前記補強リングとして、金属環体、金属素線又
は耐熱性繊維又は金属素線と耐熱性繊維を複合させて環
状に成形した補強リングを用いた。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案のふっ素系樹脂製容器
は、容器本体と蓋体の連結部にそれぞれ周設したネジ山
を螺合して連結し、該連結部接合面間に介装したOリン
グにて密封した状態を、本体と蓋体の両方の連結部に埋
設した補強リングの剛性により、その形状を保って維持
するのである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細
を説明する。
第1図は、本考案の代表的実施例を示し、図中1は容器
本体、2は該本体1を閉塞する蓋体を示している。
前記本体1及び蓋体2は、半導体電子部品を製造する際
のエッチング用の強酸や洗浄用の溶剤に対して耐薬品性
を有するふっ素系樹脂で成形されたもので、該ふっ素系
樹脂としては、代表的な四ふっ化エチレン樹脂(PTFE)
の他に、四ふっ化エチレン・パーフルオロアルキリビニ
ルエーテル共重合樹脂(PFA)、四ふっ化エチレン・六
ふっ化プロピレン共重合樹脂(FEP)、四ふっ化エチレ
ン・エチレン共重合樹脂(ETFE)及びポリビニリデンフ
ルオライド(ふっ化ビニリデン)樹脂(PVDF)等が挙げ
られる。
前記本体1は、一側を開口した有底の円筒状に成形され
たもので、開口縁をやや肉厚に形成して連結部3aとな
し、該連結部3aの一側面にネジ山4aを周設するととも
に、該ネジ山4aに対応する連結部3a内部に補強リング5a
を埋設したものである。
前記蓋体2は、一側を開口した有底の浅い円筒状に成形
されたもので、前記同様に開口縁をやや肉厚に形成して
前記連結部3aに接合する連結部3bとなし、該連結部3bの
前記本体1のネジ山4aに面する一側面にネジ山4bを周設
するとともに、該ネジ山4bに対応する連結部3b内部に補
強リング5bを埋設したものである。
そして、前記本体1の連結部3aと蓋体2の連結部3bの接
合面の一方に周設したOリング溝6に耐薬品性のあるふ
っ素系合成ゴム製のOリング7を嵌装して、該本体1と
蓋体2を密封している。尚、該Oリング7は、ふっ素系
合成ゴム以外のシリコンゴム製又は弾性エラストマー樹
脂等の耐薬品性のある素材で形成することも可能であ
る。
以上のように、前記補強リング5を本体1と蓋体2の連
結部3a,3bの両方に埋設することによって、その形状を
維持する機械的強度はより確実に高めることができる。
次に、更に具体的に連結部3の構造を述べれば、第2図
に示したものは第1図の要部を拡大したもので、前記本
体1の連結部3aの内面上縁に先端を該内面より外側に設
定したネジ山4aを形成し、一方前記蓋体2の連結部3b
は、前記本体1の端面8に当接する段面9を設けて外周
に凹陥部10を形成し、該凹陥部10の段面9側上半に前記
ネジ山4aに螺合するネジ山4bを形成するとともに、下半
にOリング溝6を周設し、該Oリング溝6に嵌装したO
リング7を前記本体1の内面に圧接するようになしてい
る。
また、第3図に示した実施例は、前記本体1の端面8と
蓋体2の段面9を略同一幅に形成し、該段面9にOリン
グ溝6を周設し、該Oリング溝6に嵌装したOリング7
を前記端面8に圧接するようになしたものである。
また、第4図に示した実施例は、前記本体1の連結部3a
内側に、前記蓋体2の連結部3bを収容し得る凹陥部11を
形成し、該凹陥部11の内面にネジ山4aを形成するととも
に、該凹陥部11の下面12にOリング7を嵌装するOリン
グ溝6を周設し、一方前記蓋体2の連結部3bは単純形状
となし、該連結部3bの外面に前記ネジ山4aに螺合するネ
ジ山4bを形成し、端面13を前記Oリング7に圧接するよ
うになしたものである。
更に、第5図及び第6図に示したものは、第1図〜第4
図に示した本体1の連結部3aの内側に蓋体2の連結部3a
の一部又は全部が位置する構造のものに対して、その配
置を逆に構成したものである。即ち、第5図に示した実
施例は、前記本体1の連結部3a外側にネジ山4aを周設
し、蓋体2の連結部3bには該本体1の連結部3aを収容す
る凹陥部10を内側に形成し、該凹陥部10の上面の段面9
にOリング7を嵌装するOリング溝6を形成し、前記本
体1の端面8をOリング7に圧接するようになしたもの
である。
また、第6図に示したものは、前記本体1の連結部3aを
第5図に示したものより上下にやや長く形成し、外面下
半にネジ山4aを形成するとともに、外面上部にOリング
7を嵌装するOリング溝6を周設し、一方前記蓋体2の
連結部3b内側には第5図と同様であるが上下にやや長く
凹陥部10を形成し、該凹陥部10内面の下半にネジ山4bを
形成し、その上部に前記Oリング7を圧接したものであ
る。
以上のように前記本体1と蓋体2の連結部3の形状は各
種のものが考えられ、図示したもの以外の形状も採用し
得る。
また、前記補強リング5は、第7図に示すような金属製
の環体で形成すれば、引張り及び曲げ強度の点でより優
れて好ましいが、これに限るものではない。例えば、第
8図に示すように金属素線14を金網状に織成した後環状
に成形したものでも、またカーボンファイバー等の耐熱
性繊維15を織成して環状に形成したものでも、更に金属
素線14と耐熱性繊維15を混織又は積層して環状に形成し
たものも採用し得る。尚、耐熱性繊維15を環状に成形す
るに当たり、前記連結部3に埋設するまでその形状を維
持するために、予めふっ素系樹脂を繊維間に含浸させる
か又は全体をモールドすることも可能である。
尚、本考案のふっ素系樹脂製密封容器をフィルターカッ
トリッジ又は洗浄器の外側容器として使用する場合に
は、第1図に一点鎖線で示すように本体1の下面と蓋体
2の上面に適宜入出口16を貫通形成し、内部にフィルタ
又は被洗浄物を内装するのである。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案のふっ素系樹脂製密封容器によれ
ば、ふっ素系樹脂製の容器本体と蓋体を密封連結してな
る容器において、本体と蓋体の連結部にそれぞれ螺合す
るネジ山を周設するとともに、本体と蓋体の両方の連結
部に補強リングを埋設し、更に前記連結部接合面間にO
リングを介装してなるので、本体と蓋体の連結部にそれ
ぞれ螺合するネジ山を周設したことにより、本体及び蓋
体に内圧が作用した場合、本体と蓋体はその軸方向に移
動する方向に応力がかかるが、螺合関係により連結部が
軸方向にずれることがなく、確実に規制されるので、内
液が漏洩することがない。そして本体と蓋体の両方の連
結部に補強リングを埋設したことにより、機械的強度が
飛躍的に向上し、内圧又は内圧の変化により内外方向へ
変形することが全くなく、その密封性を確実に維持し、
機械的強度に乏しいふっ素樹脂の欠点を解消することが
できるのである。また埋設することにより薬品に曝され
ない為、腐蝕することがなく、その機能を長期間維持で
きるのである。更に本体と蓋体の連結部接合面間にOリ
ングを介装したことにより、連結部の密封性を更に向上
させるとともに、内液が連結部間に進入して螺合関係を
狂わし、漏洩することもない。
更に、前記補強リングを金属環体で形成すれば、引張り
及び曲げ強度に優れている。
また、前記補強リングを金属素線又は耐熱性繊維及び金
属素線と耐熱性繊維の複合材で形成した場合には、軽量
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的実施例を示す縦断面図、第2図
はその要部の縦断面図、第3図は他の実施例を示す要部
の縦断面図、第4図は同じく他の実施例を示す要部の縦
断面図、第5図は同じく他の実施例を示す要部の縦断面
図、第6図は同じく他の実施例を示す要部の縦断面図、
第7図は補強リングの斜視図、第8図は補強リングの他
の実施例を示す斜視図である。 1:本体、2:蓋体、3,3a,3b:連結部、4,4a,4b:ネジ山、5,
5a,5b:補強リング、6:Oリング溝、7:Oリング、8:端面、
9:段面、10:凹陥部、11:凹陥部、12:下面、13:端面、1
4:金属素線、15:耐熱性繊維、16:入出口。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ふっ素系樹脂製の容器本体と蓋体を密封連
    結してなる容器において、本体と蓋体の連結部にそれぞ
    れ螺合するネジ山を周設するとともに、本体と蓋体の両
    方の連結部に補強リングを埋設し、更に前記連結部接合
    面間にOリングを介装してなることを特徴とするふっ素
    系樹脂製密封容器。
  2. 【請求項2】前記補強リングとして、金属環体を用いて
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載のふっ素系樹脂
    製密封容器。
  3. 【請求項3】前記補強リングとして、金属素線を環状に
    成形した補強リングを用いてなる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のふっ素系樹脂製密封容器。
  4. 【請求項4】前記補強リングとして、耐熱性繊維を環状
    に成形した補強リングを用いてなる実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のふっ素系樹脂製密封容器。
  5. 【請求項5】前記補強リングとして、金属素線と耐熱性
    繊維を複合させて環状に成形した補強リングを用いてな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のふっ素系樹脂製
    密封容器。
JP1988152677U 1988-11-24 1988-11-24 ふっ素系樹脂製密封容器 Expired - Lifetime JPH0712272Y2 (ja)

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JP2009102026A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Maruichi Fujii:Kk ふっ素樹脂製容器
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JPS60131533U (ja) * 1984-02-15 1985-09-03 株式会社吉野工業所 キヤツプ

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