JPH07122948A - 差動増幅器 - Google Patents
差動増幅器Info
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- JPH07122948A JPH07122948A JP5289857A JP28985793A JPH07122948A JP H07122948 A JPH07122948 A JP H07122948A JP 5289857 A JP5289857 A JP 5289857A JP 28985793 A JP28985793 A JP 28985793A JP H07122948 A JPH07122948 A JP H07122948A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 出力端子34に現れる歪み及び直流ドリフト
を改善する。 【構成】 トランジスタ10及び12を差動接続し、こ
れらトランジスタのコレクタに電流ミラーを接続する。
この電流ミラーは、トランジスタ24と、トランジスタ
28及び40の並列接続とする。トランジスタ28及び
40が並列接続のため、各トランジスタのコレクタ電流
が小さくなり、入力信号の変動による動作点の変動も小
さくなる。よって、歪み及び直流ドリフトが改善され
る。
を改善する。 【構成】 トランジスタ10及び12を差動接続し、こ
れらトランジスタのコレクタに電流ミラーを接続する。
この電流ミラーは、トランジスタ24と、トランジスタ
28及び40の並列接続とする。トランジスタ28及び
40が並列接続のため、各トランジスタのコレクタ電流
が小さくなり、入力信号の変動による動作点の変動も小
さくなる。よって、歪み及び直流ドリフトが改善され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差動増幅器、特に、歪
み及び直流ドリフトを改善した差動増幅器に関する。
み及び直流ドリフトを改善した差動増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】差動増幅器は、1対の入力信号の差に対
応する出力信号を発生する増幅器であり、種々の電子回
路に利用されている。図4は、従来の代表的な差動増幅
器の回路図である。第1(NPN型)トランジスタ10
のエミッタ及び第2(NPN型)トランジスタ12のエ
ミッタは、夫々第1抵抗器14及び第2抵抗器16を介
して共通結合されると共に、定電流源18を介して第1
電圧源Veeに結合される。第1及び第2トランジスタ1
0及び12のベースは、夫々入力端子20及び22に結
合される。第1トランジスタ10のコレクタは、ダイオ
ード接合24及び第3抵抗器26を介して第2電圧源V
ccに結合される。なお、このダイオード接合24は、P
NP型トランジスタのコレクタ及びベースを直結したも
のである。第2トランジスタ12のコレクタは、第3
(PNP型)トランジスタ28のコレクタに結合する。
第3トランジスタ28のベースは、第1トランジスタ1
0のコレクタに結合し、第3トランジスタのエミッタ
は、第3抵抗器30を介して電圧源Vccに結合する。ト
ランジスタ12のコレクタは、更に負荷抵抗器32に結
合され、この負荷抵抗器32に発生した出力電圧を出力
端子34から得る。なお、抵抗器14及び16の値が等
しく、抵抗器26及び30の値が等しいとする。
応する出力信号を発生する増幅器であり、種々の電子回
路に利用されている。図4は、従来の代表的な差動増幅
器の回路図である。第1(NPN型)トランジスタ10
のエミッタ及び第2(NPN型)トランジスタ12のエ
ミッタは、夫々第1抵抗器14及び第2抵抗器16を介
して共通結合されると共に、定電流源18を介して第1
電圧源Veeに結合される。第1及び第2トランジスタ1
0及び12のベースは、夫々入力端子20及び22に結
合される。第1トランジスタ10のコレクタは、ダイオ
ード接合24及び第3抵抗器26を介して第2電圧源V
ccに結合される。なお、このダイオード接合24は、P
NP型トランジスタのコレクタ及びベースを直結したも
のである。第2トランジスタ12のコレクタは、第3
(PNP型)トランジスタ28のコレクタに結合する。
第3トランジスタ28のベースは、第1トランジスタ1
0のコレクタに結合し、第3トランジスタのエミッタ
は、第3抵抗器30を介して電圧源Vccに結合する。ト
ランジスタ12のコレクタは、更に負荷抵抗器32に結
合され、この負荷抵抗器32に発生した出力電圧を出力
端子34から得る。なお、抵抗器14及び16の値が等
しく、抵抗器26及び30の値が等しいとする。
【0003】トランジスタ10及び12は差動接続のた
め、1対の入力信号が入力端子20及び22に供給され
ると、トランジスタ10及び12のコレクタ・エミッタ
間にに差動出力電流が流れる。一方、トランジスタ24
及び28並びに抵抗器26及び30が電流ミラーを構成
するため、トランジスタ24及び28のコレクタ電流は
等しい。よって、トランジスタ12及び28のコレクタ
電流の差が抵抗器32に流れ、出力端子34から差動出
力電圧が得られる。なお、電流ミラーを用いているた
め、出力端子34の出力電圧は、電流ミラーがない場合
の2倍になる。抵抗器14及び16の値をRi とし、抵
抗器32の値をRo とすると、利得は、ほぼ2×(Ro
/Ri )となる。
め、1対の入力信号が入力端子20及び22に供給され
ると、トランジスタ10及び12のコレクタ・エミッタ
間にに差動出力電流が流れる。一方、トランジスタ24
及び28並びに抵抗器26及び30が電流ミラーを構成
するため、トランジスタ24及び28のコレクタ電流は
等しい。よって、トランジスタ12及び28のコレクタ
電流の差が抵抗器32に流れ、出力端子34から差動出
力電圧が得られる。なお、電流ミラーを用いているた
め、出力端子34の出力電圧は、電流ミラーがない場合
の2倍になる。抵抗器14及び16の値をRi とし、抵
抗器32の値をRo とすると、利得は、ほぼ2×(Ro
/Ri )となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トランジスタの特性曲
線から判る如く、コレクタ電流が小さければ、動作点が
変化しても、電流増幅率(β)の変動はほとんどない。
しかし、コレクタ電流が大きいと、動作点の変化に応じ
て電流増幅率の変動も大きくなる。このことにより、図
4に示す従来の差動増幅器でも、入力端子20及び22
の入力信号の変化に伴ってトランジスタの動作点が変化
するため、トランジスタ28のベース電流が変化し、こ
のベース電流のコレクタ電流に占める割合が変化する。
よって、この影響により、出力端子34に歪みが現れ
る。もし、トランジスタ28のベース電流の変化分がΔ
Ib とすれば、ΔIb ×Ro が出力端子34の誤差分と
なる。特に、入力信号が直流電圧であれば、直流電圧ド
リフトが出力端子34に現れる。
線から判る如く、コレクタ電流が小さければ、動作点が
変化しても、電流増幅率(β)の変動はほとんどない。
しかし、コレクタ電流が大きいと、動作点の変化に応じ
て電流増幅率の変動も大きくなる。このことにより、図
4に示す従来の差動増幅器でも、入力端子20及び22
の入力信号の変化に伴ってトランジスタの動作点が変化
するため、トランジスタ28のベース電流が変化し、こ
のベース電流のコレクタ電流に占める割合が変化する。
よって、この影響により、出力端子34に歪みが現れ
る。もし、トランジスタ28のベース電流の変化分がΔ
Ib とすれば、ΔIb ×Ro が出力端子34の誤差分と
なる。特に、入力信号が直流電圧であれば、直流電圧ド
リフトが出力端子34に現れる。
【0005】したがって、本発明の目的は、出力端子に
現れる歪み及び直流ドリフトを改善した差動増幅器の提
供にある。
現れる歪み及び直流ドリフトを改善した差動増幅器の提
供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の差動増幅器で
は、第1トランジスタ10及び第2トランジスタ12の
ベースに夫々1対の入力信号を受け、エミッタが夫々第
1抵抗器14及び第2抵抗器16を介して電流源18に
結合される。ダイオード接続されたトランジスタ(ダイ
オード接合)24の一端は、第1トランジスタ10のコ
レクタに結合され、他端は、第3抵抗器26を介して電
源Vccに結合される。第3トランジスタ28のベース
は、ダイオード接合24の一端に結合し、コレクタが第
2トランジスタ12のコレクタに結合し、エミッタが第
4抵抗器30を介して電源Vccに結合される。ここまで
は、図4の従来技術と同様であるが、本発明では、更
に、第4トランジスタ40のベース及びコレクタが、第
3トランジスタ28のベース及びコレクタに夫々結合
し、エミッタが第5抵抗器42を介して電源Vccに結合
している。
は、第1トランジスタ10及び第2トランジスタ12の
ベースに夫々1対の入力信号を受け、エミッタが夫々第
1抵抗器14及び第2抵抗器16を介して電流源18に
結合される。ダイオード接続されたトランジスタ(ダイ
オード接合)24の一端は、第1トランジスタ10のコ
レクタに結合され、他端は、第3抵抗器26を介して電
源Vccに結合される。第3トランジスタ28のベース
は、ダイオード接合24の一端に結合し、コレクタが第
2トランジスタ12のコレクタに結合し、エミッタが第
4抵抗器30を介して電源Vccに結合される。ここまで
は、図4の従来技術と同様であるが、本発明では、更
に、第4トランジスタ40のベース及びコレクタが、第
3トランジスタ28のベース及びコレクタに夫々結合
し、エミッタが第5抵抗器42を介して電源Vccに結合
している。
【0007】また、本発明では、更に、第1演算増幅器
42及び第2演算増幅器44の非反転入力端に夫々1対
の入力信号を受け、出力端が夫々第1及び第2トランジ
スタ10及び12のベースに接続され、反転入力端が夫
々第1及び第2トランジスタのエミッタに接続される。
また、ダイオード接合の代わりに、コレクタが第1トラ
ンジスタ10のコレクタに結合され、エミッタが第3抵
抗器26を介して電源Vccに結合した第5トランジスタ
24と、ベースが第5トランジスタのコレクタに結合さ
れ、エミッタが第5トランジスタのベースに結合した第
6トランジスタ46と、この第6トランジスタのエミッ
タ及び電源Vcc間に結合された第6抵抗器48とを用い
ている。
42及び第2演算増幅器44の非反転入力端に夫々1対
の入力信号を受け、出力端が夫々第1及び第2トランジ
スタ10及び12のベースに接続され、反転入力端が夫
々第1及び第2トランジスタのエミッタに接続される。
また、ダイオード接合の代わりに、コレクタが第1トラ
ンジスタ10のコレクタに結合され、エミッタが第3抵
抗器26を介して電源Vccに結合した第5トランジスタ
24と、ベースが第5トランジスタのコレクタに結合さ
れ、エミッタが第5トランジスタのベースに結合した第
6トランジスタ46と、この第6トランジスタのエミッ
タ及び電源Vcc間に結合された第6抵抗器48とを用い
ている。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の好適な第1実施例の回路図
である。素子10〜34は、図4の従来技術と同じであ
る。ただし、抵抗器36がトランジスタ24及び28の
ベース間に挿入されている。また、トランジスタ28の
接続と同様に、PNP型トランジスタ40のベースは、
抵抗器38を介してトランジスタ24のベースに結合
し、コレクタはトランジスタ12のコレクタに結合し、
エミッタは、抵抗器42を介して電圧源Vccに結合して
いる。すなわち、トランジスタ40がトランジスタ28
に並列接続した構成となる。なお、抵抗器30及び42
の値は、抵抗器26の値の半分である。また、この実施
例では、抵抗器36及び38の値は、小さく(例えば1
0オーム)、トランジスタ28及び40のバラツキを吸
収する。よって、トランジスタ28及び40の特性が完
全に同じならば、これら抵抗器36及び38は不要であ
る。
である。素子10〜34は、図4の従来技術と同じであ
る。ただし、抵抗器36がトランジスタ24及び28の
ベース間に挿入されている。また、トランジスタ28の
接続と同様に、PNP型トランジスタ40のベースは、
抵抗器38を介してトランジスタ24のベースに結合
し、コレクタはトランジスタ12のコレクタに結合し、
エミッタは、抵抗器42を介して電圧源Vccに結合して
いる。すなわち、トランジスタ40がトランジスタ28
に並列接続した構成となる。なお、抵抗器30及び42
の値は、抵抗器26の値の半分である。また、この実施
例では、抵抗器36及び38の値は、小さく(例えば1
0オーム)、トランジスタ28及び40のバラツキを吸
収する。よって、トランジスタ28及び40の特性が完
全に同じならば、これら抵抗器36及び38は不要であ
る。
【0009】トランジスタ24、28及び40は、電流
ミラーを構成し、トランジスタ28及び40の組み合わ
せが、図4のトランジスタ28の機能を果たす。よっ
て、図1では、トランジスタ10のコレクタ電流と同じ
値の電流が、トランジスタ28及び40に半分ずつ流れ
る。したがって、入力信号の変化に応じたトランジスタ
28及び40の動作点の変化は、図4の場合よりも大幅
に小さくなるため、歪み及び直流電圧ドリフトも小さく
なる。例えば、出力端子34で、±1.5ボルト程度の
信号を扱う場合、直流電圧ドリフトは、1〜3%が0.
1〜0.3%以下まで改善される。しかし、トランジス
タ28及び40のコレクタ電流の合流点での電流は、ト
ランジスタ24のコレクタ電流と同じなので、出力端子
34からは、電流ミラーを用いない場合の2倍の出力信
号を取り出せる。
ミラーを構成し、トランジスタ28及び40の組み合わ
せが、図4のトランジスタ28の機能を果たす。よっ
て、図1では、トランジスタ10のコレクタ電流と同じ
値の電流が、トランジスタ28及び40に半分ずつ流れ
る。したがって、入力信号の変化に応じたトランジスタ
28及び40の動作点の変化は、図4の場合よりも大幅
に小さくなるため、歪み及び直流電圧ドリフトも小さく
なる。例えば、出力端子34で、±1.5ボルト程度の
信号を扱う場合、直流電圧ドリフトは、1〜3%が0.
1〜0.3%以下まで改善される。しかし、トランジス
タ28及び40のコレクタ電流の合流点での電流は、ト
ランジスタ24のコレクタ電流と同じなので、出力端子
34からは、電流ミラーを用いない場合の2倍の出力信
号を取り出せる。
【0010】図2は、本発明の他の実施例の部分的回路
図であり、図1のトランジスタ10及び12のコレクタ
よりも上の部分を示している。図1の実施例との相違点
は、図1ではトランジスタ28と並列に1個のトランジ
スタ40を接続したが、図2では、トランジスタ28と
並列にN個のトランジスタ40−1〜40−N及び関連
抵抗器を接続した点である。なお、抵抗器30、42−
1〜42−Nの値は、抵抗器26の値の1/(N+1)
である。よって、図1では、2個のトランジスタで分流
していた電流を、図2では、N+1個のトランジスタで
分流する事になり、1個のトランジスタに流れる電流が
大幅に減少する。したがって、入力信号の変化に伴った
トランジスタ28、40−1〜40−Nの各々の動作点
の変動が大幅に小さくなる。このことにより、出力端子
34での信号歪み及び直流電圧ドリフトも大幅に小さく
なる。しかし、トランジスタ28、40−1〜40−N
の各々のスタンバイ状態におけるコレクタ電流が減少す
るために、高周波特性が劣化するという問題が生じる。
よって、直流を含む広帯域の信号を増幅する場合は、N
が1〜3が適当である。(N=1が図1に相当する。)
図であり、図1のトランジスタ10及び12のコレクタ
よりも上の部分を示している。図1の実施例との相違点
は、図1ではトランジスタ28と並列に1個のトランジ
スタ40を接続したが、図2では、トランジスタ28と
並列にN個のトランジスタ40−1〜40−N及び関連
抵抗器を接続した点である。なお、抵抗器30、42−
1〜42−Nの値は、抵抗器26の値の1/(N+1)
である。よって、図1では、2個のトランジスタで分流
していた電流を、図2では、N+1個のトランジスタで
分流する事になり、1個のトランジスタに流れる電流が
大幅に減少する。したがって、入力信号の変化に伴った
トランジスタ28、40−1〜40−Nの各々の動作点
の変動が大幅に小さくなる。このことにより、出力端子
34での信号歪み及び直流電圧ドリフトも大幅に小さく
なる。しかし、トランジスタ28、40−1〜40−N
の各々のスタンバイ状態におけるコレクタ電流が減少す
るために、高周波特性が劣化するという問題が生じる。
よって、直流を含む広帯域の信号を増幅する場合は、N
が1〜3が適当である。(N=1が図1に相当する。)
【0011】ところで、図1及び図2の実施例では、ト
ランジスタ12のコレクタに接続する部品が増加するた
めに、浮遊容量が増加して、高周波の伝達特性が悪化す
る。この問題を解決するために、図3に示す第3実施例
では、トランジスタ24のコレクタ及びベース間に、エ
ミッタ・フォロア回路(トランジスタ46、抵抗器48
及び50)を接続して、トランジスタ24のベースにお
けるインピーダンスを下げている。よって、高周波信号
における歪みの増加を抑圧できる。なお、抵抗器50
は、エミッタ・フォロワ回路としてはなくてもよいが、
抵抗器50を付加した方が、高周波特性が改善された。
ランジスタ12のコレクタに接続する部品が増加するた
めに、浮遊容量が増加して、高周波の伝達特性が悪化す
る。この問題を解決するために、図3に示す第3実施例
では、トランジスタ24のコレクタ及びベース間に、エ
ミッタ・フォロア回路(トランジスタ46、抵抗器48
及び50)を接続して、トランジスタ24のベースにお
けるインピーダンスを下げている。よって、高周波信号
における歪みの増加を抑圧できる。なお、抵抗器50
は、エミッタ・フォロワ回路としてはなくてもよいが、
抵抗器50を付加した方が、高周波特性が改善された。
【0012】また、入力信号に応じてトランジスタの動
作点が変動することにより、トランジスタ10及び12
のエミッタ抵抗値が変動してしまう。その結果、差動増
幅器全体の利得が変動し、その影響で出力端子34に歪
みや直流電圧ドリフトが現れる。これらトランジスタ1
0及び12のエミッタ抵抗値の変動を防止するために、
図3の実施例では、図示の如く演算増幅器42及び44
を追加している。すなわち、演算増幅器42の非反転入
力端を入力端子20に接続し、反転入力端をトランジス
タ10のエミッタに接続し、出力端をトランジスタ10
のベースに接続している。同様に、演算増幅器44の非
反転入力端を入力端子22に接続し、反転入力端をトラ
ンジスタ12のエミッタに接続し、出力端をトランジス
タ12のベースに接続している。よって、トランジスタ
10及び12のエミッタ抵抗が、演算増幅器42及び4
4の帰還路に入るため、これらトランジスタのエミッタ
電圧が、エミッタ抵抗の変動の影響を受けない。したが
って、エミッタ抵抗が変動しても、差動増幅器の利得は
影響されない。なお、図3の回路に、図2の回路を適用
して、トランジスタ40をトランジスタ40−1〜40
−N及びその関連抵抗器に置換してもよい。
作点が変動することにより、トランジスタ10及び12
のエミッタ抵抗値が変動してしまう。その結果、差動増
幅器全体の利得が変動し、その影響で出力端子34に歪
みや直流電圧ドリフトが現れる。これらトランジスタ1
0及び12のエミッタ抵抗値の変動を防止するために、
図3の実施例では、図示の如く演算増幅器42及び44
を追加している。すなわち、演算増幅器42の非反転入
力端を入力端子20に接続し、反転入力端をトランジス
タ10のエミッタに接続し、出力端をトランジスタ10
のベースに接続している。同様に、演算増幅器44の非
反転入力端を入力端子22に接続し、反転入力端をトラ
ンジスタ12のエミッタに接続し、出力端をトランジス
タ12のベースに接続している。よって、トランジスタ
10及び12のエミッタ抵抗が、演算増幅器42及び4
4の帰還路に入るため、これらトランジスタのエミッタ
電圧が、エミッタ抵抗の変動の影響を受けない。したが
って、エミッタ抵抗が変動しても、差動増幅器の利得は
影響されない。なお、図3の回路に、図2の回路を適用
して、トランジスタ40をトランジスタ40−1〜40
−N及びその関連抵抗器に置換してもよい。
【0013】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、トランジ
スタ28に並列にトランジスタ40を接続することによ
り、トランジスタ28及び40の各々のコレクタ電流を
減らし、動作点の変動による歪み及び直流電圧ドリフト
の影響を改善できる。また、エミッタ・フォロワ・トラ
ンジスタ46を付加して、トランジスタ40の追加によ
る浮遊容量の影響を低減して、高周波特性を改善でき
る。さらに、演算増幅器42及び44の追加により、ト
ランジスタ10及び12のエミッタ抵抗の変動による利
得変動を改善できる。
スタ28に並列にトランジスタ40を接続することによ
り、トランジスタ28及び40の各々のコレクタ電流を
減らし、動作点の変動による歪み及び直流電圧ドリフト
の影響を改善できる。また、エミッタ・フォロワ・トラ
ンジスタ46を付加して、トランジスタ40の追加によ
る浮遊容量の影響を低減して、高周波特性を改善でき
る。さらに、演算増幅器42及び44の追加により、ト
ランジスタ10及び12のエミッタ抵抗の変動による利
得変動を改善できる。
【図1】本発明による差動増幅器の第1実施例の回路図
である。
である。
【図2】本発明による差動増幅器の第2実施例の部分的
回路図である。
回路図である。
【図3】本発明による差動増幅器の第3実施例の回路図
である。
である。
【図4】従来の差動増幅器の回路図である。
10 第1トランジスタ 12 第2トランジスタ 14 第1抵抗器 16 第2抵抗器 24 ダイオード接合(第5トランジスタ) 26 第3抵抗器 28 第3トランジスタ 30 第4抵抗器 40 第4トランジスタ 42 第5抵抗器 46 第6トランジスタ 48 第6抵抗器
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースに夫々1対の入力信号を受け、エ
ミッタが夫々第1及び第2抵抗器を介して電流源に結合
された第1及び第2トランジスタと、 一端が上記第1トランジスタのコレクタに結合されたダ
イオード接合と、 該ダイオード接合の他端及び電源間に結合された第3抵
抗器と、 ベースが上記ダイオード接合の一端に結合し、コレクタ
が上記第2トランジスタのコレクタに結合し、エミッタ
が第4抵抗器を介して電源に結合された第3トランジス
タとを具え、 上記第2トランジスタのコレクタから出力信号を得る差
動増幅器において、 ベース及びコレクタが上記第3トランジスタのベース及
びコレクタに夫々結合し、エミッタが第5抵抗器を介し
て上記電源に結合した第4トランジスタを更に具えたこ
とを特徴とする差動増幅器。 - 【請求項2】 エミッタが夫々第1及び第2抵抗器を介
して電流源に結合された第1及び第2トランジスタと、 一端が上記第1トランジスタのコレクタに結合されたダ
イオード接合と、 該ダイオード接合の他端及び電源間に結合された第3抵
抗器と、 ベースが上記ダイオード接合の一端に結合し、コレクタ
が上記第2トランジスタのコレクタに結合し、エミッタ
が第4抵抗器を介して電源に結合された第3トランジス
タとを具え、 上記第2トランジスタのコレクタから出力信号を得る差
動増幅器において、 ベース及びコレクタが上記第3トランジスタのベース及
びコレクタに夫々結合し、エミッタが第5抵抗器を介し
て上記電源に結合した第4トランジスタと、 非反転入力端に夫々1対の入力信号を受け、出力端が夫
々上記第1及び第2トランジスタのベースに接続され、
反転入力端が夫々上記第1及び第2トランジスタのエミ
ッタに接続された第1及び第2演算増幅器と、 上記ダイオード接合の代わりに、コレクタが上記第1ト
ランジスタのコレクタに結合され、エミッタが上記第3
抵抗器を介して上記電源に結合した第5トランジスタ、
ベースが上記第5トランジスタのコレクタに結合され、
エミッタが上記第5トランジスタのベースに結合した第
6トランジスタ、及び該第6トランジスタのエミッタ及
び上記電源間に結合された第6抵抗器とを更に具えたこ
とを特徴とする差動増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289857A JPH07122948A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 差動増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289857A JPH07122948A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 差動増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07122948A true JPH07122948A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17748664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5289857A Pending JPH07122948A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 差動増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07122948A (ja) |
-
1993
- 1993-10-27 JP JP5289857A patent/JPH07122948A/ja active Pending
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