JPH071230B2 - 成分の測定方法 - Google Patents
成分の測定方法Info
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- JPH071230B2 JPH071230B2 JP18156586A JP18156586A JPH071230B2 JP H071230 B2 JPH071230 B2 JP H071230B2 JP 18156586 A JP18156586 A JP 18156586A JP 18156586 A JP18156586 A JP 18156586A JP H071230 B2 JPH071230 B2 JP H071230B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は試験片を用いる溶液中の成分の測定方法に関す
るものである。
るものである。
測定対象物質を化学反応又は酵素反応により呈色させ、
あるいは測定可能な物質に変化させ測定する溶液中の成
分の測定法は、測定試験中に検体溶液を添加して反応を
行わせる溶液法(以下ウェット法と略記する。)と、測
定試薬を含浸、乾燥させて調整した試験紙片に検体溶液
を含浸させて反応を行わせる試験紙法や種々の目的を有
する層を積層して調製されたフィルム上に検体溶液を滴
下して反応を行わせるフィルム法等に代表される所謂ド
ライ法とに大別することができる。
あるいは測定可能な物質に変化させ測定する溶液中の成
分の測定法は、測定試験中に検体溶液を添加して反応を
行わせる溶液法(以下ウェット法と略記する。)と、測
定試薬を含浸、乾燥させて調整した試験紙片に検体溶液
を含浸させて反応を行わせる試験紙法や種々の目的を有
する層を積層して調製されたフィルム上に検体溶液を滴
下して反応を行わせるフィルム法等に代表される所謂ド
ライ法とに大別することができる。
ウェット法は、ドライ法に比べより正確な測定の出来る
長所はあるが、測定試薬の調製並びに測定器具類の準
備、後片付など実作業が煩雑である点や調製された測定
試液が長期間にわたる安定性を有しない点などの欠点が
ある。
長所はあるが、測定試薬の調製並びに測定器具類の準
備、後片付など実作業が煩雑である点や調製された測定
試液が長期間にわたる安定性を有しない点などの欠点が
ある。
これに対し、ドライ法は、試験紙片やフィルムの状態で
長期間安定であり、測定時に測定試液等の調製が全く不
要であるなど実作業は簡便であるが、化学反応あるいは
酸素反応による呈色などの点からみると、反応相が制約
された状態であるため、反応の到達度が低いという欠点
がある。特に酸化酵素を利用した測定系においては、反
応に液相中の溶存酸素が関与するが、ドライ法では酸素
の液相への供給が不充分な為、反応が途中で停止してし
まい、本来濃度の高い検体の測定値が実際よりも低くで
てしまって不正確であたったり、また酸素の供給速度が
律速段階となって、目的とする酵素などの反応速度を正
確に測定できないなどの欠点があった。また、従来のド
ライ法の光学的測定法は、反応に基づき呈する色を、試
験紙片やフィルムの表面若しくは裏面に光を当て、その
反射光を測定することにより検体溶液中の成分濃度を測
定していたが、その為、試験紙片やフィルムの表面状態
が密でなければならないなどの制約があり、また、表面
状態の影響により測定値に誤差を生じる場合もあった。
長期間安定であり、測定時に測定試液等の調製が全く不
要であるなど実作業は簡便であるが、化学反応あるいは
酸素反応による呈色などの点からみると、反応相が制約
された状態であるため、反応の到達度が低いという欠点
がある。特に酸化酵素を利用した測定系においては、反
応に液相中の溶存酸素が関与するが、ドライ法では酸素
の液相への供給が不充分な為、反応が途中で停止してし
まい、本来濃度の高い検体の測定値が実際よりも低くで
てしまって不正確であたったり、また酸素の供給速度が
律速段階となって、目的とする酵素などの反応速度を正
確に測定できないなどの欠点があった。また、従来のド
ライ法の光学的測定法は、反応に基づき呈する色を、試
験紙片やフィルムの表面若しくは裏面に光を当て、その
反射光を測定することにより検体溶液中の成分濃度を測
定していたが、その為、試験紙片やフィルムの表面状態
が密でなければならないなどの制約があり、また、表面
状態の影響により測定値に誤差を生じる場合もあった。
本発明は、主として生体試料である検体溶液中の成分測
定法に於て、ドライ法の有する問題点即ち、反応相が制
約された条件下で反応を行う為反応の到達度が低く正確
さに欠けるという点を改善すべくなされたもので、ドラ
イ法の利点をそのまま保持し、且つ正確で信頼性の高い
測定値が得られる所謂試験紙法の光学的測定法を提供す
ることを目的とする。
定法に於て、ドライ法の有する問題点即ち、反応相が制
約された条件下で反応を行う為反応の到達度が低く正確
さに欠けるという点を改善すべくなされたもので、ドラ
イ法の利点をそのまま保持し、且つ正確で信頼性の高い
測定値が得られる所謂試験紙法の光学的測定法を提供す
ることを目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は次の構成からなる。
「測定用試薬組成物を含浸及び乾燥させた吸収性担体
に、試料又は希釈された試料を含浸させて反応を開始さ
せ、該吸収性担体を物理的に収縮させることにより生じ
た反応液相部分で反応経過若しくは反応終了状態を光学
的に測定することにより溶液成分の測定を行うことを特
徴とする、溶液成分の測定方法。」 即ち、本発明の測定法は、測定用試薬を吸収性担体に含
浸させて乾燥したもの(以下、試薬含浸体と略記す
る。)を反応容器に入れ、試料溶液若しくは、反応及び
測定に必要な量の液相が存在するように水或は水溶液等
で希釈した試料溶液を含浸させて反応させ、反応経過或
は反応終了状態を、試薬含浸体を反応容器から除去する
ことなく、該試薬含浸体部分を物理的に収縮させること
により生ずる液相部分で光学的に測定することを特徴と
する。
に、試料又は希釈された試料を含浸させて反応を開始さ
せ、該吸収性担体を物理的に収縮させることにより生じ
た反応液相部分で反応経過若しくは反応終了状態を光学
的に測定することにより溶液成分の測定を行うことを特
徴とする、溶液成分の測定方法。」 即ち、本発明の測定法は、測定用試薬を吸収性担体に含
浸させて乾燥したもの(以下、試薬含浸体と略記す
る。)を反応容器に入れ、試料溶液若しくは、反応及び
測定に必要な量の液相が存在するように水或は水溶液等
で希釈した試料溶液を含浸させて反応させ、反応経過或
は反応終了状態を、試薬含浸体を反応容器から除去する
ことなく、該試薬含浸体部分を物理的に収縮させること
により生ずる液相部分で光学的に測定することを特徴と
する。
本発明に於て、試薬含浸体を物理的に収縮させる手段と
しては、反応容器を限定しない場合には、例えば、特開
昭48−47877号公報に示された様な、更に具体的には第
2図に記載の様な挿入式の光学的測定手段であって試薬
含浸体を収縮させる手段が一体となっているか、若しく
は一連に作動するような器具を用いることで充分足り
る。即ち、例えば第2図に示す如き、反射鏡A、光コネ
クターB、照射光用光ファイバーC、受光用光ファイバ
ーDからなる光ファイバープローブを有し、第3図に示
す如き構成、即ち、該光ファイバープローブ4と安定化
光源5、安定化電源6、光検出器7、増幅器8、吸光度
変換器9及び表示部10とから光学的測定手段を用い、安
定化電源6及び安定化光源5から成る光源部より光コネ
クターB及び照射光用光ファイバーCを通じて照射され
る特定のスペクトル分布を持つ光が、反射鏡Aにより反
射された受光用光ファイバーDに到達する間に試験薬3
によって吸収される光の量を、光検知器7、増幅器8、
吸光度変換器9及び表示部10からなる検知部で吸光度と
して測定することによりこれを行うことができる。第1
図にこの方法で実施した場合の断面図を示す。また、一
般の分光光度計で使用されている石英セル等を用いて測
定を行う場合には、例えば第5図に示すような、底面
が、試薬含浸体を収縮させるが試験液は通過させる様な
構造、例えば網目構造になっている挿入式の補助器具を
用いることで足りる。
しては、反応容器を限定しない場合には、例えば、特開
昭48−47877号公報に示された様な、更に具体的には第
2図に記載の様な挿入式の光学的測定手段であって試薬
含浸体を収縮させる手段が一体となっているか、若しく
は一連に作動するような器具を用いることで充分足り
る。即ち、例えば第2図に示す如き、反射鏡A、光コネ
クターB、照射光用光ファイバーC、受光用光ファイバ
ーDからなる光ファイバープローブを有し、第3図に示
す如き構成、即ち、該光ファイバープローブ4と安定化
光源5、安定化電源6、光検出器7、増幅器8、吸光度
変換器9及び表示部10とから光学的測定手段を用い、安
定化電源6及び安定化光源5から成る光源部より光コネ
クターB及び照射光用光ファイバーCを通じて照射され
る特定のスペクトル分布を持つ光が、反射鏡Aにより反
射された受光用光ファイバーDに到達する間に試験薬3
によって吸収される光の量を、光検知器7、増幅器8、
吸光度変換器9及び表示部10からなる検知部で吸光度と
して測定することによりこれを行うことができる。第1
図にこの方法で実施した場合の断面図を示す。また、一
般の分光光度計で使用されている石英セル等を用いて測
定を行う場合には、例えば第5図に示すような、底面
が、試薬含浸体を収縮させるが試験液は通過させる様な
構造、例えば網目構造になっている挿入式の補助器具を
用いることで足りる。
試薬含浸体を形成する吸収性担体としては、例えば、不
織布、綿、海綿様発泡体、織物、ガラスウール等が代表
的なものとして挙げられるが、これらに限定されるもの
ではない。また、一般に弾力性があり繊維クズなどが出
来にくいものが好適である。
織布、綿、海綿様発泡体、織物、ガラスウール等が代表
的なものとして挙げられるが、これらに限定されるもの
ではない。また、一般に弾力性があり繊維クズなどが出
来にくいものが好適である。
吸収性担体に含浸される測定用試液としては、測定対象
物を測定するのに必要な酵素、基質、発色剤、緩衝剤、
補酵素、酵素賦活剤、酵素や発色剤の安定化剤、皮膜形
成剤、溶剤などを必要に応じて適宜含有する溶液が用い
られる。
物を測定するのに必要な酵素、基質、発色剤、緩衝剤、
補酵素、酵素賦活剤、酵素や発色剤の安定化剤、皮膜形
成剤、溶剤などを必要に応じて適宜含有する溶液が用い
られる。
測定用試液を吸収性担体に含浸させる際には、1回の含
浸操作で行ってもよいが、必要に応じて数回繰り返し行
ってもよく、また、目的によっては、測定用試液の成分
を数種類の溶液に分割し順次含浸及び乾燥を繰り返し行
ってもよい。
浸操作で行ってもよいが、必要に応じて数回繰り返し行
ってもよく、また、目的によっては、測定用試液の成分
を数種類の溶液に分割し順次含浸及び乾燥を繰り返し行
ってもよい。
また、本発明の方法による測定に際し用いられる、検体
溶液の希釈液としては、通常蒸留水、イオン交換水等が
適しているが、要すれば塩類、緩衝剤、界面活性剤、防
腐剤或は有機溶媒類等を適宜含有する溶液とすることも
可能である。
溶液の希釈液としては、通常蒸留水、イオン交換水等が
適しているが、要すれば塩類、緩衝剤、界面活性剤、防
腐剤或は有機溶媒類等を適宜含有する溶液とすることも
可能である。
本発明で使用する反応容器としては、挿入式の光学的手
段を用いれば光透過性のセルである必要はなく、材質も
反応に影響を与えないものであれば特に限定されるもの
ではない。
段を用いれば光透過性のセルである必要はなく、材質も
反応に影響を与えないものであれば特に限定されるもの
ではない。
本発明の方法により測定可能な測定対象物としては、例
えば、グルコース、コレステロール、トリグラセライ
ド、尿酸、尿素窒素、ビリルビン、クレアチニン、アル
カリホスファーゼ、GOT、GPT、LDH、γ−GTP等の生体成
分等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
えば、グルコース、コレステロール、トリグラセライ
ド、尿酸、尿素窒素、ビリルビン、クレアチニン、アル
カリホスファーゼ、GOT、GPT、LDH、γ−GTP等の生体成
分等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例により
何ら限定されるものではない。
何ら限定されるものではない。
実施例1.血清中のグルコースの定量(反応時間の追跡) (グルコース測定用試薬含浸体の作製) 直径1cm,厚さ7mmのレーヨン製不織布(担体)に下記の
測定用試液80μlを含浸させた後乾燥させた。
測定用試液80μlを含浸させた後乾燥させた。
測定用試液処方 グルコースオキシターゼ 50,000単位 ペルオキシターゼ 1,500単位 ムタロターゼ 100単位 4−アミノアンチピリン 0.2g フェノール 0.5g リン酸1カリウム 0.5g リン酸2カリウム 2.5g 牛アルブミン 1.0g 精製水 全量100mlとした。
(試料) 血清検体を水で、100倍に希釈したものを試料とした。
(測定方法) 直径1.2cm,深さ1.5cmのプラスチック性容器に、前記試
薬含浸体1枚及び試料1.0mlを加え、37℃で反応させ
た。途中、吸収性担体に保持された試薬と検体との反応
を促進させる為に、数回不織布を伸縮させた。第2図に
示す如き、光ファイバープローブを第1図のように反応
容器に挿入し、生じた液相部分の波長505nmに於ける吸
光度(以下、ESと略記する。)を測定した。
薬含浸体1枚及び試料1.0mlを加え、37℃で反応させ
た。途中、吸収性担体に保持された試薬と検体との反応
を促進させる為に、数回不織布を伸縮させた。第2図に
示す如き、光ファイバープローブを第1図のように反応
容器に挿入し、生じた液相部分の波長505nmに於ける吸
光度(以下、ESと略記する。)を測定した。
血清検体の代りに、水又は濃度既知のグルコース標準液
を用いて同様に操作し、求めた吸光度をそれぞれ盲検の
吸光度(以下、EBlと略記する。)、及び標準の吸光度
(以下、EStdと略記する。)とした。
を用いて同様に操作し、求めた吸光度をそれぞれ盲検の
吸光度(以下、EBlと略記する。)、及び標準の吸光度
(以下、EStdと略記する。)とした。
第4図に吸光度の経時変化を示す。
第4図から明らかな如く、本試薬含浸体を用いての、検
体中にグルコースとの反応は、37℃では5分以内に終了
する。
体中にグルコースとの反応は、37℃では5分以内に終了
する。
実施例2.血清中のグルコースの定量 (グルコース測定用試薬含浸体の作製) 実施例1.に同じ。
(試料) 人血清10検体を水で100倍に希釈したものを試料とし
た。
た。
(測定方法) 実施例1.と同様に行い、5分後のES,EStd,EBlを測定
した。
した。
次式に従い人血清中のグルコース値を算出した。
[200*:グルコース標準液中のグルコース値(mg/d
l)] 参考例1.血清中のグルコースの定量 実施例2.と同じ試料を用い、グルコース測定用の市販キ
ット〔グルコースC−テストワコー,和光純薬工業
(株)製〕を、使用して、グルコース値を測定した。
l)] 参考例1.血清中のグルコースの定量 実施例2.と同じ試料を用い、グルコース測定用の市販キ
ット〔グルコースC−テストワコー,和光純薬工業
(株)製〕を、使用して、グルコース値を測定した。
実施例2.と参考例1.の測定結果を表1に併せて示す。
表1から明らかな如く、本発明の方法による実施例2の
測定法により得られたグルコースの測定値は、市販キッ
トを用いた従来法のそれと良い相関を示している。
測定法により得られたグルコースの測定値は、市販キッ
トを用いた従来法のそれと良い相関を示している。
実施例3.血清中の尿酸の定量 (尿酸測定用試薬含浸体の作製) 直径10mm,厚さ7mmの発泡ウレタンに下記の測定用試液10
0μlを含浸さた後乾燥させた。
0μlを含浸さた後乾燥させた。
測定用試液処方 ウリカーゼ 50単位 ペルオキシダーゼ 2,500単位 アスコルビン酸オキシダーゼ 5,000単位 リポプロティンリパーゼ 50,000単位 4−アミノアンチピリン 0.12g N−エチル−N−(2−ハイドロキシ−3−スルホプロ
ピル)−m−トルイジン・Na塩 0.2g リン酸1カリウム 5g リン酸2カリウム 2g 水溶性ゼラチン 1g 精製水 全量100mlとした。
ピル)−m−トルイジン・Na塩 0.2g リン酸1カリウム 5g リン酸2カリウム 2g 水溶性ゼラチン 1g 精製水 全量100mlとした。
(試料) 人血清10検体を水で60倍に希釈したものを試料とした。
(測定方法) 直径1.0cm,深さ1.5cmのプラスチック性容器に、前記試
薬含浸体1枚及び試料1.0mlを加え、37℃で5分間反応
させた。途中、吸収性担体に含浸された試薬と検体との
反応を促進される為に、数回発泡ウレタンを伸縮させ
た。第2図に示す如き、光ファイバープローブを第1図
のように反応容器に挿入し、生じた液相部分の波長555n
mに於ける吸光度ESを測定した。
薬含浸体1枚及び試料1.0mlを加え、37℃で5分間反応
させた。途中、吸収性担体に含浸された試薬と検体との
反応を促進される為に、数回発泡ウレタンを伸縮させ
た。第2図に示す如き、光ファイバープローブを第1図
のように反応容器に挿入し、生じた液相部分の波長555n
mに於ける吸光度ESを測定した。
血清検体の代りに、水又は濃度既知の尿酸標準液を用い
て同様に操作し、EBl及びEStdを測定した。
て同様に操作し、EBl及びEStdを測定した。
次式に従い人血清中の尿酸値を算出した。
[10**:尿酸標準液中の尿酸値(mg/dl)] 参考例2.血清中の尿酸の定量 実施例3.と同じ試料を用い、尿酸測定用の市販キット
〔尿酸C−テストワコー,和光純薬工業(株)製〕を使
用して、尿酸値を測定した。
〔尿酸C−テストワコー,和光純薬工業(株)製〕を使
用して、尿酸値を測定した。
実施例3.と参考例2.の測定結果を表2に併せて示す。
表2から明らかな如く、本発明の方法による実施例3.の
測定法により得られた尿酸の測定値は、市販キットを用
いた従来法のそれと良い相関を示している。
測定法により得られた尿酸の測定値は、市販キットを用
いた従来法のそれと良い相関を示している。
実施例4.血清中のグルコースの定量 (グルコース測定用試薬含浸体の作製) 実施例1.に同じ。
実施例.2で使用した人血清10検体を水で、200倍に希釈
したものを試料とした。
したものを試料とした。
(測定方法) 石英セル(10×10mm,深さ4cm)に前記試薬含浸体1枚を
入れ、試料2.0mlを加えて37℃で5分間反応させた。途
中、吸収性担体に含浸された試薬と検体とを十分反応さ
せる為に、第5図に示す様な、先端にネットを付けた器
具で不織布を数回伸縮させた。最終的に不織布を第6図
に示す用に前記器具を用いて、分光光度計の光路にかか
らないように圧縮し、生じた液相部分の、波長504nmに
於ける吸光度ESを測定した。
入れ、試料2.0mlを加えて37℃で5分間反応させた。途
中、吸収性担体に含浸された試薬と検体とを十分反応さ
せる為に、第5図に示す様な、先端にネットを付けた器
具で不織布を数回伸縮させた。最終的に不織布を第6図
に示す用に前記器具を用いて、分光光度計の光路にかか
らないように圧縮し、生じた液相部分の、波長504nmに
於ける吸光度ESを測定した。
また、血清検体の代りに水又は濃度既知のグルコース標
準液を用いて同様に操作し、EBl及びEStdを測定した
(日立556型分光光度計使用)。次式に従い人血清中の
グルコース値を算出した。
準液を用いて同様に操作し、EBl及びEStdを測定した
(日立556型分光光度計使用)。次式に従い人血清中の
グルコース値を算出した。
[200*:グルコース標準液中のグルコース値(mg/d
l)] 実施例4.と前記参考例1.の測定結果を表3に併せて示
す。
l)] 実施例4.と前記参考例1.の測定結果を表3に併せて示
す。
表3から明らかな如く、本発明の方法による実施例4.の
測定法により得られたグルコースの測定値は、市販キッ
トを用いた従来法のそれと良い相関を示している。
測定法により得られたグルコースの測定値は、市販キッ
トを用いた従来法のそれと良い相関を示している。
以上の述べた如く、本発明は以下に述べる様な点で顕著
な効果を奏する発明であり、斯業に貢献するところ甚だ
大なるものである。
な効果を奏する発明であり、斯業に貢献するところ甚だ
大なるものである。
(1)本発明の測定法に於ては、測定試薬は例えば不織
布等の吸収性担体に含浸及び乾燥させたドライタイプと
して供給される為、安定であり、取扱いが簡便である。
布等の吸収性担体に含浸及び乾燥させたドライタイプと
して供給される為、安定であり、取扱いが簡便である。
(2)反応は量的に十分な液相中で行なえる為、通常の
ドライ法の反応より、反応の進行が速く、到達度が高
い。
ドライ法の反応より、反応の進行が速く、到達度が高
い。
(3)従来のドライ法の光学的測定法の様に試験紙片表
面からの反射光を測定する方法ではない為、表面状態の
影響による誤差がなく、精度及び再現性の高い測定が可
能である。
面からの反射光を測定する方法ではない為、表面状態の
影響による誤差がなく、精度及び再現性の高い測定が可
能である。
(4)光学的に測定する際、試薬含浸体を除去すること
なく測定できるので操作が簡便であり、特に反応容器中
への挿入式の光学機器を用いた場合には、更に操作が容
易となる。
なく測定できるので操作が簡便であり、特に反応容器中
への挿入式の光学機器を用いた場合には、更に操作が容
易となる。
(5)挿入式の光学機器を用いる測定法に於ては、試薬
含浸体と反応容器の適切な組合わせを選択することによ
り、使い捨て可能な、簡便で廉価な測定法を組み立てる
ことも可能である。
含浸体と反応容器の適切な組合わせを選択することによ
り、使い捨て可能な、簡便で廉価な測定法を組み立てる
ことも可能である。
第1図は、本発明の測定法を、吸収性担体を物理的に収
縮させる手段が光学的測定手段と一体となった挿入式光
度計を用いて実施した場合の断面図であり、第2図及び
第3図は挿入式光度計の概略図を例示したものである。 第4図は、実施例1で得られた血清中のグルコース測定
時の吸光度の経時変化を示し、横軸の各時間(分)につ
いて得られた吸光度を縦軸に沿ってプロットした点を結
んだものである。 第5図は、本発明の測定法を一般の分光光度計を用いて
実施する場合に使用する挿入式の補助器具の一例で、第
6図はそれを実際の測定に用いたところを図示したもの
である。 図中の各記号の示す内容を以下に列記する。 1:反応容器、2:圧縮された担体、3:試験液、4:光ファイ
バープローブ、5:安定化光源、6:安定化電源、7:光検出
器、8:増幅器、9:吸光度変換器、10:表示部、11:補助器
具、12:石英セル、13:圧縮された担体、A:反射鏡、B:光
源部及び光検出器への接続コネクター、C:照射光用光フ
ァイバー、D:受光用光ファイバー、a:盲検、b:血清試
料、c:標準。
縮させる手段が光学的測定手段と一体となった挿入式光
度計を用いて実施した場合の断面図であり、第2図及び
第3図は挿入式光度計の概略図を例示したものである。 第4図は、実施例1で得られた血清中のグルコース測定
時の吸光度の経時変化を示し、横軸の各時間(分)につ
いて得られた吸光度を縦軸に沿ってプロットした点を結
んだものである。 第5図は、本発明の測定法を一般の分光光度計を用いて
実施する場合に使用する挿入式の補助器具の一例で、第
6図はそれを実際の測定に用いたところを図示したもの
である。 図中の各記号の示す内容を以下に列記する。 1:反応容器、2:圧縮された担体、3:試験液、4:光ファイ
バープローブ、5:安定化光源、6:安定化電源、7:光検出
器、8:増幅器、9:吸光度変換器、10:表示部、11:補助器
具、12:石英セル、13:圧縮された担体、A:反射鏡、B:光
源部及び光検出器への接続コネクター、C:照射光用光フ
ァイバー、D:受光用光ファイバー、a:盲検、b:血清試
料、c:標準。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−62561(JP,A) 特開 昭48−47877(JP,A) 特開 昭57−182638(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】測定用試薬組成物を含浸及び乾燥させた吸
収性担体に、試料又は希釈された試料を含浸させて反応
を開始させ、該吸収性担体を物理的に収縮させることに
より生じた反応液相部分で反応経過若しくは反応終了状
態を光学的に測定することにより溶液成分の測定を行う
ことを特徴とする、溶液成分の測定方法。 - 【請求項2】吸収性担体を物理的に収縮させる手段が、
光学的測定手段と一体であるか、若しくは一連に作動す
るものである、特許請求の範囲第1項に記載の測定方
法。 - 【請求項3】吸収性担体を物理的に収縮させる手段が、
挿入式器具を用いる方法である、特許請求の範囲第1項
に記載の測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18156586A JPH071230B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 成分の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18156586A JPH071230B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 成分の測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6338141A JPS6338141A (ja) | 1988-02-18 |
| JPH071230B2 true JPH071230B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=16103019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18156586A Expired - Fee Related JPH071230B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 成分の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071230B2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP18156586A patent/JPH071230B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6338141A (ja) | 1988-02-18 |
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Legal Events
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