JPH0712319B2 - モノクロ−ナル抗体のスクリ−ニング法 - Google Patents
モノクロ−ナル抗体のスクリ−ニング法Info
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- JPH0712319B2 JPH0712319B2 JP60243848A JP24384885A JPH0712319B2 JP H0712319 B2 JPH0712319 B2 JP H0712319B2 JP 60243848 A JP60243848 A JP 60243848A JP 24384885 A JP24384885 A JP 24384885A JP H0712319 B2 JPH0712319 B2 JP H0712319B2
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- antigen
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はモノクローナル抗体のスクリーニング法に関す
るものであるが、更に詳細には、酵素抗原の保有する生
理活性を指標とし、酵素抗原の生理活性に影響を及ぼす
(生理活性を阻害もしくは賦活化する)モノクローナル
抗体と酵素抗原に単に結合するだけで全く生理活性には
影響を及ぼさない抗体とを同時にスクリーニングする方
法に関するものである。
るものであるが、更に詳細には、酵素抗原の保有する生
理活性を指標とし、酵素抗原の生理活性に影響を及ぼす
(生理活性を阻害もしくは賦活化する)モノクローナル
抗体と酵素抗原に単に結合するだけで全く生理活性には
影響を及ぼさない抗体とを同時にスクリーニングする方
法に関するものである。
本法によれば、融合細胞の中から目的とする抗体産生細
胞株のみを極めて効率的に選択、スクリーニングするこ
とができ、特に酵素反応の解析ないし精製用のモノクロ
ーナル抗体を効率よく得ることができるので、モノクロ
ーナル抗体の生産性、生産効率が大巾に上昇して免疫化
学において重用されるだけでなく、酵素工業においても
重用されるものである。
胞株のみを極めて効率的に選択、スクリーニングするこ
とができ、特に酵素反応の解析ないし精製用のモノクロ
ーナル抗体を効率よく得ることができるので、モノクロ
ーナル抗体の生産性、生産効率が大巾に上昇して免疫化
学において重用されるだけでなく、酵素工業においても
重用されるものである。
精製用、治療用、診断用、研究用等広範な用途が実用化
ないしそれが検討されているモノクローナル抗体は、例
えば、抗原で免疫された脾細胞もしくは末梢血球とミエ
ローマ細胞とをポリエチレングリコール(PEG)等の融
合剤で細胞融合してモノクローナル抗体を作製するので
あるが、その場合、得られた融合細胞の中から目的の抗
原に対する抗体を産生分泌している融合細胞クローンの
選択を行う必要がある。そのために、一般には、融合細
胞培養上清を試料とした上清中に含まれるモノクローナ
ル抗体を検出するために、予め抗原をヒツジ赤血球やラ
テックス粒子に固相化した受身凝集反応や、予め抗原を
マイクロタイタープレートやキューブに固相化した酵素
免疫測定法やラジオイムノアッセイ(EIA、ELISA、EMI
T、RIA等)といった方法が開発されて広く用いられてい
る(服部 信偏「ウイルス肝炎から肝細胞癌へ」(1982
−7−10)癌と化学療法社、p439−443) しかしながら、これらの従来法では固定化抗原に抗体が
結合することを検出原理としているため、抗原が酵素の
ように生理活性を保持している場合、検出されたモノク
ローナル抗体が抗原の生理活性に影響を及ぼすか否かを
判定できず、スクリーニング初期段階から酵素抗原に対
する阻害もしくは賦活化モノクローナル抗体と結合モノ
クローナル抗体の両者を同時に簡便に検出することは困
難であった。
ないしそれが検討されているモノクローナル抗体は、例
えば、抗原で免疫された脾細胞もしくは末梢血球とミエ
ローマ細胞とをポリエチレングリコール(PEG)等の融
合剤で細胞融合してモノクローナル抗体を作製するので
あるが、その場合、得られた融合細胞の中から目的の抗
原に対する抗体を産生分泌している融合細胞クローンの
選択を行う必要がある。そのために、一般には、融合細
胞培養上清を試料とした上清中に含まれるモノクローナ
ル抗体を検出するために、予め抗原をヒツジ赤血球やラ
テックス粒子に固相化した受身凝集反応や、予め抗原を
マイクロタイタープレートやキューブに固相化した酵素
免疫測定法やラジオイムノアッセイ(EIA、ELISA、EMI
T、RIA等)といった方法が開発されて広く用いられてい
る(服部 信偏「ウイルス肝炎から肝細胞癌へ」(1982
−7−10)癌と化学療法社、p439−443) しかしながら、これらの従来法では固定化抗原に抗体が
結合することを検出原理としているため、抗原が酵素の
ように生理活性を保持している場合、検出されたモノク
ローナル抗体が抗原の生理活性に影響を及ぼすか否かを
判定できず、スクリーニング初期段階から酵素抗原に対
する阻害もしくは賦活化モノクローナル抗体と結合モノ
クローナル抗体の両者を同時に簡便に検出することは困
難であった。
また、従来用いられているスクリーニング方法では、直
接抗原を固相化することが多く、高純度の抗原標品を必
要とした。したがって、非常に高価な酵素を多量に使用
する必要があるだけでなく、固定化するのにも多大な労
力を要し、また完全に固定化すること自体も困難な作業
であった。
接抗原を固相化することが多く、高純度の抗原標品を必
要とした。したがって、非常に高価な酵素を多量に使用
する必要があるだけでなく、固定化するのにも多大な労
力を要し、また完全に固定化すること自体も困難な作業
であった。
本発明者は、これらの欠点を解決するために、酵素化
学、免疫化学、生化学といった各種の技術分野から各方
面に亘って研究した結果、従来法のように酵素を単なる
標識物質として使用するのではなくて、酵素抗原の保持
する生理活性自体の利用という点に着目し、これを基礎
にして、抗原の生理活性を指標とする本方法を考察し、
酵素抗原に対するモノクローナル抗体スクリーニング法
を発明するに至った。
学、免疫化学、生化学といった各種の技術分野から各方
面に亘って研究した結果、従来法のように酵素を単なる
標識物質として使用するのではなくて、酵素抗原の保持
する生理活性自体の利用という点に着目し、これを基礎
にして、抗原の生理活性を指標とする本方法を考察し、
酵素抗原に対するモノクローナル抗体スクリーニング法
を発明するに至った。
本発明は、まず酵素抗原に対するモノクローナル抗体産
生細胞を作製しておき、それに対して適用するものであ
る。その作製は常法によって行うことができ、動物に抗
原をアジュバントの存在又は不存在下で腹腔内等に感作
せしめ、必要ある場合には更に追加免疫して動物を該抗
原で免疫し、該動物から脾細胞、リンパ節細胞といった
抗体産生細胞を取出す。これとミエローマ細胞とをポリ
エチレングリコール(PEG)等を用いて融合し、これをH
AT培地(ヒポキサンチン/アミノプテリン/チミジンか
らなる選択用培地)で培養し、ハイブリドーマを選択す
る。
生細胞を作製しておき、それに対して適用するものであ
る。その作製は常法によって行うことができ、動物に抗
原をアジュバントの存在又は不存在下で腹腔内等に感作
せしめ、必要ある場合には更に追加免疫して動物を該抗
原で免疫し、該動物から脾細胞、リンパ節細胞といった
抗体産生細胞を取出す。これとミエローマ細胞とをポリ
エチレングリコール(PEG)等を用いて融合し、これをH
AT培地(ヒポキサンチン/アミノプテリン/チミジンか
らなる選択用培地)で培養し、ハイブリドーマを選択す
る。
こうして得たハイブリドーマの中から、目的とする抗原
産生細胞株のみを、換言すれば目的とするモノクローナ
ル抗体のみを本法によって極めて正確に且つ効率的にス
クリーニングするのである。
産生細胞株のみを、換言すれば目的とするモノクローナ
ル抗体のみを本法によって極めて正確に且つ効率的にス
クリーニングするのである。
本発明に係るモノクローナル抗体の検出原理を、第1図
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
1. 先ず、抗免疫グロブリン抗体を固定化担体に固定化
する。
する。
抗免疫グロブリン抗体は、マウス由来ハイブリドーマ細
胞の場合は抗ヒト免疫グロブリン抗体を用い、免疫動物
種としてはヤギ、ウサギ、ヒツジ等がある。固定化担体
としては、セファロースゲル、セファデクスゲル、アガ
ロースゲル、ラテックス粒子、ポリアクリルアミド粒
子、ポリスチレン粒子及びチューブ等を用い、また抗免
疫グロブリン抗体の固定化法としては、物理化学的作用
や共有結合による固定化があるが、固定化抗免疫グロブ
リン抗体とハイブリドーマ細胞培養上清中に含有される
血清蛋白及びモノクローナル抗体との間での置換反応を
起こさないために好ましくはCNBr法等の共有結合法によ
り抗免疫グロブリン抗体を不溶性担体に固定化する。
胞の場合は抗ヒト免疫グロブリン抗体を用い、免疫動物
種としてはヤギ、ウサギ、ヒツジ等がある。固定化担体
としては、セファロースゲル、セファデクスゲル、アガ
ロースゲル、ラテックス粒子、ポリアクリルアミド粒
子、ポリスチレン粒子及びチューブ等を用い、また抗免
疫グロブリン抗体の固定化法としては、物理化学的作用
や共有結合による固定化があるが、固定化抗免疫グロブ
リン抗体とハイブリドーマ細胞培養上清中に含有される
血清蛋白及びモノクローナル抗体との間での置換反応を
起こさないために好ましくはCNBr法等の共有結合法によ
り抗免疫グロブリン抗体を不溶性担体に固定化する。
そして、上記した細胞融合処理によって得たハイブリド
ーマ細胞培養上清中に含まれるモノクローナル抗体を抗
免疫グロブリン抗体固定化担体に混合・懸濁し、免疫反
応によりモノクローナル抗体を固定化抗免疫グロブリン
抗体に免疫吸着させる。
ーマ細胞培養上清中に含まれるモノクローナル抗体を抗
免疫グロブリン抗体固定化担体に混合・懸濁し、免疫反
応によりモノクローナル抗体を固定化抗免疫グロブリン
抗体に免疫吸着させる。
2. 1で調製したモノクローナル抗体吸着抗免疫グロブ
リン抗体固定化不溶性担体に、一定量の酵素抗原を添加
・混合する。室温もしくは37℃で遊離状態の酵素抗原と
固相状態にあるモノクローナル抗体間の免疫反応を行
い、一定時間後遠心分離により上清と不溶性担体とを分
離し、先の酵素抗原とモノクローナル抗体間の免疫反応
を停止させる。目的の酵素抗原と類似の生理活性を示す
酵素が培養上清中の血清蛋白に含まれる場合でも、1で
調製したモノクローナル抗体吸着抗免疫グロブリン抗体
固定化担体を、生理的緩衝液(PBS)等で、好ましくは
0.1%BSAを含むPBS(pH7.2)で数回洗浄することにより
血清中に含まれる類似の生理活性を消去できる。
リン抗体固定化不溶性担体に、一定量の酵素抗原を添加
・混合する。室温もしくは37℃で遊離状態の酵素抗原と
固相状態にあるモノクローナル抗体間の免疫反応を行
い、一定時間後遠心分離により上清と不溶性担体とを分
離し、先の酵素抗原とモノクローナル抗体間の免疫反応
を停止させる。目的の酵素抗原と類似の生理活性を示す
酵素が培養上清中の血清蛋白に含まれる場合でも、1で
調製したモノクローナル抗体吸着抗免疫グロブリン抗体
固定化担体を、生理的緩衝液(PBS)等で、好ましくは
0.1%BSAを含むPBS(pH7.2)で数回洗浄することにより
血清中に含まれる類似の生理活性を消去できる。
3. 2で分離された遠心上清中に残存する酵素抗原の生
理活性及びモノクローナル抗体との免疫反応により不溶
性担体に吸着した酵素抗原の生理活性を分光学的や電極
法等の方法で測定する。モノクローナル抗体は2で分離
された遠心上清に含まれる酵素抗原活性の著しい低下に
より検出され、また同時に、不溶性担体に吸着した酵素
抗原活性を測定し、 a. 吸着酵素抗原活性が確認されたモノクローナル抗体
は酵素抗原に対する結合モノクローナル抗体と判定され
る。
理活性及びモノクローナル抗体との免疫反応により不溶
性担体に吸着した酵素抗原の生理活性を分光学的や電極
法等の方法で測定する。モノクローナル抗体は2で分離
された遠心上清に含まれる酵素抗原活性の著しい低下に
より検出され、また同時に、不溶性担体に吸着した酵素
抗原活性を測定し、 a. 吸着酵素抗原活性が確認されたモノクローナル抗体
は酵素抗原に対する結合モノクローナル抗体と判定され
る。
b. 吸着酵素抗原活性がaの場合に比べ著しく低下する
場合は、酵素抗原に対する阻害モノクローナル抗体と判
定される。
場合は、酵素抗原に対する阻害モノクローナル抗体と判
定される。
c. また吸着酵素抗原活性がaの場合に比べ著しく上昇
する場合は、酵素抗原に対する賦活性モノクローナル抗
体と判定される。
する場合は、酵素抗原に対する賦活性モノクローナル抗
体と判定される。
本スクリーニング操作は先の1,2,3の3ステップより成
るが、血清蛋白中に含まれず血清蛋白による生理活性測
定の妨害を受けない酵素抗原については、1と2のステ
ップを同時に行う、即ちモノクローナル抗体を含む培養
上清と一定量の酵素抗原とを同時に抗免疫グロブリン抗
体固定化担体に添加、混合することも可能である。ま
た、モノクローナル抗体を不溶性担体に特異的に吸着さ
れる方法として、プロテインA固定化担体を用いること
も可能である。
るが、血清蛋白中に含まれず血清蛋白による生理活性測
定の妨害を受けない酵素抗原については、1と2のステ
ップを同時に行う、即ちモノクローナル抗体を含む培養
上清と一定量の酵素抗原とを同時に抗免疫グロブリン抗
体固定化担体に添加、混合することも可能である。ま
た、モノクローナル抗体を不溶性担体に特異的に吸着さ
れる方法として、プロテインA固定化担体を用いること
も可能である。
本スクリーニング法によりモノクローナル抗体を検出で
きる酵素抗原としては、例えば、Malate dehydrogenas
e、β−D−galactosidase、Glucose oxidaseやHorse r
adish Peroxidase等があるがこれらの酵素抗原に限定さ
れない。また、抗血清中に含まれるポリクローナルな抗
体も本スクリーニング操作−1により抗免疫グロブリン
抗体固定化担体に吸着させることが可能であるため、本
スクリーニング法を酵素抗原に対する抗血清の評価法と
して利用することも可能である。
きる酵素抗原としては、例えば、Malate dehydrogenas
e、β−D−galactosidase、Glucose oxidaseやHorse r
adish Peroxidase等があるがこれらの酵素抗原に限定さ
れない。また、抗血清中に含まれるポリクローナルな抗
体も本スクリーニング操作−1により抗免疫グロブリン
抗体固定化担体に吸着させることが可能であるため、本
スクリーニング法を酵素抗原に対する抗血清の評価法と
して利用することも可能である。
本スクリーニング法により今まで複数のスクリーニング
法の組み合わせにより検出されていた阻害、もしくは賦
活化モノクローナル抗体と結合モノクローナル抗体を同
時に検出することが可能となり、酵素抗原に対するモノ
クローナル抗体の作製が格段に効率化されるという著効
が得られ、酵素工業、免疫化学の分野で各種巾広く利用
されることが更に期待できる。
法の組み合わせにより検出されていた阻害、もしくは賦
活化モノクローナル抗体と結合モノクローナル抗体を同
時に検出することが可能となり、酵素抗原に対するモノ
クローナル抗体の作製が格段に効率化されるという著効
が得られ、酵素工業、免疫化学の分野で各種巾広く利用
されることが更に期待できる。
実施例 1. 抗マウス免疫グロブリンウサギIgG固定化セファロ
ース4Bの調製 日本在来種家兎に100μgのマウス免疫グロブリンをフ
ロイントの完全アジュバントとともに皮下注射し、マウ
ス免疫グロブリンに対する抗血清を調製した。採血後、
血清を分離し、硫安塩析及びDEAE−セルロースにて抗マ
ウス免疫グロブリンウサギIgGを精製した。
ース4Bの調製 日本在来種家兎に100μgのマウス免疫グロブリンをフ
ロイントの完全アジュバントとともに皮下注射し、マウ
ス免疫グロブリンに対する抗血清を調製した。採血後、
血清を分離し、硫安塩析及びDEAE−セルロースにて抗マ
ウス免疫グロブリンウサギIgGを精製した。
精製抗マウス免疫グロブリンウサギIgGを0.1M NaHCO
3(pH8.0)に溶解し、CNBr活性セファロース4Bと混合・
懸濁し、セファロース4B 1mlに抗マウス免疫グロブリン
ウサギIgGを4mg共有結合した。反応後、残存活性基は0.
1Mエタノールアミン(pH8.0)でブロッキングした(第
2図)。
3(pH8.0)に溶解し、CNBr活性セファロース4Bと混合・
懸濁し、セファロース4B 1mlに抗マウス免疫グロブリン
ウサギIgGを4mg共有結合した。反応後、残存活性基は0.
1Mエタノールアミン(pH8.0)でブロッキングした(第
2図)。
2. 酵母リンゴ酸脱水素酵素に対するマウスモノクロー
ナル抗体のスクリーニング 酵母由来のリンゴ酸脱水素酵素(MDH)50μgをフロイ
ントの完全アジュバントとともに腹腔内感作し更に追加
免疫を行ったBALB/cマウス脾細胞とマウスミエローマ細
胞(X Ag 8・6・5・3)とをPEG(MW1500)を用いて
細胞融合を行い、同系マウス脾細胞をフィーダー細胞と
して24穴のマルチウェルに播き(2×106/well)、HAT
培地を用いて培養し約10クローン/wellの効率でハイブ
リドーマを作製した。
ナル抗体のスクリーニング 酵母由来のリンゴ酸脱水素酵素(MDH)50μgをフロイ
ントの完全アジュバントとともに腹腔内感作し更に追加
免疫を行ったBALB/cマウス脾細胞とマウスミエローマ細
胞(X Ag 8・6・5・3)とをPEG(MW1500)を用いて
細胞融合を行い、同系マウス脾細胞をフィーダー細胞と
して24穴のマルチウェルに播き(2×106/well)、HAT
培地を用いて培養し約10クローン/wellの効率でハイブ
リドーマを作製した。
前記1で調製した抗マウス免疫グロブリンウサギIgG固
定化セファロース4B 50μを用い、上記によって作製
したハイブリドーマ細胞培養上清(1.0ml)をこのセフ
ァロース4Bゲルに添加し、室温で1時間懸濁した。反応
後0.01%BSAを含むPBS(pH7.2)にて2回ゲルを洗浄
し、0.01%BSAを含むPBS(pH7.2)に溶解した酵母リン
ゴ酸脱水素酵素0.1unitsを添加した。懸濁しながら、室
温で1時間反応させた後、遠心分離(5,000rpm×5min)
により上清とゲルに分離した。200μM NaDH及び500μM
オギザロ酢酸を含む0.1Mリン酸カリウム(pH7.5)をリ
ンゴ酸脱水素酵素の基質反応液とし、2.0mlに先の遠心
上清0.2mlを添加し、25℃で酸素反応を開始した。4分
後、340nmにおける吸光度の減少を測定し、酵素活性を
求めた、同時に先の遠心分離後のゲルをさらに0.01%BS
Aを含むPBS(pH7.2)で2回洗浄後、ゲルに酵素反応基
質液、1.0mlを添加し、10分間25℃で酵素反応を行っ
た。反応後、遠心分離により反応を停止させ、上清中の
吸光度変化を測定した。その結果を第3図にまとめた。
定化セファロース4B 50μを用い、上記によって作製
したハイブリドーマ細胞培養上清(1.0ml)をこのセフ
ァロース4Bゲルに添加し、室温で1時間懸濁した。反応
後0.01%BSAを含むPBS(pH7.2)にて2回ゲルを洗浄
し、0.01%BSAを含むPBS(pH7.2)に溶解した酵母リン
ゴ酸脱水素酵素0.1unitsを添加した。懸濁しながら、室
温で1時間反応させた後、遠心分離(5,000rpm×5min)
により上清とゲルに分離した。200μM NaDH及び500μM
オギザロ酢酸を含む0.1Mリン酸カリウム(pH7.5)をリ
ンゴ酸脱水素酵素の基質反応液とし、2.0mlに先の遠心
上清0.2mlを添加し、25℃で酸素反応を開始した。4分
後、340nmにおける吸光度の減少を測定し、酵素活性を
求めた、同時に先の遠心分離後のゲルをさらに0.01%BS
Aを含むPBS(pH7.2)で2回洗浄後、ゲルに酵素反応基
質液、1.0mlを添加し、10分間25℃で酵素反応を行っ
た。反応後、遠心分離により反応を停止させ、上清中の
吸光度変化を測定した。その結果を第3図にまとめた。
スクリーニングに供したハイブリドーマ細胞のうち、M1
8A2,A3,A4,A7,A11及びB28いずれのクローンの培養上清
中にも酵素活性は阻害しない結合モノクローナル抗体が
含まれることが判定され、M18A10クローンのみ酵素活性
を阻害するモノクローナル抗体が含まれることが判定さ
れた。
8A2,A3,A4,A7,A11及びB28いずれのクローンの培養上清
中にも酵素活性は阻害しない結合モノクローナル抗体が
含まれることが判定され、M18A10クローンのみ酵素活性
を阻害するモノクローナル抗体が含まれることが判定さ
れた。
第1図は、本発明に係るモノクローナル抗体スクリーニ
ング法の原理を模式的に図示したものであり、第2図
は、抗マウス免疫グロブリンウサギIgGセファロース4B
のマウス免疫グロブリン吸着性を示したものであり、第
3図は、酵母MDHに対するマウスモノクローナル抗体の
スクリーニング結果を図示したものである。
ング法の原理を模式的に図示したものであり、第2図
は、抗マウス免疫グロブリンウサギIgGセファロース4B
のマウス免疫グロブリン吸着性を示したものであり、第
3図は、酵母MDHに対するマウスモノクローナル抗体の
スクリーニング結果を図示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 富山朔二編「単クローン抗体ハンドブッ ク」(1985−7−10)講談社P.349 J.Immunol.Methods, 64(1983)P.31−37
Claims (1)
- 【請求項1】抗免疫グロブリン抗体を担体に固定化し、
これに酵素抗原に対するモノクローナル抗体を反応させ
た後酵素を結合せしめ、固液分離をした後、液状部の酵
素活性を測定すると同時に、固定部については酵素を分
離することなく直接酵素活性を測定し、もって、酵素抗
原の有する生理活性を指標とし、酵素抗原に対する阻害
モノクローナル抗体、賦活化モノクローナル抗体、又は
生理活性には影響を及ぼすことのない単なる結合モノク
ローナル抗体の各々を検出することを特徴とするモノク
ローナル抗体の平行スクリーニング法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60243848A JPH0712319B2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | モノクロ−ナル抗体のスクリ−ニング法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60243848A JPH0712319B2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | モノクロ−ナル抗体のスクリ−ニング法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62104591A JPS62104591A (ja) | 1987-05-15 |
| JPH0712319B2 true JPH0712319B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=17109850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60243848A Expired - Lifetime JPH0712319B2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | モノクロ−ナル抗体のスクリ−ニング法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712319B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02181654A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-16 | Green Cross Corp:The | 抗酵素抗体価の測定方法 |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP60243848A patent/JPH0712319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| J.Immunol.Methods,64(1983)P.31−37 |
| 富山朔二編「単クローン抗体ハンドブック」(1985−7−10)講談社P.349 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62104591A (ja) | 1987-05-15 |
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