JPH07123934A - 不溶性固形物の分散法 - Google Patents
不溶性固形物の分散法Info
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- JPH07123934A JPH07123934A JP5297495A JP29749593A JPH07123934A JP H07123934 A JPH07123934 A JP H07123934A JP 5297495 A JP5297495 A JP 5297495A JP 29749593 A JP29749593 A JP 29749593A JP H07123934 A JPH07123934 A JP H07123934A
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- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不溶性固形物を含有する液状食品を、振った
り、撹拌したりしなくても、最初から最後まで内容物の
割合が均一で飲用または使用することができる不溶性固
形物を分散する方法を提供することを目的とする。 【構成】 不溶性固形物を含む液状食品において、寒天
を0.001〜0.5重量%添加することにより、また
は寒天に糊料、乳化剤を併用することにより、不溶物を
分散し、振ったり、撹拌したりしなくても、最初から最
後まで内容物の割合が均一で飲用もしくは使用すること
ができるとともに、視覚的にも商品価値を大いに高める
ことができる。
り、撹拌したりしなくても、最初から最後まで内容物の
割合が均一で飲用または使用することができる不溶性固
形物を分散する方法を提供することを目的とする。 【構成】 不溶性固形物を含む液状食品において、寒天
を0.001〜0.5重量%添加することにより、また
は寒天に糊料、乳化剤を併用することにより、不溶物を
分散し、振ったり、撹拌したりしなくても、最初から最
後まで内容物の割合が均一で飲用もしくは使用すること
ができるとともに、視覚的にも商品価値を大いに高める
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液状食品に関し、不溶性
固形物を分散せしめる方法に関する。より詳しくはゼリ
ー入り飲料、豆乳飲料、ドレッシング、液体調味料、味
噌汁、スープ、カルシウム強化飲料、しるこドリンク、
ウーロン茶、麦茶、緑茶、紅茶、コーヒー、ココアの原
料由来の不溶性固形物、乳酸菌飲料に生じる沈澱物等を
分散する方法に関する。
固形物を分散せしめる方法に関する。より詳しくはゼリ
ー入り飲料、豆乳飲料、ドレッシング、液体調味料、味
噌汁、スープ、カルシウム強化飲料、しるこドリンク、
ウーロン茶、麦茶、緑茶、紅茶、コーヒー、ココアの原
料由来の不溶性固形物、乳酸菌飲料に生じる沈澱物等を
分散する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゼリー入り飲料のゼリー、豆乳飲
料における不溶性蛋白、ドレッシング、液体調味料、内
服液、味噌汁、スープ、カルシウム強化飲料、しるこド
リンク、ウーロン茶、麦茶、緑茶、紅茶、コーヒー、コ
コアその他における原料由来の不溶性固形物、乳酸菌飲
料に生じる沈澱物等が含有されている場合、これらが底
に沈んでいたり、上面に浮遊していたりする。その為、
飲用または使用する前に、全体を振ったり撹拌したりし
て、不溶性固形分が均一に分散した状態にしないと、上
面部分と底面部分で飲用または使用される内容物の割合
が変わってくる。またこのような沈殿等を生じている状
態では外観状も悪く商品価値を大きく損なうものであ
る。例えばガラス瓶やペットボトル等の透明容器に入っ
た飲料の場合、沈殿等の状態が確認されるし、またそれ
を隠す為に透明容器を使用できないなどのデメリツトが
生じる。
料における不溶性蛋白、ドレッシング、液体調味料、内
服液、味噌汁、スープ、カルシウム強化飲料、しるこド
リンク、ウーロン茶、麦茶、緑茶、紅茶、コーヒー、コ
コアその他における原料由来の不溶性固形物、乳酸菌飲
料に生じる沈澱物等が含有されている場合、これらが底
に沈んでいたり、上面に浮遊していたりする。その為、
飲用または使用する前に、全体を振ったり撹拌したりし
て、不溶性固形分が均一に分散した状態にしないと、上
面部分と底面部分で飲用または使用される内容物の割合
が変わってくる。またこのような沈殿等を生じている状
態では外観状も悪く商品価値を大きく損なうものであ
る。例えばガラス瓶やペットボトル等の透明容器に入っ
た飲料の場合、沈殿等の状態が確認されるし、またそれ
を隠す為に透明容器を使用できないなどのデメリツトが
生じる。
【0003】液状食品の不溶物の分散、沈澱という問題
を解決する方法として、ペクチン、カラギナン等のガム
類やショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル
等の乳化剤、微結晶セルロースなどを添加する方法があ
るが、効果は十分でなく、一般的にはその不溶物の大部
分が底面に沈澱し、またガム類等である程度の効果を上
げようとする場合は粘度が非常に高くなったり、また清
涼感に欠けるものになったりするし、乳化剤等では風味
を損なったり、その食品が従来持っている性質を著しく
損なうことになり、いずれも満足できる方法といい難
い。
を解決する方法として、ペクチン、カラギナン等のガム
類やショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル
等の乳化剤、微結晶セルロースなどを添加する方法があ
るが、効果は十分でなく、一般的にはその不溶物の大部
分が底面に沈澱し、またガム類等である程度の効果を上
げようとする場合は粘度が非常に高くなったり、また清
涼感に欠けるものになったりするし、乳化剤等では風味
を損なったり、その食品が従来持っている性質を著しく
損なうことになり、いずれも満足できる方法といい難
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、飲用または使用前に不溶性固形物を含有する液状
食品を振ったり、攪拌したりすることなくして、最初か
ら最後まで内容物の割合を一定にすることができず、視
覚的にも商品価値を大いに損なうことになる。
では、飲用または使用前に不溶性固形物を含有する液状
食品を振ったり、攪拌したりすることなくして、最初か
ら最後まで内容物の割合を一定にすることができず、視
覚的にも商品価値を大いに損なうことになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は不溶性物質を
含有する液状食品に関して、振ったり、撹拌したりしな
くても、最初から最後まで内容物の割合が均一で飲用も
しくは使用することができる方法を鋭意研究を重ねた結
果、寒天を不溶性固形物を含む液状食品に添加すること
により、不溶性物質を分散し、沈澱等を防止することに
成功し、本発明を完成することができた。こうした技術
はこれまで知られていない。すなわち、本発明は不溶性
固形物を含有する飲料において、寒天を0.001〜
0.5%(重量、以下同じ)添加することにより、それ
らの不溶物を分散し、振ったり、撹拌したりしなくて
も、最初から最後まで内容物の割合が均一で、飲用もし
くは使用することができる不溶性固形物の分散法であ
る。
含有する液状食品に関して、振ったり、撹拌したりしな
くても、最初から最後まで内容物の割合が均一で飲用も
しくは使用することができる方法を鋭意研究を重ねた結
果、寒天を不溶性固形物を含む液状食品に添加すること
により、不溶性物質を分散し、沈澱等を防止することに
成功し、本発明を完成することができた。こうした技術
はこれまで知られていない。すなわち、本発明は不溶性
固形物を含有する飲料において、寒天を0.001〜
0.5%(重量、以下同じ)添加することにより、それ
らの不溶物を分散し、振ったり、撹拌したりしなくて
も、最初から最後まで内容物の割合が均一で、飲用もし
くは使用することができる不溶性固形物の分散法であ
る。
【0006】以下、本発明の不溶性固形物の分散法につ
いて記述する。本発明で寒天を添加する不溶性物質を含
有する食品としては、ゼリー入り飲料、豆乳飲料、ドレ
ッシング、液体調味料、内服液、味噌汁、スープ、しる
こドリンク、ウーロン茶、麦茶、緑茶、紅茶、コーヒ
ー、ココア、乳酸菌飲料その他を指す。本発明で使用す
る寒天とは、天草、オゴノリ、オバクサ、イタニグサ等
の紅藻類に存在する粘性物質を熱水抽出し、水分を除去
して得られる粉末状、フレーク状、固形状、その他α−
化寒天などいかなるタイプのものでもよい。
いて記述する。本発明で寒天を添加する不溶性物質を含
有する食品としては、ゼリー入り飲料、豆乳飲料、ドレ
ッシング、液体調味料、内服液、味噌汁、スープ、しる
こドリンク、ウーロン茶、麦茶、緑茶、紅茶、コーヒ
ー、ココア、乳酸菌飲料その他を指す。本発明で使用す
る寒天とは、天草、オゴノリ、オバクサ、イタニグサ等
の紅藻類に存在する粘性物質を熱水抽出し、水分を除去
して得られる粉末状、フレーク状、固形状、その他α−
化寒天などいかなるタイプのものでもよい。
【0007】本発明は不溶性固形物を含む液状食品に寒
天を添加、溶解するなどいかなる添加方法においても水
和しておればその要を満たす。すなわち寒天は常温下
で、また必要に応じて、不溶性固形物を含有する液体を
加熱した条件下において添加しても良い。寒天の添加量
は食品がゲル化しない範囲であれば制限はなく、その種
類や食品により異なるが、0.001〜0.5%、さら
に好ましくは0.001〜0.1%である。添加量が
0.001重量%未満では効果が十分でなく、不溶性固
形物の分散を長期間保つことができない。また0.5%
を越える場合は、一般的にはゲル化し、ゲル化しない場
合も、粘稠性が著しく増加してしまう。
天を添加、溶解するなどいかなる添加方法においても水
和しておればその要を満たす。すなわち寒天は常温下
で、また必要に応じて、不溶性固形物を含有する液体を
加熱した条件下において添加しても良い。寒天の添加量
は食品がゲル化しない範囲であれば制限はなく、その種
類や食品により異なるが、0.001〜0.5%、さら
に好ましくは0.001〜0.1%である。添加量が
0.001重量%未満では効果が十分でなく、不溶性固
形物の分散を長期間保つことができない。また0.5%
を越える場合は、一般的にはゲル化し、ゲル化しない場
合も、粘稠性が著しく増加してしまう。
【0008】本発明において、寒天に大豆食物繊維また
は食品添加物の糊料や乳化剤や微結晶セルロースなどを
1種もしくは2種以上を併用してもよい。糊料として
は、合成糊料としてたとえばアルギン酸ナトリウム、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロー
スナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリウム、デ
ンプングリコール酸ナトリウム、メチルセルロース、ポ
リアクリル酸ナトリウム、化学的合成品以外の糊料とし
てたとえばアエロモナスガム、アゾトバクタービネラン
ジーガム、アーモンドガム、アマシードガム、アラビア
ガム、アラビノガラクタン、アルギン酸、アロエベラ抽
出物、エルウイニアミツエンシスガム、エレミ樹脂、エ
ンテロバクターシマナスガム、エンテロバクターガム、
オクラ抽出物、ガティガム、カードラン、カラギーナ
ン、ファーセレラン、カラヤガム、ローカストビーンガ
ム、キサンタンガム、キチン、キトサン、グァーガム、
サイリウムシードガム、スクレロガム、タマリンドシー
ドガム、タラガム、ダンマル樹脂、トラガントガム、ト
リアカンソスガム、トロロアオイ、納豆菌ガム、褐藻抽
出物、ペクチン、プルラン、ウェランガム、カシアガ
ム、ジェランガム、セスバニアガム、ラムザンガム、キ
ダチアロエ抽出物、グルコサミン、マクロホモプシスガ
ム、海藻セルロース、酵母細胞膜、デキストラン、微小
繊維状セルロース、微結晶セルロース、レバン、乳化剤
としては、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、レシチンその他があげられる。
は食品添加物の糊料や乳化剤や微結晶セルロースなどを
1種もしくは2種以上を併用してもよい。糊料として
は、合成糊料としてたとえばアルギン酸ナトリウム、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロー
スナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリウム、デ
ンプングリコール酸ナトリウム、メチルセルロース、ポ
リアクリル酸ナトリウム、化学的合成品以外の糊料とし
てたとえばアエロモナスガム、アゾトバクタービネラン
ジーガム、アーモンドガム、アマシードガム、アラビア
ガム、アラビノガラクタン、アルギン酸、アロエベラ抽
出物、エルウイニアミツエンシスガム、エレミ樹脂、エ
ンテロバクターシマナスガム、エンテロバクターガム、
オクラ抽出物、ガティガム、カードラン、カラギーナ
ン、ファーセレラン、カラヤガム、ローカストビーンガ
ム、キサンタンガム、キチン、キトサン、グァーガム、
サイリウムシードガム、スクレロガム、タマリンドシー
ドガム、タラガム、ダンマル樹脂、トラガントガム、ト
リアカンソスガム、トロロアオイ、納豆菌ガム、褐藻抽
出物、ペクチン、プルラン、ウェランガム、カシアガ
ム、ジェランガム、セスバニアガム、ラムザンガム、キ
ダチアロエ抽出物、グルコサミン、マクロホモプシスガ
ム、海藻セルロース、酵母細胞膜、デキストラン、微小
繊維状セルロース、微結晶セルロース、レバン、乳化剤
としては、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、レシチンその他があげられる。
【0009】上記糊料は液状食品のボディを形成するの
にも有効である。寒天との併用により、食感はほぼ近い
という範囲で寒天の使用量を低減することもできること
がわかった。しかし糊料を併用した不溶性固形物を含む
液状食品において糊料は硬さや粘度をだすことには寄与
するが、本発明にかかる寒天を除いては、液状食品の特
徴を損なうことなく、不溶性固形物を分散することはで
きない。寒天に食品添加物の糊料を併用する場合、糊料
の添加量は本来の食感を妨害しない程度の量以下であれ
ばよく、対照食品によって変わるが0.005〜3%で
あり、好ましくは0.01〜1%である。0.005%
未満ではその効果は期待できず、3%を越える場合は、
粘稠性が著しく増加したり、ゲル化したりする上、風味
自体にも悪影響を及ぼし、経済的でない。
にも有効である。寒天との併用により、食感はほぼ近い
という範囲で寒天の使用量を低減することもできること
がわかった。しかし糊料を併用した不溶性固形物を含む
液状食品において糊料は硬さや粘度をだすことには寄与
するが、本発明にかかる寒天を除いては、液状食品の特
徴を損なうことなく、不溶性固形物を分散することはで
きない。寒天に食品添加物の糊料を併用する場合、糊料
の添加量は本来の食感を妨害しない程度の量以下であれ
ばよく、対照食品によって変わるが0.005〜3%で
あり、好ましくは0.01〜1%である。0.005%
未満ではその効果は期待できず、3%を越える場合は、
粘稠性が著しく増加したり、ゲル化したりする上、風味
自体にも悪影響を及ぼし、経済的でない。
【0010】次にいろいろな不溶性固形物を分散する方
法例について寒天の溶解条件などを述べるが、本発明は
この方法例に限定されるものではない。ゼリーの小片を
含有している飲料のゼリーを分散させる為には、たとえ
ば寒天は0.07〜0.4%を撹拌溶解すれば良い。糊
料を併用する場合には、ペクチンを0.2〜0.5%使
用すると、寒天は0.04〜0.2%の添加でよく、8
0〜85℃で15分間加熱すれば良い。しるこドリンク
の小豆の小片や澱粉粒を分散させる為には、たとえば寒
天は0.07〜0.2%を撹拌溶解すれば良い。糊料を
併用する場合には、ペクチンまたはカラギナンを0.1
〜0.5%使用すると、寒天は0.03〜0.06%の
添加でよく、80〜85℃で15分間加熱すれば良い。
法例について寒天の溶解条件などを述べるが、本発明は
この方法例に限定されるものではない。ゼリーの小片を
含有している飲料のゼリーを分散させる為には、たとえ
ば寒天は0.07〜0.4%を撹拌溶解すれば良い。糊
料を併用する場合には、ペクチンを0.2〜0.5%使
用すると、寒天は0.04〜0.2%の添加でよく、8
0〜85℃で15分間加熱すれば良い。しるこドリンク
の小豆の小片や澱粉粒を分散させる為には、たとえば寒
天は0.07〜0.2%を撹拌溶解すれば良い。糊料を
併用する場合には、ペクチンまたはカラギナンを0.1
〜0.5%使用すると、寒天は0.03〜0.06%の
添加でよく、80〜85℃で15分間加熱すれば良い。
【0011】ドレッシングの不溶物を分散させる為に
は、たとえば寒天は0.05から0.25%を撹拌溶解
すれば良い。糊料を併用する場合には、キサンタンガム
もしくはローカストビーンガムを0.2〜0.5%使用
すると、寒天は0.03〜0.2%の添加でよく、80
〜85℃で15分間加熱すれば良い。キサンタンガムや
ローカストビーンガムを0.5%を越えて使用すれば、
分散が良くなる場合もあるが、粘度が上昇し、商品価値
を著しく低下させる。コーヒー、ココア、茶類の不溶性
固形物を分散するには、たとえば寒天は0.01〜0.
1%を撹拌溶解すれば良い。乳酸菌飲料の不要物を分散
させる為には、たとえば寒天は0.01〜0.2%を撹
拌溶解すれば良い。カルシウム強化ドリンクヨーグルト
の析出したカルシウムを分散させる為には、たとえば寒
天は0.01〜0.2%を撹拌溶解すれば良い。このこ
とにより溶解可能の最大量以上のカルシウムを含んだ飲
料を製造することが可能になる。
は、たとえば寒天は0.05から0.25%を撹拌溶解
すれば良い。糊料を併用する場合には、キサンタンガム
もしくはローカストビーンガムを0.2〜0.5%使用
すると、寒天は0.03〜0.2%の添加でよく、80
〜85℃で15分間加熱すれば良い。キサンタンガムや
ローカストビーンガムを0.5%を越えて使用すれば、
分散が良くなる場合もあるが、粘度が上昇し、商品価値
を著しく低下させる。コーヒー、ココア、茶類の不溶性
固形物を分散するには、たとえば寒天は0.01〜0.
1%を撹拌溶解すれば良い。乳酸菌飲料の不要物を分散
させる為には、たとえば寒天は0.01〜0.2%を撹
拌溶解すれば良い。カルシウム強化ドリンクヨーグルト
の析出したカルシウムを分散させる為には、たとえば寒
天は0.01〜0.2%を撹拌溶解すれば良い。このこ
とにより溶解可能の最大量以上のカルシウムを含んだ飲
料を製造することが可能になる。
【0012】
【実施例】次に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例1 水50部(重量、以下同じ)に水戻しした小豆片25部
に、赤こしあん30部、砂糖8.5部、寒天0.4部を
加え、全量を100部まで煮つめ、容器に入れ蓋をし、
121℃30分間レトルト殺菌し、しるこドリンクを調
製した。得られたしるこドリンクは、小豆の小片及びそ
の他の不溶性固形物は液中に分散し、1週間常温で静置
後も沈澱を生じなかった。
明する。 実施例1 水50部(重量、以下同じ)に水戻しした小豆片25部
に、赤こしあん30部、砂糖8.5部、寒天0.4部を
加え、全量を100部まで煮つめ、容器に入れ蓋をし、
121℃30分間レトルト殺菌し、しるこドリンクを調
製した。得られたしるこドリンクは、小豆の小片及びそ
の他の不溶性固形物は液中に分散し、1週間常温で静置
後も沈澱を生じなかった。
【0013】実施例2 水52.1部に砂糖3部、食塩2部、醤油5部、寒天
0.4部を加え85℃10分間加熱撹拌溶解した後、醸
造酢5部、リンゴ酢5部、レモン酢5部、コーンサラダ
油22.5部を加えた。できたドレッシングは油層と水
層に分離することなく、使用前に振らずに使用できた。 比較例 上記実施例2において、寒天の代わりにグリセリン脂肪
酸エステルを0.1部添加し、その他を同じ条件にてド
レッシングを作った。寒天無添加のドレッシングは油相
と水相が分離した。本実験でグリセリン脂肪酸エステル
で乳化できないドレッシングを寒天にて分散させること
ができることがわかった。
0.4部を加え85℃10分間加熱撹拌溶解した後、醸
造酢5部、リンゴ酢5部、レモン酢5部、コーンサラダ
油22.5部を加えた。できたドレッシングは油層と水
層に分離することなく、使用前に振らずに使用できた。 比較例 上記実施例2において、寒天の代わりにグリセリン脂肪
酸エステルを0.1部添加し、その他を同じ条件にてド
レッシングを作った。寒天無添加のドレッシングは油相
と水相が分離した。本実験でグリセリン脂肪酸エステル
で乳化できないドレッシングを寒天にて分散させること
ができることがわかった。
【0014】実施例3 水75部にスープベース15部、ゼラチン1部、食塩5
部、砂糖3部、グルタミン酸ナトリウム0.6部、寒天
0.4部を加え、90℃10分間加熱撹拌溶解し、透明
のサンプル瓶に入れ、蓋をしてスープを作製した。結果
は6ケ月間、常温放置してもまた60℃で1ケ月保存し
ても、スープの底面には沈澱を生じなかった。
部、砂糖3部、グルタミン酸ナトリウム0.6部、寒天
0.4部を加え、90℃10分間加熱撹拌溶解し、透明
のサンプル瓶に入れ、蓋をしてスープを作製した。結果
は6ケ月間、常温放置してもまた60℃で1ケ月保存し
ても、スープの底面には沈澱を生じなかった。
【0015】実施例4 水75部に果糖ブドウ糖液糖20部、寒天0.4部を加
え、90℃15分間、加熱撹拌溶解したものに、5倍濃
縮オレンジ果汁を4部、オレンジフレーバーを0.3
部、クエン酸(結晶)を0.3部加えてビン詰めし、ホ
モジナイザーで均質化(圧力50kg/m2)して、2
0%オレンジ果汁飲料を作製した。1ケ月放置した結
果、果汁の沈澱は生じず、果汁の分散は保たれた。
え、90℃15分間、加熱撹拌溶解したものに、5倍濃
縮オレンジ果汁を4部、オレンジフレーバーを0.3
部、クエン酸(結晶)を0.3部加えてビン詰めし、ホ
モジナイザーで均質化(圧力50kg/m2)して、2
0%オレンジ果汁飲料を作製した。1ケ月放置した結
果、果汁の沈澱は生じず、果汁の分散は保たれた。
【0016】実施例5 粉砕グラニュー糖10部、ココア末2部、カラギナン
0.1部、寒天0.05部を粉体混合し、インスタント
チョコレートのドライ粉末を作る。これに100部の牛
乳を加え、30秒間撹拌してチョコレート飲料を作っ
た。同時に対照区として、寒天を添加せずにその他は同
じ条件にてチョコレート飲料を作った。寒天無添加のチ
ョコレート飲料は数十秒で沈澱したのに対し、寒天を添
加したものは、30分経過後も沈澱を生じなかった。
0.1部、寒天0.05部を粉体混合し、インスタント
チョコレートのドライ粉末を作る。これに100部の牛
乳を加え、30秒間撹拌してチョコレート飲料を作っ
た。同時に対照区として、寒天を添加せずにその他は同
じ条件にてチョコレート飲料を作った。寒天無添加のチ
ョコレート飲料は数十秒で沈澱したのに対し、寒天を添
加したものは、30分経過後も沈澱を生じなかった。
【0017】実施例6 ウーロン茶エキス2.5部、寒天0.1部を水にて10
0部として90℃15分間加熱撹拌溶解した後、瓶詰め
し、121℃20分間レトルト殺菌した。同時に対照区
として、寒天を添加せずにその他は同じ条件にてウーロ
ン茶飲料を作製した。寒天無添加のウーロン茶飲料が数
日で沈澱を生じたのに対し、寒天を入れた場合は、3ケ
月経過後も分離、沈澱は認められなかった。
0部として90℃15分間加熱撹拌溶解した後、瓶詰め
し、121℃20分間レトルト殺菌した。同時に対照区
として、寒天を添加せずにその他は同じ条件にてウーロ
ン茶飲料を作製した。寒天無添加のウーロン茶飲料が数
日で沈澱を生じたのに対し、寒天を入れた場合は、3ケ
月経過後も分離、沈澱は認められなかった。
【0018】実施例7 水94部に砂糖5部、ココア末0.7部、食塩0.1
部、ショ糖脂肪酸エステル0.1部、寒天0.05部を
加え90℃15分間加熱撹拌溶解後、ホモジナイザーで
均質化(圧力50kg/m2)して120℃25分間レ
トルト殺菌し、ココア飲料を作製した。対照区として、
寒天を添加せずにその他は同じ条件にてココア飲料を作
製し、両者を25℃と55℃で放置した。結果は寒天無
添加のココア飲料がすぐに沈澱を生じたのに対し、寒天
を添加したものは25℃で放置した場合も、55℃で放
置した場合も沈澱を全く生じなかった。
部、ショ糖脂肪酸エステル0.1部、寒天0.05部を
加え90℃15分間加熱撹拌溶解後、ホモジナイザーで
均質化(圧力50kg/m2)して120℃25分間レ
トルト殺菌し、ココア飲料を作製した。対照区として、
寒天を添加せずにその他は同じ条件にてココア飲料を作
製し、両者を25℃と55℃で放置した。結果は寒天無
添加のココア飲料がすぐに沈澱を生じたのに対し、寒天
を添加したものは25℃で放置した場合も、55℃で放
置した場合も沈澱を全く生じなかった。
【0019】実施例8 水80部と液糖6部の混液に砂糖3部、ペクチン0.5
部、寒天0.05部を加え90℃15分間加熱撹拌溶解
し、10℃まで冷却した後、10℃の醗酵乳を10部添
加混合した。50%乳酸でpHを3.7とし、水にて全
量を100部とし、ホモジナイザー圧力150kg/m
2にて均一化した。95℃まで加熱して殺菌後、瓶詰め
して常温で保管した。対照区として、寒天の代わりにそ
の他の糊料を用いて、その他は同じ条件で酸性乳酸菌飲
料を作製して、常温で比較保管した。1カ月後の沈殿状
況を観察し、その結果を表1に示した。
部、寒天0.05部を加え90℃15分間加熱撹拌溶解
し、10℃まで冷却した後、10℃の醗酵乳を10部添
加混合した。50%乳酸でpHを3.7とし、水にて全
量を100部とし、ホモジナイザー圧力150kg/m
2にて均一化した。95℃まで加熱して殺菌後、瓶詰め
して常温で保管した。対照区として、寒天の代わりにそ
の他の糊料を用いて、その他は同じ条件で酸性乳酸菌飲
料を作製して、常温で比較保管した。1カ月後の沈殿状
況を観察し、その結果を表1に示した。
【0020】
【表1】 表1より、寒天を添加することにより、他の安定剤で分
散できない不溶性固形物を分散できることがわかった。
散できない不溶性固形物を分散できることがわかった。
【0021】実施例9 ペクチン20g、寒天0.25gを水で1lとし、90
℃15分間加熱撹拌溶解する。その溶液20部に水20
部、無脂乳固形分10%の醗酵乳40部、2.4%グル
コン酸カルシウム溶液20部を加えて、ホモジナイザー
で均質化(圧力150kg/m2)して、カルシウム強
化酸乳飲料を作製した。対照区として、寒天を添加せず
にその他は同じ条件にてカルシウム強化酸乳飲料を作製
して、冷蔵庫にて保管し、経時変化を調べた。結果は寒
天無添加のものについては、1日で沈澱が生じたが、寒
天を添加したものについては1週間経過後も全く沈澱は
認められなかった。また風味的にもコクのある良好なも
のができた。
℃15分間加熱撹拌溶解する。その溶液20部に水20
部、無脂乳固形分10%の醗酵乳40部、2.4%グル
コン酸カルシウム溶液20部を加えて、ホモジナイザー
で均質化(圧力150kg/m2)して、カルシウム強
化酸乳飲料を作製した。対照区として、寒天を添加せず
にその他は同じ条件にてカルシウム強化酸乳飲料を作製
して、冷蔵庫にて保管し、経時変化を調べた。結果は寒
天無添加のものについては、1日で沈澱が生じたが、寒
天を添加したものについては1週間経過後も全く沈澱は
認められなかった。また風味的にもコクのある良好なも
のができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23G 3/00 106 A23L 1/24 A 1/337 101 1/39 2/70
Claims (4)
- 【請求項1】 液状食品に寒天を添加することを特徴と
する不溶性固形物の分散法。 - 【請求項2】 寒天の添加量が0.001〜0.5重量
%である請求項1記載の不溶性固形物の分散法。 - 【請求項3】 寒天と糊料の1種または2種以上を併用
することを特徴とする請求項1記載の不溶性固形物の分
散法。 - 【請求項4】 寒天と乳化剤の1種または2種以上を併
用することを特徴とする請求項1記載の不溶性固形物の
分散法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297495A JPH07123934A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 不溶性固形物の分散法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297495A JPH07123934A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 不溶性固形物の分散法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07123934A true JPH07123934A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17847252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5297495A Pending JPH07123934A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 不溶性固形物の分散法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07123934A (ja) |
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1993
- 1993-11-02 JP JP5297495A patent/JPH07123934A/ja active Pending
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