JPH0712524U - ダムの魚道装置 - Google Patents
ダムの魚道装置Info
- Publication number
- JPH0712524U JPH0712524U JP4213593U JP4213593U JPH0712524U JP H0712524 U JPH0712524 U JP H0712524U JP 4213593 U JP4213593 U JP 4213593U JP 4213593 U JP4213593 U JP 4213593U JP H0712524 U JPH0712524 U JP H0712524U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dam
- fishway
- fish
- cage
- waterway
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Barrages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高落差のダムにおける魚道の確保を可能とし
た。 【構成】 ダム貯水池2内に連なる上部魚道水路3をダ
ム1の上部に設けると共にダム下流に連なる下部魚道水
路4をダム1の下部に設け、これら上下の魚道水路3、
4を魚を収納する昇降ケージ5で連結したことを特徴と
する。
た。 【構成】 ダム貯水池2内に連なる上部魚道水路3をダ
ム1の上部に設けると共にダム下流に連なる下部魚道水
路4をダム1の下部に設け、これら上下の魚道水路3、
4を魚を収納する昇降ケージ5で連結したことを特徴と
する。
Description
【0001】
本考案は高落差のダムに設置されるダムの魚道装置に関する。
【0002】
ダムの魚道装置としては例えば図3に示すように魚道水路01に、順次高さの 異なる傾斜ゲート02の複数個を傾斜自在に設け、これを開閉機03のワイヤロ ープ04に連結される連結棒05で連結したものが知られている。
【0003】
しかし上述した従来の魚道では、ゲート1段毎の落差が30cm程度しかなく 、従って上下流の落差が、数mのものしか対応できず、落差が数拾mあるいは1 00mにもなるダムにおいては適用できない問題がある。即ちゲート1段毎の落 差を30cm、ゲートとデートとの間隔を3mとすると高さ100mのダムでは 魚道全長が1000mにもなり現実的でない。
【0004】 本考案は、かかる問題点に対処するため開発されたものであって、ダムの上下 の魚道水路を魚を収納する昇降ケージで連結することを目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応する図1及び図2を 用いて説明すると本考案はダム貯水池2内に連なる上部魚道水路3をダム1の上 部に設けると共にダム下流に連なる下部魚道水路4をダム1の下部に設け、これ ら上下の魚道水路3、4を魚を収納する昇降ケージ5で連結したことを特徴とす る。
【0006】
そして本考案は上記の手段により下部魚道水路内を上昇する魚は該下部魚道水 路内におろされる昇降ケージ内に集められ、昇降ケージ内の魚がある程度集まっ た状態で昇降ケージを閉じて上昇させて上部魚道水路内に放出することによりダ ム貯水池に放流し、又上部魚道水路内を遡上してくるダム貯水池内の魚は該上部 魚道水路内の先端に集められ、魚がある程度集まった状態で昇降ケージに投入し 、該昇降ケージを降下させて下部魚道水路内に放出してダム下流に放流される。
【0007】
以下本考案の一実施例を図1に基づいて説明すると1はダムを示し、該ダム 1の上部にはダム貯水池2内に連なる上部魚道水路3を設け、該上部魚道水路3 は、魚が滑り落ちるシュート3aと、魚がさかのぼる上昇路3bとの2路に形成 されて上昇路3bの先端には回転式の接続口3cを設けた。
【0008】 又ダム1の下部にはダムの下流に連なる下部魚道水路4を設け、該下部魚道水 路4は魚がさかのぼる上昇路の1路に形成し該下部魚道水路4と前記上部魚道水 路3とは、魚を収納する昇降ケージ5で連結させ該昇降ケージ5の昇降はこれを インクライン式として、その一対を上部魚道水路3と下部魚道水路4との間に敷 設される上昇用レール6と降下用レール7とに乗載して、それぞれを駆動装置8 に巻回されるワイヤロープ9に連結してその一方が上昇するときその他方が降下 するようにした。図中10は前記接続口3c上に給水するポンプ、11は前記下 部魚道水路4に給水する呼び水装置、12は前記下部魚道水路4に設けたゲート を示す。
【0009】 かくて上昇用レール6上の昇降ケージ5を下部魚道水路4の位置までおろし、 呼び水装置11を作動させ、呼び水を流してダム下流の魚を昇降ケージ5内に集 め、この時ゲート12は全開とし、魚が昇降用ケージ5内に集まったらゲート1 2を閉じて駆動装置8を駆動させ昇降用ケージ5をダムの天端まで上昇させ、同 昇降用ケージ5内の水をシュート3aに流し込み、魚をダム貯水池2に落し込み 、その流し込みが終わった時点で再び駆動装置7を作動させて上昇用レール6上 の昇降用ゲート5を下部魚道水路4まで降ろすとき1本のワイヤロープ9でつな がっている降下用レール7上の昇降用ケージ5は上昇されて上昇路3bの接続口 3cに接続させ、ポンプ10を作動させて上昇路3b内に流水し、貯水池2の魚 が、該上昇路3bを昇って接続口3cに集まるのを待って、該接続口3cを回転 させて集まった魚を降下用レール7上の昇降用ケージ5内に落とし込み、再び駆 動装置8を作動させ、降下用レール7上の昇降ケージ5を下部魚道水路4まで降 下させ、同ケージ5内の水を下部魚道水路4中に落とし込むことにより貯水池内 の魚を下流に移すことが出来る。この時魚が上昇用レール6側にいかないように ゲート12を閉じる。
【0010】 次に本考案の他の実施例を図2に基づいて説明するとダム貯水池2に連なる上 部魚道水路3は、これを落とし込み水路3dと該落とし込み水路3dにゲート3 eを介して連なるプール3fと、該プール3fにゲート3gを介して連なる階段 式水路3hとに形成され又下部魚道水路4は、その先端をスイングゲート4aで 切換えられる分岐路4b,4cに形成し、その先端にスクリーン13を介して昇 降ケージ5の降下部を形成し、該降下部への昇降ケージ5の昇降はエレベータ式 としてダム1の背面に立設されるタワー14の頂部に設けた昇降装置15に巻回 されるワイヤロープ16に連結して、その一方が上昇するとその他方が降下する ようにした。
【0011】 図中17はダム1に開口する取水口で該取水口17はダムの水位変動に追従し て貯水池の表面水を取水するよう複数個設け、それぞれは切替バルブ18を有す る導水管19を介して前記下部魚道水路4に設けた呼び水装置11に接続した。 かくて昇降ケージ5を下部魚道水路4に着床させ、着床された昇降用ケージ5 側に水が流れるようにスイングゲート4aを切り換えると同時にスクリーン13 を全開し、この状態で呼び水装置11を作動させ水路4に水を流してダム下流の 魚を昇降ケージ5内に集め、魚が集まったらスクリーン13を閉じて、昇降装置 15を駆動させ、昇降ケージ5を上昇させて魚を上部魚道水路3の落とし込み水 路3dに落とし込み、プール3fの上流ゲート3eを開くと共に下流ゲート3g を閉じて一旦魚をプール3fの中にためて階段式水路3hからの魚の遡上を防止 し、ある程度たまったら下流ゲート3gを全開して階段式水路3hより魚をダム 貯水池2の中に一気に落とし込む。貯水池の魚をダム下流に送る場合は上流ゲー ト3eと下流ゲート3gとを開いて階段式水路3hとプール3fと落とし込み水 路3dとを上部魚道水路3として使用し、エレベータの逆操作でダム下流に送る 。
【0012】
このように本考案によるときはダム貯水池内に連なる上部魚道水路をダムの上 部に設けると共にダム下流に連なる下部魚道水路をダムの下部に設け、これら上 下の魚道水路を魚を収納する昇降ケージで連結したものであるから昇降ケージの 昇降によって高落差のダムにおいてもダム下流からの魚をダム貯水池側へ又ダム 貯水池内の魚をダム下流に移すことができ、而も昇降ケージの昇降はその一対を 1本のワイヤロープでつなぎ、両方に注水して荷重をバランスさせることにより 昇降荷重を低減でき、駆動装置を小さくして経済的となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す鳥瞰図である。
【図2】本考案の他の実施例を示すもので(a)は側面
図、(b)は(a)図のA−A矢視図、(c)は(a)
図のB−B矢視図である。
図、(b)は(a)図のA−A矢視図、(c)は(a)
図のB−B矢視図である。
【図3】従来例を示す側面図である。
1 ダム 2 貯水池 3 上部魚道水路 4 下部魚道水路 5 昇降ケージ
Claims (3)
- 【請求項1】 ダム貯水池内に連なる上部魚道水路をダ
ムの上部に設けると共にダム下流に連なる下部魚道水路
をダムの下部に設け、これら上下の魚道水路を魚を収納
する昇降ケージで連結したことを特徴とするダムの魚道
装置。 - 【請求項2】 前記昇降ケージの昇降をインクライン式
としたことを特徴とする請求項1記載のダムの魚道装
置。 - 【請求項3】 前記昇降ケージの昇降をエレベータ式と
したことを特徴とする請求項1記載のダムの魚道装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213593U JPH0712524U (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | ダムの魚道装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213593U JPH0712524U (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | ダムの魚道装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712524U true JPH0712524U (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=12627507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4213593U Withdrawn JPH0712524U (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | ダムの魚道装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712524U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54182392U (ja) * | 1978-06-14 | 1979-12-24 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP4213593U patent/JPH0712524U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54182392U (ja) * | 1978-06-14 | 1979-12-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN107905186B (zh) | 集观光和漂流功能为一体的螺旋形楼房式鱼道系统 | |
| CN109403217B (zh) | 水下混凝土灌注装置及灌注方法 | |
| JP3831826B2 (ja) | ダム用魚搬送装置 | |
| JPH0712524U (ja) | ダムの魚道装置 | |
| JP3896531B2 (ja) | 取水及び魚道併置型ダム | |
| CN213867689U (zh) | 一种大坝溢洪道前的抬高拦鱼闸门装置 | |
| JP2566381B2 (ja) | 取水設備兼魚道設備 | |
| JPH0428912Y2 (ja) | ||
| JPH06128928A (ja) | 魚道装置の制御ゲートおよびその集魚装置 | |
| CN214033719U (zh) | 一种深基坑内混凝土浇筑溜槽 | |
| CN207567931U (zh) | 一种双层捞渣装置及一种分流井或弃流井 | |
| JPH057727U (ja) | 魚道装置 | |
| CN210712779U (zh) | 转向装置与过鱼系统 | |
| CN209836799U (zh) | 水下混凝土灌注装置 | |
| CN112681253A (zh) | 一种新型进口布置的鱼道 | |
| JPH086101Y2 (ja) | ダム、堰用の魚道設備 | |
| JPH0734436A (ja) | 魚の搬送設備 | |
| JP3932468B2 (ja) | 魚誘導用の水流発生装置 | |
| JP3668907B2 (ja) | 水力エレベータ式魚道装置 | |
| JP3914323B2 (ja) | 揚砂装置 | |
| CN218175769U (zh) | 一种水利节制闸结构 | |
| JPH0358407B2 (ja) | ||
| JPH0610331A (ja) | 多孔式取水装置 | |
| CN210482228U (zh) | 一种新型水闸 | |
| JPS6019142Y2 (ja) | 魚道ゲ−ト装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |