JPH0712585U - プレキャスト式油水分離槽 - Google Patents
プレキャスト式油水分離槽Info
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- JPH0712585U JPH0712585U JP4722393U JP4722393U JPH0712585U JP H0712585 U JPH0712585 U JP H0712585U JP 4722393 U JP4722393 U JP 4722393U JP 4722393 U JP4722393 U JP 4722393U JP H0712585 U JPH0712585 U JP H0712585U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油水分離槽の施工期間を短縮するために、輸
送および現場などでの横持ちが容易なプレキャスト化さ
れた油水分離槽を提供する。 【構成】 油水分離槽10を上端4および下端5が開口
された外枠1と、この外枠1の内部を仕切る仕切壁7を
工場内でコンクリートにてプレハブする。底面は現場の
インバートコンクリートにて打設すれば良いので、油水
分離槽10の重量を軽減できる。さらに、仕切壁7を薄
くするために、連通管40をプレハブ時に埋設し、現地
でのはつり作業をなくしている。
送および現場などでの横持ちが容易なプレキャスト化さ
れた油水分離槽を提供する。 【構成】 油水分離槽10を上端4および下端5が開口
された外枠1と、この外枠1の内部を仕切る仕切壁7を
工場内でコンクリートにてプレハブする。底面は現場の
インバートコンクリートにて打設すれば良いので、油水
分離槽10の重量を軽減できる。さらに、仕切壁7を薄
くするために、連通管40をプレハブ時に埋設し、現地
でのはつり作業をなくしている。
Description
【0001】
本考案は、油置場、ガソリンスタンド、調理場などから排出される廃油を分離 するのに好適で簡易な構成の重力式の油水分離槽に関するものである。
【0002】
ガソリンスタンドなど廃油の流れ出す恐れのある設備には、廃油がその儘下水 などの排水処理設備に流れ込まないように油水分離槽の設置が必要である。油水 分離槽は、排水が流入するレベルとの関係から埋設されることが殆どである。そ して、荷重条件、火災、あるいは内部を清掃する際の強度などが考慮され、コン クリートで施工されるのが一般的である。
【0003】 油水分離槽は、一般に深さ1〜1.5mで、開口の寸法が80×80cm程度 のピットを3〜4個備えている。従来は、現場を掘削した後、このような寸法に 合致した型枠を組立て、現場にてコンクリートを打設し、上記のような寸法のピ ットを形成している。また、油水分離槽は、例えばガソリンスタンドのコンクリ ートフロアーなどの下に設けらることが多い。この場合、油水分離槽の上端を、 コンクリートフロアーの水切り勾配に合わせて現場施工し、その上に鉄板などで 作製された蓋を設置している。
【0004】
上記のような油水分離槽を現場にて打設するためには、掘削から合わせて略1 週間程度の期間を要する。この間、上部の作業、例えば、コンクリートフロアー の打設などの作業は不可能である。従って、予めプレハブされた油水分離槽を設 置すれば、型枠を組立、分解する工程、およびコンクリートを打設し、養生する 工程などを省略することができ、他の作業の開始時期を大幅に早めることができ る。現場の工程を短縮する上で、非常にメリットがある。また、掘削した地中で の作業が少なくなるので、作業員の労力の低減や危険を防止する上でもメリット が大きい。
【0005】 しかし、防火、上部にかかる荷重条件、油水分離槽内での清掃作業時の強度な どを考慮すると、FRP等の軽い素材で油水分離槽を製造することは現状では問 題がある。そこで、コンクリート製の油水分離槽を工場プレハブする、すなわち プレキャスト化することが考えられるが、従来のような寸法のピットをそのまま 工場プレハブしても輸送時に重量が大きくなりすぎ、輸送コストが大きくなって しまうという問題がある。
【0006】 この問題に対処するため、GRC(ガラス繊維補強コンクリート)などを用い て壁厚を薄くし、軽量化することが考えられる。しかし、複数の油水分離槽を形 成する仕切壁まで薄くすると、その壁に油水分離槽の複数のピットの間を接続す る連通管の設置が困難となる。すなわち、現場で連通管を設置するために壁をは つると、壁が薄すぎるので必要以上の大きな領域にひび、割れが発生してしまい 、連通管の固定が難しく、また、連通管を設置した後の仕舞いも難しい。
【0007】 さらに、現場にてコンクリートピットを打設するのであれば、その上端をフロ アーの水切り勾配に合わせて容易に調整することができる。しかし、工場プレハ ブしたものでは、プレハブしたピットを設定した後に、ピットの上部に水切り勾 配に合わせた現場コンクリートを打設するなどの手間がかかる。従って、現場の 工程を短縮するメリットを活かすためには、水切り勾配に容易に適用できるよう な工場プレハブ品が必要である。
【0008】 本考案は上記のような問題を解決することを目的としており、そのために、現 場の施工工程を大幅に低減することが可能で、軽量化が可能なプレキャスト製の 油水分離槽を提供することを目的としている。
【0009】
従って、本考案に係る油水分離槽は、工場にてプレハブされたプレキャスト製 品であり、従来の現場にて施工される油水分離槽とは異なるものである。工場か ら現場までの輸送コストを低減し、現場、あるいは工場での横持ちを容易とする ために、本考案に係る油水分離槽は下端の少なくとも1部を開放端とし、油水分 離槽の底面を工場段階では完全に形成せずに、油水分離槽の軽量化を図っている 。油水分離槽の底面は、油水分離槽を設置する際のレベル出しをする捨コンクリ ート面と兼用しても良く、また、設置後に油水分離槽の下端へインバートコンク リートを打設しても良い。なお、油水分離槽の上端は、設置後のメンテナンスの ために少なくとも1部は開放されていることが通例である。
【0010】 本考案に係る油水分離槽の外枠を構成する略筒型のコンクリート製の外枠は、 複数の油水分離枡となる区画を構成するために設けられた仕切壁によって補強さ れるので、輸送時および埋設時の強度は確保できる。従って、輸送時の補強材は 不要であり、プレキャストされた本考案に係る油水分離槽をその儘埋設できる。 仕切壁には、樹脂製の連通管がプレキャスト時に埋設されているので、現場にて 仕切壁をはつる必要はない。従って、仕切壁の壁厚を最小限に止め、軽量化を図 ることができる。さらに、埋設された樹脂製の連通管の長さを壁厚と略同じ長さ とすることにより、仕切壁から突出した長さを短くして、輸送時、あるいは現場 にて設置する際の連通管のダメージを防止している。油水の重力分離に必要な上 昇管などは、この連通管に現場にて容易に挿入でき、接着、あるいは溶接などの 方法によって固定することができる。
【0011】 このように、本考案に係るプレキャスト式油水分離槽は、必要な強度を保ちな がら軽量化が図られ、輸送を低コストで可能とし、さらに、現場での施工の容易 化および工期の短縮化が図られている。
【0012】 さらに、外枠の上端に、複数の高さ調整手段を介して蓋掛り枠を設置すること が可能である。これにより、各々の高さ調整手段を調整して、蓋掛り枠の勾配を 自由に設定することができる。従って、油水分離槽が埋設される上部のコンクリ ートフロアーに水切り勾配が設けられる場合であっても、本考案に係る油水分離 槽に設置される蓋の勾配を、その水切り勾配と簡単に適合させることが可能であ る。このように、本考案に係るプレキャストされた油水分離槽は、工場プレハブ された製品であっても、短時間で現場に合わせた水切り勾配を上部に設定するこ とができる。
【0013】 このような高さ調整手段としては、蓋掛り枠に固定された板部材を備え、この 板部材に、外枠の上部にネジ止めされる長穴が形成されたものを用いることがで きる。また、上述した連通管としては、その外周に沿って仕切壁に埋設される突 起部が形成されているものが望ましい。
【0014】
以下に図面を参照して、本考案に係る油水分離槽の一実施例を説明する。 図1に、実施例に係る油水分離槽の概要を示し、その断面を図2に示してある 。本例の油水分離槽10は、工場でプレキャストされた略直方体のコンクリート 製の外枠1から形成されており、その内部は同時にプレキャストされた3枚のコ ンクリート製の仕切壁7a〜7cによって仕切られている。この仕切り壁7a〜 7cは、外枠1の長手方向の側壁2aと2bとを接続するように、外枠1の上端 4から下端5にわたって形成されている。この仕切壁7a〜7cによって、4つ の均等な大きさの区画15a〜15dが構成されている。外枠1の上端4および 下端5には底面および上面が形成されていないので、それぞれの区画15a〜1 5dの上端および下端は開口された儘である。この外枠1の上部に、鉄製の蓋掛 り枠20がレベル調整機構30を介して接続され、この蓋掛り枠20に各ピット に対応した4枚の鉄製の蓋29が設置される。
【0015】 外枠1の4方の側面2および3の外周部はコンクリートの厚みが厚くなった梁 部6が形成されており、必要な強度が確保されている。また、側面2aおよび側 面3bの上部には、壁面の厚みが薄くなった開口領域8が用意されており、この 開口領域8は、後述するように排水管を接続するために用いられる。それぞれの 仕切壁7a〜7cの上部には、塩ビ製の連通管40が埋め込まれており、この連 通管40を介してそれぞれの区画15a〜15dは連絡されている。さらに、側 面2aおよび2bの上端を構成する梁部6には、雌ねじ用のインサート50がそ れぞれ2つづつ埋め込まれている。
【0016】 蓋掛り枠20は、外枠1の上端4に対応した略長方形の形状にアングル材21 が組まれたものであり、その上に蓋掛りとなるフラットバー22が取り付けられ ている。さらに、各仕切壁7a〜7cと対応した位置にもフラットバー23が取 り付けられている。アングル材21の内、長手の側面2aおよび2bと対応する アングル材に、片側に2つづつレベル調整機構30が取り付けられている。この レベル調整機構30は、詳しくは後述するが、フラットバー31に長穴32が形 成されたものである。長穴32の内、適当な高さとなる位置に挿入されたボルト 55によって、レベル調整機構30は外枠1に埋設されたインサート50に固定 される。
【0017】 図3ないし図7に基づき、本例の油水分離槽10を設置する工程を説明する。 先ず、図3に示すように、本例の油水分離槽10が設置される箇所を掘削し、砕 石16を設定する。その後、所定のレベルとなるように捨コンクリート17を打 設する。この捨コンクリート17の上に油水分離槽10を設置し、楔18などに よって、さらにレベル出しを行う。
【0018】 次に図4に示すように、所定のレベルに設置された油水分離槽10の各ピット 15a〜15dの下端5に、50mm程度のインバートコンクリート19を打設 する。さらに、各仕切壁7a〜7cに埋設された連通管40に、上昇管45を装 着する。本例においては上昇管45としては、連通管40と同じ材質の塩ビ管が 採用できる。上昇管45は、インバートコンクリート19によって形成された底 面11から仕切壁7に沿って上方に延びる縦管46とこの縦管46を連通管40 に接続するエルボー47とから構成され、エルボー47の一端はソケットとなっ ており、連通管40に差し込むことができる。差し込まれたエルボー47を接着 剤、あるいは塩ビ溶接によって連通管40に固定する。
【0019】 図6に、連通管40およびエルボー47の詳細を示してある。連通管40は、 仕切壁7の厚さと略同じ長さの短管であり、その中程に突起41が形成されてい る。この突起41は連通管40の外周に沿って全周囲にわたって形成されている 。連通管40は、油水分離槽10の工場プレハブ時に予め仕切壁7に埋め込まれ ている。従って、現地では、連通管40の内部にエルボー47のソケット側を挿 入すれば、容易に上昇管45を油水分離槽10に装着することが可能である。従 来のように、仕切壁7をはつり、管の貫通する空間を用意する必要はないので、 はつりによる亀裂、割れが仕切壁7に発生する心配はない。従って、仕切壁7の 厚みを強度上必要な最小限に止めることが可能である。
【0020】 さらに、連通管40に用意されている突起41によって、仕切壁47と連通管 40との付着面積が増大するので、上昇管45の荷重は分散して仕切壁7に伝わ る。従って、上昇管45の荷重を支持するために、仕切壁7の断面を部分的に厚 くする必要はない。このように、連通管40を予め仕切壁7に埋設することによ り、仕切壁7の厚みを最小限に止めることが可能であり、油水分離槽10の重量 を軽減することが可能となっている。
【0021】 また、連通管40に沿って、仕切壁7の一方の面に微小な亀裂が発生しても、 連通管40に形成された突起41によって亀裂が他の面に広がるのは阻害される 。従って、連通管40に沿って水、あるいは分離された油が隣接したピット15 に漏れるような事態を防止する効果もある。また、本例の連通管の長さは壁厚み と略同じ程度に止めてあるので、輸送時などに連通管が揺れて仕切壁に不必要な 応力がかかり損傷することはない。さらに、連通管の長さを短くしてあるので輸 送時の重量は軽減されている。
【0022】 上昇管45と同じく、4番目のピット15dに、図4に示すような排水管44 を取り付ける。排水管44は、油水分離された後の排水を公共の下水などの排水 口などに導くためのものである。排水管44の取付け位置は、油水分離槽10と 排水口の位置関係によって決定されるので、本例の油水分離槽10においては、 連通管を予め埋設するのではなく、外枠1の側面2aおよび3bに薄肉で長方形 の開口領域8を用意してある。従って、適当な方向の側面にある開口領域8を現 場ではつり、排水管44を取付け、モルタル等で固定すれば良い。外枠1の側面 2、3は、強度上、仕切壁7と比較し厚いため、はつりによる割れ、ひびが広が ることはない。従って、本例のような薄肉の開口領域8を設ければ、現場の作業 を短縮する効果がある。もちろん、仕切壁と同様に連通管40を側面2、3の所 定の位置に埋設しておくことも可能である。その場合は、側面2、3の壁厚より 短い連通管を側面に埋設し、薄いコンクリートの膜によって覆っておくことが望 ましい。排水口との位置関係により、必要な方向の連通管を使用し、不要な他の 連通管はコンクリートに覆われた儘にしておけば、水漏れなどの心配はないから である。
【0023】 このように配管類を設置した後、もちろん設置する前でも可能であるが、蓋掛 り枠20を油水分離槽10の上端に設置する。蓋掛り枠20の設置については、 横方向の断面を示した図5に基づき説明する。油水分離槽10の埋設されるフロ アー60としては、例えば、ガソリンスタンドの作業領域がある。このような領 域のフロアー60には水切り勾配が設けられるのが一般的であるので、油水分離 槽10の蓋もこの水切り勾配に合わせて設置する必要がある。水切り勾配に対し て水平に蓋を設置したのでは、フロアー60との段差が生じ危険であり、水切り もスムーズに行われない。本例のフロアー60では、外枠1の側面2aの方から 、側面2bに向かって水切り勾配を設けてある。この勾配と合致するように、蓋 掛り枠20は、側面2aに取り付けられるレベル調整機構30の長さを長く、一 方、側面2bに取り付けられるレベル調整機構30の長さを短くして油水分離槽 10に設置してある。このように勾配を盛って設置された蓋掛り枠20に、蓋2 9を乗せれば、フロアー60に形成された水勾配に沿って蓋を装着することがで きる。
【0024】 図7に、本例のレベル調整機構30の詳細を示してある。本例のレベル調整機 構30は、長穴32の形成されたフラットバー31を用いており、固定する位置 を可変にすることによって高さが調整できるようになっている。フラットバー3 1は、蓋掛り枠20のアングル21に溶接された短いアングル部材33に、ボル トナット34によって固定してある。フラットバー31に形成された長穴32は 、適当な位置で、外枠1の上端4に予め埋設されたインサート50にボルト55 によって固定できる。従って、インサート50から蓋掛かり支持用のアングル2 1までの高さを長穴32の範囲で自由に調整することが可能である。図5に示し たように、油水分離槽10の短い方向に沿って水切り勾配が用意されている場合 は、側面2aと2bに装着されるレベル調整機構30の長さを変えれば良い。一 方、油水分離槽10の長手の方向に沿って水切り勾配が用意されている場合は、 側面2aおよび2bにそれぞれ装着される2つのレベル調整機構30の各々の高 さを変えれば良い。さらに、油水分離槽10の埋設深さと、フロアー60のレベ ルとの微調整もこのレベル調整機構30で行うことができる。
【0025】 本例の油水分離槽10は工場プレハブされているので、上記のようなレベル調 整機構を用いて蓋掛り枠を固定することにより、現場打ちのフロアーのレベルへ 適合できるようにしている。従来の現場打ちの油水分離槽はフロアーレベルに合 わせて型枠を組んで、適当な高さ、あるいは傾斜の端部となるように打設するこ とができたが、その場合でも微調節を行うためには、その端部をはつったり、あ るいはモルタル仕上げによって高さを調整する必要があった。本例の油水分離槽 10においては、ボルトなどによって極めて容易にフロアーレベルとの調整が可 能である。
【0026】 図8に、設置が完了した油水分離槽を示してある。本例の油水分離槽10の、 仕切壁7a〜7cによって仕切られた区画15a〜15dにはそれぞれインバー トコンクリート19により底面11が形成され、独立したピット(油水分枡)が 構成されている。最初のピット15aに、導入管43から油水が混じった排水が 導入される。導入管43は、蓋29を貫通して設置されても良く、外枠を貫通し て設置されたり、あるいは側溝のような構成でピット15aに排水が導入されて も良い。ピット15aに導入された油水が混じった排水は、比重の軽い油分が上 部に、水分が下部に分離される。下部に分離された水分は、上昇管45を通って 隣のピット15bに導かれる。ピット15bでもピット15aと同様に油分と水 分が重力分離され、水分は隣のピット15cに導かれる。ピット15cおよび1 5dでも同様に油分が重力分離され、ピット15dから水分が最終的に排水管4 4を通って排水口に排出される。
【0027】 このように本例の油水分離槽10は、工場にてプレハブされ、現地に輸送する ことができる。従って、輸送コストの低減、横持ちの容易化が重要であり、その ためには、重量を軽減することが必要である。本例の油水分離槽10の外枠1お よび仕切壁7はGRC(ガラス繊維補強コンクリート)によってプレキャストさ れているので、壁面を薄くても必要な強度を得ることが可能である。壁面の厚さ が問題となる仕切壁7には、連通管40を工場プレハブ時に埋設し、現地のはつ り作業をなくしている。また、この仕切壁7は、輸送時あるいは設置時に外枠1 を支持する機能も備えているため、輸送時に外枠を補強したりする必要もない。 さらに、底面は輸送時、あるいは設置時に開口されているので、重量は軽減され ている。底面はインバートコンクリートなどにより現地で容易に施工することが できる。また、プレハブした場合に問題となりやすい現場打ちのフロアーとの調 整も、レベル調整機構を介して蓋掛り枠を設置することにより解決している。従 って、本例の油水分離槽10を用いて工事を行うことにおり、大幅に工期を短縮 することができる。また、掘削した中での作業、例えば型枠を組、ばらすような 作業が非常に少ないので、作業員の労力を軽減でき、危険も防止することができ る。
【0028】
以上に説明したように、本考案に係るプレキャスト式油水分離槽は、大幅に軽 量化が図られ、輸送、現場での横持ちが容易である。従って、油水分離槽を埋設 する必要があるガソリンスタンドなどにおいては、本考案に係る油水分離槽を採 用することで施工工期を大幅に短縮することができる。これによって現場の作業 員の危険を防止し、労力を軽減することも可能である。さらに、フロアーの水切 り勾配に合わせて蓋を設置することができるので、工場プレハブ品ではあるが、 従来の現場打ちの油水分離槽と同様、あるいはそれ以上に現場に適合した施工が 可能である。
【図1】本考案の実施例に係る油水分離槽を示す斜視図
であり、油水分離槽、蓋掛り枠および蓋を分解して示し
てある。
であり、油水分離槽、蓋掛り枠および蓋を分解して示し
てある。
【図2】図1に示した油水分離槽の構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示した油水分離槽を埋設する様子を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】埋設された油水分離槽に配管類を設置する様子
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】蓋掛り枠を設置する様子を示す油水分離槽の短
い方向の断面図である。
い方向の断面図である。
【図6】埋設された連通管と接続用の配管の詳細を示す
拡大図である。
拡大図である。
【図7】レベル調整機構の詳細を示す拡大図であり図7
(a)は断面、図7(b)は側面を示す図である。
(a)は断面、図7(b)は側面を示す図である。
【図8】油水分離槽が施工された状態を示す断面図であ
る。
る。
1・・外枠 2、3・・外枠の側面 4・・外枠の上端 5・・外枠の下端 6・・支持梁 7・・仕切壁 8・・開口領域 10・・油水分離槽 11・・底面 15・・区画(油水分離枡) 20・・蓋掛り枠 29・・蓋 30・・レベル調整機構 40・・連通管 50・・インサート 60・・フロアー
Claims (4)
- 【請求項1】 上端および下端双方の少なくとも一部が
開放された略筒型のコンクリート製の外枠と、この外枠
の内部に設けられた少なくとも1枚のコンクリート製の
仕切壁によって仕切られた複数の区画と、隣接するこれ
ら複数の区画を連通するように前記仕切壁に埋設された
該仕切壁の壁厚と略長さの等しい樹脂製の連通管とを有
することを特徴とするプレキャスト式油水分離槽。 - 【請求項2】 請求項1において、さらに、前記外枠の
上部に蓋掛り枠を有し、この蓋掛り枠は前記外枠の上端
に複数の高さ調整手段を介して設置されることを特徴と
するプレキャスト式油水分離槽。 - 【請求項3】 請求項2において、前記高さ調整手段
は、前記蓋掛り枠に固定された板部材を備え、この板部
材には、外枠の上部にネジ止めされる長穴が形成されて
いることを特徴とするプレキャスト式油水分離槽。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記連通管の外周に沿って前記仕切壁に埋設される突起
部が形成されていることを特徴とするプレキャスト式油
水分離槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993047223U JP2597949Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | プレキャスト式油水分離槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993047223U JP2597949Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | プレキャスト式油水分離槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712585U true JPH0712585U (ja) | 1995-03-03 |
| JP2597949Y2 JP2597949Y2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=12769197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993047223U Expired - Lifetime JP2597949Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | プレキャスト式油水分離槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597949Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116099235A (zh) * | 2022-12-24 | 2023-05-12 | 中化二建集团有限公司 | 氨气分离槽的施工方法 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP1993047223U patent/JP2597949Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116099235A (zh) * | 2022-12-24 | 2023-05-12 | 中化二建集团有限公司 | 氨气分离槽的施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2597949Y2 (ja) | 1999-07-26 |
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