JPH07126399A - 水の清澄化および廃水処理のための組成物ならびに方法 - Google Patents

水の清澄化および廃水処理のための組成物ならびに方法

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JPH07126399A
JPH07126399A JP6139940A JP13994094A JPH07126399A JP H07126399 A JPH07126399 A JP H07126399A JP 6139940 A JP6139940 A JP 6139940A JP 13994094 A JP13994094 A JP 13994094A JP H07126399 A JPH07126399 A JP H07126399A
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acrylate
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acid
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Jen-Chi Chen
ジェン−チ・チェン
Gerald Cecil Walterick Jr
ジェラルド・セシル・ウォルテリック・ジュニア
Fu Chen
フ・チェン
Robert Baskonseros Stephen
スティーブン・ロバート・バスコンセロス
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 タンニン含有ポリマー、それらの製造方法お
よび廃水処理剤として使用する方法を開示する。タンニ
ン含有ポリマーは、 式: タンニン−[N−C−A] [式中、Nはノニオン性モノマー、Cはカチオン性モノ
マーおよびAはアニオン性モノマーであり、ポリマー中
の全モル含量を100%とした場合、Nのモル含量は0
〜60%、Cのモル含量は30〜100%およびAのモ
ル含量は0〜30%である。]で示される水溶性または
分散性のタンニン含有ポリマーである。 【効果】 種々の廃水について本発明のタンニン含有ポ
リマーを用いる処理を行うと、生成するスラッジの含水
率を低下させることにより廃水処理を容易にし、更に、
残留濁度および残留色を著しく低減することにより、健
康および環境に有害でない廃水とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンニン含有ポリマー
組成物および水の清澄化のための該組成物の使用方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】川、湖または地下からの水のような原水
は、懸濁物質を通常含む。水が家庭および工業用の使用
に適するようにするためには、清澄化により懸濁物質を
除去しなければならない。懸濁物質は、外部からの補助
なしに重力のみにより沈降しうる大きな固体およびしば
しばコロイド状の性質である非沈降性の物質からなるこ
とがある。懸濁物質の除去は、凝固(coagulation)、凝
集沈殿(flocculation)および沈降分離(sedimentation)
を組合わせることにより通常達成されており、これらの
方法が通常の清澄化とされている(ベッツ・ハンドブッ
ク・オブ・インダストリアル・ウォーター・コンディシ
ョニング(Betz Handbook of Industrial Water Conditi
oning)、第9版、1991年、ベッツ・ラボラトリーズ
・インコーポレイテッド(Betz Laboratories, Inc.)、
トレヴォース(Trevose)、ペンシルバニア、第23〜3
0頁参照)。
【0003】天然の懸濁粒状物質は主として負の電荷を
帯びている。水溶性有機カチオン性ポリマー、例えばポ
リアミンおよびポリジアリルジメチルアンモニウムクロ
リドなどは、高い濁度(60NTU(比濁分析濁度単
位)を越える)を有する水の清澄化に通常使用される。
低濁度水(60NTU未満)においては、一般に、水を
カチオン性ポリマーのみによって処理する場合に、沈降
可能なフロックを生成するのに十分な粒状物質が存在し
ない。その代りに、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミ
ニウム、硫酸第二鉄、塩化第二鉄およびアルミン酸ナト
リウムなどの無機凝固(凝集)剤(coagulant)が使用され
る。これらの無機凝固剤は比較的安価であり、水の清澄
化のために一般に有効である。しかし、これらは、脱水
の困難な嵩張るスラッジを生じる傾向がある。また、そ
のような無機凝固剤は、特定のpH範囲において有効で
あるに過ぎないので、処理の際に、適当な水のpH調整
を必要とする。更に、処理した水中に残存する鉄および
アルミニウムイオンが、冷却のような下流側の操作およ
びボイラー処理などに影響を及ぼすことがあり、この水
を最終的に排出する場合には健康および環境上の問題を
生じることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水溶性または水分散性
メラミンホルムアルデヒド樹脂は低濁度の水の清澄化に
用いられてきているが、樹脂中に残存するホルムアルデ
ヒドのために、取り扱いおよび処理に困難を生じること
がある。本発明の課題は、無機凝固剤およびメラミンホ
ルムアルデヒド樹脂の問題点を招くことのない、水清澄
化の有効な方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水の清澄化の
ために、組成物、該組成物の調製方法および該組成物を
使用する方法を提供する。組成物は、エチレン性不飽和
モノマーをタンニンと共に重合して得られる水溶性/水
分散性タンニン含有ポリマーを含んでなる。
【0006】米国特許第4,558,080号、同第4,
734,216号および同第4,781,839号は、タ
ンニンを、酸性条件下で、アミノ化合物およびアルデヒ
ドと反応させて得られるポリマーをベースとするタンニ
ンを、凝集剤として使用することを開示している。この
製造方法は、反応中のpHおよび途中の粘度を注意深く
モニターして、バッチのゲル化を防止する必要がある。
生成物の長期安定性および溶液中の残存アミンおよびホ
ルムアルデヒドの量が取り扱い上の問題を生じることが
ある。
【0007】米国特許第4,990,270号は、アクリ
ルアミドおよびカチオン性モノマーを水不溶性リグニン
と共に、塩化カルシウム/ジメチルスルホキサイド溶液
中でグラフト共重合して調製されるシックニング剤(thi
ckening agent)を開示している。この方法は実に複雑で
あって、生成物を分離するために、アセトン中で沈殿さ
せ、濾過および透析する必要がある。得られる物質は、
向上した油回収に使用される。
【0008】本発明は、タンニン含有ポリマー物質を含
んでなる組成物を提供する。本発明は、タンニン含有ポ
リマーの調製方法および該ポリマーを種々の水処理に使
用する方法を提供する。タンニン酸とも称されるタンニ
ンは、多くの植物の葉、枝、樹皮および果実中に生成さ
れる。エイ・ピツィ(A. Pizzi)の「コンデンスト・タン
ニン・フォー・アドヒーシブズ(Condensed Tannin for
Adhesives)」、インダストリー・アンド・エンジニアリ
ング・ケミストリー, プロダクト・リサーチ・アンド・
デベロプメント(Ind. Eng. Chem., Prod. Res. Dev.)、
1982年、第21号、第359〜369頁に開示され
ているように、天然のタンニンは「加水分解性」タンニ
ンおよび「縮合」タンニンとして存在しうる。タンニン
の組成および構造は、ソース(source)および抽出方法に
より変化するものであるが、その構造は、経験的に、多
くのOH基が芳香環に結合されているC765246とし
て与えられる。本発明において用いられるタンニンは、
ケブラッチョ(Quebracho)、ミモザ(Mimosa)およびスマ
ック(Sumac)から誘導されるタンニンを含む縮合タンニ
ン種であるが、それらに限定されない。また、加水分解
性タンニンも本発明の範囲内であると考えられる。
【0009】本発明は、 式: タンニン−[N−C−A] [式中、Nはノニオン性モノマー、Cはカチオン性モノ
マーおよびAはアニオン性モノマーであり、ポリマー中
の全モル含量を100%とした場合、Nのモル含量は0
〜60%、Cのモル含量は30〜100%およびAのモ
ル含量は0〜30%である。]で示される水溶性または
水分散性タンニン含有ポリマー組成物に関する。
【0010】カチオン性モノマーは、エチレン性不飽和
の第4級アンモニウム、ホスホニウムまたはスルホニウ
ムイオンを含む群から選ばれる。典型的カチオン性モノ
マーは、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルア
ミドおよびジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレ
ートの第4級アンモニウム塩ならびにジアリルジアルキ
ルアンモニウムクロリドである。好ましいカチオン性モ
ノマーは、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメ
タクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、
ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドおよびジメチ
ルアミノプロピルアクリルアミドの塩化メチル第4級塩
ならびにジメチル硫酸第4級塩、ジアリルジメチルアン
モニウムクロリドならびにジアリルジエチルアンモニウ
ムクロリドを含む群から選ばれるが、これらに限定され
ない。最も好ましいカチオン性モノマーは、ジエチルア
ミノエチルアクリレートの塩化メチル第4級塩である。
【0011】アニオン性モノマーは、エチレン性不飽和
カルボン酸またはスルホン酸官能基を含む群から選ばれ
る。これらのモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、
ビニル酢酸、イタコン酸、マレイン酸、アリル酢酸、ス
チレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸(AMPS(登録商標))および3−アリ
ルオキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸ならびに
それらの塩を含むが、これらに限定されない。好ましい
アニオン性モノマーは、アクリル酸である。
【0012】ノニオン性モノマーは、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
N,N−ジメチルアクリルアミド、酢酸ビニル、メチル
アクリレート、エチルアクリレートおよびメチルメタク
リレートを含む低級アルキル(C1−C6)エステル、ヒド
ロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリ
レートおよびヒドロキシエチルメタクリレートを含むヒ
ドロキシル化低級アルキル(C1−C6)エステル、アリル
グリシジルエーテルならびにポリエチレングリコールお
よびポリプロピレングリコールのエトキシル化アリルエ
ーテルおよびプロポキシル化アクリレートを含んでなる
エチレン性不飽和ノニオン性モノマーの群から選ばれる
が、これらに限定されない。好ましいノニオン性モノマ
ーは、アリルグリシジルエーテルおよびアクリルアミド
である。
【0013】得られるタンニン含有ポリマーが水溶性ま
たは水分散性のままであり、カチオン性、ノニオン性お
よびアニオン性モノマーならびにタンニンの全重量%の
合計を100%とすると、得られるタンニン含有ポリマ
ーは、タンニンを10〜80重量%、カチオン性モノマ
ーを20〜90重量%、ノニオン性モノマーを0〜30
重量%およびアニオン性モノマーを0〜20重量%含
む。タンニン含有ポリマー中にカチオン性モノマーおよ
びアニオン性モノマーが共に存在する場合、カチオン性
モノマーはアニオン性モノマーよりも高い重量%で含ま
れることが好ましい。カチオン性モノマーのみが存在す
る好ましい態様では、タンニン−カチオン性モノマーコ
ポリマーは、約50/50重量%ないし約30/70重
量%でタンニンおよびカチオン性モノマーを含有する。
【0014】得られるタンニン含有ポリマーが水溶性ま
たは水分散性のままである場合、その数平均分子量はあ
まり重要でない。タンニン含有ポリマーは、所望のモノ
マーにタンニンを混合し、溶液を媒体としてフリーラジ
カル重合開始剤により重合を開始し、沈殿またはエマル
ジョン重合技術により調製することができる。アゾ化合
物、パースルフェート、パーオキサイドおよびレドック
ス対などの常套の重合開始剤を使用することができる。
好ましい開始剤は、ワコー・ケミカルズ(WakoChemical
s)からV−50として市販されている2,2'−アゾビス
(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロリド、およびt
−ブチルヒドロパーオキサイド/メタ重亜硫酸ナトリウ
ム(t-BHP/NaMBS)である。これらおよび他の
開始剤を重合の終了時に加えて、多少とも残存するモノ
マーを更に反応させる。
【0015】アルコール、アミン、ギ酸またはメルカプ
ト化合物などの連鎖移動剤を使用して、ポリマーの分子
量を調整してよい。得られたポリマーを沈殿などを含む
周知の技術により分離してもよいし、あるいは該ポリマ
ーを単に水溶液で使用してもよい。反応温度は限定的で
はないが、一般に20〜100℃、好ましくは40〜7
0℃である。反応混合物のpHも限定されないが、一般
に2.0〜8.0の範囲である。得られるタンニン含有ポ
リマーは、C−13NMR、ブルックフィールド粘度お
よび固形分の割合により特徴付けられる。
【0016】得られるタンニン含有ポリマーは、意図し
た用途に十分な量で処理すべき水系(aqueous system)に
加えられるべきである。多くの場合、処理することが意
図される特定の水系により、この量は変化するものであ
り、濁度、pH、温度、水量および系に存在する汚染物
質の種類などの変数により影響されうる。タンニン含有
ポリマーは広範囲のpHにおいて効果的であり、水処理
が求められる任意の水系のpHにおいても効果的である
ことが判る。本発明のタンニン含有ポリマーは、種々の
汚染物質が問題となる種々の水系において有用であるこ
とが判明しているが、流入水ならびに廃水系などの水系
における濁度、着色の低減および清澄化に良好に適す
る。クレー、シルト、微細化された有機および無機物質
ならびに顕微鏡的有機体は全て濁りの原因になりうる。
着色はもっともしばしばコロイド的な性質であり、フミ
ン酸および植物物質から浸出した他の化合物などの有機
物質に由来する。
【0017】本発明の範囲に含まれると考えられる廃水
系は、製油、石油化学、化学、鉄鋼、圧延工場、自動
車、繊維ならびに食肉および食品加工業を含む産業から
の1次廃水および油性廃水流を含むが、これらに限定さ
れない。これらの系の汚染物質は、沈降性および非沈降
性の固形分、油、油脂、析出した金属、ならびに脂肪性
およびタンパク質性物質を含む有機および無機汚染物質
であるが、これらに限定されない。清澄化が求められる
水系に、タンニン含有ポリマーを、水1000000部
あたり約0.1〜100部の範囲の量で加えることがで
きる。ポリマーをそのままでまたは水溶液で、連続的ま
たは断続的のいずれかにより、水系に加えることができ
る。
【0018】ポリアクリルアミドおよびアクリルアミド
とアクリル酸のコポリマーなどのポリマー系の凝集剤な
らびにミョウバン、塩化第二鉄、クレー、ゼオライト、
活性炭などの他の凝固剤をタンニン含有ポリマーと組合
わせて使用して、濁度および着色を低減させ、透明性を
向上させることができる。当業者は、これらのタンニン
含有ポリマーの有用性が見出される多くの用途を認識す
ることになるであろう。それらの用途は、化学プラン
ト、精油所ならびにパルプおよび製紙工場からの廃水な
どの廃水処理用途、流入水清澄化、着色低減、二次水清
澄化、油性廃水処理、タンパク質含有廃水、製紙(例え
ば、保持助剤(retention aid)および廃水助剤(drainage
aid))、タンパク質回収、エマルジョン破壊、スラッジ
脱水、逆流フィルタ浄化、水平流清澄化などを含むがこ
れらに限定されない。
【0019】本発明をより明らかに説明するため、以下
のデータを詳述する。以下の実施例は本発明の例示とし
て含まれるが、本発明の範囲を限定するものとして解釈
してはならない。
【0020】
【実施例】タンニン含有ポリマーを調製するための実験
的方法 実施例1 凝縮器、温度計、窒素導入口および機械的撹拌機を備え
た反応フラスコに、縮合タンニン(ケブラッチョ種)5
1.0gおよび脱イオン水204.0gを入れた。続い
て、50%苛性アルカリ3.5gおよびアリルグリシジ
ルエーテル(AGE)3.76gをタンニン溶液に加え
た。この溶液を50℃に昇温して7時間保持した。FT
−IRによると、AGEの残存エポキシ基に相当する吸
収バンドは示されなかった。
【0021】実施例2 実施例1で得られたタンニン/AGE溶液を、硫酸によ
りpHを6.8に調整した。次に、この溶液124g
に、脱イオン水2.4g中に2,2'−アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)ジヒドロクロリド(V-50)0.39
gを含む開始剤溶液を60℃で加えた。続いて、ジメチ
ルアミノエチルアクリレート塩化メチル第4級塩(AE
TAC、80%)57.2gおよびアクリル酸(AA)
1.1gを含むモノマー溶液を、フラスコ中に5時間で
徐々に加えた。モノマー添加を完了する前に、追加の開
始剤溶液を加えた。その後、重合を一晩行った。更に開
始剤を加えて反応を完了させた。得られたポリマーの構
造を、C−13NMRにより確認した。得られたタンニ
ン含有ポリマー溶液は、27.3%(25℃)の固形分
で1070cpsのブルックフィールド粘度を有してい
た。
【0022】実施例3 実施例2に記載した装置および方法を用い、80%AE
TAC60.5gおよびAA1.2gをタンニン/AGE
溶液79gとの重合に使用した。得られた、タンニン含
有ポリマー溶液は、24.5%(25℃)の固形分で2
43cpsのブルックフィールド粘度を有していた。 実施例4 実施例3に記載した装置、方法および試剤を用い、タン
ニン/AGE溶液32.50gを使用して、AETAC
およびAAとの重合を行った。得られた溶液は、21.
8%(25℃)の固形分で81cpsのブルックフィール
ド粘度を有していた。
【0023】実施例5 反応にAAを使用しないこと以外は、実施例3に記載し
たのと同様の装置および方法を使用した。重合を行う前
に、硫酸により溶液のpHを6.5に調整した。重合に
は、80%AETAC60.5gおよびタンニン/AG
E溶液79gを使用した。得られたポリマー溶液は、2
6.9%(25℃)の固形分で1050cpsのブルックフ
ィールド粘度を有していた。 実施例6および7 実施例5に記載した方法を用いて、異なる重量比のタン
ニン/AETACポリマーを調製した。得られたポリマ
ー溶液の組成および物理的特性を表1および2に示す。 実施例8 タンニン溶液(固形分20%)127.5g中に、AE
TAC(80%)60.5gおよびAA1.2gを60℃
において4.5時間で徐々に加えた。V−50を反応器
中に一度に加えて、重合反応を開始した。得られたタン
ニン含有ポリマーの構造をC−13NMRにより確認し
た。得られたポリマー溶液は、35.5%(25℃)の
固形分で583cpsのブルックフィールド粘度を有して
いた。
【0024】実施例9 実施例8に記載したのと同様の方法を用いて、タンニン
/AETAC/AAポリマー溶液を調製した。得られた
ポリマー溶液は、35.6%(25℃)の固形分で75
4cpsのブルックフィールド粘度を有していた。 実施例10 実施例8に記載したのと同様の方法を用いて、タンニン
/AETAC溶液を調製した。開始剤にV−50を使用
して、AETAC(80%)64.5gとタンニン溶液
(固形分20%)127.5gとを反応させた。得られ
たポリマー溶液は、35.2%(25℃)の固形分で6
25cpsのブルックフィールド粘度を有していた。 実施例11 実施例10に記載したのと同様の方法を用いて、開始剤
にV−50を使用し、80%AETAC47.8gとタ
ンニン溶液(固形分20%)127.5gとを反応させ
た。得られたタンニン含有ポリマーの構造をC−13N
MRにより確認した。ポリマー溶液は、33.3%(2
5℃)の固形分で323cpsのブルックフィールド粘度
を有していた。
【0025】実施例12 実施例11に記載したのと同様の装置および方法を用い
て、ミモザ種のタンニンを反応に使用した。得られた溶
液は、36.3%(25℃)の固形分で109cpsのブル
ックフィールド粘度を有していた。 実施例13および14 実施例11に記載したのと同様の装置および方法を用い
て、異なるソースから得られたミモザ種のタンニンを反
応に使用した。 実施例15 この実施例では、t−ブチルヒドロパーオキサイド(t
-BHP)/メタ重亜硫酸ナトリウム(NaMBS)のレド
ックス対を開始剤に使用した。脱イオン水42.7g入
りの反応容器内に、タンニン(ミモザ種)22.1g、
80%AETAC64.5gを55℃で入れた。4%B
HP20gおよび6%NaMBS20gを溶液中に、5
0〜55℃において、5.5時間で徐々に加えた。溶液
を50℃で30分間保持した後、冷却した。最終的に希
釈した後、得られたポリマー溶液は、31.2%(25
℃)の固形分で173cpsのブルックフィールド粘度を
有していた。
【0026】実施例16 実施例15に記載したのと同様の方法を用いて、ケブラ
ッチョ種のタンニンを反応に使用した。得られた溶液
は、32.5%(25℃)の固形分で133cpsのブルッ
クフィールド粘度を有していた。 実施例17、18、19および20 実施例15に記載したのと同様の方法を用いて、重量比
の異なるタンニン/AETACポリマーを調製した。 実施例21 実施例15に記載したのと同様の方法を用いるが、80
%AETAC31.0gおよび52%アクリルアミド
(AM)を使用して、タンニン38.7gと共重合させ
た。得られた溶液は31.2%(25℃)の固形分で4
59cpsのブルックフィールド粘度を有していた。
【0027】実施例22 実施例15に記載したのと同様の方法を用いて、AET
AC(80%)1439部とタンニン(ミモザ種)11
51部とを水溶液中、45℃で反応させた。t−BHP
68部およびメタ重亜硫酸ナトリウム(20%)189
部を開始剤として使用した。得られた溶液は、37.2
%(25℃)の固形分で1150cpsのブルックフィー
ルド粘度を有していた。 実施例23 実施例22と同様の方法を用いて、AETAC(80
%)4400部とタンニン(ミモザ種)3520部とを
水溶液中で反応させた。得られた溶液は、38.2%
(25℃)の固形分で409cpsのブルックフィールド粘
度を有していた。
【0028】比較例 タンニン/モノエタノールアミン/ホルムアルデヒド物
質を、米国特許第4,558,080号の実施例1と実質
的に一致する方法で調製した。得られた物質は、pH
2.4で200cps(固形分40.5%)の粘度を有して
いた。表1および2には、生成したタンニン含有ポリマ
ーの組成および物理的特性をまとめて示す。
【0029】
【表1】タンニン含有ポリマーの組成 実施例1〜11および15〜21はケブラッチョタンニ
ン 実施例12〜14および22〜23はミモザタンニン実施例No. 組成 重量% 2 タンニン/(AETAC/AA/AGE) 33.1/(62.9/1.6/2.4) 3 タンニン/(AETAC/AA/AGE) 23.2/(73.3/1.8/1.7) 4 タンニン/(AETAC/AA/AGE) 11.1/(86.0/2.1/0.8) 5 タンニン/(AETAC/AGE) 32.2/(65.4/2.4) 6 タンニン/(AETAC/AGE) 22.5/(75.8/1.7) 7 タンニン/(AETAC/AGE) 10.8/(88.4/0.8) 8 タンニン/(AETAC/AGE) 34/(64.4/1.6) 9 タンニン/(AETAC/AA) 34/(64.4/1.6) 10 タンニン/AETAC 33.1/66.9 11 タンニン/AETAC 40/60 12 タンニン/AETAC 33.1/66.9 13 タンニン/AETAC 33.1/66.9 14 タンニン/AETAC 33.1/66.9 15 タンニン/AETAC 30/70 16 タンニン/AETAC 30/70 17 タンニン/AETAC 40/60 18 タンニン/AETAC 50/50 19 タンニン/AETAC 50/50 20 タンニン/AETAC 55/45 21 タンニン/(AETAC/AM) 50/(40/10) 22 タンニン/AETAC 50/50 23 タンニン/AETAC 50/50 AETACはジメチルアミノエチルアクリレートの塩化
メチル第4級塩 AAはアクリル酸 AGEはアリルグリシジルエーテル AMはアクリルアミド
【0030】
【表2】 タンニン含有ポリマーの物理的特性 実施例 組成 固形分% pH フ゛ルックフィールト゛粘度 (cps) 2 タンニン/(AETAC/AA/AGE) 27.3 4.0 1070 3 タンニン/(AETAC/AA/AGE) 24.5 3.5 243 4 タンニン/(AETAC/AA/AGE) 21.8 3.1 81 5 タンニン/(AETAC/AGE) 26.9 4.6 1050 6 タンニン/(AETAC/AGE) 24.4 4.4 151 7 タンニン/(AETAC/AGE) 21.8 4.0 89 8 タンニン/(AETAC/AGE) 35.5 3.4 583 9 タンニン/(AETAC/AA) 35.6 3.2 754 10 タンニン/AETAC 35.2 4.0 625 11 タンニン/AETAC 33.3 4.0 323 12 タンニン/AETAC 36.3 3.6 109 13 タンニン/AETAC 36.4 3.6 204 14 タンニン/AETAC 36.3 3.5 238 15 タンニン/AETAC 31.2 1.8 173 16 タンニン/AETAC 32.5 2.2 133 17 タンニン/AETAC 33.2 2.3 148 18 タンニン/AETAC 31.8 2.4 118 19 タンニン/AETAC 33.5 2.8 180 20 タンニン/AETAC 32.1 2.2 189 21 タンニン/(AETAC/AM) 31.2 2.4 459 22 タンニン/AETAC 37.2 2.2 1150 23 タンニン/AETAC 38.2 2.5 407 比較例: タンニン/アミン/ホルムアルテ゛ヒト゛ 40.5 2.4 200 AETAC=ジメチルアミノエチルアクリレートの塩化
メチル第4級塩 AA=アクリル酸 AGE=アリルグリシジルエーテル AM=アクリルアミド 比較例=米国特許第4,558,080号の実施例1のポ
リマー
【0031】効力試験 本発明のタンニン含有ポリマーの濁度および着色を低減
する効力を示すため、試験物質として合成河川水および
米国のいろいろな河川から採取した水試料を用いて、水
清澄化の試験を行った。合成河川水物質は、蒸留水、試
薬級化学薬品(CaCO3およびMgCO3)ならびに天然
クレーおよびフミン酸を含有した。合成河川水を、典型
的な低〜中濁度河川水の組成にほぼ近い以下の組成を有
するように調製した。 濁度=8〜10NTU 全懸濁物質=30mg/l 真色=25Pt-Co色単位 pH=7.0 Ca=CaCO3として40ppm Mg=MgCO3として20ppm
【0032】試験方法 用いた方法は、典型的水処理清澄化の操作をシミュレー
トするように設計された標準ジャー試験(standard jar
test)であった。単成分処理の場合、試験方法は、試験
物質にポリマー処理剤を種々の添加量で加え、処理物質
を混合し、水中に生成する固体を沈降させ、最後に、各
処理により得られた上澄み水の残留濁度および着色を測
定した。生成物の効力の評価に用いた分析方法には濁度
測定および真色測定を含んでいた。未処理および処理済
み水試料の濁度は、ハッチ・モデル(Hach model)189
00比濁計(ratio turbidimeter)を用いて測定した。真
色濃度は、0.45μmフィルタで濾過した試料の455
nmにおける吸光度を測定して求めた。吸光度は、吸光度
値を標準的白金−コバルト色単位(Pt−Co単位)に換
算するように検量されたハッチ・DR2000分光光度
計を用いて測定した。
【0033】二成分処理の場合、試験方法は、試験物質
にタンニン含有ポリマー処理剤を加えて2分間混合し、
該処理物質にアニオン性凝集剤を加えて20分間混合
し、15分間沈降させ、上澄みの濁度を測定した。表3
および4は、各ポリマーについて、最も低い濁度が得ら
れたポリマー添加量およびその測定濁度値を示してい
る。表5および6は、残留真色および残留濁度をタンニ
ン含有ポリマーについて示している。比較のため、ミョ
ウバン(硫酸アルミニウム)、メラミンホルムアルデヒ
ドの水溶性樹脂およびタンニン/アミン/ホルムアルデ
ヒドなどの市販の物質の測定も行った。
【0034】
【表3】 タンニン含有ポリマーの濁度試験 活性投与量(ppm)における最小濁度(NTU) 合成水 デラウェア川水 デラウェア川水* (Delaware River) (8-10NTU) (4-7NTU)処理 ppm NTU ppm NTU ppm NTU 実施例2 1.0 0.9 2.0 2.3 2.0 1.5 実施例3 1.0 1.5 0.5 2.7 実施例4 0.5 2.1 0.5 2.8 実施例5 1.0 0.5 0.5 2.5 実施例6 1.5 1.2 0.5 2.6 実施例7 0.5 2.5 0.5 2.6 実施例8 1.0 0.8 2.0 1.8 2.0 1.5 実施例9 0.75 0.7 実施例10 0.75 0.7 実施例11 1.5 0.3 2.0 2.8 2.0 1.6 実施例12 1.5 0.6 2.0 2.0 2.0 1.2 実施例13 1.5 0.6 2.0 1.5 2.0 1.1 実施例14 1.0 0.8 2.0 1.6 2.0 1.0 MF 6.6 0.7 6.0 0.5ミョウハ゛ン 15.0 0.2 10.0 0.9タンニン /AM/F 7.0 0.2 4.0 0.7 比較例 6.0 0.7 *アニオン性(アクリルアミド/アクリル酸)(90/1
0)コポリマー0.1ppmを含むMFは、市販のメラミン
/ホルムアルデヒド樹脂 タンニン/AM/Fは、市販のタンニン/アミン/ホル
ムアルデヒドポリマー 比較例は、米国特許第4,558,080号の実施例1
【0035】
【表4】 タンニン含有ポリマーの濁度試験 活性投与量(ppm)における最小濁度(NTU) 7.2NTU未処理河川水濁度 デラウェア川水 デラウェア川水 処理 ppm NTU ppm NTU ppm/AM/AA* 実施例15 4.0 2.7 4.0 1.5 0.25 実施例16 4.0 4.1 4.0 2.2 0.25 実施例17 4.0 2.4 3.0 0.9 0.25 実施例18 4.0 1.6 3.0 1.0 0.10 実施例19 4.0 1.8 3.0 1.1 0.25 実施例20 4.0 1.3 3.0 1.0 0.10 実施例21 4.0 2.3 3.0 1.0 0.10 MF 8.0 0.8ミョウバン 12.5 0.3タンニン /AM/F 6.0 0.8 *90/10アクリルアミド/アクリル酸コポリマーのppmMF
は、市販のメラミン/ホルムアルデヒド樹脂タンニン/
AM/Fは、市販のタンニン/アミン/ホルムアルデヒ
ドポリマー
【0036】
【表5】 濁度および着色の低減試験 ウィスコンシン川(Wisconsin River)水試料 上澄み水の水質 ポリマー添加 残留濁度 残留真色実施例 (活性剤mg/l) (NTU) (Pt-Co cu) 未処理 0 10.6 69 実施例14 4 10.7 42 実施例14 8 4.4 27 実施例14 12 2.5 19 実施例14 16 1.7 14 実施例14 20 3.7 10 実施例17 4 11.6 45 実施例17 8 4.2 26 実施例17 12 2.8 19 実施例17 16 2.5 15 実施例17 20 3.0 12 実施例18 4 11.4 60 実施例18 8 8.2 33 実施例18 12 3.4 26 実施例18 16 3.4 22 実施例18 20 2.7 19 実施例20 4 10.8 6 実施例20 8 11.0 40 実施例20 12 3.6 30 実施例20 16 2.9 29 実施例20 20 2.6 26 実施例21 4 11.2 56 実施例21 8 7.1 39 実施例21 12 2.8 33 実施例21 16 2.7 30 実施例21 20 3.1 29タンニン /AM/F 12 9.4 47タンニン /AM/F 14 6.1 40タンニン /AM/F 16 2.7 35タンニン /AM/F 20 1.41 26タンニン /AM/F 24 1.08 22 タンニン/AM/Fは、市販のタンニン/アミン/ホル
ムアルデヒドポリマー
【0037】
【表6】 着色の低減試験 ハドソン川(Hadson River)水試料 上澄み水の水質 ポリマー添加量 残留濁度 残留真色実施例 (活性剤mg/l) (NTU) (Pt-Co cu) 未処理 0 16.7 22 実施例22 3 9.4 13 実施例22 6 3.1 12 実施例22 9 1.55 11 実施例22 12 0.98 8 実施例22 15 1.13 7 実施例23 3 10.8 15 実施例23 6 3.2 10 実施例23 9 1.52 10 実施例23 12 1.50 10 実施例23 15 0.98 10
【0038】表3および4の結果は、本発明のポリマー
により、少ない添加量で試験物質の濁度が低減すること
を示す。表5および6の結果は、本発明のタンニン含有
ポリマーが流入水の着色の低減においても有効であるこ
とを示す。廃水の清澄化についてのタンニン含有ポリマ
ーの効力を説明するため、異なる工場からの種々の廃水
試料について実験室で試験を行った。試料、試験方法お
よび試験結果の説明は以下の実施例中に記載する。
【0039】試験物質として、テキサスの精油所からの
油性廃水の試料を用いて、ジャー試験を行った。廃水の
清澄度は、濁度を測定して求めた。未処理の廃水は、3
2NTUの濁度を有していた。未処理の油性廃水の試料を
400mlのビーカーに入れ、種々の添加量の各凝固剤に
より処理した。評価した凝固剤には、硫酸アルミニウム
(従来技術を代表する対照処理)およびタンニン系ポリ
マーが含まれる。油性廃水の各処理試料を混合するた
め、以下の方法を用いた。 1)200ml/試験;1インチ×2インチのパドルを用
いて400mlビーカー中で試料を混合する。 2)100rpmでの混合中に凝固剤を添加する。 3)100rpmで5分間混合(1NのNaOHでpHを
6.5〜8.0に調整)する。 4)ポリマー1115L(AA/AMコポリマー)を加
え、100rpmで30秒間混合する。 5)35rpmで5分間混合する。 6)混合を停止し、静止条件を5分間維持して油分を分
離させる。 7)清澄化した水を採取し、ハッチ・モデル・1890
0比濁計を用いて残留濁度の分析を行う。これらの試験
の結果を以下の表7に示す。
【0040】
【表7】 試験 Al2(SO4)3・14H2O 実施例 添加量 ホ゜リマー1115L 残留濁度# (mg/l) No. (活性ホ゜リマーmg/l) (mg/l) (NTU) 1 0 -- -- 1.5 33 2 50 -- -- 1.5 4.7 3 75 -- -- 1.5 2.8 4 100 -- -- 1.5 2.9 5 125 -- -- 1.5 1.8 6 150 -- -- 1.5 2.3 7 0 20 10 1.5 6.2 8 0 20 15 1.5 4.4 9 0 20 20 1.5 7.8 10 0 20 25 1.5 5.5 11 0 21 10 1.5 5.2 12 0 21 15 1.5 5.3 13 0 21 20 1.5 6.1 14 0 21 25 1.5 2.2 15 0 18 10 1.5 6.7 16 0 18 15 1.5 10.4 17 0 18 20 1.5 6.3 18 0 18 25 1.5 8.7
【0041】濁度データからわかるように、実験した3
つのポリマーの全てが油性廃水の清澄化において顕著な
向上を達成できた。特に注目に値するのは実施例21の
ポリマーであり、これは濁度が25mg/lの添加量で2.
2NTUに減少した(試験#14)。この処理は、濁度が
1.8NTUに減少した硫酸アルミニウム処理(125ml)
に匹敵した(試験#5)。これらの処理により生成した
であろうスラッジ固形分の理論量を比較すると、硫酸ア
ルミニウム125mg/lにより水酸化アルミニウム沈殿に
基づく固形分65mg/lが生成し、一方、実施例21の2
5mg/lによりほぼ25mg/lの固形分が生成すると考えら
れる。これは廃棄スラッジが62%減少することを意味
し、廃棄物処理プラントに関するスラッジ廃棄コストに
おいて、実質的な節約をもたらす著しい減少である。ア
ルミニウム処理プラントからの油性廃水の試料を用い
て、ジャー試験を行った。濁度および油含量を測定して
水の清澄度を求めた。未処理廃水の濁度は71.6NTUで
あり、フレオン−抽出可能な油含量は252ppmであっ
た。
【0042】油性廃水の試料を400mlビーカーに入
れ、硫酸アルミニウムおよび実施例23のコポリマーを
種々の量で加えて処理した。ジャー試験の評価には、実
際の廃水処理システム内の混合条件をシミュレートする
ように設計された以下の方法を用いた。 1)200ml/試験;1インチ×2インチのパドルを用
いて400mlビーカー中で試料を混合する。 2)125rpmでの混合中に凝固剤を添加し、125rpm
で36分間混合(NaOHによりpHを7.0〜7.5に
調整)する。 3)凝固助剤として、ポリマー1125L(AA/AM
コポリマー)4mg/lを加え、125rpmで30秒間混合
し、74rpmで24秒間混合する。 4)混合を停止し、静止条件を5分間維持して油分を分
離させる。 5)残留濁度および油分析用の上澄み水を採取する。 6)ハッチ・モデル・18900比濁計を用いて濁度を
測定する。 7)ホリバ(Horiba)・OCMA200F油分分析器(Oil
Content Analyzer)を用いて、フレオン抽出可能な油分
を測定する。 これらの試験の結果を以下の表8に示す。
【0043】
【表8】油性廃水の清澄化 アルミニウム製造プラント 上澄み水の水質 試験 Al2(SO4)3・14H2O 実施例23 ホ゜リマー1125L 残留濁度 残留油分# (mg/l) (mg/l) (mg/l) (NTU) (ppm) 1 0 0 4 75.5 60 2 50 0 4 39.2 140 3 100 0 4 21.4 42 4 150 0 4 10.7 24 5 200 0 4 11.6 37 6 250 0 4 10.2 50 7 0 100 4 38.3 36 8 0 200 4 15.2 44 9 0 300 4 12.8 30
【0044】濁度および残存油分のデータからわかるよ
うに、実施例23のタンニン/AETACコポリマー処
理により、この廃水の清澄度が顕著に向上した。コーン
処理プラントからの混合液の試料を用いて、実施例23
の脱水性能を評価した。性能の評価にキャピラリー・サ
クション・タイム(毛管吸引時間(Capillary Suction Ti
me)CST)を使用した。未処理の場合、スラッジはpH
6.5で0.6%の固体を含んでいた。ポリマー添加量を
変化させながら、スラッジの200ml試料に加え、処理
したスラッジを500rpmで30分間混合した後、CS
T分析用に7mlを採取した。これらの試験の結果を以下
の表9に示す。
【0045】コーン処理プラント廃水の脱水
【表9】 試験 実施例23 CST# (生成物ppm) (秒) 1 0 157.1 2 250 63.8 3 500 46.3 4 750 49.9
【0046】このデータは、500ppmの添加量で、C
STドレン時間(drainage time)が70%減少したこと
を示しており、実施例23のタンニン/AETACコポ
リマーの脱水能がかなりのものであることを示してい
る。大部分が繊維工場からの廃水である都市廃水処理プ
ラントからの排水試料についてジャー試験を行った。こ
の廃水は、繊維工場廃水中の染料により生じた高濃度の
着色を有していた。処理済みおよび未処理の廃水試料中
の汚染物質濃度は、アメリカン・ダイ・マニュファクチ
ュアラーズ・インスティチュート(AmericanDye Manufa
cturer's Institute(ADMI))により推奨される色測定用
分析法に従い、パーキン−エルマー・ラムダ(Perkin-El
mer Lambda)4B UV/VIS分光光度計を用いて測定
した。未処理廃水のADMI色は434ADMI単位で
あった。
【0047】この実施例で評価したタンニン系生成物は
実施例23のものであった。従来の凝固剤技術を代表す
る対照処理として硫酸アルミニウムも評価した。以下の
手順を用いてポリマーおよび硫酸アルミニウム処理の効
力を行った。 1)200mlの未処理廃水/試験;1インチ×2インチ
のパドルを用いて400mlビーカー中で試料を混合す
る。 2)100rpmで混合中に凝固剤を添加する。 3)100rpmで2分間混合する。 4)35rpmで10分間混合する。 5)混合を停止し、静止条件を15分間維持して固形分
を分離させる。 6)上澄みを採取し、ADMIを用いて残留着色の分析
を行う。 これらの試験の結果を以下の表10に示す。
【0048】
【表10】繊維工場廃水 染料の除去 化 学 処 理 添 加 剤 上澄み水 試験 Al2(SO4)3・14H2O 実施例23 残留色# (mg/l) (mg/l) (ADMI色単位) 1 0 0 461 2 10 0 459 3 20 0 456 4 50 0 443 5 100 0 446 6 200 0 435 7 500 0 389 8 0 10 371 9 0 20 352 10 0 50 329 11 0 100 326 12 0 200 428 13 0 500 682
【0049】残留色のデータからわかるように、実施例
23のタンニン−AETACコポリマーにより、この廃
水から約25%の色を除くことができた。これは硫酸ア
ルミニウムにより達成された除色よりも良好であった。
80〜90%が繊維工場からの廃水である都市廃水を用
いてジャー試験を行った。分析およびジャー試験方法
は、前の試験に記載したものと同様とした。未処理の場
合、廃水は768のADMI色を有していた。この実施
例で評価した生成物には、硫酸アルミニウムおよび実施
例23が含まれる。試験結果を以下の表11に示す。
【0050】
【表11】 化 学 処 理 添 加 剤 上澄み水 試験 Al2(SO4)3・14H2O 実施例23 残留色# (mg/l) (mg/l) (ADMI色単位) 1 0 0 754 2 10 0 773 3 20 0 774 4 50 0 752 5 100 0 696 6 200 0 620 7 500 0 698 8 0 10 721 9 0 20 720 10 0 50 565 11 0 100 320 12 0 200 240 13 0 500 179
【0051】この実施例における残留色データとして、
タンニン/AETACコポリマーがこの廃水の着色の著
しい減少を達成したが、硫酸アルミニウムはわずかな色
の減少しか達成しなかった。それ自体の廃水処理を行う
繊維工場からの廃水の2種の試料についてジャー試験を
行った。分析方法おジャー試験方法は前に行った試験と
同様にした。未処理廃水の色は、試料Aが619、試料
Bが626であった。本実施例において評価した生成物
には、硫酸アルミニウムおよびタンニン/AETAC
(実施例23)が含まれる。両試料の試験結果を以下の
表12および13に示す。
【0052】
【表12】繊維工場廃水 染料除去 試料Aの結果 化 学 処 理 添 加 剤 上澄み水 試験 Al2(SO4)3・14H2O 実施例23 残留色# (mg/l) (mg/l) (ADMI色単位) 1 0 0 619 2 10 0 607 3 20 0 610 4 50 0 607 5 100 0 588 6 200 0 556 7 500 0 474 8 0 0 579 9 0 0 577 10 0 50 523 11 0 100 489 12 0 200 332 13 0 500 145
【0053】
【表13】繊維工場廃水 染料除去 試料Bの結果 化 学 処 理 添 加 剤 上澄み水 試験 Al2(SO4)3・14H2O 実施例23 残留色# (mg/l) (mg/l) (ADMI色単位) 1 0 0 626 2 10 0 650 3 20 0 674 4 50 0 671 5 100 0 650 6 200 0 617 7 500 0 517 8 0 10 612 9 0 20 597 10 0 50 485 11 0 100 408 12 0 200 331 13 0 500 176
【0054】残留色データにより示されるように、タン
ニン−AETACコポリマーは、この繊維工場からの廃
水の両試料からの著しい色の除去を達成した。本発明の
説明をその特別な態様例に関して行ったが、本発明の種
々の他の形態および変法は当業者には明らかであろう。
記載した特許請求の範囲および本発明は、本発明の精神
およびその範囲内においてそのような明らかな形態およ
び変法を行うことを含むと解釈すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェラルド・セシル・ウォルテリック・ジ ュニア アメリカ合衆国19055ペンシルベニア州レ ビッタウン、ファームブルック・ドライブ 24番 (72)発明者 フ・チェン アメリカ合衆国18940ペンシルベニア州ニ ュータウン、ミドウ・ビュー・ドライブ 119番 (72)発明者 スティーブン・ロバート・バスコンセロス アメリカ合衆国18901ペンシルベニア州ド イルスタウン、エンダース・ウェイ4111番

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: タンニン−[N−C−A] [式中、Nはノニオン性モノマー、Cはカチオン性モノ
    マーおよびAはアニオン性モノマーであり、ポリマー中
    の全モル含量を100%とした場合、Nのモル含量は0
    〜60%、Cのモル含量は30〜100%およびAのモ
    ル含量は0〜30%である。]で示される水溶性または
    水分散性タンニン含有ポリマー組成物。
  2. 【請求項2】 カチオン性モノマーが、ジメチルアミノ
    エチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレー
    ト、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルア
    ミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルメ
    タクリルアミドおよびジメチルアミノプロピルアクリル
    アミドの塩化メチルまたはジメチル硫酸第4級塩ならび
    にジアリルジメチルアンモニウムクロリドを含む群から
    選ばれる請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 カチオン性モノマーがジメチルアミノエ
    チルアクリレートの塩化メチル第4級塩である請求項1
    記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ノニオン性モノマーが、アクリルアミ
    ド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
    ド、N,N−ジメチルアクリルアミド;酢酸ビニル、メ
    チルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタク
    リレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
    プロピルアクリレートおよびヒドロキシエチルメタクリ
    レートを含む低級アルキル(C1−C6)エステルおよびヒ
    ドロキシル化低級アルキル(C1−C6)エステル;アリル
    グリシジルエーテルならびにポリエチレングリコールお
    よびポリプロピレングリコールのエトキシル化アリルエ
    ーテルおよびプロポキシル化アクリレートを含むエチレ
    ン性不飽和ノニオン性モノマーの群から選ばれる請求項
    1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ノニオン性モノマーが、アクリルアミド
    またはアリルグリシジルエーテルである請求項1記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】 アニオン性モノマーが、アクリル酸、メ
    タクリル酸、ビニル酢酸、イタコン酸、マレイン酸、ア
    リル酢酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−
    2−メチルプロパンスルホン酸および3−アリルオキシ
    −2−ヒドロキシプロパンスルホン酸を含む群から選ば
    れる請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 アニオン性モノマーがアクリル酸である
    請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 カチオン性モノマーがジメチルアミノエ
    チルアクリレートの塩化メチル第4級塩であり、ノニオ
    ン性モノマーがアリルグリシジルエーテルであり、アニ
    オン性モノマーがアクリル酸である請求項1記載の組成
    物。
  9. 【請求項9】 カチオン性モノマーがジメチルアミノエ
    チルアクリレートの塩化メチル第4級塩であり、ノニオ
    ン性モノマーがアリルグリシジルエーテルである請求項
    1記載の組成物。
  10. 【請求項10】 カチオン性モノマーがジメチルアミノ
    エチルアクリレートの塩化メチル第4級塩であり、アニ
    オン性モノマーがアクリル酸であり、ノニオン性モノマ
    ーがアクリルアミドである請求項1記載の組成物。
  11. 【請求項11】 十分な量のタンニンおよびカチオン性
    モノマーを水相で混合して水溶液を形成し、モノマーを
    重合開始剤の存在下、約20〜100℃の温度および約
    2.0〜8.0のpHで重合させることを含んでなる、水
    溶性または水分散性タンニン含有ポリマーの製造方法。
  12. 【請求項12】 カチオン性モノマーがジメチルアミノ
    エチルアクリレートの塩化メチル第4級塩である請求項
    11記載の方法。
  13. 【請求項13】 重合温度が40〜70℃である請求項
    11記載の方法。
  14. 【請求項14】 開始剤が、t−ブチルヒドロパーオキ
    サイド/メタ重亜硫酸ナトリウムである請求項11記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 開始剤が、2,2'−アゾビス(2−ア
    ミジノプロパン)ジヒドロクロリドである請求項11記
    載の方法。
  16. 【請求項16】 タンニンおよびカチオン性モノマーの
    水溶液が、ノニオン性モノマーおよびアニオン性モノマ
    ーからなる群から選ばれる少なくとも一種のモノマーを
    更に含んでなる請求項11記載の方法。
  17. 【請求項17】 ノニオン性モノマーがアリルグリシジ
    ルエーテルである。請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 アニオン性モノマーがアクリル酸であ
    る請求項16記載の方法。
  19. 【請求項19】 水系の濁度を低減する方法において、
    該水系に 式: タンニン−[N−C−A] [式中、Nはノニオン性モノマー、Cはカチオン性モノ
    マーおよびAはアニオン性モノマーであり、ポリマー中
    の全モル含量を100%とした場合、Nのモル含量は0
    〜60%、Cのモル含量は30〜100%およびAのモ
    ル含量は0〜30%である。]で示される水溶性または
    水分散性タンニン含有ポリマーを効果的な量で加えるこ
    とを含んでなる方法。
  20. 【請求項20】 カチオン性モノマーが、ジメチルアミ
    ノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレ
    ート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチル
    アミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピル
    メタクリルアミドおよびジメチルアミノプロピルアクリ
    ルアミドの塩化メチルまたはジメチル硫酸第4級塩なら
    びにジアリルジメチルアンモニウムクロリドを含む群か
    ら選ばれる請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 カチオン性モノマーが、ジメチルアミ
    ノエチルアクリレートの塩化メチル第4級塩である請求
    項19記載の方法。
  22. 【請求項22】 ノニオン性モノマーが、アクリルアミ
    ド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
    ド、N,N−ジメチルアクリルアミド;酢酸ビニル、メ
    チルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタク
    リレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
    プロピルアクリレートおよびヒドロキシエチルメタクリ
    レートを含む低級アルキル(C1−C6)エステルおよびヒ
    ドロキシル化低級アルキル(C1−C6)エステル;アリル
    グリシジルエーテルならびにポリエチレングリコールお
    よびポリプロピレングリコールのエトキシル化アリルエ
    ーテルおよびプロポキシル化アクリレートを含むエチレ
    ン性不飽和ノニオン性モノマーの群から選ばれる請求項
    19記載の方法。
  23. 【請求項23】 ノニオン性モノマーが、アクリルアミ
    ドまたはアリルグリシジルエーテルである請求項19記
    載の方法。
  24. 【請求項24】 アニオン性モノマーが、アクリル酸、
    メタクリル酸、ビニル酢酸、イタコン酸、マレイン酸、
    アリル酢酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド
    −2−メチルプロパンスルホン酸および3−アリルオキ
    シ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸を含む群から選
    ばれる請求項19記載の方法。
  25. 【請求項25】 アニオン性モノマーがアクリル酸であ
    る請求項19記載の方法。
  26. 【請求項26】 1000000部の水に対して、タン
    ニン含有ポリマーを0.1〜100部加える請求項19
    記載の方法。
  27. 【請求項27】 タンニン含有ポリマーを凝集剤と共に
    水に加える請求項19記載の方法。
  28. 【請求項28】 凝集剤が、アクリルアミドおよびアク
    リル酸のコポリマーである請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 水系の着色を減少させる方法におい
    て、系に、 式: タンニン−[N−C−A] [式中、Nはノニオン性モノマー、Cはカチオン性モノ
    マーおよびAはアニオン性モノマーであり、ポリマー中
    の全モル含量を100%とした場合、Nのモル含量は0
    〜60%、Cのモル含量は30〜100%およびAのモ
    ル含量は0〜30%である。]で示される水溶性または
    水分散性タンニン含有ポリマーを加えることを含んでな
    る方法。
  30. 【請求項30】 カチオン性モノマーが、ジメチルアミ
    ノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレ
    ート、ジメチルアミノプロピルメタクリレート、ジエチ
    ルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピ
    ルメタクリルアミドおよびジメチルアミノプロピルアク
    リルアミドの塩化メチルまたはジメチル硫酸第4級塩な
    らびにジアリルジメチルアンモニウムクロリドを含む群
    から選ばれる請求項29記載の方法。
  31. 【請求項31】 カチオン性モノマーが、ジメチルアミ
    ノエチルアクリレートの塩化メチル第4級塩である請求
    項29記載の方法。
  32. 【請求項32】 ノニオン性モノマーが、アクリルアミ
    ド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
    ド、N,N−ジメチルアクリルアミド;酢酸ビニル、メ
    チルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタク
    リレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
    プロピルアクリレートおよびヒドロキシエチルメタクリ
    レートを含む低級アルキル(C1−C6)エステルおよびヒ
    ドロキシル化低級アルキル(C1−C6)エステル;アリル
    グリシジルエーテルならびにポリエチレングリコールお
    よびポリプロピレングリコールのエトキシル化アリルエ
    ーテルおよびプロポキシル化アクリレートを含むエチレ
    ン性不飽和ノニオン性モノマーの群から選ばれる請求項
    29記載の方法。
  33. 【請求項33】 ノニオン性モノマーが、アクリルアミ
    ドまたはアリルグリシジルエーテルである請求項29記
    載の方法。
  34. 【請求項34】 アニオン性モノマーが、アクリル酸、
    メタクリル酸、ビニル酢酸、イタコン酸、マレイン酸、
    アリル酢酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド
    −2−メチルプロパンスルホン酸および3−アリルオキ
    シ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸を含む群から選
    ばれる請求項29記載の方法。
  35. 【請求項35】 アニオン性モノマーがアクリル酸であ
    る請求項29記載の方法。
  36. 【請求項36】 1000000部の水に対して、タン
    ニン含有ポリマーを0.1〜100部加える請求項29
    記載の方法。
  37. 【請求項37】 タンニン含有ポリマーを凝集剤と共に
    水に加える請求項29記載の方法。
  38. 【請求項38】 凝集剤が、アクリルアミドおよびアク
    リル酸のコポリマーである請求項37記載の方法。
  39. 【請求項39】 廃水から汚染物質を除去する方法にお
    いて、系に、 式: タンニン−[N−C−A] [式中、Nはノニオン性モノマー、Cはカチオン性モノ
    マーおよびAはアニオン性モノマーであり、ポリマー中
    の全モル含量を100%とした場合、Nのモル含量は0
    〜60%、Cのモル含量は30〜100%およびAのモ
    ル含量は0〜30%である。]で示される水溶性または
    水分散性タンニン含有ポリマーを加えることを含んでな
    る方法。
  40. 【請求項40】 カチオン性モノマーが、ジメチルアミ
    ノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレ
    ート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチル
    アミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピル
    メタクリルアミドおよびジメチルアミノプロピルアクリ
    ルアミドのメチルクロリドまたはジメチルスルフェート
    第4級塩ならびにジアリルジメチルアンモニウムクロリ
    ドを含む群から選ばれる請求項39記載の方法。
  41. 【請求項41】 カチオン性モノマーが、ジメチルアミ
    ノエチルアクリレートのメチルクロリド第4級塩である
    請求項39記載の方法。
  42. 【請求項42】 ノニオン性モノマーが、アクリルアミ
    ド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
    ド、N,N−ジメチルアクリルアミド;酢酸ビニル、メ
    チルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタク
    リレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
    プロピルアクリレートおよびヒドロキシエチルメタクリ
    レートを含む低級アルキル(C1−C6)エステルおよびヒ
    ドロキシル化低級アルキル(C1−C6)エステル;アリル
    グリシジルエーテルならびにポリエチレングリコールお
    よびポリプロピレングリコールのエトキシル化アリルエ
    ーテルおよびプロポキシル化アクリレートを含むエチレ
    ン性不飽和ノニオン性モノマーの群から選ばれる請求項
    39記載の方法。
  43. 【請求項43】 ノニオン性モノマーが、アクリルアミ
    ドまたはアリルグリシジルエーテルである請求項39記
    載の方法。
  44. 【請求項44】 アニオン性モノマーが、アクリル酸、
    メタクリル酸、ビニル酢酸、イタコン酸、マレイン酸、
    アリル酢酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド
    −2−メチルプロパンスルホン酸および3−アリルオキ
    シ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸を含む群から選
    ばれる請求項39記載の方法。
  45. 【請求項45】 アニオン性モノマーがアクリル酸であ
    る請求項39記載の方法。
  46. 【請求項46】 1000000部の水に対して、タン
    ニン含有ポリマーを0.1〜100部加える請求項39
    記載の方法。
  47. 【請求項47】 タンニン含有ポリマーを凝集剤と共に
    水に加える請求項39記載の方法。
  48. 【請求項48】 凝集剤が、アクリルアミドおよびアク
    リル酸のコポリマーである請求項47記載の方法。
  49. 【請求項49】 汚染物質が、有機および無機汚染物質
    からなる群から選ばれる請求項39記載の方法。
  50. 【請求項50】 廃水が、油性廃水、繊維工場廃水およ
    びトウモロコシ処理廃水からなる群から選ばれる請求項
    39記載の方法。
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