JPH07126557A - 表面平滑性を改善するカチオン電着塗料用樹脂 - Google Patents

表面平滑性を改善するカチオン電着塗料用樹脂

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JPH07126557A
JPH07126557A JP30112493A JP30112493A JPH07126557A JP H07126557 A JPH07126557 A JP H07126557A JP 30112493 A JP30112493 A JP 30112493A JP 30112493 A JP30112493 A JP 30112493A JP H07126557 A JPH07126557 A JP H07126557A
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JP
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resin
epoxy
active hydrogen
reaction
electrodeposition coating
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JP30112493A
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Mitsuo Yamada
光夫 山田
Ichiro Kawakami
一郎 川上
Hiroyuki Nojiri
弘之 野尻
Toshiyuki Ishii
俊行 石井
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エポキシ樹脂系カチオン電着塗料へ添加し、
他の性能に悪影響なしに表面平滑性を改善し得る新規な
カチオン性樹脂を提供する。 【構成】 t−アルキル置換フェノールノボラックエポ
キシ樹脂の全部のエポキシ環をカチオン性基を導入し得
る活性水素化合物または他の活性水素化合物で開環する
か、または一部のエポキシ環を他の活性水素化合物で開
環し、残りのエポキシ環をカチオン性基を導入し得る活
性水素化合物で開環する。得られた変性樹脂は、主体樹
脂および架橋剤と共に中和剤を含む水性媒体中に分散
し、塗料化される。この変性樹脂の配合により、上塗り
密着性を含む他の性能に悪影響なくエポキシ樹脂系カチ
オン電着塗料の表面平滑性を改善し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明の背景 本発明は、エポキシ樹脂系カチオン電着塗料へ添加した
とき、他の性能に悪影響なく表面平滑性を改善し得る新
規な変性樹脂、および該樹脂を含むカチオン電着塗料組
成物に関する。
【0002】カチオン電着塗料のフィルム形成性樹脂と
して使用し得るアミン変性エポキシ樹脂は、例えば特開
昭54−4978号、同昭56−34186号等により
公知である。これらのアミン変性エポキシ樹脂は、ビス
フェノール型エポキシ樹脂とアミン類との反応によって
全部のエポキシ環を開環するか、または一部のエポキシ
環をモノフェノール類、モノカルボン酸類、ヒドロキシ
カルボン酸類、ポリカプロラクトンジオール、ポリエー
テルジオールなどで開環し、残りのエポキシ環をアミン
類との反応によって開環して得られる。これらのアミン
変性エポキシ樹脂は、メラミン樹脂やブロックポリイソ
シアネートなどの外部架橋剤と共に、中和剤として酸を
含む水性媒体中に分散される。自己架橋型のアミン変性
エポキシ樹脂は、ポリエポキシ樹脂の鎖中の2級水酸基
に対しハーフブロックポリイソシアネート化合物を付加
した後、末端エポキシ環をアミン類で開環することによ
り得られる。
【0003】これらビスフェノール型エポキシ樹脂から
誘導されたカチオン性変性エポキシ樹脂は、硬化前の電
着塗膜に周囲から飛散した油滴の付着などにより硬化後
の塗膜に多数のクレーターが発生するなど表面平滑性が
害され易い欠点がある。
【0004】その対策の一つとして、シリコーン系ハジ
キ抑制剤を添加する、硬化時の塗膜のフロー性を抑制す
るためエポキシ樹脂とポリオキシプロピレンジアミンと
の反応生成物を添加するなどの方法が採用されている。
しかしながらこれらの方法は、後に電着塗膜の上に塗り
重ねられる中塗または上塗塗膜との密着性を低下させる
傾向を有し、上塗り塗膜との密着性などの他の物性に悪
影響することなく平滑性にすぐれたエポキシ樹脂系カチ
オン電着塗料の開発が望まれていた。
【0005】本発明の開示 本発明により、上塗り塗膜との密着性などの他の性能に
悪影響することなく、表面平滑性にすぐれたエポキシ樹
脂系カチオン電着塗料組成物が提供される。
【0006】本発明の電着塗料組成物は、表面平滑性改
善樹脂として、t−アルキルフェノールノボラックエポ
キシ樹脂を、(i)1級アミン、2級アミン、3級アミ
ン酸塩およびスルフィドー酸混合物よりなる群から選ば
れたカチオン性基導入用活性水素化合物との反応によっ
て全部のエポキシ環を開環するか、または(ii)モノ
フェノール、モノアルコール、脂肪族モノカルボン酸、
脂肪族ヒドロキシカルボン酸およびメルカプトアルカノ
ールよりなる群から選ばれた活性水素化合物との反応に
よってエポキシ環の全部を開環するか、または(ii
i)前記他の活性水素化合物との反応によってエポキシ
環の一部を開環し、残りのエポキシ環を前記カチオン性
基導入用活性水素化合物との反応によって開環すること
によって得られる変性樹脂を含む。
【0007】本発明のカチオン電着塗料組成物は、ビス
フェノール型エポキシ樹脂から誘導された主体となるカ
チオン性変性エポキシ樹脂と、前記表面平滑性改善用変
性樹脂と、硬化剤を、中和剤を含む水性媒体中に分散し
てなる。
【0008】詳細な議論 表面平滑性改善樹脂 一般にノボラックエポキシ樹脂は、フェノール類とホル
ムアルデヒドを酸触媒の存在下重縮合して得られるノボ
ラック樹脂に、エピクロルヒドリンを反応させることに
よって製造される。本発明に使用し得るのは、出発フェ
ノールが通常パラ位にターシャリアルキル基を有するt
−アルキルフェノールであるノボラックエポキシ樹脂で
ある。p−t−ブチルフェノール、p−t−アミルフェ
ノール、p−t−オクチルフェノールおよびこれら混合
物を出発原料としたノボラックエポキシ樹脂は、東都化
成(株)などから市販されている。
【0009】このt−アルキルフェノールノボラックエ
ポキシ樹脂のエポキシ環の全部をアミンなどのカチオン
性基を導入し得る活性水素化合物で開環するか、または
全部のエポキシ環をモノフェノールなどの他の活性水素
化合物で開環するか、または一部のエポキシ環を他の活
性水素化合物で開環し、残りのエポキシ環をカチオン性
基を導入する活性水素化合物で開環してもよい。この反
応自体および使用し得る活性水素化合物は良く知られて
いる。
【0010】カチオン性基を導入し得る活性水素化合物
としては1級アミン、2級アミン、3級アミンの酸塩、
もしくはスルフィド・酸混合物がある。その例として
は、ブチルアミン、オクチルアミン、ジエチルアミン、
ジブチルアミン、メチルブチルアミン、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、N−メチルエタノールア
ミン、トリエチルアミン塩酸塩、N,N−ジメチルエタ
ノールアミン酢酸塩、ジエチルジスルフィド・酢酸混合
物などのほか、アミノエチルエタノールアミンのケチミ
ン、ジエチレントリアミンのジケチミンなどの1級アミ
ンをブロックした2級アミンがある。アミン類は複数の
ものを併用して用いてもよい。
【0011】エポキシ環を開環するために使用し得る他
の活性水素化合物としては、フェノール、クレゾール、
ノニルフェノール、ニトロフェノールなどのモノフェノ
ール類;ヘキシルアルコール、2−エチルヘキサノー
ル、ステアリルアルコール、エチレングリコールまたは
プロピレングリコールのモノブチル−またはモノヘキシ
ルエーテルなどのモノアルコール類;ステアリン酸およ
び酢酸などの脂肪族モノカルボン酸類;グリコール酸、
ジメチロールプロピオン酸、ヒドロキシピバリン酸、乳
酸、クエン酸などの脂肪族ヒドロキシカルボン酸;およ
びメルカプトエタノールなどのメルカプトアルカノール
が挙げられる。
【0012】これら活性水素化合物は、t−アルキルフ
ェノールノボラックエポキシ樹脂のエポキシ基と活性水
素原子とがほぼ当量である割合で反応させるのが望まし
い。また、カチオン性基を導入し得る活性水素化合物の
割合は、開環後樹脂のアミン当量が0.3〜4.0me
q/gとなるような割合が選ばれる。
【0013】主体カチオン性エポキシ樹脂 本発明のカチオン電着塗料組成物のフィルム形成樹脂成
分の主体となるカチオン性変性エポキシ樹脂は、先に引
用した特開昭54−4978号、同昭56−34186
号などに記載されている公知の樹脂でよい。
【0014】典型的には、ビスフェノール型エポキシ樹
脂のエポキシ環の全部を先に挙げたカチオン性基を導入
し得る活性水素化合物で開環するか、または一部のエポ
キシ環を他の活性水素化合物で開環し、残りのエポキシ
環をカチオン性基を導入し得る活性水素化合物で開環し
て製造される。
【0015】ビスフェノール型エポキシ樹脂の典型例は
ビスフェノールA型またはビスフェノールF型エポキシ
樹脂である。前者の市販品としてはエピコート828
(油化シェルエポキシ(株)、エポキシ当量180〜1
90)、エピコート1001(同、エポキシ当量450
〜500)、エピコート1010(同、エポキシ当量3
000〜4000)などがあり、後者の市販品としては
エピコート807、(同、エポキシ当量170)などが
ある。これらの樹脂は、開環後0.3〜4.0meq/
gのアミン当量となるように活性水素化合物で開環する
のが望ましい。先に述べたように、主体樹脂は既知であ
り、出発エポキシ樹脂、エポキシ環の開環に使用される
カチオン性基導入用活性水素化合物および他の活性水素
化合物、反応条件等も良く知られているので、これ以上
詳細な説明は不要であろう。
【0016】架橋剤 主体樹脂および表面平滑性改善用樹脂は、メラミン樹脂
やブロックポリイソシアネートのような架橋剤によって
架橋することができる。
【0017】メラミン樹脂としては、メチロール化メラ
ミンおよびそのメタノール、ブタノールなどの低級アル
カノールエーテル化物である。
【0018】ブロックポリイソシアネート化合物は、各
々理論量のポリイソシアネート化合物とイソシアネート
ブロック剤との付加反応生成物であって、基体樹脂の架
橋剤である。このポリイソシアネート化合物としては、
例えば、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート、フェニレンジイソシアネート、ビス(イソ
シアネートメチル)シクロヘキサン、テトラメチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、これらジイソシアネート化合物の二量体または三量
体などの芳香族、脂環族、脂肪族のポリイソシアネート
化合物およびこれらのイソシアネート化合物の過剰量に
エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチ
ロールプロパン、ヘキサントリオール、ヒマシ油などの
低分子活性水素含有化合物を反応させて得られる末端イ
ソシアネート含有プレポリマーが挙げられる。また、イ
ソシアネートブロック剤はポリイソシアネート化合物の
イソシアネート基に付加してブロックするものである。
そして付加によって生成するブロックポリイソシアネー
ト化合物は常温において安定で、且つ解離温度以上に加
熱した際、ブロック剤を解離して遊離のイソシアネート
基を再生しうるものであることが重要である。
【0019】具体的には、フェノール、クレゾール、キ
シレノール、クロロフェノールおよびエチルフェノール
などのフェノール系ブロック剤;ε−カプロラクタム、
δ−パレロラクタム、γ−ブチロラクタムおよびβ−プ
ロピオラクタムなどのラクタム系ブロック剤;アセト酢
酸エチルおよびアセチルアセトンなどの活性メチレン系
ブロック剤;メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール、アミルアルコール、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、ベンジルアルコール、グリコ
ール酸メチル、グリコール酸ブチル、ジアセトンアルコ
ール、乳酸メチルおよび乳酸エチルなどのアルコール系
ブロック剤;ホルムアミドキシム、アセトアルドキシ
ム、アセトキシム、メチルエチルケトキシム、ジアセチ
ルモノオキシム、シクロヘキサンオキシムなどのオキシ
ム系ブロック剤;ブチルメルカプタン、ヘキシルメルカ
プタン、t−ブチルメルカプタン、チオフェノール、メ
チルチオフェノール、エチルチオフェノールなどのメル
カプタン系ブロック剤;酢酸アミド、ベンズアミドなど
の酸アミド系ブロック剤;コハク酸イミドおよびマレイ
ン酸イミドなどのイミド系ブロック剤;キシリジン、ア
ニリン、ブチルアミン、ジブチルアミンなどのアミン系
ブロック剤;イミダゾール、2−エチルイミダゾールな
どのイミダゾール系ブロック剤;エチレンイミンおよび
プロピレンイミンなどのイミン系ブロック剤;などをあ
げることができる。このうち、塗料の安定性や塗膜の硬
化性などのバランスから、メチルエチルエトオキシムな
どのオキシム系ブロック剤が特に好適である。
【0020】先に述べたポリエポキシ樹脂の鎖中の2級
水酸基に対しハーフブロックポリイソシアネート化合物
を付加した後、末端エポキシ環をアミン等で開環して得
られる自己架橋型アミン変性エポキシ樹脂を主体樹脂お
よび架橋剤の全部または一部として使用してもよい。自
己架橋型アミン変性エポキシ樹脂は、ポリイソシアネー
ト化合物のイソシアネート基の全部ではなく一部を前述
したブロック剤でブロックし、残った遊離イソシアネー
ト基とエポキシ樹脂の2級水酸基との付加反応を行った
後、主体樹脂と同様にアミン等のカチオン性基を導入し
得る活性水素化合物でエポキシ環を開環することによっ
て製造し得る。
【0021】電着塗料組成物 本発明の電着塗料組成物は、主体樹脂、表面平滑性制御
樹脂、および架橋剤を中和剤を含む水性媒体中に分散す
ることによって調製される。表面平滑性制御樹脂は、主
体樹脂および架橋剤と一所に中和剤を含む水性媒体中に
分散するか、または主体樹脂と別々に適当なカチオン性
樹脂により分散した後主体樹脂の分散液へ添加配合する
ことができる。中和剤は、塩酸、硝酸、リン酸、ギ酸、
酢酸、乳酸のような無機または有機酸である。
【0022】架橋剤の量は、硬化時に樹脂中の水酸基等
の官能基と反応して良好な硬化塗膜を与えるのに十分で
なければならなず、一般に樹脂固形分の5〜50重量%
が使用される。中和剤の量は樹脂のアミノ基の少なくと
も20%,好ましくは30〜60%を中和するに足りる
量である。
【0023】表面平滑性制御樹脂の量は、主体樹脂と架
橋剤の合計固形分の0.05〜30重量%,好ましくは
0.5〜20重量%である。この量があまり少ないと表
面平滑性改善の効果がなく、あまり多いとかえって表面
平滑性が低下する。
【0024】電着塗料は、ブロックポリイソシアネート
を含む系にあってはジラウリン酸ジブチルスズ、ジブチ
ルスズオキサイドのようなスズ化合物や、通常のウレタ
ン開裂触媒を含むことができる。その量はブロックポリ
イソシアネート化合物の0.1〜5重量%が通常であ
る。
【0025】電着塗料は、二酸化チタン、カーボンブラ
ック、ベンガラ等の着色顔料、塩基性ケイ酸鉛、リンモ
リブデン酸アルミ等の防錆顔料、カオリン、クレー、タ
ルク等の体質顔料のほか、水混和性有機溶剤、界面活性
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの常用の塗料用添加
剤を含むことができる。以下に本発明の実施例および比
較例を示す。
【0026】実施例1 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコにP−アルキル置換フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂(東都化成株式会社製:エポキ
シ当量:311、アルキル=t−ブチル基、数平均分子
量:1160)311重量部、メチルイソブチルケトン
96.2重量部を秤取りと、80℃まで昇温し均一に溶
解させた。40℃まで冷却したあと、N−メチルエタノ
ールアミン74重量部を発熱に注意しながら反応容器に
加えた。その後、80℃で反応を継続し、エポキシ基が
消失(エポキシ当量測定、赤外分光計にて反応追跡)す
るまで反応させ表面平滑性制御樹脂Aを得た。不揮発
分:80%であった。
【0027】実施例2 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコにP−アルキル置換フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂(東都化成株式会社製:エポキ
シ当量:330、アルキル=t−アミル基、数平均分子
量:1100)330重量部、メチルイソブチルケトン
101重量部を秤取し、80℃まで昇温し均一に溶解さ
せた。40℃まで冷却したあと、N−メチルエタノール
アミン74重量部を発熱に注意しながら反応容器に加え
た。その後、80℃で反応を継続し、エポキシ基が消失
(エポキシ当量測定、赤外分光計にて反応追跡)するま
で反応させ表面平滑性制御樹脂Bを得た。不揮発分:8
0%であった。
【0028】実施例3 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコにP−アルキル置換フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂(東都化成株式会社製:エポキ
シ当量:367、アルキル=t−オクチル基、数平均分
子量:1200)337重量部、メチルイソブチルケト
ン125重量部を秤取し、80℃まで昇温し均一に溶解
させた。その後、ジメチロールプロピオン酸134重量
部を加え、120℃まで昇温した。続いてジメチルベン
ジルアミン2.5重量部を加え、150℃まで昇温し、
1時間保持した後、140℃で反応を継続させ、エポキ
シ基が消失(エポキシ当量測定、赤外分光計にて反応追
跡)するまで反応させ表面平滑性制御樹脂Cを得た。不
揮発分:80%であった。
【0029】実施例4 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコにP−アルキル置換フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂(東都化成株式会社製:エポキ
シ当量:325、アルキル=t−ブチル基/t−オクチ
ル基=1/1、数平均分子量:1200)325重量
部、メチルイソブチルケトン114重量部を秤取し、8
0℃まで昇温し均一に溶解させた。その後、ジメチロー
ルプロピオン酸134重量部を加え、120℃まで昇温
した。続いてジメチルベンジルアミン2.3重量部を加
え、150℃まで昇温し、1時間保持した後、140℃
で反応を継続させ、エポキシ基が消失(エポキシ当量測
定、赤外分光計にて反応追跡)するまで反応させ表面平
滑性制御樹脂Dを得た。不揮発分:80%であった。
【0030】実施例5 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコにP−アルキル置換フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂(東都化成株式会社製:エポキ
シ当量:311、アルキル=t−ブチル基、数平均分子
量:1160)311重量部、メチルイソブチルケトン
96.2重量部を秤取し、80℃まで昇温し均一に溶解
させた。その後、ノニルフェノール103重量部、ジメ
チルベンジルアミン2.0重量部を加え、130℃まで
昇温し、反応させた。その後、60℃まで冷却したあ
と、N−メチルエタノールアミン37重量部を発熱に注
意しながら反応容器に加えた。その後、100℃で反応
を継続し、エポキシ基が消失(エポキシ当量測定、赤外
分光計にて反応追跡)するまで反応させ表面平滑性制御
樹脂Eを得た。不揮発分:80%であった。
【0031】比較例1 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコに無置換フェノールノボラック型
エポキシ樹脂(東都化成株式会社製:エポキシ当量:1
69、数平均分子量:440)169重量部、メチルイ
ソブチルケトン60.8重量部を秤取し、均一に溶解さ
せた。40℃で、N−メチルエタノールアミン74重量
部を発熱に注意しながら反応容器に加えた。その後、8
0℃で反応を継続し、エポキシ基が消失(エポキシ当量
測定、赤外分光計にて反応追跡)するまで反応させ比較
樹脂aを得た。不揮発分:80%であった。
【0032】比較例2 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコにP−アルキル置換フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂(東都化成株式会社製:エポキ
シ当量:389、アルキル=n−ノニル基、数平均分子
量:1250)389重量部、メチルイソブチルケトン
116重量部を秤取し、80℃で均一に溶解させた。4
0℃まで冷却し、N−メチルエタノールアミン74重量
部を発熱に注意しながら反応容器に加えた。その後、8
0℃で反応を継続し、エポキシ基が消失(エポキシ当量
測定、赤外分光計にて反応追跡)するまで反応させ比較
樹脂bを得た。不揮発分:80%であった。
【0033】製造例1主体樹脂の合成 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコにビスフェノールAとエピクロル
ヒドリンから合成したエポキシ当量475のエポキシ樹
脂285.0gとエポキシ当量950のエポキシ樹脂3
80g、P−ノニルフェノール77.0gおよびメチル
イソブチルケトン82.4gをそれぞれ秤取し、昇温
し、均一に溶解したあとベンジルジメチルアミン3.0
gを加え、反応温度150℃で反応させエポキシ当量1
140になるまで反応させた。そのあと冷却し、ジエタ
ノールアミン19.2g、N−メチルエタノールアミン
27.0gおよびアミノエチルエタノールアミンのケチ
ミン化物(79%メチルイソブチルケトン溶液)30.
6gを加え、反応は110℃で2時間継続した。その
後、メチルイソブチルケトンで不揮発分80%になるま
で希釈し、主体樹脂Iを得た。
【0034】製造例2主体樹脂の合成 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコに2,4−/2,6−トリレンジ
イソシアネート(80/20wt比)54.0gとメチ
ルイソブチルケトン136gおよびジブチルチンジラウ
レート0.5gを秤取し、攪拌しながらメタノール1
0.9gを滴下ロートより30分間かけて滴下した。温
度は室温からはじめ60℃まで昇温した。その後30分
間反応を継続した後、エチレングリコールモノ2−エチ
ルヘキシルエーテル54gを滴下ロートより1時間かけ
て滴下した。反応は主に60℃から65℃の範囲に維持
しながら行った。反応は赤外分光計によりイソシアネー
ト基が消失するまで継続した。その後、ビスフェノール
Fとエピクロルヒドリンから合成したエポキシ当量47
5のエポキシ樹脂285.0gとエポキシ当量950の
エポキシ樹脂380gを反応容器に加え、均一に混合
し、120℃まで昇温し、ベンジルジメチルアミン0.
62gを加え、副生するメタノールをデカンターを用い
て留去させながら、エポキシ当量1120になるまで反
応させた。その後冷却し、次にジエタノールアミン2
9.1g、N−メチルエタノールアミン21.5g、お
よびアミノエタノールアミンのケチミン化物(79%メ
チルイソブチルケトン溶液)32.9gを加えた。反応
は、110℃で行い、2時間反応させた。メチルイソブ
チルケトンで不揮発分80%まで希釈し、主体樹脂II
を得た。
【0035】製造例3硬化剤の合成例 攪拌機、冷却器、窒素注入管、温度計および滴下ロート
を取り付けたフラスコにヘキサメチレンジイソシアネー
トの3量体(コロネートHX:日本ポリウレタン製)1
99gとメチルイソブチルケトン32gおよびジブチル
チンジラウレート0.1gを秤りとり、攪拌、窒素バブ
リングしながら、メチルエチルケトオキシム87.0g
を滴下ロートより1時間かけて滴下した。温度は50℃
からはじめて70℃まで昇温した。
【0036】製造例4顔料分散ペーストの調製 下記配合にて混合し、サンドグラインドミルで分散し、
粒度10μ以下になるまで粉砕し、顔料分散ペーストを
調製した。 配合 顔料分散樹脂(スルホニウム塩:日本ペイント
(株)製)125.0g(樹脂固形分75.0g) イオン交換水 400.0g カーボンブラック 8.5g カオリン 72.0g 酸化チタン 345.0g リンモリブデン酸アルミ 75.0g
【0037】実施例6〜12 表1に示すような配合組成にて主体樹脂/硬化剤/表面
平滑性制御樹脂を固形分比で混合し、エチレングリコー
ルモノヘキシルエーテルを固形分に対して2wt%添加
して、氷酢酸で中和剤42.5%になるように中和した
後、イオン交換水でゆっくり希釈した。これを固形分3
6.0%になる減圧下でメチルイソブチルケトンを除去
した。得られたメインエルマジョン2000g、顔料分
散ペースト460gおよびイオン交換水を加えて、固形
分20.0%のカチオン電着塗料をそれぞれ調製した。
調製した塗料を燐酸亜鉛処理した冷延鋼板に乾燥膜厚2
0μになるように電着し、160℃で10分間焼付けを
おこなった。その後種々の塗膜評価を行った。得られた
結果を表1に示した。
【0038】比較例3〜8 表1に示すように配合組成にて実施例6〜12と同様に
評価した。得られた結果を表1に示した。
【0039】
【表1】
【0040】ハジキ/ヘコミ:単位面積(100c
2 )あたりのヘコミ個数にて評価した。 ○(3個以下);△(4−10個);×(11個≦) 平滑性(Ra):表面粗さ測定機(東京精密(株)E−
30)により測定(単位:μm) 上塗密着性:中塗り塗料(アルキッド樹脂(油長:20
%)/ブチル化メラミン樹脂系)を電着塗膜の上にスプ
レー塗装し、140℃で20分間焼付けを行い、その
後、碁盤目密着試験(1x1mm 100個)を行っ
た。 耐食性:素地に達するように電着塗膜にナイフでクロス
カットキズをいれ、これをJIS−Z2371に準じて
評価した。 ○:良好 △:検出可能なフクレ、ブリスターあり ×:全面にわたるフクレ、ブリスターあり
フロントページの続き (72)発明者 石井 俊行 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ当量200〜500のt−アルキ
    ルフェノールノボラックエポキシ樹脂を、(i)1級ア
    ミン、2級アミン、3級アミン酸塩およびスルフィドー
    酸混合物よりなる群から選ばれたカチオン性基導入用活
    性水素化合物との反応により全部のエポキシ環を開環す
    るか、または(ii)モノフェノール、モノアルコー
    ル、脂肪族モノカルボン酸、脂肪族ヒドロキシカルボン
    酸およびメルカプトアルカノールよりなる群から選ばれ
    た他の活性水素化合物との反応によってエポキシ環の全
    部を開環するか、または(iii)前記他の活性水素化
    合物との反応によってエポキシ環の一部を開環し、残り
    のエポキシ環を前記カチオン性基導入用活性水素化合物
    との反応によって開環することによって得られる変性樹
    脂。
  2. 【請求項2】t−アルキルフェノールノボラックエポキ
    シ樹脂が、p−t−ブチル−,p−t−アミル−,p−
    t−オクチルフェノールノボラックエポキシ樹脂、また
    はそれらの混合物である請求項1の変性樹脂。
  3. 【請求項3】(a)エポキシ当量150〜4,000の
    ポリフェノール型エポキシ樹脂から誘導されたカチオン
    性変性エポキシ樹脂、 (b)請求項1または2の変性樹脂および、 (c)架橋剤 を中和剤を含む水性媒体中に分散してなる分散液を含む
    カチオン電着塗料組成物。
  4. 【請求項4】(a)成分と(c)成分の合計に対する
    (b)成分の割合が0.05〜30.0重量%である請
    求項3のカチオン電着塗料組成物。
  5. 【請求項5】架橋剤がブロックポリイソシアネートであ
    る請求項4または5のカチオン電着塗料組成物。
  6. 【請求項6】架橋剤がメラミン樹脂である請求項4また
    は5のカチオン電着塗料組成物。
JP30112493A 1993-11-05 1993-11-05 表面平滑性を改善するカチオン電着塗料用樹脂 Pending JPH07126557A (ja)

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TW083110123A TW270139B (ja) 1993-11-05 1994-11-03
CA2135093A CA2135093C (en) 1993-11-05 1994-11-04 PAINT WITH CATHODIC DEPOSITION FORMING LAYERS WITH IMPROVED SURFACE SOFTNESS
US08/336,117 US5491183A (en) 1993-11-05 1994-11-04 Cathodic electrodeposition paint forming films having improved surface smoothness
EP94117466A EP0652266A3 (en) 1993-11-05 1994-11-04 Cathodic electrocoat for the production of films with improved smoothness.
KR1019940028985A KR950014244A (ko) 1993-11-05 1994-11-05 개선된 표면평활성이 있는 필름을 형성하는 음극전착페인트
CN94118167A CN1106040A (zh) 1993-11-05 1994-11-05 形成具有更好表面光滑度涂膜的阴极电沉积涂料

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008031210A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Kansai Paint Co Ltd 顔料分散ペーストおよびカチオン電着塗料
JP2010261011A (ja) * 2009-04-06 2010-11-18 Kansai Paint Co Ltd カチオン電着塗料組成物
WO2021193635A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30 関西ペイント株式会社 エポキシ樹脂及び電着塗料
JP2021155696A (ja) * 2020-03-27 2021-10-07 関西ペイント株式会社 エポキシ系樹脂及び電着塗料
JP2023050150A (ja) * 2021-09-29 2023-04-10 関西ペイント株式会社 変性エポキシ樹脂及びカチオン電着塗料

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