JPH07126956A - 流体噴射式織機の緯糸貯留装置 - Google Patents
流体噴射式織機の緯糸貯留装置Info
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- JPH07126956A JPH07126956A JP27711793A JP27711793A JPH07126956A JP H07126956 A JPH07126956 A JP H07126956A JP 27711793 A JP27711793 A JP 27711793A JP 27711793 A JP27711793 A JP 27711793A JP H07126956 A JPH07126956 A JP H07126956A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 解舒される糸がドラムの分割片間の間隙へ落
ち込むことを良好に防止できながらも、ドラム外周面上
から全巻糸を同時期に取り除く作業を容易にする。 【構成】 ドラムの各分割片8A〜8Dに、ドラム外周
面の母線と直交する方向に互いに重複する重複部分23
A〜23D,23A′〜23D′を形成し、ドラムの直
径を変更させるべく各分割片8A〜8Dの取付位置をド
ラム半径方向に変位させたとしても、各重複部分23A
〜23D,23A′〜23D′の外周面により、引出さ
れる緯糸が各分割片8A〜8D間に落ち込まないように
案内するようにした。
ち込むことを良好に防止できながらも、ドラム外周面上
から全巻糸を同時期に取り除く作業を容易にする。 【構成】 ドラムの各分割片8A〜8Dに、ドラム外周
面の母線と直交する方向に互いに重複する重複部分23
A〜23D,23A′〜23D′を形成し、ドラムの直
径を変更させるべく各分割片8A〜8Dの取付位置をド
ラム半径方向に変位させたとしても、各重複部分23A
〜23D,23A′〜23D′の外周面により、引出さ
れる緯糸が各分割片8A〜8D間に落ち込まないように
案内するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体噴射式織機のドラ
ム固定緯糸貯留装置や側長解舒装置等で代表される緯糸
貯留装置に関し、詳しくは、緯糸を予め数ピック分巻付
けて貯留保持するための緯糸巻付け保持用のドラムを有
し、そのドラムの緯糸引出し側から巻付けられている緯
糸を引出すことができるように構成された流体噴射式織
機の緯糸貯留装置に関する。
ム固定緯糸貯留装置や側長解舒装置等で代表される緯糸
貯留装置に関し、詳しくは、緯糸を予め数ピック分巻付
けて貯留保持するための緯糸巻付け保持用のドラムを有
し、そのドラムの緯糸引出し側から巻付けられている緯
糸を引出すことができるように構成された流体噴射式織
機の緯糸貯留装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体噴射式織機の緯糸貯留装置
は、緯入れ長(織り幅)を変更する場合、緯糸を巻付け
保持用のドラムの円周巻付け糸の3巻または4巻が緯入
れ長となるごとくドラムの直径を変更調整できるように
する必要がある。そのために、ドラムを複数(たとえば
4個)に分割してドラムの半径方向に変位調整可能に構
成している。その場合に、最小径にて各分割片の間隙が
0であるが、最大直径のときの間隙は約3センチとな
る。この間隙を解舒される糸が飛び越えていかなければ
ならない。織機の500回転/分以下の速度のときは、
むしろバルーニングを生じ、解舒糸は周面を浮上して解
舒されるので間隙を容易に飛び越えて問題が生じない。
しかし、500回転/分以上の高速あるいは糸の種類に
よっては解舒糸はドラムの先端周辺を密着して解舒され
るため、間隙を飛び越えるときにその間隙内に落ち込ん
で隣の分割片の厚み部分に激しく衝突してから浮上して
解舒されていく状態となる。その衝突前に緯入れ張力が
急増し、織機の性能および織物の品質に悪影響が生ずる
欠点があった。
は、緯入れ長(織り幅)を変更する場合、緯糸を巻付け
保持用のドラムの円周巻付け糸の3巻または4巻が緯入
れ長となるごとくドラムの直径を変更調整できるように
する必要がある。そのために、ドラムを複数(たとえば
4個)に分割してドラムの半径方向に変位調整可能に構
成している。その場合に、最小径にて各分割片の間隙が
0であるが、最大直径のときの間隙は約3センチとな
る。この間隙を解舒される糸が飛び越えていかなければ
ならない。織機の500回転/分以下の速度のときは、
むしろバルーニングを生じ、解舒糸は周面を浮上して解
舒されるので間隙を容易に飛び越えて問題が生じない。
しかし、500回転/分以上の高速あるいは糸の種類に
よっては解舒糸はドラムの先端周辺を密着して解舒され
るため、間隙を飛び越えるときにその間隙内に落ち込ん
で隣の分割片の厚み部分に激しく衝突してから浮上して
解舒されていく状態となる。その衝突前に緯入れ張力が
急増し、織機の性能および織物の品質に悪影響が生ずる
欠点があった。
【0003】そこでこの欠点を緩和するために、従来に
おいては、解舒糸が飛び移る側の分割片の肩(エッジ部
分)を大きく円弧状に削り、移動の衝撃を和らげるとと
もにその削り取られた円弧状部分により糸をスムーズに
浮上させんとしたものがあった。しかし、この従来のも
のにおいても、緯入れ張力の変動を十分に防ぐことがで
きなかった。
おいては、解舒糸が飛び移る側の分割片の肩(エッジ部
分)を大きく円弧状に削り、移動の衝撃を和らげるとと
もにその削り取られた円弧状部分により糸をスムーズに
浮上させんとしたものがあった。しかし、この従来のも
のにおいても、緯入れ張力の変動を十分に防ぐことがで
きなかった。
【0004】そこで、この問題をさらに解決せんとした
ものとして、従来から一般的に知られているものに、た
とえば、特開昭57−51841号公報に記載のものが
あった。この従来のものは、ドラムの分割片間の少なく
とも間隙に対応する部分に糸案内片を設け、その糸案内
片の外縁がドラム外周面と同一またはそれよりも外側に
位置するように構成し、解舒糸がその糸案内の外周部分
に案内されて分割片間の間隙内に落ち込まないように構
成している。
ものとして、従来から一般的に知られているものに、た
とえば、特開昭57−51841号公報に記載のものが
あった。この従来のものは、ドラムの分割片間の少なく
とも間隙に対応する部分に糸案内片を設け、その糸案内
片の外縁がドラム外周面と同一またはそれよりも外側に
位置するように構成し、解舒糸がその糸案内の外周部分
に案内されて分割片間の間隙内に落ち込まないように構
成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のも
のにおいては、緯入れ長さの変更に伴って各分割片の取
付位置を変更調整した後、さらに、糸案内片も変更しな
ければならず、変更調整に手間がかかるという欠点があ
る。また、この糸案内片を各分割片に固定して調整の手
間を省くことができる技術も示されているが、その場合
には、図4に示すように、各糸案内片12a,12b,
12cを各分割片8A,8B,8Cに固定した場合に
は、(a)に示すように巻径が小さい場合には何ら問題
が生じないが、(b)に示すように巻径を大きくした場
合には、各糸案内片12a〜12cが固定されている側
とは異なる側の分割片8のエッジ部分が糸案内片12a
〜12cの外周から外方に露出して分割片間の間隙を良
好に塞ぐことができないという欠点があった。また、糸
案内片12a〜12cの外周部分がドラムの外周面より
一部外側に膨出しているために、ドラムに巻付けられて
いる糸を端から順に引出す場合には問題がないが、巻付
けられている糸を全巻同時に引抜かんとした場合には、
膨出している糸案内片12a〜12cの外周部分が巻付
け糸に引っ掛かって全巻同時の引抜きが困難になるとい
う欠点があった。また、図4の(b)に示す巻径が大き
い場合の間隙を塞がんとした場合には、糸案内片12a
〜12cを大きなもので構成する必要があるが、糸案内
片12a〜12cを大きなもので構成した場合には図4
(a)に示す巻径が小さい状態では、糸案内片12a〜
12cの外周がドラムの外周よりさらに大きく膨出した
状態となるために、巻付け糸の全巻同時の引抜きがさら
にいっそう困難または不可能となるとともに、この糸案
内片12a〜12cの膨出量があまりにも大きい場合に
は、その糸案内片12a〜12cが邪魔となって糸引出
し時の抵抗となり、緯入れ張力が変動してしまうという
欠点も生ずるおそれがある。
のにおいては、緯入れ長さの変更に伴って各分割片の取
付位置を変更調整した後、さらに、糸案内片も変更しな
ければならず、変更調整に手間がかかるという欠点があ
る。また、この糸案内片を各分割片に固定して調整の手
間を省くことができる技術も示されているが、その場合
には、図4に示すように、各糸案内片12a,12b,
12cを各分割片8A,8B,8Cに固定した場合に
は、(a)に示すように巻径が小さい場合には何ら問題
が生じないが、(b)に示すように巻径を大きくした場
合には、各糸案内片12a〜12cが固定されている側
とは異なる側の分割片8のエッジ部分が糸案内片12a
〜12cの外周から外方に露出して分割片間の間隙を良
好に塞ぐことができないという欠点があった。また、糸
案内片12a〜12cの外周部分がドラムの外周面より
一部外側に膨出しているために、ドラムに巻付けられて
いる糸を端から順に引出す場合には問題がないが、巻付
けられている糸を全巻同時に引抜かんとした場合には、
膨出している糸案内片12a〜12cの外周部分が巻付
け糸に引っ掛かって全巻同時の引抜きが困難になるとい
う欠点があった。また、図4の(b)に示す巻径が大き
い場合の間隙を塞がんとした場合には、糸案内片12a
〜12cを大きなもので構成する必要があるが、糸案内
片12a〜12cを大きなもので構成した場合には図4
(a)に示す巻径が小さい状態では、糸案内片12a〜
12cの外周がドラムの外周よりさらに大きく膨出した
状態となるために、巻付け糸の全巻同時の引抜きがさら
にいっそう困難または不可能となるとともに、この糸案
内片12a〜12cの膨出量があまりにも大きい場合に
は、その糸案内片12a〜12cが邪魔となって糸引出
し時の抵抗となり、緯入れ張力が変動してしまうという
欠点も生ずるおそれがある。
【0006】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、解舒される糸が分割片間の間隙
へ落ち込むことを良好に防止できながらも、ドラム外周
面上から全巻糸を同時に取り除く作業が容易な流体噴射
式織機の緯糸貯留装置を提供することである。
のであり、その目的は、解舒される糸が分割片間の間隙
へ落ち込むことを良好に防止できながらも、ドラム外周
面上から全巻糸を同時に取り除く作業が容易な流体噴射
式織機の緯糸貯留装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、緯糸を予め数ピック分巻付けて貯留保持するための
緯糸巻付け保持用のドラムを有し、該ドラムが複数に分
割されることによって構成された各分割片を所定の支持
体に対しドラムの半径方向に変位可能に設け、前記ドラ
ムに巻付けられている緯糸をドラムの緯糸引出し側から
引出すことができるように構成した流体噴射式織機の緯
糸貯留装置であって、前記各分割片は、ドラム外周面の
母線と交差する方向で互いに重複する重複部分を有し、
前記ドラムの直径を拡大する方向に前記各分割片を変位
させた場合に、前記引出される緯糸が前記重複部分の外
周面によりガイドされて各分割片間の間隙に落ち込まな
いようにしたことを特徴とする。
は、緯糸を予め数ピック分巻付けて貯留保持するための
緯糸巻付け保持用のドラムを有し、該ドラムが複数に分
割されることによって構成された各分割片を所定の支持
体に対しドラムの半径方向に変位可能に設け、前記ドラ
ムに巻付けられている緯糸をドラムの緯糸引出し側から
引出すことができるように構成した流体噴射式織機の緯
糸貯留装置であって、前記各分割片は、ドラム外周面の
母線と交差する方向で互いに重複する重複部分を有し、
前記ドラムの直径を拡大する方向に前記各分割片を変位
させた場合に、前記引出される緯糸が前記重複部分の外
周面によりガイドされて各分割片間の間隙に落ち込まな
いようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の本発明は、前記ドラムの
緯糸巻付け面が、該ドラム直径の変更範囲内においてほ
ぼ真円となるように構成されていることを特徴とする。
緯糸巻付け面が、該ドラム直径の変更範囲内においてほ
ぼ真円となるように構成されていることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の本発明は、前記各分割片
の重複部分の先端部がドラム外周面より内側に向いてい
ることを特徴とする。
の重複部分の先端部がドラム外周面より内側に向いてい
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、ドラムの各
分割片が、ドラム外周面の母線と交差する方向で互いに
重複する重複部分を有し、ドラムの直径を拡大する方向
に前記各分割片を変位させた場合においても、前記重複
部分の外周により前記引出される緯糸が各分割片間に落
ち込まないように案内される。
分割片が、ドラム外周面の母線と交差する方向で互いに
重複する重複部分を有し、ドラムの直径を拡大する方向
に前記各分割片を変位させた場合においても、前記重複
部分の外周により前記引出される緯糸が各分割片間に落
ち込まないように案内される。
【0011】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、ドラムの緯糸巻付け外
周面がドラム直径の変更範囲内においてほぼ真円に構成
されている。
1に記載の発明の作用に加えて、ドラムの緯糸巻付け外
周面がドラム直径の変更範囲内においてほぼ真円に構成
されている。
【0012】請求項3記載の本発明によれば、請求項1
および請求項2に記載の発明の作用に加えて、各分割片
の重複部分の先端がドラムの外周面より内側に向いてい
るために、解舒糸が前記重複部の先端に衝突することが
極力防止できる。
および請求項2に記載の発明の作用に加えて、各分割片
の重複部分の先端がドラムの外周面より内側に向いてい
るために、解舒糸が前記重複部の先端に衝突することが
極力防止できる。
【0013】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明に係る流体噴射式織機の緯
糸貯留装置の一例を示す断面図である。流体噴射式織機
の緯糸貯留装置には、モータ3が設けられており、この
モータ3によって傾斜状の回転アーム4が回転駆動され
る。そして、モータ3のモータ軸にベアリングを介して
支持体の一例のドラム取付体5が設けられている。この
ドラム取付体5は、モータ3の固定部に連結して取付け
られたマグネット7のS極とドラム取付体5側に設けら
れているマグネット6のN極との吸引力により回転しな
いように構成されている。ドラム取付体5には、ドラム
の分割片8A〜8Dが4個設けられている(図3参
照)。
て説明する。図1は、本発明に係る流体噴射式織機の緯
糸貯留装置の一例を示す断面図である。流体噴射式織機
の緯糸貯留装置には、モータ3が設けられており、この
モータ3によって傾斜状の回転アーム4が回転駆動され
る。そして、モータ3のモータ軸にベアリングを介して
支持体の一例のドラム取付体5が設けられている。この
ドラム取付体5は、モータ3の固定部に連結して取付け
られたマグネット7のS極とドラム取付体5側に設けら
れているマグネット6のN極との吸引力により回転しな
いように構成されている。ドラム取付体5には、ドラム
の分割片8A〜8Dが4個設けられている(図3参
照)。
【0014】緯糸挿通孔1に挿入された緯糸2は、モー
タ3の軸心を通り約45°の傾斜をもった回転アーム4
内を通ってその回転アーム4の先端に至る。そしてドラ
ム取付体5が回転アーム4に内接した状態となってお
り、回転アーム4がモータ3により回転することによ
り、回転アーム4の先端から送り出される緯糸がドラム
の分割片8A〜8Dの外周に巻付けられる。アーム4の
回転により十分巻付けられた緯糸は、ドラム分割片8A
の先端側に設置されたソレノイド9のピン10により解
舒係止され、織機の緯入れ口のガイドを経てノズルに引
通され、ノズルの流体噴射とともに織機の緯入れを行な
うべく待機する状態となる。織機が起動すると、ノズル
の緯糸噴射の直前に、緯糸を係止していたソレノイド9
のピン10が引抜かれる。その直後にドラムの分割片8
A〜8Dの外周に巻付けられて貯留されている緯糸の解
舒が始まる。この解舒巻数は、ソレノイドピン10の緯
糸解舒側直後に位置する光電センサ11によりカウント
される。ドラムの円周が50cmの時は3カウント解舒
し、4カウント目までに再びソレノイドピン10をドラ
ム外周面内に突入させれば、緯糸は50cmの3巻すな
わち1.5m引出されて織機に緯入れされる。そして、
たとえば緯入れを1.2mに短縮したいときには、ドラ
ムの円周が40cmになるように各分割片8A〜8Dの
取付位置を半径方向に縮小すればよい。一方、緯入れを
長くしたい場合には、逆に、各分割片8A〜8Dの取付
位置を半径方向に拡大して変位するように調整すればよ
い。
タ3の軸心を通り約45°の傾斜をもった回転アーム4
内を通ってその回転アーム4の先端に至る。そしてドラ
ム取付体5が回転アーム4に内接した状態となってお
り、回転アーム4がモータ3により回転することによ
り、回転アーム4の先端から送り出される緯糸がドラム
の分割片8A〜8Dの外周に巻付けられる。アーム4の
回転により十分巻付けられた緯糸は、ドラム分割片8A
の先端側に設置されたソレノイド9のピン10により解
舒係止され、織機の緯入れ口のガイドを経てノズルに引
通され、ノズルの流体噴射とともに織機の緯入れを行な
うべく待機する状態となる。織機が起動すると、ノズル
の緯糸噴射の直前に、緯糸を係止していたソレノイド9
のピン10が引抜かれる。その直後にドラムの分割片8
A〜8Dの外周に巻付けられて貯留されている緯糸の解
舒が始まる。この解舒巻数は、ソレノイドピン10の緯
糸解舒側直後に位置する光電センサ11によりカウント
される。ドラムの円周が50cmの時は3カウント解舒
し、4カウント目までに再びソレノイドピン10をドラ
ム外周面内に突入させれば、緯糸は50cmの3巻すな
わち1.5m引出されて織機に緯入れされる。そして、
たとえば緯入れを1.2mに短縮したいときには、ドラ
ムの円周が40cmになるように各分割片8A〜8Dの
取付位置を半径方向に縮小すればよい。一方、緯入れを
長くしたい場合には、逆に、各分割片8A〜8Dの取付
位置を半径方向に拡大して変位するように調整すればよ
い。
【0015】この各分割片8A〜8Dの取付位置の変更
は、図3に示すように、各分割片8A〜8Dが長孔22
A〜22Dを介してボルト21A〜21Dによりドラム
取付体5に取付けられているために、このボルト21A
〜21Dを緩めて長孔22A〜22Dに沿って各分割片
8A〜8Dをスライド移動させて調整し、その後再度ボ
ルト21A〜21Dにより締付固定すればよい。なお、
この各分割片8A〜8Dのドラム半径方向での変位に併
わせて、ソレノイド9の取付位置もドラム半径方向に変
更調整できるように構成するのが望ましい。
は、図3に示すように、各分割片8A〜8Dが長孔22
A〜22Dを介してボルト21A〜21Dによりドラム
取付体5に取付けられているために、このボルト21A
〜21Dを緩めて長孔22A〜22Dに沿って各分割片
8A〜8Dをスライド移動させて調整し、その後再度ボ
ルト21A〜21Dにより締付固定すればよい。なお、
この各分割片8A〜8Dのドラム半径方向での変位に併
わせて、ソレノイド9の取付位置もドラム半径方向に変
更調整できるように構成するのが望ましい。
【0016】図2に示すように、各分割片8A〜8Dの
1つ1つには、ドラムにおける糸巻付部の外周面に沿っ
た方向に延長した突起からなる重複部分23A、23
A′が形成されている。そして、図3の(b),(c)
に示すように、互いに隣接する分割片8A、8Bの重複
部23A,23B′が嵌合して重複した状態となる。そ
して、各分割片8A〜8Dがドラム直径を縮小する方向
に変位している場合には、互いの重複部分23Aと23
B′,23Bと23C′,23Cと23D′,23Dと
23A′が(b)に示すように大きく重複した状態とな
り、図3の(a)の実線で示す状態となる。一方、各分
割片8A〜8Dをドラム直径を拡大する方向に変位させ
た場合には、図3の(c)に示すように、互いの重複部
23A〜23D,23A′〜23D′の重複代が少なく
なり、図3の(a)の二点鎖線で示す状態となる。この
状態では、各重複部23A〜23D,23A′〜23
D′の先端部がドラム外周面より内側に向く状態とな
る。
1つ1つには、ドラムにおける糸巻付部の外周面に沿っ
た方向に延長した突起からなる重複部分23A、23
A′が形成されている。そして、図3の(b),(c)
に示すように、互いに隣接する分割片8A、8Bの重複
部23A,23B′が嵌合して重複した状態となる。そ
して、各分割片8A〜8Dがドラム直径を縮小する方向
に変位している場合には、互いの重複部分23Aと23
B′,23Bと23C′,23Cと23D′,23Dと
23A′が(b)に示すように大きく重複した状態とな
り、図3の(a)の実線で示す状態となる。一方、各分
割片8A〜8Dをドラム直径を拡大する方向に変位させ
た場合には、図3の(c)に示すように、互いの重複部
23A〜23D,23A′〜23D′の重複代が少なく
なり、図3の(a)の二点鎖線で示す状態となる。この
状態では、各重複部23A〜23D,23A′〜23
D′の先端部がドラム外周面より内側に向く状態とな
る。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、緯入
れ長さの変更に対応すべく各分割片をドラム直径方向に
変位調整したとしても、各分割片の重複部の外周により
引出される緯糸が各分割片間の間隙に落ち込まないよう
にスムーズに案内され、緯入れ張力の変動を極力防止す
ることができ、織機の性能および織物の品質に悪影響を
及ぼす不都合を極力防止でき、しかもドラム外周面上か
ら全巻糸を同時に取り除く作業が容易になる。
れ長さの変更に対応すべく各分割片をドラム直径方向に
変位調整したとしても、各分割片の重複部の外周により
引出される緯糸が各分割片間の間隙に落ち込まないよう
にスムーズに案内され、緯入れ張力の変動を極力防止す
ることができ、織機の性能および織物の品質に悪影響を
及ぼす不都合を極力防止でき、しかもドラム外周面上か
ら全巻糸を同時に取り除く作業が容易になる。
【0018】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、ドラムの緯糸巻付け外
周面がドラム直径の変更範囲内においてほぼ真円となる
ために、緯入れ長さの計算が容易にできるとともに、緯
糸のスムーズな巻付けおよび解舒が可能となる。
1に記載の発明の効果に加えて、ドラムの緯糸巻付け外
周面がドラム直径の変更範囲内においてほぼ真円となる
ために、緯入れ長さの計算が容易にできるとともに、緯
糸のスムーズな巻付けおよび解舒が可能となる。
【0019】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1または2に記載の発明の効果に加えて、各分割片の重
複部分の先端部がドラム外周面より内側に向いているた
めに、解舒糸が重複部分の先端に衝突する不都合を極力
防止でき、緯入れ張力の変動をよりいっそう良好に減少
して、織機の性能および織物の品質の向上をよりいっそ
う達成することができる。
1または2に記載の発明の効果に加えて、各分割片の重
複部分の先端部がドラム外周面より内側に向いているた
めに、解舒糸が重複部分の先端に衝突する不都合を極力
防止でき、緯入れ張力の変動をよりいっそう良好に減少
して、織機の性能および織物の品質の向上をよりいっそ
う達成することができる。
【図1】流体噴射式織機の緯糸貯留装置の一例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】ドラムの各分割片の形状を示す図である。
【図3】各分割片をドラム半径方向に変位調整した場合
の作用を説明するための作用説明図である。
の作用を説明するための作用説明図である。
【図4】従来の流体噴射式織機の緯糸貯留装置の作用を
説明するための作用説明図である。
説明するための作用説明図である。
3はモータ、2は緯糸、4は回転アーム、5はドラム取
付体、6,7はマグネット、8a〜8dは分割片、9は
ソレノイド、10はピン、23A〜23D,23A′〜
23D′は重複部である。
付体、6,7はマグネット、8a〜8dは分割片、9は
ソレノイド、10はピン、23A〜23D,23A′〜
23D′は重複部である。
Claims (3)
- 【請求項1】 緯糸を予め数ピック分巻付けて貯留保持
するための緯糸巻付け保持用のドラムを有し、該ドラム
が複数に分割されることによって構成された各分割片を
所定の支持体に対しドラムの半径方向に変位可能に設
け、前記ドラムに巻付けられている緯糸をドラムの緯糸
引出し側から引出すことができるように構成した流体噴
射式織機の緯糸貯留装置であって、 前記各分割片は、ドラム外周面の母線と交差する方向で
互いに重複する重複部分を有し、前記ドラムの直径を拡
大する方向に前記各分割片を変位させた場合に、前記引
出される緯糸が前記重複部分の外周面によりガイドされ
て各分割片間の間隙に落ち込まないようにしたことを特
徴とする、流体噴射式織機の緯糸貯留装置。 - 【請求項2】 前記ドラムの緯糸巻付け面が、該ドラム
直径の変更範囲内においてほぼ真円となるように構成さ
れていることを特徴とする、請求項1記載の流体噴射式
織機の緯糸貯留装置。 - 【請求項3】 前記各分割片の重複部分の先端部は、ド
ラム外周面より内側に向いていることを特徴とする、請
求項1または2記載の流体噴射式織機の緯糸貯留装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27711793A JPH07126956A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 流体噴射式織機の緯糸貯留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27711793A JPH07126956A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 流体噴射式織機の緯糸貯留装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07126956A true JPH07126956A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17579025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27711793A Pending JPH07126956A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 流体噴射式織機の緯糸貯留装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07126956A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58203143A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-26 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 無杼織機におけるドラムプ−ル式緯糸測長装置の測長量調節機構 |
| JPS6011142A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-21 | Shimadzu Corp | 光度計 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP27711793A patent/JPH07126956A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58203143A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-26 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 無杼織機におけるドラムプ−ル式緯糸測長装置の測長量調節機構 |
| JPS6011142A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-21 | Shimadzu Corp | 光度計 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980224 |