JPH0712739Y2 - 被軸支体取付装置 - Google Patents
被軸支体取付装置Info
- Publication number
- JPH0712739Y2 JPH0712739Y2 JP1987037498U JP3749887U JPH0712739Y2 JP H0712739 Y2 JPH0712739 Y2 JP H0712739Y2 JP 1987037498 U JP1987037498 U JP 1987037498U JP 3749887 U JP3749887 U JP 3749887U JP H0712739 Y2 JPH0712739 Y2 JP H0712739Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プーリ、スプロケット等の被軸支体を軸に
同軸状態または偏心状態のいずれにも操作可能な被軸支
体取付装置に関する。
同軸状態または偏心状態のいずれにも操作可能な被軸支
体取付装置に関する。
第2図は従来の被軸支体として回転車を強固に軸支する
ためのクランプブッシュの断面図である。図中、1は内
輪1a,外輪1bおよび複数のクランプネジ1cからなるクラ
ンプブッシュであり、2は伝達回転車、11は回転軸であ
る。2aは設置開孔である。
ためのクランプブッシュの断面図である。図中、1は内
輪1a,外輪1bおよび複数のクランプネジ1cからなるクラ
ンプブッシュであり、2は伝達回転車、11は回転軸であ
る。2aは設置開孔である。
この種のクランプブッシュは、内輪1aと外輪1bとの間に
テーパ部1dを施し、両者を締め上げることによって回転
車2を回転軸11にキーを介在させることなく摩擦力を利
用してクランプしたものである。この場合クランプブッ
シュ1は回転車2を回転軸11に軸支するクランプ機能
(すなわち動力伝達機能)と、さらに回転車2の中心軸
を回転軸11の軸芯に同軸に維持する同軸保持機能(すな
わちセンタリング機能)をも併せもつものである。
テーパ部1dを施し、両者を締め上げることによって回転
車2を回転軸11にキーを介在させることなく摩擦力を利
用してクランプしたものである。この場合クランプブッ
シュ1は回転車2を回転軸11に軸支するクランプ機能
(すなわち動力伝達機能)と、さらに回転車2の中心軸
を回転軸11の軸芯に同軸に維持する同軸保持機能(すな
わちセンタリング機能)をも併せもつものである。
従来のクランプブッシュ1では、同軸保持機能は当然の
こととしてむしろ動力伝達機能が主要であり、原則とし
て軸受交換のオーバーホール時あるいはプーリ自体の交
換又は取替を要するとき以外は、ベルト交換のときでさ
え着脱する必要は無い。従って一担装着を終ると、クラ
ンプブッシュ1自体を操作する機会は滅多になく、しか
も動力伝達機能を果す必要上、クランプブッシュ1は回
転車2および回転軸11との間が強固な密着状態にあり、
永年使用による錆付により分解ないし取外作業は困難を
極める欠点があり、頻繁な着脱作業には不向きである。
こととしてむしろ動力伝達機能が主要であり、原則とし
て軸受交換のオーバーホール時あるいはプーリ自体の交
換又は取替を要するとき以外は、ベルト交換のときでさ
え着脱する必要は無い。従って一担装着を終ると、クラ
ンプブッシュ1自体を操作する機会は滅多になく、しか
も動力伝達機能を果す必要上、クランプブッシュ1は回
転車2および回転軸11との間が強固な密着状態にあり、
永年使用による錆付により分解ないし取外作業は困難を
極める欠点があり、頻繁な着脱作業には不向きである。
さらに、通常これ等の被軸支体としての回転車2を回転
軸11に着脱する際には、回転車2にベルト、チェーンな
どの張帯を巻掛けしてない状態でこれ等の作業を行い、
両者を連結後に軸11および回転車2を一体のまま全体を
移動させて張帯類の交換ないし張力の付与および解除の
作業を行うのが一般的である。しかし本件出願人の出願
に係る発明(特願昭61−278957を参照)に開示したとう
り、張帯類を回転車2に巻掛けした状態で、しかも回転
軸11を全く移動させずに回転車2のみを移動させて張帯
類の交換、張力の付与・解除を行う場合には、第2図に
示す従来のクランプブッシュ1では、回転車2のみを除
々に軸芯と垂直の方向に移動させることができないの
で、張力の付与・解除などの作業ができず、また張帯の
交換も軸を移動する以外にできない欠点がある。
軸11に着脱する際には、回転車2にベルト、チェーンな
どの張帯を巻掛けしてない状態でこれ等の作業を行い、
両者を連結後に軸11および回転車2を一体のまま全体を
移動させて張帯類の交換ないし張力の付与および解除の
作業を行うのが一般的である。しかし本件出願人の出願
に係る発明(特願昭61−278957を参照)に開示したとう
り、張帯類を回転車2に巻掛けした状態で、しかも回転
軸11を全く移動させずに回転車2のみを移動させて張帯
類の交換、張力の付与・解除を行う場合には、第2図に
示す従来のクランプブッシュ1では、回転車2のみを除
々に軸芯と垂直の方向に移動させることができないの
で、張力の付与・解除などの作業ができず、また張帯の
交換も軸を移動する以外にできない欠点がある。
軸と被軸支体との間に介在させた同軸保持ブッシュの着
脱操作するのに伴って該ブッシュに当接する被軸支体を
軸に対し垂直の方向に摺動させ被軸支体の支持中心と該
軸芯とを同軸または偏心状態に位置決めするための被軸
支体取付装置を提供することである。
脱操作するのに伴って該ブッシュに当接する被軸支体を
軸に対し垂直の方向に摺動させ被軸支体の支持中心と該
軸芯とを同軸または偏心状態に位置決めするための被軸
支体取付装置を提供することである。
被軸支体に施した逆錐状開口部に錐体を嵌合させたとき
上記被軸支体を軸に同軸に保持する被軸支体取付装置に
おいて、上記錐体には大径端部側にネジ巻上体の操作部
がまた小径端部側にネジ部が夫々位置するように上記錐
体の支持中心線上に上記ネジ巻上体を一体に組付けた同
軸保持ブッシュと、上記ネジ巻上体が軸端に螺着される
上記軸と、この軸に施した支持台上に設けられ、上記被
軸支体を該軸の軸芯と垂直の方向に摺動させかつ軸芯方
向の移動を阻止するガイド装置と、上記錐体が上記軸に
螺着されるのに応じて該軸芯に対して上記被軸支体の支
持中心の位置を同軸または偏心位置に位置決めされる上
記被軸支体とから成る被軸支体取付装置である。
上記被軸支体を軸に同軸に保持する被軸支体取付装置に
おいて、上記錐体には大径端部側にネジ巻上体の操作部
がまた小径端部側にネジ部が夫々位置するように上記錐
体の支持中心線上に上記ネジ巻上体を一体に組付けた同
軸保持ブッシュと、上記ネジ巻上体が軸端に螺着される
上記軸と、この軸に施した支持台上に設けられ、上記被
軸支体を該軸の軸芯と垂直の方向に摺動させかつ軸芯方
向の移動を阻止するガイド装置と、上記錐体が上記軸に
螺着されるのに応じて該軸芯に対して上記被軸支体の支
持中心の位置を同軸または偏心位置に位置決めされる上
記被軸支体とから成る被軸支体取付装置である。
軸と被軸支体の間に介在する錐体は、この錐体と一体に
取付けたネジ巻上体による装着操作に伴って被軸支体の
支持中心を軸の軸芯と同軸状態に位置決めし、またネジ
巻上体による抜取操作に伴ってそれに応じた被軸支体の
支持中心を軸の軸芯から任意の偏心位置に位置決めでき
る。従って派生的な作用として被軸支体に予じめ張帯類
を巻掛けした状態でネジ巻上体を着脱操作すると被軸支
体を介して張帯類に対し装着に伴って張力を付与し、ま
た抜取に伴って張力を解除することが達成される。ま
た、軸を全く移動せず、被軸支体のみを移動させること
によって張帯類の交換も実現する。
取付けたネジ巻上体による装着操作に伴って被軸支体の
支持中心を軸の軸芯と同軸状態に位置決めし、またネジ
巻上体による抜取操作に伴ってそれに応じた被軸支体の
支持中心を軸の軸芯から任意の偏心位置に位置決めでき
る。従って派生的な作用として被軸支体に予じめ張帯類
を巻掛けした状態でネジ巻上体を着脱操作すると被軸支
体を介して張帯類に対し装着に伴って張力を付与し、ま
た抜取に伴って張力を解除することが達成される。ま
た、軸を全く移動せず、被軸支体のみを移動させること
によって張帯類の交換も実現する。
第1図(A)および(B)は、それぞれ本考案の一実施
例の被軸支体取付装置を被軸支体とこれを支持する回転
軸との間に同軸保持ブッシュを介在させた状態で示す伝
達車全体の断面図および平面図である。
例の被軸支体取付装置を被軸支体とこれを支持する回転
軸との間に同軸保持ブッシュを介在させた状態で示す伝
達車全体の断面図および平面図である。
この実施例では、被軸支体としてはタイミングベルトを
巻掛けするための伝達車10に使われる回転車15を一例と
して示す。同図中、10は伝達車、11は回転軸であり、キ
ー12を介して支持台13が図示しない止めネジ等によって
軸11に設置される。なおこの支持台13は回転軸11と同材
で一体に加工してもよい。この支持台13は回転軸芯から
離れた位置にネジ穴13aが施され、また上方は平面部13b
が形成される。14は同軸保持ブッシュで、本実施例では
外壁に円錐状のテーパ部14aを有する錐体14eと、閉止支
持部14d(第1図(c),(d)参照)に施した貫通孔1
4b、内壁が円筒状の軸挿入孔14cとで形成される。一方
貫通孔14dにはネジ巻上体17が貫通され、貫通孔14bの外
側に第一の係止部としてナット19が、また内側に第二の
係止部として円筒体分離用の突出係止部18が加工されネ
ジ部17aが軸芯方向に向って配置されている。ナット19
と第二ネジ部17bとでネジ巻上体17の操作部が形成さ
れ、ネジ巻上体17は錐体14eと一体に組付されているの
で、同軸保持ブッシュ14はこの操作部の操作により常時
一体の状態で着脱される。15は回転軸11に支持される被
軸支体として本実施例では回転車で、三つの部分すなわ
ちベルト溝部15a、平面部15b、受部15cで形成され、さ
らに溝部15aには歯付ベルト用のガイド環15gが、平面部
15bには互に同一方向に向けられた複数の長穴15eが、ブ
ッシュ受部15cには取付時にその支持中心が回転軸11と
同軸に配置されるように逆錐状の取付開口部15fが施け
てあり、そこに逆錐状のテーパ部15dが加工されてい
る。さらに長穴15eには支持台13のネジ穴13aとの間で被
軸支体すなわち回転車15を固定するためのボルト16が取
付けられている。第1図(A)では、同軸保持ブッシュ
14の装着により回転車15が支持台13上にて回転軸11と同
軸に配置された様子を示している。また第1図(B)は
4つのボルトが配置されている様子を示している。この
ボルト16と長穴15eとは被軸支体15のガイド装置を形成
しており、このガイド装置は運転中は動力伝達のためク
ランプ機能すなわち軸11と回転車15の間の動力伝達機能
として使われるが、ベルト交換などの保守作業時には、
後で述べるように回転車15の抜止ボルトとしての機能
と、軸11を移動せずに回転車15のみ摺動する方向を定め
るガイド機能とを有している。
巻掛けするための伝達車10に使われる回転車15を一例と
して示す。同図中、10は伝達車、11は回転軸であり、キ
ー12を介して支持台13が図示しない止めネジ等によって
軸11に設置される。なおこの支持台13は回転軸11と同材
で一体に加工してもよい。この支持台13は回転軸芯から
離れた位置にネジ穴13aが施され、また上方は平面部13b
が形成される。14は同軸保持ブッシュで、本実施例では
外壁に円錐状のテーパ部14aを有する錐体14eと、閉止支
持部14d(第1図(c),(d)参照)に施した貫通孔1
4b、内壁が円筒状の軸挿入孔14cとで形成される。一方
貫通孔14dにはネジ巻上体17が貫通され、貫通孔14bの外
側に第一の係止部としてナット19が、また内側に第二の
係止部として円筒体分離用の突出係止部18が加工されネ
ジ部17aが軸芯方向に向って配置されている。ナット19
と第二ネジ部17bとでネジ巻上体17の操作部が形成さ
れ、ネジ巻上体17は錐体14eと一体に組付されているの
で、同軸保持ブッシュ14はこの操作部の操作により常時
一体の状態で着脱される。15は回転軸11に支持される被
軸支体として本実施例では回転車で、三つの部分すなわ
ちベルト溝部15a、平面部15b、受部15cで形成され、さ
らに溝部15aには歯付ベルト用のガイド環15gが、平面部
15bには互に同一方向に向けられた複数の長穴15eが、ブ
ッシュ受部15cには取付時にその支持中心が回転軸11と
同軸に配置されるように逆錐状の取付開口部15fが施け
てあり、そこに逆錐状のテーパ部15dが加工されてい
る。さらに長穴15eには支持台13のネジ穴13aとの間で被
軸支体すなわち回転車15を固定するためのボルト16が取
付けられている。第1図(A)では、同軸保持ブッシュ
14の装着により回転車15が支持台13上にて回転軸11と同
軸に配置された様子を示している。また第1図(B)は
4つのボルトが配置されている様子を示している。この
ボルト16と長穴15eとは被軸支体15のガイド装置を形成
しており、このガイド装置は運転中は動力伝達のためク
ランプ機能すなわち軸11と回転車15の間の動力伝達機能
として使われるが、ベルト交換などの保守作業時には、
後で述べるように回転車15の抜止ボルトとしての機能
と、軸11を移動せずに回転車15のみ摺動する方向を定め
るガイド機能とを有している。
この実施例では同軸保持ブッシュ14は回転車15の回転中
心軸が常時回転軸11の軸芯と合致するための同軸保持機
能すなわちセンタリング機能として働いているが、回転
車15を固着するためのクランプ機能としては働いてな
い。クランプ機能は4つのボルト16が支持台13に、また
支持台13がキー12を介して回転軸11に軸支され、回転車
15への回動力は支持台13およびボルト16を介して動力伝
達される。
心軸が常時回転軸11の軸芯と合致するための同軸保持機
能すなわちセンタリング機能として働いているが、回転
車15を固着するためのクランプ機能としては働いてな
い。クランプ機能は4つのボルト16が支持台13に、また
支持台13がキー12を介して回転軸11に軸支され、回転車
15への回動力は支持台13およびボルト16を介して動力伝
達される。
また、次に同軸保持ブッシュ14の着脱は、ベルトなど張
帯類の交換の保守作業のとき、或は増減速比を換えるた
め回転車15自体の交換を行うときの作業の際に極めて能
率的であるので、以下にその作業手順を説明する。
帯類の交換の保守作業のとき、或は増減速比を換えるた
め回転車15自体の交換を行うときの作業の際に極めて能
率的であるので、以下にその作業手順を説明する。
即ち、複数のボルト16のうちボルト16bを取外し、ボル
ト16aは抜止ボルトとして作用し、同軸保持ブッシュ14
の抜取の際に回転車15が一緒に抜取れるのを阻止するた
め抜止機能として働く。またボルト16aは或る程度緩め
るに留めておき、回転車15が長穴15eの長手方向に偏心
摺動が可能となるように、抜止ボルト16aが摺動案内す
なわちガイド機能並びに軸芯方向の抜止防止機能を同時
に果している。この状態で次にブッシュ14をネジ巻上体
17の操作によって解放すると、実際にはこれに伴い回転
車15には予じめタイミングベルトによる押圧力が印加さ
れているので、2本の抜止ボルト16aの係止ないし抜止
作用により確実に回転車15は同軸保持ブッシュ14の錐体
14eから分離取外しが達成される。これに伴いこのブッ
シュ14が上昇し始めることそのテーパ部14aの一部が取
付開口部15fの逆テーパ部の一部に当接しながら徐々に
回転車15は支持台13上を相手のプーリ回転体(図示せ
ず)の方向に自然に偏心摺動する。更に同軸保持ブッシ
ュ14を完全に取外すと、ベルトは回転車15aの外周との
間にブッシュ14の厚味分の長さL(第1図(D)を参
照)のスキ間が確保されこの間を回転車15が摺動自在に
なることを意味する。従ってこのスキ間を利用して、回
転車15ないしベルトの交換が可能である。第1図(A)
の破線は回転車15の受部15cが移動した状態を示してい
る。
ト16aは抜止ボルトとして作用し、同軸保持ブッシュ14
の抜取の際に回転車15が一緒に抜取れるのを阻止するた
め抜止機能として働く。またボルト16aは或る程度緩め
るに留めておき、回転車15が長穴15eの長手方向に偏心
摺動が可能となるように、抜止ボルト16aが摺動案内す
なわちガイド機能並びに軸芯方向の抜止防止機能を同時
に果している。この状態で次にブッシュ14をネジ巻上体
17の操作によって解放すると、実際にはこれに伴い回転
車15には予じめタイミングベルトによる押圧力が印加さ
れているので、2本の抜止ボルト16aの係止ないし抜止
作用により確実に回転車15は同軸保持ブッシュ14の錐体
14eから分離取外しが達成される。これに伴いこのブッ
シュ14が上昇し始めることそのテーパ部14aの一部が取
付開口部15fの逆テーパ部の一部に当接しながら徐々に
回転車15は支持台13上を相手のプーリ回転体(図示せ
ず)の方向に自然に偏心摺動する。更に同軸保持ブッシ
ュ14を完全に取外すと、ベルトは回転車15aの外周との
間にブッシュ14の厚味分の長さL(第1図(D)を参
照)のスキ間が確保されこの間を回転車15が摺動自在に
なることを意味する。従ってこのスキ間を利用して、回
転車15ないしベルトの交換が可能である。第1図(A)
の破線は回転車15の受部15cが移動した状態を示してい
る。
このことは、従来ベルト交換に際し、回転軸または電動
機全体を移動することにより交換作業を行っていたのに
対し、回転軸を移動せずに単に回転車のみの移動するだ
けで交換作業を達成できることを意味する。
機全体を移動することにより交換作業を行っていたのに
対し、回転軸を移動せずに単に回転車のみの移動するだ
けで交換作業を達成できることを意味する。
また新規なベルトを装填するときは、上述とは逆の順序
に従い、ベルトを回転車15の溝15aに挿入するように回
転車15を摺動させてから、同軸保持ブッシュ14を再びネ
ジ巻上体17によって回転軸11に装填する。このネジ巻上
体17の締め付けに応じてネジ巻上体の頭部すなわちここ
ではナット19が第一の係止部として働き同軸保持ブッシ
ュ14のテーパ部14aの一部は取付開口部15fの逆テーパ部
15dの一部に当接しながら回転車15をベルトの張力に抗
して除々に巻掛けする方向に摺動させる結果となるの
で、最後に偏心状態に位置していた回転車15の支持中心
すなわち回転軸芯は回転軸11の軸芯と一致して、センタ
リング機能が達成される。同時にベルトにも適度な張力
が施与される。更にその4つのボルト16a,16bを締め付
けることによって再びクランプ機能が果されてベルトの
交換は完了する。
に従い、ベルトを回転車15の溝15aに挿入するように回
転車15を摺動させてから、同軸保持ブッシュ14を再びネ
ジ巻上体17によって回転軸11に装填する。このネジ巻上
体17の締め付けに応じてネジ巻上体の頭部すなわちここ
ではナット19が第一の係止部として働き同軸保持ブッシ
ュ14のテーパ部14aの一部は取付開口部15fの逆テーパ部
15dの一部に当接しながら回転車15をベルトの張力に抗
して除々に巻掛けする方向に摺動させる結果となるの
で、最後に偏心状態に位置していた回転車15の支持中心
すなわち回転軸芯は回転軸11の軸芯と一致して、センタ
リング機能が達成される。同時にベルトにも適度な張力
が施与される。更にその4つのボルト16a,16bを締め付
けることによって再びクランプ機能が果されてベルトの
交換は完了する。
第1図(C)および(D)は、それぞれ前述した同軸保
持ブッシュ14の外観斜視図および断面図を示している。
この実施例ではネジ巻上体17は第一ネジ部17a,および第
二ネジ部17bを有し、第二ネジ部17bには第一の係止部19
すなわちナット19が施され、ロックタイト又は溶接部17
cにて相互に回転が不可能となるように固定されてい
る。錐体14eの閉止支持部14dの内側には第二の係止部18
が、外側には第一の係止部19がそれぞれ配置され、この
ネジ巻上体17は全体として貫通口14bに多少のガタ付を
維持する状態に保持されている。
持ブッシュ14の外観斜視図および断面図を示している。
この実施例ではネジ巻上体17は第一ネジ部17a,および第
二ネジ部17bを有し、第二ネジ部17bには第一の係止部19
すなわちナット19が施され、ロックタイト又は溶接部17
cにて相互に回転が不可能となるように固定されてい
る。錐体14eの閉止支持部14dの内側には第二の係止部18
が、外側には第一の係止部19がそれぞれ配置され、この
ネジ巻上体17は全体として貫通口14bに多少のガタ付を
維持する状態に保持されている。
第1図(E),(F)および(G)は、閉止支持部14d
と錐体14eとの位置関係ならびにスリットの付設状況を
示すための錐体14eの上面図、F−F線断面図およびG
−G線断面図をそれぞれ示している。環状錐体14eの軸
挿入孔14cの一端側すなわち錐状外周の小径側には開孔
部が、また他端側すなわち錐状外周の大径側には閉止支
持部14dが配される。またこの閉止支持部14dから錐体の
縦断面に向って軸芯の放射方向に大きい大スリット14f
が一箇所に施され、これ以外に錐体だけに縦断面に向っ
て同じく小スリット14gおよび貫通孔14hが撓み用に複数
の箇所にそれぞれ放射状に施されている。これ等のスリ
ットは、同軸状態での組付精度をより向上させる目的で
付設してあるが、精度を要しない場合には不要である。
と錐体14eとの位置関係ならびにスリットの付設状況を
示すための錐体14eの上面図、F−F線断面図およびG
−G線断面図をそれぞれ示している。環状錐体14eの軸
挿入孔14cの一端側すなわち錐状外周の小径側には開孔
部が、また他端側すなわち錐状外周の大径側には閉止支
持部14dが配される。またこの閉止支持部14dから錐体の
縦断面に向って軸芯の放射方向に大きい大スリット14f
が一箇所に施され、これ以外に錐体だけに縦断面に向っ
て同じく小スリット14gおよび貫通孔14hが撓み用に複数
の箇所にそれぞれ放射状に施されている。これ等のスリ
ットは、同軸状態での組付精度をより向上させる目的で
付設してあるが、精度を要しない場合には不要である。
第1図実施例では、軸11に支持される被軸支体15には、
タイミングベルトを巻掛けするためのプーリ回転車で開
示したが、プーリに限定されるものではなく、スプロケ
ット、歯車などあっても良く、また張帯はタイミングベ
ルトに制約されるものでは無く、張帯の種類やその他被
軸支体の使用状況に応じて錐体先端の厚みLを任意に変
更しても良く、更に張力の大きさに応じて錐体のテーパ
角度、長さを変更させ得る。
タイミングベルトを巻掛けするためのプーリ回転車で開
示したが、プーリに限定されるものではなく、スプロケ
ット、歯車などあっても良く、また張帯はタイミングベ
ルトに制約されるものでは無く、張帯の種類やその他被
軸支体の使用状況に応じて錐体先端の厚みLを任意に変
更しても良く、更に張力の大きさに応じて錐体のテーパ
角度、長さを変更させ得る。
上述以外にも、本考案の実施形態としては各種の変更が
可能であり、例えば、同軸保持ブッシュ14と連結する軸
は、必ずしも回転軸11に限定されず、支持台13から回転
軸11の自由端と同様の自由端を形成させても良く、本考
案の回転軸とは斯かる軸も含む概念である。
可能であり、例えば、同軸保持ブッシュ14と連結する軸
は、必ずしも回転軸11に限定されず、支持台13から回転
軸11の自由端と同様の自由端を形成させても良く、本考
案の回転軸とは斯かる軸も含む概念である。
環状の錐体に一体に閉止支持部を施し、その部分に一体
に設けたネジ巻上体の操作だけで、同軸保持ブッシュを
装着ないし抜取操作が達成され、これに伴い錐体の錐状
テーパ部が被軸支体の逆錐状開口部に当接しながら移動
するため、被軸支体自体が軸芯と垂直の方向に摺動させ
ることができ、被軸支体の支持中心と該軸芯との間を同
軸状態にしたり、或いは偏心状態に位置決めすることが
できる。従って同軸保持ブッシュの抜取ないし装着の操
作だけで、被軸支体を簡易かつ迅速に取替えたり、軸受
類のオーバーホール作業も簡略化、迅速化する利点があ
る。
に設けたネジ巻上体の操作だけで、同軸保持ブッシュを
装着ないし抜取操作が達成され、これに伴い錐体の錐状
テーパ部が被軸支体の逆錐状開口部に当接しながら移動
するため、被軸支体自体が軸芯と垂直の方向に摺動させ
ることができ、被軸支体の支持中心と該軸芯との間を同
軸状態にしたり、或いは偏心状態に位置決めすることが
できる。従って同軸保持ブッシュの抜取ないし装着の操
作だけで、被軸支体を簡易かつ迅速に取替えたり、軸受
類のオーバーホール作業も簡略化、迅速化する利点があ
る。
またこのことは、特に被軸支体がプーリ、スプロケット
のような回転車である場合には、張帯による偏奇力が常
時回転車に加わっている状態では従来の同軸保持ブッシ
ュの装填および取外自体が困難であるが、本考案の場合
には同軸保持ブッシュの錐体の外周にテーパ部を施すだ
けで、このテーパ部と被軸支体のテーパ部とが当接しな
がら回転車の中心位置決めができるため、減速比の変更
或いはベルトの交換等の作業は安全で確実かつ迅速に行
い得る。すなわち従来のプーリ動力伝達機では、ベルト
交換に際してはプーリを取付けた軸全体を移動させない
と、ベルトを溝から外して交換作業を行うこと自体が不
可能であったが、しかし本考案によれば、軸を固定した
まま被軸支体のみ、即ちプーリのみを軸と個別に移動で
きるので、張力の付与および解除を含めてベルト交換が
著しく簡素される。と同時に従来ベルト伝達機を歯車伝
達機のように電動機と一体組付することは不可能と考え
られて来たが、本考案によれば、軸(すなわち回転軸)
を移動しなくても、被軸支体(すなわちプーリ)のみを
移動させればベルトの交換が可能な事から、伝達機全体
を単一のケーシングに収納できることを意味し、ベルト
伝達機でありながら歯車伝達機と同様に電動機と一体型
の動力伝達機までが実現でき、工業的に極めて優れた派
生的効果を達成する。
のような回転車である場合には、張帯による偏奇力が常
時回転車に加わっている状態では従来の同軸保持ブッシ
ュの装填および取外自体が困難であるが、本考案の場合
には同軸保持ブッシュの錐体の外周にテーパ部を施すだ
けで、このテーパ部と被軸支体のテーパ部とが当接しな
がら回転車の中心位置決めができるため、減速比の変更
或いはベルトの交換等の作業は安全で確実かつ迅速に行
い得る。すなわち従来のプーリ動力伝達機では、ベルト
交換に際してはプーリを取付けた軸全体を移動させない
と、ベルトを溝から外して交換作業を行うこと自体が不
可能であったが、しかし本考案によれば、軸を固定した
まま被軸支体のみ、即ちプーリのみを軸と個別に移動で
きるので、張力の付与および解除を含めてベルト交換が
著しく簡素される。と同時に従来ベルト伝達機を歯車伝
達機のように電動機と一体組付することは不可能と考え
られて来たが、本考案によれば、軸(すなわち回転軸)
を移動しなくても、被軸支体(すなわちプーリ)のみを
移動させればベルトの交換が可能な事から、伝達機全体
を単一のケーシングに収納できることを意味し、ベルト
伝達機でありながら歯車伝達機と同様に電動機と一体型
の動力伝達機までが実現でき、工業的に極めて優れた派
生的効果を達成する。
第1図(A)および(B)は、それぞれ本考案の一実施
例被軸支体取付装置を適用したプーリ伝達車の断面図お
よび平面図で、 第1図(C)および(D)は、それぞれ同実施例被軸支
体取付装置の外観図および断面図で、 第1図(E),(F)および(G)は、それぞれ同実施
例被軸支体取付装置の一部である錐体の構成を示す上面
図、F−F線断面図およびG−G線断面図で、 さらに、第2図は、従来のクランプブッシュを用いた伝
達車の断面図である。 10…伝達車、11…軸または回転軸、13…支持台、14…同
軸保持ブッシュ、15…被軸支体または回転車、17…ネジ
巻上体
例被軸支体取付装置を適用したプーリ伝達車の断面図お
よび平面図で、 第1図(C)および(D)は、それぞれ同実施例被軸支
体取付装置の外観図および断面図で、 第1図(E),(F)および(G)は、それぞれ同実施
例被軸支体取付装置の一部である錐体の構成を示す上面
図、F−F線断面図およびG−G線断面図で、 さらに、第2図は、従来のクランプブッシュを用いた伝
達車の断面図である。 10…伝達車、11…軸または回転軸、13…支持台、14…同
軸保持ブッシュ、15…被軸支体または回転車、17…ネジ
巻上体
Claims (7)
- 【請求項1】被軸支体に施した逆錐状開口部に錐体を嵌
合させたとき上記被軸支体を軸に同軸に保持する被軸支
体取付装置において、上記錐体には大径端部側にネジ巻
上体の操作部がまた小径端部側にネジ部が夫々位置する
ように上記錐体の支持中心線上に上記ネジ巻上体を一体
に組付けた同軸保持ブッシュと、上記ネジ巻上体が軸端
に螺着される上記軸と、この軸に施した支持台上に設け
られ、上記被軸支体を該軸の軸芯と垂直の方向に摺動さ
せかつ軸芯方向の移動を阻止するガイド装置と、上記錐
体が上記軸に螺着されるのに応じて該軸芯に対して上記
被軸支体の支持中心の位置を同軸または偏心位置に位置
決めされる上記被軸支体とから成る被軸支体取付装置。 - 【請求項2】上記ガイド装置は、上記被軸支体の平面部
に施した長穴と、この長穴を通して上記支持台に組付け
られる抜止ボルトとで形成されてなる実用新案登録請求
の範囲第1項記載の被軸支体取付装置。 - 【請求項3】上記被軸支体は、上記同軸保持ブッシュの
取外時には上記逆錐状開口部周縁とこの開口部に突出し
た上記軸の軸端部との間を上記長穴に沿って摺動自在に
配置されてなる実用新案登録請求の範囲第2項記載の被
軸支体取付装置。 - 【請求項4】上記同軸保持ブッシュの上記錐体は、上記
軸を挿入する開口端と錐状テーパ部の小径端部との間の
厚味が上記被軸支体の移動可能な摺動領域を形成してな
る実用新案登録請求の範囲第3項記載の被軸支体取付装
置。 - 【請求項5】上記被軸支体は、プーリ回転車であって、
上記錐体の取外時の上記プーリ回転車の摺動領域は、上
記プーリ回転車に巻掛けされる張帯類の交換可能な領域
の厚味に選定されてなる実用新案登録請求の範囲第4項
記載の被軸支体取付装置。 - 【請求項6】上記同軸保持ブッシュの上記錐体は、上記
軸の軸端部を挿入する軸挿入孔に設けた閉止支持部から
上記錐体の縦断面に連なる大スリットが該軸芯の放射方
向に施されてなる実用新案登録請求の範囲第4項記載の
被軸支体取付装置。 - 【請求項7】上記同軸保持ブッシュの上記錐体は、環状
の上記錐体の縦断面に施した小スリットが該軸芯の放射
方向に施されてなる実用新案登録請求の範囲第6項記載
の被軸支体取付装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987037498U JPH0712739Y2 (ja) | 1987-03-15 | 1987-03-15 | 被軸支体取付装置 |
| PCT/JP1988/000030 WO1988005504A1 (fr) | 1987-01-16 | 1988-01-16 | Coussinet pour roues d'entrainement |
| AU11504/88A AU1150488A (en) | 1987-01-16 | 1988-01-16 | Bushing for driving wheels |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987037498U JPH0712739Y2 (ja) | 1987-03-15 | 1987-03-15 | 被軸支体取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63145023U JPS63145023U (ja) | 1988-09-26 |
| JPH0712739Y2 true JPH0712739Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=30848877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987037498U Expired - Lifetime JPH0712739Y2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-03-15 | 被軸支体取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712739Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2933733B2 (ja) * | 1991-02-22 | 1999-08-16 | 三菱電機株式会社 | 誘導電動機の制御装置 |
| JP2529481Y2 (ja) * | 1991-04-23 | 1997-03-19 | 三協アルミニウム工業株式会社 | プーリー取付け構造 |
| JP6332548B2 (ja) * | 2015-03-12 | 2018-05-30 | 三菱電機株式会社 | 綱車 |
| JP6972406B1 (ja) * | 2021-03-18 | 2021-11-24 | 三菱電機株式会社 | エレベータ用巻上機の綱車及びエレベータ用巻上機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5411283U (ja) * | 1977-06-27 | 1979-01-24 | ||
| JPS5713564Y2 (ja) * | 1979-07-05 | 1982-03-18 |
-
1987
- 1987-03-15 JP JP1987037498U patent/JPH0712739Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63145023U (ja) | 1988-09-26 |
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