JPH0712747Y2 - 円筒型制御マウント - Google Patents
円筒型制御マウントInfo
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- JPH0712747Y2 JPH0712747Y2 JP16374688U JP16374688U JPH0712747Y2 JP H0712747 Y2 JPH0712747 Y2 JP H0712747Y2 JP 16374688 U JP16374688 U JP 16374688U JP 16374688 U JP16374688 U JP 16374688U JP H0712747 Y2 JPH0712747 Y2 JP H0712747Y2
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- fluid chamber
- voltage
- positive electrode
- electrode plate
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、オリフィス通路を介して互いに連通される流
体室を備え、封入された電気レオロジー流体の粘度を制
御電圧により変化させることにより、オリフィス通路内
の減衰率を変化させることができる円筒型制御マウント
に関する。
体室を備え、封入された電気レオロジー流体の粘度を制
御電圧により変化させることにより、オリフィス通路内
の減衰率を変化させることができる円筒型制御マウント
に関する。
従来の技術 この種の円筒型制御マウントとしては、例えば特願昭61
−217646号公報によって提案されたものがある。
−217646号公報によって提案されたものがある。
即ち、かかる円筒型制御マウント1は第5図に示すよう
に、内筒部材2と、外筒部材3と、これら内,外筒部材
2,3間に介在される支持弾性体4とを備え、該外筒部材
3の内側には該支持弾性体4を切り欠いて内筒部材2を
境に図中上下方向に1対の流体室5,5aが形成されてい
る。
に、内筒部材2と、外筒部材3と、これら内,外筒部材
2,3間に介在される支持弾性体4とを備え、該外筒部材
3の内側には該支持弾性体4を切り欠いて内筒部材2を
境に図中上下方向に1対の流体室5,5aが形成されてい
る。
そして、上記外筒部材3と上記支持弾性体4との間に、
絶縁部材で形成された環状のオリフィス構成体6が挿入
され、該オリフィス構成体6に形成されたオリフィス通
路6aによって、上記流体室5,5aは互いに連通され、か
つ、これら流体室5,5aおよびオリフィス通路6a内には、
印加電圧によって粘度変化される電気レオロジー流体が
封入される。
絶縁部材で形成された環状のオリフィス構成体6が挿入
され、該オリフィス構成体6に形成されたオリフィス通
路6aによって、上記流体室5,5aは互いに連通され、か
つ、これら流体室5,5aおよびオリフィス通路6a内には、
印加電圧によって粘度変化される電気レオロジー流体が
封入される。
一方、上記オリフィス通路6aの径方向の内周には1対の
電極板7,7aが装着され、該電極板7,7aに制御電圧を印加
することにより、該オリフィス通路6a内の流体粘度が変
化されて減衰率が調節されるようになっている。
電極板7,7aが装着され、該電極板7,7aに制御電圧を印加
することにより、該オリフィス通路6a内の流体粘度が変
化されて減衰率が調節されるようになっている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来の円筒型制御マウント1にあ
っては、上述したようにオリフィス通路6aがオリフィス
構成体6に形成され、該オリフィス通路6aの内径側およ
び外径側の内周面に電極板7,7aが配置される構成である
ため、該電極板7,7aを取り付ける部分にはどうしてもオ
リフィス構成体6の肉厚部分が必要となり、該肉厚部分
によってオリフィス通路6aの断面積が小さくなってしま
う。
っては、上述したようにオリフィス通路6aがオリフィス
構成体6に形成され、該オリフィス通路6aの内径側およ
び外径側の内周面に電極板7,7aが配置される構成である
ため、該電極板7,7aを取り付ける部分にはどうしてもオ
リフィス構成体6の肉厚部分が必要となり、該肉厚部分
によってオリフィス通路6aの断面積が小さくなってしま
う。
また、上記電極板7,7aはその全面が上記オリフィス通路
6aの内,外側に装着されるため、オリフィス構成体6が
絶縁部材で形成されるとはいえ、該絶縁部材を通して電
圧がリークされてしまい、電極板7,7aのうち正極側の電
極板と、アース電極が印加される外筒部材又は内筒部材
との間に電界が発生され、入力された電圧を有効に利用
することができなくなってしまう。
6aの内,外側に装着されるため、オリフィス構成体6が
絶縁部材で形成されるとはいえ、該絶縁部材を通して電
圧がリークされてしまい、電極板7,7aのうち正極側の電
極板と、アース電極が印加される外筒部材又は内筒部材
との間に電界が発生され、入力された電圧を有効に利用
することができなくなってしまう。
更に、絶縁部材で形成されたオリフィス構成体6の表面
に電気レオロジー流体内の分散質が付着され、該分散質
によって電極板7,7a間の絶縁抵抗が低下されてしまうと
いう課題があった。
に電気レオロジー流体内の分散質が付着され、該分散質
によって電極板7,7a間の絶縁抵抗が低下されてしまうと
いう課題があった。
そこで、本考案は、オリフィス通路の断面積を大きく確
保することができると共に、電極部材からオリフィス通
路の外方にリークされる電圧を極力低減させ、かつ、分
散質の付着を著しく低減させるようにした、円筒型制御
マウントを提供することを目的とする。
保することができると共に、電極部材からオリフィス通
路の外方にリークされる電圧を極力低減させ、かつ、分
散質の付着を著しく低減させるようにした、円筒型制御
マウントを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために本考案は、加振体又は被加
振体の一方に取り付けられる内筒部材と、 該内筒部材の外側を囲繞して配置され、加振体又は被加
振体の他方に取り付けられる外筒部材と、 これら内筒部材および外筒部材間に介在される支持弾性
体と、 該支持弾性体によって隔成される主流体室と、 該主流体室と分離して設けられ、弾性薄膜によって隔成
される副流体室と、 これら主流体室と副流体室とを連通し、上記外筒部材の
内周に沿って配置される弧状のオリフィス通路および該
オリフィス通路内に配置され、制御電圧が印加される電
極部材からなる電極オリフィスとを備え、 上記主流体室,副流体室および電極オリフィス内に、印
加電圧に応じて粘度変化される電気レオロジー流体を封
入して、該電極オリフィスに印加される制御電圧に応じ
て、オリフィス通路内を移動する流体の減衰率が可変と
される円筒型制御マウントにおいて、 上記電極オリフィスの電極部材は、上記外筒部材と上記
支持弾性体との間に所定間隔をもって径方向に離隔して
配置され、上記オリフィス通路の径方向の両側をそれ自
体で隔成すると共に、それぞれアース電極の電圧が印加
される第1,第2負電極板と、 これら第1,第2負電極板間に絶縁部材を介して適宜箇所
が支持されて配置され、正極の制御電圧が印加される正
電極板とによって構成する。
振体の一方に取り付けられる内筒部材と、 該内筒部材の外側を囲繞して配置され、加振体又は被加
振体の他方に取り付けられる外筒部材と、 これら内筒部材および外筒部材間に介在される支持弾性
体と、 該支持弾性体によって隔成される主流体室と、 該主流体室と分離して設けられ、弾性薄膜によって隔成
される副流体室と、 これら主流体室と副流体室とを連通し、上記外筒部材の
内周に沿って配置される弧状のオリフィス通路および該
オリフィス通路内に配置され、制御電圧が印加される電
極部材からなる電極オリフィスとを備え、 上記主流体室,副流体室および電極オリフィス内に、印
加電圧に応じて粘度変化される電気レオロジー流体を封
入して、該電極オリフィスに印加される制御電圧に応じ
て、オリフィス通路内を移動する流体の減衰率が可変と
される円筒型制御マウントにおいて、 上記電極オリフィスの電極部材は、上記外筒部材と上記
支持弾性体との間に所定間隔をもって径方向に離隔して
配置され、上記オリフィス通路の径方向の両側をそれ自
体で隔成すると共に、それぞれアース電極の電圧が印加
される第1,第2負電極板と、 これら第1,第2負電極板間に絶縁部材を介して適宜箇所
が支持されて配置され、正極の制御電圧が印加される正
電極板とによって構成する。
また、上記絶縁部材の1つに、上記外筒部材の外方と上
記正電極板とを連通する挿入孔を形成し、該正電極板に
電圧を印加するためのコネクタを該挿入孔に取り付ける
構成とするのが望ましい。
記正電極板とを連通する挿入孔を形成し、該正電極板に
電圧を印加するためのコネクタを該挿入孔に取り付ける
構成とするのが望ましい。
更に、上記挿入孔を上記オリフィス通路内に連通させる
と共に、該挿入孔を上記コネクタで液密閉止し、該挿入
孔を電気レオロジー流体の注入口とすることができる。
と共に、該挿入孔を上記コネクタで液密閉止し、該挿入
孔を電気レオロジー流体の注入口とすることができる。
作用 以上の構成により本考案の円筒型制御マウントにあって
は、電極オリフィスの電極部材を、第1,第2負電極板と
これら両負電極板間に配置される正電極板とによって構
成し、オリフィス通路径方向の両側が第1,第2負電極板
自体によって隔成されるため、従来用いられたオリフィ
ス構成体を必要とせず、該オリフィス通路の断面積を大
きく設定することができる。
は、電極オリフィスの電極部材を、第1,第2負電極板と
これら両負電極板間に配置される正電極板とによって構
成し、オリフィス通路径方向の両側が第1,第2負電極板
自体によって隔成されるため、従来用いられたオリフィ
ス構成体を必要とせず、該オリフィス通路の断面積を大
きく設定することができる。
そして、上記電極部材は第1,第2負電極板間に正電極板
が配置される構成となっているため、該正電極板に出力
された印加電圧は、これの両側に位置する第1,第2負電
極板との間、つまり、オリフィス通路内のみで電界を発
生させることができると共に、上記正電極板は絶縁部材
を介して適宜箇所、つまり、部分的に支持されるため、
電圧のリーク量を極力減少させることができる。
が配置される構成となっているため、該正電極板に出力
された印加電圧は、これの両側に位置する第1,第2負電
極板との間、つまり、オリフィス通路内のみで電界を発
生させることができると共に、上記正電極板は絶縁部材
を介して適宜箇所、つまり、部分的に支持されるため、
電圧のリーク量を極力減少させることができる。
また、上記絶縁部材の1つに形成された挿入孔にコネク
タを取り付ける構成とすることにより、コネクタの取付
構造を簡単化することができる。
タを取り付ける構成とすることにより、コネクタの取付
構造を簡単化することができる。
更に、上記コネクタ取り付け用の挿入孔をオリフィス通
路内に連通させて電気レオロジー流体の注入口とするこ
とにより、更なる構造の簡単化を行うことができる。
路内に連通させて電気レオロジー流体の注入口とするこ
とにより、更なる構造の簡単化を行うことができる。
実施例 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第1図から第4図は本考案の一実施例を示す円筒
型制御マウント10で、該円筒型制御マウント10は車両の
エンジンマウントとして用いられる場合に例をとって述
べる。
型制御マウント10で、該円筒型制御マウント10は車両の
エンジンマウントとして用いられる場合に例をとって述
べる。
上記円筒型制御マウント10は、内筒部材12と、該内筒部
材12の外側を囲繞して配置される外筒部材14とを備え、
これら内筒部材12および外筒部材14の一方は加振体とし
ての図外のパワーユニット側に取り付けられ、かつ、他
方は被加振体としての車体側に取り付けられる。
材12の外側を囲繞して配置される外筒部材14とを備え、
これら内筒部材12および外筒部材14の一方は加振体とし
ての図外のパワーユニット側に取り付けられ、かつ、他
方は被加振体としての車体側に取り付けられる。
上記内筒部材12と外筒部材14との間には、パワーユニッ
トの荷重を支持するための支持弾性体16が介在される。
トの荷重を支持するための支持弾性体16が介在される。
上記支持弾性体16の内周部は、上記内筒部材12の外周に
加硫接着されると共に、該支持弾性体16の外周部は、上
記外筒部材14の内周に圧入される環状部材18内に、リッ
プ部16aを介して液密に圧入固定される。
加硫接着されると共に、該支持弾性体16の外周部は、上
記外筒部材14の内周に圧入される環状部材18内に、リッ
プ部16aを介して液密に圧入固定される。
そして、上記支持弾性体16の図中下方は切り欠かれて、
上記環状部材18の内周との間に主流体室20が形成され、
かつ、該支持弾性体16の図中上方には空間部Sをもって
薄膜状に形成されたダイアフラム22を隔壁として副流体
室24が形成される。
上記環状部材18の内周との間に主流体室20が形成され、
かつ、該支持弾性体16の図中上方には空間部Sをもって
薄膜状に形成されたダイアフラム22を隔壁として副流体
室24が形成される。
上記支持弾性体16の外周中央部には溝部16bが形成さ
れ、該溝部16bには断面U字状のサブフレーム26が嵌合
されて加硫接着されており、かつ、該サブフレーム26は
上記主流体室20および上記副流体室24部分が切除され
て、第1図中左右方向に2枚の弧状部材として分離され
ている。
れ、該溝部16bには断面U字状のサブフレーム26が嵌合
されて加硫接着されており、かつ、該サブフレーム26は
上記主流体室20および上記副流体室24部分が切除され
て、第1図中左右方向に2枚の弧状部材として分離され
ている。
ところで、上記環状部材18および上記サブフレーム26は
それぞれ金属板で形成され、該環状部材18を第1負電極
板とし、かつ、該サブフレーム26を第2負電極板として
用い、これら環状部材18とサブフレーム26間の空間部が
オリフィス通路28として構成される。
それぞれ金属板で形成され、該環状部材18を第1負電極
板とし、かつ、該サブフレーム26を第2負電極板として
用い、これら環状部材18とサブフレーム26間の空間部が
オリフィス通路28として構成される。
尚、上記環状部材18とサブフレーム26との間は、上記オ
リフィス通路28に必要な断面積を確保するように所定間
隔をもって離隔されている。
リフィス通路28に必要な断面積を確保するように所定間
隔をもって離隔されている。
ここで、上記環状部材18と上記サブフレーム26との間
に、上記主流体室20部分が切除されて馬蹄形をした正電
極板30を配置し、該正電極板30の両端部は第1絶縁部材
32および第2絶縁部材34を介して上記サブフレーム26に
支持され、かつ、該正電極板30の中央部は第3絶縁部材
36を介して上記環状部材18の図中上端部に支持される。
に、上記主流体室20部分が切除されて馬蹄形をした正電
極板30を配置し、該正電極板30の両端部は第1絶縁部材
32および第2絶縁部材34を介して上記サブフレーム26に
支持され、かつ、該正電極板30の中央部は第3絶縁部材
36を介して上記環状部材18の図中上端部に支持される。
そして、上記オリフィス通路28と、第1,第2負電極板と
された環状部材18およびサブフレーム26と、上記正電極
板30とによって電極オリフィス35が構成されている。
された環状部材18およびサブフレーム26と、上記正電極
板30とによって電極オリフィス35が構成されている。
尚、上記正電極板30はマウント軸方向の寸法が、上記環
状部材18およびサブフレーム26より小さく形成され、該
正電極板30の両側部分をもって該正電極板30内、外方の
上記オリフィス通路28は互いに連通されている。
状部材18およびサブフレーム26より小さく形成され、該
正電極板30の両側部分をもって該正電極板30内、外方の
上記オリフィス通路28は互いに連通されている。
上記第1,第2絶縁部材32,34は、サブフレーム26と正電
極板30との間に介在される絶縁ワッシャ32a,34aと、正
電極板30を貫通して該絶縁ワッシャ32a,34aに挿入され
る絶縁ブッシュ32b,34bとで構成され、これら絶縁ワッ
シャ32a,34aおよび絶縁ブッシュ32b,34bは、該絶縁ブッ
シュ32b,34bが貫通される金属製のビス38,40がサブフレ
ーム26に螺着されることにより固定される。
極板30との間に介在される絶縁ワッシャ32a,34aと、正
電極板30を貫通して該絶縁ワッシャ32a,34aに挿入され
る絶縁ブッシュ32b,34bとで構成され、これら絶縁ワッ
シャ32a,34aおよび絶縁ブッシュ32b,34bは、該絶縁ブッ
シュ32b,34bが貫通される金属製のビス38,40がサブフレ
ーム26に螺着されることにより固定される。
従って、上記ビス38,40は上記サブフレーム26と螺合部
分を介して電気的に短絡されるようになっており、更
に、該ビス38,40の頭部に嵌合された金属製のワッシャ4
2,44が、上記環状部材18の内周に押圧的に接触され、こ
れらビス38,40およびワッシャ42,44を介して環状部材18
とサブフレーム26とは短絡される。
分を介して電気的に短絡されるようになっており、更
に、該ビス38,40の頭部に嵌合された金属製のワッシャ4
2,44が、上記環状部材18の内周に押圧的に接触され、こ
れらビス38,40およびワッシャ42,44を介して環状部材18
とサブフレーム26とは短絡される。
一方、上記第3絶縁部材36は環状部材18と正電極板30と
の間に介在される絶縁ワッシャ36aと、環状部材18を貫
通して該絶縁ワッシャ36aに挿入される絶縁ブッシュ36b
とで構成され、これら絶縁ワッシャ36aと絶縁ブッシュ3
6bとは、該絶縁ブッシュ36bに貫通される金属製のビス4
6が正電極板30に螺着されることにより固定される。
の間に介在される絶縁ワッシャ36aと、環状部材18を貫
通して該絶縁ワッシャ36aに挿入される絶縁ブッシュ36b
とで構成され、これら絶縁ワッシャ36aと絶縁ブッシュ3
6bとは、該絶縁ブッシュ36bに貫通される金属製のビス4
6が正電極板30に螺着されることにより固定される。
尚、上記第1,第2および第3の各絶縁部材32,34,36は、
例えばアルミナ磁器等の絶縁材料によってそれぞれのワ
ッシャおよびブッシュが形成されている。
例えばアルミナ磁器等の絶縁材料によってそれぞれのワ
ッシャおよびブッシュが形成されている。
上記ビス46は外筒部材14の上端部に形成された開口部14
aから上記絶縁ブッシュ36bに着脱されるようになってお
り、かつ、該ビス46には制御電圧出力用の配線48が接続
されるワッシャ50が取り付けられており、該ビス46は正
電極板30に電圧を印加するためのコネクタとして用いら
れ、該ビス46の螺合部分をもって該正電極板30に短絡さ
れる。
aから上記絶縁ブッシュ36bに着脱されるようになってお
り、かつ、該ビス46には制御電圧出力用の配線48が接続
されるワッシャ50が取り付けられており、該ビス46は正
電極板30に電圧を印加するためのコネクタとして用いら
れ、該ビス46の螺合部分をもって該正電極板30に短絡さ
れる。
尚、上記ビス46が螺合される部分の正電極板30は2重折
りにされ、該螺合部分の強度の向上が図られている。
りにされ、該螺合部分の強度の向上が図られている。
また、上記ビス46が挿入される絶縁ブッシュ36bの挿入
孔36cは、正電極板30の内側のオリフィス通路28内に貫
通されると共に、該挿入孔36cは該ビス46によって液密
に閉止され、該ビス46を取り外した状態では該挿入孔36
cを介してオリフィス通路28は外筒部材14の外方と連通
され、この状態で該挿入孔36cは作動液の注入口として
用いられる。
孔36cは、正電極板30の内側のオリフィス通路28内に貫
通されると共に、該挿入孔36cは該ビス46によって液密
に閉止され、該ビス46を取り外した状態では該挿入孔36
cを介してオリフィス通路28は外筒部材14の外方と連通
され、この状態で該挿入孔36cは作動液の注入口として
用いられる。
ところで、上記挿入孔36cから注入される作動液として
は電気レオロジー流体が用いられ、該電気レオロジー流
体は主流体室20,副流体室24およびオリフィス通路28内
に封入される。
は電気レオロジー流体が用いられ、該電気レオロジー流
体は主流体室20,副流体室24およびオリフィス通路28内
に封入される。
上記電気レオロジー流体は、高い電場が与えられると粘
度が著しく高くなる性質を有しており、本実施例では上
記電極オリフィス35の正電極板30と、環状部材18および
サブフレーム26との間に高電圧が印加されると、オリフ
ィス通路28内の流体粘度が高く設定されるようになって
いる。
度が著しく高くなる性質を有しており、本実施例では上
記電極オリフィス35の正電極板30と、環状部材18および
サブフレーム26との間に高電圧が印加されると、オリフ
ィス通路28内の流体粘度が高く設定されるようになって
いる。
一方、上記外筒部材14の図中上端部には、上記開口部14
aを覆ってカバー52が取り付けられ、該カバー52内には
高圧トランス54およびトランジスタ56が収納され、図外
のバッテリから供給される12V電圧を該トランジスタ56,
高圧トランス54を介して高周波で印加することにより、
該高圧トランス56の2次側(コネクタとしてのビス46
側)に高電圧が発生されるようになっている。
aを覆ってカバー52が取り付けられ、該カバー52内には
高圧トランス54およびトランジスタ56が収納され、図外
のバッテリから供給される12V電圧を該トランジスタ56,
高圧トランス54を介して高周波で印加することにより、
該高圧トランス56の2次側(コネクタとしてのビス46
側)に高電圧が発生されるようになっている。
もちろん、上記高圧トランス56による電圧駆動を停止す
ることにより、高電圧の出力も停止される。
ることにより、高電圧の出力も停止される。
また、第1,第2負電極板として用いられる環状部材18お
よびサブフレーム26には、車体側に装着される外筒部材
14からアース電圧が印加されている。
よびサブフレーム26には、車体側に装着される外筒部材
14からアース電圧が印加されている。
以上の構成により本実施例の円筒型制御マウント10にあ
っては、パワーユニット振動により内筒部材12と外筒部
材14との間が相対移動されると、これに伴って支持弾性
体16が変形されて主流体室20内の容積が変化され、該主
流体室20内の流体(電気レオロジー流体)はオリフィス
通路28を介して副流体室24との間で移動される。
っては、パワーユニット振動により内筒部材12と外筒部
材14との間が相対移動されると、これに伴って支持弾性
体16が変形されて主流体室20内の容積が変化され、該主
流体室20内の流体(電気レオロジー流体)はオリフィス
通路28を介して副流体室24との間で移動される。
このとき、上記オリフィス通路28内で流体を共振させる
ことにより、マウントの動ばねを著しく低下させること
ができ、通常、この動ばねの低下領域はアイドル振動の
発生領域にチューニングされて、該アイドル振動が車体
側に伝達されるのを効果的に低減できるようになってい
る。
ことにより、マウントの動ばねを著しく低下させること
ができ、通常、この動ばねの低下領域はアイドル振動の
発生領域にチューニングされて、該アイドル振動が車体
側に伝達されるのを効果的に低減できるようになってい
る。
ところで、かかるオリフィス通路28内に流体共振を発生
させるためには、該流体の粘度は低いほどよく、上記電
極オリフィス35への電圧印加は停止される。
させるためには、該流体の粘度は低いほどよく、上記電
極オリフィス35への電圧印加は停止される。
一方、パワーユニットが路面振動に共振されるエンジン
シェイクの発生時には、該パワーユニットの揺動を規制
する目的でオリフィス通路28内を遮断した方が望まし
く、上記電極オリフィス35に高電圧を印加して該オリフ
ィス通路28内の流体粘度は高く設定される。
シェイクの発生時には、該パワーユニットの揺動を規制
する目的でオリフィス通路28内を遮断した方が望まし
く、上記電極オリフィス35に高電圧を印加して該オリフ
ィス通路28内の流体粘度は高く設定される。
ところで、上記電極オリフィス35に電圧が印加される
際、負電極板としての環状部材18およびサブフレーム26
が、正電極板30の両側に配置され、かつ、該正電極板30
は第1,第2,第3絶縁部材を介して部分的に支持されるた
め、リーク電圧を大幅に低減することができる。
際、負電極板としての環状部材18およびサブフレーム26
が、正電極板30の両側に配置され、かつ、該正電極板30
は第1,第2,第3絶縁部材を介して部分的に支持されるた
め、リーク電圧を大幅に低減することができる。
また、上記電極オリフィス35のオリフィス通路28は、そ
の径方向の両側が負電極板である環状部材18とサブフレ
ーム26によって隔成されるため、従来のように絶縁体で
形成されるオリフィス構成体を用いる必要はなく、該オ
リフィス通路28の断面積を大きく設定することができ
る。
の径方向の両側が負電極板である環状部材18とサブフレ
ーム26によって隔成されるため、従来のように絶縁体で
形成されるオリフィス構成体を用いる必要はなく、該オ
リフィス通路28の断面積を大きく設定することができ
る。
更に、上記正電極板30を支持するための絶縁部材32,34,
36は部分的に配置されて、その表面積を大幅に少なくす
ることができるため、絶縁体の表面に付着する電気レオ
ロジー流体中の分散質量を著しく少なくすることがで
き、絶縁抵抗の低下を大幅に抑制することができる。
36は部分的に配置されて、その表面積を大幅に少なくす
ることができるため、絶縁体の表面に付着する電気レオ
ロジー流体中の分散質量を著しく少なくすることがで
き、絶縁抵抗の低下を大幅に抑制することができる。
ところで、上記絶縁部材32,34,36のうち第3絶縁部材36
を固定するためのビス46を、正電極板30に電圧を印加す
るためのコネクタとして用いることにより、構造の簡単
化を図り、かつ、部品点数の削減を達成することができ
る。
を固定するためのビス46を、正電極板30に電圧を印加す
るためのコネクタとして用いることにより、構造の簡単
化を図り、かつ、部品点数の削減を達成することができ
る。
また、上記ビス46が取り付けられる絶縁ブイッシュ36b
の挿入孔36cは外筒部材14の外方とオリフィス通路28内
とを連通し、該挿入孔36cを電気レオロジー流体の注入
口として用いるようにしたので、電気レオロジー流体を
封入するための構造が著しく簡単化される。
の挿入孔36cは外筒部材14の外方とオリフィス通路28内
とを連通し、該挿入孔36cを電気レオロジー流体の注入
口として用いるようにしたので、電気レオロジー流体を
封入するための構造が著しく簡単化される。
考案の効果 以上説明したように本考案の請求項1に示す円筒型制御
マウントにあっては、電極オリフィスの電極部材を、第
1,第2負電極板とこれら両負電極板間に配置される正電
極板とによって構成し、オリフィス通路径方向の両側が
第1,第2負電極板自体によって隔成されるため、従来用
いられたオリフィス構成体を必要とせず、該オリフィス
通路の断面積を大きく設定することができるため、設計
の自由度を大幅に増大することができる。
マウントにあっては、電極オリフィスの電極部材を、第
1,第2負電極板とこれら両負電極板間に配置される正電
極板とによって構成し、オリフィス通路径方向の両側が
第1,第2負電極板自体によって隔成されるため、従来用
いられたオリフィス構成体を必要とせず、該オリフィス
通路の断面積を大きく設定することができるため、設計
の自由度を大幅に増大することができる。
そして、上記電極部材は第1,第2負電極板間に正電極板
が配置される構成となっているため、該正電極板に出力
された印加電圧は、これの両側に位置する第1,第2負電
極板との間、つまり、オリフィス通路内のみで電界を発
生させることができると共に、上記正電極板は絶縁部材
を介して適宜箇所、つまり、部分的に支持されるため、
電圧のリーク量を極力減少させ、出力電圧の損失を極力
防止することができる。
が配置される構成となっているため、該正電極板に出力
された印加電圧は、これの両側に位置する第1,第2負電
極板との間、つまり、オリフィス通路内のみで電界を発
生させることができると共に、上記正電極板は絶縁部材
を介して適宜箇所、つまり、部分的に支持されるため、
電圧のリーク量を極力減少させ、出力電圧の損失を極力
防止することができる。
また、本考案の請求項2では、上記請求項1の絶縁部材
の1つに形成された開口部にコネクタを取り付ける構成
とすることにより、コネクタの取付構造を簡単化するこ
とができ、部品点数の削減と相俟って大幅なコストダウ
ンを図ることができる。
の1つに形成された開口部にコネクタを取り付ける構成
とすることにより、コネクタの取付構造を簡単化するこ
とができ、部品点数の削減と相俟って大幅なコストダウ
ンを図ることができる。
更に、本考案の請求項3では、上記請求項2のコネクタ
取り付け用の挿入孔をオリフィス通路内に連通させて、
該挿入孔を電気レオロジー流体の注入口とすることによ
り、更なる構造の簡単化を行うことができるという優れ
た効果を奏する。
取り付け用の挿入孔をオリフィス通路内に連通させて、
該挿入孔を電気レオロジー流体の注入口とすることによ
り、更なる構造の簡単化を行うことができるという優れ
た効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図中のII−II線断面図、第3図は第1図中のIII−III線
断面図、第4図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第5図は従来の円筒型制御マウントを示す断面図であ
る。 10……円筒型制御マウント、12……内筒部材、14……外
筒部材、16……指示弾性体、18……環状部材(第1負電
極板)、20……主流体室、24……副流体室、26……サブ
フレーム(第2負電極板)、28……オリフィス通路、30
……正電極板、32,34,36……絶縁部材、36c……挿入
孔、35……電極オリフィス、46……ビス(コネクタ)。
図中のII−II線断面図、第3図は第1図中のIII−III線
断面図、第4図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第5図は従来の円筒型制御マウントを示す断面図であ
る。 10……円筒型制御マウント、12……内筒部材、14……外
筒部材、16……指示弾性体、18……環状部材(第1負電
極板)、20……主流体室、24……副流体室、26……サブ
フレーム(第2負電極板)、28……オリフィス通路、30
……正電極板、32,34,36……絶縁部材、36c……挿入
孔、35……電極オリフィス、46……ビス(コネクタ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 茂樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−210637(JP,A) 特開 平1−120452(JP,A) 実開 平2−71142(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】加振体又は被加振体の一方に取り付けられ
る内筒部材と、 該内筒部材の外側を囲繞して配置され、加振体又は被加
振体の他方に取り付けられる外筒部材と、 これら内筒部材および外筒部材間に介在される支持弾性
体と、 該支持弾性体によって隔成される主流体室と、 該主流体室と分離して設けられ、弾性薄膜によって隔成
される副流体室と、 これら主流体室と副流体室とを連通し、上記外筒部材の
内周に沿って配置される弧状のオリフィス通路および該
オリフィス通路内に配置され、制御電圧が印加される電
極部材からなる電極オリフィスとを備え、 上記主流体室,副流体室および電極オリフィス内に、印
加電圧に応じて粘度変化される電気レオロジー流体を封
入して、該電極オリフィスに印加される制御電圧に応じ
て、オリフィス通路内を移動する流体の減衰率が可変と
される円筒型制御マウントにおいて、 上記電極オリフィスの電極部材は、上記外筒部材と上記
支持弾性体との間に所定間隔をもって径方向に離隔して
配置され、上記オリフィス通路の径方向の両側をそれ自
体で隔成すると共に、それぞれアース電極の電圧が印加
される第1,第2負電極板と、 これら第1,第2負電極板間に絶縁部材を介して適宜箇所
が支持されて配置され、正極の制御電圧が印加される正
電極板とによって構成したことを特徴とする円筒型制御
マウント。 - 【請求項2】上記絶縁部材の1つに、上記外筒部材の外
方と上記正電極板とを連通する挿入孔を形成し、該正電
極板に電圧を印加するためのコネクタを該挿入孔に取り
付けたことを特徴とする請求項1に記載の円筒型制御マ
ウント。 - 【請求項3】上記挿入孔を上記オリフィス通路内に連通
させると共に、該挿入孔を上記コネクタで液密閉止し、
該開口部を電気レオロジー流体の注入口としたことを特
徴とする請求項2に記載の円筒型制御マウント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16374688U JPH0712747Y2 (ja) | 1988-12-17 | 1988-12-17 | 円筒型制御マウント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16374688U JPH0712747Y2 (ja) | 1988-12-17 | 1988-12-17 | 円筒型制御マウント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0284032U JPH0284032U (ja) | 1990-06-29 |
| JPH0712747Y2 true JPH0712747Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31448745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16374688U Expired - Lifetime JPH0712747Y2 (ja) | 1988-12-17 | 1988-12-17 | 円筒型制御マウント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712747Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-17 JP JP16374688U patent/JPH0712747Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0284032U (ja) | 1990-06-29 |
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