JPH07127709A - 自動変速機用オイルポンプの支持構造 - Google Patents
自動変速機用オイルポンプの支持構造Info
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- JPH07127709A JPH07127709A JP27216893A JP27216893A JPH07127709A JP H07127709 A JPH07127709 A JP H07127709A JP 27216893 A JP27216893 A JP 27216893A JP 27216893 A JP27216893 A JP 27216893A JP H07127709 A JPH07127709 A JP H07127709A
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- inner rotor
- rotor
- pump
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/102—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組付けを容易にするためだけの加工や部品を
必要とせずに、組付け時の誤組付けの可能性を除去して
組付け性を向上した自動変速機用のオイルポンプの支持
構造を提供すること。 【構成】 ハウジング内にインナーロータとアウターロ
ータとが収納され、ハウジング外側からインナーロータ
の内径部に駆動軸を嵌合して組付ける自動変速機用のオ
イルポンプのインナーロータをトルクコンバータのステ
ータシャフトに支持し、インナーロータの内径部とステ
ータシャフトの外径支持部との隙間δsを、駆動軸挿入
部内径D1 、駆動軸とインナーロータの嵌合部のインナ
ーロータ内径D2 、駆動軸先端部外径D3 、駆動軸とイ
ンナーロータの嵌合部の駆動軸外径D4 に対し、δs≦
D2 −D1 +D4 −D3 となる様に設定する。
必要とせずに、組付け時の誤組付けの可能性を除去して
組付け性を向上した自動変速機用のオイルポンプの支持
構造を提供すること。 【構成】 ハウジング内にインナーロータとアウターロ
ータとが収納され、ハウジング外側からインナーロータ
の内径部に駆動軸を嵌合して組付ける自動変速機用のオ
イルポンプのインナーロータをトルクコンバータのステ
ータシャフトに支持し、インナーロータの内径部とステ
ータシャフトの外径支持部との隙間δsを、駆動軸挿入
部内径D1 、駆動軸とインナーロータの嵌合部のインナ
ーロータ内径D2 、駆動軸先端部外径D3 、駆動軸とイ
ンナーロータの嵌合部の駆動軸外径D4 に対し、δs≦
D2 −D1 +D4 −D3 となる様に設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機用のオイル
ポンプの支持構造に関する。
ポンプの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機用のオイルポンプとしては、
インナーロータとアウタロータとから成る内接ギヤポン
プやベーンポンプが用いられることが多い。ところが、
トロコイドポンプ等のクレセントの無い内接ギヤポンプ
では、組付け時にインナーロータは位置決めされていな
いため、ポンプハウジング内の正規位置からずれた位置
に配置されている場合が多く、ポンプハウジングの外側
からトルクコンバータのエクステンションスリーブ等の
ポンプの駆動軸をインナーロータの内径部に組付けよう
とするとインナーロータの中心位置がずれていて駆動軸
の組付けが出来ない場合がある。そこで、この様な組付
け性の悪さを改善するために、従来より種々の提案がな
されており、例えば、実開昭62−133978号公
報、実開平4−84778号公報では、クレセントのな
い内接ギヤポンプのインナーロータを駆動軸を支持する
軸受けブッシュで支持し駆動軸を組付けることが提案さ
れ(図8および図9参照)、また特開昭58−1552
89号公報では、インナーロータをロータとハウジング
の間にセンタリング部材を設けることにより位置決めを
して駆動軸を組付けることが開示されている(図10参
照)。
インナーロータとアウタロータとから成る内接ギヤポン
プやベーンポンプが用いられることが多い。ところが、
トロコイドポンプ等のクレセントの無い内接ギヤポンプ
では、組付け時にインナーロータは位置決めされていな
いため、ポンプハウジング内の正規位置からずれた位置
に配置されている場合が多く、ポンプハウジングの外側
からトルクコンバータのエクステンションスリーブ等の
ポンプの駆動軸をインナーロータの内径部に組付けよう
とするとインナーロータの中心位置がずれていて駆動軸
の組付けが出来ない場合がある。そこで、この様な組付
け性の悪さを改善するために、従来より種々の提案がな
されており、例えば、実開昭62−133978号公
報、実開平4−84778号公報では、クレセントのな
い内接ギヤポンプのインナーロータを駆動軸を支持する
軸受けブッシュで支持し駆動軸を組付けることが提案さ
れ(図8および図9参照)、また特開昭58−1552
89号公報では、インナーロータをロータとハウジング
の間にセンタリング部材を設けることにより位置決めを
して駆動軸を組付けることが開示されている(図10参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の例え
ば実開昭62−133978号公報、実開平4−847
78号公報で開示された様に、クレセントのない内接ギ
ヤポンプのインナーロータを、駆動軸を支持する軸受け
ブッシュで支持し駆動軸を組付ける場合には、インナー
ロータの側面に段差部(図8に番号21で示す)あるい
はテーパ部(図9に番号22で示す)を加工する必要が
あり、また特開昭58−155289号公報で開示され
た様にインナーロータをロータとハウジングの間に設け
たセンタリング部材により位置決めをして駆動軸を組付
ける場合にはセンタリング部材を追加する(図10に番
号30で示す)と共に、このセンタリング部材と係合す
る様にインナーロータ側に切り欠きを加工する必要があ
る。さらに、インナーロータの一方の側面に段差部、テ
ーパ部あるいはセンタリング部材と係合させるための切
り欠きを加工した場合にはインナーロータの軸方向の対
称性が失われ誤組付けの可能性を生起せしめる。ここ
で、インナーロータの軸方向の対称性を維持し誤組付け
の可能性を除去するために両側面に段差を設け表裏対称
形とした場合には、加工工数が倍になると共に駆動軸と
嵌合するインナーロータ内径部の軸方向の長さが短くな
り強度的に不利である。本発明は上記問題に鑑み、組付
けを容易にするためだけの加工や部品を必要とせずに、
組付け時の誤組付けの可能性を除去して組付け性を向上
した自動変速機用のオイルポンプの支持構造を提供する
ことを目的とする。
ば実開昭62−133978号公報、実開平4−847
78号公報で開示された様に、クレセントのない内接ギ
ヤポンプのインナーロータを、駆動軸を支持する軸受け
ブッシュで支持し駆動軸を組付ける場合には、インナー
ロータの側面に段差部(図8に番号21で示す)あるい
はテーパ部(図9に番号22で示す)を加工する必要が
あり、また特開昭58−155289号公報で開示され
た様にインナーロータをロータとハウジングの間に設け
たセンタリング部材により位置決めをして駆動軸を組付
ける場合にはセンタリング部材を追加する(図10に番
号30で示す)と共に、このセンタリング部材と係合す
る様にインナーロータ側に切り欠きを加工する必要があ
る。さらに、インナーロータの一方の側面に段差部、テ
ーパ部あるいはセンタリング部材と係合させるための切
り欠きを加工した場合にはインナーロータの軸方向の対
称性が失われ誤組付けの可能性を生起せしめる。ここ
で、インナーロータの軸方向の対称性を維持し誤組付け
の可能性を除去するために両側面に段差を設け表裏対称
形とした場合には、加工工数が倍になると共に駆動軸と
嵌合するインナーロータ内径部の軸方向の長さが短くな
り強度的に不利である。本発明は上記問題に鑑み、組付
けを容易にするためだけの加工や部品を必要とせずに、
組付け時の誤組付けの可能性を除去して組付け性を向上
した自動変速機用のオイルポンプの支持構造を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ハウジ
ング内にインナーロータとアウターロータとが収納さ
れ、前記ハウジング外側からインナーロータの内径部に
駆動軸を、ほぼ重力に直角の方向に移動させて、嵌合す
ることにより組付けられる自動変速機用のオイルポンプ
の支持構造において、前記インナーロータはトルクコン
バータのステータシャフトに支持するとともに、インナ
ーロータの内径部とステータシャフトの外径支持部との
隙間δsを、駆動軸の挿入部内径D1 、駆動軸とインナ
ーロータの嵌合部の、インナーロータ内径D2 、駆動軸
の先端部外径D3 、駆動軸とインナーロータの嵌合部
の、駆動軸外径D4 に対し、 δs≦D2 −D1 +D4 −D3 となる様に設定し、駆動軸を挿入可能に支持する様にし
た自動変速機用のオイルポンプの支持構造が提供され
る。また、上記の隙間δsを、インナーロータと駆動軸
の外径嵌合部の隙間δEに対して、 δs>δE となる様に設定しポンプ駆動トルクを低減することも可
能である。
ング内にインナーロータとアウターロータとが収納さ
れ、前記ハウジング外側からインナーロータの内径部に
駆動軸を、ほぼ重力に直角の方向に移動させて、嵌合す
ることにより組付けられる自動変速機用のオイルポンプ
の支持構造において、前記インナーロータはトルクコン
バータのステータシャフトに支持するとともに、インナ
ーロータの内径部とステータシャフトの外径支持部との
隙間δsを、駆動軸の挿入部内径D1 、駆動軸とインナ
ーロータの嵌合部の、インナーロータ内径D2 、駆動軸
の先端部外径D3 、駆動軸とインナーロータの嵌合部
の、駆動軸外径D4 に対し、 δs≦D2 −D1 +D4 −D3 となる様に設定し、駆動軸を挿入可能に支持する様にし
た自動変速機用のオイルポンプの支持構造が提供され
る。また、上記の隙間δsを、インナーロータと駆動軸
の外径嵌合部の隙間δEに対して、 δs>δE となる様に設定しポンプ駆動トルクを低減することも可
能である。
【0005】
【作用】請求項1に記載の、自動変速機用のオイルポン
プの支持構造によれば、ポンプ組付け時、インナーロー
タは、ポンプボデー中心軸線に合致し、トルクコンバー
タの駆動軸をインナーロータ嵌合部に嵌合させる穴径が
確保され、駆動軸の挿入を容易にする。さらに、請求項
2の様にすれば、ポンプ運転時、インナーロータは常に
駆動軸で支持されるために、インナーロータ内径部とス
テータシャフトとが接触しない。
プの支持構造によれば、ポンプ組付け時、インナーロー
タは、ポンプボデー中心軸線に合致し、トルクコンバー
タの駆動軸をインナーロータ嵌合部に嵌合させる穴径が
確保され、駆動軸の挿入を容易にする。さらに、請求項
2の様にすれば、ポンプ運転時、インナーロータは常に
駆動軸で支持されるために、インナーロータ内径部とス
テータシャフトとが接触しない。
【0006】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を説明
する。図1はクレセントの無い内接ギヤポンプ形のオイ
ルポンプに適用された本発明の一実施例の構造を示す図
であり、図2は図1のA−Aに沿って見た断面図を示し
ている。図において、1はポンプボデー、2はポンプカ
バー、3はポンプのインナーロータ、4はポンプのアウ
ターロータ、5はポンプのインナーロータを回転駆動す
る駆動軸である、6はトルクコンバータのステータシャ
フトである。
する。図1はクレセントの無い内接ギヤポンプ形のオイ
ルポンプに適用された本発明の一実施例の構造を示す図
であり、図2は図1のA−Aに沿って見た断面図を示し
ている。図において、1はポンプボデー、2はポンプカ
バー、3はポンプのインナーロータ、4はポンプのアウ
ターロータ、5はポンプのインナーロータを回転駆動す
る駆動軸である、6はトルクコンバータのステータシャ
フトである。
【0007】上記の様な部品で構成されるオイルポンプ
は次の様な手順によって組み立てられる。 (1)ポンプボデー1の内部に、ポンプのアウターロー
タ4を配置し、さらにその中にインナーロータ3を配置
する。 (2)一方、ポンプカバー2にステータシャフト6を締
まり嵌めで一体的に結合する。 (3)(A)でポンプのアウターロータ4とインナーロ
ータ3が配置されたポンプボデー1と(B)でステータ
シャフト6と一体的に結合されたポンプカバー2をねじ
止めによって合体させる。 (4)合体された半完成状態のオイルポンプのインナー
ロータ3に駆動軸5を挿入する。
は次の様な手順によって組み立てられる。 (1)ポンプボデー1の内部に、ポンプのアウターロー
タ4を配置し、さらにその中にインナーロータ3を配置
する。 (2)一方、ポンプカバー2にステータシャフト6を締
まり嵌めで一体的に結合する。 (3)(A)でポンプのアウターロータ4とインナーロ
ータ3が配置されたポンプボデー1と(B)でステータ
シャフト6と一体的に結合されたポンプカバー2をねじ
止めによって合体させる。 (4)合体された半完成状態のオイルポンプのインナー
ロータ3に駆動軸5を挿入する。
【0008】本発明は、上記の組付けの工程の内の最後
の(4)に関するものであるが、本発明の請求項1に記
載されている様に、インナーロータ3の内径部3aとス
テータシャフト6の外径部6aとの隙間δsを、駆動軸
5の挿入部内径D1 、駆動軸5とインナーロータ6の嵌
合部の、インナーロータ6の内径D2 、駆動軸5の先端
部外径D3 、駆動軸5とインナーロータ6の嵌合部の、
駆動軸5の外径D4 に対して、 δs≦D2 −D1 +D4 −D3 となる様に設定することによってオイルポンプのインナ
ーロータ3に駆動軸5の挿入が確実、容易になる理由に
就いて以下、図2、3、4を参照しながら説明する。
の(4)に関するものであるが、本発明の請求項1に記
載されている様に、インナーロータ3の内径部3aとス
テータシャフト6の外径部6aとの隙間δsを、駆動軸
5の挿入部内径D1 、駆動軸5とインナーロータ6の嵌
合部の、インナーロータ6の内径D2 、駆動軸5の先端
部外径D3 、駆動軸5とインナーロータ6の嵌合部の、
駆動軸5の外径D4 に対して、 δs≦D2 −D1 +D4 −D3 となる様に設定することによってオイルポンプのインナ
ーロータ3に駆動軸5の挿入が確実、容易になる理由に
就いて以下、図2、3、4を参照しながら説明する。
【0009】(4A)本発明による支持構造を有するオ
イルポンプは、中心軸が重力にほぼ直角になる様にして
組み立てられるので駆動軸5を挿入する前は、インナー
ロータ3は、その自重で内径部3aがステータシャフト
6の外径支持部6aに接するまで下方に落ち込んでい
る。したがって、駆動軸5を挿入する場合、挿入可能な
最小半径をr1 とすると、軸受け部材内径D1 とインナ
ーロータ内径D2 との偏心量がδs/2であるから r1 = D2 /2−δs/2 (4B)駆動軸5をポンプボデー1に挿入する場合に、
(4A)の様な状態のインナーロータ内径部に駆動軸を
挿入するのに最も厳しい条件は,駆動軸5の外径D4 が
軸受け部材内径D1 の上点1a’で接する様に挿入する
場合である。この時の駆動軸5の先端径D3 の上端と中
心軸線7との距離をr2 とすると、駆動軸5の外径
D3 、D4 と,軸受け部材内径D1 との偏心量がD1 /
2−D4 /2であるから、 r2 = D3 /2+D1 /2−D4 /2 (4C)駆動軸5をインナーロータ3の内径部3aにあ
らゆる場合で容易に挿入するには、 r1 ≧ r2 の
境界条件を満足すればよい。したがって、 D2 /2−δs/2 ≧ D3 /2+D1 /2−D4 /
2 となり、さらに、この式を変形することによって、請求
項1に記載したのと同じ下式が得られる。 δs≦D2 −D1 +D4 −D3
イルポンプは、中心軸が重力にほぼ直角になる様にして
組み立てられるので駆動軸5を挿入する前は、インナー
ロータ3は、その自重で内径部3aがステータシャフト
6の外径支持部6aに接するまで下方に落ち込んでい
る。したがって、駆動軸5を挿入する場合、挿入可能な
最小半径をr1 とすると、軸受け部材内径D1 とインナ
ーロータ内径D2 との偏心量がδs/2であるから r1 = D2 /2−δs/2 (4B)駆動軸5をポンプボデー1に挿入する場合に、
(4A)の様な状態のインナーロータ内径部に駆動軸を
挿入するのに最も厳しい条件は,駆動軸5の外径D4 が
軸受け部材内径D1 の上点1a’で接する様に挿入する
場合である。この時の駆動軸5の先端径D3 の上端と中
心軸線7との距離をr2 とすると、駆動軸5の外径
D3 、D4 と,軸受け部材内径D1 との偏心量がD1 /
2−D4 /2であるから、 r2 = D3 /2+D1 /2−D4 /2 (4C)駆動軸5をインナーロータ3の内径部3aにあ
らゆる場合で容易に挿入するには、 r1 ≧ r2 の
境界条件を満足すればよい。したがって、 D2 /2−δs/2 ≧ D3 /2+D1 /2−D4 /
2 となり、さらに、この式を変形することによって、請求
項1に記載したのと同じ下式が得られる。 δs≦D2 −D1 +D4 −D3
【0010】次に、請求項2の様に、インナーロータ3
の内径部3aとステータシャフト6の外径支持部6aと
の隙間δsを、インナーロータ3と駆動軸5の嵌合部の
隙間δEに対して、 δs>δE となる様に設定すればポンプ運転時、インナーロータ3
は常に駆動軸5で支持され、インナーロータ3の内径部
3aとステータシャフト外径支持部6aとが接触しない
のは理由について図5を参照しながら説明する。インナ
ーロータ3と、駆動軸5およびステータシャフト6は、
図1から4に示された様に係合しているが、駆動軸5お
よびステータシャフト6との関係を、模式的に、軸方向
に連続して、且つすべての中心軸を一致させて描くと図
5の(A)に示す様に表すことができる。ここで、イン
ナーロータ3の内径部3aとステータシャフト6の外径
支持部6aとの隙間δsの半分のδs/2とインナーロ
ータ3と駆動軸5の嵌合部の隙間δEの半分のδE/2
をδs/2>δE/2となる様にしておけば、実際上、
図5の(B)に示す様に、インナーロータ3が重力によ
って下方に落ち込んだ場合にも、インナーロータ3の下
方への落ち込みは駆動軸5によって規制されてインナー
ロータ3とステータシャフト6との間には、なお隙間が
残存するのでインナーロータ3とステータシャフト6と
の間では接触は起こらない。したがって、δs/2>δ
E/2、すなわちδs>δEとなる様にしておけばイン
ナーロータ3とステータシャフト6との間では接触は起
こらないことになる。
の内径部3aとステータシャフト6の外径支持部6aと
の隙間δsを、インナーロータ3と駆動軸5の嵌合部の
隙間δEに対して、 δs>δE となる様に設定すればポンプ運転時、インナーロータ3
は常に駆動軸5で支持され、インナーロータ3の内径部
3aとステータシャフト外径支持部6aとが接触しない
のは理由について図5を参照しながら説明する。インナ
ーロータ3と、駆動軸5およびステータシャフト6は、
図1から4に示された様に係合しているが、駆動軸5お
よびステータシャフト6との関係を、模式的に、軸方向
に連続して、且つすべての中心軸を一致させて描くと図
5の(A)に示す様に表すことができる。ここで、イン
ナーロータ3の内径部3aとステータシャフト6の外径
支持部6aとの隙間δsの半分のδs/2とインナーロ
ータ3と駆動軸5の嵌合部の隙間δEの半分のδE/2
をδs/2>δE/2となる様にしておけば、実際上、
図5の(B)に示す様に、インナーロータ3が重力によ
って下方に落ち込んだ場合にも、インナーロータ3の下
方への落ち込みは駆動軸5によって規制されてインナー
ロータ3とステータシャフト6との間には、なお隙間が
残存するのでインナーロータ3とステータシャフト6と
の間では接触は起こらない。したがって、δs/2>δ
E/2、すなわちδs>δEとなる様にしておけばイン
ナーロータ3とステータシャフト6との間では接触は起
こらないことになる。
【0011】図6は、本発明をベーンポンプ形のオイル
ポンプに適用した実施例を示すものであり、図7は図6
のB−B線に沿って見た断面図を示したものであり、図
において9はベーンポンプのロータ、10はベーン、1
1はカムリング、12はベーンリング、13はピボット
ピンを示すが、本発明に係わる1から7で示される部品
は前述の内接ギヤポンプの場合に用いられたものと同じ
部品であって、同じ作用を行う。
ポンプに適用した実施例を示すものであり、図7は図6
のB−B線に沿って見た断面図を示したものであり、図
において9はベーンポンプのロータ、10はベーン、1
1はカムリング、12はベーンリング、13はピボット
ピンを示すが、本発明に係わる1から7で示される部品
は前述の内接ギヤポンプの場合に用いられたものと同じ
部品であって、同じ作用を行う。
【0012】ところで、ポンプカバー2は自動変速機の
クラッチを作動させる油圧、トルクコンバータを作動さ
せる油圧、潤滑用の油圧を供給する油路を兼ねており、
従来この油路は、鋳造により作った粗形材にドリル加工
をし、プラグを打ち込むという機械加工を施すことによ
って形成されている。したがって、ポンプカバー2をE
PC(Elastic Plastic Casting)等のロストフォーム鋳
造法を用いて製品型を軸方向に2分割して鋳造すればド
リル加工、プラグ打ち込み、かしめ等の工程の廃止、部
品点数の削減ができ、またポンプカバー2のみで油路を
構成することが可能となり、ステータシャフト6には油
路溝を加工する必要がなくなり、ステータシャフト6へ
の油路溝の加工を廃止することが可能となり、大幅な工
数削減とコストの低減をもたらし、さらにはドリル加工
廃止によって切粉の発生が無いため洗浄工程が短縮でき
自動変速機内部の異物を低減できる、また油路形状(断
面)を長方形あるいは楕円にできるため、同一油路断面
積であっても、ポンプカバー2の軸方向寸法を短縮する
ことも可能となる。
クラッチを作動させる油圧、トルクコンバータを作動さ
せる油圧、潤滑用の油圧を供給する油路を兼ねており、
従来この油路は、鋳造により作った粗形材にドリル加工
をし、プラグを打ち込むという機械加工を施すことによ
って形成されている。したがって、ポンプカバー2をE
PC(Elastic Plastic Casting)等のロストフォーム鋳
造法を用いて製品型を軸方向に2分割して鋳造すればド
リル加工、プラグ打ち込み、かしめ等の工程の廃止、部
品点数の削減ができ、またポンプカバー2のみで油路を
構成することが可能となり、ステータシャフト6には油
路溝を加工する必要がなくなり、ステータシャフト6へ
の油路溝の加工を廃止することが可能となり、大幅な工
数削減とコストの低減をもたらし、さらにはドリル加工
廃止によって切粉の発生が無いため洗浄工程が短縮でき
自動変速機内部の異物を低減できる、また油路形状(断
面)を長方形あるいは楕円にできるため、同一油路断面
積であっても、ポンプカバー2の軸方向寸法を短縮する
ことも可能となる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記の様に構成され作用する
ので、オイルポンプの組付け時に、特に、インナーロー
タ3に加工を施したり、センタリング部材等を用いるこ
と無しに、インナーロータ3を、ポンプボデー中心軸線
に合致させ、駆動軸5をインナーロータ3の内径部3a
に嵌合させる穴径が確保され、駆動軸5の挿入を容易な
らしめポンプの組付け作業性を向上させることができ
る。さらに、インナーロータ3の内径部3aとステータ
シャフト6の外径支持部6aとの隙間δsを、インナー
ロータ3と駆動軸5の外径嵌合部の隙間をδEよりも大
きくすれば、ポンプ運転時、インナーロータ3は常に駆
動軸5で支持されるために、インナーロータ3の内径部
3aとステータシャフト6の外径支持部6aとの接触が
なくなりインナーロータ3とステータシャフト6の間の
引きずりトルク等による駆動損失トルクの増大が防止さ
れる。
ので、オイルポンプの組付け時に、特に、インナーロー
タ3に加工を施したり、センタリング部材等を用いるこ
と無しに、インナーロータ3を、ポンプボデー中心軸線
に合致させ、駆動軸5をインナーロータ3の内径部3a
に嵌合させる穴径が確保され、駆動軸5の挿入を容易な
らしめポンプの組付け作業性を向上させることができ
る。さらに、インナーロータ3の内径部3aとステータ
シャフト6の外径支持部6aとの隙間δsを、インナー
ロータ3と駆動軸5の外径嵌合部の隙間をδEよりも大
きくすれば、ポンプ運転時、インナーロータ3は常に駆
動軸5で支持されるために、インナーロータ3の内径部
3aとステータシャフト6の外径支持部6aとの接触が
なくなりインナーロータ3とステータシャフト6の間の
引きずりトルク等による駆動損失トルクの増大が防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレセントの無い内接ギヤポンプに適用された
本発明の一実施例の構成を示す図である。
本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の軸中心部を拡大した図である。
【図3】各軸とそれが嵌合する内径部の寸法を中心軸に
平行な面上で模式的に示した図である。
平行な面上で模式的に示した図である。
【図4】各軸とそれが嵌合する内径部の寸法を中心軸に
直角な面上で模式的に示した図である。
直角な面上で模式的に示した図である。
【図5】インナーロータ3と、駆動軸5およびステータ
シャフト6との係合関係を軸方向に連続して模式的に表
したものであって、(A)は、インナーロータ3と、駆
動軸5およびステータシャフト6の各中心軸を一致させ
た仮想状態のもので、(B)は、実際の様に、インナー
ロータ3が、重力によって下方に落ち込んだ場合を示
す。
シャフト6との係合関係を軸方向に連続して模式的に表
したものであって、(A)は、インナーロータ3と、駆
動軸5およびステータシャフト6の各中心軸を一致させ
た仮想状態のもので、(B)は、実際の様に、インナー
ロータ3が、重力によって下方に落ち込んだ場合を示
す。
【図6】ベーンポンプに適用された本発明の一実施例の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図7】図6のB−Bに沿って見た断面図である。
【図8】従来技術による自動変速機のオイルポンプの一
例の構造を示す図である。
例の構造を示す図である。
【図9】従来技術による自動変速機のオイルポンプの一
例の構造を示す図である。
例の構造を示す図である。
【図10】従来技術による自動変速機のオイルポンプの
一例の構造を示す図である。
一例の構造を示す図である。
1…ポンプボデー 2…ポンプカバー 3…インナーロータ 3a…インナーロータ内径部 4…アウターロータ 5…駆動軸 6…ステータシャフト 6a…ステータシャフト外径部 7…ポンプボデー中心軸線 9…(ベーンポンプの)ロータ 10…(ベーンポンプの)ベーン 11…(ベーンポンプの)カムリング 12…(ベーンポンプの)ベーンリング 13…(ベーンポンプの)ピボットピン 20…軸受けブッシュ 30…センタリング部材
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジング内にインナーロータとアウタ
ーロータとが収納され、前記ハウジング外側からインナ
ーロータの内径部に駆動軸を、ほぼ重力に直角の方向に
移動させて、嵌合することにより組付けられる自動変速
機用のオイルポンプの支持構造において、 前記インナーロータはトルクコンバータのステータシャ
フトに支持するとともに、 インナーロータの内径部とステータシャフトの外径支持
部との隙間δsを、 駆動軸の挿入部内径D1 、 駆動軸とインナーロータの嵌合部の、インナーロータ内
径D2 、 駆動軸の先端部外径D3 、 駆動軸とインナーロータの嵌合部の、駆動軸外径D4 に
対し、 δs≦D2 −D1 +D4 −D3 となる様に設定し、駆動軸を挿入可能に支持する様にし
た自動変速機用のオイルポンプの支持構造。 - 【請求項2】 上記の隙間δsを、インナーロータと駆
動軸外径嵌合部の隙間δEに対し、 δs>δE となる様に設定した前記請求項1に記載の自動変速機用
のオイルポンプの支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27216893A JPH07127709A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動変速機用オイルポンプの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27216893A JPH07127709A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動変速機用オイルポンプの支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07127709A true JPH07127709A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17510027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27216893A Pending JPH07127709A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動変速機用オイルポンプの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07127709A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003074875A1 (en) * | 2002-03-06 | 2003-09-12 | Concentric Pumps Limited | Gerotor pump for vehicle transmission system |
| JP2009544921A (ja) * | 2006-07-29 | 2009-12-17 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 自動変速機のポンプ駆動装置 |
| JP2010270859A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Honda Motor Co Ltd | トルクコンバータのステータシャフトフランジ構造 |
| WO2015019859A1 (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-12 | アイシン精機株式会社 | 流体ポンプ用インナロータ |
| WO2018092645A1 (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | Kyb株式会社 | ベーンポンプ |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP27216893A patent/JPH07127709A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN109863306A (zh) * | 2016-11-18 | 2019-06-07 | Kyb株式会社 | 叶片泵 |
| CN109863306B (zh) * | 2016-11-18 | 2020-07-31 | Kyb株式会社 | 叶片泵 |
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