JPH07127862A - 調理装置 - Google Patents
調理装置Info
- Publication number
- JPH07127862A JPH07127862A JP27841793A JP27841793A JPH07127862A JP H07127862 A JPH07127862 A JP H07127862A JP 27841793 A JP27841793 A JP 27841793A JP 27841793 A JP27841793 A JP 27841793A JP H07127862 A JPH07127862 A JP H07127862A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- food
- receiving element
- cooking
- light receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、環境温度に関係なく常に最適な加
熱調理を行なうことを目的とする。 【構成】 照明手段5から照射され食品の表面から反射
される光を受ける光学フィルタ7と、光学フィルタ7を
通った光を受ける受光素子8と、食品の加熱調理時に受
光素子8の出力を読み込んで加熱手段3,4を制御する
制御手段とを有することを特徴とする。
熱調理を行なうことを目的とする。 【構成】 照明手段5から照射され食品の表面から反射
される光を受ける光学フィルタ7と、光学フィルタ7を
通った光を受ける受光素子8と、食品の加熱調理時に受
光素子8の出力を読み込んで加熱手段3,4を制御する
制御手段とを有することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭あるいは業務
用に使用される電子レンジあるいはオーブン等の調理装
置に関する。
用に使用される電子レンジあるいはオーブン等の調理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の調理装置においては食品の焼き色
を自動的に検出することは行なわれておらず、人間の目
に頼るかあるいは色以外の他の情報を検出して加熱調理
が行なわれていた。例えばトースターレンジでパンを焼
く場合、パンから出る蒸気の量が冷蔵してあったパンと
冷凍してあったパンとで異なることを利用して初期状態
を検出し、重量センサで1枚か2枚かを判断して調理を
行なう方法が知られている。これに対し、近年CdSセ
ルを用いて色を検出する方法が実用化されている。Cd
Sセルは光が当たると抵抗値が変化するもので、可視領
域に感度のピーク波長がありCdSとCdSeとの混晶
比を変えることでピーク波長を500〜700nmの範
囲で制御でき、人間の目の波長特性に近似させて、目の
代用として使用できる可能性を有している。
を自動的に検出することは行なわれておらず、人間の目
に頼るかあるいは色以外の他の情報を検出して加熱調理
が行なわれていた。例えばトースターレンジでパンを焼
く場合、パンから出る蒸気の量が冷蔵してあったパンと
冷凍してあったパンとで異なることを利用して初期状態
を検出し、重量センサで1枚か2枚かを判断して調理を
行なう方法が知られている。これに対し、近年CdSセ
ルを用いて色を検出する方法が実用化されている。Cd
Sセルは光が当たると抵抗値が変化するもので、可視領
域に感度のピーク波長がありCdSとCdSeとの混晶
比を変えることでピーク波長を500〜700nmの範
囲で制御でき、人間の目の波長特性に近似させて、目の
代用として使用できる可能性を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の蒸気方
式では環境温度あるいはパンの厚みの影響が大きく、後
者のCdSセル方式では感度あるいは抵抗値が焼結条件
や不純物の添加量等に影響されて最大10倍程度ばらつ
くために、最適な焼き上がりを得ることは困難であっ
た。
式では環境温度あるいはパンの厚みの影響が大きく、後
者のCdSセル方式では感度あるいは抵抗値が焼結条件
や不純物の添加量等に影響されて最大10倍程度ばらつ
くために、最適な焼き上がりを得ることは困難であっ
た。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
環境温度に関係なく常に最適な加熱調理を行なうことが
できる調理装置を提供することを目的とする。
環境温度に関係なく常に最適な加熱調理を行なうことが
できる調理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1に、加熱室内の食品を加熱調理する
ための加熱手段と、前記食品を照明する照明手段とを有
する調理装置において、前記照明手段から照射され前記
食品の表面から反射される光を受ける光学フィルタと、
該光学フィルタを通った光を受ける受光素子と、前記食
品の加熱調理時に前記受光素子の出力を読み込んで、加
熱出力あるいは加熱時間を決定し前記加熱手段を制御す
る制御手段とを有することを要旨とする。
に、本発明は、第1に、加熱室内の食品を加熱調理する
ための加熱手段と、前記食品を照明する照明手段とを有
する調理装置において、前記照明手段から照射され前記
食品の表面から反射される光を受ける光学フィルタと、
該光学フィルタを通った光を受ける受光素子と、前記食
品の加熱調理時に前記受光素子の出力を読み込んで、加
熱出力あるいは加熱時間を決定し前記加熱手段を制御す
る制御手段とを有することを要旨とする。
【0006】第2に、上記第1の構成において、前記光
学フィルタは、透過率の最大値が波長400〜700n
mの範囲にあることを要旨とする。
学フィルタは、透過率の最大値が波長400〜700n
mの範囲にあることを要旨とする。
【0007】第3に、上記第1の構成において、前記食
品の加熱調理時に、前記受光素子を冷却して所定温度範
囲内に保持する冷却手段を設けたことを要旨とする。
品の加熱調理時に、前記受光素子を冷却して所定温度範
囲内に保持する冷却手段を設けたことを要旨とする。
【0008】第4に、加熱室内の食品を加熱調理するた
めの加熱手段と、前記食品を照明する照明手段とを有す
る調理装置において、前記照明手段から照射され前記食
品の表面から反射される光を受ける光学フィルタと、該
光学フィルタを通った光を受ける受光素子と、前記食品
の加熱調理時に前記受光素子を冷却して所定温度範囲内
に保持する冷却手段と、前記受光素子近傍の温度を検出
する温度検出手段と、前記食品の加熱調理時に前記受光
素子の出力と前記温度検出手段の出力とを読み込んで、
加熱出力あるいは加熱時間を決定し前記加熱手段を制御
する制御手段とを有することを要旨とする。
めの加熱手段と、前記食品を照明する照明手段とを有す
る調理装置において、前記照明手段から照射され前記食
品の表面から反射される光を受ける光学フィルタと、該
光学フィルタを通った光を受ける受光素子と、前記食品
の加熱調理時に前記受光素子を冷却して所定温度範囲内
に保持する冷却手段と、前記受光素子近傍の温度を検出
する温度検出手段と、前記食品の加熱調理時に前記受光
素子の出力と前記温度検出手段の出力とを読み込んで、
加熱出力あるいは加熱時間を決定し前記加熱手段を制御
する制御手段とを有することを要旨とする。
【0009】第5に、加熱室内の食品を加熱調理するた
めの加熱手段と、前記食品を照明する照明手段とを有す
る調理装置において、前記照明手段から照射され前記食
品の表面から反射される光を受ける受光素子と、飲料食
品の加熱調理に際し前記受光素子の出力を読み込んで当
該飲料食品の種類を判別し、この判別結果を基に加熱出
力あるいは加熱時間を決定し前記加熱手段を制御する制
御手段とを有することを要旨とする。
めの加熱手段と、前記食品を照明する照明手段とを有す
る調理装置において、前記照明手段から照射され前記食
品の表面から反射される光を受ける受光素子と、飲料食
品の加熱調理に際し前記受光素子の出力を読み込んで当
該飲料食品の種類を判別し、この判別結果を基に加熱出
力あるいは加熱時間を決定し前記加熱手段を制御する制
御手段とを有することを要旨とする。
【0010】
【作用】上記構成において、第1に、食品の表面で反射
して受光素子に入射する光は、光学フィルタを通すこと
により不要な波長領域を減衰させ、食品が加熱されたと
きに変化する色の特徴的な波長を検出することが可能と
なる。加熱開始からの、この受光素子の検出値が制御手
段に読み込まれ、その変化率から加熱手段の出力あるい
は加熱時間が制御される。そして食品の焼き色が最適に
なった時点で加熱調理が終了する。これにより、環境温
度に関係なく常に最適な加熱調理を行なうことが可能と
なる。
して受光素子に入射する光は、光学フィルタを通すこと
により不要な波長領域を減衰させ、食品が加熱されたと
きに変化する色の特徴的な波長を検出することが可能と
なる。加熱開始からの、この受光素子の検出値が制御手
段に読み込まれ、その変化率から加熱手段の出力あるい
は加熱時間が制御される。そして食品の焼き色が最適に
なった時点で加熱調理が終了する。これにより、環境温
度に関係なく常に最適な加熱調理を行なうことが可能と
なる。
【0011】第2に、透過率の最大値が波長400〜7
00nmの範囲にある光学フィルタを用いることによ
り、受光素子で必要な波長領域の光を選択的に検出して
ダイナミックレンジの広い検出が可能となる。この結
果、加熱調理の制御性が向上して一層最適な焼き色で加
熱調理を終了させることが可能となる。
00nmの範囲にある光学フィルタを用いることによ
り、受光素子で必要な波長領域の光を選択的に検出して
ダイナミックレンジの広い検出が可能となる。この結
果、加熱調理の制御性が向上して一層最適な焼き色で加
熱調理を終了させることが可能となる。
【0012】第3に、加熱手段による食品の加熱調理時
に、冷却手段で受光素子を冷却して所定温度範囲内に保
持することにより、受光特性の変化が抑えられて環境温
度に関係なく常に最適な加熱調理を行なうことが保証さ
れる。
に、冷却手段で受光素子を冷却して所定温度範囲内に保
持することにより、受光特性の変化が抑えられて環境温
度に関係なく常に最適な加熱調理を行なうことが保証さ
れる。
【0013】第4に、加熱調理時に、冷却手段で受光素
子を冷却するとともに、この受光素子近傍の温度を温度
検出手段で検出し、受光素子の出力とともに温度検出手
段の出力を制御手段に読み込んで加熱手段の出力あるい
は加熱時間を制御することにより、受光素子出力の温度
補正が行なわれて、環境温度に関係なく一層最適な加熱
調理を行なうことが可能となる。
子を冷却するとともに、この受光素子近傍の温度を温度
検出手段で検出し、受光素子の出力とともに温度検出手
段の出力を制御手段に読み込んで加熱手段の出力あるい
は加熱時間を制御することにより、受光素子出力の温度
補正が行なわれて、環境温度に関係なく一層最適な加熱
調理を行なうことが可能となる。
【0014】第5に、例えばコーヒーと牛乳などの飲料
食品では、その色により、表面からの反射光を受ける受
光素子の出力が異なるので、制御手段に読み込まれた受
光素子の出力により当該飲料食品の種類が判別される。
そして、この判別結果を基に加熱出力あるいは加熱時間
が決定されて環境温度に関係なく各飲料食品に最適な加
熱が行なわれる。
食品では、その色により、表面からの反射光を受ける受
光素子の出力が異なるので、制御手段に読み込まれた受
光素子の出力により当該飲料食品の種類が判別される。
そして、この判別結果を基に加熱出力あるいは加熱時間
が決定されて環境温度に関係なく各飲料食品に最適な加
熱が行なわれる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図10は、本発明の第1実施例を示す図
である。図1は調理装置の内部構造の要部を示してい
る。加熱室1の内部には、食品を載せるターンテーブル
2と、食品を上面から加熱するためのヒータ3及び下面
から加熱するためのヒータ4が設けられている。両ヒー
タ3,4で加熱手段が構成されている。また、上面部に
は加熱中の食品を使用者が容易に観察できるように照明
するハロゲンランプ等の照明手段5があり、加熱室1の
側面の1部に開口した開口部6の部分には光学フィルタ
7及びフォトトランジスタ等の受光素子8が設けられて
いる。受光素子8は光学フィルタ7及び開口部6を通し
てターンテーブル2上の1部が視野に入る配置にしてあ
る。図2は受光素子近傍の部分を拡大して示している。
受光素子8を組み込んだ回路基板10が樹脂製のホルダ
9に取付けられており、受光素子8の前部に光学フィル
タ7が固定できる構成になっている。図3は調理装置の
システムブロック図である。制御手段11に駆動されて
照明手段5から照射された光は食品の表面で反射された
後に光学フィルタ7を通して不要な波長領域は減衰され
て受光素子8に入射する。制御手段11により加熱手段
12(図1における両ヒータ3,4)が駆動され、食品
が加熱されるに従って食品の表面の分光特性が変わるに
伴ない、受光素子8に入射する光量が変化するので結果
として受光素子8の出力が変わっていく。制御手段11
は加熱開始から受光素子8の出力を逐次読み込んでその
変化率から食品の焼き色が最適になったかどうかを判断
し、加熱手段12の出力あるいは加熱時間を制御する。
図4は受光素子8の出力回路図である。受光素子8であ
るフォトトランジスタのエミッタに抵抗Rを接続し、バ
イアス電圧としてVddを印加してある。受光素子8に食
品からの反射光が入射すると、受光素子8の分光感度特
性と光強度に応じた光電流Il が流れ、抵抗Rの両端に
電圧Vin=Il ×Rが発生する。制御手段11であるマ
イコンがA/Dコンバータを介して電圧Vinを読み込む
構成としてある。図5は受光素子8の分光感度特性図で
ある。ピーク感度波長が800nmにあり、400〜1
100nmの範囲で感度を有している。図6は受光素子
8の視野と食品の位置関係を示している。加熱室1内の
ターンテーブル2上に食パン1枚13を載せた例を示し
てある。この例では視野を点線の円14内に配置してあ
り、この円14内の表面で反射される光を検出して制御
手段11が機能する。すなわち、加熱開始時は白い円1
4内が加熱されるに従って徐々にキツネ色に変っていく
のを、受光素子8を介して制御手段11が認識し、加熱
手段12の加熱出力及び時間を制御する。図7は焼き色
を変えた試料6種類(食パン)を分光光度計にかけた測
定結果を示している。試料1が焼く前の白い状態で、数
字が大きくなるほど色が黄色くなり、試料6が黒く焦げ
た状態である。なお、使用者の好みにもよるが、通常食
する色としては試料4迄が適当であり、そこに至るまで
の変化を検出できればよい。この図から、波長400〜
700nmの範囲で分光感度を有するような受光素子が
あればダイナミックレンジの広い検出が可能であること
がわかる。然るに一般的に受光素子として用いられてい
るフォトトランジスタの分光特性は図5のようであり、
適当でない。また、CdSセルは、可視領域に感度のピ
ーク波長がありCdSとCdSeとの混晶比を変えるこ
とでピーク波長を500〜700nmの範囲で制御でき
るが、感度あるいは抵抗値が焼結条件や不純物の添加量
等に影響されて最大10倍程度ばらつくため量産性に問
題がある。そこで本実施例では光学フィルタとフォトト
ランジスタとを組み合わせて必要な波長領域だけ選択的
に検出することとしている。図8は光学フィルタの特性
図である。この図は一般に干渉フィルタと呼ばれている
フィルタ9種類の特性を示したものである。図9は、図
8の特性を有する光学フィルタを組み合わせたときのフ
ォトトランジスタの出力を示している。図中PHTRと
示した線がフォトトランジスタを単体で使用した場合で
あり、試料1から試料6まで加熱が進行するに従って出
力が少しずつ小さくなるが、試料4までの変化は20%
程度しかない。しかし、透過率のピークが550nmに
ある図8の光学フィルタKL−55とフォトトランジス
タとを組み合わせた場合(図中PHTR55の線)は、
80%もの変化を得ることができ、ダイナミックレンジ
の広い検出が可能であることを示している。
する。図1乃至図10は、本発明の第1実施例を示す図
である。図1は調理装置の内部構造の要部を示してい
る。加熱室1の内部には、食品を載せるターンテーブル
2と、食品を上面から加熱するためのヒータ3及び下面
から加熱するためのヒータ4が設けられている。両ヒー
タ3,4で加熱手段が構成されている。また、上面部に
は加熱中の食品を使用者が容易に観察できるように照明
するハロゲンランプ等の照明手段5があり、加熱室1の
側面の1部に開口した開口部6の部分には光学フィルタ
7及びフォトトランジスタ等の受光素子8が設けられて
いる。受光素子8は光学フィルタ7及び開口部6を通し
てターンテーブル2上の1部が視野に入る配置にしてあ
る。図2は受光素子近傍の部分を拡大して示している。
受光素子8を組み込んだ回路基板10が樹脂製のホルダ
9に取付けられており、受光素子8の前部に光学フィル
タ7が固定できる構成になっている。図3は調理装置の
システムブロック図である。制御手段11に駆動されて
照明手段5から照射された光は食品の表面で反射された
後に光学フィルタ7を通して不要な波長領域は減衰され
て受光素子8に入射する。制御手段11により加熱手段
12(図1における両ヒータ3,4)が駆動され、食品
が加熱されるに従って食品の表面の分光特性が変わるに
伴ない、受光素子8に入射する光量が変化するので結果
として受光素子8の出力が変わっていく。制御手段11
は加熱開始から受光素子8の出力を逐次読み込んでその
変化率から食品の焼き色が最適になったかどうかを判断
し、加熱手段12の出力あるいは加熱時間を制御する。
図4は受光素子8の出力回路図である。受光素子8であ
るフォトトランジスタのエミッタに抵抗Rを接続し、バ
イアス電圧としてVddを印加してある。受光素子8に食
品からの反射光が入射すると、受光素子8の分光感度特
性と光強度に応じた光電流Il が流れ、抵抗Rの両端に
電圧Vin=Il ×Rが発生する。制御手段11であるマ
イコンがA/Dコンバータを介して電圧Vinを読み込む
構成としてある。図5は受光素子8の分光感度特性図で
ある。ピーク感度波長が800nmにあり、400〜1
100nmの範囲で感度を有している。図6は受光素子
8の視野と食品の位置関係を示している。加熱室1内の
ターンテーブル2上に食パン1枚13を載せた例を示し
てある。この例では視野を点線の円14内に配置してあ
り、この円14内の表面で反射される光を検出して制御
手段11が機能する。すなわち、加熱開始時は白い円1
4内が加熱されるに従って徐々にキツネ色に変っていく
のを、受光素子8を介して制御手段11が認識し、加熱
手段12の加熱出力及び時間を制御する。図7は焼き色
を変えた試料6種類(食パン)を分光光度計にかけた測
定結果を示している。試料1が焼く前の白い状態で、数
字が大きくなるほど色が黄色くなり、試料6が黒く焦げ
た状態である。なお、使用者の好みにもよるが、通常食
する色としては試料4迄が適当であり、そこに至るまで
の変化を検出できればよい。この図から、波長400〜
700nmの範囲で分光感度を有するような受光素子が
あればダイナミックレンジの広い検出が可能であること
がわかる。然るに一般的に受光素子として用いられてい
るフォトトランジスタの分光特性は図5のようであり、
適当でない。また、CdSセルは、可視領域に感度のピ
ーク波長がありCdSとCdSeとの混晶比を変えるこ
とでピーク波長を500〜700nmの範囲で制御でき
るが、感度あるいは抵抗値が焼結条件や不純物の添加量
等に影響されて最大10倍程度ばらつくため量産性に問
題がある。そこで本実施例では光学フィルタとフォトト
ランジスタとを組み合わせて必要な波長領域だけ選択的
に検出することとしている。図8は光学フィルタの特性
図である。この図は一般に干渉フィルタと呼ばれている
フィルタ9種類の特性を示したものである。図9は、図
8の特性を有する光学フィルタを組み合わせたときのフ
ォトトランジスタの出力を示している。図中PHTRと
示した線がフォトトランジスタを単体で使用した場合で
あり、試料1から試料6まで加熱が進行するに従って出
力が少しずつ小さくなるが、試料4までの変化は20%
程度しかない。しかし、透過率のピークが550nmに
ある図8の光学フィルタKL−55とフォトトランジス
タとを組み合わせた場合(図中PHTR55の線)は、
80%もの変化を得ることができ、ダイナミックレンジ
の広い検出が可能であることを示している。
【0016】図10は、制御手段11による制御フロー
チャートを示している。制御手段11は加熱を開始する
前に照明をつけて加熱室内の食品を照らす(ステップ2
1)。次にフォトトランジスタの出力を読み込んで初期
値V0 として記憶する(ステップ22)。加熱を開始し
てフォトトランジスタの出力Vs を読み込み(ステップ
23,24)、これを初期値V0 で割り、変化率Δvを
算出し所定値と比較する(ステップ25,26)。加熱
が進行するに従って変化率Δvは小さくなる。変化率Δ
vが所定値以下になれば最適な焼き色になったものとし
て加熱を終了し照明を消して調理を完了する(ステップ
27,28)。変化率Δvが所定値より大きければ繰り
返し出力Vs を読み込む。
チャートを示している。制御手段11は加熱を開始する
前に照明をつけて加熱室内の食品を照らす(ステップ2
1)。次にフォトトランジスタの出力を読み込んで初期
値V0 として記憶する(ステップ22)。加熱を開始し
てフォトトランジスタの出力Vs を読み込み(ステップ
23,24)、これを初期値V0 で割り、変化率Δvを
算出し所定値と比較する(ステップ25,26)。加熱
が進行するに従って変化率Δvは小さくなる。変化率Δ
vが所定値以下になれば最適な焼き色になったものとし
て加熱を終了し照明を消して調理を完了する(ステップ
27,28)。変化率Δvが所定値より大きければ繰り
返し出力Vs を読み込む。
【0017】図11には、本発明の第2実施例を示す。
受光素子8が設けられている加熱室1内には加熱手段1
2があるので、何らかの処置を施さないと受光素子8が
高熱に曝されて、特性が変化するだけでなく故障するお
それがある。そこで受光素子8を冷却する冷却手段15
を設けて、数10℃から高くとも100℃未満程度まで
に受光素子8の温度を抑える構成としている。
受光素子8が設けられている加熱室1内には加熱手段1
2があるので、何らかの処置を施さないと受光素子8が
高熱に曝されて、特性が変化するだけでなく故障するお
それがある。そこで受光素子8を冷却する冷却手段15
を設けて、数10℃から高くとも100℃未満程度まで
に受光素子8の温度を抑える構成としている。
【0018】図12には、本発明の第3実施例を示す。
受光素子8は温度特性を有するので上記第2実施例の如
く冷却手段15を設けても、周囲温度が上昇した場合は
出力が変化してしまう。この出力変化は誤差として現れ
るので、加熱の終了タイミングにズレが生じてしまう。
そこで、より最適な調理を実現するために、温度検出手
段16で受光素子8近傍の温度を検出して、制御手段1
1で受光素子8出力の温度補正をする構成としている。
受光素子8は温度特性を有するので上記第2実施例の如
く冷却手段15を設けても、周囲温度が上昇した場合は
出力が変化してしまう。この出力変化は誤差として現れ
るので、加熱の終了タイミングにズレが生じてしまう。
そこで、より最適な調理を実現するために、温度検出手
段16で受光素子8近傍の温度を検出して、制御手段1
1で受光素子8出力の温度補正をする構成としている。
【0019】図13には、本発明の第4実施例を示す。
本実施例の調理装置はマグネトロン17を有した電子レ
ンジであり、マイクロ波照射により食品を加熱するもの
である。図の例ではターンテーブル2の上のマグカップ
18に入った飲料食品を加熱する例を示している。例え
ばコーヒーあるいは牛乳を暖める時にはマグカップ18
を使用することが多い。どちらも60〜65℃に加熱す
るのがよいと言われている。しかるに加熱する前の温度
は、牛乳は冷蔵されているので5℃前後であり、コーヒ
ーは20〜30℃と異なることが多い。従って、同じ条
件で加熱するとコーヒーが熱くなるか牛乳がぬるくなっ
てしまう。本実施例ではマグカップ18内の飲料食品を
その色により、コーヒーか牛乳かを判別し、加熱出力と
加熱時間とを調整して従来より最適な温度に加熱するも
のである。なお、図13の加熱室1には、前記図1と同
様の照明手段及び受光素子が設けられているが図示は省
略さている。次に、図14の制御フローチャートを用い
て、本実施例の制御作用を説明する。照明をつけて(ス
テップ31)、加熱前の受光素子の出力V0 を読み込
み、所定値と比較する(ステップ32,33)。所定値
以下であればコーヒーとして加熱コースAを実行し(ス
テップ34)、所定値より大きければ牛乳として、加熱
コースAに比べ加熱出力が大きいか加熱時間の長い加熱
コースBを実行する(ステップ35)。
本実施例の調理装置はマグネトロン17を有した電子レ
ンジであり、マイクロ波照射により食品を加熱するもの
である。図の例ではターンテーブル2の上のマグカップ
18に入った飲料食品を加熱する例を示している。例え
ばコーヒーあるいは牛乳を暖める時にはマグカップ18
を使用することが多い。どちらも60〜65℃に加熱す
るのがよいと言われている。しかるに加熱する前の温度
は、牛乳は冷蔵されているので5℃前後であり、コーヒ
ーは20〜30℃と異なることが多い。従って、同じ条
件で加熱するとコーヒーが熱くなるか牛乳がぬるくなっ
てしまう。本実施例ではマグカップ18内の飲料食品を
その色により、コーヒーか牛乳かを判別し、加熱出力と
加熱時間とを調整して従来より最適な温度に加熱するも
のである。なお、図13の加熱室1には、前記図1と同
様の照明手段及び受光素子が設けられているが図示は省
略さている。次に、図14の制御フローチャートを用い
て、本実施例の制御作用を説明する。照明をつけて(ス
テップ31)、加熱前の受光素子の出力V0 を読み込
み、所定値と比較する(ステップ32,33)。所定値
以下であればコーヒーとして加熱コースAを実行し(ス
テップ34)、所定値より大きければ牛乳として、加熱
コースAに比べ加熱出力が大きいか加熱時間の長い加熱
コースBを実行する(ステップ35)。
【0020】以上、各実施例を、トーストと飲物加熱の
実際の調理例を用いて説明したが、他にもグラタン、焼
き魚などのグリル調理、あるいはスポンジケーキなどの
オーブン調理にも同様に適用できる。
実際の調理例を用いて説明したが、他にもグラタン、焼
き魚などのグリル調理、あるいはスポンジケーキなどの
オーブン調理にも同様に適用できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、照明手段から照射され食品の表面で反射される
光を受ける光学フィルタと、この光学フィルタを通った
光を受ける受光素子と、食品の加熱調理時に受光素子の
出力を読み込んで加熱出力あるいは加熱時間を決定し加
熱手段を制御する制御手段とを設けたため、受光素子は
食品が加熱されたときに変化する色の特徴的な波長を検
出することが可能となり、食品の焼き色が最適になった
時点で加熱調理を終了させることができて環境温度に関
係なく常に最適な加熱調理を行なうことができる。
第1に、照明手段から照射され食品の表面で反射される
光を受ける光学フィルタと、この光学フィルタを通った
光を受ける受光素子と、食品の加熱調理時に受光素子の
出力を読み込んで加熱出力あるいは加熱時間を決定し加
熱手段を制御する制御手段とを設けたため、受光素子は
食品が加熱されたときに変化する色の特徴的な波長を検
出することが可能となり、食品の焼き色が最適になった
時点で加熱調理を終了させることができて環境温度に関
係なく常に最適な加熱調理を行なうことができる。
【0022】第2に、光学フィルタは、透過率の最大値
が波長400〜700nmの範囲にあるものを用いたた
め、受光素子で必要な波長領域の光を選択的に検出して
ダイナミックレンジの広い検出が可能となり、加熱調理
の制御性が向上して一層最適な焼き色で加熱調理を終了
させることができる。
が波長400〜700nmの範囲にあるものを用いたた
め、受光素子で必要な波長領域の光を選択的に検出して
ダイナミックレンジの広い検出が可能となり、加熱調理
の制御性が向上して一層最適な焼き色で加熱調理を終了
させることができる。
【0023】第3に、食品の加熱調理時に、受光素子を
冷却して所定温度範囲内に保持する冷却手段を設けたた
め、受光素子の温度特性変化が抑えられて一層環境温度
に関係なく常に最適な加熱調理を行なうことができる。
冷却して所定温度範囲内に保持する冷却手段を設けたた
め、受光素子の温度特性変化が抑えられて一層環境温度
に関係なく常に最適な加熱調理を行なうことができる。
【0024】第4に、加熱調理時に、冷却手段で受光素
子を冷却するとともに、この受光素子近傍の温度を温度
検出手段で検出し、受光素子及び温度検出手段の両出力
を制御手段に読み込んで加熱手段の出力あるいは加熱時
間を制御するようにしたため、受光素子出力の温度補正
が行なわれて環境温度に関係なく一層最適な加熱調理を
行なうことができる。
子を冷却するとともに、この受光素子近傍の温度を温度
検出手段で検出し、受光素子及び温度検出手段の両出力
を制御手段に読み込んで加熱手段の出力あるいは加熱時
間を制御するようにしたため、受光素子出力の温度補正
が行なわれて環境温度に関係なく一層最適な加熱調理を
行なうことができる。
【0025】第5に、飲料食品の加熱調理に際し受光素
子の出力を読み込んで当該飲料食品の種類を判別し、こ
の判別結果を基に加熱出力あるいは加熱時間を決定し加
熱手段を制御する制御手段を設けたため、例えばコーヒ
ー、牛乳等の飲料食品についても環境温度に関係なく常
に最適な加熱を行なうことができる。
子の出力を読み込んで当該飲料食品の種類を判別し、こ
の判別結果を基に加熱出力あるいは加熱時間を決定し加
熱手段を制御する制御手段を設けたため、例えばコーヒ
ー、牛乳等の飲料食品についても環境温度に関係なく常
に最適な加熱を行なうことができる。
【図1】本発明に係る調理装置の第1実施例の内部構造
要部を示す構成図である。
要部を示す構成図である。
【図2】上記第1実施例における受光素子の部分を拡大
して示す縦断面図である。
して示す縦断面図である。
【図3】上記第1実施例のシステムブロック図である。
【図4】上記第1実施例における受光素子の出力回路部
分を示す回路図である。
分を示す回路図である。
【図5】上記第1実施例における受光素子の分光感度特
性例を示す図である。
性例を示す図である。
【図6】上記第1実施例における受光素子の視野と食品
の位置関係を説明するための図である。
の位置関係を説明するための図である。
【図7】上記第1実施例において食パン試料6種類の焼
き色と分光特性の関係を示す図である。
き色と分光特性の関係を示す図である。
【図8】上記第1実施例に適用する光学フィルタの透過
率特性を示す図である。
率特性を示す図である。
【図9】図8の特性を有する光学フィルタを組み合わせ
たフォトトランジスタの出力特性を示す図である。
たフォトトランジスタの出力特性を示す図である。
【図10】上記第1実施例の制御作用を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図11】本発明の第2実施例のシステムブロック図で
ある。
ある。
【図12】本発明の第3実施例のシステムブロック図で
ある。
ある。
【図13】本発明の第4実施例の内部構造要部を示す構
成図である。
成図である。
【図14】上記第4実施例の制御作用を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
1 加熱室 3,4 ヒータ(加熱手段) 5 照明手段 7 光学フィルタ 8 受光素子 11 制御手段 15 冷却手段 16 温度検出手段
Claims (5)
- 【請求項1】 加熱室内の食品を加熱調理するための加
熱手段と、前記食品を照明する照明手段とを有する調理
装置において、前記照明手段から照射され前記食品の表
面から反射される光を受ける光学フィルタと、該光学フ
ィルタを通った光を受ける受光素子と、前記食品の加熱
調理時に前記受光素子の出力を読み込んで、加熱出力あ
るいは加熱時間を決定し前記加熱手段を制御する制御手
段とを有することを特徴とする調理装置。 - 【請求項2】 前記光学フィルタは、透過率の最大値が
波長400〜700nmの範囲にあることを特徴とする
請求項1記載の調理装置。 - 【請求項3】 前記食品の加熱調理時に、前記受光素子
を冷却して所定温度範囲内に保持する冷却手段を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の調理装置。 - 【請求項4】 加熱室内の食品を加熱調理するための加
熱手段と、前記食品を照明する照明手段とを有する調理
装置において、前記照明手段から照射され前記食品の表
面から反射される光を受ける光学フィルタと、該光学フ
ィルタを通った光を受ける受光素子と、前記食品の加熱
調理時に前記受光素子を冷却して所定温度範囲内に保持
する冷却手段と、前記受光素子近傍の温度を検出する温
度検出手段と、前記食品の加熱調理時に前記受光素子の
出力と前記温度検出手段の出力とを読み込んで、加熱出
力あるいは加熱時間を決定し前記加熱手段を制御する制
御手段とを有することを特徴とする調理装置。 - 【請求項5】 加熱室内の食品を加熱調理するための加
熱手段と、前記食品を照明する照明手段とを有する調理
装置において、前記照明手段から照射され前記食品の表
面から反射される光を受ける受光素子と、飲料食品の加
熱調理に際し前記受光素子の出力を読み込んで当該飲料
食品の種類を判別し、この判別結果を基に加熱出力ある
いは加熱時間を決定し前記加熱手段を制御する制御手段
とを有することを特徴とする調理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27841793A JPH07127862A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27841793A JPH07127862A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 調理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07127862A true JPH07127862A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17597056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27841793A Pending JPH07127862A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 調理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07127862A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011257218A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Sharp Corp | 成分分析装置、成分分析システム、および成分分析方法 |
| JP2014053221A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Hitachi Appliances Inc | 誘導加熱調理器 |
| WO2019066216A1 (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 삼성전자 주식회사 | 자동 조리 장치 및 방법 |
| JP2021143784A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | シャープ株式会社 | 判定装置、加熱調理器 |
| WO2024106779A1 (ko) * | 2022-11-18 | 2024-05-23 | 삼성전자주식회사 | 조리 기기 및 그 제어 방법 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP27841793A patent/JPH07127862A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011257218A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Sharp Corp | 成分分析装置、成分分析システム、および成分分析方法 |
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| KR20190038184A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 삼성전자주식회사 | 자동 조리 장치 및 방법 |
| CN111148944A (zh) * | 2017-09-29 | 2020-05-12 | 三星电子株式会社 | 自动烹饪设备和方法 |
| US11622651B2 (en) | 2017-09-29 | 2023-04-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Automatic cooking device and method |
| JP2021143784A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | シャープ株式会社 | 判定装置、加熱調理器 |
| WO2024106779A1 (ko) * | 2022-11-18 | 2024-05-23 | 삼성전자주식회사 | 조리 기기 및 그 제어 방법 |
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