JPH07127973A - ウエブの熱処理装置 - Google Patents

ウエブの熱処理装置

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JPH07127973A
JPH07127973A JP27575393A JP27575393A JPH07127973A JP H07127973 A JPH07127973 A JP H07127973A JP 27575393 A JP27575393 A JP 27575393A JP 27575393 A JP27575393 A JP 27575393A JP H07127973 A JPH07127973 A JP H07127973A
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heat treatment
hot air
nozzles
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Ichiro Kimura
一郎 木村
Takafumi Yoshikawa
卓文 吉川
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱処理室内部にウエブをその間に介在させて
搬送する上下二層のネットコンベアを配し、前記ネット
コンベアの上下にウエブの走行方向に沿って複数のノズ
ルを配し、前記各ノズルの熱風噴射口が、ウエブの幅方
向に沿って設けられたウエブの熱処理装置において、ノ
ズルの長手方向に設けられた熱風噴射口から、均一に、
かつ、まんべんなく熱風を断続的に供給し得るウエブの
熱処理装置を提供するものである。 【構成】 熱風噴射口98に沿って回転軸を有する回転
ダンパ100をノズル34内部にそれぞれ設け、回転ダ
ンパ100を回転させることにより熱風噴射口98から
熱風を断続的に噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維織物または編物等
の布帛,フィルム等の長尺状のウエブを乾燥または熱処
理するウエブの熱処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、ウエブの熱処理装置として
下記のようなものを提案した。
【0003】すなわち、ウエブを上下2層のコンベアネ
ット間に介在させて前記コンベアネットとともに走行さ
せながら、ウエブの上下両面にその全幅にわたって熱風
を噴射するノズルを設け、前記ノズルへの熱風の供給を
断続的に成し得るように回転ダンパを設けたものである
(実公平2−45109号)。
【0004】この回転ダンパを設けた熱処理装置である
と、回転ダンパが回転することにより、ノズルから供給
される熱風が断続的になり、ウエブが効果的にエアービ
ーティングされ、収縮効果、揉み効果等が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図16に示すように、
上記回転ダンパ202は、ノズル200の基部に設けら
れ、また、熱風噴射口204は、ノズル200の長手方
向に沿って設けられている。そのため、回転ダンパ20
2を回転させて熱風の供給を断続的に行なった場合に、
回転ダンパ202に近いノズル200の基部において
は、回転ダンパ202の回転とともに熱風が断続的にす
ぐに供給されるが、回転ダンパ202から遠い位置にあ
るノズル200の先端部においては、熱風が断続的に供
給される状態がノズル200の基部よりワンテンポ遅れ
るという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ノズ
ルの長手方向に設けられた熱風噴射口から、均一に、か
つ、まんべんなく熱風を断続的に供給し得るウエブの熱
処理装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の熱処
理装置は、熱処理室内部にウエブをその間に介在させて
搬送する上下二層のネットコンベアを配し、前記ネット
コンベアの上下にウエブの走行方向に沿って複数のノズ
ルを配し、前記各ノズルの熱風噴射口が、ウエブの幅方
向に沿って設けられたウエブの熱処理装置において、前
記熱風噴射口に沿って回転軸を有する回転ダンパを前記
ノズル内部にそれぞれ設け、前記回転ダンパを回転させ
ることにより前記熱風噴射口から熱風を断続的に噴射す
るものである。
【0008】請求項2のウエブの熱処理装置は、請求項
1のものにおいて、前記ネットコンベアの上方に設けら
れた複数のノズルを、ウエブの走行方向に沿って一体に
摺動するように設け、ウエブの搬送と共に前記上方の複
数のノズルをウエブの走行方向及び逆走行方向に反復し
て摺動させる摺動手段を有したものである。
【0009】請求項3のウエブの熱処理装置は、請求項
1のものにおいて、前記ネットコンベアの下方に設けら
れた複数のノズルを、ウエブの走行方向に沿って一体に
摺動するように設け、ウエブの搬送と共に前記下方の複
数のノズルをウエブの走行方向及び逆走行方向に反復し
て摺動させる摺動手段を有したものである。
【0010】
【作 用】請求項1のウエブの熱処理装置においては、
回転ダンパを回転させてノズルから熱風を噴射する。こ
の場合に、回転ダンパの回転軸は、熱風噴射口に沿って
設けられ、回転ダンパが回転することにより熱風噴射口
の全てが開閉される。そのため、熱風は、回転ダンパの
回転とともに熱風噴射口から均一に、かつ、まんべんな
く断続的に供給される。
【0011】請求項2のウエブの熱処理装置において
は、ウエブの走行と共に上方の複数のノズルを、駆動手
段が、ウエブの走行方向及び逆走行方向に反復して摺動
させる。これにより、ウエブに当たる熱風の位置がずれ
て、より効果的にエアービーティングできる。
【0012】請求項3のウエブの熱処理装置において
は、ウエブの走行と共に下方の複数のノズルを、駆動手
段が、ウエブの走行方向及び逆走行方向に反復して摺動
させる。これにより、ウエブに当たる熱風の位置がずれ
て、より効果的にエアービーティングできる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例のウエブWの熱処理
装置10を図面に基づいて説明する。
【0014】符号12は、熱処理装置10の熱処理室で
ある。この前壁12aには、ウエブWを搬入するための
搬入口14が設けられ、後壁12bには搬出口16が設
けられている。熱処理室12内部の右側部は、仕切壁1
8によって縦方向に仕切られており、仕切壁18と右側
壁12cとによりエアートランク室20を形成してい
る。熱処理室12内部の上部は、隔壁22によって水平
方向に仕切られており、隔壁22と天井壁12eとによ
り、リターンエアー室24が設けられている。そして、
前壁12a,後壁12b,左側壁12d,仕切壁18及
び隔壁22とによりチャンバー26が形成されている。
そして、このチャンバー26内部を搬入口14から搬出
口16に向かって前後方向にウエブWが搬送される。
【0015】符号28は、エアートランク室20の上部
に設けられた送風装置である。この送風装置28は、リ
ターンエアー室24からの空気をエアートランク室20
に送風する。
【0016】符号30は、リターンエアー室24の左側
壁に設けられた空気の加熱装置であり、その内部にバー
ナーを有している。
【0017】符号32は、隔壁22に設けられたリター
ンエアーを回収するための回収孔である。
【0018】符号34は、ウエブWの搬送路の上方に前
後方向に配された複数の上ノズルである。
【0019】符号36は、ウエブWの搬送路の下方に前
後方向に配された複数の下ノズルである。
【0020】符号38,39は、複数の上ノズル34の
前部及び後部にそれぞれ設けられた上ノズル支持部材で
ある。上ノズル支持部材38,39と、複数の上ノズル
34とは、連結部材40によって連結されており、上ノ
ズル支持部材38,39を上下動させることにより複数
の上ノズル34も一体に上下動する。
【0021】符号42は、上ノズル支持部材38,39
の両側部に設けられた下滑車支持部である。これには、
下滑車44が設けられている。
【0022】符号46は、チャンバ26の両側壁(仕切
壁18及び左側壁12c)の上部に四箇所設けられた上
滑車支持部である。これには上滑車48が設けられてい
る。これら4個の上滑車48と下滑車42はチェーン5
0によってそれぞれ連結され、下滑車44は上滑車48
に吊下げられている。そして、上滑車支持部46は、上
下方向に設けられたガイド45に沿って移動する。
【0023】符号52は、上滑車48を回転させるため
のシャフトである。シャフト52は、熱処理室12の後
壁12bより外部に突出し、モータ54により回動自在
となっている。モータ54によってシャフト52を回転
させ、上滑車48を回転させることにより、上ノズル支
持部材38,39及び複数の上ノズル34を水平状態を
保ちつつ上下動させる。
【0024】符号56は、複数の下ノズル36を支持す
る下ノズル支持台である。この下ノズル支持台56の下
部には4個のコロ58が設けられ、チャンバー26の底
面に設けられたレール60の上を前後方向に移動する。
【0025】符号62は、下ノズル支持台56の側壁後
部に連結されたクランク棒である。このクランク棒62
は、モータに連結された回転板64に連結され、回転板
64が回転することによりクランク棒62が前後方向に
移動し、それと共に下ノズル支持台56も前後方向に移
動する。
【0026】符号66は、上ノズル34の下方に前後方
向に配された無端の上ネットコンベアである。これは、
上ノズル支持部材38に設けられた移動ロール68を経
てチャンバ26内部に設けられたロール70,72を経
て搬出口16から外部に案内され、調整ロール74を経
て再びチャンバ26内部に案内されている。そして、上
ノズル34の上方を通って再びチャンバ26外部に案内
され、調整ロール74を経て搬入口14からチャンバ2
6内部に至り、ロール78,80を経て上ノズル支持部
材38に設けられた移動ロール82を経て上ノズル34
の下方に至る。なお、ロール78は、搬入口14付近に
設けられ、ロール72は、搬出口16付近に設けられて
いる。
【0027】上ノズル支持部材38が上下動すると、移
動ロール68,82も移動して、それと共に上ネットコ
ンベア66も移動する。すなわち、上ノズル34と上ネ
ットコンベア66との位置関係は変わらない。しかし、
上ネットコンベア66が上下動することにより、その長
さを調整する必要があるため、調整ロール74,76に
は、エアーシリンダ75.77が設けられており、調整
ロール74,76が前後方向に移動できる。これによ
り、上ノズル支持部材38を引き上げる場合には、上ネ
ットコンベア66が弛むため、調整ロール74,76を
引張る方向に移動させる。なお、エアーシリンダは、一
つの調整ロール74または調整ロール76のみに設け
て、このストロークを長くして上ネットコンベア66の
長さを調整してもよい。
【0028】符号84は、下ノズル36の上方に前後方
向に設けられた無端の下ネットコンベアである。ウエブ
Wは、上ネットコンベア66と下ネットコンベア84と
間を移動する。下ネットコンベア84は、チャンバ26
の外部に設けられたロール86,88,90,92を経
て移動する。
【0029】次に、上ノズル34の構造について説明す
る。
【0030】符号94は、上ノズル34のノズル本体で
あって、直方体を成し、その天井面は左側ほど下方に傾
斜している。ノズル本体94の右側面は開口しており、
熱風の流入口96となっている。ノズル本体94の下面
には、その長手方向に沿って噴射口98が設けられ、こ
の噴射口98がウエブWの幅方向と平行に配されてい
る。
【0031】符号100は、図7に示すように噴射口9
8と平行に回転軸102が設けられた回転ダンパであ
る。この回転ダンパ100を囲む両側面104、104
は円弧状を成し、この円弧状の側壁104に沿って、回
転ダンパ100が回転する。
【0032】符号106は、ノズル本体94の左側面か
ら突出した回転軸102に設けられたチェーンホイール
である。これを回転させることにより、回転ダンパ10
0が回転する。その回転構造については後述する。
【0033】符号108は複数の上ノズル34の右側部
を一体に連結している取付け板である。
【0034】符号110は、仕切壁18に設けられた上
開口部である。これには、複数の上ノズル34の右端部
が挿入され、流入口96とエアートランク室20が連結
されている。この上開口部110の縦方向の寸法は、上
ノズル34が上下方向に移動できるように、ノズル本体
94の右側部の高さよりも大きい。また、取付け板10
8は、ノズル本体94が上下方向に移動しても、上開口
部110を常に閉塞するような大きさに設定されている
(図10参照)。
【0035】次に、回転ダンパ100の回転構造につい
て説明する。
【0036】まず、図8に示すように、上ノズル34か
ら突出している回転軸102の長さは、1つ置きに異な
り、それぞれの先端にチェーンホイール106が設けら
れている。
【0037】符号112は、上ノズル支持部材39に設
けられたモータであって、回転軸には、第1チェーンホ
イール114,第2チェーンホイール116が設けられ
ている。第1チェーンホイール114は、モータ112
の回転軸に直結され、モータ112と共に回転する。第
1チェーンホイール114の回転軸114aは、中心角
が180°の円弧状に切欠かれ、この回転軸114aと
第2チェーンホイール116の回転軸116aが係合し
ている。第2チェーンホイール116の回転軸の中心角
は90°の円弧状に切欠かれている(図9参照)。これ
により、モータ112が回転すると第1チェーンホイー
ル114も同時に回転する。しかし、第2チェーンホイ
ール116は、第1チェーンホイール114が45°回
転しないと回転しない。これは、第1チェーンホイール
114、第2チェーンホイール116と、チェーンホイ
ール106の歯数の比が2:1だからである。
【0038】符号118は、第1チェーンホイール11
4と図7における上ノズル34aのチェーンホイール1
06a,上ノズル34cのチェーンホイール106c等
と、上ノズル支持部材38に設けられたチェーンホイー
ル120とを連結する無端の第1チェーンである(図8
(a)参照)。
【0039】符号122は、第2チェーンホイール11
6と、上ノズル34bのチェーンホイール106b,上
ノズル34dのチェーンホイール106d等と上ノズル
支持部材38に設けられたチェーンホイール124とを
連結する無端の第2チェーンである(図8(a)参
照)。
【0040】これにより、モータ112が回転すると、
各上ノズル34のチェーンホイール106も回転して回
転ダンパ100も回転する。この場合に、第1チェーン
ホイール114と第2チェーンホイール116とが90
°ずれて回転するため、図8の(b)〜(d)のような
回転を行なう。
【0041】 図8(b)に示すように、初期状態に
おいて、上ノズル34a,34cが閉状態であり、上ノ
ズル34b,34dが開状態であるとする。
【0042】 図8(c)に示すように、初期状態か
らモータ112を時計方向に回転させると、第1チェー
ンホイール114のみが90°分最初に回転するため、
チェーンホイール106b,dのみ開から閉状態とな
り、全ての上ノズル34が閉状態となる。そしてこの状
態のまま時計方向に回転を続けると、第2チェーンホイ
ール116も回転するため全ての上ノズル34が開閉状
態を同じくして回転する。
【0043】 図8(d)に示すように、初期状態か
らモータ112を反時計方向に回転すると、第1チェー
ンホイール114と第2チェーンホイール116とは同
時に回転するため、1つ置きに開閉となった状態で回転
ダンパ100が回転する。
【0044】これにより、モータ112の回転方向を変
えるだけで上ノズル34の回転ダンパ100の回転状態
を、全て開状態(または全て閉状態)にしたり、隣接す
るノズルを交互に開閉状態にできる。また、開閉状態の
周期は、モータ112の回転速度によって任意に設定で
きる。
【0045】なお、上記実施例では、第1チェーン11
8と第2チェーン122の2本を設けたが、これを3本
以上にするとさらに細かいパターンを形成することがで
きる。また、複雑な制御が不要な場合には、一本のチェ
ーンで回転させてもよい。
【0046】次に、下ノズル36の構造について説明す
る。
【0047】下ノズル36のノズル本体126は直方体
を成し、その下面は左側部ほど上方に傾斜している。そ
して、ノズル本体126の右側面が開口して流入口12
8となっている。また、ノズル本体126の上面には噴
射口130が設けられており、ウエブWの幅方向に沿っ
て配されている。ノズル本体126の内部には、噴射口
130に沿って回転軸132を有する回転ダンパ134
が設けられている。ノズル本体126の左側面から突出
した回転軸132の先端部にはチェーンホイール136
が設けられている。チェーンホイール136を回転させ
ることにより回転ダンパ134が開閉する。
【0048】上ノズル34と同様に、下ノズル36の回
転ダンパ134を囲む両側壁は円弧状を成し、回転ダン
パ134の回転により、空気を断続的に噴射口130か
ら噴出できる。
【0049】符号140は、複数の下ノズル36の右側
部を一体に連結している取付板である。
【0050】符号142は、仕切壁18の下部に設けら
れた下開口部であって、流入口128があるノズル本体
126の右側部が挿入されている。これによりエアート
ランク室20と流入口128が連結される。下開口部1
28の前後方向の寸法は、下ノズル36が前後方向に移
動できるように余裕を持って形成されている。また、取
付板140は、下開口部142を全て閉塞する大きさと
なっている(図10参照)。
【0051】複数の下ノズル36のチェーンホイール1
36を回転させる構造は、上ノズル34のチェーンホイ
ール106を回転させる構造と同じである。しかしなが
ら、下ノズル36は前後方向に摺動するため、第1チェ
ーンホイール114,第2チェーンホイール116に回
転運動を与える構造が上ノズル34と異なっている。以
下、それについて説明する。
【0052】図13に示すように、第1チェーンホイー
ル114に直結する回転軸144には、固定チェーンホ
イール146が設けられている。この固定チェーンホイ
ール146には、連結腕148が設けれている、連結腕
148には、連結腕150が連結され、連結腕148,
150は、「く」の字状に屈曲する。連結腕148,1
50の屈曲部には、移動チェーンホイール152が設け
られている。連結腕150の他端には、駆動チェーンホ
イール154が設けられている。固定チェーンホイール
146と移動チェーンホイール152との間に無端チェ
ーン156が掛け渡され、駆動チェーンホイール154
と移動チェーンホイール152との間にも無端チェーン
158が掛け渡されている。そして、駆動チェーンホイ
ール154をモータ160によって回転させることによ
って、移動チェーンホイール152及び固定チェーンホ
イール146が回転して、第1チェーンホイール114
が回転する。また、下ノズル支持台56が回転板64を
回転させて、前後方向に移動する場合には、連結腕14
8,150の屈曲角度が変わって駆動系統は連結された
ままとなる。
【0053】上記構成の熱処理装置10の動作について
説明する。
【0054】(1)空気の循環経路について説明する。
【0055】図3の矢印に示すように、送風装置28に
よって起こされた熱風は、エアートランク室20から、
上下のノズル本体94,126の流入口96,128に
流入する。そして、噴射口98,130から走行するウ
エブWに噴射される。ウエブWに当たったリターンエア
ーは、回収孔32からリターンエアー室24に入り、こ
こで加熱装置30によって加熱されて送風装置28に戻
る。
【0056】(2)ウエブWを熱処理する場合について
説明する。
【0057】搬入口14から搬入されたウエブWは、上
下ネットコンベア66,84の間を経て搬出口16に至
る。この場合に、上下ノズル34,36から熱風が吹付
けられ、ウエブWはエアービーディングされて波形とな
って収縮効果、揉み効果が与えられる。この場合に、熱
風は回転ダンパ100,134によって断続的に供給さ
れ、また、下ノズル36が前後方向に摺動するため、図
14(a)〜(c)のような関係になる。但し、図中に
おいて、ノズルの中の「○」は、そのノズルが開状態で
あり、「×」は、そのノズルが閉状態であることを示
す。また、「○」,「×」の実線が、実線状態のウエブ
Wと対応し、その点線状態が点線状態のウエブWと対応
する。
【0058】(a) 上下ノズル34,36が千鳥状の
位置し、一方が開状態、他方が閉状態にある場合には、
回転ダンパの回転により波形のウエブWの山部分が、次
には谷部分となり、ウエブWをばたつかせることができ
る。すなわち、揉み効果がある(図14(a)参照)。
【0059】(b) 上下ノズル34,36が千鳥状に
位置し、両方共開状態にある場合には、ウエブWは同じ
波形を維持しつつ走行するため、収縮効果がある(図1
4(b)参照)。
【0060】(c) 上下ノズル34,36が相対向す
る位置にあり、一方が開状態、他方が閉状態にある場合
には、回転ダンパの回転により波形のウエブWの山部分
が、次には谷部分となり、ウエブWをばたつかせること
ができる。すなわち、揉み効果がある(図14(c)参
照)。
【0061】なお、上下ノズル34,36が相対向する
位置にあり両方共に開状態にある場合、上下ノズル3
4,36が相対向する位置にあり両方共閉状態にある場
合、上下ノズル34,36が千鳥状に位置し両方共閉状
態にある場合は、ウエブWに収縮効果、揉み効果を与え
ないため、このパターンが構成されないようにしてお
く。
【0062】そして、ウエブWの搬送と同時に下ノズル
36を前後方向に摺動させることにより、前記した
(a)と(b)の状態とを繰り返すか、(a)と(c)
の状態とを繰り返す。これにより、回転ダンパを単に回
転させたり、下ノズル36のみを前後方向に摺動させる
よりもウエブWにより効果的に収縮効果、揉み効果が与
えられる。また、回転ダンパ100,134の開閉状態
は、前記したようにモータ112、160の回転方向で
容易に制御できる。
【0063】(3)上ネットコンベア66を上方に移動
させる場合。
【0064】ウエブWに収縮効果を与えるだけであるな
らば、図2、図12に示すようにエアービーディングを
小さくするために上下ネットコンベア66,84の間隔
(以下、ネット間隔)Aを小さくしておけばよい。しか
し、揉み効果も与える場合には、エアービーディングを
大きくするために、ネット間隔Aを大きくする必要があ
る。そのため、図1、図11に示すようにネット間隔A
を上ノズル34を引き上げることにより大きくする。こ
の場合に、上ノズル34だけ引上げるだけでなく、上ネ
ットコンベア66も引上げることにより、その間隔を広
げることができる。
【0065】これにより、ネット間隔Aが大きいためい
ウエブWは上下方向に激しくエアービーディングでき、
より効果的に揉み効果を与えることができる。
【0066】上記構成の熱処理装置10においては、上
ノズル34を上下方向に移動可能にしたが、これに代え
て下方ノズル36を上下方向に移動させてもよい。ま
た、前後方向に摺動させるノズルも、下ノズル36に限
らず、上ノズル34を摺動させてもよい。
【0067】さらに、上記実施例では、上ノズル34を
水平に持ち上げて、その間隔を広げたが、これに変えて
図15に示すように、上ネットコンベア66を傾斜させ
て、搬出口に近いほどネット間隔Aを広げてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上により、本発明の請求項1のウエブ
の熱処理装置であると、熱風噴射口に沿って回転軸を有
する回転ダンパを回転させることにより、熱風噴射口か
ら噴出される熱風をまんべんなく断続的に供給すること
ができ、ウエブの幅方向に沿ってまんべんなく熱処理を
行なうことができる。
【0069】請求項2のウエブの熱処理装置にあって
は、上方のノズルを摺動させることによって、上下2層
のネットコンベアの中を走行しているウエブに、より効
果的にエアービーディングを与えることができる。
【0070】請求項3のウエブの熱処理装置にあって
は、下方のノズルを摺動させることにより、上下2層の
ネットコンベアの間を走行しているウエブに、より効果
的にエアービーディングを与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上ノズルを引上げた状態の熱処理装置の側面か
ら見た断面図である。
【図2】上ノズルを下ろした状態における熱処理装置の
側面から見た断面図である。
【図3】熱処理装置の背面から見た断面図である。
【図4】上ノズル支持部材の斜視図である。
【図5】上ノズルの斜視図である。
【図6】下ノズルの斜視図である。
【図7】上ノズルの縦断面図である。
【図8】回転ダンパの開閉状態を示す図面であって、 (a)ノズルの横断面図である。 (b)回転ダンパの初期状態である。 (c)モータを時計方向に回転させた状態である。 (d)モータを反時計方向に回転させた状態である。
【図9】第1チェーンホイールと第2チェーンホイール
の斜視図である。
【図10】仕切壁にある上開口部と下開口部の正面図で
ある。
【図11】上下ネットコンベアの間隔を広くした状態の
説明図である。
【図12】上下のネットコンベアの間隔を狭くした状態
の説明図である。
【図13】下ノズルにおける駆動機構を示す斜視図であ
る。
【図14】回転ダンパと下ノズルの動きによるウエブの
動きの説明図である。 (a) 上下ノズルが千鳥状の位置し、一方が開状態、
他方が閉状態にある場合。 (b) 上下ノズルが千鳥状に位置し、両方共開状態に
ある場合。 (c) 上下ノズルが相対向する位置にあり、一方が開
状態、他方が閉状態にある場合。
【図15】上ネットコンベアを傾けた状態の説明図であ
る。
【図16】従来の回転ダンパを有する下ノズルの斜視図
である。
【符号の説明】
10 熱処理装置 12 熱処理室 34 上ノズル 36 下ノズル 38 上ノズル支持部材 56 下ノズル支持台 66 上ネットコンベア 84 下ネットコンベア 98 噴射口 100 回転ダンパ 102 回転軸 130 噴射口 132 回転軸 134 回転ダンパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱処理室内部にウエブをその間に介在させ
    て搬送する上下二層のネットコンベアを配し、 前記ネットコンベアの上下にウエブの走行方向に沿って
    複数のノズルを配し、 前記各ノズルの熱風噴射口が、ウエブの幅方向に沿って
    設けられたウエブの熱処理装置において、 前記熱風噴射口に沿って回転軸を有する回転ダンパを前
    記ノズル内部にそれぞれ設け、 前記回転ダンパを回転させることにより前記熱風噴射口
    から熱風を断続的に噴射することを特徴とするウエブの
    熱処理装置。
  2. 【請求項2】前記ネットコンベアの上方に設けられた複
    数のノズルを、ウエブの走行方向に沿って一体に摺動す
    るように設け、 ウエブの搬送と共に前記上方の複数のノズルをウエブの
    走行方向及び逆走行方向に反復して摺動させる摺動手段
    を有したことを特徴とする請求項1記載のウエブの熱処
    理装置。
  3. 【請求項3】前記ネットコンベアの下方に設けられた複
    数のノズルを、ウエブの走行方向に沿って一体に摺動す
    るように設け、 ウエブの搬送と共に前記下方の複数のノズルをウエブの
    走行方向及び逆走行方向に反復して摺動させる摺動手段
    を有したことを特徴とする請求項1記載のウエブの熱処
    理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003082573A (ja) * 2001-09-07 2003-03-19 Hirano Tecseed Co Ltd ウエブの熱処理装置
KR102591034B1 (ko) * 2023-05-17 2023-10-19 엠엔테크(주) 버너를 이용한 매트리스용 포켓스프링 해체장치

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