JPH07128064A - 振動ジャイロ - Google Patents
振動ジャイロInfo
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- JPH07128064A JPH07128064A JP5278311A JP27831193A JPH07128064A JP H07128064 A JPH07128064 A JP H07128064A JP 5278311 A JP5278311 A JP 5278311A JP 27831193 A JP27831193 A JP 27831193A JP H07128064 A JPH07128064 A JP H07128064A
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Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動ジャイロのケース内において定在波の発
生を促進させ、更に音波干渉を軽減させて、コリオリの
力による屈曲運動から角速度を検出する感度を向上させ
る。 【構成】 振動子1、ボリューム12及びICパッケー
ジ13を固定するハイブリットIC基板11を、振動子
1の振動によりケース10′内において定在波を生じる
ように振動子1の長手方向に平行な仕切板10a′を設
けたケース10′で覆設し、この定在波の節部の位置に
振動子1の中立軸を合致させる。更にボリューム12及
びICパッケージ13を振動子1の変位零点の位置に配
置させる。 【効果】 これにより検出感度を向上させることがで
き、特性の安定性を高くすることができる。
生を促進させ、更に音波干渉を軽減させて、コリオリの
力による屈曲運動から角速度を検出する感度を向上させ
る。 【構成】 振動子1、ボリューム12及びICパッケー
ジ13を固定するハイブリットIC基板11を、振動子
1の振動によりケース10′内において定在波を生じる
ように振動子1の長手方向に平行な仕切板10a′を設
けたケース10′で覆設し、この定在波の節部の位置に
振動子1の中立軸を合致させる。更にボリューム12及
びICパッケージ13を振動子1の変位零点の位置に配
置させる。 【効果】 これにより検出感度を向上させることがで
き、特性の安定性を高くすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は飛行体、船舶、車両、
ロボットなどの位置、姿勢制御に適した振動ジャイロに
係わり、特に、物体の慣性角速度を検出する振動ジャイ
ロに関する。
ロボットなどの位置、姿勢制御に適した振動ジャイロに
係わり、特に、物体の慣性角速度を検出する振動ジャイ
ロに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図13に示すように振動子2
1のx軸面21x、y軸面21yに圧電トランスデューサ
22、23を貼着し、x軸方向に運動している物体21
にz軸回りに角速度Ωが加わるとy軸方向にコリオリの
力Fcが発生することが知られている。この原理を利用
し、物体をx軸方向に屈曲振動を起こさせて速度を与
え、z軸回りに角速度Ωを受けたときにy軸方向に発生
するコリオリの力Fcにより起きる屈曲振動を検知する
ことにより、この角速度Ωを測定する振動ジャイロが提
案されている(特開昭62−106315号、特開平1
−250014号、特開平2−51066号、特開平2
−80911号、特開平2−82164号、特開平2−
187621号、特開平2−187622号、特開平2
−201218号公報)。
1のx軸面21x、y軸面21yに圧電トランスデューサ
22、23を貼着し、x軸方向に運動している物体21
にz軸回りに角速度Ωが加わるとy軸方向にコリオリの
力Fcが発生することが知られている。この原理を利用
し、物体をx軸方向に屈曲振動を起こさせて速度を与
え、z軸回りに角速度Ωを受けたときにy軸方向に発生
するコリオリの力Fcにより起きる屈曲振動を検知する
ことにより、この角速度Ωを測定する振動ジャイロが提
案されている(特開昭62−106315号、特開平1
−250014号、特開平2−51066号、特開平2
−80911号、特開平2−82164号、特開平2−
187621号、特開平2−187622号、特開平2
−201218号公報)。
【0003】このような振動ジャイロは近年制御技術の
発達に伴い飛行体、船舶、車両、ロボットなどの位置、
姿勢制御装置として超小型で高性能なものが求められて
いる。したがって、振動ジャイロは図14、図15に示
すように、この振動ジャイロを駆動、検出するためのハ
イブリットIC基板32上に振動子21と共にボリュー
ム33および差動アンプ等が収められたICパッケージ
34も固定させている。この際、振動ジャイロの安定
化、検出効率等の特性を満足させるために、圧電トラン
スデューサ22、23を貼着していない振動子21の振
動面24、25を適宜切削して、図16に示すように共
振周波数ωxと共振周波数ωyを合致させる技法が適用さ
れている。
発達に伴い飛行体、船舶、車両、ロボットなどの位置、
姿勢制御装置として超小型で高性能なものが求められて
いる。したがって、振動ジャイロは図14、図15に示
すように、この振動ジャイロを駆動、検出するためのハ
イブリットIC基板32上に振動子21と共にボリュー
ム33および差動アンプ等が収められたICパッケージ
34も固定させている。この際、振動ジャイロの安定
化、検出効率等の特性を満足させるために、圧電トラン
スデューサ22、23を貼着していない振動子21の振
動面24、25を適宜切削して、図16に示すように共
振周波数ωxと共振周波数ωyを合致させる技法が適用さ
れている。
【0004】このように振動子21の振動面24、25
を切削後、図17、図18に示すように振動子21と、
この振動ジャイロを駆動、検出するためのボリューム3
3およびICパッケージ34が固定されたハイブリット
IC基板32とを、上側ケース31Aおよび下側ケース
31Bで覆設する。
を切削後、図17、図18に示すように振動子21と、
この振動ジャイロを駆動、検出するためのボリューム3
3およびICパッケージ34が固定されたハイブリット
IC基板32とを、上側ケース31Aおよび下側ケース
31Bで覆設する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、共振周
波数ωxと共振周波数ωyが合致した振動子21等が固定
されたハイブリットIC基板32を、上側ケース31A
および下側ケース31Bで覆設すると、図17、図18
に示すように振動子21から発生する音波がケース31
内で矢印で示す如く不規則に干渉して、図19に示すよ
うに共振周波数ωxと共振周波数ωyの重なりが少なくな
り、コリオリの力による屈曲運動から角速度を検出する
感度の低下を招いていた。
波数ωxと共振周波数ωyが合致した振動子21等が固定
されたハイブリットIC基板32を、上側ケース31A
および下側ケース31Bで覆設すると、図17、図18
に示すように振動子21から発生する音波がケース31
内で矢印で示す如く不規則に干渉して、図19に示すよ
うに共振周波数ωxと共振周波数ωyの重なりが少なくな
り、コリオリの力による屈曲運動から角速度を検出する
感度の低下を招いていた。
【0006】
【目的】本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、定在波の発生を促進させ、更に
音波干渉を軽減させて、コリオリの力による屈曲運動か
ら角速度を検出する感度を向上させる振動ジャイロを提
供することを目的とする。
ためになされたもので、定在波の発生を促進させ、更に
音波干渉を軽減させて、コリオリの力による屈曲運動か
ら角速度を検出する感度を向上させる振動ジャイロを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の振動ジャイロは、横断面形状が正n角形(n
は3以上の正の整数)の角柱形状から成る振動子と、振
動子を駆動、検出するための電子部品と、振動子および
電子部品を固定する基板と、振動子および電子部品が固
定された基板を覆設するケースとから構成される振動ジ
ャイロにおいて、基板に固定された振動子の振動により
ケース内において定在波を生じるように振動子の長手方
向に平行な仕切部材を設けると共に、定在波の節部また
は(および)腹部の位置に振動子の中立軸を合致させる
ものであり、更に定在波の発生を阻害する電子部品を振
動子の変位零点の位置に配置するものである。
に本発明の振動ジャイロは、横断面形状が正n角形(n
は3以上の正の整数)の角柱形状から成る振動子と、振
動子を駆動、検出するための電子部品と、振動子および
電子部品を固定する基板と、振動子および電子部品が固
定された基板を覆設するケースとから構成される振動ジ
ャイロにおいて、基板に固定された振動子の振動により
ケース内において定在波を生じるように振動子の長手方
向に平行な仕切部材を設けると共に、定在波の節部また
は(および)腹部の位置に振動子の中立軸を合致させる
ものであり、更に定在波の発生を阻害する電子部品を振
動子の変位零点の位置に配置するものである。
【0008】
【作用】振動子および電子部品を固定する基板を、振動
子の振動によりケース内において定在波を生じるように
振動子の長手方向に平行な仕切部材を設けたケースで覆
設し、この定在波の節部または(および)腹部の位置に
振動子の中立軸を合致させる。更に電子部品を振動子の
変位零点の位置に配置させる。
子の振動によりケース内において定在波を生じるように
振動子の長手方向に平行な仕切部材を設けたケースで覆
設し、この定在波の節部または(および)腹部の位置に
振動子の中立軸を合致させる。更に電子部品を振動子の
変位零点の位置に配置させる。
【0009】これによりケース内部に定在波を確実に発
生させることができ、しかも振動子の中立軸をケース内
部に発生する定在波の節部である変位零点の位置または
腹部である変位最大点の位置に合致させることができる
ので、x軸方向の共振周波数とy軸方向の共振周波数と
を合致させた振動子をケースにより覆設させても、コリ
オリの力による屈曲運動から角速度を検出する感度を向
上させることができる。
生させることができ、しかも振動子の中立軸をケース内
部に発生する定在波の節部である変位零点の位置または
腹部である変位最大点の位置に合致させることができる
ので、x軸方向の共振周波数とy軸方向の共振周波数と
を合致させた振動子をケースにより覆設させても、コリ
オリの力による屈曲運動から角速度を検出する感度を向
上させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の振動ジャイロを両端自由の音
片型に適用した実施例につき図面を参照して説明する。
図7において、振動ジャイロは横断面4角形の直方体の
音片で構成された振動子1をx軸方向に屈曲運動を起こ
させて速度を与え、z軸回りに角速度Ωを受けたときに
y軸方向に発生するコリオリの力Fcによる振動を検知
することにより、この角速度Ωを測定するものである。
片型に適用した実施例につき図面を参照して説明する。
図7において、振動ジャイロは横断面4角形の直方体の
音片で構成された振動子1をx軸方向に屈曲運動を起こ
させて速度を与え、z軸回りに角速度Ωを受けたときに
y軸方向に発生するコリオリの力Fcによる振動を検知
することにより、この角速度Ωを測定するものである。
【0011】本発明の振動ジャイロにおいて、振動子1
は、メカニカルQ、ヤング率、密度の温度係数、線膨張
係数、等方性などの諸特性を考慮して恒弾性材料が使用
されているNi−SPAN−CまたはCo−エリンバ等
の恒弾性金属材料やガラス、セラミック等の恒弾性電気
絶縁物で構成されている。後者の恒弾性電気絶縁物とし
てはヤング率の温度係数が小さく線膨張係数が小さい絶
縁物で、特殊ガラスが好適に採用される。特殊ガラスは
恒弾性である他、メカニカルQが大きく等方的であり、
振動子として必要な特性を備えている。一般に、振動ジ
ャイロに使用する振動子は特に断面2次モーメントの関
係で厳密に正n角形(nは3以上の正の整数)である必
要があるので、断面の角度精度、寸法精度等を厳格に規
定するため、切削、研磨して調整を行う際に、恒弾性絶
縁物、特にガラスではその作業が容易である。
は、メカニカルQ、ヤング率、密度の温度係数、線膨張
係数、等方性などの諸特性を考慮して恒弾性材料が使用
されているNi−SPAN−CまたはCo−エリンバ等
の恒弾性金属材料やガラス、セラミック等の恒弾性電気
絶縁物で構成されている。後者の恒弾性電気絶縁物とし
てはヤング率の温度係数が小さく線膨張係数が小さい絶
縁物で、特殊ガラスが好適に採用される。特殊ガラスは
恒弾性である他、メカニカルQが大きく等方的であり、
振動子として必要な特性を備えている。一般に、振動ジ
ャイロに使用する振動子は特に断面2次モーメントの関
係で厳密に正n角形(nは3以上の正の整数)である必
要があるので、断面の角度精度、寸法精度等を厳格に規
定するため、切削、研磨して調整を行う際に、恒弾性絶
縁物、特にガラスではその作業が容易である。
【0012】このような恒弾性絶縁物で構成された振動
子1は図8に示すように、振動子の共振周波数でx軸方
向に振動させて速度を与えるために、x軸、y軸に対し
て45°の軸線に平行な面1Aに圧電トランスデューサ
2、x軸、y軸に対して45°の軸線に直交する軸線に
平行な面1Bに圧電トランスデューサ3が貼着されてい
る。この圧電トランスデューサ2、圧電トランスデュー
サ3に駆動信号を印加し振動子1のx軸方向に励振させ
るために、圧電トランスデューサ2、圧電トランスデュ
ーサ3は駆動回路に接続されている。
子1は図8に示すように、振動子の共振周波数でx軸方
向に振動させて速度を与えるために、x軸、y軸に対し
て45°の軸線に平行な面1Aに圧電トランスデューサ
2、x軸、y軸に対して45°の軸線に直交する軸線に
平行な面1Bに圧電トランスデューサ3が貼着されてい
る。この圧電トランスデューサ2、圧電トランスデュー
サ3に駆動信号を印加し振動子1のx軸方向に励振させ
るために、圧電トランスデューサ2、圧電トランスデュ
ーサ3は駆動回路に接続されている。
【0013】振動子1のx軸方向に励振させた状態で、
z軸回りに角速度Ωを受けることによりこの励振方向に
90°の位相差をもつコリオリの力Fcが発生する。こ
の励振方向に対して直交方向に励起されたコリオリの力
Fcによる屈曲運動を検出測定するために、圧電トラン
スデューサ2、圧電トランスデューサ3は検出回路に接
続されている。
z軸回りに角速度Ωを受けることによりこの励振方向に
90°の位相差をもつコリオリの力Fcが発生する。こ
の励振方向に対して直交方向に励起されたコリオリの力
Fcによる屈曲運動を検出測定するために、圧電トラン
スデューサ2、圧電トランスデューサ3は検出回路に接
続されている。
【0014】このように圧電トランスデューサ2、圧電
トランスデューサ3に接続される駆動回路と検出回路と
は図9に示すような回路構成で使用される。すなわち、
振動子1に貼着された圧電トランスデューサ2、圧電ト
ランスデューサ3はボリューム(可変抵抗器)VRを介
して加算アンプ6に接続され、さらに加算アンプ6は移
相回路7を介して圧電トランスデューサ2、圧電トラン
スデューサ3に接続されることにより駆動回路を構成し
ている。したがって加算アンプ6で増幅された信号は移
相回路7で位相制御されて圧電トランスデューサ2、圧
電トランスデューサ3に印加される。この際、ボリュー
ムVRにより圧電トランスデューサ2、圧電トランスデ
ューサ3に印加された入力電圧の和信号を調整すること
ができる。そして、これらの加算アンプ6、移相回路7
およびボリュームVRによって、振動子1の共振周波数
でかつ安定なる駆動信号が与えられる。
トランスデューサ3に接続される駆動回路と検出回路と
は図9に示すような回路構成で使用される。すなわち、
振動子1に貼着された圧電トランスデューサ2、圧電ト
ランスデューサ3はボリューム(可変抵抗器)VRを介
して加算アンプ6に接続され、さらに加算アンプ6は移
相回路7を介して圧電トランスデューサ2、圧電トラン
スデューサ3に接続されることにより駆動回路を構成し
ている。したがって加算アンプ6で増幅された信号は移
相回路7で位相制御されて圧電トランスデューサ2、圧
電トランスデューサ3に印加される。この際、ボリュー
ムVRにより圧電トランスデューサ2、圧電トランスデ
ューサ3に印加された入力電圧の和信号を調整すること
ができる。そして、これらの加算アンプ6、移相回路7
およびボリュームVRによって、振動子1の共振周波数
でかつ安定なる駆動信号が与えられる。
【0015】さらに、圧電トランスデューサ2、圧電ト
ランスデューサ3は差動アンプ8に接続される。この差
動アンプ8によって、圧電トランスデューサ2および圧
電トランスデューサ3に発生した出力電圧の差信号が測
定される。この差動アンプ8が検波回路9に接続される
ことにより検出回路を構成している。このように構成さ
れている加算アンプ6、移相回路7、差動アンプ8およ
び検波回路9は振動ジャイロを小型化するために、ひと
つのICパッケージ13に収められている。
ランスデューサ3は差動アンプ8に接続される。この差
動アンプ8によって、圧電トランスデューサ2および圧
電トランスデューサ3に発生した出力電圧の差信号が測
定される。この差動アンプ8が検波回路9に接続される
ことにより検出回路を構成している。このように構成さ
れている加算アンプ6、移相回路7、差動アンプ8およ
び検波回路9は振動ジャイロを小型化するために、ひと
つのICパッケージ13に収められている。
【0016】また、振動子1は振動子1の長手方向両端
間をLとすれば両端から0.224Lの位置に振動の変
位零点、即ち振動の節部があり、振動子1はこの位置を
支持点として支持線5により担持されてハイブリットI
C基板11に固定されている。このハイブリットIC基
板11は図1、図2に示すように、上側ケース10Aお
よび下側ケース10Bで覆設されている。この上側ケー
ス10Aには上側ケース10Aの側面10bから、x軸
方向に発生する定在波の伝搬波長λのλ/2の整数倍の
位置に、振動子1の長手方向に平行な仕切板10aが設
けられている。更に、上側ケース10Aの側面10bと
仕切板10aとの間および上側ケース10Aの上面10
cとハイブリットIC基板11との間に位置する振動子
1の中立軸を、実質的にx軸方向およびy軸方向に発生
する定在波の伝搬波長λのλ/4の奇数倍の位置に合致
させている。
間をLとすれば両端から0.224Lの位置に振動の変
位零点、即ち振動の節部があり、振動子1はこの位置を
支持点として支持線5により担持されてハイブリットI
C基板11に固定されている。このハイブリットIC基
板11は図1、図2に示すように、上側ケース10Aお
よび下側ケース10Bで覆設されている。この上側ケー
ス10Aには上側ケース10Aの側面10bから、x軸
方向に発生する定在波の伝搬波長λのλ/2の整数倍の
位置に、振動子1の長手方向に平行な仕切板10aが設
けられている。更に、上側ケース10Aの側面10bと
仕切板10aとの間および上側ケース10Aの上面10
cとハイブリットIC基板11との間に位置する振動子
1の中立軸を、実質的にx軸方向およびy軸方向に発生
する定在波の伝搬波長λのλ/4の奇数倍の位置に合致
させている。
【0017】このように構成された振動ジャイロにおい
て、振動子1を圧電トランスデューサ2、3によりx軸
方向に振動させて速度を与える。この状態でz軸回りに
角速度Ωを受けたときにy軸方向に発生するコリオリの
力による振動が圧電トランスデューサ2、3から検出さ
れる。このときに、ケース10内のx軸方向に発生する
定在波の伝搬波長λのλ/2の整数倍の位置に仕切板1
0aを設けているので、ケース10内においてx軸方向
に定在波を発生させることができる。更に、このx軸方
向の定在波、およびこのx軸方向の定在波に基づき発生
するy軸方向の定在波の節部の位置に振動子1の中立軸
を合致させているので、x軸方向およびy軸方向の定在
波の干渉を零にすることができる。
て、振動子1を圧電トランスデューサ2、3によりx軸
方向に振動させて速度を与える。この状態でz軸回りに
角速度Ωを受けたときにy軸方向に発生するコリオリの
力による振動が圧電トランスデューサ2、3から検出さ
れる。このときに、ケース10内のx軸方向に発生する
定在波の伝搬波長λのλ/2の整数倍の位置に仕切板1
0aを設けているので、ケース10内においてx軸方向
に定在波を発生させることができる。更に、このx軸方
向の定在波、およびこのx軸方向の定在波に基づき発生
するy軸方向の定在波の節部の位置に振動子1の中立軸
を合致させているので、x軸方向およびy軸方向の定在
波の干渉を零にすることができる。
【0018】また、図3、図4に示すように上側ケース
10A′の側面10b′から、x軸方向に発生する定在
波の伝搬波長λのλ/2の整数倍の位置に振動子1の長
手方向に平行な仕切板10a′を設ける際、上側ケース
10A′の側面10b′と仕切板10a′との間に位置
させる振動子1の中立軸を、x軸方向に発生する定在波
の伝搬波長λのλ/4の偶数倍の位置に合致させてもよ
い。但し、この場合には、ケース10′の大きさ等の制
限からx軸方向に発生する定在波の長さxとy軸方向に
発生する定在波の長さyとは異なることになる。しか
し、x軸方向の定在波の変位最大点、即ち腹部の位置に
振動子1の中立軸を合致させているので、振動子1の振
動を加速させることができる。
10A′の側面10b′から、x軸方向に発生する定在
波の伝搬波長λのλ/2の整数倍の位置に振動子1の長
手方向に平行な仕切板10a′を設ける際、上側ケース
10A′の側面10b′と仕切板10a′との間に位置
させる振動子1の中立軸を、x軸方向に発生する定在波
の伝搬波長λのλ/4の偶数倍の位置に合致させてもよ
い。但し、この場合には、ケース10′の大きさ等の制
限からx軸方向に発生する定在波の長さxとy軸方向に
発生する定在波の長さyとは異なることになる。しか
し、x軸方向の定在波の変位最大点、即ち腹部の位置に
振動子1の中立軸を合致させているので、振動子1の振
動を加速させることができる。
【0019】さらに、図5、図6に示すように振動子1
の長手方向両端から0.224Lの位置にある振動の節
部に上述のボリューム12およびICパッケージ13
を、ハイブリットIC基板11上に配置させることによ
り、定在波の発生を阻害する要因を最小限に食止めるこ
とができる。本発明による振動ジャイロによる安定性、
検出効率の効果を確認するために以下のような実験を行
った。
の長手方向両端から0.224Lの位置にある振動の節
部に上述のボリューム12およびICパッケージ13
を、ハイブリットIC基板11上に配置させることによ
り、定在波の発生を阻害する要因を最小限に食止めるこ
とができる。本発明による振動ジャイロによる安定性、
検出効率の効果を確認するために以下のような実験を行
った。
【0020】実施例1 本発明による振動ジャイロにおいて、図1、図2に示す
上側ケース10Aの仕切板10aを上側ケース10Aの
側面10bからケースの中心に向って5mmの位置、即ち
x=5mmの位置に設け、更にハイブリットIC基板11
を上側ケース10Aの上面10cからケース10の下部
に向って5mmの位置、即ちy=5mmの位置に設ける。
上側ケース10Aの仕切板10aを上側ケース10Aの
側面10bからケースの中心に向って5mmの位置、即ち
x=5mmの位置に設け、更にハイブリットIC基板11
を上側ケース10Aの上面10cからケース10の下部
に向って5mmの位置、即ちy=5mmの位置に設ける。
【0021】このような構成において振動子1を圧電ト
ランスデューサ2、3によりx軸方向に周波数f=30
kHz、波長λ=10mmの振動により振動させる場合、定
在波は波長λ=10mmなので、振動子1の中立軸を実質
的にx軸方向およびy軸方向に発生する定在波の伝搬波
長λのλ/4の奇数倍の位置に合致させれば、振動子1
の中立軸はx軸方向およびy軸方向の定在波の節部に合
致する。これにより定在波の干渉が零になり、図10に
示すように共振周波数ωxと共振周波数ωyとを実質的に
合致させることができるので、検出感度劣化のほとんど
ない特性を得ることができた。
ランスデューサ2、3によりx軸方向に周波数f=30
kHz、波長λ=10mmの振動により振動させる場合、定
在波は波長λ=10mmなので、振動子1の中立軸を実質
的にx軸方向およびy軸方向に発生する定在波の伝搬波
長λのλ/4の奇数倍の位置に合致させれば、振動子1
の中立軸はx軸方向およびy軸方向の定在波の節部に合
致する。これにより定在波の干渉が零になり、図10に
示すように共振周波数ωxと共振周波数ωyとを実質的に
合致させることができるので、検出感度劣化のほとんど
ない特性を得ることができた。
【0022】実施例2 本発明による振動ジャイロにおいて、図3、図4に示す
上側ケース10A′の仕切板10a′を上側ケース10
A′の側面10b′からケースの中心に向って10mmの
位置、即ちx=10mmの位置に設け、更にハイブリット
IC基板11を上側ケース10A′の上面10c′から
ケースの下部に向って5mmの位置、即ちy=5mmの位置
に設ける。
上側ケース10A′の仕切板10a′を上側ケース10
A′の側面10b′からケースの中心に向って10mmの
位置、即ちx=10mmの位置に設け、更にハイブリット
IC基板11を上側ケース10A′の上面10c′から
ケースの下部に向って5mmの位置、即ちy=5mmの位置
に設ける。
【0023】このような構成において振動子1を圧電ト
ランスデューサ2、3によりx軸方向に周波数f=30
kHz、波長λ=10mmの振動により振動させる場合、定
在波は波長λ=10mmなので、振動子1の中立軸を実質
的にx軸方向に発生する定在波の伝搬波長λのλ/4の
偶数倍の位置およびy軸方向に発生する定在波の伝搬波
長λのλ/4の奇数倍の位置に合致させれば、振動子1
の中立軸はx軸方向の定在波の腹部およびy軸方向の定
在波の節部に合致する。これにより振動子1の振動が加
速され、図11に示すように共振周波数ωxのメカニカ
ルQが増大したので、検出感度を向上させることができ
た。
ランスデューサ2、3によりx軸方向に周波数f=30
kHz、波長λ=10mmの振動により振動させる場合、定
在波は波長λ=10mmなので、振動子1の中立軸を実質
的にx軸方向に発生する定在波の伝搬波長λのλ/4の
偶数倍の位置およびy軸方向に発生する定在波の伝搬波
長λのλ/4の奇数倍の位置に合致させれば、振動子1
の中立軸はx軸方向の定在波の腹部およびy軸方向の定
在波の節部に合致する。これにより振動子1の振動が加
速され、図11に示すように共振周波数ωxのメカニカ
ルQが増大したので、検出感度を向上させることができ
た。
【0024】また、振動子1の長手方向両端から0.2
24Lの位置にある振動の節部に上述のボリューム12
およびICパッケージ13を、ハイブリットIC基板1
1上に配置させれば、図12に示すように、さらに共振
周波数ωyのメカニカルQが増大し、検出感度を向上さ
せることができる。なお、以上の実施例では振動ジャイ
ロを4角形の直方体振動子を使用した音片型に適用した
例について説明したが、本発明の振動ジャイロは横断面
n角形(nは3以上の正の整数)の多辺体の音片型にも
適用でき、音又型等に応用する場合についても等しく適
用できる。この場合、x軸方向、y軸方向とはその横断
面n角形のx軸方向、y軸方向成分をいういものとす
る。
24Lの位置にある振動の節部に上述のボリューム12
およびICパッケージ13を、ハイブリットIC基板1
1上に配置させれば、図12に示すように、さらに共振
周波数ωyのメカニカルQが増大し、検出感度を向上さ
せることができる。なお、以上の実施例では振動ジャイ
ロを4角形の直方体振動子を使用した音片型に適用した
例について説明したが、本発明の振動ジャイロは横断面
n角形(nは3以上の正の整数)の多辺体の音片型にも
適用でき、音又型等に応用する場合についても等しく適
用できる。この場合、x軸方向、y軸方向とはその横断
面n角形のx軸方向、y軸方向成分をいういものとす
る。
【0025】また、以上の実施例では上側ケースに仕切
板を設けていたが、これに限らずケース内に定在波を発
生させることができれば、ケース内においてどのように
仕切板を設けてもよい。
板を設けていたが、これに限らずケース内に定在波を発
生させることができれば、ケース内においてどのように
仕切板を設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように本発
明の振動ジャイロによれば、横断面形状が正n角形(n
は3以上の正の整数)の角柱形状から成る振動子と、振
動子を駆動、検出するための駆動、検出回路と、振動子
および駆動、検出回路を固定する基板と、振動子および
駆動、検出回路が固定された基板を覆設するケースとか
ら構成される振動ジャイロにおいて、基板に固定された
振動子の振動によりケース内において定在波を生じるよ
うに振動子の長手方向に平行な仕切部材を設けると共
に、定在波の節部および(または)腹部の位置に振動子
の中立軸を合致させるものであり、更に定在波の発生を
阻害する駆動、検出回路を振動子の変位零点の位置に配
置することにより、ケース内の音波の変位零点の位置ま
たは変位最大点の位置を容易に振動子の中立軸の位置に
合せることができるので、コリオリの力による屈曲運動
から角速度を検出する感度が向上し、特性の安定性を高
くすることができる。
明の振動ジャイロによれば、横断面形状が正n角形(n
は3以上の正の整数)の角柱形状から成る振動子と、振
動子を駆動、検出するための駆動、検出回路と、振動子
および駆動、検出回路を固定する基板と、振動子および
駆動、検出回路が固定された基板を覆設するケースとか
ら構成される振動ジャイロにおいて、基板に固定された
振動子の振動によりケース内において定在波を生じるよ
うに振動子の長手方向に平行な仕切部材を設けると共
に、定在波の節部および(または)腹部の位置に振動子
の中立軸を合致させるものであり、更に定在波の発生を
阻害する駆動、検出回路を振動子の変位零点の位置に配
置することにより、ケース内の音波の変位零点の位置ま
たは変位最大点の位置を容易に振動子の中立軸の位置に
合せることができるので、コリオリの力による屈曲運動
から角速度を検出する感度が向上し、特性の安定性を高
くすることができる。
【図1】本発明の振動ジャイロの一実施例を示す平面
図。
図。
【図2】本発明の振動ジャイロの一実施例を示す立面
図。
図。
【図3】本発明の振動ジャイロの他の実施例を示す平面
図。
図。
【図4】本発明の振動ジャイロの他の実施例を示す立面
図。
図。
【図5】本発明の振動ジャイロの他の実施例を示す平面
図。
図。
【図6】本発明の振動ジャイロの他の実施例を示す立面
図。
図。
【図7】本発明の振動ジャイロを示す説明図。
【図8】本発明の振動ジャイロを示す説明図。
【図9】本発明の振動ジャイロの制御系を示すブロック
図。
図。
【図10】本発明の振動ジャイロの動作特性を示す図。
【図11】本発明の振動ジャイロの他の実施例による動
作特性を示す図。
作特性を示す図。
【図12】本発明の振動ジャイロの他の実施例による動
作特性を示す図。
作特性を示す図。
【図13】従来の振動ジャイロを示す斜視図。
【図14】従来の振動ジャイロを示す平面図。
【図15】従来の振動ジャイロを示す立面図。
【図16】従来の振動ジャイロの動作特性を示す図。
【図17】従来の振動ジャイロの音波特性を示す図。
【図18】従来の振動ジャイロの音波特性を示す図。
【図19】従来の振動ジャイロの動作特性を示す図。
1…振動子 10、10′…ケース 10A、10A′…上側ケース 10B、10B′…下側ケース 10a、10a′…仕切板 10b、10b′…側面 10c、10c′…上面 11…ハイブリットIC基板 12…ボリューム 13…ICパッケージ
Claims (2)
- 【請求項1】横断面形状が正n角形(nは3以上の正の
整数)の角柱形状から成る振動子と、前記振動子を駆
動、検出するための電子部品と、前記振動子および前記
電子部品を固定する基板と、前記振動子および前記電子
部品が固定された前記基板を覆設するケースとから構成
される振動ジャイロにおいて、前記基板に固定された前
記振動子の振動により前記ケース内において定在波を生
じるように前記振動子の長手方向に平行な仕切部材を設
けると共に、前記定在波の節部または(および)腹部の
位置に前記振動子の中立軸を合致させることを特徴とす
る振動ジャイロ。 - 【請求項2】前記定在波の発生を阻害する前記電子部品
を前記振動子の変位零点の位置に配置することを特徴と
する請求項1記載の振動ジャイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278311A JPH07128064A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 振動ジャイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278311A JPH07128064A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 振動ジャイロ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07128064A true JPH07128064A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17595574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5278311A Withdrawn JPH07128064A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 振動ジャイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07128064A (ja) |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP5278311A patent/JPH07128064A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |