JPH0712839Y2 - 給水弁を備える温水循環式浴槽装置 - Google Patents

給水弁を備える温水循環式浴槽装置

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JPH0712839Y2
JPH0712839Y2 JP1988028579U JP2857988U JPH0712839Y2 JP H0712839 Y2 JPH0712839 Y2 JP H0712839Y2 JP 1988028579 U JP1988028579 U JP 1988028579U JP 2857988 U JP2857988 U JP 2857988U JP H0712839 Y2 JPH0712839 Y2 JP H0712839Y2
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water
bathtub
filtration tank
boiler
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、浴槽の温水温度と温水レベルとが一定に保
持される温水循環式浴槽装置に関し、とくに、濾過タン
クに内蔵する粒状多孔石にバクテリアを生息させ、バク
テリアで温水を清澄に保持する温水循環式浴槽装置に関
する。
【従来の技術】 温水の温度を一定に保持するバーナーで温水を加温する
ボイラーを備えている温水循環式浴槽装置は実用化され
ている(特開昭62-266351号公報)。この温水循環式浴
槽装置は、温水の温度が設定温度以下に低下すると、こ
のことを温度センサーで検出してバーナーに点火し、バ
ーナーが温水を加温して、温水が一定の設定温度に加温
されると、バーナーの燃焼が停止される。
【考案が解決しようとする課題】
この構造の温水循環式浴槽装置は、温度センサーでバー
ナーの運転を制御して、温水を一定の温度に保持でき
る。しかしながら、この構造の温水循環式浴槽装置は、
24時間連続運転して、いつでも好きなときに入浴できる
装置とすることはできない。それは、温水が細菌の繁殖
に好ましい温度に加温されているので、一定時間経過す
ると、急激に細菌が繁殖するからである。 本考案者は、バクテリアの作用で温水を清澄に保持する
装置を開発した。この装置は、多孔質である天然の粒状
多孔石にバクテリアを繁殖させる。バクテリアは温水中
の雑菌を除去し、さらに、温水を清澄に保持する。この
装置は、バクテリアを理想的な環境で繁殖させることが
大切である。バクテリアを繁殖させるためには、多孔質
の天然石である粒状多孔石が使用できる。粒状多孔石
は、濾過タンクに充填されて、温水の循環路に配設され
る。温水の通路に粒状多孔石を内蔵する濾過タンクを連
結して数日連続的に運転すると、粒状多孔石には、自然
に好気性のバクテリアが繁殖する。バクテリアは、温水
に含まれる垢等を餌として繁殖し、温水に含まれるアン
モニアやタンパク質を分解して温水を清澄に保持する。
バクテリアが活発に活動すると、温水は極めて清澄に保
持され、しかも温水に含まれる大腸菌等の雑菌を効果的
に除去する。ちなみに、バクテリアで温水を処理しない
装置は、前日の夜に入浴して翌朝まで一定の温度に保持
すると、翌朝には大腸菌数が膨大な数に繁殖して温水は
白濁する。困ったことに、大腸菌の増殖は加速度的に多
くなる。ところが、温水の通路に、バクテリアを生息さ
せた粒状多孔石を設けて、夜間に入浴して翌朝まで温水
を循環させると、入浴直後に比較して大腸菌の数は相当
に減少し、温水は極めて清澄な状態に保持される。 この装置は、連続運転して温水を清澄に保持できるの
で、温水を入れ換えることなく24時間連続運転して、い
つでも好きなときに入浴できる特長がある。この装置が
温水を清澄に保持し、かつ一定の温度に加温するために
は、温水を加温する部材と、温水を清澄に保持する部材
とを必要とする。本考案者は、温水を加温するために、
電気ヒータを使用した装置を開発した。この装置は、24
時間連続運転して、温水を綺麗に保持し、また、一定の
温度に制御することができる。しかしながら、電気ヒー
タを使用した装置は、浴槽が大きくなるとランニングコ
ストが高くなる欠点がある。この欠点を解消するため
に、電気ヒータに代わって石油バーナーを使用し、石油
バーナーを装備するボイラーで温水を加温し、加温した
温水を粒状多孔石で濾過する装置を開発した。しかしな
がら、この装置を実際に運転すると、温水が薄く白濁
し、高い透明度とすることができなかった。電気ヒータ
を使用した装置も、使用環境によっては、粒状多孔石に
充分にバクテリアが繁殖するまでの間、例えば使用開始
後の数日間は温水が白濁する。このため、本考案者は、
温水の白濁の原因が、粒状多孔石に充分なバクテリアが
繁殖していないと推測し、さらに数週間連続運転した。
しかしながら、いつまでたっても温水を清澄にすること
はできなかった。本考案者はボイラーを種々の構造に変
更して実験を繰り返した。しかしながら、白濁する温水
を清澄に濾過することはできなかった。そこで、本考案
者は、使用する粒状多孔石の量を著しく多くした装置を
試作して実験した。その結果、粒状多孔石量を多くする
にしたがって、温水の白濁は次第に減少した。しかしな
がら、温水の白濁を解消するためには、従来の装置とは
比較にはならない数倍もの粒状多孔石を使用する必要が
あり、粒状多孔石のコストが著しく高騰した。とくに、
この用途に使用する粒状多孔石は、多孔質である独特の
ものを使用するので、粒状多孔石のコストは著しく高く
なった。さらに、天然の石を粉砕して多孔質に焼結した
粒状多孔石を使用するものはさらにコストアップする欠
点があった。 さらに、この種の装置は、浴槽の温水量が減少すると、
自動的に給水する機構を付加してさらに便利に使用でき
る。このことを実現する装置は、例えば実公昭38-9080
号公報に記載されている。この公報に記載される装置
は、循環ポンプの吸入側に給水弁を介して水タンクを連
結している。給水弁を開くと、水タンクから循環ポンプ
に補給水が供給される。循環ポンプに補給された水は、
濾過器と温水缶とを通過して浴槽に供給される。 この構造の装置は、温水缶を点火しない状態で、給水弁
から水を補給すると、浴槽に冷たい水が流入される欠点
がある。それは、水が加熱されないで、浴槽に流入され
るからである。 この考案はこれ等の欠点を解決するもので、補給水を濾
過タンクの粒状多孔石の潜熱で加温すると共に、粒状多
孔石にバクテリアを生育させて、温水を白濁することな
く清澄に保持できる給水弁を備える温水循環式浴槽装置
を提供するにある。 また、この考案の他の重要な目的は、石油バーナーで加
熱されるボイラーの熱交換器が長期間にわたって優れた
熱交換効率を保持できる給水弁を備える温水循環式浴槽
装置を提供するにある。
【課題を解決する為の手段】
この考案の給水弁を備える温水循環式浴槽装置は、前述
の目的を達成するために、下記の構成を備える。すなわ
ち、この考案の温水循環式浴槽装置は、ボイラー5と、
濾過タンク6と、レベルセンサー19と、給水弁20とを備
える。ボイラー5は、浴槽1に循環管2を介して連結さ
れている。ボイラー5は、温水の温度センサー3で石油
バーナー4を制御して温水を一定の温度に加温する。濾
過タンク6は、浴槽1に、循環管2と循環ポンプ7とを
介して連結されている。さらに、濾過タンク6は、内部
に粒状多孔石を充填しており、粒状多孔石にバクテリア
を繁殖させて温水を清澄に保持する。レベルセンサー19
は、浴槽1内の水面レベルを測定する。給水弁20は、レ
ベルセンサー19に制御されて浴槽1に温水を供給する。 さらにこの考案の温水循環式浴槽装置は、濾過タンク6
を、ボイラー5の吸入側と浴槽1との間に連結してい
る。浴槽1内の温水は、バクテリアの生息する粒状多孔
石17内蔵の濾過タンク6を通過した後にボイラー5に流
入されて加温される。さらに、給水弁20は、浴槽1と濾
過タンク6との間に接続されており、給水弁20から供給
された補給水は、濾過タンク6の粒状多孔石17の間を通
過してボイラー5に流入され、ボイラー5から浴槽1に
供給される。
【作用】
この考案の温水循環式浴槽装置は、浴槽内の温水レベル
が設定値以下に低下すると、このことがレベルセンサー
19に検出され、レベルセンサー19が給水弁20を開く。給
水弁20が開かれると、補給水が給水弁20を通って濾過タ
ンク6の吸入側に供給される。濾過タンク6に吸入され
た補給水は、濾過タンク6を通過する時に、濾過タンク
6に収納された粒状多孔石17の潜熱で加温されて浴槽1
に供給される。濾過タンク6に収納された粒状多孔石17
は相当の熱エネルギーを蓄積している。それは、粒状多
孔石17が、ここにバクテリアを生育させて温水を清澄に
するに充分な量に設計されるのでその量が多いからであ
る。重い石を多量に内蔵する濾過タンク6は、蓄える熱
エネルギーが多くなる。蓄熱量は粒状多孔石17の重さと
比熱とに比例する。さらに好都合なことに、粒状多孔石
は隙間を温水が通過するように充填される。このため、
粒状多孔石17の隙間を通過する温水は、粒状多孔石17の
熱で効率よく迅速に加温されて、浴槽1に供給される。
したがって、給水弁20を開いて冷水を補給しても、これ
が冷たい状態で浴槽1に流入されることはない。冷水は
濾過タンク6の粒状多孔石17で適温に近い温度に加温さ
れて浴槽1に流入される。冷水に熱を放出した後、粒状
多孔石の温度は次第に低下する。粒状多孔石の温度が低
下すると、ボイラーはバーナーに点火されて、冷水を加
温して浴槽に供給する。 さらに、この考案の好ましい実施例を示す第1図の温水
循環式浴槽装置は、浴槽1→循環ポンプ7→濾過タンク
6→ボイラー5の熱交換器18→浴槽1に温水を循環させ
る。濾過タンク6は、内部に粒状多孔石17を充填してお
り、粒状多孔石17にバクテリアを繁殖させて温水に含ま
れるアンモニアとタンパク質とを除去する。粒状多孔石
17で濾過された清澄な温水は、ボイラーの熱交換器18に
連続的に供給される。このように、濾過タンク6を通過
した温水をボイラー5に流入させること考案の装置は、
ボイラー5で高温に加熱された温水を、濾過タンク6に
流入させない。濾過タンク6には、浴槽1から快適な温
度の温水が吸入される。このため、濾過タンク6の粒状
多孔石17に生息するバクテリアは、高温に加熱された温
水によって異常な高温に加熱されることがない。バクテ
リアが異常な高温に加熱されると、温度障害によって温
水を清澄にする作用が著しく低下し、あるいは、一部が
死滅して温水の清澄化作用を失う。この考案の装置は、
ボイラー5で加熱した温水を濾過タンク6に供給しない
ので、粒状多孔石17のバクテリアがボイラーの発生熱で
死滅することがない。ボイラー5の発生熱は、他の加熱
部材とは比較にならないほど大きい。したがって、ボイ
ラーから排出される温水温度は非常に高くなる。ボイラ
ーのバーナーを小さくできるなら、発生熱量を小さくし
て温水の排出温度を低くできる。しかしながら、石油バ
ーナーの発生熱量を少なくすることは極めて難しい。そ
れは、石油の噴出量を制限するノズルの内径に制限を受
けるからである。さらに、ノズルの内径を小さくする
と、異物が詰まりやすく、メンテナンスに著しく手間が
かかる欠点もある。このため、ボイラーに装備される石
油バーナーの発生熱量は、電気ヒータやヒートポンプ式
の加熱部材とは比較ならないほど大きく、小さいもので
も数万kcal/時間以上と極めて大きい。したがって、ボ
イラーから排出される温水温度を低くすることができ
ず、ボイラーの排出側に接続した濾過タンクには、異常
な高温に加熱された温水が流入し、粒状多孔石のバクテ
リアに温度障害を与える。 さらに、この考案の温水循環式浴槽装置は、濾過タンク
で清澄にした温水をボイラーに流入させるので、長期間
にわたってボイラーの熱交換器の熱効率を高くでき、燃
料を有効に利用して経済的に使用できる。 更にまた、この考案の給水弁を備える温水循環式浴槽装
置は、温水の温度変化を少なくして快適に使用できる特
長も備える。この特長は、石油バーナーの点火、消火状
態を問わず、熱交換器には常時連続して温水が流入さ
れ、熱交換器内が、浴槽内の温水に近い温度の温水が循
環することによって実現される。すなわち、温水の温度
が設定温度以下に低下すると、このことが温度センサー
に検出されてボイラーの石油バーナーが点火される。石
油バーナーが点火される前に、熱交換器内は温水が連続
的に循環されているので、熱交換器内の温水と熱交換器
とは、浴槽内の温水に殆ど等しい温度に保持されてい
る。従って、石油バーナーが点火されて熱交換器が加熱
されると、熱交換器は、浴槽内の温水温度から次第に加
熱され、これによって温水が漸次緩やかに加熱されて浴
槽に還流される。 この為、石油バーナー点火直後に浴槽に高温の温水が噴
射されることがなく、浴槽内の温水を温度差少なく快適
に加熱できる特長が実現できる。 また、石油バーナーが消火した後も、熱交換器の余熱で
温水は加熱されるが、この状態に於ても温水は循環して
いるので、熱交換器内の温水が異常の温度上昇すること
なく、余熱が有効に利用されて温水が適温に効率良く加
温される特長も実現できる。 更に、フィルターに温水を強制循環させるポンプをボイ
ラーの熱交換器に温水を供給するポンプに併用するの
で、ボイラー専用の循環ポンプが必要なく、ボイラーと
フィルターの両方を備えるにも拘らず、全体の構造を簡
素化して安価に多量生産できる特長も実現する。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思想を具体
化する為の装置を例示するものであって、この考案の装
置は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下記の構造
に特定するものでない。この考案の装置は、実用新案登
録請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変更が加えら
れる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲が理解し
易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、
「実用新案登録請求の範囲の欄」、「従来の問題点を解
決する為の手段の欄」および「作用の欄」に示される部
材に付記している。ただ、実用新案登録請求の範囲に記
述される部材を、実施例に示す部材に特定するものでは
決してない。 第1図に示すボイラー5を備えた温水循環式浴槽装置
は、浴槽1と、この浴槽1の底部に1次フィルター8と
循環管2を介して吸入側が連結されている循環ポンプ7
と、この循環ポンプ7の吐出側に連結されている濾過タ
ンク6と、この濾過タンク6の吸入側に循環ポンプ7を
介して連結されている給水弁20と、この給水弁20を制御
するレベルセンサー19と、濾過タンク6の排出側に連結
されているボイラー5と、ボイラー5の排出側を浴槽1
に連結する循環管2とを備える。 ボイラー5は、熱交換器18と、この熱交換器18を介して
温水を加温する石油バーナー4とを備えている。 石油バーナー4は、温水温度を、例えば、39℃〜46℃の
設定温度に保持するように、温度センサー3で点火、消
火状態が制御される。 温度センサー3は、なるべく浴槽1内の温水に近い温度
が検出できるように、1段目のフィルター内に配設され
ている。温度センサー3がフィルター内の温水温度を検
出し、温水温度が設定値以下で石油バーナー4を点火
し、設定値以上で消火する。 1次フィルター8は、循環管2の浴槽内開口端に、脱着
自在に取り付けられる。 1次フィルター8のフィルター素材には、例えば連続気
泡を有する合成樹脂発泡体、耐水性のろ紙、不織布、網
材等が使用でき、例えば、網目が0.3〜5mm程度のものが
使用できる。 濾過タンク6は、内部構造が同一である2段の濾過タン
ク6が直列に連結されて濾過能力を向上している。濾過
タンク6の断面形状を第2図に示す。この濾過タンク6
は、細高い筒状のケーシング9と、ケーシング9内に配
設されている多孔石フィルター10と、温水の流入口に連
結されて温水をケーシング上部に押し上げる温水管11と
を備えている。 ケーシング9は、外筒と内筒とで2重円筒状に形成さ
れ、外筒と内筒との間に断熱材12が充填され断熱処理さ
れ、内筒が水密構造の温水路の一部を形成する。 ケーシング9は、内筒内に、上方から収納された複数段
の多孔石フィルター10を取り出して清掃できるように、
上端が開閉自在な蓋13で閉塞されている。蓋13は、これ
を固定した状態で、内筒の上端を水密に密閉する。 蓋13には空気抜弁14が連結され、空気抜弁14でもつて、
内筒の上部に溜る空気を外部に排出する。 内筒の下部は底板15で水密に閉塞されており、この底板
15を貫通して排出管16が固定されている。 内筒の中心は垂直に貫通して上端開口の温水管11が固定
されている。 多孔石フィルター10は内筒に引き出し自在に装着されて
いる。上方から流入した温水が、これを上下に貫通して
流下することによって、温水が粒状である粒状多孔石17
で濾過されるように、上方が開口され、底に通水孔が穿
設された円筒状に形成されて、中心に、温水管11が貫通
されるパイプが固定されている。 粒状多孔石17は、温水を透過させることによって、ここ
にバクテリアと、つりがね虫等の原生虫が生息できるよ
うに、多孔質である天然石、例えば、「麦飯石」等が使
用できる。また、この粒状多孔石17には、天然石をその
ままの状態で使用せず、これを粉砕して所定の外形に焼
結し、多孔質としたものも使用できる。 粒状多孔石17の総量は、浴槽の容積と一日当りの入浴者
数とを考慮して最適値に決定される。200〜1000リット
ルの浴槽の場合、20〜100kg使用される。 図示しないが、ケーシング9の上端に温水を供給するこ
ともできる。この場合、温水管11は必要ない。 循環ポンプ7は、浴槽1の大きさとボイラー5の発熱量
とを考慮して還水循環量が決定されるが、浴槽1の大き
さが、例えば500リットルの場合、循環パイプ7には1/4
〜1馬力程度のモーターで駆動されるポンプが使用され
る。 循環ポンプ7の温水循環量が多い程、ボイラー5の熱交
換器で加熱される温水の温度差を少なく出来る。ただ、
この循環ポンプ7は24時間連続運転されるので、大きす
ぎると消費電力が多くなりランニングコストが高くな
る。従って、循環ポンプ7の容量は、温水循環式浴槽装
置の使用状態を考慮して最適値に決定される。 ボイラー5の熱交換器18を通過する温水の温度差を少な
くする為には、複数のノズルを有する石油バーナー4を
使用することが出来る。複数の、例えば、ふたつのノズ
ルを有する石油バーナー4は、温水温度が低い時に両方
のノズルから石油を噴射して発生熱量を多くし、温水が
設定温度に近付くと、片方のノズルから燃料を噴霧して
発生熱量を少なくし、温水が設定温度以上に上昇するの
を防止して温水の温度差を少なくできる特長がある。 給水弁20は、循環ポンプ7の吸入側が2分岐されて一方
の分岐路に連結され、給水弁20を介して水道等の補給水
路に連結されている。この給水弁20は、循環ポンプ7に
補給水を供給して、浴槽1の温水面レベルを一定に保持
させる。従って、この給水弁20は、浴槽のレベルセンサ
ー19で開閉状態が制御される。浴槽の温水レベルが設定
値以下に下がると、このことがレベルセンサー19で検出
されて給水弁20が開弁され、浴槽1の温水面レベルが一
定以上になると、給水弁20は閉弁される。 給水弁20が開弁した状態で、循環ポンプ7は、補給水と
浴槽1からの温水とを混合して吸入する。循環ポンプ7
が、補給水と浴槽1からの温水とを混合して吸入する比
率は、例えば、補給水1に対して、浴槽温水を2〜20の
範囲とするのが良い。補給水に対する浴槽温水の比率が
高い程、ボイラーから排出される温水温度は浴槽内の、
温水温度近くに加温される。 第1図に示す温水循環式浴槽装置は、給水弁20が循環ポ
ンプ7を介して濾過タンク6の吸入側に連結されている
が、給水弁20は、図示しないが、直接濾過タンクの吸入
側に連結することも可能である。
【考案の効果】
この考案の給水弁を備える温水循環式浴槽装置は、浴槽
の水面レベルが低下すると、給水弁を開いて水を補給す
るので、浴槽の水面レベルを一定に保持できる特長があ
る。さらに、この考案の装置は、給水弁でもって、冷水
を濾過タンクの吸入側に補給するので、供給された冷水
を濾過タンクの粒状多孔石の潜熱で加温して浴槽に流入
できる特長がある。濾過タンクに内蔵する粒状多孔石は
循環する温水によって一定の温度に加温されて多量の熱
エネルギーを蓄熱している。とくに、粒状多孔石は、こ
こにバクテリアを生育させて温水を清澄にするので相当
な量に設計される。重い石を多量に内蔵する濾過タンク
は、蓄える熱エネルギーが多きくなる。粒状多孔石の蓄
熱エネルギーは、粒状多孔石の重さと比熱とに比例して
大きくなる。さらに好都合なことに、粒状多孔石は隙間
を温水が通過するように充填されている。言いかえる
と、粒状多孔石と温水との間で効率よく熱伝達される状
態となる。蓄熱する熱エネルギーが大きく、しかも、熱
伝導が効率よくできる状態にある濾過タンクは、粒状多
孔石の隙間を通過する温水を効率よく迅速に加温する。
したがって、この考案の装置は、浴槽の水面レベルが低
下して給水弁が開かれ、冷たい水が補給されても、これ
が冷たい状態で浴槽に流入されることはなく、適温に加
温して流入されるので快適に入浴できる特長がある。 さらにまた、この考案の装置は、ボイラーに大容量のバ
ーナーを使用するにもかかわらず、温水を清澄に保持で
きる特長がある。それは、この考案の装置が、ボイラー
の吸入側に濾過タンクを接続し、濾過タンクを通過した
温水をボイラーに流入させるので、粒状多孔石のバクテ
リアが温度障害を受けず、常に活性な状態となって温水
を効率よく清澄にするからである。すなわち、この状態
で循環される浴槽の温水は、 浴槽→濾過タンク→ボイラー→浴槽の順番に循環される
ので、ボイラーで異常な高温に加熱された温水は、大き
な浴槽で拡散されて温度が低下し、適温な状態で濾過タ
ンクに流入される。濾過タンクに流入される適温の温水
は、常にバクテリアを活性な状態に生育させ、温水に含
まれるアンモニアやタンパク質を餌として分解し、温水
を清澄な状態に保持する。 このように、濾過タンクの粒状多孔石のバクテリアを、
常時快適な環境に生育できるこの考案の装置は、粒状多
孔石の使用量を少なくして、温水を清澄に濾過できる特
長がある。それは、常に粒状多孔石に多量のバクテリア
が繁殖するからである。このため、この考案の装置は、
高価な粒状多孔石の使用量を減少して製造コストを低減
できる特長がある。また、長期間使用した粒状多孔石を
交換するときには、少量の粒状多孔石を入れ換えるの
で、ランニングコストも低減できる特長がある。 さらにまた、この考案の装置は、濾過タンクで清澄に濾
過した温水をボイラーに供給するので、ボイラー内に異
物が堆積するのを防止でき、経時的にボイラーの熱効率
が低下するのを少なくできる。このため、ボイラーのメ
ンテナンスも簡素化して、高い熱効率に維持できる特長
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す温水循環式浴槽装置
の概略断面図、第2図は濾過タンクの断面図である。 1……浴槽、2……循環管 3……温度センサー、4……石油バーナー 5……ボイラー、6……濾過タンク 7……循環ポンプ、8……1次フィルター 9……ケーシング、10……多孔石フィルター 11……温水管、12……断熱材 13……蓋、14……空気抜弁 15……底板、16……排出管 17……粒状多孔石、18……熱交換器 19……レベルセンサー、20……給水弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽(1)に循環管(2)を介して連結さ
    れており、かつ、温水の温度センサー(3)に石油バー
    ナー(4)が制御されて温水を一定の温度に加温するボ
    イラー(5)と、浴槽(1)に、循環管(2)と循環ポ
    ンプ(7)とを介して連結されており、かつ、内部に多
    孔質の粒状多孔石(17)が充填されており、この粒状多
    孔石(17)にバクテリアを繁殖させて温水を清澄に保持
    する温水の濾過タンク(6)と、浴槽内の水面レベルを
    測定するレベルセンサー(19)と、レベルセンサー(1
    9)で制御されて浴槽(1)に補給水を供給する給水弁
    (20)とを備えている温水循環式浴槽装置において、 給水弁(20)が、濾過タンク(6)の吸入側に接続され
    ており、給水弁(20)から供給される補給水が、濾過タ
    ンク(6)に蓄えられる粒状多孔石(17)の潜熱で加温
    されて浴槽(1)に供給されるように構成され、 かつ、濾過タンク(6)は、ボイラー(5)の吸入側に
    連結されており、浴槽(1)内の温水は、バクテリアの
    生息する粒状多孔石(17)を内蔵する濾過タンク(6)
    を通過してボイラー(5)に流入されるように構成され
    てなることを特徴とする給水弁を備える温水循環式浴槽
    装置。
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