JPH07128510A - 回折格子の作成方法 - Google Patents
回折格子の作成方法Info
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- JPH07128510A JPH07128510A JP29276993A JP29276993A JPH07128510A JP H07128510 A JPH07128510 A JP H07128510A JP 29276993 A JP29276993 A JP 29276993A JP 29276993 A JP29276993 A JP 29276993A JP H07128510 A JPH07128510 A JP H07128510A
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- diffraction grating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周期の異なる2種類以上の微細な回折格子を
基板上に1回の干渉露光で形成できる回折格子の作成方
法を提供する。 【構成】 基板1上に、第1の周期の回折格子5と第2
の周期の回折格子6の少なくとも2種類の回折格子を作
成する。先ず、第1の周期の回折格子2を形成する。次
に、回折格子2を格子形成材料と異種の材料3で被覆す
る。次に、異種材料3上にパターン4を形成する。次
に、異種材料3と回折格子の格子形成材料1とを同時に
エッチングすることを含むエッチングにより、第1の周
期と異なる第2の周期の回折格子6を形成する。
基板上に1回の干渉露光で形成できる回折格子の作成方
法を提供する。 【構成】 基板1上に、第1の周期の回折格子5と第2
の周期の回折格子6の少なくとも2種類の回折格子を作
成する。先ず、第1の周期の回折格子2を形成する。次
に、回折格子2を格子形成材料と異種の材料3で被覆す
る。次に、異種材料3上にパターン4を形成する。次
に、異種材料3と回折格子の格子形成材料1とを同時に
エッチングすることを含むエッチングにより、第1の周
期と異なる第2の周期の回折格子6を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回折格子の作成方法に
関し、特に周期の異なる回折格子を基板上に形成する回
折格子の作成方法に関する。
関し、特に周期の異なる回折格子を基板上に形成する回
折格子の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回折格子は、光エレクトロニクスの分野
において、フィルター、光結合器、分布帰還型(DF
B)レーザ、分布ブラッグ反射型(DBR)レーザ等の
種々の光回路素子に用いられている。特に、DFB、D
BRレーザに代表される波長可変半導体レーザに形成さ
れた回折格子は、レーザの共振器として用いられる為、
回折格子の周期、形状、深さはレーザ特性(発振閾値、
結合係数など)を決定する重要な因子であり、高精度の
回折格子をこうしたレーザ中に制御性良く作成すること
は重要な課題となっている。
において、フィルター、光結合器、分布帰還型(DF
B)レーザ、分布ブラッグ反射型(DBR)レーザ等の
種々の光回路素子に用いられている。特に、DFB、D
BRレーザに代表される波長可変半導体レーザに形成さ
れた回折格子は、レーザの共振器として用いられる為、
回折格子の周期、形状、深さはレーザ特性(発振閾値、
結合係数など)を決定する重要な因子であり、高精度の
回折格子をこうしたレーザ中に制御性良く作成すること
は重要な課題となっている。
【0003】従来、回折格子の作成は、格子状ホトレジ
ストマスクの作成とエッチングとの2段階の方法で行わ
れている。ここで、光エレクトロニクス分野の回折格子
の周期は0.1〜1.0μm程度と微細な為、ホトレジ
ストマスクの作成に従来の光リソグラフィー技術を適用
することは出来ない。この為、ホログラフィックな露光
法が一般に用いられてきた。これはレーザ光の干渉を用
いた露光法であり、その工程を図2で説明する。
ストマスクの作成とエッチングとの2段階の方法で行わ
れている。ここで、光エレクトロニクス分野の回折格子
の周期は0.1〜1.0μm程度と微細な為、ホトレジ
ストマスクの作成に従来の光リソグラフィー技術を適用
することは出来ない。この為、ホログラフィックな露光
法が一般に用いられてきた。これはレーザ光の干渉を用
いた露光法であり、その工程を図2で説明する。
【0004】この方法では、先ず図2(a)の如く基板
21にホトレジスト22を塗布し、ここに十分に平行光
線とされた2つのレーザビーム23、24を2方向(図
示例では、垂線に対してθの角度を成す2方向)から照
射して干渉縞を作ってホトレジスト22を周期的に露光
し、これを現像、ベークする。このことで図2(b)の
様な格子状のホトレジストマスク25を作成する。次
に、上記ホトレジストマスク25をエッチングマスクと
して図2(c)の様にエッチング(ウェット又はドラ
イ)し、その後エッチングマスクを剥離することにより
図2(d)の如く基板21に周期構造(回折格子)26
を転写する。
21にホトレジスト22を塗布し、ここに十分に平行光
線とされた2つのレーザビーム23、24を2方向(図
示例では、垂線に対してθの角度を成す2方向)から照
射して干渉縞を作ってホトレジスト22を周期的に露光
し、これを現像、ベークする。このことで図2(b)の
様な格子状のホトレジストマスク25を作成する。次
に、上記ホトレジストマスク25をエッチングマスクと
して図2(c)の様にエッチング(ウェット又はドラ
イ)し、その後エッチングマスクを剥離することにより
図2(d)の如く基板21に周期構造(回折格子)26
を転写する。
【0005】ホログラフィックな干渉露光法において
は、2つのレーザビームの入射角度をθ、レーザビーム
の波長をλとすると、作成できる格子間隔Λ(図2
(b)参照)は、Λ=λ/2sinθと表せる。露光用
レーザとしては、Arレーザ(λ=351nm)又はH
e−Cdレーザ(λ=325nm)が適している。Λ≦
0.25μm程度のマスクを作るにはHe−Cdレーザ
を用いる。
は、2つのレーザビームの入射角度をθ、レーザビーム
の波長をλとすると、作成できる格子間隔Λ(図2
(b)参照)は、Λ=λ/2sinθと表せる。露光用
レーザとしては、Arレーザ(λ=351nm)又はH
e−Cdレーザ(λ=325nm)が適している。Λ≦
0.25μm程度のマスクを作るにはHe−Cdレーザ
を用いる。
【0006】周期の異なる2種類の回折格子を基板上に
作成する場合には、前記2つのレーザビームの入射角度
θを変えて2回のホログラフィックな干渉露光を行って
いた。
作成する場合には、前記2つのレーザビームの入射角度
θを変えて2回のホログラフィックな干渉露光を行って
いた。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、DFB、
DBR半導体レーザ用の周期の異なる2種類の回折格子
作成方法には、次のような問題があった。すなわち、従
来のホログラフィックな干渉露光法では、1回の露光で
1種類の周期の回折格子のみしか得られず、周期の異な
る2種類の回折格子を基板上に作成する場合には、従来
法であるホログラフィックな干渉露光法の角度を変えた
2回の干渉露光が必要となる。従って、各々の回折格子
間の位相合わせが非常に困難であるという問題点があっ
た。
DBR半導体レーザ用の周期の異なる2種類の回折格子
作成方法には、次のような問題があった。すなわち、従
来のホログラフィックな干渉露光法では、1回の露光で
1種類の周期の回折格子のみしか得られず、周期の異な
る2種類の回折格子を基板上に作成する場合には、従来
法であるホログラフィックな干渉露光法の角度を変えた
2回の干渉露光が必要となる。従って、各々の回折格子
間の位相合わせが非常に困難であるという問題点があっ
た。
【0008】従って、本発明は、上記問題点に鑑み、D
FB、DBRレーザ等の共振器に用いられる回折格子の
作成方法に関し、周期の異なる2種類の微細な回折格子
を基板上に1回の干渉露光で形成することのできる回折
格子の作成方法を提供することを目的とする。
FB、DBRレーザ等の共振器に用いられる回折格子の
作成方法に関し、周期の異なる2種類の微細な回折格子
を基板上に1回の干渉露光で形成することのできる回折
格子の作成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に第1
の周期の回折格子と第2の周期の回折格子の少なくとも
2種類の回折格子を作成する方法に於いて、第1の周期
の回折格子を形成するステップ、該回折格子を格子形成
材料と異種の材料で被覆するステップ、該異種材料上に
パターンを形成するステップ、露出した該異種材料と該
回折格子の格子形成材料とを同時にエッチングすること
を含むエッチングにより、前記第1の周期と異なる第2
の周期の回折格子を形成するステップを有することを特
徴とする。
の周期の回折格子と第2の周期の回折格子の少なくとも
2種類の回折格子を作成する方法に於いて、第1の周期
の回折格子を形成するステップ、該回折格子を格子形成
材料と異種の材料で被覆するステップ、該異種材料上に
パターンを形成するステップ、露出した該異種材料と該
回折格子の格子形成材料とを同時にエッチングすること
を含むエッチングにより、前記第1の周期と異なる第2
の周期の回折格子を形成するステップを有することを特
徴とする。
【0010】より具体的には、前記第2の周期は前記第
1の周期の半分であったり、前記第1の周期の回折格子
を形成するステップは、基板上にホトレジストを塗布す
る工程と該ホトレジストを干渉露光する工程とこの干渉
露光されたホトレジストをマスクとして第1のエッチン
グを行って前記第1の周期の回折格子を得る工程であっ
たり、前記異種材料はホトレジストであったり、前記異
種材料と前記回折格子の格子形成材とを同時にエッチン
グすることは、第2のエッチングとして全面をドライエ
ッチングすることであったりする。
1の周期の半分であったり、前記第1の周期の回折格子
を形成するステップは、基板上にホトレジストを塗布す
る工程と該ホトレジストを干渉露光する工程とこの干渉
露光されたホトレジストをマスクとして第1のエッチン
グを行って前記第1の周期の回折格子を得る工程であっ
たり、前記異種材料はホトレジストであったり、前記異
種材料と前記回折格子の格子形成材とを同時にエッチン
グすることは、第2のエッチングとして全面をドライエ
ッチングすることであったりする。
【0011】
【作用】本発明の回折格子の形成方法では、干渉露光
は、第1の周期の回折格子を得る時のみ行われるため、
工程を短絡でき、さらにドライエッチングする場合は、
回折格子形状の不整を生じることがない。また、前記異
種材料と、前記回折格子の格子形成材とを同時にエッチ
ングするのをドライエッチングとすれば、面方位の限定
や形状の不整がなくなる。よって、回折格子のパターン
精度の安定性が向上して、歩留まりも向上する。
は、第1の周期の回折格子を得る時のみ行われるため、
工程を短絡でき、さらにドライエッチングする場合は、
回折格子形状の不整を生じることがない。また、前記異
種材料と、前記回折格子の格子形成材とを同時にエッチ
ングするのをドライエッチングとすれば、面方位の限定
や形状の不整がなくなる。よって、回折格子のパターン
精度の安定性が向上して、歩留まりも向上する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明に基づく回折格子の作成方法
の1実施例の工程を示す工程図である。
の1実施例の工程を示す工程図である。
【0013】先ず初めに、所望の周期を持つ第1の回折
格子2を半導体基板1上に、図2で説明した従来のホロ
グラフィック干渉露光法で作成する(図1(a))。詳
細には以下の通りである。
格子2を半導体基板1上に、図2で説明した従来のホロ
グラフィック干渉露光法で作成する(図1(a))。詳
細には以下の通りである。
【0014】半導体基板1を界面活性剤で洗浄し、次に
有機溶剤による超音波洗浄を2〜3回繰り返した後、N
2ブローで乾燥して200℃、30分の熱処理を基板1
に行う。続いて、2光束干渉露光用のホトレジスト層
(商品名AZ−1350J:ヘキスト社製を所望な程度
希釈したもの)を基板1全面に塗布形成し、80℃の乾
燥をこれに行う。ホトレジスト層の厚さは600Å〜8
00Å程度が適当である。 次に、He−Cdレーザ
(波長λ=325nm)による2光束干渉露光法で、上
記ホトレジスト層を所望の周期Λに対応する入射角度θ
で露光する。その後、ホトレジスト層をAZ系の現像液
で現像し、干渉露光により生じた干渉縞の強度分布に応
じた感光度合いに対応したレジストパターン(回折格
子)を形成する。 続いて、上記レジストパターンをエ
ッチングマスクとして、半導体基板1を、ウェットエッ
チングならば例えばH3PO4系やNH4OH系のエッチ
ング液を用いて、ドライエッチングならばC12系のガ
スを用いてエッチングを行い、そしてエッチングマスク
層を除去することにより第1の回折格子2を基板1上に
得る(図1(a))。
有機溶剤による超音波洗浄を2〜3回繰り返した後、N
2ブローで乾燥して200℃、30分の熱処理を基板1
に行う。続いて、2光束干渉露光用のホトレジスト層
(商品名AZ−1350J:ヘキスト社製を所望な程度
希釈したもの)を基板1全面に塗布形成し、80℃の乾
燥をこれに行う。ホトレジスト層の厚さは600Å〜8
00Å程度が適当である。 次に、He−Cdレーザ
(波長λ=325nm)による2光束干渉露光法で、上
記ホトレジスト層を所望の周期Λに対応する入射角度θ
で露光する。その後、ホトレジスト層をAZ系の現像液
で現像し、干渉露光により生じた干渉縞の強度分布に応
じた感光度合いに対応したレジストパターン(回折格
子)を形成する。 続いて、上記レジストパターンをエ
ッチングマスクとして、半導体基板1を、ウェットエッ
チングならば例えばH3PO4系やNH4OH系のエッチ
ング液を用いて、ドライエッチングならばC12系のガ
スを用いてエッチングを行い、そしてエッチングマスク
層を除去することにより第1の回折格子2を基板1上に
得る(図1(a))。
【0015】次は、第1の回折格子2の周期の半分の周
期を持つ第2の回折格子6の作成工程である。初めに、
第1の回折格子2のある半導体基板1に有機溶剤による
超音波洗浄を2〜3回繰り返した後、N2ブローで乾燥
し90℃、30分の熱処理をこれに行う。続いて、エッ
チングマスク層3として、ホトレジスト(商品名AZ−
1350J:ヘキスト社製)を所望の値に希釈したもの
を半導体基板1全面に塗布形成し、これに対して80
℃、20分の乾燥を施す(図1(b))。
期を持つ第2の回折格子6の作成工程である。初めに、
第1の回折格子2のある半導体基板1に有機溶剤による
超音波洗浄を2〜3回繰り返した後、N2ブローで乾燥
し90℃、30分の熱処理をこれに行う。続いて、エッ
チングマスク層3として、ホトレジスト(商品名AZ−
1350J:ヘキスト社製)を所望の値に希釈したもの
を半導体基板1全面に塗布形成し、これに対して80
℃、20分の乾燥を施す(図1(b))。
【0016】続いて、例えばホトレジスト(商品名OM
R−85:東京応化社製)をエッチングマスク層3上全
面に塗布形成し、80℃、20分の乾燥を行う。この時
のホトレジストの厚さは1.0μmが適当である。
R−85:東京応化社製)をエッチングマスク層3上全
面に塗布形成し、80℃、20分の乾燥を行う。この時
のホトレジストの厚さは1.0μmが適当である。
【0017】次に、通常のフォトリソグラフィー技術を
用いてマスク露光を行う。更に、前記ホトレジスト層の
専用現像液と専用リンス液で順次、現像、リンスを行
う。これにより、半導体基板1上にホトレジストのスト
ライプパターン4が形成される(図1(c))。
用いてマスク露光を行う。更に、前記ホトレジスト層の
専用現像液と専用リンス液で順次、現像、リンスを行
う。これにより、半導体基板1上にホトレジストのスト
ライプパターン4が形成される(図1(c))。
【0018】次に、露光したエッチングマスク層3上
を、ホトレジストのストライプパターン4をエッチング
マスクとして、C12ガスによるリアクティブイオンビ
ームエッチング(RIBE)を用いて、適正時間エッチ
ングを行う。この時の条件は、到達真空度2×10-6T
orr、C12流量15SCCM以下、エッチング圧力
7.5×10-4Torr〜1.5×10-3Torr、イ
オン引出電圧400Vであり、このエッチング条件での
半導体基板2のエッチレートは1600Å/minであ
り、レジストマスク(エッチングマスク)3との選択比
はほぼ4:1であった。
を、ホトレジストのストライプパターン4をエッチング
マスクとして、C12ガスによるリアクティブイオンビ
ームエッチング(RIBE)を用いて、適正時間エッチ
ングを行う。この時の条件は、到達真空度2×10-6T
orr、C12流量15SCCM以下、エッチング圧力
7.5×10-4Torr〜1.5×10-3Torr、イ
オン引出電圧400Vであり、このエッチング条件での
半導体基板2のエッチレートは1600Å/minであ
り、レジストマスク(エッチングマスク)3との選択比
はほぼ4:1であった。
【0019】上記のエッチングにおいては、エッチング
過程で、全面に塗布形成されたエッチングマスク層3が
最初にエッチングされて減っていき(図1(d)参
照)、下の半導体基板1が露出したところで、エッチン
グマスク層3と半導体基板1との選択比の差によりこの
エッチングマスク層3と半導体基板1の境でエッチング
レートの律速が起こり、独特のエッチングが進行する
(図1(e)、(f)参照)。こうして、初めに作成し
た第1の回折格子2の周期の半分の周期を持つ第2の回
折格子6が形成される。
過程で、全面に塗布形成されたエッチングマスク層3が
最初にエッチングされて減っていき(図1(d)参
照)、下の半導体基板1が露出したところで、エッチン
グマスク層3と半導体基板1との選択比の差によりこの
エッチングマスク層3と半導体基板1の境でエッチング
レートの律速が起こり、独特のエッチングが進行する
(図1(e)、(f)参照)。こうして、初めに作成し
た第1の回折格子2の周期の半分の周期を持つ第2の回
折格子6が形成される。
【0020】最後に、残存しているエッチングマスク層
3及びホトレジストのストライプパターン4を除去して
半導体基板1に第1の周期の回折格子5と第2の周期の
回折格子6の2種類の回折格子を得る(図1(g))。
3及びホトレジストのストライプパターン4を除去して
半導体基板1に第1の周期の回折格子5と第2の周期の
回折格子6の2種類の回折格子を得る(図1(g))。
【0021】以上の如く本実施例では、従来技術のホロ
グラフィック干渉法で得た回折格子を第1の周期の回折
格子とし、前記第1の回折格子2にホトレジストを全面
塗布し、第2の周期の回折格子を形成する領域を窓とし
たマスクを形成した後、これに露光、現像することな
く、そのままドライエッチングを施すという簡単な方法
で、微細な周期(第1の周期の回折格子の1/2周期)
の回折格子を精度良く安定して得ることができる。
グラフィック干渉法で得た回折格子を第1の周期の回折
格子とし、前記第1の回折格子2にホトレジストを全面
塗布し、第2の周期の回折格子を形成する領域を窓とし
たマスクを形成した後、これに露光、現像することな
く、そのままドライエッチングを施すという簡単な方法
で、微細な周期(第1の周期の回折格子の1/2周期)
の回折格子を精度良く安定して得ることができる。
【0022】こうして精度、安定性良く基板上に2種類
の周期の異なる回折格子を作成でき、特に第2の周期の
回折格子は、第1の周期の回折格子の周期の1/2周期
になることから、第1の周期の回折格子の周期設定を短
波長(λ=0.8μm)DFB、DBR半導体レーザ用
の2次回折格子(周期=2500Å)に設定することに
より、通常のホログラフィック干渉露光法による空気中
での作成が不可能であった短波長(λ=0.8μm)帯
の一次回折格子(周期=1300Å)を作成することが
できる。
の周期の異なる回折格子を作成でき、特に第2の周期の
回折格子は、第1の周期の回折格子の周期の1/2周期
になることから、第1の周期の回折格子の周期設定を短
波長(λ=0.8μm)DFB、DBR半導体レーザ用
の2次回折格子(周期=2500Å)に設定することに
より、通常のホログラフィック干渉露光法による空気中
での作成が不可能であった短波長(λ=0.8μm)帯
の一次回折格子(周期=1300Å)を作成することが
できる。
【0023】ところで、本発明は上記実施例の形態のみ
に限定されるものではなく、例えば第1の周期の回折格
子2の断面形状は三角形を用いたが、矩形、台形、正弦
波等でもよく最終的に求められる仕様に応じて定めれば
良く、その場合、形成方法も本質的に同じである。ま
た、上記実施例では第2の周期の回折格子6のエッチン
グマスク層3としてホトレジストを用いたが、例えばS
iO2やSi3N4膜の酸化膜や窒化膜、また金属材料で
も良い。要するに、ドライエッチング時のエッチング条
件に応じてエッチングマスク層3の材料を決めれば良
い。基板についても、半導体基板1に限らず、ガラス、
光学ガラスなどでも良い。
に限定されるものではなく、例えば第1の周期の回折格
子2の断面形状は三角形を用いたが、矩形、台形、正弦
波等でもよく最終的に求められる仕様に応じて定めれば
良く、その場合、形成方法も本質的に同じである。ま
た、上記実施例では第2の周期の回折格子6のエッチン
グマスク層3としてホトレジストを用いたが、例えばS
iO2やSi3N4膜の酸化膜や窒化膜、また金属材料で
も良い。要するに、ドライエッチング時のエッチング条
件に応じてエッチングマスク層3の材料を決めれば良
い。基板についても、半導体基板1に限らず、ガラス、
光学ガラスなどでも良い。
【0024】更に、第2の周期の回折格子6のエッチン
グ法において、リアクティブイオンビームエッチング
(RIBE)を用いたが、スパッタエッチング、イオン
ミリング、リアクティブイオンエッチング(RIE)な
どでも良く、エッチングガスもC12に限定されず材料
に合わせて選べば良い。
グ法において、リアクティブイオンビームエッチング
(RIBE)を用いたが、スパッタエッチング、イオン
ミリング、リアクティブイオンエッチング(RIE)な
どでも良く、エッチングガスもC12に限定されず材料
に合わせて選べば良い。
【0025】上記実施例の作成法を同一基板に複数回適
用すれば、第2の周期を第1の周期の1/4、1/8等
と設定でき、また同一基板に3種類以上の回折格子を形
成できる。
用すれば、第2の周期を第1の周期の1/4、1/8等
と設定でき、また同一基板に3種類以上の回折格子を形
成できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、従
来の方法で形成された第1の周期を形成した後、これに
ホトレジストなどの異種材料を全面塗布し、第2の周期
の回折格子を形成したい領域を窓としたマスクを形成し
た後、そのまま全面をドライエッチングなどでエッチン
グして周期の微細な第2の周期の回折格子を形成するこ
とができる。従って、周期の異なる2種類以上の回折格
子を基板上に簡単に形成できると共に、工程が短縮でき
る。それと同時に周期の異なる回折格子の位相合わせが
不要となり、パターン精度の安定性が向上でき歩留まり
も向上して、微細な回折格子を作成できる。更に、一般
的には短波長(λ=0.8μm)帯の1次回折を利用す
るレーザ、フィルタなどの特性を向上させることができ
る。
来の方法で形成された第1の周期を形成した後、これに
ホトレジストなどの異種材料を全面塗布し、第2の周期
の回折格子を形成したい領域を窓としたマスクを形成し
た後、そのまま全面をドライエッチングなどでエッチン
グして周期の微細な第2の周期の回折格子を形成するこ
とができる。従って、周期の異なる2種類以上の回折格
子を基板上に簡単に形成できると共に、工程が短縮でき
る。それと同時に周期の異なる回折格子の位相合わせが
不要となり、パターン精度の安定性が向上でき歩留まり
も向上して、微細な回折格子を作成できる。更に、一般
的には短波長(λ=0.8μm)帯の1次回折を利用す
るレーザ、フィルタなどの特性を向上させることができ
る。
【図1】本発明の実施例の工程を説明する断面図。
【図2】従来のホログラフィック干渉法による回折格子
の作成法の工程を示す断面図。
の作成法の工程を示す断面図。
1 半導体基板 2 第1の周期の回折格子 3 エッチングマスク層 4 ストライプパターン 5 第1の周期の回折格子 6 第2の周期の回折格子 21 基板 22 ホトレジスト 23、24 レーザビーム 25 ホトレジストマスク 26 周期構造
Claims (2)
- 【請求項1】 基板上に、第1の周期の回折格子と第2
の周期の回折格子の少なくとも2種類の回折格子を作成
する方法において、第1の周期の回折格子を形成するス
テップ、該回折格子を格子形成材料と異種の材料で被覆
するステップ、該異種材料上にパターンを形成するステ
ップ、該異種材料と該回折格子の格子形成材料とを同時
にエッチングすることを含むエッチングにより、前記第
1の周期と異なる第2の周期の回折格子を形成するステ
ップを有することを特徴とする回折格子の作成方法。 - 【請求項2】 前記第2の周期は前記第1の周期の半分
である請求項1記載の回折格子の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29276993A JPH07128510A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 回折格子の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29276993A JPH07128510A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 回折格子の作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07128510A true JPH07128510A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17786108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29276993A Pending JPH07128510A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 回折格子の作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07128510A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016154203A (ja) * | 2014-04-25 | 2016-08-25 | 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 | 半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法 |
-
1993
- 1993-10-27 JP JP29276993A patent/JPH07128510A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016154203A (ja) * | 2014-04-25 | 2016-08-25 | 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 | 半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法 |
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