JPH0712883B2 - 長尺材巻取機の張力制御装置 - Google Patents

長尺材巻取機の張力制御装置

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JPH0712883B2
JPH0712883B2 JP2057217A JP5721790A JPH0712883B2 JP H0712883 B2 JPH0712883 B2 JP H0712883B2 JP 2057217 A JP2057217 A JP 2057217A JP 5721790 A JP5721790 A JP 5721790A JP H0712883 B2 JPH0712883 B2 JP H0712883B2
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建郎 長谷川
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シルバー鋼機株式会社
有限会社テンションコントロールシステム
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は化学繊維、電線、紙、各種シート、テープ等の
ロール巻き取り及びロール繰り出し工程に於ける長尺材
巻取機の張力制御装置に関する。
[従来の技術] 電熱線及び細帯等の長尺材料を伸線、圧延、熱処理等の
加工処理した後に再びドラムに巻き取る作業工程がある
が、その工程に於いて材料に過剰な張力が加わるとその
部分にのみ強い伸張力が働く為品質の劣化、または最悪
の場合断線等の製品欠陥が生じることとなる。
そこで製品のロール巻き取り工程に於いては、常に製品
に加わる張力を一定に保つ絶対的条件を必要としてい
る。
そこで長尺材料巻き取り工程に於ける材料に加わる張力
を一定に保つ張力制御装置が従来よりあるが、その例を
第3図に示す。
同図において、繰り出し用直流電動モータ2の回転軸に
固嵌した繰り出しドラム11から送り出された材料4は、
巻き取り用直流電動モータ1の回転軸に固嵌した巻き取
りドラム3に順次巻き取られれるようになされており、
しかもこの材料4の途中にはダンサローラ7のプーリ5
及びプーリ6が懸けてあり、このダンサローラ7の回転
支持棒8にはコイルスプリング9とポテンションメータ
10が連結せしめてある。
またドラム3の巻き取りで材料4に牽引力が働くとこの
ダンサローラ7は左回転させられ、さらにこの牽引力と
上記コイルスプリング9の復元力とが釣合う点P2でダン
サローラ7は係止する。
このダンサローラ7の中立線P1からの回転角度r1を前記
ポテンションメータ10で計測し、そのポテンションメー
タ10の抵抗値に基づき速度制御回路12はモータ2の回転
速度を調整増加させダンサローラ7を点P2から中立線P1
方向に回帰させるようにしている。
しかしてこのモータ2による繰り出しドラム11からの製
品4の繰り出し速度が巻き取りドラム3の巻き取り速度
に追従すると、製品4に加わっている牽引力が減少する
ためダンサローラ7はコイルスプリング9の復元力で上
記とは逆に右回転することになる。
また逆に、巻き取りドラム3の巻き取り速度が何等かの
理由により低下すると、材料4に加わる牽引力が減少す
る為、ダンサローラ7のコイルスプリングの復元力が優
勢となりダンサローラ7は点線P3に逆回動係止すること
になる。
そこで再びこの変化した回転角r2をポテンションメータ
10で計測しその角度r2に比例したポテンションメータ10
の示す抵抗値より速度制御回路12はモータ2の回転速度
を減少させるように制御している。
以上のように、従来の張力制御装置はダンサローラ7を
用いて巻き取りドラム3の回転速度に対する繰り出しド
ラム11の回転速度を調整することで材料4に加わる張力
を調整するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来装置では材料4に加わる張力
はコイルスプリング9の復元弾性力で定められるもので
あり、張力を調整するにはこのコイルスプリング9の弾
性力を調整するか、またはこのコイルスプリング9その
ものを交換せねばならない。
従って、材料4に加わっている実際の張力を自由に増減
させることはその機構上、巻き取り作業中にはできない
し、また、ポテンションメータ10は材料4の張力を直接
測定するものではなく、コイルスプリング9の復元力に
抗して回動するダンサローラ7の回転角度を基に材料4
の張力を間接的に測定しているので、経時変化によるコ
イルスプリング9の弾性力劣化が発生した場合には、目
的とする張力を材料4に加えること自体も困難で、実際
の張力が如何様であるのかも明確ではない。
また、このコイルスプリング9の弾性力がある為材料4
に微少振動が生ずると、ダンサローラ7の揺動が増大す
ることとなり、ポテンションメータ10の出力が安定しな
い為正しくモータ2の回転速度を制御することが困難に
なる。
しかもこのダンサロールの揺動による制御回路12の誤動
作を防止するためにポテンションメータ10の感度を下げ
ると、逆に巻き取りドラム3の回転変化に対する繰り出
しドラム11の回転変化追従性が悪くなることになる、そ
の結果材料4に加わる張力にむらが発生する。
本発明は、材料に加わる張力を直接に測定し、その張力
変動に応答して材料の巻き取り速度を調整することで常
に最適な張力を材料に加えられる張力制御装置を提供す
るものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明に係る長尺材巻取機
の張力制御装置は、 (a)繰り出し用モータで回転させられるドラムから巻
き取り用モータで回転させられるドラムに巻き取られる
長尺材料に加わる張力を直接的に検知する圧力センサ (b)圧力センサからの張力検知出力信号と、張力の基
準となる設定張力信号とを比較する比較増幅回路を備え
る張力検出部 (c)動作電圧設定回路、不感帯調整回路、第1の上下
限値比較回路、論理演算回路および可変周波数発信回路
が接続されたカウンタ回路からのアップダウンカウント
データが入力されるデジタルアナログ変換回路と第2の
上下限値比較回路とを備える補償回路部 (d)前記張力検出部からの出力を第1の可変抵抗器に
通した信号と、前記補償回路部からの出力を第2の可変
抵抗器に通した信号を、可変電圧発生器からの基本電圧
信号に重畳する重畳回路部 (e)重畳回路部からの出力信号により前記モータのい
ずれか一方の回転速度を制御して長尺材料に加わる張力
を一定に調整するモータサーボドライバ回路 上記(a)〜(e)で構成されたものとしてある。
[作用] 長尺材料に加わる張力を圧力センサで直接検出し、張力
検出部はこの検出した圧力センサ出力を予め与えた所望
張力と比較しその差を増幅して出力する。
また、未制御側モータの回転速度に応じて可変電圧発生
器の出力電圧値を調整する。
補償回路部では、上記張力検出部の出力変化に応じてア
ップダウンカウンタ回路のカウント制御を行ないさらに
そのカウンタ回路の出力データをデジタルアナログ変換
回路でアナログ信号に変換し、このアナログ信号を上記
張力検出部の出力変化を補償する補正信号とする。
しかして可変電圧発生器の出力信号に、上記張力検出部
の出力と上記補正信号を各々に設けた可変抵抗器を介し
て重畳して速度指令信号を合成する。この速度指令信号
をモータサーボドライバ回路に入力し、モータの速度制
御を行なうことで材料に加わる張力を調整するようにし
た。
[実施例] 以下本発明の実施例を第1図に基づき詳細に説明する。
直流サーボモータ13の回転軸には繰り出しドラム12とタ
コメータ発電機(T.G)39が連結せしめてある。
また、上記繰り出しドラム12から送り出された長尺材料
14はガイドローラ15でガイドされてダンサローラ17に懸
かり、さらにガイドローラ18にガイドされて巻き取りド
ラム19に巻き取られるようになされている。
この巻き取りドラム19は直流サーボモータ20の回転軸に
連結せしめてあるとともに、この回転軸にはタコメータ
発電機(T.G)43をも連結せしめてある。
上記ダンサローラ17は台21に立設した支点21aで回動可
能に支承されたダンサアーム16の一端に取り付けてあ
り、しかもこのダンサアーム16の他端には圧力センサ22
が取り付けてある。
しかしてこの圧力センサ22の出力信号S1は張力変化検出
部100の圧力センサアンプ23にて入力増幅せられ、この
アンプ23の出力信号S2は比較増幅回路24の一方の端子に
入力せしめてある。
また上記比較増幅回路24の他入力端子には定電圧を出力
する基準電圧発生器25に接続した可変抵抗器VR1のスラ
イドタップ端子が接続せしめてある。この可変抵抗器VR
1は図示しない制御盤に取り付けてあり、操作者により
自由に上記スライドタップを移動せられるようになされ
ている。この可変抵抗器VR1は材料14の張力値を設定す
る為のものである。
しかして上記比較増幅回路24の出力信号S4を入力保護用
の抵抗器R1を介して補償回路部102の動作電圧設定回路2
6に入力せしめるとともに、可変抵抗器VR2を介して重畳
回路部101のオペアンプ35の一方の入力端子に入力せし
めてある。
またこのオペアンプ35の他方の入力端子は抵抗器R2を介
してグランドに接続せしめてある。
しかして、上記動作電圧設定回路26の出力は不感帯調整
回路27に接続してあり、さらに不感帯調整回路27の出力
はリミットコンパレータ回路28に入力してある。このリ
ミットコンパレータ回路28の出力端子は論理演算回路29
の第1の入力端子に接続してある。
この論理演算回路29の出力端子はアップダウン(U/D)
カウンタ回路30に接続してあり、さらにこのU/Dカウン
タ回路30には可変周波数発振器32の出力が入力してあ
る。またこの発振器32には可変抵抗器RV4が接続してる
が、この可変抵抗器RV4は制御盤上に設けてあり、操作
者により自由に抵抗値を変化せられるようになされてい
る。この可変抵抗器RV4は上記の可変周波数発振器32の
発振周波数を変更させるものである。
また、U/Dカウンタ回路30、発振器32及びD/A変換回路31
は4000BシリーズC-MOS ICで構成してあり他のアナログ
回路とのインタフェース回路を必要としていない。
しかして、上記U/Dカウンタ回路30の出力はデジタルア
ナログ(D/A)変換回路31に入力し、D/A変換回路31の出
力はアンプ40の入力端子に入力してある。
このアンプ40の出力は制御盤上に設けてなる可変抵抗器
RV3を通して重畳回路部101のリミッタ回路37の入力端子
に入力してあるとともに、リミットコンパレータ回路33
の入力端子にも入力せしめてある。このリミットコンパ
レータ回路33の出力は前記論理演算回路29の第2の入力
端子に入力してある。
また、上記リミッタ回路37の入力端子にはオペアンプ36
の出力端子とツェナーダイオードZD1のアノード端子と
抵抗器R6の一端子とが同様に接続してあり、このリミッ
タ回路37の出力端子には上記抵抗器R6の他端子とツェナ
ーダイオードZD1のカソード端子とモータサーボドライ
バ回路38の入力端子とがそれぞれ接続せしめてある。
このドライバ回路38には前記したT.G39の出力信号が入
力してあり、ドライバ回路38の出力は直流サーボモータ
13の駆動電圧入力端子に入力せしめてある。
さらに前記したオペアンプ35の出力信号S18は可変電圧
発生回路34の出力信号S19を抵抗器R4を介して重畳せし
めた後に、抵抗器R3を介してオペアンプ36の一端子に入
力せしめてある。
またこのオペアンプ36の他入力端子は抵抗器R5を介して
グランドに接続してある。
次に、巻き取り用モータ20についてであるが、その駆動
電圧入力端子にはモータサーボドライバ回路41の出力が
入力してあり、このドライバ回路41には前記したT.G43
の出力が入力してある。
またこのドライバ回路41は前記した可変電圧発生回路34
に信号S17を出力しているとともに、この可変電圧発生
回路34には繰り出しドラム12近傍に設けた光センサ42の
残存材料14の径を測定した検知信号S15が入力せしめて
ある。
以上の各回路素子をその機能別に大別すると、圧力セン
サアンプ23、基準電圧発生器25及び比較増幅回路24のグ
ループは張力変化検出部100で、オペアンプ35,36及びリ
ミッタ回路37等のグループは重畳回路部101で、動作電
圧設定回路26、不感帯調整回路27、論理演算回路29、U/
Dカウンタ回路30、D/A変換回路31及びアンプ40等のグル
ープは補償回路部102である。
以上の構成において各機能動作について以下説明する。
操作者が、図示しない制御盤を操作して巻き取りドラム
19の巻き取り回転速度を設定すると、ドライバ回路41は
モータ20に出力している速度制御電圧信号S14をT.G43の
回転指示信号S16と比較しつつ調整してモータ20を制御
する。それとともにドライバ回路41はモータ20の回転数
に基づいた信号S17を可変電圧発生回路34に出力する。
この可変電圧発生回路34は、繰り出しドラム12を回転さ
せている直流サーボモータ13の回転数を制御しているモ
ータサーボドライバ回路38へのコントロール信号S11の
最低指示回転数を表わす基本電圧信号S19を出力してお
り、この基本電圧信号S19は上記信号S17と、ドラム12の
残存材料14外径を測定した光センサ42の検知信号S15と
に基づいて定められる。
それは材料14が繰り出しドラム12より送り出されること
でドラム12の残存外径が減少するか、または操作者によ
ってモータ20の回転数を増加させられた場合などに電圧
信号S19の電圧レベルを上げてモータサーボドライバ回
路38の制御するモータ13の回転数を適度に上昇させるよ
うにしている。
これとは逆に、ドラム12に於ける残存材料14の外径が大
きいか、またはモータ20の回転数が低い場合などではモ
ータ13の回転数を下げるように可変電圧発生回路36は信
号S19の電圧レベルを下げている。
しかしてモータ20の回転で巻き取りドラム19が順次材料
14を巻き取ると、材料14に張力が加わる為、材料14途上
のダンサローラ17は上向せられダンサアーム16が回動
し、圧力センサ22に圧力が加わる。
そして、この圧力センサ22の検知信号S1を圧力センサア
ンプ23は増幅し、信号S2を比較増幅回路24に出力してい
るが、この信号S2の増幅する電圧レベルは材料14の張力
が0のときに0Vとし、材料14の張力が最大の時に10Vと
してある。
さらにこの信号S2は操作者によって設定せられた材料14
の設定張力を示す信号S3と比較増幅回路24にて比較せら
れ、この比較増幅回路24は2つの信号S2,S3の差分を増
幅して5V電圧に重畳し、この重畳した信号S4を重畳回路
部101と補償回路部102にそれぞれ出力している。
つまり、信号S4は次式 S4=5+(S2−S3)×α[V] で表わされる。ただし、αは増幅率を示している。
以下補償回路部102の機能動作について詳述する。
この補償回路部102にある動作設定回路26は、入力され
る信号S4により操作者に指示せられた材料14の所望張力
と実際に加わっている張力とのずれ量が許容値以内か否
かを判別し信号S5を不感帯調整回路27に出力している。
さらにこの不感帯調整回路27は材料14の実張力が所望張
力より大きくずれたことを示す上記の信号S5が微少振動
している場合にその振動を取り除いた信号S6をリミット
コンパレータ回路28に出力している。これは材料14の持
つ弾力性でダンサアーム16が微少揺動した場合、圧力セ
ンサアンプ23の出力する実張力値が微少振動することに
なり、その実張力の微少振動を補正するようにこの補償
回路部102が常に動作すると以下に述べる方法によりモ
ータ13の回転速度が微少変化を繰り返す為、材料14の張
力にハンチングが発生することになる。不感帯調整回路
27はこのハンチングを防止するために入力信号S5の微少
振動を吸収するように働いている。つまりはフィードバ
ックループによるハウリング防止の働きをしていること
になる。
しかしてこの不感帯調整回路27は次のリミットコンパレ
ータ回路28に信号S6を出力しており、このリミットコン
パレータ回路28はこの信号S6の電圧レベルが所定の上
限、下限値内に在るか否かを判別した上で出力信号S7を
論理演算回路29に出力している。
さらに論理演算回路29は、上記とは別のリミットコンパ
レータ回路33の出力信号S8とこの信号S7との論理演算を
行い、その結果からU/Dカウンタ回路30のカウント動作
を制御する信号D1を出力している。
それは、材料14の実張力が設定張力より減少したことを
示す信号S7が入力された場合にU/Dカウンタ回路30をカ
ウントUpさせる命令信号D1を、逆に材料14の実張力が設
定張力より上昇したことを示す信号S7が入力された場合
にはU/Dカウンタ回路30をカウントDownさせる命令信号D
1を論理演算回路29は出力している。
さらにまた上記U/Dカウンタ回路30に入力してある発振
器32のクロック信号D2の周波数は可変抵抗器VR4で変化
させられるが、高い周波数のクロック信号D2ではU/Dカ
ウンタ回路30のカウント変化が速くなるし、低い周波数
のクロック信号D2ではカウント変化が遅くなっている。
これは材料14の張力の補正速度を調整するもので、U/D
カウンタ回路30のカウント変化が速ければ材料14の実張
力変化をより速く補正しようとするものであり、逆にU/
Dカウンタ回路30のカウント変化が遅ければ材料14の実
張力変化の補正を緩やかに行うものである。
さらに、U/Dカウンタ回路30の出力データD3をD/A変換回
路31にてアナログ信号D4に変換した後アンプ40にて増幅
して補償信号S9となし、重畳回路101に出力している。
またリミットコンパレータ回路33はこの補償信号S9が予
め与えられた上限、下限値内の電圧レベルか否かを判別
し、その結果を信号S8として前記した論理演算回路29に
出力しているが、これはU/Dカウンタ30が8bitカウンタ
の場合、カウントデータD3がFF(HEX)を越えると00(H
EX)になることで、補償信号S9の電圧が最大値から最小
値に急変することを防止する目的で備えたものである。
このようにして材料14の実張力と所望する張力との変位
を張力変化検出部100で検出し、その検出した信号S4に
応じて補償回路部102が補償信号S9を生成している。
次に重畳回路部101の機能について以下説明する。
この重畳回路部101は可変電圧発生回路34の出力信号S19
と上記の張力変化検出部100の出力信号S4と補償回路部1
02の出力する補償信号S9とを重畳し繰り出し側モータ13
を制御しているモータサーボドライバ回路38に速度指令
信号S11として出力しているが、この重畳する場合に上
記信号S4と補償信号S9との重畳量を調整するために可変
抵抗器VR2及びVR3を用いている。
それは、可変抵抗器VR2の抵抗値を下げると張力変化検
出部100の出力信号S4を多くドライバ回路38に入力せし
めることになり、材料14の実張力変化を直ちにモータ13
の回転速度にフィードバックすることになる。
また逆に、可変抵抗器VR2の抵抗値を上げ、可変抵抗器V
R3の抵抗値を下げると、材料14の実張力変化を補償回路
部102の生成する補償信号S9によってのみモータ13の回
転速度を補正するようになさしめることになる。
さらにこの重畳回路部101のリミッタ回路37はモータサ
ーボドライバ回路38の入力保護用のもので、ドライバ回
路38の入力端子に10V以上0V以下の信号が入力されない
ようにするものである。
さらにまたこのドライバ回路38は速度指令信号S11に従
って直流サーボモータ13の回転数を、T.G39にて検出し
た信号S13と比較しつつ制御電圧信号S12をモータ13に出
力している。
以下総合的機能動作につき第2図を用いて説明する。
第2図上部のグラフは動作電圧設定回路26の出力信号S5
の電圧変化を表したもので、近似的に材料14の所望張力
からの差分を表している。さらに、第2図下部のグラフ
はモータサーボドライバ回路38に対する速度指令信号S1
1の電圧変化を表わしたものであり、間隔L3は不感帯調
整回路27の不感帯幅を表わしている。
時刻t1に於いて材料14の張力が急激に低下したとする。
ただしこの場合第2図の速度補正は可変抵抗器VR2の抵
抗値を最大にし、可変抵抗器VR3の抵抗値を0とした補
償回路部102によるもののみとしてある。
材料14の張力が低下すると補償回路102の論理演算回路2
9はU/Dカウンタ回路30にカウントUp動作を指令し、その
結果補償信号S9の電圧レベルが段階的に上昇する。その
レベル上昇した補償信号S9で速度指令信号S11は第2図
左下の様に電圧上昇することになる。
これにより繰り出し側のモータ13は回転速度が上昇せら
れ、時刻t2で所定張力に復帰するとU/Dカウンタ回路30
はカウントUpを停止し、定常状態になる。
また上記とは逆に、時刻t3に於いて材料14の張力が上昇
すると論理演算回路29はU/Dカウンタ回路30にカウントD
own動作を指令し、その結果補償信号S9の電圧レベルは
段階的に下降し、速度指令信号S11は第2図右下の様に
電圧低下することになる。
これにより繰り出し側のモータ13はその回転速度を下げ
られ時刻t4で所定張力に復帰することになる。
またこの第2図に於ける時間間隔L1が発振器32の発振周
波数により定まる値であり、周波数を高めればこの間隔
L1は短くなるし、周波数を下げれば間隔L1は長くなり補
正動作が遅くなることを表わしている。
また電圧間隔L2は可変抵抗器VR3による補償信号S9の速
度指令信号S11に対する加算量を表わし、可変抵抗器VR3
の抵抗値を低い値とすれば速度指令信号S11の電圧はよ
り速く上昇することになる。
以上のように材料14の設定張力を繰り出しドラム12を回
転させているモータ13の回転速度を調整し、巻き取りド
ラム19に於ける材料14の巻き取り周速度と繰り出しドラ
ム12に於ける材料14の繰り出し速度を等しくしている
が、その調整方法として材料14途中に懸けたダンサロー
ル17を備えるダンサアーム16の圧力センサ22で実張力を
直接測定するとともに、所望張力とその測定張力とのず
れ量を張力変化検出部100で検出し、補償回路部102にて
その変位量を補正する補償信号S9を生成し、重畳回路部
101にて可変電圧発生回路34の出力信号S19と上記張力変
化検出部100の出力信号S4とこの補償信号S9とを可変抵
抗器VR2,VR3で適度に減衰させて重畳して繰り出し側の
モータサーボドライバ回路38への速度指令信号S11を変
化させて繰り出し側モータ13の回転速度を調整するよう
にしている。
これにより材料14の実張力と設定張力とのずれを直に繰
り出し用モータ13の回転速度の調整にフィードバックで
きるとともに、設定張力からの緩るやかで大きなずれは
補償回路部102の働きでモータ13の回転速度を調整する
ため、巻き取りモータ20の回転速度が0からモータ20の
有効回転速度限度までのいかなる回転速度であっても、
常に材料14の張力を所定値に保てるように繰り出し用モ
ータ13の回転速度を制御することができる。
また上例においては、繰り出し側モータ13の速度を制御
するようにしたが、巻き取り側モータ20の速度制御する
ようにしてもよい。
つまり、モータサーボドライバ回路41の制御するモータ
を繰り出し用のモータ13とし、モータサーボドライバ回
路38の制御するモータを巻き取り用モータ20としたもの
でもよい。
さらにU/Dカウンタ回路30及びD/Aコンバータ回路31を上
例では8bitとしたが16bitのU/Dカウンタ回路及びD/Aコ
ンバータ回路としてもよい。
[発明の効果] 以上述べたごとく、本発明によれば、材料に加わる張力
の調整を、材料途中に懸けたダンサロールで動作せられ
る圧力センサで直接材料の張力を測定するとともに、材
料を送り又は巻き取っているモータの回転速度を制御す
ることで材料に加わる張力を調整している。しかも制御
するモータの回転速度指示信号を3種の信号を重畳して
生成しており、一つは制御していない他のモータの回転
速度に応じた信号で、他の一つは圧力センサの検出した
張力変化信号であり、さらに残りの一つはその張力変化
をカウンタ回路等で構成した補償回路部で生成した補正
信号としている。
さらには、上記の張力変化信号と補正信号とを重畳する
際にその重畳量を可変抵抗器で調整できるようにしたの
で、材料の弾力性及び硬性等の性質に応じて張力制御を
行うことができる。
例えば、材料の弾力性が富み圧力センサからの張力変化
信号が大きく振動するものでは、重畳される張力変化信
号の量を経らし、補正信号の重畳量を増やすようにす
る。逆に硬性の高い材料では張力変化信号の重畳量を増
し、補正信号の重畳量を減らすようにすればよい。
従って、従来のようなコイルスプリング等を必要としな
いため、材料に加わる張力を機械的制約なしに自由に設
定調整することができるし、作業工程中においても、機
械を停止させることなく張力変更が可能である。
また、張力そのものを圧力センサにより直接測定してい
るため極めて正確に張力設定を実施することができる。
さらにまた、張力の大きく緩るやかな変化に対しては補
償回路部の働きで補正するため、従来のように材料の巻
き取り開始時にはスプリング等の働きで十分に張力設定
できなかったものが、本発明では材料の移動速度のいか
なる速度変化に対いしても常に所望する張力に調整する
ことができることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、 第2図は本発明の動作図、 第3図は従来例を示す図である。 図中 12……繰り出しドラム 13……直流サーボモータ、14……長尺材料 15……ガイドローラ、16……ダンサアーム 17……ダンサロール、18……ガイドローラ 19……巻き取りドラム 20……直流サーボモータ、21……台 21a……支点、22……圧力センサ 23……圧力センサアップ 24……比較増幅回路 25……基準電圧発生器 26……動作電圧設定回路 27……不感帯設定回路 28……リミットコンパレータ回路 29……論理演算回路 30……アップダウンカウンタ回路 31……デジタルアナログ変換回路 32……可変周波数発振器 33……リミットコンパレータ回路 34……可変電圧発生回路、35……オペアンプ 36……オペアンプ、37……リミッタ回路 38……モータサーボドライバ回路 39……タコメータ発電機 40……アンプ 41……モータサーボドライバ回路 42……光センサ 43……タコメータ発電機 100……張力変化検出部、101……重畳回路部 102……補償回路部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)繰り出し用モータで回転させられる
    ドラムから巻き取り用モータで回転させられるドラムに
    巻き取られる長尺材料に加わる張力を直接的に検知する
    圧力センサ (b)圧力センサからの張力検知出力信号と、張力の基
    準となる設定張力信号とを比較する比較増幅回路を備え
    る張力検出部 (c)動作電圧設定回路、不感帯調整回路、第1の上下
    限値比較回路、論理演算回路および可変周波数発信回路
    が接続されたカウンタ回路からのアップダウンカウント
    データが入力されるデジタルアナログ変換回路と第2の
    上下限値比較回路とを備える補償回路部 (d)前記張力検出部からの出力を第1の可変抵抗器に
    通した信号と、前記補償回路部からの出力を第2の可変
    抵抗器に通した信号を、可変電圧発生器からの基本電圧
    信号に重畳する重畳回路部 (e)重畳回路部からの出力信号により前記モータのい
    ずれか一方の回転速度を制御して長尺材料に加わる張力
    を一定に調整するモータサーボドライバ回路 上記(a)〜(e)構成よりなる長尺材巻取機の張力制
    御装置。
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