JPH07128859A - レジスト組成物 - Google Patents

レジスト組成物

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JPH07128859A
JPH07128859A JP5298995A JP29899593A JPH07128859A JP H07128859 A JPH07128859 A JP H07128859A JP 5298995 A JP5298995 A JP 5298995A JP 29899593 A JP29899593 A JP 29899593A JP H07128859 A JPH07128859 A JP H07128859A
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JP
Japan
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resin
acid
soluble
poly
alkali
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Application number
JP5298995A
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English (en)
Inventor
Fumiyoshi Urano
文良 浦野
Hirotoshi Fujie
啓利 藤江
Takaaki Negishi
孝明 根岸
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Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は0.30μm以下の解像限界に於いてエッ
チング工程で問題のない良好なパターン形状を提供し、
微妙な感度調整が可能な実用的なレジスト組成物を提供
することを目的とする。 【構成】下記(i)〜(iii)の何れかと、(i)酸の
作用により保護基を脱離してアルカリ可溶性となる樹
脂、(ii)アルカリ可溶性の樹脂と、酸の作用により保
護基を脱離してアルカリ可溶性となる化合物の組合せ、
(iii)アルカリ可溶性の樹脂と、酸の作用により樹脂
と架橋して樹脂をアルカリ難溶化させる化合物の組合
せ、露光により酸を発生する感光性化合物と、感度調製
剤としてのp-ビニルピリジンの重合体又は共重合体
と、溶剤とを含んで成ることを特徴とするレジスト組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は半導体素子等の製造に於
いて用いられるレジスト材料、特に300nm以下の遠紫外
光、KrFエキシマレーザ光(248.4nm)等のエネルギ
ー源を用いてポジ型又はネガ型のパターンを形成する際
のレジスト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの高密度集積化に
伴い、微細加工、中でもフォトリソグラフィに用いられ
る露光装置のエネルギー源は益々、短波長化し、今では
遠紫外光(300nm以下)、KrFエキシマレーザ光(24
8.4nm)、ArFエキシマレーザ光(193nm)等が検討さ
れている。これら光源の使用に対してはレジスト材料の
高感度化が要求され、その目的で露光により発生した酸
を媒体とする化学増幅型のフォトレジスト材料が提案さ
れた[H.Ito等、Polym.Eng.Sci., 23巻, 1012頁(1983
年)]。その後、化学増幅型レジスト材料については研
究が進み、多くの報告が出され、現在では0.3〜0.2μm
の解像性能を持つレジスト材料が報告される迄になって
きた。しかしながら、化学増幅型レジスト材料の解像限
界付近では光のコントラストが極めて小さくなる事に起
因して良好なパターンが得られない。例えばKrFエキ
シマレーザ用レジスト材料では0.3μm以下のパターン
形状が余り良好でなく、スカムの発生も見られエッチン
グ時に問題があるとの指摘を受けている。この欠点を改
善する目的で化学増幅型レジスト材料に塩基性材料を添
加する方法が提案されている(特開平5-127369号公
報)。しかしながら、この方法ではレジスト組成物中の
樹脂と塩基性化合物が十分に混ざり合わず、分散、均質
化しない為、パターン形状がT-Shapeやテーパー状にな
ったりして安定しない。又、塩基性化合物が化学増幅作
用する前に露光で発生した酸を中和する為に、実用上重
要な微妙な感度を調整出来ない等の問題点を抱えてい
る。
【0003】このように化学増幅型レジスト材料は高感
度化され上記の露光装置のエネルギーに対応出来、解像
性能も大幅に改善されたにもかかわらず、解像限界に於
いてはパターン形状、特にレジスト膜表層及び側壁の形
状が不良でエッチング工程の際、レジストが剥落する為
に所望の寸法でエッチング出来ないという問題を抱えて
いる。又、実用レジストとして必要な微妙な感度調整が
困難という問題も抱えている。従って、解像限界付近で
もパターン形状が良好で、微妙な感度もコントロール出
来る実用的なレジスト材料が渇望されている現状にあ
る。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記した如き状況に鑑みなされ
たもので、0.30μm以下の解像限界に於いてエッチング
工程で問題のない良好なパターン形状を提供し、微妙な
感度調整が可能な実用的なレジスト組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【発明の構成】上記目的を達成する為、本発明は下記の
構成から成る。「下記(i)〜(iii)の何れかと、
(i)酸の作用により保護基を脱離してアルカリ可溶性
となる樹脂、(ii)アルカリ可溶性の樹脂と、酸の作用
により保護基を脱離してアルカリ可溶性となる化合物の
組合せ、(iii)アルカリ可溶性の樹脂と、酸の作用に
より樹脂と架橋して樹脂をアルカリ難溶化させる化合物
の組合せ、露光により酸を発生する感光性化合物と、下
記一般式〔1〕
【0006】
【化3】
【0007】[式中、R1は水素原子又は下記一般式
〔2〕
【0008】
【化4】
【0009】(式中、R4は水素原子、炭素数1〜4の
直鎖状又は分枝状のアルキル基、炭素数1〜4の直鎖状
又は分枝状のアルコキシ基、又はハロゲン原子を表
す。)を表し、R2は水素原子又はメチル基を表し、R3
は水素原子又は−COOR5(式中、R5は炭素数1〜4
の直鎖状又は分枝状のアルキル基、又は2-ヒドロキシエ
チル基を表す。)を表し、kは1以上の自然数を表し、
lは0又は1以上の自然数を表す。]で示される化合物
と、溶剤とを含んで成ることを特徴とするレジスト組成
物。」
【0010】即ち、本発明者等は上記目的を達成すべ
く、鋭意研究を重ねた結果、従来の化学増幅型レジスト
構成成分に、極めて容易に混ざり合い、且つ微妙な露光
量を調整出来る微量の樹脂性の添加物を添加することに
より最新の化学増幅型レジスト材料が持つ0.30μm以下
の解像限界付近でも良好なパターン形状が得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】寸法幅が微細化するにつれ、マスクを介し
てレジスト膜上に照射されるコントラストは当然低下し
てくる。特に0.30μm以下の寸法線幅を配したマスクを
使用する場合、マスク直下のレジスト膜上でも若干の光
が洩れており、又、マスクの両端直下のレジスト膜中で
は光強度が弱い。この様に特にマスク直下周辺での中途
半端な光強度に起因して化学増幅反応が生じ、その結
果、得られたパターンはレジスト膜の表層及び側壁の形
状が悪化していると推測される。そこでこの周辺での化
学増幅反応を抑制する目的で露光量の調整が可能な化合
物(感度調整剤)として上記一般式〔1〕で示される化
合物を微量添加したところ、光のコントラスト低下を防
止出来、その結果、解像限界でも形状の良いポジ型又は
ネガ型のパターンが得られ、本発明の目的を達成出来る
ことが確認された。
【0012】上記一般式〔1〕に於いて、R1は水素原
子又は一般式〔2〕で示される基を表すが、一般式
〔2〕に於いて、R4で示される炭素数1〜4のアルキ
ル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基が挙げられ、直鎖状、分枝状の何れにても良く、R
4で示される炭素数1〜4のアルコキシ基としては、メ
トキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基が挙
げられ、直鎖状、分枝状の何れにても良い。
【0013】また、一般式〔1〕に於いて、R3は水素
原子又は−COOR5を表すが、R5で示される炭素数1
〜4のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基が挙げられ、直鎖状、分枝状の何れに
ても良い。
【0014】本発明に於て用いられる、酸の作用により
保護基を脱離してアルカリ可溶性となる樹脂の具体例と
しては、例えばポリ(p-tert−ブトキシスチレン/p-ヒ
ドロキシスチレン)、ポリ(p-tert−ブトキシカルボニ
ルオキシスチレン/p-ヒドロキシスチレン)、ポリ(p-
テトラヒドロピラニルオキシスチレン/p-ヒドロキシス
チレン)、ポリ(p-トリメチルシリルオキシスチレン/
p-ヒドロキシスチレン)、ポリ(p-1-メトキシ−1-メチ
ルエトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレン)、ポリ
(p-1-ベンジルオキシ−1-メチルエトキシスチレン/p-
ヒドロキシスチレン)、ポリ(p-1-エトキシエトキシス
チレン/p-ヒドロキシスチレン)、ポリ(p-1-メトキシ
エトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレン)、ポリ(p-
1-n-ブトキシエトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレ
ン)、ポリ(p-1-イソブトキシエトキシスチレン/p-ヒ
ドロキシスチレン)、ポリ[p-1-(1,1-ジメチルエトキ
シ)−1-メチルエトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレ
ン]、ポリ(p-tert−ブトキシスチレン/p-ヒドロキシ
スチレン/メタクリル酸メチル)、ポリ(p-1-エトキシ
エトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレン/フマロニト
リル)、ポリ(p-1-エトキシエトキシスチレン/p-ヒド
ロキシスチレン/p-メチルスチレン)、ポリ(p-1-エト
キシエトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレン/メタク
リル酸 tert-ブチル)、ポリ(p-1-エトキシエトキシス
チレン/p-ヒドロキシスチレン/p-tert−ブトキシスチ
レン)、ポリ(p-ビニルフェノキシ酢酸 1-メチルシク
ロヘキシル)、ポリ(p-ビニルフェノキシ酢酸 tert−
ブチル/p-ヒドロキシスチレン)、ポリ(p-ビニルフェ
ノキシ酢酸 tert−ブチル/p-ヒドロキシスチレン/メ
タクリル酸メチル)等が挙げられるが、これ等に限定さ
れるものではない。
【0015】本発明に於て用いられる、アルカリ可溶性
の樹脂の具体例としては、例えばポリ(p-ヒドロキシス
チレン)、ポリ(m-ヒドロキシスチレン)、ポリ(p-te
rt−ブトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレン)[但
し、p-tert−ブトキシスチレン単位とp-ヒドロキシスチ
レン単位の比率は2↓:8↑に限定される。]、ポリ
(p-1-エトキシエトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレ
ン)[但し、p-1-エトキシエトキシスチレン単位とp-ヒ
ドロキシスチレン単位の比率は2↓:8↑に限定され
る。]、ポリ(p-ビニルフェノキシ酢酸 tert−ブチル
/p-ヒドロキシスチレン)[但し、p-ビニルフェノキシ
酢酸 tert−ブチル単位とp-ヒドロキシスチレン単位の
比率は2↓:8↑に限定される。]等が挙げられるが、
勿論これ等に限定されるものではない。
【0016】本発明に於て用いられる、酸の作用により
反応してアルカリ可溶性となる化合物(以下、溶解阻害
化合物と略記する。)の具体例としては、例えば2,2-ビ
ス(4-tert−ブトキシフェニル)プロパン、2,2-ビス
(テトラヒドロピラニルオキシフェニル)プロパン、2,
2-ビス[4-(1-エトキシエトキシ)フェニル]プロパ
ン、2,2-ビス[4-(1-メトキシエトキシ)フェニル]プ
ロパン、2,2-ビス[4-(1,1-ジメチルエトキシ)フェニ
ル]プロパン、2,2-ビス[4-(1-エトキシエトキシカル
ボニルメトキシ)フェニル]プロパン等が挙げられる
が、勿論これ等に限定されるものではなく、通常この分
野に於て溶解阻害化合物として知られているものであれ
ば何れにてもよい。
【0017】本発明に於て用いられる、酸の作用により
樹脂と架橋して樹脂をアルカリ難溶化させる化合物(以
下、架橋性化合物と略記する。)の具体例としては、例
えば1,2,4-トリス(シクロヘキシルオキシメトキシ)ベ
ンゼン、1,2,4-トリス(イソブトキシメトキシ)ベンゼ
ン、1,2,4-トリス(イソプロポキシメトキシ)ベンゼ
ン、1,3,5-トリス(シクロヘキシルオキシメトキシ)ベ
ンゼン、1,3,5-トリス(イソブトキシメトキシ)ベンゼ
ン、1,3,5-トリス(イソプロポキシ)ベンゼン、1,3-ビ
ス(シクロヘキシルオキシメトキシ)ベンゼン、1,3-ビ
ス(イソブトキシメトキシ)ベンゼン、1,3-ビス(イソ
プロポキシメトキシ)ベンゼン、1,4-ビス(シクロヘキ
シルオキシメトキシ)ベンゼン、1,4-ビス(イソブトキ
シメトキシ)ベンゼン、1,4-ビス(イソプロポキシメト
キシ)ベンゼン、2,4,6-トリス(N,N-ジ−メトキシメチ
ルアミノ)−1,3,5-トリアジン、2,4-ビス(N,N-ジ−メ
トキシメチルアミノ)−1,3,5-トリアジン等が挙げられ
るが、勿論これ等に限定されるものではない。
【0018】本発明に於て用いられる、露光[遠紫外光
(300nm以下)、KrFエキシマレーザ光(248.4nm)
等]により酸を発生する感光性化合物(以下、酸発生剤
と略記することもある。)としては、文字通り露光によ
り酸を発生する感光性化合物でレジストパターン形成に
悪影響を及ぼさないものであれば何れにても良いが、本
発明に於いて特に好ましいものとしては、例えば2-メタ
ンスルホニル−2-メチル−(4-メチルチオ)プロピオフ
ェノン、2-メチル−2-(p-トルエンスルホニル)プロピ
オフェノン、2,4-ジメチル−2-(p-トルエンスルホニ
ル)ペンタン−3-オン、2-シクロヘキシルカルボニル−
2-(p-トルエンスルホニル)プロパン、ジフェニルジス
ルホン、ジ(p-トリル)ジスルホン、ジフェニルジスル
ホン、ジシクロヘキシルジスルホン、ビス(p-トルエン
スルホニル)ジアゾメタン、メチルスルホニル p-トル
エンスルホニルジアゾメタン、ビス(2,4-ジメチルベン
ゼンスルホニル)ジアゾメタン、ビス(p-クロルベンゼ
ンスルホニル)ジアゾメタン、ビス(p-tert−ブチルベ
ンゼンスルホニル)ジアゾメタン、ビスーベンゼンスル
ホニルジアゾメタン、ビスーシクロヘキシルスルホニル
ジアゾメタン、ビス(1,1-ジメチルエチルスルホニル)
ジアゾメタン、p-トルエンスルホニル−シクロヘキシル
スルホニルジアゾメタン、p-トルエンスルホニル−シク
ロヘキシルカルボニルジアゾメタン、p-トルエンスルホ
ン酸 ベンゾイルフェニルメチル、p-トルエンスルホン
酸 シロクヘキシルカルボニル、p-トルエンスルホン酸
1-シクロヘキシルメチル等が挙げられる。
【0019】本発明に於て用いられる溶剤としては、上
記(i)〜(iii)の何れかと、露光により酸を発生す
る感光性化合物と、一般式〔1〕で示される化合物とを
溶解可能なものであれば何れにても良いが、通常は成膜
性が良いものがより好ましく用いられる。具体的にはメ
チルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテー
ト、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、乳酸メチル、乳酸エチル、酢酸2-エトキシエチル、
ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、3-メトキシプロ
ピオン酸メチル、3-メトキシプロピオン酸エチル、N-メ
チル−2-ピロリドン、シクロヘキサノン、メチルエチル
ケトン、1,4-ジオキサン、ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル、エチレングリコールイソプロピルエーテル等が挙げ
られるが、勿論これ等に限定されるものではない。
【0020】本発明に係る一般式〔1〕で示される化合
物(以下、「本発明に係る感度調整剤」と称することも
ある。)の具体例としては、例えばポリ(p-ビニルピリ
ジン)、ポリ(p-ビニルピリジン/p-ヒドロキシスチレ
ン)、ポリ(p-ビニルピリジン/スチレン)、ポリ(p-
ビニルピリジン/p-クロルスチレン)、ポリ(p-ビニル
スチレン/p-メチルスチレン)、ポリ(p-ビニルピリジ
ン/p-tert−ブトキシスチレン)、ポリ(p-ビニルピリ
ジン/p-メトキシスチレン)、ポリ(p-ビニルピリジン
/メタクリル酸メチル)、ポリ(p-ビニルピリジン/メ
タクリル酸 tert-ブチル)、ポり(p-ビニルピリジン/
メタクリル酸 2-ヒドロキシエチル)等が挙げられる
が、勿論これらに限定されるものではない。
【0021】本発明に於て感度調整剤として用いられる
一般式〔1〕で示される化合物は例えば下記の如くして
容易に得られる。即ち、例えば市販のp-ビニルピリジン
単独、又はp-ビニルピリジンと、市販のスチレン、p-ク
ロルスチレン、p-メチルスチレン、p-tert−ブトキシス
チレン、メタクリル酸メチル、メタクリル酸 tert-ブチ
ル又はメタクリル酸 2- ヒドロキシエチル等の何れかの
モノマーとを、触媒量の重合開始剤[例えば、アゾビス
イソブチロニトリル、2,2'−アゾビス(2,4−ジメチル
ワレロニトリル)、2,2'−アゾビス(2-メチルプロピオ
ン酸メチル)、2,2'−アゾビス−sec-ブチロニトリル等
のアゾ系重合開始剤やベンゾイルパーオキシド、ラウロ
イルパーオキシド等の過酸化物系重合開始剤等が挙げら
れる。]の存在下、トルエン、ベンゼン、テトラヒドロ
フラン、1,4-ジオキサン等の有機溶剤中で窒素又はアル
ゴン気流を通じながら30〜130℃で1〜20時間重合反応
させ、反応後は反応液を高分子取得法の常法に従って後
処理するか、又は要すれば、得られた高分子化合物を更
にメタノール、イソプロパノール、アセトン、1,4-ジオ
キサン、テトラヒドロフラン等の有機溶剤中、p-トルエ
ンスルホン酸、シュウ酸、硫酸等の酸存在下、10〜110
℃で30分〜5時間反応させた後、反応液を高分子取得法
の常法に従って後処理すれば重量平均分子量(Mw)50
00〜50000(ポリスチレンを標準としたGPC法)の所
望の感度調整剤が得られる。
【0022】本発明のレジスト材料は、通常前記の4成
分(前記(i)〜(iii)の何れか、酸発生剤、感度調
整剤及び溶剤)を主たる構成成分とするが、必要に応じ
てこれ等に漂白剤(例えば、分子内にジアゾケト基、ジ
アゾジケト基又はジアゾケトスルホニル基を有する化合
物等)、染料(例えば、アントラセン誘導体等)、可塑
剤、界面活性剤(例えば、ノニオン系やフッ素系の界面
活性剤等)等の中から適宜1種以上を添加しても一向に
差し支えない。
【0023】本発明のレジスト材料に於いて酸の作用に
より保護基を脱離してアルカリ可溶性となる樹脂と酸発
生剤との、混合比としては樹脂1重量に対して酸発生剤
は通常0.01〜0.3重量、好ましくは0.01〜0.1重量付近が
挙げられる。
【0024】本発明のレジスト材料に於いてアルカリ可
溶性の樹脂と溶解阻害化合物との、混合比としては樹脂
1重量に対して溶解阻害化合物は通常0.1〜0.5重量、好
ましくは0.15〜0.4重量付近が挙げられ、更にアルカリ
可溶性の樹脂及び溶解阻害化合物と酸発生剤との、混合
比としてはアルカリ可溶性の樹脂と溶解阻害化合物とを
合計したもの1重量に対して酸発生剤は通常0.01〜0.3
重量、好ましくは0.01〜0.1重量付近が挙げられる。
【0025】又、本発明のレジスト材料に於いてアルカ
リ可溶性の樹脂と架橋性化合物との、混合比としては樹
脂1重量に対して架橋性化合物は通常0.1〜0.5重量、好
ましくは0.15〜0.4重量付近が挙げられ、更にアルカリ
可溶性の樹脂及び架橋性化合物と酸発生剤との、混合比
としてはアルカリ可溶性の樹脂と架橋性化合物とを合計
したもの1重量に対して酸発生剤は通常0.01〜0.3重
量、好ましくは0.01〜0.1重量付近が挙げられる。
【0026】本発明のレジスト材料中の溶剤の量として
は、上記の3通りの組成物((i)+酸発生剤、(ii)
+酸発生剤、及び(iii)+酸発生剤)に夫々、本発明
に係る感度調整剤(一般式〔1〕で示される化合物)を
添加した各組成物を溶解した結果、得られるレジスト材
料を基板上に塗布する際に支障をきたさない量であれば
特に限定されないが、通常は酸の作用により保護基を脱
離してアルカリ可溶性となる樹脂、又はアルカリ可溶性
の樹脂と溶解阻害化合物との合計、又はアルカリ可溶性
の樹脂と架橋性化合物との合計、各1重量に対して1〜
20重量、好ましくは1.5〜6重量付近が挙げられる。
【0027】本発明に係る感度調整剤の添加量としては
各種のレジスト構成成分の樹脂に対して0.001〜2%、
より好ましくは0.01〜1%が挙げられる。
【0028】又、上記した如き各種パターン形成法に於
いて用いられる現像液としては、レジスト組成物の溶解
性に応じて、露光部と未露光部との溶解速度差を大きく
させるような適当な濃度のアルカリ溶液を選択すれば良
く、通常0.01〜20%の範囲から選択される。又、使用さ
れるアルカリ溶液としては、例えばテトラメチルアンモ
ニウムハイドロキシド(TMAH)、コリン、トリエタノー
ルアミン等の有機アミン類、例えばNaOH、KOH等の無機
アルカリ類を含む溶液が挙げられる。
【0029】本発明のレジスト組成物を用いてパターン
形成を行うには、例えば以下の如く行えば良い。
【0030】本発明に係る微量の感度調整剤を含むレジ
スト組成物を、例えばシリコンウェハー等の半導体基板
上に厚みが0.5〜2μm程度になるように塗布(3層の
上層として用いる場合には0.1〜0.5μm程度)し、これ
をオーブン中で70〜130℃、10〜30分間、若しくはホッ
トプレート上で70〜130℃で1〜2分間プレベークす
る。次いで目的のパターンを形成する為のマスクを上記
のレジスト膜上にかざし、300nm以下の遠紫外光、又は
KrFエキシマレーザ光(248.4nm)を露光量1〜100mJ
/cm2程度となるように照射した後、0.1〜5%テトラメ
チルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液等の現像
液を用い、0.5〜3分間程度、浸漬(dip)法、パドル
(puddle)法、スプレー(spray)法等の常法により現
像すれば、基板上に目的のポジ型、又はネガ型のパター
ンが形状良く形成される。
【0031】
【作 用】本発明に係る感度調整剤を添加した場合、上
記の光強度の弱い領域、例えばレジスト膜表層及びマス
クの両端直下のレジスト膜中に於いて、露光により発生
した微量の酸が捕獲される為、化学増幅反応が進行しな
い。反面、光強度が強い領域のみ化学増幅反応が進行す
るので、0.3μm以下の超微細加工で生ずる光のコント
ラストの低下に基づく露光部と未露光部との溶解速度の
コントラストの低下を抑制出来、その結果、解像限界で
のパターン形状を良好にする。
【0032】以下に合成例、実施例及び比較例を挙げて
本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれ等により
何等制約を受けるものではない。尚、実施例で使用した
樹脂(ポリマー)及び酸発生剤については、特開平4-21
1258号公報、特開平4-251259号公報(EP公開 0520642号
公報)、特開平4-210960号公報(EP公開 0440374号公
報)、特開平4-88348号公報、特開平4-173830号公報等
に記載された方法に準じて合成した。
【0033】
【実施例】
合成例1.ポリ(p-ビニルピリジン)の合成 p-ビニルピリジン 4.2g(0.04モル)に触媒量の 2,2'-
アゾビス(2,4-ジメチルワレロニトリル)を添加して1,
4-ジオキサン中、窒素気流下、80℃で3時間重合反応さ
せた。反応液を冷却後、10%メタノール水溶液中に注入
して晶析させ、析出晶を濾取し、10%メタノール水溶液
で洗浄、減圧乾燥してポリ(p-ビニルピリジン)3.8g
を白色粉末晶として得た。得られた重合体はGPC測定
(ポリスチレン標準)した結果、重量平均分子量(Mw)
は約 10000、数平均分子量(Mn)は約5500であった。
【0034】合成例2.ポリ(p-ビニルピリジン/p-te
rt−ブトキシスチレン)の合成 p-ビニルピリジン 2.1g(0.02モル)及びp-tert−ブト
キシスチレン3.5g(0.02モル)に触媒量の 2,2'-アゾ
ビス(2-メチルプロピオン酸メチル)を添加してトルエ
ン中、窒素気流下、80℃で3時間重合反応させた。反応
液を冷却後、石油エーテル中に注入して晶析させ、析出
晶を濾取、石油エーテル洗浄、減圧乾燥してポリ(p-ビ
ニルピリジン/p-tert−ブトキシスチレン)5.3gを白
色粉末晶として得た。Mw:約 12000、Mn:約 6500。
【0035】合成例3. ポリ(p-ビニルピリジン/p-
ヒドロキシスチレン)の合成 上記合成例2で得たポリ(p-ビニルピリジン/p-tert−
ブトキシスチレン)4.0gを1,4-ジオキサンに溶解し、
濃塩酸3mlを加えて2時間撹拌還流させた。冷却後、反
応液をトリエチルアミンで中和し、水中に注入して晶析
させ、析出晶を濾取、水洗、減圧乾燥してポリ(p-ビニ
ルピリジン/p-ヒドロキシスチレン)3.0gを白色粉末
晶として得た。Mw:約 9600、Mn:約 5200。
【0036】合成例4. ポリ(p-ビニルピリジン/メ
タクリル酸メチル)の合成 p-ビニルピリジン 2.1g(0.02モル)及びメタクリル酸
メチル2.0g(0.02モル)に触媒量の 2,2'-アゾビス(2
-メチルブチロニトリル)を添加し、トルエン中、窒素
気流下、80℃で4時間重合反応させた。冷却後、石油エ
ーテル中に反応液を注入して晶析させ、析出晶を濾取、
石油エーテル洗浄、減圧乾してポリ(p-ビニルピリジン
/メタクリル酸メチル)3.7gを白色粉末晶として得
た。Mw:約12000、Mn:約 7500。
【0037】合成例5. ポリ(p-ビニルピリジン/p-
メチルスチレン)の合成 p-ビニルピリジン2.1g(0.02モル)及びp-メチルスチ
レン2.4g(0.02モル)を用いて合成例4と同様にして
反応及び後処理を行い、ポリ(p-ビニルピリジン/p-メ
チルスチレン)4.1gを白色粉末晶として得た。Mw:約
12000、Mn:約 7200。
【0038】合成例6.1,3,5-トリス(イソプロポキシ
メトキシ)ベンゼンの合成 (1)75%パラホルムアルデヒド95.1g(2.38モル)とイ
ソプロパノール150.2g(2.50モル)の混合溶液に塩化
水素を導入して飽和させ、室温で1時間撹拌した後、静
置、分液して下層の油状物を分取し、無水塩化カルシウ
ムで乾燥した。乾燥剤を濾別し、濾液を減圧蒸留して b
p.36〜39℃/80mmHg留分のイソプロポキシメチルクロラ
イド190gを無色油状物として得た。1 HNMR δppm (重クロロホルム):1.16〜1.24(6H,d,C
H3 ×2)、4.01〜4.10(1H,m, CH) 、5.55(2H,s,CH2 )。
【0039】(2)フロログルシン16.7g(103.2ミリモ
ル)をピリジン16.3g(206.4ミリモル)に溶解し、こ
れに無水酢酸21.1g(206.4ミリモル)を20〜30℃で滴
下し、室温で5時間撹拌反応させた。室温で一夜放置
後、反応液を水 400ml中に注入し、酢酸エチル100mlで
3回抽出し、有機層を水100mlで5回水洗した後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別し、減圧濃
縮して残渣のアセチル体混合物10.6gを黄色油状物とし
て得た。得られたアセチル体は1HNMR測定よりモノ体と
ジ体の混合物であることを確認した。
【0040】(3)窒素気流下、水素化ナトリウム(60%
含有)5.65g(0.14モル)をトルエン55mlに懸濁させ、
これに35℃以下で上記(2)で得たアセチル体混合物10.6
gのN,N-ジメチルホルムアミド溶液25mlを滴下し、室温
で2時間撹拌した。次いで上記(1)で得たイソプロポキ
シメチルクロライド15.0g(0.14モル)を25℃以下で滴
下し室温で3時間撹拌反応させた。室温で一夜放置後、
反応液を氷水200ml中に注入し、塩化メチレン250mlで3
回抽出した。有機層を合せ、水200mlで2回水洗し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別し、減圧
濃縮して残渣のエーテル混合物10.1gを褐色油状物とし
て得た。得られたエーテル混合物は1HNMR測定から1-イ
ソプロポキシメトキシ−3,5-ジアセチルベンゼンと1-ア
セチル−3,5-ジイソプロポキシメトキシベンゼンの混合
物であることを確認した。
【0041】(4)上記(3)で得たエーテル混合物10.1g
及び無水炭酸カリウム30gをメタノール 120mlに懸濁さ
せ、室温で7時間撹拌反応させた。室温で一夜放置後、
反応液を水100ml中に注入し、酢酸エチル100mlで3回抽
出した。有機層を合せ、水100mlで2回水洗した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾別し、減圧
濃縮して残渣油状物10.2gを得た。この油状物をカラム
クロマトグラフィー分離[充填剤:ワコーゲル C-200
(和光純薬工業(株)製);溶離液:n-ヘキサン/酢酸エ
チル=1/1(V/V)]して3,5-ビス(イソプロポキシ
メトキシ)フェノール4.5gを微黄色油状物として得
た。
【0042】(5)窒素気流下、水素化ナトリウム(60%
含有)0.40g(10ミルモル)をN,N-ジメチルホルムアミ
ド8mlに懸濁し、これに氷水冷却しながら25℃以下で上
記(4)で得た3,5-ビス(イソプロポキシメトキシ)フェ
ノール1.20g(4.4ミリモル)のN,N-ジメチルホルムア
ミド溶液4mlを滴下し、室温で2時間撹拌した。次いで
氷水冷却しながら上記(1)で得たイソプロポキシメチル
クロライド3.6g(33ミリモル)を25℃以下で滴下し、
室温で3時間撹拌反応させた。室温で一夜放置した後、
反応液を氷水50ml中に注入し、酢酸エチル10mlで4回抽
出した。有機層を合せ、5%NaOH水溶液20mlで4回洗浄
し、水20mlで3回水洗した後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。乾燥剤を濾別し、減圧濃縮して得た黄色油状
物3gをカラムクロマトグラフィー分離[充填剤:ワコ
ーゲル C-200(和光純薬工業(株)製);溶離液:n-ヘキ
サン/酢酸エチル=10/1→5/1→3/1(V/V) ]し
て1,3,5-トリス(イソプロポキシメトキシ)ベンゼン1.
16gを微黄色油状物として得た。1 HNMR δppm (重クロロホルム):1.15〜1.20(18H,
d,CH3 ×6)、3.94〜4.03(3H ,m, CH×3)、5.28(6
H,s, CH2 ×3)、6.41(3H,s, 芳香環水素)。
【0043】実施例1.下記の組成から成るレジスト組
成物を調製し、後述する如くしてパターン形成を行っ
た。 ポリ(p-tert−ブトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレン) 6.0g 2-シクロヘキシルカルボニル−2-(p-トルエンスルホニル)プロパン 0.3g ポリ(p-ビニルピリジン) [合成例1の感度調整剤] 0.01g ジエチレングリコールジメチルエーテル 13.7g
【0044】半導体基板等上に上記レジスト組成物を回
転塗布し、90℃、90秒間ホットプレートでプレベーク
後、1.0μmの膜厚のレジスト材料膜を得た。次いでK
rFエキシマレーザステッパー(NA 0.50)を用いてK
rFエキシマレーザ光(248.4nm)をマスクを介して選
択的に露光した。そして 110℃、90秒間ホットプレート
でベーク後、アルカリ現像液(2.38%TMAH水溶液)で60
秒間現像する事により、レジスト膜の露光部のみを溶解
除去してポジ型パターンを得た。得られたポジ型パター
ンは0.24μmライン アンド スペースの解像性能を有
しており、パターン形状は図1で示される様に良好であ
った。又、この時の露光量は35mJ/cm2であった。
【0045】実施例2.下記組成から成るレジスト組成
物を調製し、実施例1と同様にしてパターン形成を行っ
た。 ポリ(p-ビニルフェノール) 4.5g 2,2-ビス(4-tert−ブトキシフェニル)プロパン 1.5g ビス(1,1-ジメチルエチルスルホニル)ジアゾメタン 0.3g ポリ(p-ビニルピリジン/p-ヒドロキシスチレン) [合成例3の感度調整剤] 0.02g プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 13.3g
【0046】得られたポジ型パターンは0.24μmライン
アンド スペースの解像性能を有しており、パターン形
状は実施例1と同様に良好であった。又、この時の露光
量は33mJ/cm2であった。
【0047】実施例3.下記組成から成るレジスト組成
物を調製し、実施例1と同様にしてパターン形成を行っ
た。 ポリ(p-ビニルフェノール) 4.5g 1,3,5-トリス(イソプロポキシメトキシ)ベンゼン [合成例6の架橋剤] 1.8g ビス(p-トルエンスルホニル)ジアゾメタン 0.3g ポリ(p-ビニルピリジン/p-tert−ブトキシスチレン) [合成例2の感度調整剤] 0.02g 乳酸エチル 13.4g
【0048】得られたネガ型パターンは0.22μmライン
アンド スペースの解像性能を有しており、パターン形
状は図2で示される様に良好であった。又、この時の露
光量は35mJ/cm2であった。
【0049】実施例4 下記組成から成るレジスト組成物を調製し、実施例1と
同様にしてパターン形成を行った。 ポリ[p-(1-エトキシエトキシ)スチレン/p-ヒドロキシスチレン] 6.0g ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン 0.3g ポリ(p-ビニルピリジン/メタクリル酸メチル) [合成例4の感度調整剤] 0.02g プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 13.7g
【0050】得られたポジ型パターンは0.22μmライン
アンド スペースの解像性能を有しており、パターン形
状は実施例1と同様に良好であった。又、この時の露光
量は33mJ/cm2であった。
【0051】実施例5.下記組成から成るレジスト組成
物を調製し、実施例1と同様にしてパターン形成を行っ
た。 ポリ(p-ビニルフェノキシ酢酸 1-メチルシクロヘキシル/ p-ヒドロキシスチレン) 6.0g 2,4-ジメチル−2-(p-トルエンスルホニル)ペンタン−3-オン 0.3g ポリ(p-ビニルピリジン/p-メチルスチレン) [合成例5の感度調整剤] 0.02g 3-メトキシプロピオン酸メチル 13.7g
【0052】得られたポジ型パターンは0.24μmライン
アンド スペースの解像性能を有しており、パターン形
状は実施例1と同様に良好であった。又、この時の露光
量は35mJ/cm2であった。
【0053】比較例1.下記組成から成るレジスト組成
物を調製し、実施例1と同様にしてパターン形成を行っ
た。 ポリ(p-tert−ブトキシスチレン/p-ヒドロキシスチレン) 6.0g 2-シクロヘキシルカルボニル−2-(p-トルエンスルホニル)プロパン 0.3g ジエチレングリコールジメチルエーテル 13.7g
【0054】得られたポジ型パターンは0.24μmライン
アンド スペースの解像性能を有していたがパターン形
状は図3で示される様に不良であった。又、この時の露
光量は8mJ/cm2であった。
【0055】比較例2 下記組成から成るレジスト組成物を調製し、実施例1と
同様にしてパターン形成を行った。 ポリ(p-ビニルフェノール) 4.5g 2,2-ビス(4-tert−ブトキシフェニル)プロパン 1.5g ビス(1,1-ジメチルエチルスルホニル)ジアゾメタン 0.3g プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 13.3g
【0056】得られたポジ型パターンは0.24μmライン
アンド スペースの解像性能を有していたがパターン形
状は比較例1と同様に不良であった。又、この時の露光
量は10mJ/cm2であった。
【0057】比較例3 下記組成から成るレジスト組成物を調製し、実施例1と
同様にしてパターン形成を行った。 ポリ(p-ビニルフェノール) 4.5g 1,3,5-トリス(イソプロポキシメトキシ)ベンゼン 1.8g ビス(p-トルエンスルホニル)ジアゾメタン 0.3g 乳酸エチル 13.4g
【0058】得られたネガ型パターンは0.22μmライン
アンド スペースの解像性能を有していたがパターン形
状は図4で示される様に不良であった。又、この時の露
光量は12mJ/cm2であった。
【0059】比較例4 下記組成から成るレジスト組成物を調製し、実施例1と
同様にしてパターン形成を行った。 ポリ[p-(1-エトキシエトキシ)スチレン/p-ヒドロキシスチレン] 6.0g ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン 0.3g プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 13.7g
【0060】得られたポジ型パターンは0.22μmライン
アンド スペースの解像性能を有していたがパターン形
状は比較例1と同様に不良であった。又、この時の露光
量は10mJ/cm2であった。
【0061】比較例5 下記組成から成るレジスト組成物を調製し、実施例1と
同様にしてパターン形成を行った。 ポリ(p-ビニルフェノキシ酢酸 1-メチルシクロヘキシル/ p-ヒドロキシスチレン) 6.0g 2,4-ジメチル−2-(p-トルエンスルホニル)ペンタン−3-オン 0.3g 3-メトキシプロピオン酸メチル 13.7g
【0062】得られたポジ型パターンは0.24μmライン
アンド スペースの解像性能を有していたがパターン形
状は比較例1と同様に不良であった。又、この時の露光
量は12mJ/cm2であった。
【0063】
【発明の効果】以上述べた事から明らかな如く、本発明
に係る感度調整剤を微量添加した化学増幅型レジスト組
成物を300nm以下の遠紫外光、KrFエキシマレーザ光
(248.4nm)等の露光用レジスト組成物として用いた場
合、特に0.30μm以下の限界解像領域に於いて後工程の
エッチングでも全く問題の無い良好なパターン形状を得
る事が出来る。従って、本発明は半導体産業等に於いて
超微細パターンの形成にとって大きな価値を有するもの
である。
【0064】尚、本発明のレジスト組成物は遠紫外光、
KrFエキシマレーザ光を利用したパターン形成に特に
効果を発揮するが、ArFエキシマレーザ光、i線光、
電子線、X線等を利用したパターン形成に於いても十分
使用が可能である。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る感度調整剤を微量添加した
実施例1で得られた0.24μmライン アンド スペースの
ポジ型パターンである。
【図2】図2は本発明に係る感度調整剤を微量添加した
実施例3で得られた0.22μmライン アンド スペースの
ネガ型パターンである。
【図3】図3は本発明に係る感度調整剤を添加しない比
較例1で得られた0.24μmライン アンド スペースのポ
ジ型パターンである。
【図4】図4は本発明に係る感度調整剤を添加しない比
較例3で得られた0.22μmライン アンド スペースのネ
ガ型パターンである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】本発明に於て用いられる、酸の作用により
保護基を脱離してアルカリ可溶性となる化合物(以下、
溶解阻害化合物と略記する。)の具体例としては、例え
ば2,2−ビス(4−tert−ブトキシフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(テトラヒドロピラニルオキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス[4−(1−エトキシ
エトキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−
(1−メトキシエトキシ)フェニル]プロパン、2,2
−ビス[4−(1,1−ジメチルエトキシ)フェニル]
プロパン、2,2−ビス[4−(1−エトキシエトキシ
カルボニルメトキシ)フェニル]プロパン等が挙げられ
るが、勿論これ等に限定されるものではなく、通常この
分野に於て溶解阻害化合物として知られているものであ
れば何れにてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/312 7352−4M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(i)〜(iii)の何れかと、
    (i)酸の作用により保護基を脱離してアルカリ可溶性
    となる樹脂、(ii)アルカリ可溶性の樹脂と、酸の作用
    により保護基を脱離してアルカリ可溶性となる化合物の
    組合せ、(iii)アルカリ可溶性の樹脂と、酸の作用に
    より樹脂と架橋して樹脂をアルカリ難溶化させる化合物
    の組合せ、露光により酸を発生する感光性化合物と、下
    記一般式〔1〕 【化1】 [式中、R1は水素原子又は下記一般式〔2〕 【化2】 (式中、R4は水素原子、炭素数1〜4の直鎖状又は分
    枝状のアルキル基、炭素数1〜4の直鎖状又は分枝状の
    アルコキシ基、又はハロゲン原子を表す。)を表し、R
    2は水素原子又はメチル基を表し、R3は水素原子又は−
    COOR5(式中、R5は炭素数1〜4の直鎖状又は分枝
    状のアルキル基、又は2-ヒドロキシエチル基を表す。)
    を表し、kは1以上の自然数を表し、lは0又は1以上
    の自然数を表す。]で示される化合物と、溶剤とを含ん
    で成ることを特徴とするレジスト組成物。
  2. 【請求項2】 一般式〔1〕で示される化合物を、レジ
    スト構成成分の樹脂に対して0.01〜1%含有させて成る
    請求項1に記載のレジスト組成物。 【0001】
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