JPH0712964Y2 - レンズ鏡胴 - Google Patents
レンズ鏡胴Info
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- JPH0712964Y2 JPH0712964Y2 JP1986033382U JP3338286U JPH0712964Y2 JP H0712964 Y2 JPH0712964 Y2 JP H0712964Y2 JP 1986033382 U JP1986033382 U JP 1986033382U JP 3338286 U JP3338286 U JP 3338286U JP H0712964 Y2 JPH0712964 Y2 JP H0712964Y2
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 46
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 34
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動焦点調節が可能なレンズ鏡胴に関す
る。さらに詳しくは、光軸方向に移動可能な移動レンズ
ユニットを手動操作で移動させる手動レンズ移動操作機
構、及び、この移動レンズユニットを駆動装置による駆
動で移動させる自動レンズ移動操作機構を備え、この自
動レンズ移動操作機構に、移動レンズユニットと駆動装
置との間の伝動を断続する伝動断続機構を設けたレンズ
鏡胴に関する。
る。さらに詳しくは、光軸方向に移動可能な移動レンズ
ユニットを手動操作で移動させる手動レンズ移動操作機
構、及び、この移動レンズユニットを駆動装置による駆
動で移動させる自動レンズ移動操作機構を備え、この自
動レンズ移動操作機構に、移動レンズユニットと駆動装
置との間の伝動を断続する伝動断続機構を設けたレンズ
鏡胴に関する。
上述したレンズ鏡胴は、例えば、駆動装置により移動レ
ンズユニットを移動させる自動焦点調節状態と、距離環
等に対する手動操作により移動レンズユニットを移動さ
せる手動焦点調節状態とに切り替えられるようにした構
成において、手動焦点調節状態では駆動装置と移動レン
ズユニットとの連動を断つことで、手動レンズ移動操作
機構に対する負荷を小さなものとし、スムースな手動焦
点調節動作を行えるようにするとともに、停止している
駆動装置を無理に作動させないようにしたものである。
ンズユニットを移動させる自動焦点調節状態と、距離環
等に対する手動操作により移動レンズユニットを移動さ
せる手動焦点調節状態とに切り替えられるようにした構
成において、手動焦点調節状態では駆動装置と移動レン
ズユニットとの連動を断つことで、手動レンズ移動操作
機構に対する負荷を小さなものとし、スムースな手動焦
点調節動作を行えるようにするとともに、停止している
駆動装置を無理に作動させないようにしたものである。
この種のレンズ鏡胴としては、駆動装置からの駆動力を
受けて移動レンズユニットにその力を伝達する従動部材
を、駆動装置との接続位置と非接続位置とに亘って駆動
軸芯方向に位置切替可能に構成したものが知られている
(例えば、実開昭58−180537号公報参照)。
受けて移動レンズユニットにその力を伝達する従動部材
を、駆動装置との接続位置と非接続位置とに亘って駆動
軸芯方向に位置切替可能に構成したものが知られている
(例えば、実開昭58−180537号公報参照)。
一方、駆動装置による自動焦点調節が可能なレンズ鏡胴
においては、具体的にはモータ等である駆動装置に対す
る負荷を軽くすることが、駆動装置の耐久面並びに駆動
装置に対する電力消費面からは望ましい。そのため、自
動レンズ移動操作機構を構成する摺接部分に、ボールの
ような摩擦の少ない部材を介装し、駆動装置によるレン
ズ移動操作時の自動レンズ移動操作機構に対する負荷を
小さくしたものが提案されている(例えば、実開昭57−
187418号公報参照)。
においては、具体的にはモータ等である駆動装置に対す
る負荷を軽くすることが、駆動装置の耐久面並びに駆動
装置に対する電力消費面からは望ましい。そのため、自
動レンズ移動操作機構を構成する摺接部分に、ボールの
ような摩擦の少ない部材を介装し、駆動装置によるレン
ズ移動操作時の自動レンズ移動操作機構に対する負荷を
小さくしたものが提案されている(例えば、実開昭57−
187418号公報参照)。
しかし、このような駆動装置によるレンズ移動操作時の
自動レンズ移動操作機構に対する負荷を小さくする構成
を、前述した手動焦点調節も可能な構成、とりわけ、手
動焦点調節状態で駆動装置と移動レンズユニットとの連
動を遮断する構成に適用することには問題がある。
自動レンズ移動操作機構に対する負荷を小さくする構成
を、前述した手動焦点調節も可能な構成、とりわけ、手
動焦点調節状態で駆動装置と移動レンズユニットとの連
動を遮断する構成に適用することには問題がある。
即ち、手動レンズ移動操作機構と自動レンズ移動操作機
構とは、移動レンズユニットに直接作用する部分でその
構成の一部が兼用されているから、自動焦点調節状態で
の負荷を小さくするほど、手動焦点調節状態での負荷も
より小さくなり、手動焦点調節状態で駆動装置との連動
が遮断されるとさらに負荷が小さくなるので、小さな力
でも移動レンズユニットは大きく移動してしまう。その
ため、正確な焦点調節動作が困難になったり、或いは、
一旦合焦状態になった後も不用意に非合焦状態に変わっ
てしまったりすることになる。
構とは、移動レンズユニットに直接作用する部分でその
構成の一部が兼用されているから、自動焦点調節状態で
の負荷を小さくするほど、手動焦点調節状態での負荷も
より小さくなり、手動焦点調節状態で駆動装置との連動
が遮断されるとさらに負荷が小さくなるので、小さな力
でも移動レンズユニットは大きく移動してしまう。その
ため、正確な焦点調節動作が困難になったり、或いは、
一旦合焦状態になった後も不用意に非合焦状態に変わっ
てしまったりすることになる。
この考案の目的は、自動焦点調節動作時の操作トルクを
小さくして駆動装置に対する負荷を小さくしながらも、
手動焦点調節状態で確実な焦点調節動作を行うことがで
きるように操作重さを切り換えられ、操作重さ変更機構
を簡単な構成で達成できるレンズ鏡胴を提供することに
ある。
小さくして駆動装置に対する負荷を小さくしながらも、
手動焦点調節状態で確実な焦点調節動作を行うことがで
きるように操作重さを切り換えられ、操作重さ変更機構
を簡単な構成で達成できるレンズ鏡胴を提供することに
ある。
鏡胴本体と、鏡胴本体に摺接して移動レンズユニットを
光軸方向に移動させる部材と、手動操作によって上記部
材を駆動することにより移動レンズユニットの光軸方向
移動を行わせる手動レンズ移動操作機構と、駆動装置に
よって上記部材を駆動することにより移動レンズユニッ
トの光軸方向移動を行わせる自動レンズ移動操作機構
と、自動レンズ移動操作機構と上記部材との間に設けら
れ駆動力を伝達するかどうかを決定する伝動断続機構と
を備えたレンズ鏡胴において、移動レンズユニットと自
動レンズ移動操作機構とが伝動断続機構によって切断状
態にあるときの手動レンズ移動操作機構の操作重さを接
続状態にあるときの操作重さより重くするための操作重
さ変更機構を設け、該操作重さ変更機構は、上記鏡胴本
体上と上記部材上のそれぞれに互いに対応して形成され
た溝を有しており、摺接面積を変更できるように構成し
たことを特徴とする。
光軸方向に移動させる部材と、手動操作によって上記部
材を駆動することにより移動レンズユニットの光軸方向
移動を行わせる手動レンズ移動操作機構と、駆動装置に
よって上記部材を駆動することにより移動レンズユニッ
トの光軸方向移動を行わせる自動レンズ移動操作機構
と、自動レンズ移動操作機構と上記部材との間に設けら
れ駆動力を伝達するかどうかを決定する伝動断続機構と
を備えたレンズ鏡胴において、移動レンズユニットと自
動レンズ移動操作機構とが伝動断続機構によって切断状
態にあるときの手動レンズ移動操作機構の操作重さを接
続状態にあるときの操作重さより重くするための操作重
さ変更機構を設け、該操作重さ変更機構は、上記鏡胴本
体上と上記部材上のそれぞれに互いに対応して形成され
た溝を有しており、摺接面積を変更できるように構成し
たことを特徴とする。
自動焦点調節状態では、鏡胴本体と、鏡胴本体に摺接し
て移動レンズユニットを光軸方向に移動させる部材との
摺接面積は小さく、自動レンズ移動操作機構に対する負
荷は小さくなる。手動焦点調節状態では、駆動装置と上
記部材との連動が遮断される。そして、鏡胴本体と、上
記部材との摺接面積は大きくなり、移動レンズユニット
に対する操作時の操作抵抗は大きくなる。
て移動レンズユニットを光軸方向に移動させる部材との
摺接面積は小さく、自動レンズ移動操作機構に対する負
荷は小さくなる。手動焦点調節状態では、駆動装置と上
記部材との連動が遮断される。そして、鏡胴本体と、上
記部材との摺接面積は大きくなり、移動レンズユニット
に対する操作時の操作抵抗は大きくなる。
以下に、図面に基づいて、この考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図及び第2図はこの考案によるレンズ鏡胴(LE)の
断面図を示している。
断面図を示している。
(T)は鏡胴本体で、前部鏡胴本体(1)と後部鏡胴本
体(2)等からなっており、両者はネジ込み固定されて
いる。前部鏡胴本体(1)には、4枚のレンズ(3a)〜
(3d)からなる前群レンズ(3)が位置固定状態に保持
されている。そして、後部鏡胴本体(2)の後部には、
1枚のレンズ(4a)からなる後群レンズ(4)が位置固
定状態に保持されている。また、後部鏡胴本体(2)に
は、前群レンズ(3)と後群レンズ(4)との間に位置
し、光軸(X)方向に移動可能な移動レンズユニット
(L)が保持されている。
体(2)等からなっており、両者はネジ込み固定されて
いる。前部鏡胴本体(1)には、4枚のレンズ(3a)〜
(3d)からなる前群レンズ(3)が位置固定状態に保持
されている。そして、後部鏡胴本体(2)の後部には、
1枚のレンズ(4a)からなる後群レンズ(4)が位置固
定状態に保持されている。また、後部鏡胴本体(2)に
は、前群レンズ(3)と後群レンズ(4)との間に位置
し、光軸(X)方向に移動可能な移動レンズユニット
(L)が保持されている。
移動レンズユニット(L)は、2枚のレンズ(5a),
(5b)、及び、それら両レンズ(5a),(5b)を保持す
るレンズホルダ(6)等から構成されている。レンズホ
ルダ(6)の外周縁には、3本の案内ピン(6a)をネジ
込み固定してある。そして、この案内ピン(6a)は、夫
々、後部鏡胴本体(2)の周面に形成したリードを持つ
3本のカム溝(2a)を挿通し、後部鏡胴本体(2)に外
嵌する直進溝環(8)の周面に形成した光軸(X)方向
の3本の直進溝(8a)に係合している。
(5b)、及び、それら両レンズ(5a),(5b)を保持す
るレンズホルダ(6)等から構成されている。レンズホ
ルダ(6)の外周縁には、3本の案内ピン(6a)をネジ
込み固定してある。そして、この案内ピン(6a)は、夫
々、後部鏡胴本体(2)の周面に形成したリードを持つ
3本のカム溝(2a)を挿通し、後部鏡胴本体(2)に外
嵌する直進溝環(8)の周面に形成した光軸(X)方向
の3本の直進溝(8a)に係合している。
直進溝環(8)の外側には、外周に凹凸を有するゴムリ
ング(9a)を嵌め込んだ操作環(9)が、直進溝環
(8)と一体的に動くようにネジ止めされている。そし
て、この操作環(9)を手で持って回転させることによ
り、直進溝(8a)によって直進溝環(8)との周方向へ
の相対移動を規制されている案内ピン(6a)は、後部鏡
胴本体(2)のカム溝(2a)に案内される。それに伴
い、移動レンズユニット(L)は光軸(X)を中心とし
て回転しつつ光軸(X)方向に移動し、フォーカシング
が行われるようになっている。
ング(9a)を嵌め込んだ操作環(9)が、直進溝環
(8)と一体的に動くようにネジ止めされている。そし
て、この操作環(9)を手で持って回転させることによ
り、直進溝(8a)によって直進溝環(8)との周方向へ
の相対移動を規制されている案内ピン(6a)は、後部鏡
胴本体(2)のカム溝(2a)に案内される。それに伴
い、移動レンズユニット(L)は光軸(X)を中心とし
て回転しつつ光軸(X)方向に移動し、フォーカシング
が行われるようになっている。
即ち、一体的に操作される直進溝環(8)と操作環
(9)とによって、移動レンズユニット(L)に対する
手動レンズ移動操作機構(MM)を構成してある。
(9)とによって、移動レンズユニット(L)に対する
手動レンズ移動操作機構(MM)を構成してある。
また、直進溝環(8)の後端の外周面には、AFカプラ
(10)に連設されたカプラギヤ(10a)に咬合可能なギ
ヤ部(8e)が形成されている。そして、直進溝環(8)
は光軸(X)方向に摺動可能に構成されている。つま
り、第2図に示すように、光軸(X)方向後端側に位置
する状態でこのギヤ部(8e)がカプラギヤ(10a)に咬
合し、かつ、第1図に示すように、光軸(X)方向前端
側に位置する状態でこのギヤ部(8e)とカプラギヤ(10
a)との係合が解除されるように構成してある。
(10)に連設されたカプラギヤ(10a)に咬合可能なギ
ヤ部(8e)が形成されている。そして、直進溝環(8)
は光軸(X)方向に摺動可能に構成されている。つま
り、第2図に示すように、光軸(X)方向後端側に位置
する状態でこのギヤ部(8e)がカプラギヤ(10a)に咬
合し、かつ、第1図に示すように、光軸(X)方向前端
側に位置する状態でこのギヤ部(8e)とカプラギヤ(10
a)との係合が解除されるように構成してある。
このAFカプラ(10)は、後部鏡胴本体(2)に回転自在
に保持されており、その後端に形成した係合部(10b)
が、後部鏡胴本体(2)の後端縁において外方に臨んで
いる。後部鏡胴本体(2)の後端には、カメラ本体(C
A)のレンズマウント(11)に係合する爪部(2b)が連
設されており、この爪部(2b)がレンズマウント(11)
に係合したレンズ装着状態で、AFカプラ(10)の係合部
(10b)がカメラ本体(CA)のレンズ駆動用モータ(1
2)に連動するレンズ駆動軸(12a)に連動連結されるよ
うに構成してある。
に保持されており、その後端に形成した係合部(10b)
が、後部鏡胴本体(2)の後端縁において外方に臨んで
いる。後部鏡胴本体(2)の後端には、カメラ本体(C
A)のレンズマウント(11)に係合する爪部(2b)が連
設されており、この爪部(2b)がレンズマウント(11)
に係合したレンズ装着状態で、AFカプラ(10)の係合部
(10b)がカメラ本体(CA)のレンズ駆動用モータ(1
2)に連動するレンズ駆動軸(12a)に連動連結されるよ
うに構成してある。
つまり、操作環(9)を光軸(X)方向後端側に位置さ
せた第2図に示す状態では、直進溝環(8)のギヤ部
(8e)がAFカプラ(10)のカプラギヤ(10a)に咬み合
い、カメラ本体(CA)内にある、駆動装置の一例として
のレンズ駆動用モータ(12)の駆動によって、移動レン
ズユニット(L)の光軸(X)方向への移動が自動的に
行われるようになっている。一方、操作環(9)が光軸
(X)方向前端側に位置する第1図に示す状態では、移
動レンズユニット(L)の光軸(X)方向への移動は、
操作環(9)に対する手動操作で行われるようになって
いる。
せた第2図に示す状態では、直進溝環(8)のギヤ部
(8e)がAFカプラ(10)のカプラギヤ(10a)に咬み合
い、カメラ本体(CA)内にある、駆動装置の一例として
のレンズ駆動用モータ(12)の駆動によって、移動レン
ズユニット(L)の光軸(X)方向への移動が自動的に
行われるようになっている。一方、操作環(9)が光軸
(X)方向前端側に位置する第1図に示す状態では、移
動レンズユニット(L)の光軸(X)方向への移動は、
操作環(9)に対する手動操作で行われるようになって
いる。
即ち、直進溝環(8)とAFカプラ(10)とによって、移
動レンズユニット(L)に対する自動レンズ移動操作機
構(AM)を構成してある。そして、直進溝環(8)を光
軸(X)方向に移動させることでAFカプラ(10)との連
動状態を断続する構成が、伝動断続機構(IT)である。
動レンズユニット(L)に対する自動レンズ移動操作機
構(AM)を構成してある。そして、直進溝環(8)を光
軸(X)方向に移動させることでAFカプラ(10)との連
動状態を断続する構成が、伝動断続機構(IT)である。
また、操作環(9)が光軸(X)方向の前端或いは後端
に位置する状態で、後部鏡胴本体(2)の外周面にスプ
リング(13)で外方に付勢されて保持されたクリックボ
ール(14)が、直進溝環(8)の内周面に形成した一対
の係合溝(8b)の何れかに係合することで、操作環
(9)の光軸(X)方向の位置保持が行われるように構
成してある。
に位置する状態で、後部鏡胴本体(2)の外周面にスプ
リング(13)で外方に付勢されて保持されたクリックボ
ール(14)が、直進溝環(8)の内周面に形成した一対
の係合溝(8b)の何れかに係合することで、操作環
(9)の光軸(X)方向の位置保持が行われるように構
成してある。
なお、図中(15)は絞りであり、後部鏡胴本体(2)に
位置固定状態に保持されている。また、図中(7)は絞
り(15)に対する連動操作部材である。
位置固定状態に保持されている。また、図中(7)は絞
り(15)に対する連動操作部材である。
さらに、操作環(9)を光軸(X)方向に前後動させる
ことによる移動レンズユニット(L)に対する駆動状態
の切替え、即ち、伝動断続機構(IT)による移動レンズ
ユニット(L)とレンズ駆動用モータ(12)との伝動断
続操作に応じて、移動レンズユニット(L)を直接移動
操作する直進溝環(8)の回転時の操作重さを変更でき
るように構成してある。
ことによる移動レンズユニット(L)に対する駆動状態
の切替え、即ち、伝動断続機構(IT)による移動レンズ
ユニット(L)とレンズ駆動用モータ(12)との伝動断
続操作に応じて、移動レンズユニット(L)を直接移動
操作する直進溝環(8)の回転時の操作重さを変更でき
るように構成してある。
つまり、カメラ本体(CA)のレンズ駆動用モータ(12)
の駆動によって移動レンズユニット(L)を自動的に移
動させる時には、モータ(12)に対する負荷を小さくす
るべく、直進溝環(8)は軽く回転される方が望まし
い。一方、操作環(9)に対する手動操作で移動レンズ
ユニット(L)を移動させる時には、このような状態の
ままでは操作環(9)が軽く動きすぎて確実なフォーカ
シングがむつかしいので、直進溝環(8)は比較的重く
回転される方が望ましいからである。
の駆動によって移動レンズユニット(L)を自動的に移
動させる時には、モータ(12)に対する負荷を小さくす
るべく、直進溝環(8)は軽く回転される方が望まし
い。一方、操作環(9)に対する手動操作で移動レンズ
ユニット(L)を移動させる時には、このような状態の
ままでは操作環(9)が軽く動きすぎて確実なフォーカ
シングがむつかしいので、直進溝環(8)は比較的重く
回転される方が望ましいからである。
そのため、後部鏡胴本体(2)と直進溝環(8)との間
に、操作重さ変更機構(HWC)を介装してある。次に、
この操作重さ変更機構(HWC)について第1図ないし第
3図を用いて説明する。
に、操作重さ変更機構(HWC)を介装してある。次に、
この操作重さ変更機構(HWC)について第1図ないし第
3図を用いて説明する。
第3図に示すように、後部鏡胴本体(2)の外周面に
は、その周方向に沿って複数の環状溝(2c)が形成され
ている。一方、直進溝環(8)の内周面にも、その周方
向に沿って複数の環状溝(8c)が形成されている。ま
た、後部鏡胴本体(2)の外周面と直進溝環(8)の内
周面との間には、グリース(16)が充填されている。そ
して、操作環(9)を前後動させることにより、後部鏡
胴本体(2)の外周面と直進溝環(8)の内周面との間
で摺接面積を変更し、操作抵抗を変更できるように構成
してある。
は、その周方向に沿って複数の環状溝(2c)が形成され
ている。一方、直進溝環(8)の内周面にも、その周方
向に沿って複数の環状溝(8c)が形成されている。ま
た、後部鏡胴本体(2)の外周面と直進溝環(8)の内
周面との間には、グリース(16)が充填されている。そ
して、操作環(9)を前後動させることにより、後部鏡
胴本体(2)の外周面と直進溝環(8)の内周面との間
で摺接面積を変更し、操作抵抗を変更できるように構成
してある。
操作環(9)が光軸(X)方向の前方側に位置する状態
では、第1図及び第3図に示すように、後部鏡胴本体
(2)の外周面の隣り合う環状溝(2c)どうしの間に形
成される環状凸部(2d)が、直進溝環(8)の内周面の
隣り合う環状溝(8c)どうしの間に形成される環状凸部
(8d)に、極めて小さい間隔を隔てて摺接している。従
って、この状態では、後部鏡胴本体(2)の外周面と直
進溝環(8)の内周面との間の摺接面積は比較的大きく
なる。
では、第1図及び第3図に示すように、後部鏡胴本体
(2)の外周面の隣り合う環状溝(2c)どうしの間に形
成される環状凸部(2d)が、直進溝環(8)の内周面の
隣り合う環状溝(8c)どうしの間に形成される環状凸部
(8d)に、極めて小さい間隔を隔てて摺接している。従
って、この状態では、後部鏡胴本体(2)の外周面と直
進溝環(8)の内周面との間の摺接面積は比較的大きく
なる。
一方、操作環(9)が光軸(X)方向の後方側に位置す
る状態では、第2図に示すように、後部鏡胴本体(2)
の外周面の環状溝(2c)と環状凸部(2d)とは、夫々、
直進溝環(8)の内周面の環状凸部(8d)と環状溝(8
c)とに、比較的大きい間隔を隔てた状態で嵌まり込ん
でいる。従って、この状態では、後部鏡胴本体(2)の
外周面と直進溝環(8)の内周面との間で摺接する部分
は殆どなくなり、直進溝環(8)の両端部分でのみ摺接
して後部鏡胴本体(2)と直進溝環(8)が互いに保持
しあうのみとなる。
る状態では、第2図に示すように、後部鏡胴本体(2)
の外周面の環状溝(2c)と環状凸部(2d)とは、夫々、
直進溝環(8)の内周面の環状凸部(8d)と環状溝(8
c)とに、比較的大きい間隔を隔てた状態で嵌まり込ん
でいる。従って、この状態では、後部鏡胴本体(2)の
外周面と直進溝環(8)の内周面との間で摺接する部分
は殆どなくなり、直進溝環(8)の両端部分でのみ摺接
して後部鏡胴本体(2)と直進溝環(8)が互いに保持
しあうのみとなる。
そして、流体潤滑剤の一例であるグリース(16)のよう
な流体を介して2つの部材が摺接している場合、両部材
間に作用する摺接面方向に作用する力は、その摺接面積
に比例する。つまり、第1図及び第3図に示すように、
後部鏡胴本体(2)の外周面と直進溝環(8)の内周面
との間の摺接面積が大きい場合には、移動レンズユニッ
ト(L)に対する操作時の操作抵抗は大きくなる。一
方、第2図に示すように、後部鏡胴本体(2)の外周面
と直進溝環(8)の内周面との間の摺接面積が小さい場
合には、移動レンズユニット(L)に対する操作時の操
作抵抗は小さくなる。
な流体を介して2つの部材が摺接している場合、両部材
間に作用する摺接面方向に作用する力は、その摺接面積
に比例する。つまり、第1図及び第3図に示すように、
後部鏡胴本体(2)の外周面と直進溝環(8)の内周面
との間の摺接面積が大きい場合には、移動レンズユニッ
ト(L)に対する操作時の操作抵抗は大きくなる。一
方、第2図に示すように、後部鏡胴本体(2)の外周面
と直進溝環(8)の内周面との間の摺接面積が小さい場
合には、移動レンズユニット(L)に対する操作時の操
作抵抗は小さくなる。
従って、移動レンズユニット(L)の移動が操作環
(9)による手動操作で行われる場合には、操作重さは
比較的重く、確実なフォーカシングが行える。また、移
動レンズユニット(L)の移動がカメラ本体(CA)のレ
ンズ駆動用モータ(12)による自動操作で行われる場合
には、操作重さは比較的軽く、このモータ(12)に対す
る負荷が少なくなる。
(9)による手動操作で行われる場合には、操作重さは
比較的重く、確実なフォーカシングが行える。また、移
動レンズユニット(L)の移動がカメラ本体(CA)のレ
ンズ駆動用モータ(12)による自動操作で行われる場合
には、操作重さは比較的軽く、このモータ(12)に対す
る負荷が少なくなる。
即ち、一対の摺接部(S1),(S2)の一例である直進溝
環(8)の内周面の環状凸部(8d)と後部鏡胴本体
(2)の外周面の環状凸部(2d)、及び、移動レンズユ
ニット(L)を直接操作する直進溝環(8)と操作環
(9)とによって兼用される変更操作具(CM)から、操
作重さ変更機構(HWC)が構成されている。また、前記
変更操作具(CM)が連動機構を構成している。
環(8)の内周面の環状凸部(8d)と後部鏡胴本体
(2)の外周面の環状凸部(2d)、及び、移動レンズユ
ニット(L)を直接操作する直進溝環(8)と操作環
(9)とによって兼用される変更操作具(CM)から、操
作重さ変更機構(HWC)が構成されている。また、前記
変更操作具(CM)が連動機構を構成している。
先の実施例で説明した構成は、操作環(9)に対する手
動操作、或いは、レンズ駆動用モータ(12)による自動
操作で、移動レンズユニット(L)が周方向に回動しな
がら光軸(X)方向に移動するものであった。しかし、
このような構成では、レンズの性能等の必要性から、絞
り(15)がレンズ(5a),(5b)とともにレンズホルダ
(6)に固定されている場合、即ち、絞り(15)が移動
レンズユニット(L)とともに光軸(X)方向に移動す
る構成の場合には、問題が生じる場合がある。
動操作、或いは、レンズ駆動用モータ(12)による自動
操作で、移動レンズユニット(L)が周方向に回動しな
がら光軸(X)方向に移動するものであった。しかし、
このような構成では、レンズの性能等の必要性から、絞
り(15)がレンズ(5a),(5b)とともにレンズホルダ
(6)に固定されている場合、即ち、絞り(15)が移動
レンズユニット(L)とともに光軸(X)方向に移動す
る構成の場合には、問題が生じる場合がある。
つまり、最近の絞りは殆どが自動絞りであり、カメラ本
体(CA)から操作されて撮影動作時に所定の絞り値にな
るまで絞り込まれるものである。そのため、先の実施例
で示したように、絞り(15)とカメラ本体(CA)との間
に連動操作部材(7)が必要となる。そして、この連動
操作部材(7)との連動構成が複雑になるので、絞り
(15)が周方向に回動しながら移動することは好ましく
ないのである。次に、このような場合にも適用できる構
成の実施例を説明する。
体(CA)から操作されて撮影動作時に所定の絞り値にな
るまで絞り込まれるものである。そのため、先の実施例
で示したように、絞り(15)とカメラ本体(CA)との間
に連動操作部材(7)が必要となる。そして、この連動
操作部材(7)との連動構成が複雑になるので、絞り
(15)が周方向に回動しながら移動することは好ましく
ないのである。次に、このような場合にも適用できる構
成の実施例を説明する。
第4図に、この実施例のレンズ鏡胴の一部の断面を示し
てある。なお、先の実施例と同じ部品には同じ番号を付
してあり、特に必要のない限り説明は省略する。
てある。なお、先の実施例と同じ部品には同じ番号を付
してあり、特に必要のない限り説明は省略する。
この実施例では、先の実施例における直進溝環(8)に
相当する、後部鏡胴本体(2)に外嵌して操作環(9)
と一体回動する筒状部材(18)には、移動レンズユニッ
ト(L)の案内ピン(6a)が係合する直進溝は形成され
ていない。そして、後部鏡胴本体(2)に、光軸(X)
方向に沿った3本の直進溝(2e)を形成してある。ま
た、この後部鏡胴本体(2)に内嵌する状態に、リード
を持つ3本のカム溝(17a)を周面に形成したカム環(1
7)を設けてある。
相当する、後部鏡胴本体(2)に外嵌して操作環(9)
と一体回動する筒状部材(18)には、移動レンズユニッ
ト(L)の案内ピン(6a)が係合する直進溝は形成され
ていない。そして、後部鏡胴本体(2)に、光軸(X)
方向に沿った3本の直進溝(2e)を形成してある。ま
た、この後部鏡胴本体(2)に内嵌する状態に、リード
を持つ3本のカム溝(17a)を周面に形成したカム環(1
7)を設けてある。
移動レンズユニット(L)のレンズホルダ(6)に固定
した3本の案内ピン(6a)は、各別にそれらカム溝(17
a)を挿通し、後部鏡胴本体(2)の直進溝(2e)に係
合している。また、カム環(17)の外周に固定した連動
ピン(19)が、後部鏡胴本体(2)の周面に形成した環
状溝(2f)を挿通し、筒状部材(18)の周面に形成した
光軸(X)方向の操作重さ切替案内溝(18e)に係合し
ている。
した3本の案内ピン(6a)は、各別にそれらカム溝(17
a)を挿通し、後部鏡胴本体(2)の直進溝(2e)に係
合している。また、カム環(17)の外周に固定した連動
ピン(19)が、後部鏡胴本体(2)の周面に形成した環
状溝(2f)を挿通し、筒状部材(18)の周面に形成した
光軸(X)方向の操作重さ切替案内溝(18e)に係合し
ている。
移動レンズユニット(L)は、先の実施例と同様に光軸
(X)方向に移動し、それによってフォーカシングが行
われるようになっている。移動レンズユニット(L)の
移動も、先の実施例と同様に、操作環(9)に対する手
動操作、或いは、AFカプラ(10)を介したカメラ本体
(CA)のレンズ駆動用モータ(12)による自動操作によ
って行われるようになっている。
(X)方向に移動し、それによってフォーカシングが行
われるようになっている。移動レンズユニット(L)の
移動も、先の実施例と同様に、操作環(9)に対する手
動操作、或いは、AFカプラ(10)を介したカメラ本体
(CA)のレンズ駆動用モータ(12)による自動操作によ
って行われるようになっている。
上述の何れかの操作で筒状部材(18)が回動すると、カ
ム環(17)が一体的に回動する。移動レンズユニット
(L)の光軸(X)周りでの回動は、後部鏡胴本体
(2)の直進溝(2e)によって規制されているから、移
動レンズユニット(L)の案内ピン(6a)は、カム環
(17)のカム溝(17a)に案内されて直進溝(2e)に沿
って進む。これにより、移動レンズユニット(L)が光
軸(X)方向に前後動してフォーカシングが行われるよ
うになっている。
ム環(17)が一体的に回動する。移動レンズユニット
(L)の光軸(X)周りでの回動は、後部鏡胴本体
(2)の直進溝(2e)によって規制されているから、移
動レンズユニット(L)の案内ピン(6a)は、カム環
(17)のカム溝(17a)に案内されて直進溝(2e)に沿
って進む。これにより、移動レンズユニット(L)が光
軸(X)方向に前後動してフォーカシングが行われるよ
うになっている。
この実施例においても、先の実施例と同様の構成によっ
て、移動レンズユニット(L)を移動させる際の操作重
さを変更できるようになっている。即ち、後部鏡胴本体
(2)の外周面に形成された周方向の環状溝(2c)どう
しの間に形成される環状凸部(2d)、及び、筒状部材
(18)の内周面に形成された周方向の環状溝(18c)ど
うしの間に形成される環状凸部(18d)が、一対の摺接
部(S1),(S2)である。そして、グリース(16)を介
して摺接するそれら両摺接部(S1),(S2)どうしの摺
接面積を変更することで、操作重さを変更できるように
構成してある。
て、移動レンズユニット(L)を移動させる際の操作重
さを変更できるようになっている。即ち、後部鏡胴本体
(2)の外周面に形成された周方向の環状溝(2c)どう
しの間に形成される環状凸部(2d)、及び、筒状部材
(18)の内周面に形成された周方向の環状溝(18c)ど
うしの間に形成される環状凸部(18d)が、一対の摺接
部(S1),(S2)である。そして、グリース(16)を介
して摺接するそれら両摺接部(S1),(S2)どうしの摺
接面積を変更することで、操作重さを変更できるように
構成してある。
摺接面積の変更は、先の実施例と同様に、筒状部材(1
8)と一体動する操作環(9)を光軸(X)方向に移動
させることによって行われる。この時、筒状部材(18)
は操作重さ切替案内溝(18e)に沿って移動するように
なっているため、カム環(17)に固定された連動ピン
(19)は移動しない。そして、操作環(9)が光軸
(X)方向前方側に位置する状態では、操作重さは重
く、操作環(9)が光軸(X)方向後方側に位置する状
態では、操作重さは軽くなる。
8)と一体動する操作環(9)を光軸(X)方向に移動
させることによって行われる。この時、筒状部材(18)
は操作重さ切替案内溝(18e)に沿って移動するように
なっているため、カム環(17)に固定された連動ピン
(19)は移動しない。そして、操作環(9)が光軸
(X)方向前方側に位置する状態では、操作重さは重
く、操作環(9)が光軸(X)方向後方側に位置する状
態では、操作重さは軽くなる。
即ち、上述した両摺接部(S1),(S2)、及び、操作環
(9)と筒状部材(18)とからなる移動操作部材(HM)
によって兼用される変更操作具(CM)によって、操作重
さ変更機構(HWC)が構成されている。また、前記変更
操作具(CM)が連動機構を構成している。
(9)と筒状部材(18)とからなる移動操作部材(HM)
によって兼用される変更操作具(CM)によって、操作重
さ変更機構(HWC)が構成されている。また、前記変更
操作具(CM)が連動機構を構成している。
また、筒状部材(18)の後端側の外周面に形成されたギ
ヤ部(18a)は、操作環(9)が光軸(X)方向後方側
に位置する状態でのみ、AFカプラ(10)のカプラギヤ
(10a)に咬合するようになっている。なお、第4図に
は、操作環(9)が光軸(X)方向後方側に位置し、操
作重さが軽い状態を示してある。図中(18f)は、後部
鏡胴本体(2)に保持されたクリックボール(14)に対
する係合溝である。
ヤ部(18a)は、操作環(9)が光軸(X)方向後方側
に位置する状態でのみ、AFカプラ(10)のカプラギヤ
(10a)に咬合するようになっている。なお、第4図に
は、操作環(9)が光軸(X)方向後方側に位置し、操
作重さが軽い状態を示してある。図中(18f)は、後部
鏡胴本体(2)に保持されたクリックボール(14)に対
する係合溝である。
既に述べた2つの実施例は、何れも、移動レンズユニッ
ト(L)をレンズ駆動用モータ(12)による自動操作で
光軸(X)方向へ移動させる場合にも、操作環(9)と
直進溝環(8)あるいは筒状部材(18)とは常に一体的
に回動するように構成されたものであった。これに替え
て、自動焦点調節状態で、レンズ駆動モータ(12)に対
する負荷を小さくするように、操作環(9)と直進溝環
(8)との連動を切り離すように構成してもよい。次
に、そのように構成された実施例を説明する。
ト(L)をレンズ駆動用モータ(12)による自動操作で
光軸(X)方向へ移動させる場合にも、操作環(9)と
直進溝環(8)あるいは筒状部材(18)とは常に一体的
に回動するように構成されたものであった。これに替え
て、自動焦点調節状態で、レンズ駆動モータ(12)に対
する負荷を小さくするように、操作環(9)と直進溝環
(8)との連動を切り離すように構成してもよい。次
に、そのように構成された実施例を説明する。
第5図及び第6図に、この実施例のレンズ鏡胴の一部の
断面を示してある。なお、先の第1図及び第2図の実施
例と同じ部品には同じ番号を付してあり、特に必要のな
い限り説明は省略する。
断面を示してある。なお、先の第1図及び第2図の実施
例と同じ部品には同じ番号を付してあり、特に必要のな
い限り説明は省略する。
この実施例では、直進溝環(8)は光軸(X)方向には
移動せず、回転のみ自在に構成されている。一方、操作
環(9)は、光軸(X)方向に移動可能に構成されてい
る。そして、操作環(9)と直進溝環(8)とはネジ止
めされておらず、その替わりに、操作環(9)には舌片
(9b)が固定され、直進溝環(8)には、操作環(9)
の光軸(X)方向の移動に伴ってその舌片(9b)と係脱
する係合突部(8f)が設けられている。
移動せず、回転のみ自在に構成されている。一方、操作
環(9)は、光軸(X)方向に移動可能に構成されてい
る。そして、操作環(9)と直進溝環(8)とはネジ止
めされておらず、その替わりに、操作環(9)には舌片
(9b)が固定され、直進溝環(8)には、操作環(9)
の光軸(X)方向の移動に伴ってその舌片(9b)と係脱
する係合突部(8f)が設けられている。
また、AFカプラ(10)は、スプリング(20)により図中
左方に付勢されて、後部鏡胴本体(2)に固定された固
定環(21)に取り付けられている。そして、固定環(2
1)に、AFカプラ(10)の係合部(10c)に係合する長孔
(31a)を有するフォーク環(31)が、光軸(X)方向
にのみ移動可能な状態で付設されている。また、AFカプ
ラ(10)の細径の係合部(10c)が、回転自在に前記長
孔(31a)に嵌合している。
左方に付勢されて、後部鏡胴本体(2)に固定された固
定環(21)に取り付けられている。そして、固定環(2
1)に、AFカプラ(10)の係合部(10c)に係合する長孔
(31a)を有するフォーク環(31)が、光軸(X)方向
にのみ移動可能な状態で付設されている。また、AFカプ
ラ(10)の細径の係合部(10c)が、回転自在に前記長
孔(31a)に嵌合している。
このフォーク環(31)の円周溝(31b)には、キー板(3
2)が遊嵌している。そして、操作環(9)の図中右方
への移動に伴って、このキー板(32)も一体的に移動
し、それにより、フォーク環(31)が図中右方に引かれ
てAFカプラ(10)をスプリング(20)の付勢力に抗して
図中右方に強制的に移動させ、レンズ駆動軸(12a)と
の連動を解除するように構成されている。
2)が遊嵌している。そして、操作環(9)の図中右方
への移動に伴って、このキー板(32)も一体的に移動
し、それにより、フォーク環(31)が図中右方に引かれ
てAFカプラ(10)をスプリング(20)の付勢力に抗して
図中右方に強制的に移動させ、レンズ駆動軸(12a)と
の連動を解除するように構成されている。
そして、操作環(9)に一対の係合溝(9d)が形成され
ており、この係合溝(9d)に選択係合して操作環(9)
の光軸(X)方向の位置決めをするクリックボール(1
4)が、前部鏡胴本体(1)の周面に設けられている。
ており、この係合溝(9d)に選択係合して操作環(9)
の光軸(X)方向の位置決めをするクリックボール(1
4)が、前部鏡胴本体(1)の周面に設けられている。
さらに、この実施例では、操作重さ変更機構(HWC)
が、操作環(9)と固定環(21)との間に設けられてい
る。即ち、操作環(9)の外周面に形成された周方向の
環状凸部(9e)、及び、固定環(21)の内周面に形成さ
れた周方向の環状凸部(21a)が、一対の摺接部
(S1),(S2)である。そして、それら両摺接部
(S1),(S)どうしの摺接面積を変更する変更操作具
(CM)は、操作環(9)である。
が、操作環(9)と固定環(21)との間に設けられてい
る。即ち、操作環(9)の外周面に形成された周方向の
環状凸部(9e)、及び、固定環(21)の内周面に形成さ
れた周方向の環状凸部(21a)が、一対の摺接部
(S1),(S2)である。そして、それら両摺接部
(S1),(S)どうしの摺接面積を変更する変更操作具
(CM)は、操作環(9)である。
第5図に示す状態は、操作環(9)が光軸(X)方向後
方側に位置する状態を示している。このとき、AFカプラ
(10)はスプリング(20)の付勢力により図中左方にあ
り、その係合部(10b)がレンズ駆動軸(12a)に係合
し、レンズ駆動用モータ(12)による自動の焦点調節が
可能な状態になっている。また、操作環(9)の舌片
(9b)は直進溝環(8)の係合凸部(8f)には係合して
いない。さらに、このとき、操作重さ変更機構(HWC)
を構成する一対の摺接部(S1),(S2)の摺接面積は小
さく、操作重さは軽くなっている。
方側に位置する状態を示している。このとき、AFカプラ
(10)はスプリング(20)の付勢力により図中左方にあ
り、その係合部(10b)がレンズ駆動軸(12a)に係合
し、レンズ駆動用モータ(12)による自動の焦点調節が
可能な状態になっている。また、操作環(9)の舌片
(9b)は直進溝環(8)の係合凸部(8f)には係合して
いない。さらに、このとき、操作重さ変更機構(HWC)
を構成する一対の摺接部(S1),(S2)の摺接面積は小
さく、操作重さは軽くなっている。
この状態から、操作環(9)が図中右方に移動操作され
ることにより、AFカプラ(10)とレンズ駆動軸(12a)
との係合は解除され、一方、操作環(9)の舌片(9b)
が直進溝環(8)の係合凸部(8f)に係合し、操作環
(9)による手動の焦点調節が可能な状態になる。この
とき、一対の摺接部(S1),(S2)の摺接面積は大き
く、操作重さは重くなっている。
ることにより、AFカプラ(10)とレンズ駆動軸(12a)
との係合は解除され、一方、操作環(9)の舌片(9b)
が直進溝環(8)の係合凸部(8f)に係合し、操作環
(9)による手動の焦点調節が可能な状態になる。この
とき、一対の摺接部(S1),(S2)の摺接面積は大き
く、操作重さは重くなっている。
以上述べてきた数例においては、何れも、操作重さ変更
機構(HWC)として操作重さを2段階に変更し、クリッ
クボール(14)と係合溝(8b),(9d),(18f)との
係合により、保持する構成のものを説明した。これに変
えて、係合溝(8b),(9d),(18f)を3つ以上形成
して操作重さを3段階以上に変更して保持する構成とし
てもよい。また、クリックボール(14)と係合溝(8
b),(9d),(18f)との係合によって操作重さを保持
する構成に変えて、係合溝(8b),(9d),(18f)を
省略し、スプリング(13)の付勢力によって生じる、ク
リックボール(14)と直進溝環(8)、操作環(9)、
或いは、筒状部材(18)との間の摩擦力だけで、操作重
さを保持させるようにし、操作重さを連続的に変更でき
るようにしてもよい。勿論、先の数個の実施例において
も、クリックボール(14)と係合溝(8b),(9d),
(18f)とが係合する以外の部分において、操作重さを
連続的に変更して保持できるようにすることもできる。
機構(HWC)として操作重さを2段階に変更し、クリッ
クボール(14)と係合溝(8b),(9d),(18f)との
係合により、保持する構成のものを説明した。これに変
えて、係合溝(8b),(9d),(18f)を3つ以上形成
して操作重さを3段階以上に変更して保持する構成とし
てもよい。また、クリックボール(14)と係合溝(8
b),(9d),(18f)との係合によって操作重さを保持
する構成に変えて、係合溝(8b),(9d),(18f)を
省略し、スプリング(13)の付勢力によって生じる、ク
リックボール(14)と直進溝環(8)、操作環(9)、
或いは、筒状部材(18)との間の摩擦力だけで、操作重
さを保持させるようにし、操作重さを連続的に変更でき
るようにしてもよい。勿論、先の数個の実施例において
も、クリックボール(14)と係合溝(8b),(9d),
(18f)とが係合する以外の部分において、操作重さを
連続的に変更して保持できるようにすることもできる。
また、移動レンズユニット(L)を構成するレンズの数
や種類、或いは、移動レンズユニット(L)を移動させ
るための構成は適宜変更可能である。例えば、自動焦点
調節を行う構成の場合には、先の実施例で説明した、カ
メラ本体(CA)に駆動装置としてのレンズ駆動用モータ
(12)を内蔵する構成に替えて、鏡胴の内部に移動レン
ズユニット(L)を移動するための駆動装置としてのモ
ータを設けてもよい。
や種類、或いは、移動レンズユニット(L)を移動させ
るための構成は適宜変更可能である。例えば、自動焦点
調節を行う構成の場合には、先の実施例で説明した、カ
メラ本体(CA)に駆動装置としてのレンズ駆動用モータ
(12)を内蔵する構成に替えて、鏡胴の内部に移動レン
ズユニット(L)を移動するための駆動装置としてのモ
ータを設けてもよい。
さらに、既に述べた数例では、移動レンズユニット
(L)を光軸(X)方向に移動させる手動レンズ移動操
作機構(MM)を構成する操作環(9)と、操作重さを変
更する変更操作具(CM)とを兼用する構成のもののみを
説明した。これに替えて、図示はしないが、操作環
(9)とは別に設けた変更操作具(CM)によって、操作
重さを変更するように構成してもよい。
(L)を光軸(X)方向に移動させる手動レンズ移動操
作機構(MM)を構成する操作環(9)と、操作重さを変
更する変更操作具(CM)とを兼用する構成のもののみを
説明した。これに替えて、図示はしないが、操作環
(9)とは別に設けた変更操作具(CM)によって、操作
重さを変更するように構成してもよい。
以上述べてきたように、この考案によるレンズ鏡胴は、
自動焦点調節状態での駆動装置に対する負荷を小さくで
きるようにしながら、手動焦点調節状態で、駆動装置に
対して無理な力が掛かることを防止するとともに手動操
作に適切な操作重さを与えることができるものであるか
ら、正確で安定した手動焦点調節動作が行えるようにな
った。
自動焦点調節状態での駆動装置に対する負荷を小さくで
きるようにしながら、手動焦点調節状態で、駆動装置に
対して無理な力が掛かることを防止するとともに手動操
作に適切な操作重さを与えることができるものであるか
ら、正確で安定した手動焦点調節動作が行えるようにな
った。
しかも、操作重さ変更機構の構成として、鏡胴本体と、
鏡胴本体に摺接して移動レンズユニットを光軸方向に移
動させる部材とに溝を形成して摺接面積を変更するよう
に構成しているので、構成が簡単で部品点数が増加する
ことがない。そのため、操作重さ変更機構が大きくなる
ことなく、レンズ鏡胴自体も大きくなることがない。
鏡胴本体に摺接して移動レンズユニットを光軸方向に移
動させる部材とに溝を形成して摺接面積を変更するよう
に構成しているので、構成が簡単で部品点数が増加する
ことがない。そのため、操作重さ変更機構が大きくなる
ことなく、レンズ鏡胴自体も大きくなることがない。
図面はこの考案に係るレンズ鏡胴の実施例を示し、第1
図及び第2図はレンズ鏡胴の縦断面図で、第1図は操作
重さが重い状態、第2図は操作重さが軽い状態を夫々示
し、第3図は操作重さ変更機構の一部の拡大断面図、第
4図は別の実施例のレンズ鏡胴の一部を示す第2図に相
当する縦断面図、第5図はさらに別の実施例を示す第2
図に相当する縦断面図、第6図は第5図に示す別の実施
例の一部拡大図である。 (12)……駆動装置、(X)……光軸、(L)……移動
レンズユニット、(MM)……手動レンズ移動操作機構、
(AM)……自動レンズ移動操作機構、(IT)……伝動断
続機構、(HWC)……操作重さ変更機構、(S1),
(S2)……一対の摺接部、(16)……流体潤滑剤、(C
M)……変更操作具。
図及び第2図はレンズ鏡胴の縦断面図で、第1図は操作
重さが重い状態、第2図は操作重さが軽い状態を夫々示
し、第3図は操作重さ変更機構の一部の拡大断面図、第
4図は別の実施例のレンズ鏡胴の一部を示す第2図に相
当する縦断面図、第5図はさらに別の実施例を示す第2
図に相当する縦断面図、第6図は第5図に示す別の実施
例の一部拡大図である。 (12)……駆動装置、(X)……光軸、(L)……移動
レンズユニット、(MM)……手動レンズ移動操作機構、
(AM)……自動レンズ移動操作機構、(IT)……伝動断
続機構、(HWC)……操作重さ変更機構、(S1),
(S2)……一対の摺接部、(16)……流体潤滑剤、(C
M)……変更操作具。
Claims (2)
- 【請求項1】鏡胴本体と、鏡胴本体に摺接して移動レン
ズユニットを光軸方向に移動させる部材と、手動操作に
よって上記部材を駆動することにより移動レンズユニッ
トの光軸方向移動を行わせる手動レンズ移動操作機構
と、駆動装置によって上記部材を駆動することにより移
動レンズユニットの光軸方向移動を行わせる自動レンズ
移動操作機構と、自動レンズ移動操作機構と上記部材と
の間に設けられ駆動力を伝達するかどうかを決定する伝
動断続機構とを備えたレンズ鏡胴において、 移動レンズユニットと自動レンズ移動操作機構とが伝動
断続機構によって切断状態にあるときの手動レンズ移動
操作機構の操作重さを接続状態にあるときの操作重さよ
り重くするための操作重さ変更機構を設け、 該操作重さ変更機構は、上記鏡胴本体上と上記部材上の
それぞれに互いに対応して形成された溝を有しており、
摺接面積を変更できるように構成したこと を特徴とするレンズ鏡胴。 - 【請求項2】上記の操作重さ変更機構と伝動断続機構と
を連動させる連動機構を設け、伝動断続機構が接続状態
にあるときには手動レンズ移動操作機構の操作重さを軽
くし切断状態にあるときには操作重さを重くしたことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載のレン
ズ鏡胴。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986033382U JPH0712964Y2 (ja) | 1986-03-08 | 1986-03-08 | レンズ鏡胴 |
| US06/932,758 US4763987A (en) | 1985-11-20 | 1986-11-19 | Lens barrel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986033382U JPH0712964Y2 (ja) | 1986-03-08 | 1986-03-08 | レンズ鏡胴 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62146115U JPS62146115U (ja) | 1987-09-16 |
| JPH0712964Y2 true JPH0712964Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=30840944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986033382U Expired - Lifetime JPH0712964Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1986-03-08 | レンズ鏡胴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712964Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2514355B2 (ja) * | 1987-03-26 | 1996-07-10 | 旭光学工業株式会社 | オ−トフオ−カスレンズの手動操作機構 |
| JP6168906B2 (ja) * | 2013-08-08 | 2017-07-26 | キヤノン株式会社 | レンズ鏡筒 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6060045B2 (ja) * | 1979-03-02 | 1985-12-27 | キヤノン株式会社 | レンズ鏡胴 |
| JPS5929211A (ja) * | 1982-08-11 | 1984-02-16 | Canon Inc | レンズの自然移動防止装置 |
| JPS6082609U (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-07 | ミノルタ株式会社 | 光学機器の操作重さ可変装置 |
-
1986
- 1986-03-08 JP JP1986033382U patent/JPH0712964Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62146115U (ja) | 1987-09-16 |
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