JPH07129751A - 医用画像処理装置 - Google Patents
医用画像処理装置Info
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- JPH07129751A JPH07129751A JP5292365A JP29236593A JPH07129751A JP H07129751 A JPH07129751 A JP H07129751A JP 5292365 A JP5292365 A JP 5292365A JP 29236593 A JP29236593 A JP 29236593A JP H07129751 A JPH07129751 A JP H07129751A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 医用画像処理装置において、表示された医用
画像から臓器抽出や任意の領域抽出を行う際にその抽出
のための画素値のしきい値を最適に選択することを可能
とする。 【構成】 画素度数面積計算回路9でグラフ作成回路7
から出力されたグラフのデータを入力して指定された画
素値の上限と下限のしきい値内で画素度数の面積を計算
し、しきい値選択回路10により入力装置8で入力され
たしきい値の上限及び下限をグラフ上に標示線として表
示し、領域抽出回路11で上記しきい値選択回路10に
より選択された範囲の画素値のみの領域を抽出して表示
するものである。これにより、表示された医用画像から
臓器抽出や任意の領域抽出を行う際にその抽出のための
画素値のしきい値を最適に選択して、特定領域を抽出す
ることができる。
画像から臓器抽出や任意の領域抽出を行う際にその抽出
のための画素値のしきい値を最適に選択することを可能
とする。 【構成】 画素度数面積計算回路9でグラフ作成回路7
から出力されたグラフのデータを入力して指定された画
素値の上限と下限のしきい値内で画素度数の面積を計算
し、しきい値選択回路10により入力装置8で入力され
たしきい値の上限及び下限をグラフ上に標示線として表
示し、領域抽出回路11で上記しきい値選択回路10に
より選択された範囲の画素値のみの領域を抽出して表示
するものである。これにより、表示された医用画像から
臓器抽出や任意の領域抽出を行う際にその抽出のための
画素値のしきい値を最適に選択して、特定領域を抽出す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT画像やMRI
(磁気共鳴イメージング)画像等の医用画像について各
種の画像処理を施す医用画像処理装置に関し、特に表示
された医用画像から臓器抽出や任意の領域抽出を行う際
にその抽出のための画素値のしきい値を最適に選択する
ことができる医用画像処理装置に関する。
(磁気共鳴イメージング)画像等の医用画像について各
種の画像処理を施す医用画像処理装置に関し、特に表示
された医用画像から臓器抽出や任意の領域抽出を行う際
にその抽出のための画素値のしきい値を最適に選択する
ことができる医用画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の医用画像診断装置は、複数の医用
画像のデータを記録しておく記憶装置と、この記憶装置
から読み出した画像データを表示するための処理を行う
画像表示回路と、この画像表示回路から出力された画像
データを画像として表示する表示装置と、この表示装置
に表示された画像上で関心領域を決定する関心領域決定
回路と、この関心領域決定回路で決定された関心領域内
の画素値に対してかける重み関数を生成するフィルタ発
生回路と、このフィルタ発生回路で生成された重み関数
を上記関心領域に対してかけ合わせるフィルタ回路と、
上記関心領域内での画素値ごとの度数を計算してグラフ
を作成して上記画像表示回路へ送出するグラフ作成回路
と、上記各構成要素に操作指令を入力する入力装置とを
備えて成っていた。そして、表示画像から特定の臓器や
領域の抽出を行うには、画像の画素値をしきい値で2値
化して抽出していた。このとき、上記しきい値の決定
は、表示のレベル、ウインドウ幅を絞り込んで表示され
る領域を観察しながら行い、その決定したしきい値は、
キーボードなどの入力装置から画素値の値を直接入力し
ていた。また、関心領域決定回路で決定された関心領域
内での画素値ごとの度数を計算してグラフを作成し、こ
のグラフ化されたヒストグラムからしきい値を決定し
て、特定の臓器や領域の抽出を行う方法もあった。
画像のデータを記録しておく記憶装置と、この記憶装置
から読み出した画像データを表示するための処理を行う
画像表示回路と、この画像表示回路から出力された画像
データを画像として表示する表示装置と、この表示装置
に表示された画像上で関心領域を決定する関心領域決定
回路と、この関心領域決定回路で決定された関心領域内
の画素値に対してかける重み関数を生成するフィルタ発
生回路と、このフィルタ発生回路で生成された重み関数
を上記関心領域に対してかけ合わせるフィルタ回路と、
上記関心領域内での画素値ごとの度数を計算してグラフ
を作成して上記画像表示回路へ送出するグラフ作成回路
と、上記各構成要素に操作指令を入力する入力装置とを
備えて成っていた。そして、表示画像から特定の臓器や
領域の抽出を行うには、画像の画素値をしきい値で2値
化して抽出していた。このとき、上記しきい値の決定
は、表示のレベル、ウインドウ幅を絞り込んで表示され
る領域を観察しながら行い、その決定したしきい値は、
キーボードなどの入力装置から画素値の値を直接入力し
ていた。また、関心領域決定回路で決定された関心領域
内での画素値ごとの度数を計算してグラフを作成し、こ
のグラフ化されたヒストグラムからしきい値を決定し
て、特定の臓器や領域の抽出を行う方法もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の医用画像処理装置における表示画像からの特定領域
の抽出においては、特にしきい値の値のとり方が重要で
あった。とりわけMRI画像については、計測条件、静
磁場強度などによる画像のコントラストのつき方や画素
値の変動が大きく、しきい値も画像によって変動させる
必要があった。従来の医用画像処理装置では、表示画像
からのしきい値の決定は半自動化されているが、最適な
領域抽出を行うためには、表示画像を観察しながら試行
錯誤的にしきい値を上げ下げして微調整を行う必要があ
った。また、しきい値により抽出される画像上の領域の
面積も大きく変化するが、従来は、上記しきい値を決定
する際には、そのしきい値と抽出される画像上の領域の
面積との関係については考慮されてはいなかった。従っ
て、最適なしきい値を容易に選択して決定することはで
きなかった。
来の医用画像処理装置における表示画像からの特定領域
の抽出においては、特にしきい値の値のとり方が重要で
あった。とりわけMRI画像については、計測条件、静
磁場強度などによる画像のコントラストのつき方や画素
値の変動が大きく、しきい値も画像によって変動させる
必要があった。従来の医用画像処理装置では、表示画像
からのしきい値の決定は半自動化されているが、最適な
領域抽出を行うためには、表示画像を観察しながら試行
錯誤的にしきい値を上げ下げして微調整を行う必要があ
った。また、しきい値により抽出される画像上の領域の
面積も大きく変化するが、従来は、上記しきい値を決定
する際には、そのしきい値と抽出される画像上の領域の
面積との関係については考慮されてはいなかった。従っ
て、最適なしきい値を容易に選択して決定することはで
きなかった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、表示された医用画像から臓器抽出や任意の領域抽
出を行う際にその抽出のための画素値のしきい値を最適
に選択することができる医用画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
処し、表示された医用画像から臓器抽出や任意の領域抽
出を行う際にその抽出のための画素値のしきい値を最適
に選択することができる医用画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による医用画像処理装置は、複数の医用画像
のデータを記録しておく記憶装置と、この記憶装置から
読み出した画像データを表示するための処理を行う画像
表示回路と、この画像表示回路から出力された画像デー
タを画像として表示する表示装置と、この表示装置に表
示された画像上で関心領域を決定する関心領域決定回路
と、この関心領域決定回路で決定された関心領域内の画
素値に対してかける重み関数を生成するフィルタ発生回
路と、このフィルタ発生回路で生成された重み関数を上
記関心領域に対してかけ合わせるフィルタ回路と、上記
関心領域内での画素値ごとの度数を計算してグラフを作
成して上記画像表示回路へ送出するグラフ作成回路と、
上記各構成要素に操作指令を入力する入力装置とを備え
て成る医用画像処理装置において、上記グラフ作成回路
からのグラフのデータを入力し指定された画素値の上限
と下限のしきい値内で画素度数の面積を計算する画素度
数面積計算回路と、上記入力装置で入力されたしきい値
の上限及び下限をグラフ上に標示線として標示するしき
い値選択回路と、このしきい値選択回路で選択された範
囲の画素値のみの領域を抽出して表示する領域抽出回路
とを設けたものである。
に、本発明による医用画像処理装置は、複数の医用画像
のデータを記録しておく記憶装置と、この記憶装置から
読み出した画像データを表示するための処理を行う画像
表示回路と、この画像表示回路から出力された画像デー
タを画像として表示する表示装置と、この表示装置に表
示された画像上で関心領域を決定する関心領域決定回路
と、この関心領域決定回路で決定された関心領域内の画
素値に対してかける重み関数を生成するフィルタ発生回
路と、このフィルタ発生回路で生成された重み関数を上
記関心領域に対してかけ合わせるフィルタ回路と、上記
関心領域内での画素値ごとの度数を計算してグラフを作
成して上記画像表示回路へ送出するグラフ作成回路と、
上記各構成要素に操作指令を入力する入力装置とを備え
て成る医用画像処理装置において、上記グラフ作成回路
からのグラフのデータを入力し指定された画素値の上限
と下限のしきい値内で画素度数の面積を計算する画素度
数面積計算回路と、上記入力装置で入力されたしきい値
の上限及び下限をグラフ上に標示線として標示するしき
い値選択回路と、このしきい値選択回路で選択された範
囲の画素値のみの領域を抽出して表示する領域抽出回路
とを設けたものである。
【0006】
【作用】このように構成された医用画像処理装置は、画
素度数面積計算回路でグラフ作成回路から出力されたグ
ラフのデータを入力して指定された画素値の上限と下限
のしきい値内で画素度数の面積を計算し、しきい値選択
回路により入力装置で入力されたしきい値の上限及び下
限をグラフ上に標示線として表示し、領域抽出回路で上
記しきい値選択回路により選択された範囲の画素値のみ
の領域を抽出して表示するように動作する。これによ
り、表示された医用画像から臓器抽出や任意の領域抽出
を行う際にその抽出のための画素値のしきい値を最適に
選択して、特定領域を抽出することができる。
素度数面積計算回路でグラフ作成回路から出力されたグ
ラフのデータを入力して指定された画素値の上限と下限
のしきい値内で画素度数の面積を計算し、しきい値選択
回路により入力装置で入力されたしきい値の上限及び下
限をグラフ上に標示線として表示し、領域抽出回路で上
記しきい値選択回路により選択された範囲の画素値のみ
の領域を抽出して表示するように動作する。これによ
り、表示された医用画像から臓器抽出や任意の領域抽出
を行う際にその抽出のための画素値のしきい値を最適に
選択して、特定領域を抽出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による医用画像処理装置
の実施例を示すブロック図である。この医用画像処理装
置は、予め記録された医用画像について各種の画像処理
を施すもので、図1に示すように、記憶装置1と、画像
表示回路2と、表示装置3と、関心領域決定回路4と、
フィルタ発生回路5と、フィルタ回路6と、グラフ作成
回路7と、入力装置8とを備え、さらに画素度数面積計
算回路9と、しきい値選択回路10と、領域抽出回路1
1とを設けて成る。
詳細に説明する。図1は本発明による医用画像処理装置
の実施例を示すブロック図である。この医用画像処理装
置は、予め記録された医用画像について各種の画像処理
を施すもので、図1に示すように、記憶装置1と、画像
表示回路2と、表示装置3と、関心領域決定回路4と、
フィルタ発生回路5と、フィルタ回路6と、グラフ作成
回路7と、入力装置8とを備え、さらに画素度数面積計
算回路9と、しきい値選択回路10と、領域抽出回路1
1とを設けて成る。
【0008】上記記憶装置1は、図示外のX線CT装置
やMRI装置などの医用画像診断装置で計測された複数
の医用画像のデータを記録しておくもので、例えば磁気
テープ、磁気ディスク、光ディスクなどから成る。ま
た、画像表示回路2は、上記記憶装置1から読み出した
画像データを表示するための処理を行うもので、その内
部には、文字情報や記号等を表示するためのキャラクタ
メモリ12と、後述のヒストグラム等の図形情報を表示
するためのグラフィックメモリ13と、画像を表示する
ためのディスプレイイメージメモリ14とを有してい
る。さらに、表示装置3は、上記画像表示回路2から出
力された画像データを画像として表示するもので、例え
ばテレビモニタから成る。なお、図1において、画像メ
モリ15は、上記記憶装置1から読み出した画像データ
を表示装置3に表示するために一時的に記憶するもので
ある。
やMRI装置などの医用画像診断装置で計測された複数
の医用画像のデータを記録しておくもので、例えば磁気
テープ、磁気ディスク、光ディスクなどから成る。ま
た、画像表示回路2は、上記記憶装置1から読み出した
画像データを表示するための処理を行うもので、その内
部には、文字情報や記号等を表示するためのキャラクタ
メモリ12と、後述のヒストグラム等の図形情報を表示
するためのグラフィックメモリ13と、画像を表示する
ためのディスプレイイメージメモリ14とを有してい
る。さらに、表示装置3は、上記画像表示回路2から出
力された画像データを画像として表示するもので、例え
ばテレビモニタから成る。なお、図1において、画像メ
モリ15は、上記記憶装置1から読み出した画像データ
を表示装置3に表示するために一時的に記憶するもので
ある。
【0009】関心領域決定回路4は、上記表示装置3に
表示された画像上で関心領域を決定するもので、後述の
入力装置8を操作者が操作して関心領域の範囲が入力さ
れるようになっている。フィルタ発生回路5は、上記関
心領域決定回路4で決定された関心領域内の画素値に対
してかける重み関数を生成するもので、上記関心領域内
の画素値について線形あるいは非線形の変換を行う関数
を生成して、変化の小さいところは大きくなるように、
また不要な範囲は狭帯域に圧縮するようになっている。
また、フィルタ回路6は、上記フィルタ発生回路5で生
成された重み関数を前記関心領域決定回路4で決定され
た関心領域に対してかけ合わせるものである。
表示された画像上で関心領域を決定するもので、後述の
入力装置8を操作者が操作して関心領域の範囲が入力さ
れるようになっている。フィルタ発生回路5は、上記関
心領域決定回路4で決定された関心領域内の画素値に対
してかける重み関数を生成するもので、上記関心領域内
の画素値について線形あるいは非線形の変換を行う関数
を生成して、変化の小さいところは大きくなるように、
また不要な範囲は狭帯域に圧縮するようになっている。
また、フィルタ回路6は、上記フィルタ発生回路5で生
成された重み関数を前記関心領域決定回路4で決定され
た関心領域に対してかけ合わせるものである。
【0010】グラフ作成回路7は、前記関心領域決定回
路4で決定された関心領域内での画素値ごとの度数を計
算してヒストグラムを作成して前記画像表示回路2へ送
出するものである。また、入力装置8は、上記各構成要
素に対し操作指令を入力するもので、例えばマウス、ト
ラックボール、ジョイスティック等から成る。
路4で決定された関心領域内での画素値ごとの度数を計
算してヒストグラムを作成して前記画像表示回路2へ送
出するものである。また、入力装置8は、上記各構成要
素に対し操作指令を入力するもので、例えばマウス、ト
ラックボール、ジョイスティック等から成る。
【0011】ここで、本発明においては、上記グラフ作
成回路7に画素度数面積計算回路9及びしきい値選択回
路10が接続され、このしきい値選択回路10に領域抽
出回路11が接続されている。上記画素度数面積計算回
路9は、グラフ作成回路7で作成されて出力されたヒス
トグラムのデータを入力し指定された画素値の上限と下
限のしきい値内で画素度数の面積を計算するもので、そ
の計算結果の面積データは前記画像表示回路2へ送出さ
れるようになっている。また、しきい値選択回路10
は、上記グラフ作成回路7で作成されたヒストグラム上
に前記入力装置8で入力されたしきい値の上限及び下限
を標示線として表示するもので、その標示線のデータは
前記画像表示回路2へ送出されるようになっている。さ
らに、領域抽出回路11は、前記決定された関心領域内
について上記しきい値選択回路10で選択された範囲の
画素値のみの領域を抽出して標示するもので、その抽出
領域のデータは画像表示回路2へ送出されるようになっ
ている。
成回路7に画素度数面積計算回路9及びしきい値選択回
路10が接続され、このしきい値選択回路10に領域抽
出回路11が接続されている。上記画素度数面積計算回
路9は、グラフ作成回路7で作成されて出力されたヒス
トグラムのデータを入力し指定された画素値の上限と下
限のしきい値内で画素度数の面積を計算するもので、そ
の計算結果の面積データは前記画像表示回路2へ送出さ
れるようになっている。また、しきい値選択回路10
は、上記グラフ作成回路7で作成されたヒストグラム上
に前記入力装置8で入力されたしきい値の上限及び下限
を標示線として表示するもので、その標示線のデータは
前記画像表示回路2へ送出されるようになっている。さ
らに、領域抽出回路11は、前記決定された関心領域内
について上記しきい値選択回路10で選択された範囲の
画素値のみの領域を抽出して標示するもので、その抽出
領域のデータは画像表示回路2へ送出されるようになっ
ている。
【0012】次に、このように構成された医用画像処理
装置におけるしきい値の決定及び領域抽出の動作につい
て、図2に示すフローチャートを参照して説明する。ま
ず、図1に示す記憶装置1から処理対象の画像を読み出
し、一旦画像メモリ15に書き込む。そして、上記画像
メモリ15から画像データを読み出し、画像表示回路2
を介して表示装置3に対象画像を表示する(図2のステ
ップA)。このときの対象画像の表示例は、図3に示す
ように、表示装置3の画面の一部に対象画像I0が表示
される。この対象画像I0は、表示すべき画像の全体を
表示してもよいし、一部分を表示してもよいし、或いは
拡大又は縮小して表示してもよい。
装置におけるしきい値の決定及び領域抽出の動作につい
て、図2に示すフローチャートを参照して説明する。ま
ず、図1に示す記憶装置1から処理対象の画像を読み出
し、一旦画像メモリ15に書き込む。そして、上記画像
メモリ15から画像データを読み出し、画像表示回路2
を介して表示装置3に対象画像を表示する(図2のステ
ップA)。このときの対象画像の表示例は、図3に示す
ように、表示装置3の画面の一部に対象画像I0が表示
される。この対象画像I0は、表示すべき画像の全体を
表示してもよいし、一部分を表示してもよいし、或いは
拡大又は縮小して表示してもよい。
【0013】次に、操作者は、上記表示された対象画像
I0を見ながら図1に示す入力装置8を操作して、関心
領域決定回路4の動作により上記対象画像I0上で関心
領域を決定する(ステップB)。この関心領域の表示例
は、図3に示すように、対象画像I0上で診断部位の断
層像16の特定領域を例えば四角形で囲んで関心領域R
が表示される。そして、この関心領域Rの設定は、表示
装置3の画面上にグラフィックの点列で上記特定領域を
囲むことにより行うが、その関心領域Rは、断層像16
の一部を円や四角形などでおおまかに指定するだけでも
よいし、断層像16の全体でもよいし、或いは断層像1
6上の複数の領域を指定してもよい。
I0を見ながら図1に示す入力装置8を操作して、関心
領域決定回路4の動作により上記対象画像I0上で関心
領域を決定する(ステップB)。この関心領域の表示例
は、図3に示すように、対象画像I0上で診断部位の断
層像16の特定領域を例えば四角形で囲んで関心領域R
が表示される。そして、この関心領域Rの設定は、表示
装置3の画面上にグラフィックの点列で上記特定領域を
囲むことにより行うが、その関心領域Rは、断層像16
の一部を円や四角形などでおおまかに指定するだけでも
よいし、断層像16の全体でもよいし、或いは断層像1
6上の複数の領域を指定してもよい。
【0014】次に、上記のように決定した関心領域Rで
よいかどうか判定する(ステップC)。もし、上記の関
心領域Rでは不適切の場合は、“NO”側へ進んでステッ
プBに戻り、再度関心領域Rを決定し直す。また、上記
の関心領域Rでよい場合は、これで関心領域を確定し、
“YES”側へ進む。そして、上記確定された関心領域R
内の画素値に対して重み関数(フィルタ)をかけるかど
うか判定する(ステップD)。いま、フィルタをかけな
いとすると、ステップDは“NO”側へ進んでステップG
へ跳ぶ。
よいかどうか判定する(ステップC)。もし、上記の関
心領域Rでは不適切の場合は、“NO”側へ進んでステッ
プBに戻り、再度関心領域Rを決定し直す。また、上記
の関心領域Rでよい場合は、これで関心領域を確定し、
“YES”側へ進む。そして、上記確定された関心領域R
内の画素値に対して重み関数(フィルタ)をかけるかど
うか判定する(ステップD)。いま、フィルタをかけな
いとすると、ステップDは“NO”側へ進んでステップG
へ跳ぶ。
【0015】すると、ステップGでは、グラフ作成回路
7により、図3に示す関心領域R内での画素値ごとの度
数を計算してヒストグラムが作成され、画像表示回路2
を介して表示装置3に表示する。また、これと同時に、
画素度数面積計算回路9により、上記グラフ作成回路7
からのヒストグラムのデータを入力し指定された画素値
の上限と下限のしきい値内で画素度数の面積が計算さ
れ、画像表示回路2を介して表示装置3に表示する。こ
のときのヒストグラムムの表示例は、図3に示すよう
に、表示装置3の画面の一部に横軸が画素値で縦軸が画
素度数のヒストグラム17が表示される。このヒストグ
ラム17では、関心領域R内の例えば臓器ごとの画素値
の偏りがそれぞれピークとなって表示される。また、画
素度数の面積の表示例は、例えば上記ヒストグラム17
の表示位置の上方に面積Aとして数値表示される。その
後、上記のように表示されたヒストグラム17及び面積
Aでよいかどうか判定する(ステップH)。これでよい
場合は、“YES”側へ進みステップJに入る。
7により、図3に示す関心領域R内での画素値ごとの度
数を計算してヒストグラムが作成され、画像表示回路2
を介して表示装置3に表示する。また、これと同時に、
画素度数面積計算回路9により、上記グラフ作成回路7
からのヒストグラムのデータを入力し指定された画素値
の上限と下限のしきい値内で画素度数の面積が計算さ
れ、画像表示回路2を介して表示装置3に表示する。こ
のときのヒストグラムムの表示例は、図3に示すよう
に、表示装置3の画面の一部に横軸が画素値で縦軸が画
素度数のヒストグラム17が表示される。このヒストグ
ラム17では、関心領域R内の例えば臓器ごとの画素値
の偏りがそれぞれピークとなって表示される。また、画
素度数の面積の表示例は、例えば上記ヒストグラム17
の表示位置の上方に面積Aとして数値表示される。その
後、上記のように表示されたヒストグラム17及び面積
Aでよいかどうか判定する(ステップH)。これでよい
場合は、“YES”側へ進みステップJに入る。
【0016】操作者は、入力装置8を操作して、表示装
置3に表示されたヒストグラム17上でしきい値の上限
及び下限を入力し、しきい値を決定する(ステップ
J)。このとき、上記入力装置8からのしきい値の上限
及び下限の入力値は、しきい値選択回路10を介して画
像表示回路2へ送られ、表示装置3に表示されたヒスト
グラム17上に2本の垂直なバー(標示線)18a,1
8bとしてリアルタイムに表示される。図3において
は、一方の破線バー18aでしきい値の下限が設定さ
れ、他方の破線バー18bでしきい値の上限が設定され
た状態を示している。
置3に表示されたヒストグラム17上でしきい値の上限
及び下限を入力し、しきい値を決定する(ステップ
J)。このとき、上記入力装置8からのしきい値の上限
及び下限の入力値は、しきい値選択回路10を介して画
像表示回路2へ送られ、表示装置3に表示されたヒスト
グラム17上に2本の垂直なバー(標示線)18a,1
8bとしてリアルタイムに表示される。図3において
は、一方の破線バー18aでしきい値の下限が設定さ
れ、他方の破線バー18bでしきい値の上限が設定され
た状態を示している。
【0017】次に、図1に示す領域抽出回路11の動作
により、上記のように決定されて表示されたしきい値の
上限及び下限の範囲の画素値のみの領域を抽出して表示
する(ステップK)。このときの抽出領域の表示例は、
図4(a)に示すように、例えば特定の臓器19a,1
9bのようになる。前記しきい値選択回路10は、上記
臓器19a,19bの部分を例えば高輝度で対象画像I
0上に表示して、抽出された部分が明瞭にわかるように
表示する。又は、表示装置3の画面上で上記対象画像I
0が表示された位置とは別の場所に、図4(b)に示す
ように、画像I0′内に抽出された臓器19a,19b
の部分のみを画像あるいはグラフィックで表示してもよ
いし、さらに、図4(c)に示すように、関心領域Rの
部分を切り出しその中に抽出された臓器19a,19b
の部分のみを表示してもよい。なお、上述の図4
(a),(b)においては、関心領域Rの外部にも上記
しきい値の上限及び下限の範囲の画素値を有する部分が
存在する場合は、その部分についても抽出して表示して
もよい。
により、上記のように決定されて表示されたしきい値の
上限及び下限の範囲の画素値のみの領域を抽出して表示
する(ステップK)。このときの抽出領域の表示例は、
図4(a)に示すように、例えば特定の臓器19a,1
9bのようになる。前記しきい値選択回路10は、上記
臓器19a,19bの部分を例えば高輝度で対象画像I
0上に表示して、抽出された部分が明瞭にわかるように
表示する。又は、表示装置3の画面上で上記対象画像I
0が表示された位置とは別の場所に、図4(b)に示す
ように、画像I0′内に抽出された臓器19a,19b
の部分のみを画像あるいはグラフィックで表示してもよ
いし、さらに、図4(c)に示すように、関心領域Rの
部分を切り出しその中に抽出された臓器19a,19b
の部分のみを表示してもよい。なお、上述の図4
(a),(b)においては、関心領域Rの外部にも上記
しきい値の上限及び下限の範囲の画素値を有する部分が
存在する場合は、その部分についても抽出して表示して
もよい。
【0018】次に、操作者は、図4に示すように抽出し
て表示された領域を見てこれでよいかどうか判定する
(ステップL)。これでよい場合は、“YES”側へ進ん
で処理を終了する。もし、この抽出領域では不適切であ
れば、“NO”側へ進みステップHは“YES”側へ進んで
ステップJに戻り、しきい値の決定をやり直す。また、
上記関心領域Rの外部にも抽出された部分が存在し、そ
の部分も抽出領域に含めたい場合は、ステップLで“N
O”側へ進み、その後ステップH及びステップCを介し
てステップBまで戻り、再度関心領域Rを決定し直す。
その後、ステップCを介してステップDへ進み、この状
態でフィルタをかけるかどうか判定する。
て表示された領域を見てこれでよいかどうか判定する
(ステップL)。これでよい場合は、“YES”側へ進ん
で処理を終了する。もし、この抽出領域では不適切であ
れば、“NO”側へ進みステップHは“YES”側へ進んで
ステップJに戻り、しきい値の決定をやり直す。また、
上記関心領域Rの外部にも抽出された部分が存在し、そ
の部分も抽出領域に含めたい場合は、ステップLで“N
O”側へ進み、その後ステップH及びステップCを介し
てステップBまで戻り、再度関心領域Rを決定し直す。
その後、ステップCを介してステップDへ進み、この状
態でフィルタをかけるかどうか判定する。
【0019】ここで、上記決定し直した関心領域R内に
ついてその画像のヒストグラムから容易に臓器等の境界
を決定することが困難と思われる場合には、画素値に対
して重み関数(フィルタ)をかけることとし、ステップ
Dは“YES”側へ進む。そして、上記関心領域決定回路
4で決定された関心領域R内の画素値に対してかける重
み関数を、フィルタ発生回路5で生成する(ステップ
E)。この重み関数は、画素値の変化の小さいところは
大きくなるように、また不要な範囲は狭帯域に圧縮する
ように与えればよい。その生成の仕方は、ヒストグラム
均等化法を行って自動的に発生させたり、予め何種類か
の重み関数を用意しておいたり、或いはトラックボール
などの入力装置8を操作して操作者が手動で入力しても
よい。いずれの場合にも、操作者はヒストグラムを見な
がら図5に示すように、重み関数20を表示装置3に表
示されたヒストグラム17に対応付けて与えることがで
きる。
ついてその画像のヒストグラムから容易に臓器等の境界
を決定することが困難と思われる場合には、画素値に対
して重み関数(フィルタ)をかけることとし、ステップ
Dは“YES”側へ進む。そして、上記関心領域決定回路
4で決定された関心領域R内の画素値に対してかける重
み関数を、フィルタ発生回路5で生成する(ステップ
E)。この重み関数は、画素値の変化の小さいところは
大きくなるように、また不要な範囲は狭帯域に圧縮する
ように与えればよい。その生成の仕方は、ヒストグラム
均等化法を行って自動的に発生させたり、予め何種類か
の重み関数を用意しておいたり、或いはトラックボール
などの入力装置8を操作して操作者が手動で入力しても
よい。いずれの場合にも、操作者はヒストグラムを見な
がら図5に示すように、重み関数20を表示装置3に表
示されたヒストグラム17に対応付けて与えることがで
きる。
【0020】次に、このように生成された重み関数(フ
ィルタ)20を画像表示回路2を介して表示装置3の画
面に表示する(ステップF)。この重み関数20の表示
例は、図5(a)に示すように、同図(b)に示すヒス
トグラム17に対応付けてグラフで表示されるため、画
素値と重み関数20との対応が明確になり、例えば臓器
19a,19bの画素境界を選択し易いヒストグラム1
7を得ることができるようになる。そして、画素値ごと
に重み関数をかけ合わせ、画素値の線形あるいは非線形
の変換を行えばよい。その後、前述のようにステップG
→H→J→K→Lのように進んで、しきい値を決定する
と共に、特定領域を抽出して表示する。これにより、表
示装置3に表示されたヒストグラム17上で簡便に、し
かも抽出すべき領域の画素度数の面積の増減割合を意識
しながら、最適なしきい値を設定することができる。
ィルタ)20を画像表示回路2を介して表示装置3の画
面に表示する(ステップF)。この重み関数20の表示
例は、図5(a)に示すように、同図(b)に示すヒス
トグラム17に対応付けてグラフで表示されるため、画
素値と重み関数20との対応が明確になり、例えば臓器
19a,19bの画素境界を選択し易いヒストグラム1
7を得ることができるようになる。そして、画素値ごと
に重み関数をかけ合わせ、画素値の線形あるいは非線形
の変換を行えばよい。その後、前述のようにステップG
→H→J→K→Lのように進んで、しきい値を決定する
と共に、特定領域を抽出して表示する。これにより、表
示装置3に表示されたヒストグラム17上で簡便に、し
かも抽出すべき領域の画素度数の面積の増減割合を意識
しながら、最適なしきい値を設定することができる。
【0021】図6は本発明における画像処理の第二の実
施例を説明するための表示画面の一例を示した図であ
る。この第二の実施例は、対象画像I0の中に複数の関
心領域R1,R2を設定し、それぞれの関心領域R1,R2
に対しヒストグラム171,172を表示して、しきい値
の設定を行うものである。すなわち、表示装置3の画面
に表示された対象画像I0上の断層像16には、それぞ
れ特定領域を囲んだ二つの関心領域R1,R2が設定され
ており、第一の関心領域R1に対応して第一のヒストグ
ラム171が作成表示され、第二の関心領域R2に対応し
て第二のヒストグラム172が作成表示されている。な
お、第二の関心領域R2内に存在する符号21は、例え
ば腫瘍部を示しており、その周囲より高い画素値を有し
高輝度に表示されている。
施例を説明するための表示画面の一例を示した図であ
る。この第二の実施例は、対象画像I0の中に複数の関
心領域R1,R2を設定し、それぞれの関心領域R1,R2
に対しヒストグラム171,172を表示して、しきい値
の設定を行うものである。すなわち、表示装置3の画面
に表示された対象画像I0上の断層像16には、それぞ
れ特定領域を囲んだ二つの関心領域R1,R2が設定され
ており、第一の関心領域R1に対応して第一のヒストグ
ラム171が作成表示され、第二の関心領域R2に対応し
て第二のヒストグラム172が作成表示されている。な
お、第二の関心領域R2内に存在する符号21は、例え
ば腫瘍部を示しており、その周囲より高い画素値を有し
高輝度に表示されている。
【0022】この状態で、まず、第一のヒストグラム1
71上でしきい値の下限22a及び上限22bを設定す
る。このようにしきい値が設定されると、次に画素度数
面積計算回路9により前記第一の関心領域R1における
しきい値の下限22aと上限22bの範囲内の画素度数
の面積が計算され、表示装置3に面積A1として数値表
示される。これと同時に、第二のヒストグラム172上
においても、第一のヒストグラム171上で設定したし
きい値の範囲が高輝度などで区別して表示される。ま
た、上記と同様にして、第二のヒストグラム172上で
しきい値の下限23a及び上限23bを設定する。する
と、画素度数面積計算回路9により前記第二の関心領域
R2におけけるしきい値の下限23aと上限23bの範
囲内の画素度数の面積が計算され、表示装置3に面積A
2として数値表示される。このとき、第二の関心領域R2
内には高輝度に表示される腫瘍部21が存在し、この腫
瘍部21は図7の第二のヒストグラム172上でハッチ
ンングを施した領域に対応している。
71上でしきい値の下限22a及び上限22bを設定す
る。このようにしきい値が設定されると、次に画素度数
面積計算回路9により前記第一の関心領域R1における
しきい値の下限22aと上限22bの範囲内の画素度数
の面積が計算され、表示装置3に面積A1として数値表
示される。これと同時に、第二のヒストグラム172上
においても、第一のヒストグラム171上で設定したし
きい値の範囲が高輝度などで区別して表示される。ま
た、上記と同様にして、第二のヒストグラム172上で
しきい値の下限23a及び上限23bを設定する。する
と、画素度数面積計算回路9により前記第二の関心領域
R2におけけるしきい値の下限23aと上限23bの範
囲内の画素度数の面積が計算され、表示装置3に面積A
2として数値表示される。このとき、第二の関心領域R2
内には高輝度に表示される腫瘍部21が存在し、この腫
瘍部21は図7の第二のヒストグラム172上でハッチ
ンングを施した領域に対応している。
【0023】ここで、図6に示す対象画像I0におい
て、第一及び第二の関心領域R1,R2で囲んだ臓器19
a,19bが略対称に存在するものであれば、抽出され
る面積は略等しくなるはずである。しかし、第二の関心
領域R2内には腫瘍部21が存在するために、抽出され
る面積は異なることとなる。このことは、面積A1と面
積A2との数値表示が異なることから理解できる。この
とき、第二の関心領域R2内で腫瘍部21を選択しない
場合は、第二のヒストグラム172においてしきい値を
多少変更して、しきい値の下限23a及び上限23bを
決定する。しかしながら、第二の関心領域R2内に腫瘍
部21を含める場合は、図7に示すように、第二のヒス
トグラム172において一ヶ所のしきい値23a,23
b以外に、もう一ヶ所のしきい値の下限24a及び上限
24bも選択する必要がある。このようにすると、図7
において、第一及び第二の関心領域R1,R2で抽出され
る面積を略等しくすることができる。このことは、面積
A1と面積A2との数値表示が略等しくなることからも理
解できる。
て、第一及び第二の関心領域R1,R2で囲んだ臓器19
a,19bが略対称に存在するものであれば、抽出され
る面積は略等しくなるはずである。しかし、第二の関心
領域R2内には腫瘍部21が存在するために、抽出され
る面積は異なることとなる。このことは、面積A1と面
積A2との数値表示が異なることから理解できる。この
とき、第二の関心領域R2内で腫瘍部21を選択しない
場合は、第二のヒストグラム172においてしきい値を
多少変更して、しきい値の下限23a及び上限23bを
決定する。しかしながら、第二の関心領域R2内に腫瘍
部21を含める場合は、図7に示すように、第二のヒス
トグラム172において一ヶ所のしきい値23a,23
b以外に、もう一ヶ所のしきい値の下限24a及び上限
24bも選択する必要がある。このようにすると、図7
において、第一及び第二の関心領域R1,R2で抽出され
る面積を略等しくすることができる。このことは、面積
A1と面積A2との数値表示が略等しくなることからも理
解できる。
【0024】図8は本発明における画像処理の第三の実
施例を説明するための表示画面の一例を示した図であ
る。この第三の実施例は、2枚の対象画像I1,I2から
より精度の良いしきい値を決定しようとするものであ
る。すなわち、計測条件等によりコントラストの異なる
2枚の画像から、特定領域をより正確かつ容易に抽出す
ることを可能とするものである。計測条件の異なるもの
としては、MRI装置におけるエコー時間や計測シーケ
ンスの異なる画像がある。また、計測装置の異なるもの
としては、X線CT装置による計測画像やMRI装置に
よる計測画像などがある。図8においては、第一の対象
画像I1は、例えばMRI装置で計測された第一エコー
画像であり、第二の対象画像I2は、同じくMRI装置
で計測された第二エコー画像である。
施例を説明するための表示画面の一例を示した図であ
る。この第三の実施例は、2枚の対象画像I1,I2から
より精度の良いしきい値を決定しようとするものであ
る。すなわち、計測条件等によりコントラストの異なる
2枚の画像から、特定領域をより正確かつ容易に抽出す
ることを可能とするものである。計測条件の異なるもの
としては、MRI装置におけるエコー時間や計測シーケ
ンスの異なる画像がある。また、計測装置の異なるもの
としては、X線CT装置による計測画像やMRI装置に
よる計測画像などがある。図8においては、第一の対象
画像I1は、例えばMRI装置で計測された第一エコー
画像であり、第二の対象画像I2は、同じくMRI装置
で計測された第二エコー画像である。
【0025】このように、表示装置3の画面に2枚の対
象画像I1,I2が表示された状態で、それぞれの断層像
16上にて各々関心領域R1,R2を同一の位置に決定す
る。そして、各々の関心領域R1,R2内の画像に対して
フィルタをかける場合は、同一のフィルタをかけてもよ
いし、別々に異なるフィルタをかけてもよい。その後、
しきい値の決定は、どちらの対象画像I1,I2上で行っ
てもよい。図8においては、第一の対象画像I1上の関
心領域R1についてのヒストグラム251上でしきい値の
下限26aと上限26bとが設定され、この範囲でしき
い値が決定されている。このとき、前述と同様に、上記
しきい値の範囲に対応した抽出領域も表示される。ま
た、第二の対象画像I2上においても、その関心領域R2
についてのヒストグラム252上で対応する同じ抽出領
域が表示され、第一及び第二の関心領域R1,R2で抽出
される面積A1,A2は、等しい。さらに、第二のヒスト
グラム252上において、上記しきい値の範囲と同じ画
素値を有しハッチングの施された範囲27が高輝度で表
示され、当該第二のヒストグラム252上でも抽出領域
を確認することができる。このようにして、1枚の対象
画像I1からでは例えば臓器の境界が不明確な場合で
も、異種の対象画像I2から高精度にしきい値を決定し
て、特定領域を抽出することができる。
象画像I1,I2が表示された状態で、それぞれの断層像
16上にて各々関心領域R1,R2を同一の位置に決定す
る。そして、各々の関心領域R1,R2内の画像に対して
フィルタをかける場合は、同一のフィルタをかけてもよ
いし、別々に異なるフィルタをかけてもよい。その後、
しきい値の決定は、どちらの対象画像I1,I2上で行っ
てもよい。図8においては、第一の対象画像I1上の関
心領域R1についてのヒストグラム251上でしきい値の
下限26aと上限26bとが設定され、この範囲でしき
い値が決定されている。このとき、前述と同様に、上記
しきい値の範囲に対応した抽出領域も表示される。ま
た、第二の対象画像I2上においても、その関心領域R2
についてのヒストグラム252上で対応する同じ抽出領
域が表示され、第一及び第二の関心領域R1,R2で抽出
される面積A1,A2は、等しい。さらに、第二のヒスト
グラム252上において、上記しきい値の範囲と同じ画
素値を有しハッチングの施された範囲27が高輝度で表
示され、当該第二のヒストグラム252上でも抽出領域
を確認することができる。このようにして、1枚の対象
画像I1からでは例えば臓器の境界が不明確な場合で
も、異種の対象画像I2から高精度にしきい値を決定し
て、特定領域を抽出することができる。
【0026】図9は本発明における画像処理の第四の実
施例を説明するための表示画面の一例を示した図であ
る。この第四の実施例は、例えば診断部位の多数枚のス
ライス画像から成る対象画像からそれぞれ特定領域を抽
出することにより、立体画像の抽出を可能とするもので
ある。すなわち、一連のスライス画像から例えば代表的
な4枚を選択して対象画像I1〜I4とし、それぞれにつ
いて関心領域R1〜R4を決定し、さらに各関心領域R1
〜R4内の画素値についてヒストグラムを作成する。す
ると、図9に示すように、4枚の対象画像I1〜I4の側
方に、それぞれの関心領域R1〜R4内について作成され
たヒストグラム271〜274が表示される。
施例を説明するための表示画面の一例を示した図であ
る。この第四の実施例は、例えば診断部位の多数枚のス
ライス画像から成る対象画像からそれぞれ特定領域を抽
出することにより、立体画像の抽出を可能とするもので
ある。すなわち、一連のスライス画像から例えば代表的
な4枚を選択して対象画像I1〜I4とし、それぞれにつ
いて関心領域R1〜R4を決定し、さらに各関心領域R1
〜R4内の画素値についてヒストグラムを作成する。す
ると、図9に示すように、4枚の対象画像I1〜I4の側
方に、それぞれの関心領域R1〜R4内について作成され
たヒストグラム271〜274が表示される。
【0027】次に、上記いずれかのヒストグラム271
〜274上でしきい値を決定する。図9では、第一のヒ
ストグラム271上でしきい値の下限28aと上限28
bの範囲を設定した状態を示している。これにより、各
関心領域R1〜R4内において、図10でハッチングを施
して示すように、上記しきい値の下限28a及び上限2
8bの範囲の画素値のみの領域が抽出され、例えば高輝
度に表示される。同時に、各抽出領域の面積が計算さ
れ、それぞれ面積A1〜A4として数値表示される。この
場合、各ヒストグラム271〜274上でも各対象画像I
1〜I4における抽出領域を確認することができる。な
お、上記しきい値の設定は、第一のヒストグラム271
上に限られず、他のヒストグラム272〜274のいずれ
を用いて行ってもよい。また、対象画像I1〜I4ごとに
しきい値を変化させてもよい。このように、多数枚の対
象画像I1〜I4より画素度数の面積を意識してそれぞれ
の特定領域を抽出することにより、例えば診断部位のス
ライス方向のスライス画像の面積変化から抽出しようと
する立体全体をおおまかにとらえた上で、立体画像の抽
出が可能となる。
〜274上でしきい値を決定する。図9では、第一のヒ
ストグラム271上でしきい値の下限28aと上限28
bの範囲を設定した状態を示している。これにより、各
関心領域R1〜R4内において、図10でハッチングを施
して示すように、上記しきい値の下限28a及び上限2
8bの範囲の画素値のみの領域が抽出され、例えば高輝
度に表示される。同時に、各抽出領域の面積が計算さ
れ、それぞれ面積A1〜A4として数値表示される。この
場合、各ヒストグラム271〜274上でも各対象画像I
1〜I4における抽出領域を確認することができる。な
お、上記しきい値の設定は、第一のヒストグラム271
上に限られず、他のヒストグラム272〜274のいずれ
を用いて行ってもよい。また、対象画像I1〜I4ごとに
しきい値を変化させてもよい。このように、多数枚の対
象画像I1〜I4より画素度数の面積を意識してそれぞれ
の特定領域を抽出することにより、例えば診断部位のス
ライス方向のスライス画像の面積変化から抽出しようと
する立体全体をおおまかにとらえた上で、立体画像の抽
出が可能となる。
【0028】図11はヒストグラム表示の他の例を示す
説明図である。以上の説明では、ヒストグラムの表示
は、図11(a)に示すように、横軸に画素値をとると
共に縦軸に画素度数をとって棒グラフのように表示する
ものとしたが、これに限らず、図11(b)に示すよう
に、横軸に画素度数をとり、画素値の範囲を示したもの
とし画素値の範囲ごとに例えば異なる輝度で表示するよ
うにしてもよい。
説明図である。以上の説明では、ヒストグラムの表示
は、図11(a)に示すように、横軸に画素値をとると
共に縦軸に画素度数をとって棒グラフのように表示する
ものとしたが、これに限らず、図11(b)に示すよう
に、横軸に画素度数をとり、画素値の範囲を示したもの
とし画素値の範囲ごとに例えば異なる輝度で表示するよ
うにしてもよい。
【0029】図12はヒストグラム表示の更に他の例を
示す説明図である。この表示例は、縦軸の画素度数を積
分値で示したものである。図12(a)の折れ線グラフ
表示においては、しきい値の下限29a及び上限29b
の範囲が領域抽出をするために設定した部分であり、矢
印で示した範囲30が画素度数すなわち面積に対応す
る。また、図12(b)の棒グラフ表示においては、し
きい値の下限31a及び上限31bの範囲が領域抽出を
するために設定した部分であり、ハッチングを施して示
した範囲32が画素度数すなわち面積に対応する。
示す説明図である。この表示例は、縦軸の画素度数を積
分値で示したものである。図12(a)の折れ線グラフ
表示においては、しきい値の下限29a及び上限29b
の範囲が領域抽出をするために設定した部分であり、矢
印で示した範囲30が画素度数すなわち面積に対応す
る。また、図12(b)の棒グラフ表示においては、し
きい値の下限31a及び上限31bの範囲が領域抽出を
するために設定した部分であり、ハッチングを施して示
した範囲32が画素度数すなわち面積に対応する。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
画素度数面積計算回路でグラフ作成回路から出力された
ヒストグラムのデータを入力して指定された画素値の上
限と下限のしきい値内で画素度数の面積を計算し、しき
い値選択回路により入力装置で入力されたしきい値の上
限及び下限をヒストグラム上に標示線として表示し、領
域抽出回路で上記しきい値選択回路により選択された範
囲の画素値のみの領域を抽出して表示することができ
る。これにより、表示された医用画像から臓器抽出や任
意の領域抽出を行う際にその抽出のための画素値のしき
い値を容易かつ最適に選択して、特定領域を抽出するこ
とができる。
画素度数面積計算回路でグラフ作成回路から出力された
ヒストグラムのデータを入力して指定された画素値の上
限と下限のしきい値内で画素度数の面積を計算し、しき
い値選択回路により入力装置で入力されたしきい値の上
限及び下限をヒストグラム上に標示線として表示し、領
域抽出回路で上記しきい値選択回路により選択された範
囲の画素値のみの領域を抽出して表示することができ
る。これにより、表示された医用画像から臓器抽出や任
意の領域抽出を行う際にその抽出のための画素値のしき
い値を容易かつ最適に選択して、特定領域を抽出するこ
とができる。
【図1】本発明による医用画像処理装置の実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】上記医用画像処理装置におけるしきい値の決定
及び領域抽出の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
及び領域抽出の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図3】対象画像及びヒストグラムの表示例を示す説明
図である。
図である。
【図4】対象画像からの特定領域の抽出の表示例を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】フィルタをかける際の重み関数の表示例を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】本発明における画像処理の第二の実施例を説明
するための表示画面の一例を示した図である。
するための表示画面の一例を示した図である。
【図7】上記第二の実施例においてしきい値を二ケ所に
設定した例を示す説明図である。
設定した例を示す説明図である。
【図8】本発明における画像処理の第三の実施例を説明
するための表示画面の一例を示した図である。
するための表示画面の一例を示した図である。
【図9】本発明における画像処理の第四の実施例を説明
するための表示画面の一例を示した図である。
するための表示画面の一例を示した図である。
【図10】図9において特定領域が抽出された状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図11】ヒストグラム表示の他の例を示す説明図であ
る。
る。
【図12】ヒストグラム表示の更に他の例を示す説明図
である。
である。
1…記憶装置 2…画像表示回路 3…表示装置 4…関心領域決定回路 5…フィルタ発生回路 6…フィルタ回路 7…グラフ作成回路 8…入力装置 9…画素度数面積計算回路 10…しきい値選択回路 11…領域抽出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/20 9/20 9191−5L G06F 15/68 400 A 7459−5L 15/70 335 Z
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の医用画像のデータを記録しておく
記憶装置と、この記憶装置から読み出した画像データを
表示するための処理を行う画像表示回路と、この画像表
示回路から出力された画像データを画像として表示する
表示装置と、この表示装置に表示された画像上で関心領
域を決定する関心領域決定回路と、この関心領域決定回
路で決定された関心領域内の画素値に対してかける重み
関数を生成するフィルタ発生回路と、このフィルタ発生
回路で生成された重み関数を上記関心領域に対してかけ
合わせるフィルタ回路と、上記関心領域内での画素値ご
との度数を計算してグラフを作成して上記画像表示回路
へ送出するグラフ作成回路と、上記各構成要素に操作指
令を入力する入力装置とを備えて成る医用画像処理装置
において、上記グラフ作成回路からのグラフのデータを
入力し指定された画素値の上限と下限のしきい値内で画
素度数の面積を計算する画素度数面積計算回路と、上記
入力装置で入力されたしきい値の上限及び下限をグラフ
上に標示線として標示するしきい値選択回路と、このし
きい値選択回路で選択された範囲の画素値のみの領域を
抽出して表示する領域抽出回路とを設けたことを特徴と
する医用画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5292365A JPH07129751A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 医用画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5292365A JPH07129751A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 医用画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07129751A true JPH07129751A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17780866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5292365A Pending JPH07129751A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 医用画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07129751A (ja) |
Cited By (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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