JPH0712993A - 放射性廃棄物処理容器 - Google Patents

放射性廃棄物処理容器

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JPH0712993A
JPH0712993A JP14446093A JP14446093A JPH0712993A JP H0712993 A JPH0712993 A JP H0712993A JP 14446093 A JP14446093 A JP 14446093A JP 14446093 A JP14446093 A JP 14446093A JP H0712993 A JPH0712993 A JP H0712993A
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drum
container
radioactive waste
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waste treatment
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Kanjiro Ishizaki
寛治郎 石崎
Naoaki Koyanagi
直昭 小柳
Masumi Fukahori
真澄 深堀
Mitsuyuki Ino
三之 伊野
Masaru Utamura
勝 宇多村
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Nippon Steel Drum Co Ltd
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Chichibu Onoda Cement Corp
Nittetsu Steel Drum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射性廃棄物の処理に際しての安全性に富む
技術を提供することを目的とする。 【構成】 放射性廃棄物が固型化材と共に充填されてな
る容器体を収納・固化する為の処理容器であって、前記
容器体が収納された状態において前記処理容器の底部内
面と容器体の底部外面との間に固型化材流入用の空間が
形成されるよう容器体支持部材が設けられてなる放射性
廃棄物処理容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射性廃棄物が固型化
材と共に充填されてなる容器体を収納・固化する為の処
理容器に関するものである。
【0002】
【発明の背景】現在までの処、原子力発電所などの原子
力施設で発生した低レベルの放射性廃棄物などは鋼製ド
ラム缶に充填され、そしてセメントペーストなどによっ
て固化され、施設内に保管されていた。しかしながら、
最近に至り、低レベルの放射性廃棄物の埋設施設が完成
し、各地の原子力施設で保管されている放射性廃棄物充
填ドラム缶を前記埋設施設に搬送することが行われるに
至った。
【0003】ところで、原子力施設内に保管されている
放射性廃棄物充填の鋼製ドラム缶(以下、ドラム缶)は
数十年になるものもあり、このような時間を経過したも
のになると、前記埋設施設に搬送する際に健全性が損な
われているドラム缶が認められることも有る。そして、
健全性が僅かに損なわれる程度のものは、それが単に保
管されているのみであれば問題はないものの、輸送に供
されるとなると、充分な処置が施されなければならな
い。
【0004】
【発明の開示】本発明は前記の要望を満たす為になされ
たものであり、放射性廃棄物の処理に際しての安全性に
富む技術を提供することを目的とするものである。すな
わち、数十年にわたって保管されていたドラム缶の健全
性が損なわれていた場合には、その対応箇所に接着剤な
どによって金属片を貼るといったことが考慮されたもの
の、金属片の貼着作業を遠隔操作で行うことは決して容
易でない。尚、近づいて作業することも考えられるが、
放射線被爆の可能性についても留意しなければならな
い。
【0005】このようなことに鑑み、さらなる検討が鋭
意推し進められて行った結果、放射性廃棄物が充填・固
化された健全性の損なわれる可能性の有るドラム缶を遠
隔操作で処理するには、前記ドラム缶より多少大きめの
ドラム缶を用意しておき、この大きめのドラム缶に前記
健全性が損なわれる可能性の有るドラム缶を収納する手
法を採用すれば良いとの考えに至った。
【0006】しかしながら、単に、多少大きめのドラム
缶を用意すれば良いと言うものではなかった。すなわ
ち、大きめのドラム缶に健全性が損なわれたと想定され
るドラム缶を収納し、そして安全性の観点からセメント
ペースト等の固型化材を充填し、これについての落下試
験などの安全性をテストした処、解決すべき問題がある
ことを見出した。つまり、大きめのドラム缶に健全性が
損なわれたと想定されるドラム缶を収納し、セメントペ
ースト等の固型化材を充填した処、収納されたドラム缶
とその外側のドラム缶との間にセメントペーストが注入
されていない箇所が見つかったのである。
【0007】このような知見を基にその解決法として本
発明が達成されたものであり、本発明は、放射性廃棄物
が固型化材と共に充填されてなる容器体を収納・固化す
る為の処理容器であって、前記容器体が収納された状態
において前記処理容器の底部内面と容器体の底部外面と
の間に固型化材流入用の空間が形成されるよう容器体支
持部材が設けられてなることを特徴とする放射性廃棄物
処理容器を提案するものである。
【0008】尚、この放射性廃棄物処理容器は、処理容
器の底部に固型化材が充分に満たされる為の空気抜き機
構が設けられてなることが好ましい。又、この放射性廃
棄物処理容器における容器体支持部材は軸状に構成され
ており、そして例えば+形、六手形、H形といったよう
に軸状の部材を組み合わせることによって処理容器の強
度が向上するように構成されてなることが好ましく、さ
らには軸状の容器体支持部材の端部近傍に容器体の位置
決機構が構成されてなることが好ましい。
【0009】そして、上記のように構成されてなる放射
性廃棄物処理容器が用いられると、この内部に健全性が
損なわれたドラム缶を収納し、そしてセメントペースト
等の固型化材を注入すると、固型化材は健全性が損なわ
れたドラム缶全体を均一に覆うように行き渡り、この状
態で固化することになるので、安全性は充分に確保さ
れ、これが輸送に供されるようになっても問題がない。
【0010】しかも、この放射性廃棄物処理容器を健全
性が損なわれたドラム缶と同様な形状、つまり多少大き
めの略相似形状なものとしておけば、健全性が損なわれ
ていないドラム缶のハンドリング装置をそのまま使用で
き、新たなハンドリング装置を要することがないので作
業性も高く、経済的である。以下、具体的な実施例を挙
げて本発明を説明する。
【0011】
【実施例】図1及び図2は本発明に係る放射性廃棄物処
理容器の第1実施例を示すものであり、図1は全体の断
面図、図2は要部の斜視図である。各図中、Aは健全性
が損なわれたドラム缶である。尚、このドラム缶Aは、
良く知られている通り、例えば廃液の均質固化体、雑固
体、その他の低レベルの放射性廃棄物が内部に充填さ
れ、そしてセメントペースト等の固型化材が充填され、
固化されたものである。
【0012】1は、ドラム缶Aよりも直径が20〜30
mm程度といったように多少大きめのドラム缶である。
従って、ドラム缶1内に蓋を取り外したドラム缶Aを問
題なく収納できる。又、ドラム缶Aを操作できるハンド
リング装置でもってドラム缶1をも操作できる。尚、ド
ラム缶1の高さはドラム缶Aの高さよりも20〜30m
m程度高いものとなっている。
【0013】2は、ドラム缶1の底面内部に固定された
+形状の補強部材である。すなわち、溝形鋼2aと溝形
鋼2bとを+形状に一体化したものであり、この+形状
の補強部材2の溝形鋼2a,2bの端部には切欠部3が
形成されている。そして、この切欠部3は中心から同心
円の位置において形成されたものであって、ドラム缶A
を置いた際に、図1から判る通り、ドラム缶A下端部の
ドラムチャイムが切欠部3端に引っ掛かり、ドラム缶A
が位置決めされるように構成されている。つまり、この
位置決め機構によって、ドラム缶Aはドラム缶1の内部
に同心円状に収納されるように構成されている。
【0014】尚、4は溝形鋼2aの中央部に形成された
切欠部である。5は略J形状に形成された空気抜き用の
パイプであり、このパイプ5はドラム缶1の底部の所望
の位置に取り付けられている。6はドラム缶1の周壁部
に設けられた弾性体であり、ドラム缶Aをドラム缶1に
収納するに際してのガイドの役割と周壁が傷付くのを防
止する役割が発揮されるものとなっている。
【0015】7は、ドラム缶1の周壁部に設けられた補
強用の環状リブである。8は、ドラム缶1に対する蓋で
ある。上記のように構成させたドラム缶1が用いられる
と、健全性が損なわれる可能性の有るドラム缶Aを原子
力施設から埋設施設に搬送するに際して、その作業を安
全に行えるようになる。
【0016】すなわち、健全性が損なわれる可能性の有
るドラム缶Aが有った場合、このドラム缶Aを遠隔ハン
ドリング装置によって操作してドラム缶1内に収納す
る。尚、ドラム缶1の底部には+形状の補強部材2が配
設されており、しかも補強部材2の端部には直径がドラ
ム缶Aの直径と略同じ程度の直径の円周上の位置に切欠
部3が形成されていることから、ドラム缶Aを収納する
と、補強部材2の切欠部3によってドラム缶Aはドラム
缶1に対して同心円状に収納されるようになる。
【0017】ドラム缶Aがドラム缶1に収納された後、
セメントペースト等の固型化材9が注入される。注入さ
れた固型化材9は、ドラム缶Aとドラム缶1との間に溝
形鋼2a,2bからなる補強部材2が有る為、これによ
って形成される隙間からドラム缶A全体を覆う如くドラ
ム缶1内部の隅々まで均一に行き渡ることになる。従っ
て、固型化材9が固化した後にあっては、健全性が損な
われたドラム缶A全体が固型化材9によって覆われ、か
つ、その外側がドラム缶1によって覆われているもので
あるから、極めて安全性が高いものとなり、搬送に供さ
れても問題がない。
【0018】そして、健全性が損なわれたドラム缶A全
体が固型化材9によって覆われる如く収納したドラム缶
1はドラム缶Aの大きさと大差がないことから、ドラム
缶Aの遠隔操作に用いたハンドリング装置を使用して作
業が出来、埋設施設への搬送を同様にして行うことが出
来、不都合が起きることのないものである。図3は、本
発明に係る放射性廃棄物処理容器の第2実施例における
要部(補強部材2)の斜視図である。
【0019】本実施例にあっては、補強部材2を角パイ
プ12a,12bを用いて構成したものであり、基本的
な技術思想は前記実施例で述べたものと同じであるか
ら、詳細な説明は省略する。尚、13は、角パイプ12
a,12bの端部に形成された切欠部である。図4は、
本発明に係る放射性廃棄物処理容器の第3実施例におけ
る要部(補強部材2)の平面図である。
【0020】本実施例にあっては、補強部材2を角パイ
プ12a,12b,12cを用いて六手形に構成したも
のであり、基本的な技術思想は前記実施例で述べたもの
と同じであるから、詳細な説明は省略する。尚、13
は、角パイプ12a,12b,12cの端部に形成され
た切欠部である。図5は、本発明に係る放射性廃棄物処
理容器の第4実施例における要部(補強部材2)の平面
図である。
【0021】本実施例にあっては、補強部材2を角パイ
プ12a,12b,12cを用いてH形に構成したもの
であり、基本的な技術思想は前記実施例で述べたものと
同じであるから、詳細な説明は省略する。尚、13は、
角パイプ12a,12bの端部に形成された切欠部であ
る。図6は、本発明に係る放射性廃棄物処理容器の第5
実施例における要部(補強部材2)の斜視図である。
【0022】本実施例にあっては、補強部材2を山形鋼
22a,22bを用いて構成したものであり、基本的な
技術思想は前記実施例で述べたものと同じであるから、
詳細な説明は省略する。尚、23は、山形鋼22a,2
2bの端部に形成された切欠部である。図7は、本発明
に係る放射性廃棄物処理容器の第6実施例における空気
抜き用のパイプの側面図である。
【0023】本実施例にあっては、第1実施例で説明し
たJ形状に対して略S形状に構成し、注入した固型化材
9がパイプ5の上方から入り込むことがないようにした
ものであり、その他についての基本的な技術思想は第1
実施例のものと同じであるから、詳細な説明は省略す
る。図8は、本発明に係る放射性廃棄物処理容器の第7
実施例における空気抜き用のパイプの側面図である。
【0024】本実施例にあっては、注入した固型化材9
がパイプ5の上方から入り込むことがないようJ形状の
パイプ5の上端部に傘5aを設けたものであり、その他
についての基本的な技術思想は第1実施例のものと同じ
であるから、詳細な説明は省略する。
【0025】
【効果】放射性廃棄物が充填されている健全性が損なわ
れる可能性の有るドラム缶に対する処理が万全のものと
なり、輸送に供されるようになっても問題がない。しか
も、この放射性廃棄物処理容器として健全性が損なわれ
る可能性の有るドラム缶と同様な形状、つまり多少大き
めの相似形状なものとしておけば、健全性が損なわれて
いないドラム缶のハンドリング装置をそのまま使用で
き、新たなハンドリング装置を要することがないので作
業性も高く、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放射性廃棄物処理容器(第1実施
例)全体の断面図である。
【図2】本発明に係る放射性廃棄物処理容器(第1実施
例)要部の斜視図である。
【図3】本発明に係る放射性廃棄物処理容器(第2実施
例)要部の斜視図である。
【図4】本発明に係る放射性廃棄物処理容器(第3実施
例)要部の平面図である。
【図5】本発明に係る放射性廃棄物処理容器(第4実施
例)要部の平面図である。
【図6】本発明に係る放射性廃棄物処理容器(第5実施
例)要部の斜視図である。
【図7】本発明に係る放射性廃棄物処理容器(第6実施
例)要部の側面図である。
【図8】本発明に係る放射性廃棄物処理容器(第7実施
例)要部の断面図である。
【符号の説明】
A 健全性が損なわれたドラム缶 1 ドラム缶 2 補強部材 2a,2b 溝形鋼 3,13,23 切欠部 5 空気抜き用のパイプ 6 弾性体 7 補強用の環状リブ 8 蓋 9 固型化材 12a,12b,12c 角パイプ 22a,22b 山形鋼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柳 直昭 埼玉県熊谷市月見町二丁目1番1号 秩父 セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 深堀 真澄 東京都文京区本郷1−28−10 秩父セメン ト株式会社関連製品本部内 (72)発明者 伊野 三之 東京都中央区銀座1−7−10 日鐵ドラム 株式会社特殊缶事業部内 (72)発明者 宇多村 勝 神奈川県相模原市西橋本5−7−1 日鐵 ドラム株式会社技術センター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性廃棄物が固型化材と共に充填され
    てなる容器体を収納・固化する為の処理容器であって、
    前記容器体が収納された状態において前記処理容器の底
    部内面と容器体の底部外面との間に固型化材流入用の空
    間が形成されるよう容器体支持部材が設けられてなるこ
    とを特徴とする放射性廃棄物処理容器。
  2. 【請求項2】 処理容器の底部に空気抜き機構が設けら
    れてなることを特徴とする請求項1の放射性廃棄物処理
    容器。
  3. 【請求項3】 容器体支持部材が軸状に構成されてお
    り、この軸状の容器体支持部材によって処理容器の強度
    が向上するように構成されてなることを特徴とする請求
    項1の放射性廃棄物処理容器。
  4. 【請求項4】 容器体支持部材が軸状に構成されてお
    り、この軸状の容器体支持部材の端部近傍に容器体の位
    置決機構が構成されてなることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3の放射性廃棄物処理容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US12150530B2 (en) 2020-09-25 2024-11-26 Seiko Epson Corporation Strap and watch

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