JPH07130180A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH07130180A
JPH07130180A JP5276702A JP27670293A JPH07130180A JP H07130180 A JPH07130180 A JP H07130180A JP 5276702 A JP5276702 A JP 5276702A JP 27670293 A JP27670293 A JP 27670293A JP H07130180 A JPH07130180 A JP H07130180A
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JP
Japan
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semiconductor memory
memory device
signal
memory cell
pair
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Withdrawn
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JP5276702A
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English (en)
Inventor
Kikuo Kimura
村 貴久男 木
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】SRAMの各々のメモリセルに対してROMデ
ータを潜在的にプログラムすることができ、また通常動
作時はSRAMとして機能し、必要な時に必要な部分だ
けのROMデータをSRAMのメモリセルに顕在化させ
て読み出すことができる半導体記憶装置の提供。 【構成】互いにクロスカップルされた一対のインバータ
と、第1の電源および該インバータ対に接続された一対
の高抵抗負荷と、ワード線の電位によって導通が制御さ
れビット線対および該インバータ対に接続された一対の
トランスミッションゲートトランジスタとを有する高抵
抗負荷型スタティックメモリセルから構成される半導体
記憶装置であって、前記一対の高抵抗負荷のいずれか一
方が他方より低い抵抗値を有することを特徴とする半導
体記憶装置により、上記目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に、マスクROM(リード・オンリー・メモリー)の
機能を有するスタティックRAM(ランダム・アクセス
・メモリー)等の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電子機器のシステム基板上には各
種の半導体記憶装置が実装されている。これらの半導体
記憶装置はRAMおよびROMに大別され、それぞれ別
々のパッケージに封止されてプリント基板上に実装され
ている。しかし、RAMとROMをプリント基板上に別
々に実装することは実装面積の増大を招くので問題とな
る。また、実装効率を上げるために同一チップ内にRA
MとROMを混在したものもあるが、同一チップ内にR
AMとROMを混在したものはチップ面積が大きくな
り、その歩留りが悪くなるという問題点がある。さら
に、RAMを初期化する必要がある場合には、その初期
化のために必要な時間が掛かり過ぎることも問題となっ
ている。
【0003】ところで、従来のスタティックRAMのメ
モリセルは、ビット線対に接続された書き込み読み出し
用トランスファゲート対と、メモリセルを構成する2個
の互いにクロスカップルされたインバータを構成する2
個の高抵抗負荷および2個のトランジスタから構成され
ている。しかし、この従来のスタティックRAMにおい
て電源投入直後に各メモリセルに設定される初期値は、
メモリセルを構成する2個のインバータの僅かな電気的
特性の違いによって決定されている。従って、各々のメ
モリセルがHIGHレベルあるいはLOWレベルのいず
れの初期値に設定されるのかは不明であり、各々のメモ
リセルがある一定の初期値を必要とする場合には、全メ
モリセルに対して所定の初期値を書き込む作業が必要と
なるので、前述したように時間が掛かり過ぎることが問
題となっている。
【0004】上記の問題点を解決するために、特開平2
−218093号公報に開示されているような方法があ
る。即ち、従来のメモリセルの2個の高抵抗負荷に接続
されている電源をそれぞれ別々の電源とし、電源投入時
にそれぞれの電源の電圧値に差をつけたり、時間差をつ
けて電源を投入することによってROMデータを顕在化
させようとするものである。しかし、特開平2−218
093号公報に開示された方法では、電源投入後に潜在
化させたROMデータが全てのメモリセルに顕在化され
るので、RAM本来の機能としてメモリセルのデータを
書き換えた後にROMデータを再度顕在化させると、R
AMデータが全て消失してしまうという欠点がある。従
って、RAMとして使用した後に再度部分的にROMデ
ータを顕在化させるということができないし、ROMの
機能を有するRAMとして、ROMとRAMを兼用する
ことができないので、システム基板上で実装効率を高め
ることができないという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく種々の問題点をかえりみて、SRAM
の各々のメモリセルに対してROMデータを潜在的にプ
ログラムすることにより、通常動作時はSRAMとして
機能し、必要な時に必要な部分だけのROMデータをS
RAMのメモリセルに顕在化させて読み出すことができ
る半導体記憶装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様は、互いにクロスカップルされ
た一対のインバータと、第1の電源および該インバータ
対に接続された一対の高抵抗負荷と、ワード線の電位に
よって導通が制御されビット線対および該インバータ対
に接続された一対のトランスミッションゲートトランジ
スタとを有する高抵抗負荷型スタティックメモリセルか
ら構成される半導体記憶装置であって、前記一対の高抵
抗負荷のいずれか一方が他方より低い抵抗値を有するこ
とを特徴とする半導体記憶装置を提供するものである。
【0007】また、本発明の第2の態様は、上記第1の
態様の半導体記憶回路であって、さらに内部で生成され
るもしくは外部から入力されるセット信号に基づいて、
前記トランスミッションゲートトランジスタを非導通状
態とし、一定期間前記第1の電源の電位を第2の電源の
電位とする電源制御手段を有することを特徴とする半導
体記憶装置を提供するものである。
【0008】また、本発明の第3の態様は、上記第2の
態様の半導体記憶装置であって、前記高抵抗負荷型スタ
ティックメモリセルをマトリックス状に配置して構成さ
れた複数のメモリセルブロックと、ブロック選択信号に
基づいて前記複数のメモリセルブロックの少なくとも1
つの第1の電源を選択的に制御する手段とを有すること
を特徴とする半導体記憶装置を提供するものである。
【0009】また、本発明の第4の態様は、上記第2ま
たは3の態様の半導体記憶装置であって、前記高抵抗負
荷型スタティックメモリセルをマトリックス状に配置し
て構成されたメモリアレーと、行選択信号に基づいて1
または2以上の行の前記第1の電源を選択的に制御する
手段を有することを特徴とする半導体記憶装置を提供す
るものである。
【0010】また、本発明の第5の態様は、上記第1ま
たは2の態様の半導体記憶装置であって、さらに前記ビ
ット線対と第2の電源との間に接続されたビット線初期
化トランジスタ対と、内部で生成されるもしくは外部か
ら入力されるセット信号に基づいて前記トランスミッシ
ョンゲートトランジスタを導通状態とし一定期間前記ビ
ット線初期化トランジスタ対を導通させる制御手段とを
有することを特徴とする半導体記憶装置を提供するもの
である。
【0011】また、本発明の第6の態様は、上記第5の
態様の半導体記憶回路であって、前記高抵抗負荷型スタ
ティックメモリセルをマトリックス状に配置して構成さ
れた複数のメモリセルブロックと、ブロック選択信号お
よび前記セット信号に基づいて前記複数のメモリセルブ
ロックの少なくとも1つの前記トランスミッションゲー
トトランジスタを導通状態とし、一定期間前記少なくと
も1つのメモリセルブロックの前記ビット線初期化トラ
ンジスタ対を導通させる制御手段とを有することを特徴
とする半導体記憶装置を提供するものである。
【0012】また、本発明の第7の態様は、上記第5ま
たは6の態様の半導体記憶装置であって、前記高抵抗負
荷型スタティックメモリセルをマトリックス状に配置し
て構成されたメモリアレーと、行選択信号に基づいて1
または2以上の行の前記前記トランスミッションゲート
トランジスタを選択的に制御する手段とを有することを
特徴とする半導体記憶装置を提供するものである。
【0013】さらに、本発明の第8の態様は、上記第5
〜7のいずれかの態様の半導体記憶装置であって、前記
高抵抗負荷型スタティックメモリセルをマトリックス状
に配置して構成されたメモリアレーと、このメモリアレ
ーの列に列選択信号に基づいて選択的に前記第2の電源
の電位を供給する手段とを有することを特徴とする半導
体記憶装置を提供するものである。
【0014】
【発明の作用】本発明の第1の態様の半導体記憶装置
は、SRAMのメモリセルを構成する一対のインバータ
のそれぞれの高抵抗負荷の抵抗値に差を設けることによ
って、所望のROMデータを各メモリセルに対して潜在
化させるものである。また、本発明の第2〜8の各態様
の半導体記憶装置は、電源投入時には電源の立ち上がり
を検出して自動的にセット信号を生成することによりR
OMデータが顕在化されることは勿論、外部からセット
信号を入力することによって、ブロック単位、行単位お
よびビット単位で、必要な時に、必要な部分だけのRO
Mデータを顕在化させることができる。さらに、本発明
の第5〜8の各態様の半導体記憶装置は、強制的にメモ
リセルの記憶情報を初期化することによって、高速にR
OMデータを顕在化させることができる。
【0015】従って、本発明によれば、ROMデータを
顕在化させる為に要する手間を省くことができるし、ま
た、ROMデータを顕在化させる為に要する時間も大幅
に短縮することができる。さらに、システムのセルフテ
ストプログラムやブートアッププログラム等の様にアク
セス頻度の少ないプログラムデータを本発明の半導体記
憶装置に格納すれば、システム基板上に実装する部品点
数を削減することができる。また、本発明によれば、ブ
ロック単位、行単位およびビット単位でROMデータを
顕在化させることができるので、必要な部分のSRAM
データを保持しながら部分的にROMデータを読み出す
ことができる。
【0016】
【実施例】本発明に係わる半導体記憶装置を、添付の図
面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の態様の半導体記憶
装置を構成する高抵抗負荷型スタティックメモリセルの
一実施例の構成回路図である。トランジスタ1および2
はビット線プルアップ用負荷トランジスタである。メモ
リセルは書き込み読み出し用トランスファゲート3およ
び4と、高抵抗負荷5、6およびトランジスタ7、8か
ら構成されている。同図において、トランジスタ1およ
び2のソース端子およびゲート端子は共に電源に接続さ
れ、同様にドレイン端子はそれぞれビット線Bおよび反
転ビット線Bbに接続されている。また、トランスファ
ゲート3の一方の端子はビット線Bに接続されており、
他方の端子は記憶ノードm1を介して、高抵抗負荷5の
一方の端子とトランジスタ7のドレイン端子とトランジ
スタ8のゲート端子に接続されている。同様に、トラン
スファゲート4の一方の端子は反転ビット線Bbに接続
されており、他方の端子は記憶ノードm2を介して、高
抵抗負荷6の一方の端子とトランジスタ8のドレイン端
子とトランジスタ7のゲート端子に接続されている。な
お、記憶ノードm1およびm2の配線容量やトランジス
タ7および8のゲート容量等を、それぞれ寄生容量9お
よび10として点線で図示している。また、トランスフ
ァゲート3および4のゲート端子には共にワード線WL
が入力されおり、高抵抗負荷5および6の他方の端子は
短絡されて電源Vccに接続されている。なお、電源V
ccは他回路と独立した電源であるのが好ましい。
【0018】ここで、高抵抗負荷5およびトランジスタ
7、そして高抵抗負荷6およびトランジスタ8は共にイ
ンバータを構成しており、それぞれの出力端子、即ち、
記憶ノードm1およびm2を互いに他方の入力端子、即
ち、トランジスタ8および7のゲート端子に入力し、一
対のインバータを互いにクロスカップルしてフリップフ
ロップとすることによってメモリセルを構成している。
ここで、本発明のメモリセルは従来例のメモリセルに対
してSRAMとして正常に動作させることができる範囲
で、潜在化させたいROMデータの内容に基づいていず
れか一方の高抵抗負荷5または6の抵抗値を通常の値よ
り大きく、または小さくしてある。なお、高抵抗負荷5
または6の抵抗値を調整する手段としては、高抵抗負荷
領域に選択的に不純物を注入する方法、あるいはレイア
ウトパターン上で抵抗素子の長さや幅を変更する方法等
がある。
【0019】ここで、図示例のメモリセルにおいて、高
抵抗負荷5または6の抵抗値の一方を大きく、または小
さくした場合にもSRAMとして正常に動作させるため
には、メモリセルを構成するフリップフロップが2つの
安定点を有すれば良い。即ち、SRAMのメモリセルは
1ビットのデータとしてHIGHレベルまたはLOWレ
ベルのいずれのデータをも保持することができれば良
い。例えば、ROMデータに基づいて高抵抗負荷5の抵
抗値を下げていくと、メモリセルは1つの安定点しか有
さない限界点に到達する。即ち、メモリセルはその記憶
ノードm1にHIGHレベルを保持し、LOWレベルに
書き換えることができない状態となる。これは、高抵抗
負荷5の抵抗値を下げすぎたために、トランジスタ7が
電源Vccから高抵抗負荷5を介して流れる電流を引き
抜くことができず、記憶ノードm1の電位をLOWレベ
ルにすることができなくなるからである。従って、高抵
抗負荷5が1つの安定点しか有さない限界点よりも大き
な抵抗値を有していれば、メモリセルは2つの安定点を
有することになり、SRAMとしてHIGHレベルまた
はLOWレベルの1ビットのデータを保持することがで
きる。実際にはデータ干渉、データリテンション特性に
対するマージンを必要とすることから、単に安定点が2
つあるということだけでなく、ある程度の安定度を有す
るように最適設計されているのが好ましい。
【0020】図1に示した本発明の第1の態様の半導体
記憶装置を構成するスタティックRAMのメモリセルの
動作を詳しく説明する。従来のメモリセルの高抵抗負荷
5および6は、ほぼ同等の抵抗値となるように設計され
ており、その抵抗値は数100G(1G=109 )Ω〜
数100T(1T=1012)Ωに設定されているが、同
図に示したメモリセルにおいては、SRAMとして正常
に動作させることができる範囲で、高抵抗負荷5の抵抗
値は高抵抗負荷6の抵抗値よりも小さくしてあるものと
する。
【0021】まず、図1に示すメモリセルに電源が投入
された直後の動作について説明する。電源が投入される
と、トランジスタ1および2によって、それぞれビット
線Bおよび反転ビット線BbがHIGHレベルにプルア
ップされるが、図示していないロウデコーダから入力さ
れるワード線WLがLOWレベルであると考えれば、記
憶ノードm1およびm2はビット線Bおよび反転ビット
線Bbから電気的に切り離された状態となる。この状態
において記憶ノードm1およびm2には、電源Vccか
ら高抵抗負荷5および6を介して流れる電流が寄生容量
9および10に充電される。この時、上述のように高抵
抗負荷5の抵抗値は高抵抗負荷6の抵抗値よりも小さい
ので、記憶ノードm1の電位は記憶ノードm2の電位よ
りも早く高い電位となる。ここで、記憶ノードm1およ
びm2は、それぞれトランジスタ8および7のゲート端
子に入力されているので、電位が早く高くなる方の記憶
ノードm1がゲート端子に入力されているトランジスタ
8がトランジスタ7よりも先にオン(ON)となる。従
って、オン(ON)となったトランジスタ8のドレイン
端子に接続されている記憶ノードm2はその寄生容量1
0に充電された電荷が放電されるのでLOWレベルとな
る。一方、記憶ノードm2はトランジスタ7のゲート端
子に入力されているので、トランジスタ7はオフ(OF
F)となる。従って、オフ(OFF)となったトランジ
スタ7のドレイン端子に接続されている記憶ノードm1
はその寄生容量9に充電された電荷によってHIGHレ
ベルが確定する。
【0022】次に、このSRAMメモリセルにSRAM
としてのデータを書き込む場合の動作について説明す
る。前述のように記憶ノードm1およびm2に、それぞ
れHIGHレベルおよびLOWレベルが保持されている
状態から、記憶ノードm1およびm2に、それぞれLO
WレベルおよびHIGHレベルを書き込む場合について
説明する。トランジスタ1および2によって、それぞれ
ビット線Bおよび反転ビット線BbがHIGHレベルに
プルアップされており、図示していないロウデコーダか
ら入力されるワード線WLもLOWレベルである。この
状態において、ビット線Bおよび反転ビット線Bbは図
示していないドライバによってそれぞれLOWレベルお
よびHIGHレベルにされる。その後、図示していない
ロウデコーダから入力されるワード線WLがHIGHレ
ベルになると、記憶ノードm1およびm2は、それぞれ
トランスファゲート3および4を介してビット線Bおよ
び反転ビット線Bbに接続される。従って、寄生容量9
に充電された電荷は図示していないドライバを介して放
電され、記憶ノードm1はLOWレベルとなり、記憶ノ
ードm1がゲート端子に入力されているトランジスタ8
はオフ(OFF)となる。一方、反転ビット線Bbはト
ランジスタ2及び図示していないドライバによってHI
GHレベルにされており、また上述のようにトランジス
タ8はオフ(OFF)となっているので、寄生容量10
には電荷が充電されて記憶ノードm2はHIGHレベル
となる。従って、記憶ノードm2がゲート端子に入力さ
れているトランジスタ7はオン(ON)となり、記憶ノ
ードm1のLOWレベルが確定する。最後に、ワード線
WLをLOWレベルに戻し、ビット線B及び反転ビット
線Bbから記憶ノードm1およびm2を切り離すことに
よってSRAMとしてのデータの書き込み動作が完了す
る。
【0023】次に、メモリセルに保持されているSRA
Mとしてのデータを読み出す場合の動作について説明す
る。前述のように記憶ノードm1およびm2に、それぞ
れLOWレベルおよびHIGHレベルが保持されている
状態から、ビット線Bおよび反転ビット線Bbにそのデ
ータを読み出す場合について説明する。トランジスタ1
および2によって、それぞれビット線Bおよび反転ビッ
ト線BbがHIGHレベルにプルアップされており、図
示していないロウデコーダから入力されるワード線WL
もLOWレベルである。この状態において、図示してい
ないロウデコーダから入力されるワード線WLがHIG
Hレベルになると、記憶ノードm1およびm2は、それ
ぞれトランスファゲート3および4を介してビット線B
および反転ビット線Bbに接続される。従って、オン
(ON)となっているトランジスタ7を介してビット線
Bの電荷が引き抜かれるので、ビット線BはLOWレベ
ルとなる。一方、トランジスタ8はオフ(OFF)とな
っているので、反転ビット線BbはHIGHレベルを保
持する。このビット線の電位を図示しないセンスアンプ
で増幅し、さらにバッファ回路を経て、データを出力し
て読み出し動作が完了する。
【0024】なお、前述のように記憶ノードm1および
m2に、それぞれLOWレベルおよびHIGHレベルが
保持されている状態において、記憶ノードm1およびm
2に、それぞれHIGHレベルおよびLOWレベルを書
き込み、再度読み出す場合の動作についても全く同様に
動作するので、その説明は省略する。
【0025】次に、図1に示したメモリセルにおいて、
一旦、SRAMとしてデータを書き込み読み出した後
に、外部から入力されるセット信号SETによってRO
Mデータを顕在化させる場合の動作について、図2に示
す本発明の第2の態様の半導体記憶装置の一実施例の構
成回路図を用いて説明する。図2に示した半導体記憶装
置はロウデコーダ13と、本発明の第1の態様の半導体
記憶装置を構成するメモリセルからなるメモリアレイ1
4と、内部アドレス発生回路15と、図示しないメモリ
セル電源電圧制御回路とから構成されている。ここで、
ロウデコーダ13および内部アドレス発生回路15はワ
ード線選択回路を構成し、このワード線選択回路とメモ
リセル電源電圧制御回路(図示せず)とは、本発明の電
源制御手段を構成する。
【0026】内部アドレス発生回路15はアドレスバッ
ファ15a、15bとプリデコーダ15cから構成され
ており、メモリアレイ14は64ワードのメモリセルか
ら構成されている。同図において、外部アドレス信号X
0〜X5は内部アドレス発生回路15に入力されてい
る。ここで、外部アドレス信号X0〜X3はアドレスバ
ッファ15aに入力されて、アドレスバッファ15aか
らは外部アドレス信号X0〜X3のバッファ信号AX0
〜AX3および反転信号AX0b〜AX3bがロウデコ
ーダ13に対して入力されている。同様に、外部アドレ
ス信号X4とX5はアドレスバッファ15bに入力され
て、アドレスバッファ15bからは外部アドレス信号X
4とX5のバッファ信号AX4、AX5および反転信号
AX4b、AX5bがプリデコーダ15cに対して入力
され、プリデコーダ15cからは外部アドレス信号X4
とX5のデコード信号AP1〜AP4がロウデコーダ1
3に対して入力されている。
【0027】ロウデコーダ13は内部アドレス発生回路
からの入力信号を受けて、外部アドレス信号X0〜X5
に対応するワード線WL0〜WL63の選択信号を発生
し、メモリアレイ14に対して出力する。なお、ロウデ
コーダ13は、全ては図示されていないが、外部アドレ
ス信号X0〜X3をデコードする16個のNANDゲー
ト13bと、同様に外部アドレス信号X4とX5のデコ
ード信号AP1〜AP4および16個のNANDゲート
13bの出力信号からワード線WL0〜WL63の選択
信号を発生する64個のNORゲート13cとから構成
されている。
【0028】次に図3に、図2に示した本発明の第2の
態様の半導体記憶回路を構成するプリデコーダ15cの
一実施例の構成回路図を示す。図3に示したプリデコー
ダ15cはPチャネルトランジスタ16a、16b、1
6c、16dおよびNチャネルトランジスタ17a、1
7b、17c、17dから構成されている。トランジス
タ16a、16b、16cは直列に接続されており、そ
のソース端子はそれぞれ電源、トランジスタ16aおよ
び16bのドレイン端子に接続されている。また、トラ
ンジスタ17a、17b、17cは並列に接続されてお
り、そのソース端子は全て接地され、そのドレイン端子
は短絡されてアドレスバッファ15bの出力信号AX4
またはAX4bが入力される信号線n53を介してトラ
ンジスタ16cのドレイン端子に接続されている。ここ
で、トランジスタ16a、17aのゲート端子にはセッ
ト信号SETが外部から入力され(もしくは、システム
電源投入時に内部で生成され)、同様に、トランジスタ
16b、17bにはアドレスバッファ15bの出力信号
AX5またはAX5bが入力される信号線n52が、ト
ランジスタ16c、17cには信号線n51がそれぞれ
入力されている。従って、Nチャネルトランジスタ16
a、16b、16cおよびPチャネルトランジスタ17
a、17b、17cは3入力のNORゲートを構成し、
その入力はセット信号SET入力、信号線n51および
n52であり、その出力は信号線n53となっている。
そして、信号線n53はインバータを構成するPチャネ
ルトランジスタ16dおよびNチャネルトランジスタ1
7dの両ゲート端子に入力され、トランジスタ16dお
よび17dのソース端子はそれぞれ電源および接地に接
続され、そのドレイン端子は短絡されてプリデコード信
号AP1〜AP4が出力される信号線n54となってい
る。信号線n54はロウデコーダ13のNORゲート1
3cの入力端子に入力される。
【0029】上述の図1、図2および図3に示した本発
明の第2の態様の半導体記憶装置において、図2に示し
た64ワードのメモリアレイ14全てのメモリセルに対
してセット信号SETに基づいてROMデータを顕在化
させるための回路動作を説明する。ここで、図1に示し
たメモリセルにおいて、記憶ノードm1およびm2の値
はそれぞれLOWレベルおよびHIGHレベルを保持し
ており、また、前述のとおり高抵抗負荷5の抵抗値は高
抵抗負荷6の抵抗値よりも小さく設定されている、即
ち、ROMデータを顕在化させた場合には、記憶ノード
m1およびm2の値がそれぞれHIGHレベルおよびL
OWレベルになるものとして、図4に示すタイミングチ
ャートに従って本発明の半導体記憶装置の動作を説明す
る。
【0030】まず、セット信号SETがLOWレベルで
あり、ROMデータを顕在化させる前にRAMとして機
能している状態を説明する。メモリセルの電源Vccは
HIGHレベルであり、上述の通り、記憶ノードm1お
よびm2の値はそれぞれLOWレベルおよびHIGHレ
ベルを保持している。なお、図4のタイミングチャート
において、記憶ノードm1は点線で、記憶ノードm2は
実線で示されている。また、外部アドレス信号X0〜X
5によって指定されているワードのワード線WLはHI
GHレベルであり、その他のワード線WLはLOWレベ
ルである。なお、図4のタイミングチャートにおいて、
外部アドレス信号X0〜X5によって指定されているワ
ードのワード線WLは実線で、その他のワード線は点線
で示されている。
【0031】次に、セット信号SETをHIGHレベル
にした場合、図3に示したプリデコーダ15cにおい
て、トランジスタ16aおよび17aはそれぞれオフ
(OFF)およびオン(ON)となるので、その他の入
力信号、即ち信号線n51およびn52への入力信号
(X4、X4b、X5、X5b)の値にかかわらず信号
線n53はLOWレベルとなり、インバータを介して信
号線n54はHIGHレベルとなる。従って、図3に示
したプリデコーダ15cの全ての出力信号AP1〜AP
4はHIGHレベルとなり、ロウデコーダ13のNOR
ゲート13cの入力端子に入力されて、その出力信号で
あるワード線WL0〜WL63は全てLOWレベルに固
定される。
【0032】ここで、ワード線制御回路によるワード線
WLの制御方法について説明する。図1に示したメモリ
セルにおいて、ワード線WLがHIGHレベルの状態で
ROMデータを顕在化しようとした場合、記憶ノードm
1およびm2はそれぞれトランスファゲート3および4
を介してビット線Bおよび反転ビット線Bbに接続さ
れ、ビット線プルアップ用トランジスタ1および2によ
って記憶ノードm1およびm2の電位が引き上げられの
で、高抵抗負荷5および6の抵抗値の違いによって決定
される僅かな時定数の違いによる電位上昇速度の差はほ
とんどなくなり、ROMデータを安定的に顕在化するこ
とができなくなる。またROMデータを顕在化させる場
合に、ビット線プルアップ用トランジスタ1および2が
オフ(OFF)となる様に制御したとしても、ビット線
Bおよび反転ビット線Bbに接続されることによって、
記憶ノードm1およびm2の寄生容量9および10には
ビット線Bおよび反転ビット線Bbの寄生容量が加えら
れるので、ビット線Bと反転ビット線Bbの容量のアン
バランスがROMデータに基づいて決められた時定数の
関係を無に帰してしまう。記憶ノードm1およびm2の
電位上昇速度は極めて緩やかになるのでノイズ等の影響
を受けやすくなる。従って、ワード線WL0〜WL63
を全てオフ(OFF)にすることによって、記憶ノード
m1およびm2をビット線Bおよび反転ビット線Bbか
ら切り離す必要があるのである。
【0033】上述のように全てのワード線WL0〜WL
63がオフ(OFF)となった後、メモリセルの電源電
圧VccをLOWレベルにする。これは例えば後述する
図12の立ち上がり検出回路等をメモリセル電源電圧制
御回路として使用してセット信号SETの立ち上がりを
検出することによって、同様に後述する図13のタイミ
ングチャートに示した様に一定時間自動的にメモリセル
の電源VccをLOWレベルにすることができる。即
ち、図12に示した立ち上がり検出回路をメモリセル電
源電圧制御回路として用いる場合には、セット信号SE
Tを入力すればクロックパルス信号φSETBがメモリセル
の電源電圧Vccとして出力される。ただし本発明に用
いられるメモリセル電源電圧制御回路はこれに限定され
ることなく、図4のタイミングチャートに示した様にセ
ット信号SETがHIGHレベルになった時点から、あ
る一定期間LOWレベルを保持できる様な回路であれば
どの様な回路でも良い。この時、LOWレベルになった
メモリセルの電源電圧Vccによって、記憶ノードm2
は寄生容量9に充電された電荷が高抵抗負荷6を介して
引き抜かれ、緩やかにLOWレベルとなる。従って、記
憶ノードm1およびm2は共にLOWレベルに初期化さ
れる。
【0034】全てのメモリセルの記憶ノードm1および
m2がLOWレベルに初期化された後、メモリセルの電
源電圧VccがLOWレベルから再びHIGHレベルへ
と変化する。これは後述する図12に示す立ち上がり検
出回路において遅延回路21の遅延時間を調整すること
によって、全てのメモリセルの記憶ノードm1およびm
2がLOWレベルに初期化された後に、メモリセルの電
源VccがHIGHレベルに立ち上がる様にすることが
できる。メモリセルの電源VccがHIGHレベルにな
ると、高抵抗負荷5および6を介して記憶ノードm1お
よびm2の寄生容量9および10は共に充電されるが、
高抵抗負荷5の抵抗値が高抵抗負荷6の抵抗値よりも小
さいので、時定数の違いによって記憶ノードm1の電位
上昇速度は記憶ノードm2の電位上昇速度を上回る。従
って、記憶ノードm1がゲート端子に入力されているト
ランジスタ8が記憶ノードm2がゲート端子に入力され
ているトランジスタ7よりも先にオン(ON)となり、
瞬時に記憶ノードm2の寄生容量10に充電された電荷
は放電されてメモリセルの状態が確定する。即ち、RO
Mデータを顕在化することができた。なお、メモリセル
の電源Vccは全てのメモリセルに共通に接続されてい
るので全てのメモリセルに対して同時にROMデータが
顕在化されることになる。この場合、他のメモリセルで
は、ROMデータに対応して一対の高抵抗負荷の一方が
低抵抗化されているので、各メモリセル毎に独立にRO
Mデータの顕在化が行われる。
【0035】最後に、セット信号SETをHIGHレベ
ルからLOWレベルに戻した場合、図3に示したプリデ
コーダ15cは、その入力信号、即ち信号線n51およ
びn52に従った出力信号、即ち信号線n54を出力す
る。また、アドレスバッファ15aも外部アドレス信号
X0〜X3に従った内部アドレスを出力するので、ロウ
デコーダ13からは外部アドレス信号X0〜X5によっ
て指定されたワード線WLのみにHIGHレベルが出力
され、その他のワード線WLはLOWレベルが出力され
る。従って、通常のSRAMとして動作する状態に復帰
することができるので、顕在化されたROMデータをS
RAMに保持されているデータとして読み出すことがで
きる。
【0036】なお、通常のSRAMとしての書き込みお
よび読み出しの動作は、既に詳細に説明したのでその説
明は省略する。また、本実施例では、メモリアレイ14
は64ワードのメモリセルから構成されているので、ロ
ウデコーダ13から64本のワード線WL0〜WL63
が生成されているが、本発明の半導体記憶回路はこれに
限定されるものではなく、メモリアレイ14は128ワ
ードでも256ワードでも幾らでも良いし、ロウデコー
ダ13の回路構成はメモリアレイ14のワード数に応じ
たワード線が発生できればどのような回路でも良い。ま
た、本実施例において説明したROMデータを顕在化さ
せる場合の動作は、システム電源投入時に、例えば後述
する図12に示した立ち上がり検出回路を使用してシス
テム電源の立ち上がりを検出する等の方法によってセッ
ト信号SETを内部で生成することにより自動的に行う
こともできる。さらに、システム電源投入後は、外部か
ら入力されるセット信号SETによって任意の時に何度
でもROMデータを顕在化させることができる。
【0037】図5に、本発明の第3の態様の半導体記憶
装置の一実施例の構成回路図を示す。図5に示す半導体
記憶装置はロウデコーダ13d、13e、13f、13
gと、16ワードのメモリアレイ14a、14b、14
c、14dから構成されている。同図の半導体記憶装置
は64ワードのメモリアレイを4個の16ワードのメモ
リアレイのブロック(メモリセルブロック)に分割し、
本発明の第2の態様の実施例において説明したROMデ
ータを顕在化させる方法を16ワードのメモリアレイの
各ブロック毎に適用できるようにしたものである。従っ
て、各メモリアレイブロックに対する各ワード線WLを
発生するロウデコーダ13d、13e、13f、13g
と、16ワードのメモリアレイ14a、14b、14
c、14dは図1〜図3に示す本発明の第2の態様の実
施例において説明したような回路構成および接続を有し
ているので、詳細な図示および説明を省略する。また、
内部アドレス発生回路15の図示および説明も省略す
る。なお、各メモリアレイ14a、14b、14c、1
4dのメモリセルの電源にはそれぞれVcc1、Vcc
2、Vcc3、Vcc4が接続されている。
【0038】ここで図6は、図5に示した本発明の第3
の態様の半導体記憶装置を構成する各々の16ワードの
メモリアレイのブロックに供給するメモリセルの電源V
cc1、Vcc2、Vcc3、Vcc4を発生する電源
制御回路の一実施例の構成回路図である。図6に示す電
源制御回路は4個のNORゲート23と、4個のNAN
Dゲート24と、インバータ25とから構成されてい
る。同図において、4個のNORゲート23の入力端子
にはブロック選択アドレス信号Z0およびZ1とその反
転信号Z0bおよびZ1bが入力されて、その4本の出
力はブロック選択アドレス信号Z0およびZ1とその反
転信号Z0bおよびZ1bのデコード信号となりそれぞ
れ4個のNANDゲート24の一方の入力端子に入力さ
れている。また、メモリセルの電源Vccはインバータ
25の入力端子に入力され、インバータ25の出力端子
は4個のNANDゲート24のもう一方の入力端子に入
力され、4個のNANDゲート24の出力端子はそれぞ
れメモリセルの電源Vcc1、Vcc2、Vcc3、V
cc4に接続されている。
【0039】図5および図6に示す本発明の第3の態様
の半導体記憶装置の動作を説明する。まず、ROMデー
タを顕在化させたいメモリアレイのブロックをブロック
選択アドレス信号Z0、Z1およびその反転信号Z0
b、Z1bによって指定する。図6に示す電源制御回路
によって、ブロック選択アドレス信号Z0およびZ1に
よって指定したメモリアレイのブロックで使用されてい
るメモリセルの電源のみがROMデータを顕在化させる
場合にその制御を受け、その他のメモリセルの電源は常
にHIGHレベルを保持する。これ以後のROMデータ
を顕在化させる場合の動作は第2の態様の実施例におい
て説明した動作と全く同様であるから、その説明は省略
するがブロック選択アドレス信号Z0およびZ1によっ
て指定されたメモリアレイのブロックのみにROMデー
タが顕在化し、その他のメモリアレイのブロックはSR
AMのデータをそのまま保持することができる。
【0040】なお、本実施例では64ワードのメモリア
レイを4個の16ワードのメモリアレイのブロックに分
割し、図6に示す電源制御回路によって4個の16ワー
ドのメモリアレイのブロックの中からブロック選択アド
レス信号Z0およびZ1によって指定されたブロックの
みに対してROMデータを顕在化させるものであるが、
本発明はこれに限定されることなく、例えばメモリアレ
イは何ワードでも良く、また何分割しても良いことは言
うまでもない。また、例えば図6に示す電源制御回路に
おいて、NORゲート23の入力端子にはブロック選択
アドレス信号Z0およびZ1とその反転信号Z0bおよ
びZ1bが入力され、選択されたブロックに択一的に電
源電圧Vccが供給されているが、本発明はこれに限定
されず、任意の複数を選択できるように構成すれば、例
えばNORゲート23に入力する代わりに4本のブロッ
ク選択アドレス信号をNANDゲート24に直接入力す
ることによって、任意の複数のメモリアレイのブロック
に対して同時にROMデータを顕在化させることができ
る。
【0041】図7は、本発明の第4の態様の半導体記憶
装置の一実施例の構成回路図である。図7に示す本態様
の半導体記憶装置と図2に示す本発明の第2の態様の実
施例の半導体記憶装置とは、行電源デコーダ26が追加
された点においてのみ異なる。従って、図7に示す半導
体記憶装置は、行電源デコーダ26を付加することによ
って行単位でメモリセルの電源を制御できるようにし、
第2の態様のROMデータの顕在化の方法を行単位(ワ
ード単位)で適用できる様にしたものである。
【0042】ここで図8は、図7に示す本実施例の半導
体記憶装置の電源制御手段を構成する行電源デコーダ2
6および内部アドレス発生回路15の一実施例の構成回
路図である。図8に示す行電源デコーダ26および内部
アドレス発生回路15と、図2に示す第2の態様の半導
体記憶装置のワード線選択回路を構成するロウデコーダ
13および内部アドレス発生回路15とは、内部アドレ
ス発生回路15を構成するプリデコーダ15cに入力さ
れるセット信号SETが反転され、即ち、プリデコーダ
15が、セット信号SETによるワード線選択機能に代
えてセット信号SETがLOWレベルの場合に全行の電
源が強制選択される機能を有している点と、行電源デコ
ーダ26を構成するロウデコーダ13の出力信号、即ち
ワード線WL0〜WL63をNANDゲート26aの一
方の入力端子に入力し、NANDゲート26aの他方の
入力端子にはメモリセルの電源Vccの反転信号を入力
し、その出力信号が各行毎のメモリセルの電源Vcc1
〜Vcc64になっている点を除いて同様であるから、
同一の構成要素には同一の符号を付し、その構成および
作用の詳細な説明は省略する。
【0043】図7および図8に示す本実施例の半導体記
憶装置においては、ロウデコーダ13によって外部アド
レス信号X0〜X5の値にかかわらず、全てのワード線
は非選択状態に固定され、外部アドレス信号X0〜X5
によって指定された行に対応するメモリセルの電源のみ
に電源電圧Vccが供給されるので、選択された任意の
1行のみにROMデータを顕在化させることができる。
この時、その他の非選択行のメモリセルの電源は常にH
IGHレベルを保持し、通常の電源電圧に固定され、S
RAMのデータをそのまま保持することができる。
【0044】なお、本実施例においては1行単位でRO
Mデータを顕在化させる場合についてのみ説明している
が、本発明はこれに限定されるものではなく行電源デコ
ーダ26の構成によって、同時に任意の複数の行に対し
てROMデータを顕在化させることもできる。また、第
2の態様の様に、メモリアレイ14をブロック分割し、
ユーザーの使用目的に合わせて適宜メモリアレイの一部
または複数のブロックに対して本態様の行単位によるR
OMデータの顕在化の方法を適用すれば、もっとシステ
ムに適合した範囲以内でROMデータを顕在化すること
ができる。
【0045】図9は、本発明の第5の態様の半導体記憶
装置を構成するメモリセルの一実施例の構成回路図であ
る。図1に示す本発明の第1の態様の半導体記憶装置を
構成するメモリセルと図9に示す本態様のメモリセルと
の相違点は、ビット線Bおよび反転ビット線Bbを介し
て記憶ノードm1およびm2の電位を強制的にグランド
レベルに引き抜くためのトランジスタ11および12を
有する点だけであるから、同一の構成要素には同一の符
号を付し、その詳細な説明は省略する。即ち、図9に示
す本態様のメモリセルの特徴は、図1に示す本発明の第
1の態様の半導体記憶装置を構成するメモリセルに対し
てトランジスタ11および12のドレイン端子を、それ
ぞれビット線Bおよび反転ビット線Bbに接続し、同様
にソース端子は共に接地して、ゲート端子には共にクロ
ックパルス信号φBLを入力し、このクロックパルス信号
φBLにより接地トランジスタ11および12をオンさせ
てビット線Bおよび反転ビット線Bbの両方を一時的に
グランドレベルにドライブすることによって、記憶ノー
ドm1およびm2の初期化を高速で行うことができる点
である。
【0046】上記の図9に示すメモリセルからなる本発
明の第5の態様の半導体記憶装置の一実施例の構成回路
図を図10に示す。図10に示す本態様の半導体記憶装
置は、図2に示す本発明の第2の態様の半導体記憶装置
と、内部アドレス発生回路15を構成するアドレスバッ
ファ15dおよびプリデコーダ15eを除いて同一であ
るので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳
細な説明は省略する。即ち、図10に示す本態様の半導
体記憶装置は、セット信号SETをHIGHレベルにす
ることによって、アドレスバッファ15dによって強制
的にその全ての出力信号をHIGHレベルにすることが
できるプリデコーダ15eをセット信号SETよりも優
先するクロックパルス信号φSETBによる制御によって、
強制的にその出力信号を全てLOWレベルにすることが
できる。なお、アドレスバッファ15dの具体的な構成
回路は図示しないが、セット信号SETをHIGHレベ
ルにすることによって、強制的にアドレスバッファ15
aの全ての出力信号をHIGHレベルにすることができ
ればどの様な回路でも良い。例えばアドレスバッファ1
5dの出力信号にORゲートを追加し、その一方の端子
全てにセット信号SETを入力することによって構成す
ることができる。
【0047】ここで図11は、図10に示した本態様の
半導体記憶装置のプリデコーダ15eの一実施例の構成
回路図である。図11に示すプリデコーダ15eは図3
に示す第2の態様のプリデコーダ15cとPチャネルト
ランジスタ18およびNチャネルトランジスタ19が付
加されている点を除いて同一であるので、同一の構成要
素には同一の符号を付し、その説明は省略する。即ち、
図11に示すプリデコーダ15eの特徴は、図3に示す
プリデコーダ15cに対して、トランジスタ17a、1
7b、17cのソース端子を短絡してトランジスタ19
のドレイン端子に接続し、トランジスタ19のソース端
子は接地している点と、トランジスタ18のドレイン端
子は信号線n53に接続してそのソース端子は電源に接
続している点、およびトランジスタ18および19のゲ
ート端子にはクロックパルス信号φSETBを入力している
点である。
【0048】次に、前述のクロックパルス信号φSETB
よびφBLを発生する立ち上がり検出回路の一実施例の構
成回路図を図12に示す。図12に示した立ち上がり検
出回路はインバータ20a、20b、20cおよび20
dと、遅延回路21と、NORゲート22から構成され
ている。同図において、インバータ20aの入力端子に
はセット信号SETが入力されており、その出力端子は
信号線n72を介して遅延回路21の入力端子およびN
ORゲート22の一方の入力端子に入力されている。ま
た、遅延回路21の出力端子はインバータ20bの入力
端子に入力され、インバータ20bの出力端子は信号線
n73を介してNORゲート22のもう一方の入力端子
に入力されている。NORゲートの出力端子はインバー
タ20cの入力端子に入力され、インバータ20cの出
力端子はクロックパルス信号φSE TBとなると同時にイン
バータ20dの入力端子に入力され、インバータ20d
の出力端子はクロックパルス信号φBLとなっている。な
お、遅延回路21は入力された信号をある一定時間後に
出力するための回路であり、偶数個のインバータを直列
に接続したものや、積分回路を利用したものなどどの様
な回路でも良い。
【0049】図13は、図12に示す立ち上がり検出回
路の動作を示すタイミングチャートである。同図に示す
タイミングチャートは図12に示す立ち上がり検出回路
への入力信号、即ちセット信号SETがLOWレベルか
らHIGHレベルへと変化した後、再びLOWレベルに
変化する場合の各信号線n72、n73および、図12
に示す立ち上がり検出回路の出力信号、即ち、クロック
パルス信号φSETBおよびクロックパルス信号φBLの動作
を示している。まず、セット信号SETがLOWレベル
である場合、各信号線n72、n73、クロックパルス
信号φSETBおよびクロックパルス信号φBLの状態は、そ
れぞれHIGHレベル、LOWレベル、HIGHレベル
およびLOWレベルである。次に、セット信号SETが
LOWレベルからHIGHレベルへと変化した場合、信
号線n72はインバータ20aによって反転されるので
LOWレベルとなり、信号線n73は遅延回路によって
一定時間だけ遅延した後にインバータ20bによって反
転されてHIGHレベルとなる。またクロックパルス信
号φSETBはNORゲート22およびインバータ20cに
よって、信号線n72およびn73の論理和となるから
信号線n72が立ち下がった直後に立ち下がり、信号線
n73が立ち上がった直後に立ち上がる。同様に、クロ
ックパルス信号φBLはインバータ20dによってクロッ
クパルス信号φSETBが反転された信号であるから、信号
線n72が立ち下がった直後に立ち上がり、信号線n7
3が立ち上がった直後に立ち下がる。従って、セット信
号SETが立ち上がると遅延回路21によって指定され
た一定時間、クロックパルス信号φSETBはLOWレベル
になり、クロックパルス信号φBLはHIGHレベルにな
る。なお、本発明はこれに限定されず、同様なタイミン
グを発生できる回路であればどの様な回路でも良い。
【0050】図9、図10および図11に示す本発明の
第5の態様の半導体記憶装置において、図10に示す6
4ワードのメモリアレイ14全てのメモリセルに対して
ROMデータを顕在化させるための回路動作を詳しく説
明する。図9に示すメモリセルにおいて、記憶ノードm
1およびm2の値はそれぞれLOWレベルおよびHIG
Hレベルを保持しており、また、高抵抗負荷5の抵抗値
は高抵抗負荷6の抵抗値よりも小さく設定されている、
即ち、ROMデータを顕在化させた場合には、記憶ノー
ドm1およびm2の値がそれぞれHIGHレベルおよび
LOWレベルになるものとして、図14に示すタイミン
グチャートに従って本態様の半導体記憶装置の動作を説
明する。
【0051】まず、セット信号SETがLOWレベルで
あり、ROMデータを顕在化させる前にRAMとして機
能している状態を説明する。メモリセルの電源は常にH
IGHレベルであり、上述の通り、記憶ノードm1およ
びm2の値はそれぞれLOWレベルおよびHIGHレベ
ルを保持している。なお、図14のタイミングチャート
において、記憶ノードm1は点線で、記憶ノードm2は
実線で示してある。また、外部アドレス信号X0〜X5
によって指定されているワードのワード線WLはHIG
Hレベルであり、その他のワード線WLはLOWレベル
である。なお、図14のタイミングチャートにおいて外
部アドレス信号X0〜X5によって指定されているワー
ドのワード線WLは実線で、その他のワード線WLは点
線で示されている。さらに、クロックパルス信号φSETB
およびφBLはそれぞれHIGHレベルおよびLOWレベ
ルであり、図14のタイミングチャートにおいて、それ
ぞれ実線および点線で示されている。
【0052】次に、セット信号SETをHIGHレベル
にした場合、図12に示す立ち上がり検出回路によっ
て、クロックパルス信号φSETBおよびφBLが同時にそれ
ぞれLOWレベルおよびHIGHレベルとなる。まず、
クロックパルス信号φSETBがLOWレベルになることに
よって、図11に示すプリデコーダ15eにおいて、ト
ランジスタ18および19はそれぞれオン(ON)およ
びオフ(OFF)となり、その他の入力信号、即ち信号
線n51およびn52の値に係わらず信号線n53はH
IGHレベルとなり、インバータを介して信号線n54
はLOWレベルとなる。従って、図11に示すプリデコ
ーダ15eの全ての出力はLOWレベルとなり、ロウデ
コーダ13を構成するNORゲート13cの一方の入力
端子に入力される。また前述の様に、外部アドレス信号
X0〜X3のアドレスバッファ15dはセット信号SE
TがHIGHレベルになると、強制的にその出力信号が
全てHIGHレベルになるので、ロウデコーダ13を構
成するNANDゲート13bの出力は全てLOWレベル
となる。従って、ロウデコーダ13を構成するNORゲ
ート13cの出力、即ちワード線WL0〜WL63は全
てHIGHレベルになり、メモリアレイ14の全てのメ
モリセルの記憶ノードm1およびm2は、それぞれトラ
ンスファゲート3および4を介してビット線Bおよび反
転ビット線Bbに接続される。次に、クロックパルス信
号φBLがHIGHレベルになることによって、図9に示
すメモリセルにおける、トランジスタ11および12は
共にオン(ON)となり、上述の様にメモリアレイ14
の全てのメモリセルの記憶ノードm1およびm2は、そ
れぞれトランスファゲート3および4を介してビット線
Bおよび反転ビット線Bbに接続されるから、メモリセ
ルの記憶ノードm2は寄生容量10に充電された電荷が
トランジスタ12を介して引き抜かれ、極めて高速にL
OWレベルとなる。従って、記憶ノードm1およびm2
は共にLOWレベルに初期化される。
【0053】全てのメモリセルの記憶ノードm1および
m2がLOWレベルに初期化された後、クロックパルス
信号φSETBおよびφBLが再び、それぞれHIGHレベル
およびLOWレベルへと変化する。これは前述の様に、
図12の立ち上がり検出回路において遅延回路21の遅
延時間を調整することによって、全てのメモリセルの記
憶ノードm1およびm2がLOWレベルに初期化された
後に、クロックパルス信号φSETBおよびφBLを、それぞ
れHIGHレベルおよびLOWレベルにすることができ
る。クロックパルス信号φSETBがHIGHレベルになる
と、図11に示すプリデコーダ15eにおいて、トラン
ジスタ18および19はそれぞれオフ(OFF)および
オン(ON)となり、また同時に、セット信号SETは
HIGHレベルのままであるから、トランジスタ16a
および17aはそれぞれオフ(OFF)およびオン(O
N)となる。即ち、図11のプリデコーダ15eにおい
て、その他の入力信号、即ち信号線n51およびn52
に入力される信号AX4、AX4b、AX5、AX5b
に係わらず信号線n53はLOWレベルとなり、インバ
ータを介して信号線n54はHIGHレベルとなる。従
って、図10に示すプリデコーダ15eの全ての出力A
P1〜AP4はHIGHレベルになり、ロウデコーダ1
3を構成するNORゲート13cの一方の入力端子に入
力されて、その出力信号であるワード線WL0〜WL6
3は全てLOWレベルになる。
【0054】ワード線WL0〜WL63が全てLOWレ
ベルになると、記憶ノードm1およびm2はそれぞれビ
ット線Bおよび反転ビット線Bbから切り離されて、高
抵抗負荷5および6を介して記憶ノードm1およびm2
の寄生容量9および10は共に充電されるが、高抵抗負
荷5の抵抗値が高抵抗負荷6の抵抗値よりも小さいの
で、時定数の違いによって記憶ノードm1の電位上昇速
度は記憶ノードm2の電位上昇速度を上回る。従って、
記憶ノードm1がゲート端子に入力されているトランジ
スタ8が記憶ノードm2がゲート端子に入力されている
トランジスタ7よりも先にオン(ON)となり、瞬時に
記憶ノードm2の寄生容量10に充電された電荷は放電
されてメモリセルの状態が安定する。即ち、全てのメモ
リセルに対してROMデータを顕在化することができ
た。
【0055】最後に、セット信号SETをHIGHレベ
ルからLOWレベルに戻した場合、図11に示すプリデ
コーダ15eは、その入力信号、即ち信号線n51およ
びn52に従った出力信号、即ち信号線n54を出力す
る。また、アドレスバッファ15dも外部アドレス信号
X0〜X3に従った内部アドレスを出力するので、ロウ
デコーダ13からは外部アドレス信号X0〜X5によっ
て指定されたワード線WLのみにHIGHレベルが出力
され、その他のワード線WLはLOWレベルが出力され
る。従って、通常のRAMとして動作する状態に復帰す
ることができる。
【0056】なお、図12の立ち上がり検出回路を使用
して、セット信号SETからクロックパルス信号φSETB
およびφBLを発生する場合に、クロックパルス信号φBL
の立ち下がるタイミングをクロックパルス信号φSETB
立ち上がるタイミングよりも遅くなる様にした方が、R
OMデータを顕在化させる場合の動作をより安定した状
態で行うことができる。即ち、図9のメモリセルにおい
て、クロックパルス信号φBLの立ち下がるタイミングを
クロックパルス信号φSETBが立ち上がるタイミングより
も遅くなる様にした場合、記憶ノードm1およびm2の
寄生容量9または10に充電された電荷がトランジスタ
11および12によって完全に引き抜かれた状態で、ト
ランスファゲート3および4がオフ(OFF)となるの
で、確実に記憶ノードm1およびm2の電位をLOWレ
ベルに初期化することができる。一方、クロックパルス
信号φBLの立ち下がるタイミングをクロックパルス信号
φ SETBが立ち上がるタイミングよりも早くなる様にした
場合、記憶ノードm1およびm2の寄生容量9または1
0に充電された電荷がトランジスタ11および12によ
って完全に引き抜かれるが、トランジスタ11および1
2がオフ(OFF)になると、トランジスタ1および2
がビット線Bおよび反転ビット線Bbをプルアップする
ので、同時に寄生容量9および10も再充電されること
になる。その後トランスファゲート3および4がオフ
(OFF)となるので、確実に記憶ノードm1およびm
2の電位をLOWレベルに初期化することができない。
【0057】なお、本態様によるメモリセルは高抵抗負
荷5および6と比較してオン(ON)となった時の抵抗
値が低いトランジスタ11および12を付加して、寄生
容量9または10に充電された電荷を高速に引き抜くこ
とができるので、図1に示す第1の態様のメモリセルと
比較して極めて短時間で記憶ノードm1およびm2をL
OWレベルに初期化することができ、従って、ROMデ
ータの顕在化にかかる時間を短縮することができる。ま
た、本態様においても図2に示す第2の態様の半導体記
憶装置と同様に、ROMデータの顕在化の動作はまずシ
ステム電源投入時に自動的に行われる。また、システム
電源投入後は外部から入力されるセット信号SETによ
って任意の時にROMデータを顕在化することもでき
る。
【0058】図15は、本発明の第6の態様の半導体記
憶装置を構成するクロックパルス信号発生回路の一実施
例の構成回路図である。図15に示すクロックパルス信
号発生回路は、図9に示す本発明の第5の態様の半導体
記憶装置を構成するメモリアレイ14を4個のブロック
に分割して、各ブロック毎にROMデータを顕在化させ
るためのクロックパルス信号φSETB1〜φSETB4および
φBL1〜φBL4を発生するため回路であり、4個のNA
NDゲート27aと、同様にクロックパルス信号φBL
〜φBL4を発生するための4個のNANDゲート27b
とから構成されている。同図において、NANDゲート
27aおよび27bの第1および第2の入力端子には、
それぞれブロック選択アドレス信号Z0、Z1およびそ
の反転信号Z0b、Z1bがデコードされる様に入力さ
れ、第3の入力端子にはクロックパルス信号φSETBおよ
びφBLが入力されている。そして、NANDゲート27
aおよび27bの出力はそれぞれブロック選択アドレス
信号Z0、Z1およびその反転信号Z0b、Z1bのデ
コード信号となり、それぞれクロックパルス信号φ SETB
1〜φSETB4およびφBL1〜φBL4を発生する。なお、
メモリアレイ14を4個に分割することによって4個の
プリデコーダ13eが必要となるが、本態様の半導体記
憶装置全体の構成回路図を図示することは省略する。
【0059】図15に示すクロックパルス信号発生回路
は、図10に示す本発明の第5の態様の半導体記憶装置
において、ROMデータを顕在化させる方法を各ブロッ
クを単位として適用できる様にしたものであり、ブロッ
ク選択アドレス信号Z0、Z1およびその反転信号Z0
b、Z1bによって指定されたブロックに対応するクロ
ックパルス信号φSETBおよびφBLのみがROMデータを
顕在化させる場合にその制御を受け、その他のクロック
パルス信号φSETBおよびφBLは常にそれぞれHIGHレ
ベルおよびLOWレベルを保持する。即ち、ブロック選
択アドレス信号Z0、Z1およびその反転信号Z0b、
Z1bによって指定されたブロックに対してのみROM
データを顕在化することができ、その他のメモリアレイ
のブロックはSRAMのデータをそのまま保持すること
ができる。
【0060】なお、本態様では64ワードのメモリアレ
イを4個の16ワードのメモリアレイのブロックに分割
し、図15に示すクロックパルス信号発生回路によって
4個の16ワードのメモリアレイのブロックの中からブ
ロック選択アドレス信号Z0およびZ1によって指定さ
れたブロックのみに対してROMデータを顕在化させる
ものであるが、本発明はこれに限定されることなく、例
えばメモリアレイは何ワードでも良く、また何分割して
も良いことは言うまでもない。また、図15に示すクロ
ックパルス信号発生回路においては、NANDゲート2
7aおよび27bの入力端子にブロック選択アドレス信
号Z0、Z1およびその反転信号Z0b、Z1bを入力
し、択一的にブロックを選択しているが、本発明はこれ
に限定されず、任意の複数のブロックを選択できればよ
く、その代わりに4本のブロック選択アドレス信号をN
ANDゲート27aおよび27bに直接入力することに
よって、任意の複数のメモリアレイのブロックに対して
同時にROMデータを顕在化させても良い。
【0061】図16は、本発明の第7の態様の半導体記
憶装置を構成するロウデコーダの一実施例の構成回路図
である。図16に示すロウデコーダは、図10に示す本
発明の第5の態様の半導体記憶装置を構成するメモリア
レイ14に対して、各行毎にROMデータを顕在化させ
るようにしたものである。図10に示す本発明の第5の
態様の半導体記憶装置を構成するロウデコーダ13と図
16に示すロウデコーダとの相違点は、NORゲート1
3cの出力信号をNANDゲート28の一方の入力端子
に入力し、NANDゲート28のもう一方の入力端子に
はワード線制御信号SETbを入力し、その出力信号を
ワード線WL0〜WL63とした点のみである。なお、
本態様においては図10に示す第5の態様の半導体記憶
装置の様に、ROMデータを顕在化させる場合に全ての
ワード線を強制的にHIGHレベルにする必要はない。
クロックパルス信号φSETBは必要ないので、プリデコー
ダは図11に示すプリデコダ15eの代わりに図3に示
すプリデコーダ15cを使用することができる。
【0062】ここで図17は、図10に示す半導体記憶
装置のメモリアレイ14に対して、各行毎にROMデー
タを顕在化させるようにした場合の動作のタイミングチ
ャートである。図16に示すロウデコーダおよび図17
のタイミングチャートに示す本態様の半導体記憶装置
は、図10に示す本発明の第5の態様の半導体記憶装置
によるROMデータを顕在化させる方法を各行を単位と
して適用できる様にしたものであるから、その詳細な説
明は省略するが、本態様においてROMデータを顕在化
させる場合の動作について簡単に説明する。
【0063】まず、セット信号SETがLOWレベルで
あり、ROMデータを顕在化させる前にRAMとして機
能している状態を説明する。ワード線制御信号SETb
はHIGHレベル、クロックパルス信号φBLはLOWレ
ベル、外部アドレス信号X0〜X5によって指定されて
いるワード線WLはHIGHレベル、ビット線Bおよび
反転ビット線BbはそれぞれHIGHレベルおよびLO
Wレベル、記憶ノードm1およびm2はそれぞれHIG
HレベルおよびLOWレベルである。
【0064】次に、セット信号SETをHIGHレベル
にした場合、その立ち上がりを検出してクロックパルス
信号φBLがHIGHレベルとなるので、外部アドレス信
号X0〜X5によって指定されている行のメモリセルの
記憶ノードm2は寄生容量10に充電された電荷がトラ
ンジスタ12を介して引き抜かれ、速やかにLOWレベ
ルに初期化される。従って、記憶ノードm1およびm2
は共にLOWレベルに初期化される。
【0065】その後、ワード線制御信号SETbがLO
Wレベルになると、図16に示すロウデコーダのNAN
Dゲート28を介して全てのワード線WL0〜WL63
はLOWレベルとなるので、外部アドレス信号X0〜X
5によって指定されている行のメモリセルの記憶ノード
m1およびm2の寄生容量9および10は共に充電がは
じまる。これ以後の動作は第5の態様の半導体記憶装置
において説明したとおりであるから、その説明は省略す
る。
【0066】従って、本態様においては、外部アドレス
信号X0〜X5によって指定された行に対応するワード
線WLのみがROMデータを顕在化させる場合にその制
御を受け、その他の行のワード線WLは常にLOWレベ
ルを保持する。即ち、外部アドレス信号X0〜X5によ
って指定された行に対してのみROMデータを顕在化す
ることができ、その他の行はSRAMのデータをそのま
ま保持することができる。なお、ワード線制御信号SE
Tbは、セット信号SETの立ち上がりに対して一定の
遅延時間を有して出力を反転するインバート回路によっ
て構成しても良く、またセット信号SETの単純反転信
号とクロックパルスφBLの論理和をとって生成しても良
い。
【0067】なお、本態様においては1行単位でROM
データを顕在化させる場合についてのみ説明している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、図16に
示すロウデコーダの構成を変更することによって、同時
に任意の複数の行に対してROMデータを顕在化させる
こともできる。また、第4の態様の半導体記憶装置にお
いて説明した様に、メモリアレイ14をブロック分割
し、ユーザーの使用目的に合わせて適宜メモリアレイの
一部または全部のブロックに対して本態様の行単位によ
るROMデータの顕在化の方法を適用すれば、もっとシ
ステムに適合した範囲以内でROMデータを顕在化する
ことができる。
【0068】図18は、本発明の第8の半導体記憶装置
を構成するデータ入力回路の一実施例の構成回路図であ
る。図18に示すデータ入力回路は、本発明の第6の態
様の半導体記憶装置のROMデータを顕在化させる方法
を各ビット毎に適用できるようにしたものであり、イン
バータ29aおよび29bと、トライステートバッファ
30aおよび30bと、トランジスタ31aおよび31
bと、ORゲート32とから構成されている。同図にお
いて、インバータ29aの入力端子には外部データ入力
信号Dataが入力され、その出力端子はインバータ2
9bの入力端子に入力されている。また、インバータ2
9aおよび29bの出力端子はそれぞれトライステート
バッファ30aおよび30bの入力端子に入力されてお
り、トライステートバッファ30aおよび30bの出力
端子はそれぞれ反転データ線Bbおよびデータ線Bとな
っている。そして、トランジスタ31aおよび31bの
ドレイン端子はそれぞれ反転ビット線Bbおよびビット
線Bに接続され、そのソース端子は共に接地され、ゲー
ト端子にはセット信号SETが入力されている。さら
に、ORゲート32の入力端子にはそれぞれライトイネ
ーブル信号WEbおよびセット信号SETが入力されて
おり、その出力信号はトライステートバッファ30aお
よび30bの出力制御端子に入力されている。
【0069】なお、本態様の半導体記憶装置と、本発明
の第7の態様の半導体記憶装置との相違点は図9に示す
メモリセルにおいてトランジスタ11および12を削除
した点と、その代わりに図18に示すデータ入力回路の
ビット線Bおよび反転ビット線Bbにトランジスタ31
bおよび31aを設け、そのゲート端子をセット信号S
ETによって制御している点だけである。従って、本態
様においてはクロックパルス信号φBLを発生する回路は
不必要である。
【0070】ここで、図18のデータ入力回路に示す本
態様の半導体記憶装置は、図16のロウデコーダおよび
図17のタイミングチャートに示す本発明の第7の態様
の半導体記憶装置によるROMデータの顕在化の方法を
各ビットを単位として適用できる様にしたものであるか
ら、その詳細な説明は省略するが、本態様においてRO
Mデータを顕在化させる場合の動作について簡単に説明
する。
【0071】まず、セット信号SETがLOWレベルで
あり、ROMデータを顕在化させる前にRAMとして機
能している状態を説明する。ワード線制御信号SETb
はHIGHレベル、外部アドレス信号X0〜X5によっ
て指定されているワード線WLはHIGHレベル、ビッ
ト線Bおよび反転ビット線BbはそれぞれHIGHレベ
ルおよびLOWレベル、記憶ノードm1およびm2はそ
れぞれHIGHレベルおよびLOWレベルである。
【0072】次に、セット信号SETをHIGHレベル
にした場合、セット信号SETによって選択された列
(カラム)は図18に示す様にデータ入力回路のORゲ
ート32がHIGHレベルとなるので、トライステート
バッファ30aおよび30bはハイインピーダンス状態
となり、同時にセット信号SETはトランジスタ31a
および31bのゲート端子に入力されているので、ビッ
ト線Bおよび反転ビット線Bbは共にLOWレベルとな
る。従って、外部アドレス信号X0〜X5によって指定
されている行のメモリセルの記憶ノードm2は寄生容量
10に充電された電荷がトランジスタ31aを介して引
き抜かれ、速やかにLOWレベルに初期化される。一
方、セット信号SETによって選択されていない列のビ
ット線Bおよび反転ビット線Bbには、外部アドレス信
号X0〜X5によって指定されている行のメモリセルの
記憶ノードm1およびm2のデータが読み出されてい
る。
【0073】その後、ワード線制御信号SETbがLO
Wレベルになると、図16に示すロウデコーダのNAN
Dゲート28を介して全てのワード線WL0〜WL63
はLOWレベルとなるので、外部アドレス信号X0〜X
5によって指定されている行のメモリセルの記憶ノード
m1およびm2の寄生容量9および10は共に充電がは
じまる。これ以後の動作は第5の態様の半導体記憶装置
において説明したとおりであるから、その説明は省略す
る。従って、本態様においては、外部アドレス信号X0
〜X5によって指定された行かつセット信号SETによ
って選択された列のビットのみROMデータを顕在化さ
せることができ、その他のビットはSRAMのデータを
そのまま保持することができる。
【0074】なお、本態様においては1ビット単位でR
OMデータを顕在化させる場合についてのみ説明してい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、図18
に示すデータ入力回路の構成を変更することによって、
同時に任意の複数の行に対してROMデータを顕在化さ
せることもできる。また、第7の態様の半導体記憶装置
において説明した様に、メモリアレイ14をブロック分
割し、ユーザーの使用目的に合わせて適宜メモリアレイ
の一部または複数のブロックに対して第7の態様の半導
体記憶装置の行単位によるROMデータの顕在化の方法
を適用したり、またメモリアレイの一行または複数行に
対して本態様のビット単位によるROMデータの顕在化
の方法を適用すれば、もっとシステムに適合した範囲以
内でROMデータを顕在化することができる。
【0075】上述した各態様において、ROMデータを
潜在化させた表現として「一対の高抵抗負荷のいずれか
一方が他方より低い抵抗値を有する。」としているが、
相対的に「他方」がより高い抵抗値を有することと同義
である。従って、これを具現化する際に、バランスした
一対の高抵抗負荷の抵抗値の一方を下げるように操作し
てもよいし、また、他方を上げるように操作してもよ
い。SRAMのメモリセルとして機能する限度内であれ
ば、いずれによってもよい。
【0076】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明の第1
の態様の半導体記憶装置によれば、SRAMのメモリセ
ルを構成する一対のインバータのそれぞれの高抵抗負荷
の抵抗値に差を設けることによって、所望のROMデー
タを各メモリセルに対して潜在化させるものである。ま
た、本発明の第2〜8の各態様の半導体記憶装置は、電
源投入時には電源の立ち上がりを検出して自動的にセッ
ト信号を生成することによりROMデータが顕在化され
ることは勿論、外部からセット信号を入力することによ
って、ブロック単位、行単位およびビット単位で、必要
な時に、必要な部分だけのROMデータを顕在化させる
ことができる。さらに、本発明の第5〜8の各態様の半
導体記憶装置は、強制的にメモリセルの記憶情報を初期
化することによって、高速にROMデータを顕在化させ
ることができる。
【0077】従って、本発明の半導体記憶装置によれ
ば、ROMデータを顕在化させる為に要する手間を省く
ことに効果があるし、また、ROMデータを顕在化させ
る為に要する時間を大幅に短縮することにも効果があ
る。さらに、本発明の半導体記憶装置によれば、システ
ムのセルフテストプログラムやブートアッププログラム
等の様にアクセス頻度の少ないプログラムデータを本発
明の半導体記憶装置に格納すれば、システム基板上に実
装する部品点数を削減することにも効果がある。また、
本発明の半導体記憶装置によれば、ブロック単位、行単
位およびビット単位でROMデータを顕在化させること
ができるので、必要な部分のSRAMデータを保持しな
がら部分的にROMデータを読み出すことができるとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体記憶装置を構成する高抵抗負
荷型スタティックメモリセルの一実施例の構成回路図で
ある。
【図2】 本発明の半導体記憶装置の一実施例の構成回
路図である。
【図3】 図2に示す半導体記憶装置を構成するプリデ
コーダの一実施例の構成回路図である。
【図4】 図2に示す半導体記憶装置の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】 本発明の半導体記憶装置の別の実施例の構成
回路図である。
【図6】 図5に示す半導体記憶装置を構成する電源制
御回路の一実施例の構成回路図である。
【図7】 本発明の半導体記憶装置の別の実施例の構成
回路図である。
【図8】 図7に示す半導体記憶装置を構成する行電源
デコーダおよび内部アドレス発生回路の一実施例の構成
回路図である。
【図9】 本発明の半導体記憶装置を構成する高抵抗負
荷型スタティックメモリセルの別の実施例の構成回路図
である。
【図10】 本発明の半導体記憶装置の別の実施例の構
成回路図である。
【図11】 図10に示す半導体記憶装置を構成するプ
リデコーダの一実施例の構成回路図である。
【図12】 本発明の半導体記憶装置に用いられる立ち
上がり検出回路の一実施例の構成回路図である。
【図13】 図12に示す立ち上がり検出回路の動作を
示すタイミングチャートである。
【図14】 図10に示す半導体記憶装置の動作を示す
タイミングチャートである。
【図15】 本発明の半導体記憶装置を構成するクロッ
クパルス信号発生回路の一実施例の構成回路図である。
【図16】 本発明の半導体記憶装置を構成するロウデ
コーダの一実施例の構成回路図である。
【図17】 本発明の半導体記憶装置の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図18】 本発明の半導体記憶装置を構成するデータ
入力回路の一実施例の構成回路図である。
【符号の説明】
1、2 Nチャネル型MOSトランジスタ 3、4 トランスファゲート 5、6 高抵抗負荷 7、8 Nチャネル型MOSトランジスタ 9、10 寄生容量 11、12 Nチャネル型MOSトランジスタ 13、13a、13d、13e、13f、13g ロウ
デコーダ 13b NANDゲート 13c NORゲート 14、14a、14b、14c、14d メモリアレイ 15 内部アドレス発生回路 15a、15b、15d アドレスバッファ 15c、15e プリデコーダ 16a、16b、16c、16d Pチャネル型MOS
トランジスタ 17a、17b、17c、17d Nチャネル型MOS
トランジスタ 18 Pチャネル型MOSトランジスタ 19 Nチャネル型MOSトランジスタ 20a、20b、20c、20d インバータ 21 遅延回路 22、23 NORゲート 24 NANDゲート 25 インバータ 26 行電源デコーダ 26a NANDゲート 26b、26c インバータ 27a、27b、28 ANDゲート 29a、29b インバータ 30a、30b トライステートバッファ 31a、31b Nチャネル型MOSトランジスタ 32 ORゲート B ビット線 Bb 反転ビット線 WL、WL0〜WL63 ワード線 m1、m2 記憶ノード Vcc、Vcc1〜 Vcc64 電源(電源電圧) SET セット信号 φSETB、φSETB1〜φSETB4 クロックパルス信号 φBL、φBL1〜φBL4 クロックパルス信号 X0、X1、X2、X3、X4、X5 外部アドレス信
号 AX0、AX1、AX2、AX3、AX4、AX5 外
部アドレス信号のバッファ信号 AX0b、AX1b、AX2b、AX3b、AX4b、
AX5b 外部アドレス信号の反転信号 n51、n52、n53、n54 信号線 AP1、AP2、AP3、AP4 デコード信号 n72、n73 信号線 Z0、Z1 ブロック選択アドレス信号 Z0b、Z1b ブロック選択アドレス信号の反転信号 SETb ワード線制御信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いにクロスカップルされた一対のインバ
    ータと、第1の電源および該インバータ対に接続された
    一対の高抵抗負荷と、ワード線の電位によって導通が制
    御されビット線対および該インバータ対に接続された一
    対のトランスミッションゲートトランジスタとを有する
    高抵抗負荷型スタティックメモリセルから構成される半
    導体記憶装置であって、 前記一対の高抵抗負荷のいずれか一方が他方より低い抵
    抗値を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体記憶回路であっ
    て、さらに内部で生成されるもしくは外部から入力され
    るセット信号に基づいて、前記トランスミッションゲー
    トトランジスタを非導通状態とし、一定期間前記第1の
    電源の電位を第2の電源の電位とする電源制御手段を有
    することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の半導体記憶装置であっ
    て、前記高抵抗負荷型スタティックメモリセルをマトリ
    ックス状に配置して構成された複数のメモリセルブロッ
    クと、ブロック選択信号に基づいて前記複数のメモリセ
    ルブロックの少なくとも1つの第1の電源を選択的に制
    御する手段とを有することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の半導体記憶装置
    であって、前記高抵抗負荷型スタティックメモリセルを
    マトリックス状に配置して構成されたメモリアレーと、
    行選択信号に基づいて1または2以上の行の前記第1の
    電源を選択的に制御する手段を有することを特徴とする
    半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載の半導体記憶装置
    であって、さらに前記ビット線対と第2の電源との間に
    接続されたビット線初期化トランジスタ対と、内部で生
    成されるもしくは外部から入力されるセット信号に基づ
    いて前記トランスミッションゲートトランジスタを導通
    状態とし一定期間前記ビット線初期化トランジスタ対を
    導通させる制御手段とを有することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の半導体記憶回路であっ
    て、前記高抵抗負荷型スタティックメモリセルをマトリ
    ックス状に配置して構成された複数のメモリセルブロッ
    クと、ブロック選択信号および前記セット信号に基づい
    て前記複数のメモリセルブロックの少なくとも1つの前
    記トランスミッションゲートトランジスタを導通状態と
    し、一定期間前記少なくとも1つのメモリセルブロック
    の前記ビット線初期化トランジスタ対を導通させる制御
    手段とを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載の半導体記憶装置
    であって、前記高抵抗負荷型スタティックメモリセルを
    マトリックス状に配置して構成されたメモリアレーと、
    行選択信号に基づいて1または2以上の行の前記前記ト
    ランスミッションゲートトランジスタを選択的に制御す
    る手段とを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項5〜7のいずれかに記載の半導体記
    憶装置であって、前記高抵抗負荷型スタティックメモリ
    セルをマトリックス状に配置して構成されたメモリアレ
    ーと、このメモリアレーの列に列選択信号に基づいて選
    択的に前記第2の電源の電位を供給する手段とを有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7760537B2 (en) 2007-05-31 2010-07-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Programmable ROM

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7760537B2 (en) 2007-05-31 2010-07-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Programmable ROM

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