JPH07130444A - 電線端子用導通検査治具 - Google Patents

電線端子用導通検査治具

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JPH07130444A
JPH07130444A JP27638893A JP27638893A JPH07130444A JP H07130444 A JPH07130444 A JP H07130444A JP 27638893 A JP27638893 A JP 27638893A JP 27638893 A JP27638893 A JP 27638893A JP H07130444 A JPH07130444 A JP H07130444A
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隆之 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸型板端子の導通及び形状検査を同時に且つ
確実に行える電線端子用導通検査治具を提供する。 【構成】 第一の構造は、端子の接続孔に対する挿通軸
を突出させた端子受け部と、挿通軸のスリット状縦溝内
で揺動可能で、ばね付勢により外側に突出可能な接触レ
バーと、端子受け部に接続したリード線とを備え、第二
の構造は、端子の外径部に対応する内周壁26cを有す
る端子挿入部26と端子挿入部に臨む貫通孔28とを形
成したガイドプレート27と、貫通孔を通過する環状の
押圧突部29を有する端子押えヘッド30と、端子収容
部に先端を臨ませ、押圧突部内に進入可能な挿通軸31
と、押圧突部に対向して挿通軸にスライド自在に係合し
た導電性の端子受けスライダ32と、端子受けスライダ
を端子挿入部方向に付勢する接触ばね33と、接触ばね
に接続したリード端子35とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスに接続
した自動車用丸型板端子等の導通及び形状検査を同時に
且つ確実に行うことのできる電線端子用導通検査治具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤハーネスの枝線に圧着接続
したLA端子(自動車用丸型板端子)は形状を目視確認
した後、図示しない接続具に繋いで圧着部を含めた導通
検査を行っていた。しかしながら、この検査にあって
は、異端子が接続されていた場合に発見できないことが
多く、また接続具とLA端子との接続が確実に行われ
ず、接触不良を起こして導通検査の信頼性が低下すると
いう問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、異端子を確実に発見できると共に端子を接触不
良なく確実に接続できる導通検査治具を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、端子の接続孔に対する挿通軸を突出させ
た端子受け部と、該端子受け部に軸支され、該挿通軸の
スリット状縦溝内で挿通軸径方向に揺動可能で、ばね付
勢により該挿通軸の外側に突出可能な接触レバーと、該
端子受け部に接続したリード線とを備える第一の導通検
査治具、及び、端子の外径部に対応する内周壁を有する
端子挿入部と該端子挿入部に臨む貫通孔とを形成したガ
イドプレートと、該貫通孔を通過する環状の押圧突部を
有する端子押えヘッドと、該端子収容部に先端を臨ま
せ、該押圧突部内に進入可能な挿通軸と、該押圧突部に
対向して該挿通軸にスライド自在に係合した導電性の端
子受けスライダと、該端子受けスライダを端子挿入部方
向に付勢する接触ばねと、該接触ばねに接続したリード
端子とを備える第二の導通検査治具をそれぞれ採用す
る。
【0005】
【作用】第一の検査治具においては、LA端子を挿通軸
に挿通させる際に接触レバーがばね力に抗して挿通軸の
内側に移動し、端子挿通と同時に接続孔部を該ばね力で
外側に押圧する。そして該端子と接触レバーと端子受け
部とリード線とが導通する。また挿通軸により接続孔径
の確認がなされLA端子の異組付が検知される。
【0006】第二の検査治具では、LA端子をガイドプ
レートの端子挿入部に差し入れて端子外径部を挿入部内
周壁に突き当て、その状態で端子押えヘッドを押し下げ
る。これにより端子押えヘッドの押圧突部が端子を押し
て端子受けスライダに押し付る。該端子受けスライダは
接触ばねの付勢により端子に押接した状態で挿通軸に沿
って下降する。挿通軸は端子の接続孔に挿通する。端子
は端子押えヘッドと接触ばねとを介してリード端子に導
通する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係る電線端子用導通検査治
具の第一実施例を示すものである。該導通検査治具1
は、LA端子2の接続孔3を挿通させる円柱状の挿通軸
4と、該挿通軸4を立設させた円柱状の端子受け部5
と、該挿通軸4から外側に突出可能な接触レバー6と、
該レバー6を外側に付勢するコイルばね7と、該端子受
け部5を検査台8に固定するスティ9とにより概ね構成
される。
【0008】該接触レバー6は、導電金属材により板状
に形成され、先端方に端子抜け止め用の爪部10と該爪
部10に続く切欠傾斜辺部11とを有し、基端方を導電
性のスプリングピン12で端子受け部5に軸支接続さ
せ、該挿通軸4のスリット状の縦溝13内を挿通して挿
通軸径方向(矢印イ方向)に揺動可能である。前記コイ
ルばね7は端子受け部5の横穴14の底部に挿着され、
該レバー6の基端方上部を外側に押圧する。該接触レバ
ー6は、例えば該横穴14の入口側に螺入された小ねじ
15等をストッパとして、前記傾斜辺部11を挿通軸4
に沿ってほぼ平行に若干突出させる。該小ねじ15には
リード線16が接続される。
【0009】該リード線16は導通検査装置17を経て
コネクタ検査治具18に接続しており、該コネクタ検査
治具18にはワイヤハーネス19のコネクタ部20が接
続される。該ワイヤハーネス19の枝線21には前記L
A端子2が圧着接続される。
【0010】そして該LA端子2の接続孔3を挿通軸4
に挿通させることにより、接触レバー6の傾斜辺部11
がコイルばね7の付勢により該接続孔3に密着し、該レ
バー6を介して導電性の端子受け部5からリード線16
に導通する。なおLA端子2の挿通に際してレバー先端
の爪部10はコイルばね7に抗して内側に引っ込み、端
子挿通後に復元して該端子2の抜け出しを防ぐ。また該
挿通軸4の外径部とレバー6の突出部によりLA端子2
の接続孔径の検査(異端子か否かの検査)が行われる。
【0011】図2〜4は、本発明に係る電線端子用導通
検査治具の第二実施例を示すものである。該導通検査治
具24は、前例に較べてLA端子2との密着性をさらに
向上させると共に該端子2の外径部2bの検査をも可能
としたものであり、LA端子2を水平方向から挿入させ
る端子挿入部26を有するガイドプレート27と、該ガ
イドプレート27の縦方向の貫通孔28に挿通させる環
状の突出押圧部29を有する端子押えヘッド30と、該
ガイドプレート27内のLA端子2の接続孔3(内径
部)を通って該突出押圧部29内に進入可能な挿通軸3
1と、該挿通軸31にスライド自在に係合した導電性の
端子受けスライダ32と、該端子受けスライダ32を上
方向に付勢する導電性の接触コイルばね33と、該コイ
ルばね33に接してリード線34を導出させるリード端
子35とを備える。
【0012】該端子押えヘッド30及びガイドプレート
27はアクリル等の絶縁樹脂、端子受けスライダ32は
黄銅等の導電材で形成される。該端子押えヘッド30
は、中央部をスライド軸36の先端部に固定され、該ス
ライド軸36に対して絶縁樹脂製のベースブロック37
側との間にコイルばね38を弾設させて上方向に付勢さ
れた状態で上下方向移動自在である。該スライド軸36
はベースブロック37の縦孔39を貫通して下端をスト
ッパであるねじワッシャ40で縦孔段部41に停止させ
る。
【0013】該端子押えヘッド30の後端部には係止段
部42が形成され、該係止段部42は、押えヘッド30
がコイルばね38に抗して下降した状態で、ベースブロ
ック37に軸支されたロックレバー43により係止され
る。該ロックレバー43は該係止段部42に対する先端
方の係合爪部44と、該爪部44から後方に突出した操
作部45と、中間方のピン軸支部46と、基端方のばね
受け部47とを有する。該ばね受け部47とベースブロ
ック37との間にはコイルばね48が弾設される。
【0014】該ベースブロック37上には、端子受けス
ライダ32に対する絶縁樹脂製の上方ストッパプレート
25を介して前記ガイドプレート27がボルト止めされ
る。該端子受けスライダ32は外観が凸形状に形成さ
れ、中央に挿通軸31に対する貫通孔32aを有し、上
側のボス部32aの上面をLA端子2の下面に当接可能
で、下側のフランジ部32cの上面を該ストッパプレー
ト25の内周部25aの下面に当接可能である。該内周
部25aは端子挿入部26よりも一回り大径に切欠形成
される。
【0015】該端子挿入部26は、ガイドプレート27
の下半部側に前方開口26aを有する挿入空間を切欠形
成してなり、図3(図2のA−A断面)にも示す如く端
子挿入部26の内周壁26bはLA端子2の丸型接触部
2aの外径部2bの形状に沿って同一ないし若干大きめ
の半円形状部26cを有する略U字形状に形成される。
そして該半円形状部26cにLA端子2の外径部2cを
突き当てた状態で挿通軸31が該端子2の接続孔3に挿
通する。
【0016】該挿通軸31の下半部はベースブロック3
7に圧入等により固定されており、突出した上半部に接
触コイルばね33を介して前記端子受けスライダ32が
昇降自在に係合している。該挿通軸31の外径は端子2
の接続孔3の内径より若干小さめに設定される。該端子
受けスライダ32の上方に対向するガイドプレート27
には端子押えヘッド30の突出押圧部29に対する大き
めの貫通孔28が形成されている。
【0017】該突出押圧部29の中央には挿通軸31よ
り若干大径な貫通孔29aが形成され、該突出押圧部2
9の環状先端面はLA端子2の丸型接触部2aの上面を
充分に押接し得る面積を有する。該丸型接触部2aの下
面に当接される端子受けスライダ32の環状ボス面も該
突出押圧部29と同様の接触面積を有する。該端子受け
スライダ32の下面は接触コイルばね33の上端に当接
され、該コイルばね33の下端はリード端子35に当接
している。
【0018】該リード端子35はL字状に折曲形成さ
れ、基板部35aをベースブロック37上に載置させ、
側板部35bを該ベースブロック37に小ねじ49で固
定し且つリード線34に接続させている。該リード線3
4は前例(図1)同様に導通検査装置17を経てワイヤ
ハーネス側のコネクタ検査治具18に接続される。該ベ
ースブロック37はフレーム50で検査台51に固定さ
れる。
【0019】そして図4の如くLA端子2をガイドプレ
ート27の端子挿入部26内に差し入れて端子押えヘッ
ド30を押し下げる。該端子2が正規のものであれば、
丸型接触部2aの外径部2bが端子挿入部26の半円形
状内周壁26cに当接し、挿通軸31に対して接続孔3
を心出しさせ、それにより挿通軸31が該接続孔3に挿
通可能となる。またLA端子2が異品であれば、その外
径部2bが端子挿入部26の内周壁26cに当接した状
態で挿通軸31が丸型接触部2aの下面に突き当たり、
端子押えヘッド30の下降が行われず、異品であること
が検知される。端子2が正規である場合は該押えヘッド
30が下降しロックレバー43でロックされる。該ロッ
クレバー43の操作は手動でも自動でも行うことができ
る。
【0020】端子押えヘッド30の環状の押圧突部29
はガイドプレート27の貫通孔28を挿通してLA端子
2を押し下げ、該端子2の丸型接触部2aの下面を導電
性の端子受けスライダ32に当接させる。挿通軸31の
先端方は押圧突部29の貫通孔29a内に進入する。L
A端子2は接触コイルばね33の付勢のもとで押圧突部
29と端子受けスライダ32との間に挟持され、丸型接
触部2aの下面が端子受けスライダ32のボス部32b
の上面に密着する。そして端子受けスライダ32と接触
コイルばね33とリード端子35とを介してLA端子2
の電線(分岐線)21とリード端子35からのリード線
34とが導通する。
【0021】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、挿通軸
により端子の挿通孔の検査を、またガイドプレートの端
子挿入部により端子の外径部の検査を行うと同時に、ば
ね付勢された接触レバーや端子受けスライダで端子を確
実に押接させて導通検査を行うことができるから、端子
の異組付が防止されると同時に導通検査の信頼性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線端子用導通検査治具の第一実
施例を示す要部を切欠した正面図である。
【図2】本発明に係る電線端子用導通検査治具の第二実
施例を示す縦断面図である。
【図3】同じく要部を示す図2のA−A線断面図であ
る。
【図4】端子接続状態を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
1,24 導通検査治具 2 LA端子 3 接続孔 4,31 挿通軸 5 端子受け部 6 接触レバー 7 コイルばね 13 縦溝 16,34 リード線 26 端子挿入部 26c 内周壁 27 ガイドプレート 28 貫通孔 29 押圧突部 30 端子押えヘッド 32 端子受けスライダ 33 接触ばね 35 リード端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子の接続孔に対する挿通軸を突出させ
    た端子受け部と、該端子受け部に軸支され、該挿通軸の
    スリット状縦溝内で挿通軸径方向に揺動可能で、ばね付
    勢により該挿通軸の外側に突出可能な接触レバーと、該
    端子受け部に接続したリード線とを備えることを特徴と
    する電線端子用導通検査治具。
  2. 【請求項2】 端子の外径部に対応する内周壁を有する
    端子挿入部と該端子挿入部に臨む貫通孔とを形成したガ
    イドプレートと、該貫通孔を通過する環状の押圧突部を
    有する端子押えヘッドと、該端子収容部に先端を臨ま
    せ、該押圧突部内に進入可能な挿通軸と、該押圧突部に
    対向して該挿通軸にスライド自在に係合した導電性の端
    子受けスライダと、該端子受けスライダを端子挿入部方
    向に付勢する接触ばねと、該接触ばねに接続したリード
    端子とを備えることを特徴とする電線端子用導通検査治
    具。
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