JPH07130569A - 巻線装置 - Google Patents
巻線装置Info
- Publication number
- JPH07130569A JPH07130569A JP5300827A JP30082793A JPH07130569A JP H07130569 A JPH07130569 A JP H07130569A JP 5300827 A JP5300827 A JP 5300827A JP 30082793 A JP30082793 A JP 30082793A JP H07130569 A JPH07130569 A JP H07130569A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- bobbin
- winding
- film
- wire
- Prior art date
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- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造を簡略化して安価で、また作業効率を向
上させることのできる巻線装置を提供する。 【構成】 枢軸42を支点として間欠的に回動されるハ
ウジング43と、このハウジング43の前後の面43c
にそれぞれ回転自在に装着されたスピンドル46と、モ
ータ84を有しており、このモータ84の回転をスピン
ドル46に伝達して回転させるための2つの独立した駆
動手段45A,45Bと、ハウジング43が回動切り換
えされた位置で一方のスピンドル46と対応し、このス
ピンドル46に取り付けられたボビン2にフィルム4を
供給するための絶縁シート材供給手段10と、スピンド
ル46に取り付けられたボビン2に線材3を供給するた
めの線材供給手段9とを備え、駆動手段45A,45B
を各スピンドル46毎にそれぞれ独立して設けているこ
とによって、各スピンドル46の回転方向及び回転数を
任意に設定できるようにしている。
上させることのできる巻線装置を提供する。 【構成】 枢軸42を支点として間欠的に回動されるハ
ウジング43と、このハウジング43の前後の面43c
にそれぞれ回転自在に装着されたスピンドル46と、モ
ータ84を有しており、このモータ84の回転をスピン
ドル46に伝達して回転させるための2つの独立した駆
動手段45A,45Bと、ハウジング43が回動切り換
えされた位置で一方のスピンドル46と対応し、このス
ピンドル46に取り付けられたボビン2にフィルム4を
供給するための絶縁シート材供給手段10と、スピンド
ル46に取り付けられたボビン2に線材3を供給するた
めの線材供給手段9とを備え、駆動手段45A,45B
を各スピンドル46毎にそれぞれ独立して設けているこ
とによって、各スピンドル46の回転方向及び回転数を
任意に設定できるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビンに線材と絶縁シ
ート材を交互に巻き付けた積層巻き型コイルを製造する
ための巻線装置に関するものである。
ート材を交互に巻き付けた積層巻き型コイルを製造する
ための巻線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボビンに線材と絶縁シート材を交互に巻
き付けた積層巻き型コイルは、例えばブラウン管型のテ
レビジョンやレーダ等の通信機器におけるフライバック
トランスに使用されている。
き付けた積層巻き型コイルは、例えばブラウン管型のテ
レビジョンやレーダ等の通信機器におけるフライバック
トランスに使用されている。
【0003】また、この積層巻き型コイルを生産する巻
線装置も数多く知られており、例えば特開昭63−16
4207号等でも見ることができる。この巻線装置は、
枢軸を支点として間欠的に180度回動される枠体と、
この枠体の異なる面に各々形成されているとともに、そ
れぞれ複数個のボビン保持用のスピンドルを上記枠体の
面上に点在させて回転自在に装着してなる一対のスピン
ドル列と、モータを有しており、上記モータの回転を上
記各スピンドル列の上記スピンドルに伝達させて上記ス
ピンドルを回転させるための駆動手段と、上記枠体が1
80度回動切り換えされた位置で一方のスピンドル列と
対応し、上記スピンドルに取り付けられたボビンに絶縁
シート材を供給するための絶縁シート材供給手段と、上
記スピンドルに取り付けられたボビンに線材を供給する
ための線材供給手段とを備え、上記一方のスピンドル列
における上記スピンドルに取り付けられている上記ボビ
ンに上記絶縁シート材を巻き付けているときに、上記他
方のスピンドル列における上記スピンドルに取り付けら
れている上記ボビンに上記線材を同時に巻き付けること
ができる構造になっている。
線装置も数多く知られており、例えば特開昭63−16
4207号等でも見ることができる。この巻線装置は、
枢軸を支点として間欠的に180度回動される枠体と、
この枠体の異なる面に各々形成されているとともに、そ
れぞれ複数個のボビン保持用のスピンドルを上記枠体の
面上に点在させて回転自在に装着してなる一対のスピン
ドル列と、モータを有しており、上記モータの回転を上
記各スピンドル列の上記スピンドルに伝達させて上記ス
ピンドルを回転させるための駆動手段と、上記枠体が1
80度回動切り換えされた位置で一方のスピンドル列と
対応し、上記スピンドルに取り付けられたボビンに絶縁
シート材を供給するための絶縁シート材供給手段と、上
記スピンドルに取り付けられたボビンに線材を供給する
ための線材供給手段とを備え、上記一方のスピンドル列
における上記スピンドルに取り付けられている上記ボビ
ンに上記絶縁シート材を巻き付けているときに、上記他
方のスピンドル列における上記スピンドルに取り付けら
れている上記ボビンに上記線材を同時に巻き付けること
ができる構造になっている。
【0004】そして、1層目の絶縁シートまたは線材の
巻き付けが終了したら180度回動されて、一方のスピ
ンドルが線材供給手段と対応されてボビンの絶縁シート
上に線材が巻き付けられるとともに他方のスピンドルが
絶縁シート供給手段と対応されてボビン上に絶縁シート
を巻き付け、これが所定の回数繰り返され、この繰り返
しでボビン上に絶縁シートと線材を交互に巻き付けて積
層巻き型のコイルを形成するものである。また、ボビン
上に絶縁シートと線材が所定回巻き付けられたら、その
ボビンを取り外して新たなボビンがスピンドルに装着さ
れて同様にして絶縁シート材と線材とが交互に巻き付け
られて行く。ここで、この従来の巻線装置では、一対の
スピンドル列に1つの駆動手段が共通に使用されてい
る。
巻き付けが終了したら180度回動されて、一方のスピ
ンドルが線材供給手段と対応されてボビンの絶縁シート
上に線材が巻き付けられるとともに他方のスピンドルが
絶縁シート供給手段と対応されてボビン上に絶縁シート
を巻き付け、これが所定の回数繰り返され、この繰り返
しでボビン上に絶縁シートと線材を交互に巻き付けて積
層巻き型のコイルを形成するものである。また、ボビン
上に絶縁シートと線材が所定回巻き付けられたら、その
ボビンを取り外して新たなボビンがスピンドルに装着さ
れて同様にして絶縁シート材と線材とが交互に巻き付け
られて行く。ここで、この従来の巻線装置では、一対の
スピンドル列に1つの駆動手段が共通に使用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の巻線装置では、一対のスピンドル列に1つの駆動手段
が共通に使用されているが、一方のスピンドル列側にお
いて各スピンドルに絶縁シートを巻き付けている時間
と、他方のスピンドル列側において各スピンドルに線材
を巻き付けている時間とは、一般に一致しない。したが
って、従来装置では、各スピンドル列と駆動手段との間
にクラッチ機構を設けておき、早く巻き付けが終了した
側はスピンドルと駆動手段との間の動力伝達を断ってお
き、巻き付けが終了していない側だけを駆動させるよう
な切り換え手段が講じられている。このため、構造が複
雑化し、装置の費用も高くなっている等の問題点があっ
た。
の巻線装置では、一対のスピンドル列に1つの駆動手段
が共通に使用されているが、一方のスピンドル列側にお
いて各スピンドルに絶縁シートを巻き付けている時間
と、他方のスピンドル列側において各スピンドルに線材
を巻き付けている時間とは、一般に一致しない。したが
って、従来装置では、各スピンドル列と駆動手段との間
にクラッチ機構を設けておき、早く巻き付けが終了した
側はスピンドルと駆動手段との間の動力伝達を断ってお
き、巻き付けが終了していない側だけを駆動させるよう
な切り換え手段が講じられている。このため、構造が複
雑化し、装置の費用も高くなっている等の問題点があっ
た。
【0006】さらに、各スピンドル列の回転数、回転方
向の条件設定に自由度が無く、また一方のスピンドル列
側の作業が終了しても他方のスピンドル列側の作業が終
了しないと、次の巻き付け作業に移れないことは勿論の
こと、ボビンの搬入・搬出等の交換作業もできない。こ
のため、一方のスピンドル列側が遊んでしまう時間が多
くなり、作業効率が悪いと言う問題点等もあった。
向の条件設定に自由度が無く、また一方のスピンドル列
側の作業が終了しても他方のスピンドル列側の作業が終
了しないと、次の巻き付け作業に移れないことは勿論の
こと、ボビンの搬入・搬出等の交換作業もできない。こ
のため、一方のスピンドル列側が遊んでしまう時間が多
くなり、作業効率が悪いと言う問題点等もあった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は構造を簡略化して安価で、また作
業効率を向上させることのできる巻線装置を提供するこ
とにある。
のであり、その目的は構造を簡略化して安価で、また作
業効率を向上させることのできる巻線装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、枢軸を支点として間欠的に回動される枠体と、
この枠体の異なる面にそれぞれ回転自在に装着された少
なくとも一対のスピンドルと、モータを有しており、こ
のモータの回転を前記スピンドルに伝達して回転させる
ための駆動手段と、前記枠体が回動切り換えされた位置
で一方のスピンドルと対応し、このスピンドルに取り付
けられたボビンに絶縁シート材を供給するための絶縁シ
ート材供給手段と、前記スピンドルに取り付けられたボ
ビンに線材を供給するための線材供給手段とを備え、前
記一方のスピンドルに取り付けられている前記ボビンに
前記絶縁シート材を巻き付けているときに、前記他方の
スピンドルに取り付けられている前記ボビンに前記線材
を同時に巻き付けることが可能な巻線装置において、前
記駆動手段を前記各スピンドル毎にそれぞれ独立して設
け、前記各スピンドルの回転方向及び回転数を任意に設
定できるようにして達成される。好ましくは、前記スピ
ンドルを使用されるボビンに応じて交換可能に設けると
良い。さらに好ましくは、前記枠体の異なる面にそれぞ
れ複数個の前記スピンドルを前記枢軸に沿って点在させ
て設けているとともに、前記枠体と前記スピンドルとの
間に前記ボビンへの前記絶縁シートまたは前記線材の巻
き始め及び巻き終わり位置の割出しを行うための手段を
設けると良い。
っては、枢軸を支点として間欠的に回動される枠体と、
この枠体の異なる面にそれぞれ回転自在に装着された少
なくとも一対のスピンドルと、モータを有しており、こ
のモータの回転を前記スピンドルに伝達して回転させる
ための駆動手段と、前記枠体が回動切り換えされた位置
で一方のスピンドルと対応し、このスピンドルに取り付
けられたボビンに絶縁シート材を供給するための絶縁シ
ート材供給手段と、前記スピンドルに取り付けられたボ
ビンに線材を供給するための線材供給手段とを備え、前
記一方のスピンドルに取り付けられている前記ボビンに
前記絶縁シート材を巻き付けているときに、前記他方の
スピンドルに取り付けられている前記ボビンに前記線材
を同時に巻き付けることが可能な巻線装置において、前
記駆動手段を前記各スピンドル毎にそれぞれ独立して設
け、前記各スピンドルの回転方向及び回転数を任意に設
定できるようにして達成される。好ましくは、前記スピ
ンドルを使用されるボビンに応じて交換可能に設けると
良い。さらに好ましくは、前記枠体の異なる面にそれぞ
れ複数個の前記スピンドルを前記枢軸に沿って点在させ
て設けているとともに、前記枠体と前記スピンドルとの
間に前記ボビンへの前記絶縁シートまたは前記線材の巻
き始め及び巻き終わり位置の割出しを行うための手段を
設けると良い。
【0009】
【作用】この構成によれば、駆動手段を各スピンドル毎
にそれぞれ独立して設けて、各スピンドルの回転方向及
び回転数を任意に設定できるようにしているので、早く
巻き付けが終了した場合は、その終了した側のスピンド
ルを駆動させていた駆動手段を停止させ、未だ終了して
いない側のスピンドルを駆動させている駆動手段だけを
駆動させておくことができる。したがって、従来装置で
必要としていた、早く巻き付けが終了した側のスピンド
ルと駆動手段との間の動力伝達を断っておくためのクラ
ッチ機構等が不用になり、構造の簡略化が図れる。ま
た、各スピンドル列の回転数、回転方向の条件設定に自
由度が得られるので、一方のスピンドル列側の作業が終
了したら他方のスピンドル列側の作業が終了していなく
ても、次の巻き付け作業等に移れることは勿論のこと、
ボビンの搬入・搬出等の交換作業も可能になる。
にそれぞれ独立して設けて、各スピンドルの回転方向及
び回転数を任意に設定できるようにしているので、早く
巻き付けが終了した場合は、その終了した側のスピンド
ルを駆動させていた駆動手段を停止させ、未だ終了して
いない側のスピンドルを駆動させている駆動手段だけを
駆動させておくことができる。したがって、従来装置で
必要としていた、早く巻き付けが終了した側のスピンド
ルと駆動手段との間の動力伝達を断っておくためのクラ
ッチ機構等が不用になり、構造の簡略化が図れる。ま
た、各スピンドル列の回転数、回転方向の条件設定に自
由度が得られるので、一方のスピンドル列側の作業が終
了したら他方のスピンドル列側の作業が終了していなく
ても、次の巻き付け作業等に移れることは勿論のこと、
ボビンの搬入・搬出等の交換作業も可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図9は、本発明の一実施例として示す
巻線装置の全体外観斜視図である。この巻線装置1は、
ボビン2(図11参照)に線材3と絶縁シートとしての
フィルム4を交互に巻き付けた積層巻き型コイルを製造
するためのもので、装置本体6には線材3をストックし
ておくストックボビン7及びフィルム4をストックして
おくフィルムストックドラム8が交換可能に装着されて
いて、これら線材3及びフィルム4がそれぞれガイドロ
ーラ等でなる線材供給手段9及び絶縁シート供給手段と
してのフィルム供給手段10を介して装置本体6の上方
における所定の位置まで各々導かれ、この位置から装置
本体6内に供給される。
詳細に説明する。図9は、本発明の一実施例として示す
巻線装置の全体外観斜視図である。この巻線装置1は、
ボビン2(図11参照)に線材3と絶縁シートとしての
フィルム4を交互に巻き付けた積層巻き型コイルを製造
するためのもので、装置本体6には線材3をストックし
ておくストックボビン7及びフィルム4をストックして
おくフィルムストックドラム8が交換可能に装着されて
いて、これら線材3及びフィルム4がそれぞれガイドロ
ーラ等でなる線材供給手段9及び絶縁シート供給手段と
してのフィルム供給手段10を介して装置本体6の上方
における所定の位置まで各々導かれ、この位置から装置
本体6内に供給される。
【0011】図10は巻線装置1における要部構成配置
図で、大きくはボビン2を搬入・排出位置に移送するパ
レット11が配設される搬入・排出部12と、ボビン2
を供給・排出するためのオートローダー部13と、線材
供給手段9より供給される線材3及びフィルム供給手段
10より供給されるフィルム4をボビン2に交互に巻き
付けるためのフィルム・線材巻加工部14と、ボビン2
に巻き付けられた線材3の端部をボビン2の端子に絡げ
る線材端末処理部15等で構成されている。
図で、大きくはボビン2を搬入・排出位置に移送するパ
レット11が配設される搬入・排出部12と、ボビン2
を供給・排出するためのオートローダー部13と、線材
供給手段9より供給される線材3及びフィルム供給手段
10より供給されるフィルム4をボビン2に交互に巻き
付けるためのフィルム・線材巻加工部14と、ボビン2
に巻き付けられた線材3の端部をボビン2の端子に絡げ
る線材端末処理部15等で構成されている。
【0012】次に、搬入・排出部12、オートローダー
部13、フィルム・線材巻加工部14の細部構成に付い
て順に説明する。
部13、フィルム・線材巻加工部14の細部構成に付い
て順に説明する。
【0013】[搬入・排出部12の構成説明]この搬入
・排出部12は、巻線装置1の要部構成配置図である図
11にも示している。そこで、搬入・排出部12の構成
を図10及び図11を用いて次に説明する。先ず、搬入
・排出部12には、パレット11の移動をガイドするた
めの一対の平行レール16が、装置本体6の左右両側に
延ばされた状態にして設けられており、また一対の平行
レール16間にはパレット11を搬入・排出部12内で
決められた位置に停止させるためのストッパー17(図
10参照)が配設されている。
・排出部12は、巻線装置1の要部構成配置図である図
11にも示している。そこで、搬入・排出部12の構成
を図10及び図11を用いて次に説明する。先ず、搬入
・排出部12には、パレット11の移動をガイドするた
めの一対の平行レール16が、装置本体6の左右両側に
延ばされた状態にして設けられており、また一対の平行
レール16間にはパレット11を搬入・排出部12内で
決められた位置に停止させるためのストッパー17(図
10参照)が配設されている。
【0014】パレット11は、一対の平行レール16間
に保持される水平部11aと、この水平部11aより上
方に向かって突出された垂直壁部11bとを有して、略
逆T字状に形成されている。加えて、垂直壁部11bに
は一対のボビン保持軸18が、互いに左右方向に離れて
平行で、かつオートローダー部13側に水平に突出され
た状態にして設けられている。なお、ボビン保持軸18
は、使用されるボビン2の形状等に合わせて交換可能に
なっており、さらに各ボビン保持軸18にはボビン2を
位置決めして着脱自在に取り付けができる構造になって
いる。また、ボビン保持軸18の交換に当たっては、パ
レット11と共に交換する場合もある。
に保持される水平部11aと、この水平部11aより上
方に向かって突出された垂直壁部11bとを有して、略
逆T字状に形成されている。加えて、垂直壁部11bに
は一対のボビン保持軸18が、互いに左右方向に離れて
平行で、かつオートローダー部13側に水平に突出され
た状態にして設けられている。なお、ボビン保持軸18
は、使用されるボビン2の形状等に合わせて交換可能に
なっており、さらに各ボビン保持軸18にはボビン2を
位置決めして着脱自在に取り付けができる構造になって
いる。また、ボビン保持軸18の交換に当たっては、パ
レット11と共に交換する場合もある。
【0015】このパレット11は、本実施例では3つの
パレット11が1つのグループ、すなわち6つのボビン
保持軸18が1つのグループとなって、空のボビン2が
供給される図示せぬボビン供給部から搬入・排出部12
の搬入・排出位置に送られ、次いで組立後のボビン2を
排出する排出位置に送られる経路で、図示せぬ搬送駆動
手段による搬送動作によって移動される。そして、ボビ
ン供給部ではボビン保持軸18に空のボビン2が供給さ
れ、搬入・排出部12の搬入・排出位置ではオートロー
ダー部13との間で空のボビン2と組立後のボビン2の
交換が行われ、排出位置では組立後のボビン2の排出が
行われる。
パレット11が1つのグループ、すなわち6つのボビン
保持軸18が1つのグループとなって、空のボビン2が
供給される図示せぬボビン供給部から搬入・排出部12
の搬入・排出位置に送られ、次いで組立後のボビン2を
排出する排出位置に送られる経路で、図示せぬ搬送駆動
手段による搬送動作によって移動される。そして、ボビ
ン供給部ではボビン保持軸18に空のボビン2が供給さ
れ、搬入・排出部12の搬入・排出位置ではオートロー
ダー部13との間で空のボビン2と組立後のボビン2の
交換が行われ、排出位置では組立後のボビン2の排出が
行われる。
【0016】[オートローダー部13の構成説明]この
オートローダー部13は、図10の他に、図11及び図
12,図13にも示している。ここで、図12はオート
ローダー部13の上面図で、図13はオートローダー部
13の側面図である。そこで、オートローダー部13の
構成を、図10,図11,図12,図13を用いて説明
すると、このオートローダー部13は、装置本体6に固
定された台板21上で、かつ搬入・排出部12の後ろ側
に、この搬入・排出部12と対向して平行に配設されて
いる。
オートローダー部13は、図10の他に、図11及び図
12,図13にも示している。ここで、図12はオート
ローダー部13の上面図で、図13はオートローダー部
13の側面図である。そこで、オートローダー部13の
構成を、図10,図11,図12,図13を用いて説明
すると、このオートローダー部13は、装置本体6に固
定された台板21上で、かつ搬入・排出部12の後ろ側
に、この搬入・排出部12と対向して平行に配設されて
いる。
【0017】また、大きくは、左右に離れてそれぞれ台
板21上に固定されている一対の支柱22と、両端に各
々取り付けられている回転軸23が、これと対応する支
柱22にそれぞれ回動自在に保持されており、この回転
軸23と一体に回転する回転プレート24と、一方の回
転軸23側において台板21上に固定されて回転軸23
とカップリング25を介して連結されているとともに、
回転プレート24を上下面が交互に台板21と平行に対
向する状態に180度づつ往復回転させるためのモータ
(不図示)を有したインデックス26(図12,図13
参照)等で構成されている。
板21上に固定されている一対の支柱22と、両端に各
々取り付けられている回転軸23が、これと対応する支
柱22にそれぞれ回動自在に保持されており、この回転
軸23と一体に回転する回転プレート24と、一方の回
転軸23側において台板21上に固定されて回転軸23
とカップリング25を介して連結されているとともに、
回転プレート24を上下面が交互に台板21と平行に対
向する状態に180度づつ往復回転させるためのモータ
(不図示)を有したインデックス26(図12,図13
参照)等で構成されている。
【0018】加えて、回転プレート24の上下面にそれ
ぞれチャック部27が設けられている。このチャック部
27は、各面(上下面)対称で、しかも各面では後側に
偏った位置で左右方向(回転軸23が延びている方向)
に並置された状態にして設けられており、一方(上側)
のチャック部27がフィルム・線材巻加工部14と対向
した位置にあるとき、他方(下側)のチャック部27が
搬入・排出部12と対向した位置に配置されるようにし
て形成されている。したがって、ここで、フィルム・線
材巻加工部14と搬入・排出部12との位置関係を見る
と、搬入・排出部12が最前列で、続いてオートローダ
ー部13,フィルム・線材巻加工部14の順で後ろ側に
並べられた状態になっており、また搬入・排出部12が
最も低い位置で、続いてオートローダー部13,フィル
ム・線材巻部12の順で高い位置に略階段状(ひな段
状)に配置されている。すなわち、この実施例の構造で
は、このように階段状に並べて搬入・排出部12,オー
トローダー部13,フィルム・線材巻加工部14がそれ
ぞれ同一平面に配置された状態にならないようにするこ
とによって、作業者側から部品の交換作業やメンテナン
ス作業が簡単にできるようにしている。
ぞれチャック部27が設けられている。このチャック部
27は、各面(上下面)対称で、しかも各面では後側に
偏った位置で左右方向(回転軸23が延びている方向)
に並置された状態にして設けられており、一方(上側)
のチャック部27がフィルム・線材巻加工部14と対向
した位置にあるとき、他方(下側)のチャック部27が
搬入・排出部12と対向した位置に配置されるようにし
て形成されている。したがって、ここで、フィルム・線
材巻加工部14と搬入・排出部12との位置関係を見る
と、搬入・排出部12が最前列で、続いてオートローダ
ー部13,フィルム・線材巻加工部14の順で後ろ側に
並べられた状態になっており、また搬入・排出部12が
最も低い位置で、続いてオートローダー部13,フィル
ム・線材巻部12の順で高い位置に略階段状(ひな段
状)に配置されている。すなわち、この実施例の構造で
は、このように階段状に並べて搬入・排出部12,オー
トローダー部13,フィルム・線材巻加工部14がそれ
ぞれ同一平面に配置された状態にならないようにするこ
とによって、作業者側から部品の交換作業やメンテナン
ス作業が簡単にできるようにしている。
【0019】次に、回転プレート24上の各チャック部
27には、それぞれ6個のチャック28が等間隔に離さ
れて左右方向に並置された状態で設けられているととも
に、これら各チャック28のチャック開閉動作を行わせ
るための左右一対のプランジャー30a,30b(図1
2参照)が設けられている。これら一対のプランジャー
30a,30bと各チャック28は、左右一対のスライ
ド部29を介して前後方向にスライド自在な状態で回転
プレート24上に取り付けられているスライド板31上
に配設されており、また各チャック28の構造は各々同
じ構造で構成されている。なお、スライド板31の前後
位置の切り換えは、回転プレート24上に固定して取り
付けられているシリンダー32の動作により切り換えら
れる。
27には、それぞれ6個のチャック28が等間隔に離さ
れて左右方向に並置された状態で設けられているととも
に、これら各チャック28のチャック開閉動作を行わせ
るための左右一対のプランジャー30a,30b(図1
2参照)が設けられている。これら一対のプランジャー
30a,30bと各チャック28は、左右一対のスライ
ド部29を介して前後方向にスライド自在な状態で回転
プレート24上に取り付けられているスライド板31上
に配設されており、また各チャック28の構造は各々同
じ構造で構成されている。なお、スライド板31の前後
位置の切り換えは、回転プレート24上に固定して取り
付けられているシリンダー32の動作により切り換えら
れる。
【0020】図14及び図15はオートローダー部13
におけるチャック28の動作図である。そこで、次に、
この図14及び図15と共にさらに各チャック28の構
成を説明する。先ず、各チャック28は、先端にカギ状
の爪33がそれぞれ取り付けられている左右一対のアー
ム部34a,34bと、この左右一対のアーム部34
a,34bの間でスライド板31上に固定して取り付け
られたボビン受け35等で構成されている。
におけるチャック28の動作図である。そこで、次に、
この図14及び図15と共にさらに各チャック28の構
成を説明する。先ず、各チャック28は、先端にカギ状
の爪33がそれぞれ取り付けられている左右一対のアー
ム部34a,34bと、この左右一対のアーム部34
a,34bの間でスライド板31上に固定して取り付け
られたボビン受け35等で構成されている。
【0021】また、左右一対のアーム部34a,34b
のうち、一方のアーム部34aは、プランジャー30a
で左右方向に移動切り換えされる1つのロッド35aに
共通に固定して取り付けられており、他方のアーム部3
4bはプランジャー30bで左右方向に移動切り換えさ
れる同じく1つのロッド35bに共通に固定して取り付
けられている。そして、この一対のアーム部34a,3
4bはプランジャー30a,30bが開方向動作される
と、この動作がロッド35a,35bを介して伝えら
れ、互いに離れる方向にロッド35a,35bと共に移
動されて開状態(図14参照)となり、逆にプランジャ
ー30a,30bが閉方向動作されると、この動作がロ
ッド35a,35bを介して伝えられ、互いに近づき合
う方向にロッド35a,35bと共に移動されて閉状態
(図15参照)となる。
のうち、一方のアーム部34aは、プランジャー30a
で左右方向に移動切り換えされる1つのロッド35aに
共通に固定して取り付けられており、他方のアーム部3
4bはプランジャー30bで左右方向に移動切り換えさ
れる同じく1つのロッド35bに共通に固定して取り付
けられている。そして、この一対のアーム部34a,3
4bはプランジャー30a,30bが開方向動作される
と、この動作がロッド35a,35bを介して伝えら
れ、互いに離れる方向にロッド35a,35bと共に移
動されて開状態(図14参照)となり、逆にプランジャ
ー30a,30bが閉方向動作されると、この動作がロ
ッド35a,35bを介して伝えられ、互いに近づき合
う方向にロッド35a,35bと共に移動されて閉状態
(図15参照)となる。
【0022】ボビン受け35は、スライド板31に固定
された基台36と、この基台36に前後方向に摺動でき
る状態にして取り付けられている位置決め部材37と、
この位置決め部材37を一対のアーム部34a,34b
の先端側に突き出し付勢させておくためのコイルスプリ
ング38等で構成されている。そして、このボビン受け
35は、アーム部34a,34bによりボビン2がチャ
ックされていないときコイルスプリング38の付勢力
で、その先端と爪33のカギ状部33aの内側までの距
離がボビン2の長さよりも小さくなるまで突出されてい
る。また、チャック動作が行われるときに、コイルスプ
リング38の付勢に抗してボビン2で押されると基台3
6に案内されて後退し、さらにチャック後はカギ状部3
3aとボビン受け35の先端との間でボビン2を弾性的
に挟持するための作用を与え、このコイルスプリング3
8の付勢作用でガタ付きを持たずに保持しておくことが
できる状態になっている。
された基台36と、この基台36に前後方向に摺動でき
る状態にして取り付けられている位置決め部材37と、
この位置決め部材37を一対のアーム部34a,34b
の先端側に突き出し付勢させておくためのコイルスプリ
ング38等で構成されている。そして、このボビン受け
35は、アーム部34a,34bによりボビン2がチャ
ックされていないときコイルスプリング38の付勢力
で、その先端と爪33のカギ状部33aの内側までの距
離がボビン2の長さよりも小さくなるまで突出されてい
る。また、チャック動作が行われるときに、コイルスプ
リング38の付勢に抗してボビン2で押されると基台3
6に案内されて後退し、さらにチャック後はカギ状部3
3aとボビン受け35の先端との間でボビン2を弾性的
に挟持するための作用を与え、このコイルスプリング3
8の付勢作用でガタ付きを持たずに保持しておくことが
できる状態になっている。
【0023】[フィルム・線材巻加工部14の構成]こ
のフィルム・線材巻加工部14は、図10の他にも図1
1及び図1,図2,図3,図4,図5にも示している。
すなわち、図1はフィルム・線材巻加工部の上面図で、
図2はフィルム・線材巻加工部の一部を破断して示す前
面図、図3及び図4はフィルム・線材巻加工部の要部拡
大図、図5はフィルム・線材巻加工部におけるカップリ
ング機構の要部拡大図である。
のフィルム・線材巻加工部14は、図10の他にも図1
1及び図1,図2,図3,図4,図5にも示している。
すなわち、図1はフィルム・線材巻加工部の上面図で、
図2はフィルム・線材巻加工部の一部を破断して示す前
面図、図3及び図4はフィルム・線材巻加工部の要部拡
大図、図5はフィルム・線材巻加工部におけるカップリ
ング機構の要部拡大図である。
【0024】そこで、フィルム・線材巻加工部14の構
成を、次に図1,図2,図3,図4,図5,図10,図
11と共に説明する。このフィルム・線材加工部14
は、オートローダー部13と同様に、装置本体6に固定
された台板21上で、そのオートローダー部13の後ろ
側に、このオートローダー部13と対向して平行に配設
されている。さらに、このフィルム・線材加工部14の
上方には、線材供給手段9によりストックボビン7より
導出されている線材3が線材端末処理部15を介して導
かれているとともに、フィルム供給手段10によりフィ
ルムストックドラム8より導出されているフィルム4が
導かれた状態になっている。
成を、次に図1,図2,図3,図4,図5,図10,図
11と共に説明する。このフィルム・線材加工部14
は、オートローダー部13と同様に、装置本体6に固定
された台板21上で、そのオートローダー部13の後ろ
側に、このオートローダー部13と対向して平行に配設
されている。さらに、このフィルム・線材加工部14の
上方には、線材供給手段9によりストックボビン7より
導出されている線材3が線材端末処理部15を介して導
かれているとともに、フィルム供給手段10によりフィ
ルムストックドラム8より導出されているフィルム4が
導かれた状態になっている。
【0025】また、大きくは、左右に離れて台板21上
に固定されている一対の支柱41と、両端に各々取り付
けている回転軸42が対応する支柱41にそれぞれ回動
自在にされており、この回転軸42と一体に回転する偏
平な箱状をしたハウジング43と、一方の回転軸42側
において台板21に固定されていて、この回転軸42と
図示せぬカップリングを介して回転を伝達させ、ハウジ
ング43を上下面が交互に台板21と平行に対向する状
態に180度づつ往復回転させるためのモータ(不図
示)を有するインデックス44と、一対の駆動手段45
A,45B等で構成されている。
に固定されている一対の支柱41と、両端に各々取り付
けている回転軸42が対応する支柱41にそれぞれ回動
自在にされており、この回転軸42と一体に回転する偏
平な箱状をしたハウジング43と、一方の回転軸42側
において台板21に固定されていて、この回転軸42と
図示せぬカップリングを介して回転を伝達させ、ハウジ
ング43を上下面が交互に台板21と平行に対向する状
態に180度づつ往復回転させるためのモータ(不図
示)を有するインデックス44と、一対の駆動手段45
A,45B等で構成されている。
【0026】さらに詳述すると、ハウジング43は、上
下,左右,前後の各面を有して、六面体の偏平な箱状に
形成されており、また上面が開口されている。左右の面
43a,43bの略中央には上記回転軸42が取り付け
られ、前後の面43cには各面毎に6本つづ、合計12
本のスピンドル46が回転自在にして取り付けられてい
る。なお、各面43cに取り付けられているスピンドル
46は、オートローダー部13の各チャック28に対応
しており、その各チャック28の間隔と等しい間隔で形
成されている。また、各スピンドル46には、この各ス
ピンドル46と一体に回転する摩擦車47がハウジング
43の内側において取り付けられている。さらに、ハウ
ジング43の前後の面43cの内側には、各スピンドル
46の摩擦車47と対応して、先端にカップリング49
Aが一体に設けられている摩擦車49が枢軸50を介し
て回転自在に取り付けられている。加えて、前後の各面
43cにおいて、これら摩擦車49と6つの摩擦車47
には動力伝達用の1つのエンドレスベルト51が共通に
掛け渡されている。また、同じくハウジング43の前後
の面43cの内側には、摩擦車49と摩擦車47との
間、及び各摩擦車47の間に、枢軸53を介してそれぞ
れ押圧用の補助摩擦車52が取り付けられており、この
補助摩擦車52でエンドレスベルト51を摩擦車47に
押し付け、この押し付けで摩擦車49と各摩擦車47と
の動力伝達を可能にしている。すなわち、この構造で
は、摩擦車49が回転されるとエンドレスベルト51を
介して6つの摩擦車47も同時に同じ方向に回転される
構造になっている。
下,左右,前後の各面を有して、六面体の偏平な箱状に
形成されており、また上面が開口されている。左右の面
43a,43bの略中央には上記回転軸42が取り付け
られ、前後の面43cには各面毎に6本つづ、合計12
本のスピンドル46が回転自在にして取り付けられてい
る。なお、各面43cに取り付けられているスピンドル
46は、オートローダー部13の各チャック28に対応
しており、その各チャック28の間隔と等しい間隔で形
成されている。また、各スピンドル46には、この各ス
ピンドル46と一体に回転する摩擦車47がハウジング
43の内側において取り付けられている。さらに、ハウ
ジング43の前後の面43cの内側には、各スピンドル
46の摩擦車47と対応して、先端にカップリング49
Aが一体に設けられている摩擦車49が枢軸50を介し
て回転自在に取り付けられている。加えて、前後の各面
43cにおいて、これら摩擦車49と6つの摩擦車47
には動力伝達用の1つのエンドレスベルト51が共通に
掛け渡されている。また、同じくハウジング43の前後
の面43cの内側には、摩擦車49と摩擦車47との
間、及び各摩擦車47の間に、枢軸53を介してそれぞ
れ押圧用の補助摩擦車52が取り付けられており、この
補助摩擦車52でエンドレスベルト51を摩擦車47に
押し付け、この押し付けで摩擦車49と各摩擦車47と
の動力伝達を可能にしている。すなわち、この構造で
は、摩擦車49が回転されるとエンドレスベルト51を
介して6つの摩擦車47も同時に同じ方向に回転される
構造になっている。
【0027】各スピンドル46は、図3,図6,図7,
図8に示すように、ハウジング43の前または後の面4
3cを貫通して、ハウジング43に固定して取り付けら
れている筒状の軸受ケース56と、この軸受ケース56
内に配設されいるベアリング57を介して回転可能に取
り付けられている。
図8に示すように、ハウジング43の前または後の面4
3cを貫通して、ハウジング43に固定して取り付けら
れている筒状の軸受ケース56と、この軸受ケース56
内に配設されいるベアリング57を介して回転可能に取
り付けられている。
【0028】また、各スピンドル46のハウジング43
の外側に突出されている一端部には、ボール58と内面
にロックカム59aを有したロックキャップ59とコイ
ルスプリング60等で構成してなるチャック61が設け
られており、このチャック61のロック・アンロック操
作で、ボビン装着用軸62をボビン2の種類に適したも
のと任意に交換できる構造にしている。なお、このボビ
ン装着用軸62を交換可能にチャックするための機構
は、これ以外にも例えばコレットチャック機構等で良く
知られている構造等であっても差し支えないものであ
る。
の外側に突出されている一端部には、ボール58と内面
にロックカム59aを有したロックキャップ59とコイ
ルスプリング60等で構成してなるチャック61が設け
られており、このチャック61のロック・アンロック操
作で、ボビン装着用軸62をボビン2の種類に適したも
のと任意に交換できる構造にしている。なお、このボビ
ン装着用軸62を交換可能にチャックするための機構
は、これ以外にも例えばコレットチャック機構等で良く
知られている構造等であっても差し支えないものであ
る。
【0029】これに対して、各スピンドル46のハウジ
ング43の内側に突出されている一端部には、外周に位
置決め凹部64(図4参照)を設けた位置規制板63が
固定して取り付けられている。この位置規制板63は、
台板21側に固定して取り付けられているクラッチ作動
部65で使用され、スピンドル46に取り付けられたボ
ビン2に対する線材3またはフィルム4の巻始め及び巻
終わり位置の割出しが行われるようになっている。
ング43の内側に突出されている一端部には、外周に位
置決め凹部64(図4参照)を設けた位置規制板63が
固定して取り付けられている。この位置規制板63は、
台板21側に固定して取り付けられているクラッチ作動
部65で使用され、スピンドル46に取り付けられたボ
ビン2に対する線材3またはフィルム4の巻始め及び巻
終わり位置の割出しが行われるようになっている。
【0030】そのクラッチ作動部65は、図3及び図4
に示すように、ハウジング43の左右方向に横たえられ
て、図示せぬプランジャーにより左右方向にスライド切
り換えされる前面側スピンドル列の各スピンドル46を
制御するためのスライド板66及び後面側スピンドル列
の各スピンドル46を制御するためのスライド板66と
を有しており、各スライド板66に各スピンドル46の
位置規制板63にそれぞれ対応してロック部材67が取
り付けられている。
に示すように、ハウジング43の左右方向に横たえられ
て、図示せぬプランジャーにより左右方向にスライド切
り換えされる前面側スピンドル列の各スピンドル46を
制御するためのスライド板66及び後面側スピンドル列
の各スピンドル46を制御するためのスライド板66と
を有しており、各スライド板66に各スピンドル46の
位置規制板63にそれぞれ対応してロック部材67が取
り付けられている。
【0031】各ロック部材67は、スライド板66に固
定された基板68と、この基板68にガイド棒69a,
69bを介してスライド自在に取り付けられた移動板7
0と、この移動板70に位置規制板63側に向かって突
出された状態にして設けられた位置決めピン71と、移
動板70をガイド棒69a,69bの先端側に常に押圧
付勢しておくためのコイルスプリング72とで構成され
ている。
定された基板68と、この基板68にガイド棒69a,
69bを介してスライド自在に取り付けられた移動板7
0と、この移動板70に位置規制板63側に向かって突
出された状態にして設けられた位置決めピン71と、移
動板70をガイド棒69a,69bの先端側に常に押圧
付勢しておくためのコイルスプリング72とで構成され
ている。
【0032】そして、このクラッチ作動部65では、ス
ピンドル46が回転されているときには、図示せぬプラ
ンジャーの動作により、スライド66が図4において左
側に、位置決めピン71が一点鎖線で示す位置(71)
に配置された位置まで移動されて保持されていて、逆に
スピンドル46が停止されるときにはスライド66が同
図中において右側に移動されて、この移動で位置決めピ
ン71が位置規制板63の外周に当接し、さらに位置決
めピン71が位置決め凹部64と対応すると、同図中に
おいて実線で示すように、この位置決め凹部64内に位
置決めピン71が係合されてスピンドル46をこの決め
られた位置で停止させることができる。これにより、ス
ピンドル46の巻始め及び巻終わり位置の割出しを行う
ことができる。
ピンドル46が回転されているときには、図示せぬプラ
ンジャーの動作により、スライド66が図4において左
側に、位置決めピン71が一点鎖線で示す位置(71)
に配置された位置まで移動されて保持されていて、逆に
スピンドル46が停止されるときにはスライド66が同
図中において右側に移動されて、この移動で位置決めピ
ン71が位置規制板63の外周に当接し、さらに位置決
めピン71が位置決め凹部64と対応すると、同図中に
おいて実線で示すように、この位置決め凹部64内に位
置決めピン71が係合されてスピンドル46をこの決め
られた位置で停止させることができる。これにより、ス
ピンドル46の巻始め及び巻終わり位置の割出しを行う
ことができる。
【0033】一対の駆動手段45A,45Bは、ハウジ
ング43の切欠開口48(図1参照)が形成されている
側において、このハウジング43の側面と対応して配設
されている。各駆動手段45A,45Bは略対称形で、
各々外側回転部81と内側回転部82とで構成されお
り、外側回転部81と外側回転部82との間が切欠開口
48内を横切って配設された動力伝達ベルト83で動力
結合された状態になっている。
ング43の切欠開口48(図1参照)が形成されている
側において、このハウジング43の側面と対応して配設
されている。各駆動手段45A,45Bは略対称形で、
各々外側回転部81と内側回転部82とで構成されお
り、外側回転部81と外側回転部82との間が切欠開口
48内を横切って配設された動力伝達ベルト83で動力
結合された状態になっている。
【0034】このうち、外側回転部81は、ハウジング
43の外側において台板21上に固定して取り付けられ
ているモータ84と、このモータ84の出力軸に固定さ
れたプーリ85と、台板21に固定されている基材86
に軸87を介して回転可能に取り付けられたプーリ88
と、このプーリ88とプーリ85間に張設された動力伝
達ベルト89とで構成されており、モータ84の回転を
プーリ85,動力伝達ベルト89を介してプーリ88に
伝達可能になっている。なお、このプーリ88には、上
記動力伝達ベルト83が張設されている。
43の外側において台板21上に固定して取り付けられ
ているモータ84と、このモータ84の出力軸に固定さ
れたプーリ85と、台板21に固定されている基材86
に軸87を介して回転可能に取り付けられたプーリ88
と、このプーリ88とプーリ85間に張設された動力伝
達ベルト89とで構成されており、モータ84の回転を
プーリ85,動力伝達ベルト89を介してプーリ88に
伝達可能になっている。なお、このプーリ88には、上
記動力伝達ベルト83が張設されている。
【0035】一方、内側回転部82は、ハウジング43
側のカップリング49Aと対応する位置に配置されてお
り、上記基材86に軸90を介してプーリ91が回転可
能に取り付けられ、このプーリ91とプーリ88との間
に上記動力伝達ベルト89が張設された状態になってい
る。また、プーリ91にはカップリング49Aとカップ
リングされて、プーリ91側の回転を摩擦車49側に伝
達するためのカップリング82Bが一体に形成されてい
る。
側のカップリング49Aと対応する位置に配置されてお
り、上記基材86に軸90を介してプーリ91が回転可
能に取り付けられ、このプーリ91とプーリ88との間
に上記動力伝達ベルト89が張設された状態になってい
る。また、プーリ91にはカップリング49Aとカップ
リングされて、プーリ91側の回転を摩擦車49側に伝
達するためのカップリング82Bが一体に形成されてい
る。
【0036】上記カップリング49Aと上記カップリン
グ82Bは、駆動手段45A,45Bと各スピンドル4
6との間における動力伝達用のカップリング機構92
(図5参照)を構成しているものである。このカップリ
ング機構92は、図5で詳細に示すように、カップリン
グ82B側には係合溝93が設けられ、カップリング4
9A側には係合溝93内に挿入係合されて突片94が設
けられている。
グ82Bは、駆動手段45A,45Bと各スピンドル4
6との間における動力伝達用のカップリング機構92
(図5参照)を構成しているものである。このカップリ
ング機構92は、図5で詳細に示すように、カップリン
グ82B側には係合溝93が設けられ、カップリング4
9A側には係合溝93内に挿入係合されて突片94が設
けられている。
【0037】そして、このカップリング機構92では、
軸90を支点としたプーリ91の回転に対してはカップ
リング49Aとカップリング82Bが互いに結合されて
一体に回転する。これに対して、係合溝93が台板21
に対して直角に位置された状態で、ハウジング43がイ
ンデックス44により回転されると、突片94が係合溝
93より抜け出て、ハウジング43側だけが回転軸42
を支点として回転できる状態になっている。なお、カッ
プリング49Aとカップリング82Bとは、上述したク
ラッチ作動部65により、スピンドル46が巻始め及び
巻終わり位置の割り出しを行うときに係合溝93が台板
21に対して直角に位置された状態で停止されるように
設定されている。
軸90を支点としたプーリ91の回転に対してはカップ
リング49Aとカップリング82Bが互いに結合されて
一体に回転する。これに対して、係合溝93が台板21
に対して直角に位置された状態で、ハウジング43がイ
ンデックス44により回転されると、突片94が係合溝
93より抜け出て、ハウジング43側だけが回転軸42
を支点として回転できる状態になっている。なお、カッ
プリング49Aとカップリング82Bとは、上述したク
ラッチ作動部65により、スピンドル46が巻始め及び
巻終わり位置の割り出しを行うときに係合溝93が台板
21に対して直角に位置された状態で停止されるように
設定されている。
【0038】なお、このカップリング機構92のカップ
リング49Aとカップリング82Bは、これ以外にも図
16,図17,図18に示すような構造にしても差し支
えないものである。すなわち、図16の変形例の構造で
は、カップリング82B側に設ける係合溝93を4つの
ピン状体94で形成したものである。図17の変形例の
構成では、カップリング49Aとカップリング82Bに
それぞれ互いに噛み合う段差部96を形成したものであ
る。図18の変形例の構成では、カップリング49A側
に設ける突片94を2つのピン状体97で形成したもの
である。
リング49Aとカップリング82Bは、これ以外にも図
16,図17,図18に示すような構造にしても差し支
えないものである。すなわち、図16の変形例の構造で
は、カップリング82B側に設ける係合溝93を4つの
ピン状体94で形成したものである。図17の変形例の
構成では、カップリング49Aとカップリング82Bに
それぞれ互いに噛み合う段差部96を形成したものであ
る。図18の変形例の構成では、カップリング49A側
に設ける突片94を2つのピン状体97で形成したもの
である。
【0039】[巻線装置全体の動作説明]次に、このよ
うに構成された巻線装置1を使用し、空のボビン2の供
給から線材3及びフィルム4を所定数巻き付けて組み立
てられたボビン2を排出するまでの一連の動作を説明す
る。
うに構成された巻線装置1を使用し、空のボビン2の供
給から線材3及びフィルム4を所定数巻き付けて組み立
てられたボビン2を排出するまでの一連の動作を説明す
る。
【0040】まず、ボビン2は、図示せぬボビン供給部
においてパレット11のボビン保持軸18に取り付けら
れ、これが3つのパレット11の単位で図示せぬ搬送駆
動手段により搬入・排出部12に搬送され、ストッパー
17で規制された位置で停止される。
においてパレット11のボビン保持軸18に取り付けら
れ、これが3つのパレット11の単位で図示せぬ搬送駆
動手段により搬入・排出部12に搬送され、ストッパー
17で規制された位置で停止される。
【0041】すると、オートローダー部13の回転プレ
ート24における下側のチャック部27がパレット11
上のボビン2と対応し、上側のチャック部27がフィル
ム・線材巻加工部14のフィルム巻側に配置されている
スピンドル46上のボビン2と対応する。なお、ここで
は、スピンドル46上に装着されているボビン2には線
材3及びフィルム4が所定回数巻回され、かつ線材3の
端末が線材端末処理部15により処理されているものと
する。
ート24における下側のチャック部27がパレット11
上のボビン2と対応し、上側のチャック部27がフィル
ム・線材巻加工部14のフィルム巻側に配置されている
スピンドル46上のボビン2と対応する。なお、ここで
は、スピンドル46上に装着されているボビン2には線
材3及びフィルム4が所定回数巻回され、かつ線材3の
端末が線材端末処理部15により処理されているものと
する。
【0042】次いで、オートローダ部13のプランジャ
ー30a,30bが開方向に動作され、各チャック28
のアーム部34a,34bが開いている状態で、次にシ
リンダー32が動作されてスライド板31を突き出す。
すると、スライド板31と一体に、チャック28が搬入
・排出部12及びフィルム・線材巻加工部14側にそれ
ぞれ移動され、搬入・排出部12とフィルム・線材巻加
工部14側では、それぞれのボビン受け35がコイルス
プリング38を撓ませてボビン2の先端に当接された状
態になる。
ー30a,30bが開方向に動作され、各チャック28
のアーム部34a,34bが開いている状態で、次にシ
リンダー32が動作されてスライド板31を突き出す。
すると、スライド板31と一体に、チャック28が搬入
・排出部12及びフィルム・線材巻加工部14側にそれ
ぞれ移動され、搬入・排出部12とフィルム・線材巻加
工部14側では、それぞれのボビン受け35がコイルス
プリング38を撓ませてボビン2の先端に当接された状
態になる。
【0043】次に、プランジャー30a,30bが閉方
向に動作され、各チャック部28のアーム部34a,3
4bが閉じられる。次いで、シリンダー32が動作され
てスライド板31を回転プレート24側に引く。する
と、このときボビン2がボビン受け35と爪33のカギ
状部33aとの間に弾性的に挟持される。これにより、
パレット11側のボビン2とフィルム・線材巻加工部1
4側のボビン2が、それぞれオートローダー部13側に
受け渡されたことになる。なお、フィルム・線材巻加工
部14側の線材巻側に配置されているスピンドル46上
のボビン2はそのまま取り付けられていて、この間も片
側の駆動手段45Aまたは45Bだけが駆動されて引き
続き線材3の巻加工が進行している。
向に動作され、各チャック部28のアーム部34a,3
4bが閉じられる。次いで、シリンダー32が動作され
てスライド板31を回転プレート24側に引く。する
と、このときボビン2がボビン受け35と爪33のカギ
状部33aとの間に弾性的に挟持される。これにより、
パレット11側のボビン2とフィルム・線材巻加工部1
4側のボビン2が、それぞれオートローダー部13側に
受け渡されたことになる。なお、フィルム・線材巻加工
部14側の線材巻側に配置されているスピンドル46上
のボビン2はそのまま取り付けられていて、この間も片
側の駆動手段45Aまたは45Bだけが駆動されて引き
続き線材3の巻加工が進行している。
【0044】次に、オートローダー部13のインデック
ス26が駆動され、回転プレート24が180度回転さ
れる。すると、回転プレート24における下側のチャッ
ク部27がパレット11上の空のボビン保持軸18と対
応し、上側のチャック部27がフィルム・線材巻加工部
14のフィルム巻側に配置されている空のスピンドル4
6と対応する。
ス26が駆動され、回転プレート24が180度回転さ
れる。すると、回転プレート24における下側のチャッ
ク部27がパレット11上の空のボビン保持軸18と対
応し、上側のチャック部27がフィルム・線材巻加工部
14のフィルム巻側に配置されている空のスピンドル4
6と対応する。
【0045】次いで、オートローダ部13のシリンダー
32が動作されてスライド板31を突き出す。すると、
スライド板31と一体に、チャック28が搬入・排出部
12及びフィルム・線材巻加工部14側にそれぞれ移動
され、ボビン受け35がコイルスプリング38を撓ませ
た状態にされて、各チャック部28に保持されているボ
ビン2がパレット11上のボビン保持軸18及びフィル
ム・線材巻加工部14側のスピンドル46に装着され
る。次に、プランジャー30a,30bが開方向に動作
され、各チャック28のアーム部34a,34bが開
く。すると、各ボビン2がボビン受け35でスピンドル
46またはボビン保持軸18側に押し付けられて位置決
めされる。次いで、オートローダ部13のシリンダー3
2が動作されてスライド板31が回転プレート24側に
引かれると、これによりパレット11側のボビン保持軸
18とフィルム・線材巻加工部14側のスピンドル46
に、ボビン2がそれぞれ受け渡される。
32が動作されてスライド板31を突き出す。すると、
スライド板31と一体に、チャック28が搬入・排出部
12及びフィルム・線材巻加工部14側にそれぞれ移動
され、ボビン受け35がコイルスプリング38を撓ませ
た状態にされて、各チャック部28に保持されているボ
ビン2がパレット11上のボビン保持軸18及びフィル
ム・線材巻加工部14側のスピンドル46に装着され
る。次に、プランジャー30a,30bが開方向に動作
され、各チャック28のアーム部34a,34bが開
く。すると、各ボビン2がボビン受け35でスピンドル
46またはボビン保持軸18側に押し付けられて位置決
めされる。次いで、オートローダ部13のシリンダー3
2が動作されてスライド板31が回転プレート24側に
引かれると、これによりパレット11側のボビン保持軸
18とフィルム・線材巻加工部14側のスピンドル46
に、ボビン2がそれぞれ受け渡される。
【0046】また、こうしてボビン2が受け渡されたパ
レット11側では、搬送駆動手段により搬入・排出部1
2から図示せぬ排出部に送られてボビン2を排出され
る。その後、再びボビン供給部に送られて新たな空のボ
ビン2がボビン保持軸18に取り付けられ、さらに搬入
・排出部12に移動されて待機する。
レット11側では、搬送駆動手段により搬入・排出部1
2から図示せぬ排出部に送られてボビン2を排出され
る。その後、再びボビン供給部に送られて新たな空のボ
ビン2がボビン保持軸18に取り付けられ、さらに搬入
・排出部12に移動されて待機する。
【0047】一方、フィルム・線材巻加工部14側で
は、フィルム巻側の駆動手段45Bまたは45Aも駆動
されて、フィルム巻加工が始まる。そして、フィルム・
線材巻加工部14では、駆動手段45Bまたは45Aが
回転を開始する前は、位置規制板63の位置決め凹部6
4に移動板70の位置決めピン71が係合されて位置の
割り出し行われていて、スピンドル46が回転されると
ボビン2は常に同じ位置から回転を開始する。
は、フィルム巻側の駆動手段45Bまたは45Aも駆動
されて、フィルム巻加工が始まる。そして、フィルム・
線材巻加工部14では、駆動手段45Bまたは45Aが
回転を開始する前は、位置規制板63の位置決め凹部6
4に移動板70の位置決めピン71が係合されて位置の
割り出し行われていて、スピンドル46が回転されると
ボビン2は常に同じ位置から回転を開始する。
【0048】駆動手段45Aまたは45Bのモータ84
が回転されると、この回転がプーリ85,動力伝達ベル
ト89,プーリ88,動力伝達ベルト83,プーリ9
1,カップリング機構92,摩擦車49を介して動力伝
達ベルト51に伝達され、さらに摩擦車47を介して各
スピンドル46が一体に回転されて、各スピンドル46
のボビン装着用軸62に装着されているボビン2に線材
3またはフィルム4が所定数巻き付けられる。また、こ
こでは駆動手段45A,45Bが各々独立した駆動系を
持つことから線材3またはフィルム4の巻き付けが終了
した側はそのまま次のボビン2との交換作業に進んだ
り、あるいは次の線材3またはフィルム4の巻き付け作
業を待つ。なお、ここでのスピンドル46の停止も、位
置規制板63の位置決め凹部64に移動板70の位置決
めピン71が係合されて停止されることにより位置の割
り出しが行われて停止されることになる。
が回転されると、この回転がプーリ85,動力伝達ベル
ト89,プーリ88,動力伝達ベルト83,プーリ9
1,カップリング機構92,摩擦車49を介して動力伝
達ベルト51に伝達され、さらに摩擦車47を介して各
スピンドル46が一体に回転されて、各スピンドル46
のボビン装着用軸62に装着されているボビン2に線材
3またはフィルム4が所定数巻き付けられる。また、こ
こでは駆動手段45A,45Bが各々独立した駆動系を
持つことから線材3またはフィルム4の巻き付けが終了
した側はそのまま次のボビン2との交換作業に進んだ
り、あるいは次の線材3またはフィルム4の巻き付け作
業を待つ。なお、ここでのスピンドル46の停止も、位
置規制板63の位置決め凹部64に移動板70の位置決
めピン71が係合されて停止されることにより位置の割
り出しが行われて停止されることになる。
【0049】そして、各ボビン2に所定層の線材3及び
フィルム4の巻き付けが終了していない場合は、一層分
の線材3及びフィルム4の巻き付けが終了したらインデ
ックス44が駆動されてハウジング43が180度回転
され、それまで線材巻側にあったスピンドル46がフィ
ルム巻側に配置されるとともに、フィルム巻側にあつた
スピンドル46が線材巻側に配置される。次いで、再び
駆動手段45A,45Bが駆動されて各スピンドル46
が回転され、線材3の上にフィルム4が巻き付けられる
とともに、フィルム4の上に線材3が巻き付けられて行
き、所定回数巻き付けられたら再び停止される。
フィルム4の巻き付けが終了していない場合は、一層分
の線材3及びフィルム4の巻き付けが終了したらインデ
ックス44が駆動されてハウジング43が180度回転
され、それまで線材巻側にあったスピンドル46がフィ
ルム巻側に配置されるとともに、フィルム巻側にあつた
スピンドル46が線材巻側に配置される。次いで、再び
駆動手段45A,45Bが駆動されて各スピンドル46
が回転され、線材3の上にフィルム4が巻き付けられる
とともに、フィルム4の上に線材3が巻き付けられて行
き、所定回数巻き付けられたら再び停止される。
【0050】また、各ボビン2に所定層の線材3及びフ
ィルム4の巻き付けが終了していない場合は、さらにイ
ンデックス44が駆動されて、再びハウジング43が1
80度回転されて、それまで線材巻側にあったスピンド
ル46がフィルム巻側に配置されるとともに、フィルム
巻側にあつたスピンドル46が線材巻側に配置される。
そして、前と同様にして線材3の上にフィルム4が巻き
付けられるとともに、フィルム4の上に線材3が巻き付
けられ、また所定回数巻き付けられたら再び停止され
る。これが繰り返され、各ボビン2に、所定層の線材3
及びフィルムの巻き付けが終了したら、上述したように
してオートローダー部13によるボビン2の交換作業が
行われる。
ィルム4の巻き付けが終了していない場合は、さらにイ
ンデックス44が駆動されて、再びハウジング43が1
80度回転されて、それまで線材巻側にあったスピンド
ル46がフィルム巻側に配置されるとともに、フィルム
巻側にあつたスピンドル46が線材巻側に配置される。
そして、前と同様にして線材3の上にフィルム4が巻き
付けられるとともに、フィルム4の上に線材3が巻き付
けられ、また所定回数巻き付けられたら再び停止され
る。これが繰り返され、各ボビン2に、所定層の線材3
及びフィルムの巻き付けが終了したら、上述したように
してオートローダー部13によるボビン2の交換作業が
行われる。
【0051】したがって、この実施例の構造では、駆動
手段45A,45Bを前後に分けられた各スピンドル4
6の列毎にそれぞれ独立して設けているので、列毎に各
スピンドル46の回転方向及び回転数を任意に設定する
ことができる。また、各スピンドル列の回転数、回転方
向の条件設定に自由度が得られるので、一方の列におけ
るスピンドル46側の作業が終了したら他方の列におけ
るスピンドル46側の作業が未だ終了していなくても、
次の巻き付け作業等に移れることは勿論のこと、ボビン
2の搬入・搬出等の交換作業も可能になる。これによ
り、一方の列におけるスピンドル46が遊んでしまう時
間を最小限にすることができ、作業効率を向上させるこ
とができる。さらに、スピンドル46にボビン2を取り
付けるためのボビン装着用の軸62を、チャック61の
操作で簡単に交換することができるので、ボビン2の形
状等が変更になった場合でも、それに合った軸62と交
換して使用することができる。
手段45A,45Bを前後に分けられた各スピンドル4
6の列毎にそれぞれ独立して設けているので、列毎に各
スピンドル46の回転方向及び回転数を任意に設定する
ことができる。また、各スピンドル列の回転数、回転方
向の条件設定に自由度が得られるので、一方の列におけ
るスピンドル46側の作業が終了したら他方の列におけ
るスピンドル46側の作業が未だ終了していなくても、
次の巻き付け作業等に移れることは勿論のこと、ボビン
2の搬入・搬出等の交換作業も可能になる。これによ
り、一方の列におけるスピンドル46が遊んでしまう時
間を最小限にすることができ、作業効率を向上させるこ
とができる。さらに、スピンドル46にボビン2を取り
付けるためのボビン装着用の軸62を、チャック61の
操作で簡単に交換することができるので、ボビン2の形
状等が変更になった場合でも、それに合った軸62と交
換して使用することができる。
【0052】なお、上記実施例では、同時に複数のボビ
ン2を取り扱うことができるように、ハウジング43の
前後にはスピンドル46を列状にして設けるとともに、
回転プレート24の前後にチャック28を列状にして設
け、さらに複数のパレット11を同時に扱う構造の場合
について説明したが、ハウジング43の前後にスピンド
ル46を1つだけ設けるとともに、回転プレート24の
前後にハウジング43に対応した数だけのチャック28
を設けた構造としても勿論差し支えないものである。
ン2を取り扱うことができるように、ハウジング43の
前後にはスピンドル46を列状にして設けるとともに、
回転プレート24の前後にチャック28を列状にして設
け、さらに複数のパレット11を同時に扱う構造の場合
について説明したが、ハウジング43の前後にスピンド
ル46を1つだけ設けるとともに、回転プレート24の
前後にハウジング43に対応した数だけのチャック28
を設けた構造としても勿論差し支えないものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る巻線
装置によれば、駆動手段を各スピンドル毎にそれぞれ独
立して設け、各スピンドルの回転方向及び回転数を任意
に設定できるので、従来装置で必要としていた、早く巻
き付けが終了した側のスピンドルと駆動手段との間の動
力伝達を断っておくためのクラッチ機構等が不用にな
り、構造の簡略化が図れ、装置を安価に提供することが
できる。また、各スピンドル列の回転数、回転方向の条
件設定に自由度が得られるので、一方のスピンドル列側
の作業が終了したら他方のスピンドル列側の作業が終了
していなくても、次の巻き付け作業等に移れることは勿
論のこと、ボビンの搬入・搬出等の交換作業も可能にな
る。このため、一方のスピンドル列側が遊んでしまう時
間が無くなり、作業効率が向上する等の効果が期待でき
る。
装置によれば、駆動手段を各スピンドル毎にそれぞれ独
立して設け、各スピンドルの回転方向及び回転数を任意
に設定できるので、従来装置で必要としていた、早く巻
き付けが終了した側のスピンドルと駆動手段との間の動
力伝達を断っておくためのクラッチ機構等が不用にな
り、構造の簡略化が図れ、装置を安価に提供することが
できる。また、各スピンドル列の回転数、回転方向の条
件設定に自由度が得られるので、一方のスピンドル列側
の作業が終了したら他方のスピンドル列側の作業が終了
していなくても、次の巻き付け作業等に移れることは勿
論のこと、ボビンの搬入・搬出等の交換作業も可能にな
る。このため、一方のスピンドル列側が遊んでしまう時
間が無くなり、作業効率が向上する等の効果が期待でき
る。
【図1】本発明の一実施例として示す巻線装置のフィル
ム・線材巻加工部の上面図である。
ム・線材巻加工部の上面図である。
【図2】同上フィルム・線材加工部の一部を破断して示
す前面図である。
す前面図である。
【図3】同上フィルム・線材加工部の要部拡大図であ
る。
る。
【図4】同上フィルム・線材加工部の要部拡大図であ
る。
る。
【図5】同上フィルム・線材加工部におけるカップリン
グ機構の要部拡大図である。
グ機構の要部拡大図である。
【図6】同上フィルム・線材加工部におけるスピンドル
の動作説明図である。
の動作説明図である。
【図7】同上フィルム・線材加工部におけるスピンドル
の動作説明図である。
の動作説明図である。
【図8】同上フィルム・線材加工部におけるスピンドル
の動作説明図である。
の動作説明図である。
【図9】本発明の一実施例として示す巻線装置の全体外
観図である。
観図である。
【図10】本発明の巻線装置における要部構成配置図で
ある。
ある。
【図11】本発明の巻線装置における要部構成配置図で
ある。
ある。
【図12】本発明の巻線装置におけるオートローダー部
の上面図である。
の上面図である。
【図13】本発明の巻線装置におけるオートローダー部
の側面図である。
の側面図である。
【図14】オートローダー部におけるチャックの動作説
明図である。
明図である。
【図15】オートローダー部におけるチャックの動作説
明図である。
明図である。
【図16】カップリング機構の一変形例を示す図であ
る。
る。
【図17】カップリング機構の他の変形例を示す図であ
る。
る。
【図18】カップリング機構のさらに他の変形例を示す
図である。
図である。
1 巻線装置 2 ボビン 3 線材 4 フィルム(絶縁シート材) 9 線材供給手段 10 フィルム供給手段(絶縁シート供給手段) 12 搬入・排出部 13 オートローダー部 14 フィルム・線材巻加工部 15 線材端末処理部 42 回転軸(枢軸) 43 ハウジング(枠体) 44 インデックス 45A 駆動手段 45B 駆動手段 46 スピンドル 62 ボビン装着用軸 84 モータ 92 カップリング機構
Claims (4)
- 【請求項1】 枢軸を支点として間欠的に回動される枠
体と、 この枠体の異なる面にそれぞれ回転自在に装着された少
なくとも一対のスピンドルと、 モータを有しており、このモータの回転を前記スピンド
ルに伝達して回転させるための駆動手段と、 前記枠体が回動切り換えされた位置で一方のスピンドル
と対応し、このスピンドルに取り付けられたボビンに絶
縁シート材を供給するための絶縁シート材供給手段と、 前記スピンドルに取り付けられたボビンに線材を供給す
るための線材供給手段とを備え、 前記一方のスピンドルに取り付けられている前記ボビン
に前記絶縁シート材を巻き付けているときに、前記他方
のスピンドルに取り付けられている前記ボビンに前記線
材を同時に巻き付けることが可能な巻線装置において、 前記駆動手段を前記各スピンドル毎にそれぞれ独立して
設け、前記各スピンドルの回転方向及び回転数を任意に
設定できるようにしたことを特徴とする巻線装置。 - 【請求項2】 前記スピンドルを使用されるボビンに応
じて交換可能に設けた請求項1に記載の巻線装置。 - 【請求項3】 前記枠体の異なる面にはそれぞれ複数個
の前記スピンドルを前記枢軸に沿って点在させて設けて
いるとともに、前記枠体と前記スピンドルとの間に前記
ボビンへの前記絶縁シートまたは前記線材の巻き始め及
び巻き終わり位置の割出しを行うための手段を設けた請
求項1に記載の巻線装置。 - 【請求項4】 前記スピンドルを使用されるボビンに応
じて交換可能に設けた請求項3に記載の巻線装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5300827A JPH07130569A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 巻線装置 |
| US08/333,333 US5582357A (en) | 1993-11-08 | 1994-11-02 | Coil winding apparatus |
| MYPI94002954A MY114371A (en) | 1993-11-08 | 1994-11-07 | Coil winding apparatus. |
| KR1019940029065A KR950013948A (ko) | 1993-11-08 | 1994-11-07 | 권선장치 |
| EP99203388A EP0966005A3 (en) | 1993-11-08 | 1994-11-08 | Coil winding apparatus |
| DE69424255T DE69424255T2 (de) | 1993-11-08 | 1994-11-08 | Vorrichtung zum Wickeln von Spulen |
| EP94402518A EP0652574B1 (en) | 1993-11-08 | 1994-11-08 | Coil winding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5300827A JPH07130569A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 巻線装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07130569A true JPH07130569A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17889587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5300827A Pending JPH07130569A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 巻線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07130569A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009032862A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Tanaka Seiki Kk | スピンドル駆動装置 |
| CN113346691A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-09-03 | 浙江田中精机股份有限公司 | 一种vcm绕线高效治具互换系统 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP5300827A patent/JPH07130569A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009032862A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Tanaka Seiki Kk | スピンドル駆動装置 |
| CN113346691A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-09-03 | 浙江田中精机股份有限公司 | 一种vcm绕线高效治具互换系统 |
| CN113346691B (zh) * | 2021-05-21 | 2023-06-02 | 浙江田中精机股份有限公司 | 一种vcm绕线高效治具互换系统 |
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