JPH07130989A - 電荷転送装置 - Google Patents
電荷転送装置Info
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- JPH07130989A JPH07130989A JP5272002A JP27200293A JPH07130989A JP H07130989 A JPH07130989 A JP H07130989A JP 5272002 A JP5272002 A JP 5272002A JP 27200293 A JP27200293 A JP 27200293A JP H07130989 A JPH07130989 A JP H07130989A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高抵抗を有する第1の電極の内部電圧降下に
よる滑らかな電位分布を利用して転送領域に滑らかな表
面ポテンシャル勾配を生じさせ、転送効率を劣化させる
ことなく集積度を高めた電荷転送装置を得る。 【構成】 半導体基板上に絶縁膜を介して高抵抗ポリシ
リコン203を形成し、高抵抗ポリシリコン203に低
抵抗シリコン204を直接電気的に接続させて電荷転送
装置を構成する。
よる滑らかな電位分布を利用して転送領域に滑らかな表
面ポテンシャル勾配を生じさせ、転送効率を劣化させる
ことなく集積度を高めた電荷転送装置を得る。 【構成】 半導体基板上に絶縁膜を介して高抵抗ポリシ
リコン203を形成し、高抵抗ポリシリコン203に低
抵抗シリコン204を直接電気的に接続させて電荷転送
装置を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像装置などに用い
られる電荷転送装置に関する。
られる電荷転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCCD型固体撮像装置では、水平
方向に電荷を転送するための手段として、2層ポリシリ
コン電極を用いた2相クロックにより駆動されるHCC
D(水平転送電荷結合素子)が用いられる。図7(a)
は、2相クロックにより駆動される従来のHCCD70
0の模式断面を示している。図7(b)は、その平面図
を示している。HCCD700は、n型半導体基板70
1と、n型半導体基板706上に絶縁膜702を介して
形成された第1ポリシリコン電極703と、第2ポリシ
リコン電極704とを有している。第2ポリシリコン電
極704の下部のn型半導体基板701中に、ポテンシ
ャルバリアを形成するためのp型領域705が形成され
ている。第1ポリシリコン電極703と、それに隣接す
る第2ポリシリコン電極704とからなる一組のそれぞ
れは、第1ポリシリコン電極703と、第2ポリシリコ
ン電極704上の絶縁膜(図示せず)中に形成されたコ
ンタクトホール707を介して交互に第1配線708と
第2配線709とに電気的に接続されている。180度
位相の異なる2つの駆動パルスを第1配線708と第2
配線709とにそれぞれ印加することによって、n型半
導体基板内で信号電荷が転送される。
方向に電荷を転送するための手段として、2層ポリシリ
コン電極を用いた2相クロックにより駆動されるHCC
D(水平転送電荷結合素子)が用いられる。図7(a)
は、2相クロックにより駆動される従来のHCCD70
0の模式断面を示している。図7(b)は、その平面図
を示している。HCCD700は、n型半導体基板70
1と、n型半導体基板706上に絶縁膜702を介して
形成された第1ポリシリコン電極703と、第2ポリシ
リコン電極704とを有している。第2ポリシリコン電
極704の下部のn型半導体基板701中に、ポテンシ
ャルバリアを形成するためのp型領域705が形成され
ている。第1ポリシリコン電極703と、それに隣接す
る第2ポリシリコン電極704とからなる一組のそれぞ
れは、第1ポリシリコン電極703と、第2ポリシリコ
ン電極704上の絶縁膜(図示せず)中に形成されたコ
ンタクトホール707を介して交互に第1配線708と
第2配線709とに電気的に接続されている。180度
位相の異なる2つの駆動パルスを第1配線708と第2
配線709とにそれぞれ印加することによって、n型半
導体基板内で信号電荷が転送される。
【0003】図7(b)に示されるように、第1ポリシ
リコン電極703と、第2ポリシリコン電極704は、
幅L1及びL2をそれぞれ有している。信号電荷を効率
よく転送するために、幅L1及びL2は、それぞれ式
(1)及び(2)に示される最小値min(L1)及び
min(L2)を満たしている。 min(L1)=Xetch+2×Xoverlap-E (1) min(L2)=Xetch+2×Xoverlap-E (2) ここでXetchはポリシリコン電極をエッチングするのに
必要な幅であり、Xoverlap-Eは、隣接するポリシリコ
ン電極を重ねあわせてフリンジング電界を発生させるた
めに必要な重ね合わせ幅である。
リコン電極703と、第2ポリシリコン電極704は、
幅L1及びL2をそれぞれ有している。信号電荷を効率
よく転送するために、幅L1及びL2は、それぞれ式
(1)及び(2)に示される最小値min(L1)及び
min(L2)を満たしている。 min(L1)=Xetch+2×Xoverlap-E (1) min(L2)=Xetch+2×Xoverlap-E (2) ここでXetchはポリシリコン電極をエッチングするのに
必要な幅であり、Xoverlap-Eは、隣接するポリシリコ
ン電極を重ねあわせてフリンジング電界を発生させるた
めに必要な重ね合わせ幅である。
【0004】第1ポリシリコン電極703と、第2ポリ
シリコン電極704は、図8(a)から図8(c)に示
されるように、従来技術による方法を用いて形成され
る。n型半導体基板701上に絶縁膜702を形成した
のち、第1のポリシリコン電極703を絶縁膜702上
に形成する。第1のポリシリコン電極703の表面を酸
化し、酸化膜710を第1のポリシリコン電極703の
表面に形成する。n型半導体基板701及び第1のポリ
シリコン電極703の一部分上に第2のポリシリコン電
極704を形成する。第2のポリシリコン電極704
は、第1のポリシリコン電極703と長さXoverlap-D
だけ重なっている。第2のポリシリコン電極704の表
面を酸化し、酸化膜711を第2のポリシリコン電極7
04の表面に形成する。
シリコン電極704は、図8(a)から図8(c)に示
されるように、従来技術による方法を用いて形成され
る。n型半導体基板701上に絶縁膜702を形成した
のち、第1のポリシリコン電極703を絶縁膜702上
に形成する。第1のポリシリコン電極703の表面を酸
化し、酸化膜710を第1のポリシリコン電極703の
表面に形成する。n型半導体基板701及び第1のポリ
シリコン電極703の一部分上に第2のポリシリコン電
極704を形成する。第2のポリシリコン電極704
は、第1のポリシリコン電極703と長さXoverlap-D
だけ重なっている。第2のポリシリコン電極704の表
面を酸化し、酸化膜711を第2のポリシリコン電極7
04の表面に形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の方法によ
って形成された第1ポリシリコン電極703と、第2ポ
リシリコン電極704とは、それらの接合部付近にバー
ズビーク状の酸化膜712及び713が形成される。酸
化膜711の形成によって、第2ポリシリコン電極70
4の端部714が捲れ上がる。その結果、第1のポリシ
リコン電極703と、第2のポリシリコン電極704と
の重なりは、ΔXoverlapだけ減少し、Xoverlap-Eにな
る。従って、有効にフリンジング電界を発生させるため
に必要な重ね合わせ幅を得るためには、電極の捲れ上が
りを考慮しなければならない。つまり、図7(b)に示
される電極幅L2は、式(3)に示される最小値以上で
なければならない。 min(L2)=Xetch+2×(Xoverlap-E+ΔXoverlap) (3) 電荷転送素子を高度に集積するためには、ΔXoverlap
をなくし、更にXoverlap-Eを小さくする必要がある。
って形成された第1ポリシリコン電極703と、第2ポ
リシリコン電極704とは、それらの接合部付近にバー
ズビーク状の酸化膜712及び713が形成される。酸
化膜711の形成によって、第2ポリシリコン電極70
4の端部714が捲れ上がる。その結果、第1のポリシ
リコン電極703と、第2のポリシリコン電極704と
の重なりは、ΔXoverlapだけ減少し、Xoverlap-Eにな
る。従って、有効にフリンジング電界を発生させるため
に必要な重ね合わせ幅を得るためには、電極の捲れ上が
りを考慮しなければならない。つまり、図7(b)に示
される電極幅L2は、式(3)に示される最小値以上で
なければならない。 min(L2)=Xetch+2×(Xoverlap-E+ΔXoverlap) (3) 電荷転送素子を高度に集積するためには、ΔXoverlap
をなくし、更にXoverlap-Eを小さくする必要がある。
【0006】図9は、Y方向に平行に配置された第1H
CCD801及び第2HCCD802と、それらの間に
配置された転送ゲート素子803を有する従来の電荷転
送装置800の一部分を示している。第1HCCD80
1及び第2HCCD802の各々は、第1ポリシリコン
電極804と第2ポリシリコン電極805とを有してお
り、転送ゲート803は第3のポリシリコン電極806
を有している。第1HCCD801から第2HCCDへ
Y方向に電荷を転送するために、第1ポリシリコン電極
804及び第2ポリシリコン電極805と第3ポリシリ
コン電極806をYoverlapだけ重ねあわせ、フリンジ
ング電界を発生させている。このため、電荷転送装置8
00は、少なくとも3つのポリシリコン電極を有する必
要がある。また、第1ポリシリコン電極804及び第2
ポリシリコン電極805は、X方向よりもY方向に長い
形状であるため、Y方向への電荷転送は効率が悪い。こ
れは、電荷転送効率が、その転送方向の電極長に依存す
るためである。
CCD801及び第2HCCD802と、それらの間に
配置された転送ゲート素子803を有する従来の電荷転
送装置800の一部分を示している。第1HCCD80
1及び第2HCCD802の各々は、第1ポリシリコン
電極804と第2ポリシリコン電極805とを有してお
り、転送ゲート803は第3のポリシリコン電極806
を有している。第1HCCD801から第2HCCDへ
Y方向に電荷を転送するために、第1ポリシリコン電極
804及び第2ポリシリコン電極805と第3ポリシリ
コン電極806をYoverlapだけ重ねあわせ、フリンジ
ング電界を発生させている。このため、電荷転送装置8
00は、少なくとも3つのポリシリコン電極を有する必
要がある。また、第1ポリシリコン電極804及び第2
ポリシリコン電極805は、X方向よりもY方向に長い
形状であるため、Y方向への電荷転送は効率が悪い。こ
れは、電荷転送効率が、その転送方向の電極長に依存す
るためである。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、転送電極間
の重ね合わせ量を減少させた電荷転送装置、2層の電極
からなるマルチチャンネルの電荷転送装置、及びチャン
ネル間の転送効率の高い電荷転送装置を提供することに
ある。
れたものであり、その目的とするところは、転送電極間
の重ね合わせ量を減少させた電荷転送装置、2層の電極
からなるマルチチャンネルの電荷転送装置、及びチャン
ネル間の転送効率の高い電荷転送装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電荷転送装置
は、電荷を転送するための転送領域を有する半導体基板
と、該半導体基板上に形成された絶縁膜と、交互に配列
された高抵抗部分と低抵抗部分とを有し、該転送領域上
方に該絶縁膜を介して形成された電極層と、該転送領域
の表面ポテンシャルを変化させるための電圧を該電極層
の該低抵抗部分に印加するための電圧印加手段とを備え
ており、そのことにより、上記目的が達成される。
は、電荷を転送するための転送領域を有する半導体基板
と、該半導体基板上に形成された絶縁膜と、交互に配列
された高抵抗部分と低抵抗部分とを有し、該転送領域上
方に該絶縁膜を介して形成された電極層と、該転送領域
の表面ポテンシャルを変化させるための電圧を該電極層
の該低抵抗部分に印加するための電圧印加手段とを備え
ており、そのことにより、上記目的が達成される。
【0009】
【実施例】以下に、本発明を実施例について説明する。
【0010】図1を参照しながら、まず本発明による電
荷転送装置に用いる電極の構造及び製造方法を説明す
る。
荷転送装置に用いる電極の構造及び製造方法を説明す
る。
【0011】図1(a)に示されるように、半導体基板
101上に絶縁膜102を形成後、第1電極103を絶
縁膜102上に形成する。第1の電極103は、ポリシ
リコンからなる。第1電極は、高抵抗を有していること
が好ましく、具体的には、10kΩ/□以上の抵抗を有
していることが好ましい。更に好ましくは、100kΩ
/□以上の抵抗を有している。図1(b)に示されるよ
うに、第2の電極104を絶縁膜102及び第1の電極
103上に形成する。第2の電極104は第1の電極1
03と重ね合わせ幅Xoverlap-Eだけ重ねられている。
第2の電極はポリシリコンからなる。第2電極は、低抵
抗を有していることが好ましく、具体的には、20Ω/
□以下の抵抗を有していることが好ましい。更に好まし
くは、10Ω/□程度の抵抗を有している。低抵抗のポ
リシリコンは、POCl3などのリンをポリシリコンに
添加することによって形成される。図1(c)に示され
るように、第1電極103及び第2電極104の表面領
域を酸化し、酸化膜105を第1電極103及び第2電
極104の表面に形成する。酸化膜105は、駆動電圧
を印加したときに絶縁破壊をしない厚さを有しているこ
とが好ましく、具体的には10nm程度の厚さを有して
いることが好ましい。
101上に絶縁膜102を形成後、第1電極103を絶
縁膜102上に形成する。第1の電極103は、ポリシ
リコンからなる。第1電極は、高抵抗を有していること
が好ましく、具体的には、10kΩ/□以上の抵抗を有
していることが好ましい。更に好ましくは、100kΩ
/□以上の抵抗を有している。図1(b)に示されるよ
うに、第2の電極104を絶縁膜102及び第1の電極
103上に形成する。第2の電極104は第1の電極1
03と重ね合わせ幅Xoverlap-Eだけ重ねられている。
第2の電極はポリシリコンからなる。第2電極は、低抵
抗を有していることが好ましく、具体的には、20Ω/
□以下の抵抗を有していることが好ましい。更に好まし
くは、10Ω/□程度の抵抗を有している。低抵抗のポ
リシリコンは、POCl3などのリンをポリシリコンに
添加することによって形成される。図1(c)に示され
るように、第1電極103及び第2電極104の表面領
域を酸化し、酸化膜105を第1電極103及び第2電
極104の表面に形成する。酸化膜105は、駆動電圧
を印加したときに絶縁破壊をしない厚さを有しているこ
とが好ましく、具体的には10nm程度の厚さを有して
いることが好ましい。
【0012】上述の方法によれば、第1の電極103の
形成後に第1の電極103の表面領域を酸化する必要が
ないので、第1の電極103と第2の電極104との接
合部106にバーズビーク状の酸化膜は生成せず、第2
の電極104の端部107が捲れ上がることはない。従
って、重ね合わせ幅Xoverlap-Eが減少することはな
い。また、酸化工程を一回に減らすことが出来るので、
半導体基板101に形成される不純物領域が横方向に拡
散することを減らすことができ、電荷転送装置の集積度
を高めることができる。 (実施例1)図2(a)及び図2(b)を参照しなが
ら、本発明による電荷転送装置200を説明する。
形成後に第1の電極103の表面領域を酸化する必要が
ないので、第1の電極103と第2の電極104との接
合部106にバーズビーク状の酸化膜は生成せず、第2
の電極104の端部107が捲れ上がることはない。従
って、重ね合わせ幅Xoverlap-Eが減少することはな
い。また、酸化工程を一回に減らすことが出来るので、
半導体基板101に形成される不純物領域が横方向に拡
散することを減らすことができ、電荷転送装置の集積度
を高めることができる。 (実施例1)図2(a)及び図2(b)を参照しなが
ら、本発明による電荷転送装置200を説明する。
【0013】n型半導体基板201上に絶縁膜202が
形成されている。複数の第1の電極203が所定の間隔
を経て絶縁膜202上に形成されている。第1の電極2
03は100kΩ/□程度のシート抵抗を有している。
隣接する2つの第1の電極203の間にそれぞれ第2の
電極204が形成されている。第2の電極204は10
Ω/□のシート抵抗を有している。第2の電極204の
それぞれは、隣接する2つの第1の電極203とXover
lap-E分だけ重なっている。第2の電極204のそれぞ
れの下のn型半導体基板201中にはn+領域205が
形成されている。n+領域205及びn型半導体基板2
01の一部分から、電荷を転送するための電荷転送領域
が形成される。第1の電極203と第2の電極204の
表面には、酸化膜206が形成されている。隣接する2
つの第2の電極204は、酸化膜206中に形成された
コンタクトホール207を介してそれぞれ配線208及
び209と電気的に接続されている。配線208及び2
09は、アルミニウムなどの低抵抗金属からなる。配線
208と209を介して、低抵抗を有する第2の電極2
04に駆動電圧が印加される。
形成されている。複数の第1の電極203が所定の間隔
を経て絶縁膜202上に形成されている。第1の電極2
03は100kΩ/□程度のシート抵抗を有している。
隣接する2つの第1の電極203の間にそれぞれ第2の
電極204が形成されている。第2の電極204は10
Ω/□のシート抵抗を有している。第2の電極204の
それぞれは、隣接する2つの第1の電極203とXover
lap-E分だけ重なっている。第2の電極204のそれぞ
れの下のn型半導体基板201中にはn+領域205が
形成されている。n+領域205及びn型半導体基板2
01の一部分から、電荷を転送するための電荷転送領域
が形成される。第1の電極203と第2の電極204の
表面には、酸化膜206が形成されている。隣接する2
つの第2の電極204は、酸化膜206中に形成された
コンタクトホール207を介してそれぞれ配線208及
び209と電気的に接続されている。配線208及び2
09は、アルミニウムなどの低抵抗金属からなる。配線
208と209を介して、低抵抗を有する第2の電極2
04に駆動電圧が印加される。
【0014】電荷転送装置200は、上述の電極形成方
法を用いて製造される。n型半導体基板201上に絶縁
膜202を形成後、第1の電極203を絶縁膜202上
に形成する。第1の電極203は、ポリシリコンからな
り100kΩ/□程度のシート抵抗を有している。第1
の電極203に対してセルフアラインメントでn型半導
体基板201にn型不純物を注入し、n+領域205を
形成する。隣接する2つの第1の電極203とXoverla
p-E分だけ重なるように、第2の電極204を形成す
る。第2の電極204はポリシリコンからなり、10Ω
/□のシート抵抗を有している。第1の電極203と第
2の電極204の表面部分を酸化し、酸化膜206を形
成する。酸化膜206中にコンタクトホール207を形
成後、アルミニウムからなる配線206及び207を形
成する。
法を用いて製造される。n型半導体基板201上に絶縁
膜202を形成後、第1の電極203を絶縁膜202上
に形成する。第1の電極203は、ポリシリコンからな
り100kΩ/□程度のシート抵抗を有している。第1
の電極203に対してセルフアラインメントでn型半導
体基板201にn型不純物を注入し、n+領域205を
形成する。隣接する2つの第1の電極203とXoverla
p-E分だけ重なるように、第2の電極204を形成す
る。第2の電極204はポリシリコンからなり、10Ω
/□のシート抵抗を有している。第1の電極203と第
2の電極204の表面部分を酸化し、酸化膜206を形
成する。酸化膜206中にコンタクトホール207を形
成後、アルミニウムからなる配線206及び207を形
成する。
【0015】図2(c)を参照しながら、電荷転送装置
200の動作を説明する。電荷転送装置200は、一般
的なCCD固体撮像装置の駆動方法を用いて駆動され
る。
200の動作を説明する。電荷転送装置200は、一般
的なCCD固体撮像装置の駆動方法を用いて駆動され
る。
【0016】配線209に5Vの駆動電圧が印加され、
配線208に0Vの駆動電圧が印加されると、n型半導
体基板201の表面ポテンシャルは、t=t1に示され
る状態となる。第1の電極203のそれぞれは、隣接し
た2つの第1電極204と電気的に接続されているの
で、その両端部に5Vと0Vの電圧が印加され、第1の
電極203の内部に電位勾配が生じる。電位勾配は、第
1の電極201の下部のn型半導体基板201中に、表
面ポテンシャル勾配210を生じさせる。5Vの駆動電
圧が印加された第2の電極204の下のn型半導体基板
201中には、信号電荷211が蓄積されている。
配線208に0Vの駆動電圧が印加されると、n型半導
体基板201の表面ポテンシャルは、t=t1に示され
る状態となる。第1の電極203のそれぞれは、隣接し
た2つの第1電極204と電気的に接続されているの
で、その両端部に5Vと0Vの電圧が印加され、第1の
電極203の内部に電位勾配が生じる。電位勾配は、第
1の電極201の下部のn型半導体基板201中に、表
面ポテンシャル勾配210を生じさせる。5Vの駆動電
圧が印加された第2の電極204の下のn型半導体基板
201中には、信号電荷211が蓄積されている。
【0017】配線209に0Vの駆動電圧が印加され、
配線208に5Vの駆動電圧が印加されると、表面ポテ
ンシャルはt=t2に示される状態となる。信号電荷2
11は、第2の電極203の下に形成された表面ポテン
シャル勾配212によって隣接する第2の電極204下
に円滑に転送され、信号電荷213となる。
配線208に5Vの駆動電圧が印加されると、表面ポテ
ンシャルはt=t2に示される状態となる。信号電荷2
11は、第2の電極203の下に形成された表面ポテン
シャル勾配212によって隣接する第2の電極204下
に円滑に転送され、信号電荷213となる。
【0018】再度、配線209に5Vの駆動電圧が印加
され、配線208に0Vの駆動電圧が印加されると、内
部ポテンシャルは、t=t3に示される状態となる。同
様に、表面ポテンシャル勾配214によって、信号電荷
214が隣接する第2の電極204下に円滑に転送さ
れ、信号電荷215となる。この様に、配線209と2
08とに2つの駆動電圧を交互に印加することによっ
て、n型半導体基板201中を信号電荷が円滑に転送さ
れる。
され、配線208に0Vの駆動電圧が印加されると、内
部ポテンシャルは、t=t3に示される状態となる。同
様に、表面ポテンシャル勾配214によって、信号電荷
214が隣接する第2の電極204下に円滑に転送さ
れ、信号電荷215となる。この様に、配線209と2
08とに2つの駆動電圧を交互に印加することによっ
て、n型半導体基板201中を信号電荷が円滑に転送さ
れる。
【0019】上述したように、第1の電極203は隣接
した2つの第2の電極204と電気的に接続されてお
り、接続部分から異なる2つの電圧が印加される。第1
の電極203は、高抵抗を有しているために、第1の電
極203内部に、内部電圧降下による滑らかな電位勾配
を有している。滑らかな電位勾配は、n型半導体基板2
01中の第1の電極203の下に滑らかな表面ポテンシ
ャル勾配を生じさせるので、転送効率を劣化させること
なく、n型半導体基板201中を円滑に電荷が転送され
る。
した2つの第2の電極204と電気的に接続されてお
り、接続部分から異なる2つの電圧が印加される。第1
の電極203は、高抵抗を有しているために、第1の電
極203内部に、内部電圧降下による滑らかな電位勾配
を有している。滑らかな電位勾配は、n型半導体基板2
01中の第1の電極203の下に滑らかな表面ポテンシ
ャル勾配を生じさせるので、転送効率を劣化させること
なく、n型半導体基板201中を円滑に電荷が転送され
る。
【0020】第2の電極204のそれぞれは、第1の電
極203のそれぞれを介して電気的に接続されているの
で、電気的に接続された一層の電極層と見なすことが出
来る。第1の電極203と第2の電極204を高抵抗部
分と低抵抗部分とを有するひとつの電極層と見なすこと
が出来る。
極203のそれぞれを介して電気的に接続されているの
で、電気的に接続された一層の電極層と見なすことが出
来る。第1の電極203と第2の電極204を高抵抗部
分と低抵抗部分とを有するひとつの電極層と見なすこと
が出来る。
【0021】上述の電荷転送装置250の製造におい
て、第1の電極203を形成後に、第1の電極203の
表面に1nm程度の自然酸化膜が生成するかも知れな
い。従って、第1の電極203と第2の電極204との
間に自然酸化膜が介在するかも知れない。しかしそのよ
うな自然酸化膜は、電極に印加する駆動電圧程度の電圧
によって破壊し、第1の電極203と第2の電極204
とは電気的に接続される。従って、本発明の電荷転送装
置において、第1の電極203あるいは第2の電極20
4は、そのような自然酸化膜を有していてもよい。 (実施例2)図3(a)及び図3(b)を参照しなが
ら、本発明による電荷転送装置300を説明する。
て、第1の電極203を形成後に、第1の電極203の
表面に1nm程度の自然酸化膜が生成するかも知れな
い。従って、第1の電極203と第2の電極204との
間に自然酸化膜が介在するかも知れない。しかしそのよ
うな自然酸化膜は、電極に印加する駆動電圧程度の電圧
によって破壊し、第1の電極203と第2の電極204
とは電気的に接続される。従って、本発明の電荷転送装
置において、第1の電極203あるいは第2の電極20
4は、そのような自然酸化膜を有していてもよい。 (実施例2)図3(a)及び図3(b)を参照しなが
ら、本発明による電荷転送装置300を説明する。
【0022】n型半導体基板301上に絶縁膜302が
形成されている。複数の第1の電極303が所定の間隔
を経て絶縁膜302上に形成されている。第1の電極3
03は100kΩ/□程度のシート抵抗を有している。
隣接する2つの第1電極303の間にそれぞれ第2の電
極304が形成されている。第2の電極304は10Ω
/□程度のシート抵抗を有している。第2の電極304
のそれぞれは、隣接する2つの第1の電極303とそれ
ぞれXa及びXbだけ重なっている。第2の電極204の
それぞれの下のn型半導体基板301中には、p領域3
05が形成されている。p領域305及びn型半導体基
板301の一部分から、電荷を転送するための電荷転送
領域が形成される。第1の電極303と第2の電極30
4の表面には、酸化膜306が形成されている。隣接す
る2つの第2の電極304は、酸化膜305中に形成さ
れたコンタクトホール307を介して、それぞれ配線3
08及び309と電気的に接続されている。配線308
及び309は、アルミニウムからなる。配線308と3
09を介して、低抵抗を有する第2の電極304に駆動
電圧が印加される。
形成されている。複数の第1の電極303が所定の間隔
を経て絶縁膜302上に形成されている。第1の電極3
03は100kΩ/□程度のシート抵抗を有している。
隣接する2つの第1電極303の間にそれぞれ第2の電
極304が形成されている。第2の電極304は10Ω
/□程度のシート抵抗を有している。第2の電極304
のそれぞれは、隣接する2つの第1の電極303とそれ
ぞれXa及びXbだけ重なっている。第2の電極204の
それぞれの下のn型半導体基板301中には、p領域3
05が形成されている。p領域305及びn型半導体基
板301の一部分から、電荷を転送するための電荷転送
領域が形成される。第1の電極303と第2の電極30
4の表面には、酸化膜306が形成されている。隣接す
る2つの第2の電極304は、酸化膜305中に形成さ
れたコンタクトホール307を介して、それぞれ配線3
08及び309と電気的に接続されている。配線308
及び309は、アルミニウムからなる。配線308と3
09を介して、低抵抗を有する第2の電極304に駆動
電圧が印加される。
【0023】電荷転送装置300は、実施例1と同様の
方法により製造される。n型半導体基板301上に絶縁
膜302を形成後、第1の電極303を絶縁膜302上
に形成する。第1の電極303は、ポリシリコンからな
り100kΩ/□程度のシート抵抗を有している。第1
の電極233をマスクとしてセルフアラインメントでn
型半導体基板301にp型不純物を注入し、p領域30
5を形成する。隣接する2つの第1の電極303とXa
及びXbだけ重なるように第2の電極304を形成す
る。第2の電極304はポリシリコンからなり、10Ω
/□のシート抵抗を有している。第1の電極303と第
2の電極304の表面部分を酸化し、酸化膜306を形
成する。酸化膜306中にコンタクトホール307を形
成後、アルミニウムからなる配線308及び309を形
成する。
方法により製造される。n型半導体基板301上に絶縁
膜302を形成後、第1の電極303を絶縁膜302上
に形成する。第1の電極303は、ポリシリコンからな
り100kΩ/□程度のシート抵抗を有している。第1
の電極233をマスクとしてセルフアラインメントでn
型半導体基板301にp型不純物を注入し、p領域30
5を形成する。隣接する2つの第1の電極303とXa
及びXbだけ重なるように第2の電極304を形成す
る。第2の電極304はポリシリコンからなり、10Ω
/□のシート抵抗を有している。第1の電極303と第
2の電極304の表面部分を酸化し、酸化膜306を形
成する。酸化膜306中にコンタクトホール307を形
成後、アルミニウムからなる配線308及び309を形
成する。
【0024】図3Cを参照しながら、電荷転送装置30
0の動作を説明する。電荷転送装置300は、一般的な
CCD固体撮像装置の駆動方法を用いて駆動される。
0の動作を説明する。電荷転送装置300は、一般的な
CCD固体撮像装置の駆動方法を用いて駆動される。
【0025】まず、配線309に5Vの駆動電圧が印加
され、配線308に0Vの駆動電圧が印加されている。
この時、n型半導体基板301の表面ポテンシャルは、
t=t1に示される状態となる。第1の電極303のそ
れぞれは、隣接した2つの第1の電極304と電気的に
接続されているので、その両端部に5Vと0Vの電圧が
印加され、第1の電極303の内部に電位勾配が生じ
る。従って、第1の電極301の下部のn型半導体基板
301中には、表面ポテンシャル勾配311が生じる。
5Vの駆動電圧が印加された第2の電極304にXaだ
け重ねられた第1の電極303の下のn型半導体基板3
01中には、信号電荷311が蓄積されている。
され、配線308に0Vの駆動電圧が印加されている。
この時、n型半導体基板301の表面ポテンシャルは、
t=t1に示される状態となる。第1の電極303のそ
れぞれは、隣接した2つの第1の電極304と電気的に
接続されているので、その両端部に5Vと0Vの電圧が
印加され、第1の電極303の内部に電位勾配が生じ
る。従って、第1の電極301の下部のn型半導体基板
301中には、表面ポテンシャル勾配311が生じる。
5Vの駆動電圧が印加された第2の電極304にXaだ
け重ねられた第1の電極303の下のn型半導体基板3
01中には、信号電荷311が蓄積されている。
【0026】配線309に0Vの駆動電圧が印加され、
配線308に5Vの駆動電圧が印加されると、表面ポテ
ンシャルは、t=t2に示される状態となる。信号電荷
311が蓄積されていた領域の上方の第2の電極303
には、Xbだけ重ねられた第2の電極304を介して0
Vの電圧が印加され、ポテンシャル勾配312が生じ
る。ポテンシャル勾配312によって隣接する第1の電
極303下に信号電荷が円滑に転送され、信号電荷31
2となる。
配線308に5Vの駆動電圧が印加されると、表面ポテ
ンシャルは、t=t2に示される状態となる。信号電荷
311が蓄積されていた領域の上方の第2の電極303
には、Xbだけ重ねられた第2の電極304を介して0
Vの電圧が印加され、ポテンシャル勾配312が生じ
る。ポテンシャル勾配312によって隣接する第1の電
極303下に信号電荷が円滑に転送され、信号電荷31
2となる。
【0027】再度、配線309に5Vの駆動電圧が印加
され、配線308に0Vの駆動電圧が印加されると、表
面ポテンシャルは、t=t3に示される状態となる。同
様に、信号電荷313が蓄積されていた領域の上方の第
2の電極303には、第2の電極304を介して0Vの
電圧が印加され、ポテンシャル勾配314が生じる。ポ
テンシャル勾配314によって隣接する第1の電極30
3下に信号電荷が転送され、信号電荷315となる。こ
の様に、配線309と308とに2つの駆動電圧が交互
に印加されることによって、n型半導体基板301中を
信号電荷が円滑に転送される。 (実施例3)図4(a)及び4(b)を参照しながら、
電荷転送装置400を説明する。電荷転送装置400
は、第1の電荷結合素子401と、第2の電荷結合素子
402と、第1の電荷結合素子401と第2の電荷結合
素子402との間に設けられた転送ゲート素子403と
からなる。第1の電荷結合素子401及び第2の電荷結
合素子402は、それぞれ図2(a)及び2(b)に示
される電荷転送装置200と実質的に同じ構造を有して
いる。
され、配線308に0Vの駆動電圧が印加されると、表
面ポテンシャルは、t=t3に示される状態となる。同
様に、信号電荷313が蓄積されていた領域の上方の第
2の電極303には、第2の電極304を介して0Vの
電圧が印加され、ポテンシャル勾配314が生じる。ポ
テンシャル勾配314によって隣接する第1の電極30
3下に信号電荷が転送され、信号電荷315となる。こ
の様に、配線309と308とに2つの駆動電圧が交互
に印加されることによって、n型半導体基板301中を
信号電荷が円滑に転送される。 (実施例3)図4(a)及び4(b)を参照しながら、
電荷転送装置400を説明する。電荷転送装置400
は、第1の電荷結合素子401と、第2の電荷結合素子
402と、第1の電荷結合素子401と第2の電荷結合
素子402との間に設けられた転送ゲート素子403と
からなる。第1の電荷結合素子401及び第2の電荷結
合素子402は、それぞれ図2(a)及び2(b)に示
される電荷転送装置200と実質的に同じ構造を有して
いる。
【0028】n型半導体基板404上に、絶縁膜405
が形成されている。絶縁膜405上に、第1の電極40
6a及び406bが形成されている。第1の電極406
aは、Y方向に延びるストライプ状に形成されている。
第1の電極406bは、X方向に延びており、第1の電
極406aと交差するように形成されている。第1の電
極406a及び406bはポリシリコンからなり、10
0kΩ/□程度のシート抵抗を有している。第2の電極
407aが、絶縁膜405上に形成されており、第1の
電極406a及び406bと部分的に重なっている。第
1の電極406b上には、第2の電極407bが形成さ
れている。第2の電極407a及び407bはポリシリ
コンからなり、10Ω/□程度のシート抵抗を有してい
る。第1の電極406a及び406bと第2の電極40
7a及び407bの上に、絶縁膜408が形成されてい
る。絶縁膜408中に形成されたコンタクトホール40
9を介して、第2の電極407aが配線410、41
1、412、413と接続されている。第2の電極40
7bは、コンタクトホール409を介して配線414と
接続されている。電荷転送装置400は、実施例1に示
される電荷転送装置200の製造方法と同様の方法によ
り製造される。
が形成されている。絶縁膜405上に、第1の電極40
6a及び406bが形成されている。第1の電極406
aは、Y方向に延びるストライプ状に形成されている。
第1の電極406bは、X方向に延びており、第1の電
極406aと交差するように形成されている。第1の電
極406a及び406bはポリシリコンからなり、10
0kΩ/□程度のシート抵抗を有している。第2の電極
407aが、絶縁膜405上に形成されており、第1の
電極406a及び406bと部分的に重なっている。第
1の電極406b上には、第2の電極407bが形成さ
れている。第2の電極407a及び407bはポリシリ
コンからなり、10Ω/□程度のシート抵抗を有してい
る。第1の電極406a及び406bと第2の電極40
7a及び407bの上に、絶縁膜408が形成されてい
る。絶縁膜408中に形成されたコンタクトホール40
9を介して、第2の電極407aが配線410、41
1、412、413と接続されている。第2の電極40
7bは、コンタクトホール409を介して配線414と
接続されている。電荷転送装置400は、実施例1に示
される電荷転送装置200の製造方法と同様の方法によ
り製造される。
【0029】電荷転送装置450の動作を以下に説明す
る。第1及び第2の電荷結合素子を用いて電荷をX方向
に転送する方法は、実施例1に示す方法と同様であるの
で省略する。第1の電荷結合素子からY方向に第2の電
荷結合素子への転送について図4(c)を参照しながら
説明する。
る。第1及び第2の電荷結合素子を用いて電荷をX方向
に転送する方法は、実施例1に示す方法と同様であるの
で省略する。第1の電荷結合素子からY方向に第2の電
荷結合素子への転送について図4(c)を参照しながら
説明する。
【0030】まず、配線411、414、及び413に
それぞれ5V、−5V、及び0Vの駆動電圧を印加す
る。n型半導体基板401の表面ポテンシャルはt=t
1に示される状態となる。第1電荷結合素子の第2電極
407aには5Vの電圧が印加され、n型半導体基板4
01中に形成された表面ポテンシャルにより、信号電荷
415が蓄積される。第1の電極406bには、5Vの
電圧が印加された第2電極407aと、−5Vの電圧が
印加された第2の電極407bとが電気的に接続されて
いるので、第1の電極406bの領域416で電位差に
より電位勾配が生じる。電位勾配は、n型半導体基板4
01の内に表面ポテンシャル勾配417を生じさせる。
それぞれ5V、−5V、及び0Vの駆動電圧を印加す
る。n型半導体基板401の表面ポテンシャルはt=t
1に示される状態となる。第1電荷結合素子の第2電極
407aには5Vの電圧が印加され、n型半導体基板4
01中に形成された表面ポテンシャルにより、信号電荷
415が蓄積される。第1の電極406bには、5Vの
電圧が印加された第2電極407aと、−5Vの電圧が
印加された第2の電極407bとが電気的に接続されて
いるので、第1の電極406bの領域416で電位差に
より電位勾配が生じる。電位勾配は、n型半導体基板4
01の内に表面ポテンシャル勾配417を生じさせる。
【0031】配線411、414、及び413にそれぞ
れ5V、10V、及び5Vの駆動電圧を印加すとn型半
導体基板401の表面ポテンシャルはt=t2に示され
る状態となる。表面ポテンシャルの変化により、信号電
荷418が第2電荷結合素子へ流れ込む。
れ5V、10V、及び5Vの駆動電圧を印加すとn型半
導体基板401の表面ポテンシャルはt=t2に示され
る状態となる。表面ポテンシャルの変化により、信号電
荷418が第2電荷結合素子へ流れ込む。
【0032】次に配線411、414、及び413にそ
れぞれ0V、10V、及び5Vの駆動電圧を印加すとn
型半導体基板401の内部ポテンシャルはt=t3に示
される状態となる。第1の電極406bの領域416に
生じた電位勾配によって、ポテンシャル勾配419が生
じ、第1電荷結合素子に蓄積されていた電荷はすべて転
送ゲート素子及び第2電荷結合素子へ転送され信号電荷
420となる。
れぞれ0V、10V、及び5Vの駆動電圧を印加すとn
型半導体基板401の内部ポテンシャルはt=t3に示
される状態となる。第1の電極406bの領域416に
生じた電位勾配によって、ポテンシャル勾配419が生
じ、第1電荷結合素子に蓄積されていた電荷はすべて転
送ゲート素子及び第2電荷結合素子へ転送され信号電荷
420となる。
【0033】更に次に配線411、414、及び413
にそれぞれ0V、−5V、及び5Vの駆動電圧を印加す
とn型半導体基板401の表面ポテンシャルはt=t4
に示される状態となる。第1の電極406bの領域42
1に生じた電位勾配によって、ポテンシャル勾配422
が生じ、第1電荷結合素子に蓄積されていた電荷はすべ
て第2電荷結合素子へ転送され信号電荷423となる。 (実施例4)図5(a)を参照しながら、電荷転送装置
500を説明する。電荷転送装置500は、第1の電荷
結合素子501、第2の電荷結合素子502、及び第1
の電荷結合素子501と第2の電荷結合素子502との
間に設けられた転送ゲート素子503からなる。
にそれぞれ0V、−5V、及び5Vの駆動電圧を印加す
とn型半導体基板401の表面ポテンシャルはt=t4
に示される状態となる。第1の電極406bの領域42
1に生じた電位勾配によって、ポテンシャル勾配422
が生じ、第1電荷結合素子に蓄積されていた電荷はすべ
て第2電荷結合素子へ転送され信号電荷423となる。 (実施例4)図5(a)を参照しながら、電荷転送装置
500を説明する。電荷転送装置500は、第1の電荷
結合素子501、第2の電荷結合素子502、及び第1
の電荷結合素子501と第2の電荷結合素子502との
間に設けられた転送ゲート素子503からなる。
【0034】n型半導体基板504上に、絶縁膜505
が形成されている。絶縁膜505上に、第1の電極50
6a、506b、及び506cが形成されている。Y方
向に延びる第1の電極506aは、ストライプ状に絶縁
膜505上に形成されており、X方向に延びる第1の電
極506bは、第1の電極506aと交差するように形
成されている。第1の電極506aと506bによっ
て、絶縁膜505の領域551が規定される。第1の電
極506cは、X方向に延び、領域551を一つおきに
2分し、絶縁膜505の領域552と553を規定す
る。第1の電極506a、506b、及び506cはポ
リシリコンからなり、100kΩ/□程度のシート抵抗
を有している。
が形成されている。絶縁膜505上に、第1の電極50
6a、506b、及び506cが形成されている。Y方
向に延びる第1の電極506aは、ストライプ状に絶縁
膜505上に形成されており、X方向に延びる第1の電
極506bは、第1の電極506aと交差するように形
成されている。第1の電極506aと506bによっ
て、絶縁膜505の領域551が規定される。第1の電
極506cは、X方向に延び、領域551を一つおきに
2分し、絶縁膜505の領域552と553を規定す
る。第1の電極506a、506b、及び506cはポ
リシリコンからなり、100kΩ/□程度のシート抵抗
を有している。
【0035】第2の電極507aは、領域551上に形
成されている。第2の電極507aの一部分は、第1の
電極506a及び506bと重なっている。第2の電極
507b及び507cは領域552及び553上にそれ
ぞれ形成されている。第2の電極507bの一部分は、
第1の電極506a及び506cと重なっている。第2
の電極507cの一部分は、第1の電極506a、50
6b、及び506cと重なっている。
成されている。第2の電極507aの一部分は、第1の
電極506a及び506bと重なっている。第2の電極
507b及び507cは領域552及び553上にそれ
ぞれ形成されている。第2の電極507bの一部分は、
第1の電極506a及び506cと重なっている。第2
の電極507cの一部分は、第1の電極506a、50
6b、及び506cと重なっている。
【0036】第1の電極506b上には、第2の電極5
07dが形成されている。第2の電極507a、507
b、507c、507dはポリシリコンからなり、10
Ω/□程度のシート抵抗を有している。第1の電極50
6a及び506bと第2の電極507a、507b、5
07c、及び507dの上に、絶縁膜508が形成され
ている。絶縁膜508中に形成されたコンタクトホール
509を介して、第2の電極507a、507b、50
7c、及び507dが配線510、511、512、5
13、514、515、及び516と接続されている。
07dが形成されている。第2の電極507a、507
b、507c、507dはポリシリコンからなり、10
Ω/□程度のシート抵抗を有している。第1の電極50
6a及び506bと第2の電極507a、507b、5
07c、及び507dの上に、絶縁膜508が形成され
ている。絶縁膜508中に形成されたコンタクトホール
509を介して、第2の電極507a、507b、50
7c、及び507dが配線510、511、512、5
13、514、515、及び516と接続されている。
【0037】電荷転送装置550は、第2の電極が、一
つおきに2つに分割されている点が実施例3の電荷転送
装置450と異なる。電荷転送装置550の動作を以下
に説明する。第1及び第2の電荷結合素子を用いて電荷
をX方向に転送するためには、配線510と512及び
配線513と515に同じ電圧を印加することによっ
て、第2の電極507bと507cとが1つの電極とし
て働く。この様な駆動電圧を印加することによって、実
施例1に示す方法と同様の方法でX方向に信号電荷を転
送できる。第1の電荷結合素子から第2の電荷結合素子
への転送を図5Bを参照しながら説明する。
つおきに2つに分割されている点が実施例3の電荷転送
装置450と異なる。電荷転送装置550の動作を以下
に説明する。第1及び第2の電荷結合素子を用いて電荷
をX方向に転送するためには、配線510と512及び
配線513と515に同じ電圧を印加することによっ
て、第2の電極507bと507cとが1つの電極とし
て働く。この様な駆動電圧を印加することによって、実
施例1に示す方法と同様の方法でX方向に信号電荷を転
送できる。第1の電荷結合素子から第2の電荷結合素子
への転送を図5Bを参照しながら説明する。
【0038】まず、配線510、512、516、51
3、及び515にそれぞれ5V、5V、−5V、0V、
及び0Vの駆動電圧を印加する。n型半導体基板504
の表面ポテンシャルはt=t1に示される状態となる。
第1電荷結合素子の第2の電極507b及び507cに
は5Vの電圧が印加され、n型半導体基板504中に形
成された表面ポテンシャルにより、信号電荷530が蓄
積される。第1の電極506bは、5Vの電圧が印加さ
れた第2の電極507cと−5Vの電圧が印加された第
2の電極507bが電気的に接続されているので、第1
の電極506bの領域521で電位差により電位勾配が
生じる。電位勾配は、n型半導体基板401の表面にポ
テンシャル勾配531を生じさせる。
3、及び515にそれぞれ5V、5V、−5V、0V、
及び0Vの駆動電圧を印加する。n型半導体基板504
の表面ポテンシャルはt=t1に示される状態となる。
第1電荷結合素子の第2の電極507b及び507cに
は5Vの電圧が印加され、n型半導体基板504中に形
成された表面ポテンシャルにより、信号電荷530が蓄
積される。第1の電極506bは、5Vの電圧が印加さ
れた第2の電極507cと−5Vの電圧が印加された第
2の電極507bが電気的に接続されているので、第1
の電極506bの領域521で電位差により電位勾配が
生じる。電位勾配は、n型半導体基板401の表面にポ
テンシャル勾配531を生じさせる。
【0039】配線510、512、516、513、及
び515にそれぞれ5V、5V、10V、5V、及び5
Vの駆動電圧を印加する。n型半導体基板504の表面
ポテンシャルはt=t2に示される状態となる。表面ポ
テンシャルの変化により、信号電荷532が第2電荷結
合素子へ流れ込む。
び515にそれぞれ5V、5V、10V、5V、及び5
Vの駆動電圧を印加する。n型半導体基板504の表面
ポテンシャルはt=t2に示される状態となる。表面ポ
テンシャルの変化により、信号電荷532が第2電荷結
合素子へ流れ込む。
【0040】配線510、512、516、513、及
び515にそれぞれ0V、5V、10V、5V、5Vの
駆動電圧を印加する。n型半導体基板504の表面ポテ
ンシャルはt=t3に示される状態となる。
び515にそれぞれ0V、5V、10V、5V、5Vの
駆動電圧を印加する。n型半導体基板504の表面ポテ
ンシャルはt=t3に示される状態となる。
【0041】第1の電極506cに生じた電位勾配によ
って、ポテンシャル勾配533が生じ、第1電荷結合素
子の第2の電極507bの下に蓄積されていた電荷はす
べて第2の電極507c、転送ゲート素子、及び第2電
荷結合素子へ転送され信号電荷534となる。
って、ポテンシャル勾配533が生じ、第1電荷結合素
子の第2の電極507bの下に蓄積されていた電荷はす
べて第2の電極507c、転送ゲート素子、及び第2電
荷結合素子へ転送され信号電荷534となる。
【0042】更に配線510、512、516、51
3、及び515にそれぞれ0V、−5V、10V、5
V、及び5Vの駆動電圧を印加する。n型半導体基板5
04の表面ポテンシャルはt=t4に示される状態とな
る。第1の電極406bの領域521に生じた電位勾配
によって、ポテンシャル勾配535が生じ、第1電荷結
合素子に蓄積されていた電荷は、すべて転送ゲート素子
及び第2電荷結合素子へ転送され、信号電荷536とな
る。
3、及び515にそれぞれ0V、−5V、10V、5
V、及び5Vの駆動電圧を印加する。n型半導体基板5
04の表面ポテンシャルはt=t4に示される状態とな
る。第1の電極406bの領域521に生じた電位勾配
によって、ポテンシャル勾配535が生じ、第1電荷結
合素子に蓄積されていた電荷は、すべて転送ゲート素子
及び第2電荷結合素子へ転送され、信号電荷536とな
る。
【0043】更に配線510、512、516、51
3、及び515にそれぞれ0V、−5V、0V、−5
V、及び−5Vの駆動電圧を印加する。n型半導体基板
504の表面ポテンシャルはt=t4に示される状態と
なる。第1の電極506bの領域522に生じた電位勾
配によって、ポテンシャル勾配537が生じ、第1電荷
結合素子に蓄積されていた電荷は、すべて第2電荷結合
素子へ転送され、信号電荷538となる。
3、及び515にそれぞれ0V、−5V、0V、−5
V、及び−5Vの駆動電圧を印加する。n型半導体基板
504の表面ポテンシャルはt=t4に示される状態と
なる。第1の電極506bの領域522に生じた電位勾
配によって、ポテンシャル勾配537が生じ、第1電荷
結合素子に蓄積されていた電荷は、すべて第2電荷結合
素子へ転送され、信号電荷538となる。
【0044】この様に、電荷転送装置500において、
第1の電荷結合素子の第2の電極が2つに分割され、異
なる周期で駆動される。このため、1つの電極で転送す
る場合に較べ、転送効率が改善される。本実施例では、
第2の電極を2つに分割したが、分割の数及び分割長は
任意である。 (実施例5)図6(a)及び図6(b)を参照しなが
ら、電荷転送装置600を説明する。
第1の電荷結合素子の第2の電極が2つに分割され、異
なる周期で駆動される。このため、1つの電極で転送す
る場合に較べ、転送効率が改善される。本実施例では、
第2の電極を2つに分割したが、分割の数及び分割長は
任意である。 (実施例5)図6(a)及び図6(b)を参照しなが
ら、電荷転送装置600を説明する。
【0045】n型半導体基板601上に絶縁膜602が
形成されている。絶縁膜602上にポリシリコンからな
る電極層605が形成されている。電極層605は、ス
トライプ状に交互に形成された高抵抗部分603と低抵
抗部分604からなる。高抵抗部分603は、10kΩ
/□以上の抵抗を有していることが好ましく、更に好ま
しくは、100kΩ/□以上の抵抗を有している。低抵
抗部分604は、20Ω/□以下の抵抗を有しているこ
とが好ましく、更に好ましくは、10Ω/□程度の抵抗
を有していることが好ましい。低抵抗部分604のそれ
ぞれの下方であって、n型半導体基板601中に、n+
領域606が形成されている。n+領域606及びn型
半導体基板601の一部分から、電荷を転送するための
電荷転送領域が形成される。電極層605上に酸化膜6
07が形成されている。低抵抗部分604のそれぞれ
は、ひとつおきに酸化膜607に形成されたコンタクト
ホール608を介して、配線609及び610と電気的
に接続されている。
形成されている。絶縁膜602上にポリシリコンからな
る電極層605が形成されている。電極層605は、ス
トライプ状に交互に形成された高抵抗部分603と低抵
抗部分604からなる。高抵抗部分603は、10kΩ
/□以上の抵抗を有していることが好ましく、更に好ま
しくは、100kΩ/□以上の抵抗を有している。低抵
抗部分604は、20Ω/□以下の抵抗を有しているこ
とが好ましく、更に好ましくは、10Ω/□程度の抵抗
を有していることが好ましい。低抵抗部分604のそれ
ぞれの下方であって、n型半導体基板601中に、n+
領域606が形成されている。n+領域606及びn型
半導体基板601の一部分から、電荷を転送するための
電荷転送領域が形成される。電極層605上に酸化膜6
07が形成されている。低抵抗部分604のそれぞれ
は、ひとつおきに酸化膜607に形成されたコンタクト
ホール608を介して、配線609及び610と電気的
に接続されている。
【0046】以下に、電荷転送装置600の製造方法を
説明する。n型半導体基板601上に絶縁膜602を形
成後、絶縁膜602上に電極層605を形成する。電極
層605は、ポリシリコンからなり、100kΩ/□程
度のシート抵抗を有している。高抵抗部分603となる
領域を覆うように、レジストパターン(図示せず)を形
成後、電極層605を通過し、n型半導体基板601に
達するようにn型不純物イオンを注入し、n型半導体基
板601内にn+領域606を形成する。続いて、電極
層605にリンイオンを注入し低抵抗部分604を形成
する。低抵抗部分604は、10Ω/□程度のシート抵
抗を有している。レジストパターンを除去することによ
って、高抵抗部分603と低抵抗部分604を有する電
極層605が形成される。電極層605の表面を酸化し
酸化膜607を形成する。酸化膜607にコンタクトホ
ール608を形成し、配線609及び608を形成す
る。
説明する。n型半導体基板601上に絶縁膜602を形
成後、絶縁膜602上に電極層605を形成する。電極
層605は、ポリシリコンからなり、100kΩ/□程
度のシート抵抗を有している。高抵抗部分603となる
領域を覆うように、レジストパターン(図示せず)を形
成後、電極層605を通過し、n型半導体基板601に
達するようにn型不純物イオンを注入し、n型半導体基
板601内にn+領域606を形成する。続いて、電極
層605にリンイオンを注入し低抵抗部分604を形成
する。低抵抗部分604は、10Ω/□程度のシート抵
抗を有している。レジストパターンを除去することによ
って、高抵抗部分603と低抵抗部分604を有する電
極層605が形成される。電極層605の表面を酸化し
酸化膜607を形成する。酸化膜607にコンタクトホ
ール608を形成し、配線609及び608を形成す
る。
【0047】電荷転送装置600は、実施例1の電荷転
送装置200と同様の駆動方法により駆動される。電荷
転送装置600は、転送電極の重ね合わせによるフリン
ジング電界を利用する必要が無い場合に、好適に用いる
ことが出来る。イオン注入によって、高抵抗部分603
と低抵抗部分603を形成することが出来るので、実質
的に、1つの電極のみを用いて電荷転送装置を構成する
ことが出来る。従って、製造工程が大幅に簡略化するこ
とが出来る。また、高抵抗部分604を規定するレジス
トパターンのみを用いて転送領域のn+領域606及び
低抵抗部分604を形成することができるので、レジス
トパターンの重ね合わせ誤差を減らすことができ、歩留
りの向上及び素子の信頼性を向上させることが出来る。
送装置200と同様の駆動方法により駆動される。電荷
転送装置600は、転送電極の重ね合わせによるフリン
ジング電界を利用する必要が無い場合に、好適に用いる
ことが出来る。イオン注入によって、高抵抗部分603
と低抵抗部分603を形成することが出来るので、実質
的に、1つの電極のみを用いて電荷転送装置を構成する
ことが出来る。従って、製造工程が大幅に簡略化するこ
とが出来る。また、高抵抗部分604を規定するレジス
トパターンのみを用いて転送領域のn+領域606及び
低抵抗部分604を形成することができるので、レジス
トパターンの重ね合わせ誤差を減らすことができ、歩留
りの向上及び素子の信頼性を向上させることが出来る。
【0048】上述の実施例1から5で説明されるよう
に、本発明の電荷転送装置は、電荷転送領域のポテンシ
ャルを変化させるために印加する電圧に特徴を有してお
り、電位勾配を有する電圧を電荷転送領域に印加し得
る。
に、本発明の電荷転送装置は、電荷転送領域のポテンシ
ャルを変化させるために印加する電圧に特徴を有してお
り、電位勾配を有する電圧を電荷転送領域に印加し得
る。
【0049】上述の実施例1から5では、第1及び第2
の電極の材料として、ポリシリコンを用いたが、ITO
(インジウム、鉛酸化物)などを用いてもよい。また高
抵抗を有する第1の電極と低抵抗を有する第2の電極を
用いたが、低抵抗を有する第1の電極と高抵抗を有する
第2の電極を用いてもよい。
の電極の材料として、ポリシリコンを用いたが、ITO
(インジウム、鉛酸化物)などを用いてもよい。また高
抵抗を有する第1の電極と低抵抗を有する第2の電極を
用いたが、低抵抗を有する第1の電極と高抵抗を有する
第2の電極を用いてもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、第1の電極を形成後に
第1の電極の表面を酸化する必要がないので、第1の電
極と第2の電極との接合部に酸化膜が形成され第2の電
極が捲れ上がれ重ね合わせ幅が減少することがない。従
って、転送電極間の重ね合わせ幅を減少させ、電荷転送
装置の集積密度を向上させることができる。
第1の電極の表面を酸化する必要がないので、第1の電
極と第2の電極との接合部に酸化膜が形成され第2の電
極が捲れ上がれ重ね合わせ幅が減少することがない。従
って、転送電極間の重ね合わせ幅を減少させ、電荷転送
装置の集積密度を向上させることができる。
【0051】また高抵抗を有する第1の電極内部に生じ
た電位勾配により、転送領域に滑らかな表面ポテンシャ
ル勾配を生じさせることができるので、信号電荷を円滑
に転送することができる。
た電位勾配により、転送領域に滑らかな表面ポテンシャ
ル勾配を生じさせることができるので、信号電荷を円滑
に転送することができる。
【0052】転送電極間を電気的に絶縁しないので、複
数の電荷転送素子を有する電荷転送装置を2層の電極を
用いて構成することができる。
数の電荷転送素子を有する電荷転送装置を2層の電極を
用いて構成することができる。
【0053】転送方向に転送電極を分割することによ
り、転送電極長を短くし、転送効率を向上させることが
できる。
り、転送電極長を短くし、転送効率を向上させることが
できる。
【図1】本発明による電荷転送装置に用いる転送電極の
構造及び製造方法を説明する断面図
構造及び製造方法を説明する断面図
【図2】本発明の第1の実施例による電荷転送装置の動
作を説明するポテンシャル図
作を説明するポテンシャル図
【図3】本発明の第2の実施例による電荷転送装置の動
作を説明するポテンシャル図
作を説明するポテンシャル図
【図4】本発明の第3の実施例による電荷転送装置の動
作を説明するポテンシャル図
作を説明するポテンシャル図
【図5】本発明の第4の実施例による電荷転送装置の動
作を説明するポテンシャル図
作を説明するポテンシャル図
【図6】本発明の第5の実施例による電荷転送装置を示
す断面図
す断面図
【図7】従来技術による電荷転送装置を示す平面図
【図8】従来技術の電荷転送装置に用いられる転送電極
の構造及び製造方法を説明する図
の構造及び製造方法を説明する図
【図9】別の従来技術による電荷転送装置を示す平面図
101、201、301、404、504、601、7
01 半導体基板 102、202、302、405、505、602、7
02 絶縁膜 103、203、303、406a、406b、506
a、506b、506c、603、703、804 第
1の電極 104、204、304、407a、407b、507
a、507b507c、507d、604、704、8
05 第2の電極 105、206、306、405、505、607、7
02、710、711 酸化膜 208、209、308、309、410、411、4
12、413、414、 510、511、512、5
13、514、515、515、609、610、 7
08、709 配線 211、213、215、311、313、315、4
15、418、420、 423、530、532、5
34、536、538 信号電荷 210、212、214、312、314、417、4
19、422、533、 535、537 表面ポテン
シャル勾配 401、501、801 第1の電荷結合素子 402、502、802 第2の電荷結合素子 403、503、803 転送ゲート素子 205、606 n+層 305 p層
01 半導体基板 102、202、302、405、505、602、7
02 絶縁膜 103、203、303、406a、406b、506
a、506b、506c、603、703、804 第
1の電極 104、204、304、407a、407b、507
a、507b507c、507d、604、704、8
05 第2の電極 105、206、306、405、505、607、7
02、710、711 酸化膜 208、209、308、309、410、411、4
12、413、414、 510、511、512、5
13、514、515、515、609、610、 7
08、709 配線 211、213、215、311、313、315、4
15、418、420、 423、530、532、5
34、536、538 信号電荷 210、212、214、312、314、417、4
19、422、533、 535、537 表面ポテン
シャル勾配 401、501、801 第1の電荷結合素子 402、502、802 第2の電荷結合素子 403、503、803 転送ゲート素子 205、606 n+層 305 p層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/335 F
Claims (7)
- 【請求項1】電荷を転送するための転送領域を有する半
導体基板と、該半導体基板上に形成された絶縁膜と、交
互に配列された高抵抗部分と低抵抗部分とを有し、該転
送領域上方に該絶縁膜を介して形成された電極層と、該
転送領域の表面ポテンシャルを変化させるための電圧を
該電極層の該低抵抗部分に印加するための電圧印加手段
とを有する電荷転送装置。 - 【請求項2】該高抵抗部分は、高抵抗を有する第1の電
極からなり該低抵抗部分は低抵抗を有する第2の電極か
らなる請求項1に記載の電荷転送装置。 - 【請求項3】該半導体基板の該転送領域は、該高抵抗部
分の下方に位置する第1不純物領域と、該低抵抗部分の
下方に位置し、不純物が高濃度にドープされた第2の不
純物領域を有する請求項1に記載の電荷転送装置。 - 【請求項4】該半導体基板の該転送領域は、該高抵抗部
分の下方に位置し、第1の導電型の不純物がドープされ
た第1不純物領域と、該低抵抗部分の下方に位置し、第
2の導電型の不純物がドープされた第2の不純物領域と
を有する請求項1に記載の電荷転送装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の電荷転送装置が、固体
撮像装置の垂直転送部、または、水平転送部に用いられ
た電荷転送装置。 - 【請求項6】 半導体基板と、該半導体基板上に形成さ
れた絶縁膜と、該半導体基板中に形成された第1転送領
域と、交互に配列された高抵抗部分と低抵抗部分とを有
し、該転送領域上方に該絶縁膜を介して形成された第1
電極層と、該第1の転送領域の表面ポテンシャルを変化
させるための電圧を該電極層の該低抵抗部分に印加する
ための第1の電圧印加手段とを有する第1電荷結合素子
と、該半導体基板中に形成されだ第2転送領域と、交互
に配列された高抵抗部分と低抵抗部分とを有し、該転送
領域上方に該絶縁膜を介して形成された第1電極層と、
該第2の転送領域の表面ポテンシャルを変化させるため
の電圧を該電極層の該低抵抗部分に印加するための第2
の電圧印加手段と、を有する第2電荷結合素子と、該半
導体基板中の該第1と第2の転送領域の間に設けられた
転送ゲート領域と、該転送ゲート領域上方に該絶縁膜を
介して形成され、該第1及び第2の電極層の低抵抗部分
と電気的に接続され、高抵抗を有する転送ゲート電極
と、該転送ゲート電極に該ゲート転送領域のポテンシャ
ルを変化させるための転送ゲート電圧印加手段とを有
し、該第1の電荷結合素子から該第2の電荷結合素子へ
電荷を転送するための転送ゲート素子とを有する電荷転
送装置。 - 【請求項7】該第1の電極層及び該第2の電極層の少な
くとも一方は、該低抵抗部分のそれぞれが少なくとも2
つ以上サブ低抵抗部分に分割されていて、該サブ低抵抗
部分のそれぞれを隣接するサブ低抵抗部分と電気的に接
続するための該絶縁膜上に形成された高抵抗部分を更に
有している請求項6に記載の電荷転送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5272002A JPH07130989A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 電荷転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5272002A JPH07130989A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 電荷転送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07130989A true JPH07130989A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17507783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5272002A Pending JPH07130989A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 電荷転送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07130989A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012096051A1 (ja) * | 2011-01-14 | 2012-07-19 | 浜松ホトニクス株式会社 | 固体撮像装置 |
| US9419051B2 (en) | 2011-01-20 | 2016-08-16 | Hamamatsu Photonics K.K. | Solid-state imaging device |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5272002A patent/JPH07130989A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012096051A1 (ja) * | 2011-01-14 | 2012-07-19 | 浜松ホトニクス株式会社 | 固体撮像装置 |
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