JPH07132017A - 脱穀装置 - Google Patents
脱穀装置Info
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- JPH07132017A JPH07132017A JP30714993A JP30714993A JPH07132017A JP H07132017 A JPH07132017 A JP H07132017A JP 30714993 A JP30714993 A JP 30714993A JP 30714993 A JP30714993 A JP 30714993A JP H07132017 A JPH07132017 A JP H07132017A
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Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 穀粒の損傷や吹き出しを伴うことなく脱穀効
率を飛躍的に向上させることを目的とする。 【構成】 扱胴2を、外周面に螺旋状の連続扱歯17が
設けられる始端側扱胴2Aと、外周面に略逆U字状の独
立扱歯16が設けられた終端側扱胴2Bとに分割すると
共に、始端側扱胴2Aを終端側扱胴2Bよりも高速で回
転させる。
率を飛躍的に向上させることを目的とする。 【構成】 扱胴2を、外周面に螺旋状の連続扱歯17が
設けられる始端側扱胴2Aと、外周面に略逆U字状の独
立扱歯16が設けられた終端側扱胴2Bとに分割すると
共に、始端側扱胴2Aを終端側扱胴2Bよりも高速で回
転させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハーベスタやコンバイ
ンに設けられる脱穀装置に関するものである。
ンに設けられる脱穀装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種脱穀装置は、扱室の始端から終端側に向けて搬送
される茎稈を、外周面に扱歯が設けられた扱胴の回転に
よつて脱穀すべく構成されている。そして、前記扱歯の
うち、扱胴始端部に設けられる扱歯は、茎稈の穂先部を
導入しつつ脱粒作用を行い、また、扱胴中間部に設けら
れる扱歯は、扱ぎ残しが無いよう継続して脱粒作用を行
うと共に、受網から漏下せずに扱室内を循環している穂
切れ粒等を単粒化する処理作用を行い、さらに、扱胴終
端部に設けられる扱歯は、茎稈に刺さり込んだ刺さり粒
を扱ぎ落すと共に、受網から漏下しない枝梗付着粒等の
排出作用を行うようになつている。しかるに従来では、
全ての扱歯を逆U字状等の独立形状とし、これを扱胴の
外周面全体に所定のパターンで分散状に配設していたた
め、脱粒作用の大部分を受け持つ扱胴始端部では、どう
しても茎稈の穂先部が扱歯に巻き付いてしまい、この結
果、穂切れ粒、枝梗付着粒、切れ藁等が大量に発生して
脱穀効率を低下させる不都合があつた。そこで、扱胴を
高速回転させることによつて脱穀効率を向上させること
が考えられるが、独立形状の扱歯を高速回転させた場合
には、穀粒を傷める許りでなく、扱室の茎稈供給口から
穀粒が吹き出す惧れがあるため、実施できないのが実状
であつた。
この種脱穀装置は、扱室の始端から終端側に向けて搬送
される茎稈を、外周面に扱歯が設けられた扱胴の回転に
よつて脱穀すべく構成されている。そして、前記扱歯の
うち、扱胴始端部に設けられる扱歯は、茎稈の穂先部を
導入しつつ脱粒作用を行い、また、扱胴中間部に設けら
れる扱歯は、扱ぎ残しが無いよう継続して脱粒作用を行
うと共に、受網から漏下せずに扱室内を循環している穂
切れ粒等を単粒化する処理作用を行い、さらに、扱胴終
端部に設けられる扱歯は、茎稈に刺さり込んだ刺さり粒
を扱ぎ落すと共に、受網から漏下しない枝梗付着粒等の
排出作用を行うようになつている。しかるに従来では、
全ての扱歯を逆U字状等の独立形状とし、これを扱胴の
外周面全体に所定のパターンで分散状に配設していたた
め、脱粒作用の大部分を受け持つ扱胴始端部では、どう
しても茎稈の穂先部が扱歯に巻き付いてしまい、この結
果、穂切れ粒、枝梗付着粒、切れ藁等が大量に発生して
脱穀効率を低下させる不都合があつた。そこで、扱胴を
高速回転させることによつて脱穀効率を向上させること
が考えられるが、独立形状の扱歯を高速回転させた場合
には、穀粒を傷める許りでなく、扱室の茎稈供給口から
穀粒が吹き出す惧れがあるため、実施できないのが実状
であつた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる脱穀装置
を提供することを目的として創案されたものであつて、
扱室の始端から終端側に向けて搬送される茎稈を、外周
面に扱歯が設けられた扱胴の回転によつて脱穀してなる
脱穀装置において、前記扱胴を、茎稈搬送方向に並ぶ複
数の扱胴に分割し、始端側扱胴の外周面には、螺旋状に
連続する連続扱歯を設ける一方、終端側扱胴の外周面に
は、所定間隔を存して独立状に配置される独立扱歯を設
け、さらに連続扱歯が設けられた始端側扱胴を、終端側
扱胴よりも高速で回転させることを特徴とするものであ
る。そして本発明は、この構成によつて、穀粒の損傷や
吹き出しを伴うことなく脱穀効率を飛躍的に向上させる
ことができるようにしたものである。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる脱穀装置
を提供することを目的として創案されたものであつて、
扱室の始端から終端側に向けて搬送される茎稈を、外周
面に扱歯が設けられた扱胴の回転によつて脱穀してなる
脱穀装置において、前記扱胴を、茎稈搬送方向に並ぶ複
数の扱胴に分割し、始端側扱胴の外周面には、螺旋状に
連続する連続扱歯を設ける一方、終端側扱胴の外周面に
は、所定間隔を存して独立状に配置される独立扱歯を設
け、さらに連続扱歯が設けられた始端側扱胴を、終端側
扱胴よりも高速で回転させることを特徴とするものであ
る。そして本発明は、この構成によつて、穀粒の損傷や
吹き出しを伴うことなく脱穀効率を飛躍的に向上させる
ことができるようにしたものである。
【0004】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は脱穀装置であつて、該脱穀
装置1は、後述する扱胴2が回動自在に軸承される第一
扱室3、該第一扱室3の扱下し物を漏下する第一受網
4、該第一受網4から漏下せずに第一扱室3の終端まで
達した扱下し物が供給される第二扱室5、該第二扱室5
に回動自在に軸承される処理胴6、第二扱室5の扱下し
物を漏下する第二受網7、第一および第二受網4、7か
ら漏下した扱下し物を選別する揺動選別体8、選別風を
起風する唐箕フアン9および二番選別フアン10、一番
物を図示しない穀粒タンクに搬送する一番搬送体11、
二番物を第二扱室5の始端に還元する二番搬送体12、
藁屑等を機外に排出する排塵フアン13、前記第一扱室
3の始端(茎稈供給口3a)から終端側に向けて茎稈を
挟持搬送するフイードチエン14、該フイードチエン1
4の終端まで搬送された茎稈を後処理部に向けて搬送す
る排藁搬送チエン15等の部材によつて構成されるが、
これらの基本的な構成は何れも従来通りである。
明する。図面において、1は脱穀装置であつて、該脱穀
装置1は、後述する扱胴2が回動自在に軸承される第一
扱室3、該第一扱室3の扱下し物を漏下する第一受網
4、該第一受網4から漏下せずに第一扱室3の終端まで
達した扱下し物が供給される第二扱室5、該第二扱室5
に回動自在に軸承される処理胴6、第二扱室5の扱下し
物を漏下する第二受網7、第一および第二受網4、7か
ら漏下した扱下し物を選別する揺動選別体8、選別風を
起風する唐箕フアン9および二番選別フアン10、一番
物を図示しない穀粒タンクに搬送する一番搬送体11、
二番物を第二扱室5の始端に還元する二番搬送体12、
藁屑等を機外に排出する排塵フアン13、前記第一扱室
3の始端(茎稈供給口3a)から終端側に向けて茎稈を
挟持搬送するフイードチエン14、該フイードチエン1
4の終端まで搬送された茎稈を後処理部に向けて搬送す
る排藁搬送チエン15等の部材によつて構成されるが、
これらの基本的な構成は何れも従来通りである。
【0005】前記扱胴2は、始端部に円錐台状の茎稈導
入部2aを有する円筒形状に形成されるものであるが、
本発明においては、前記扱胴2を、茎稈搬送方向に並ぶ
一対の扱胴2A、2Bに分割形成すると共に、分割され
た各扱胴2A、2Bをそれぞれ独立的に回転せしめるよ
うになつている。
入部2aを有する円筒形状に形成されるものであるが、
本発明においては、前記扱胴2を、茎稈搬送方向に並ぶ
一対の扱胴2A、2Bに分割形成すると共に、分割され
た各扱胴2A、2Bをそれぞれ独立的に回転せしめるよ
うになつている。
【0006】前記分割された扱胴2A、2Bのうち、終
端側扱胴2Bの外周面には、線材を略逆U字状に加工し
た独立形状の独立扱歯16が所定のパターンで複数配設
されているが、独立扱歯16の先端軌跡径はHに設定さ
れている。
端側扱胴2Bの外周面には、線材を略逆U字状に加工し
た独立形状の独立扱歯16が所定のパターンで複数配設
されているが、独立扱歯16の先端軌跡径はHに設定さ
れている。
【0007】一方、始端側扱胴2Aの外周面には、螺旋
状に加工された板材からなる連続形状の連続扱歯17
(本実施例では3枚の螺旋状板材で構成)が配設されて
いる。即ち、連続扱歯17は、第一扱室3内に搬送され
た茎稈を、螺旋の作用に基づいて積極的に第一扱室3内
に導入しつつ脱粒作用を行うことになり、しかも、連続
形状であるため、茎稈の巻き付きを殆ど解消することが
できるようになつている。また、前記連続扱歯17に
は、放射方向に突出する複数の処理歯18が所定間隔を
存して着脱自在に設けられているが、該処理歯18の先
端軌跡径は、前記独立扱歯16の先端軌跡径Hと同径に
設定されている。
状に加工された板材からなる連続形状の連続扱歯17
(本実施例では3枚の螺旋状板材で構成)が配設されて
いる。即ち、連続扱歯17は、第一扱室3内に搬送され
た茎稈を、螺旋の作用に基づいて積極的に第一扱室3内
に導入しつつ脱粒作用を行うことになり、しかも、連続
形状であるため、茎稈の巻き付きを殆ど解消することが
できるようになつている。また、前記連続扱歯17に
は、放射方向に突出する複数の処理歯18が所定間隔を
存して着脱自在に設けられているが、該処理歯18の先
端軌跡径は、前記独立扱歯16の先端軌跡径Hと同径に
設定されている。
【0008】さらに、始端側扱胴2Aの茎稈導入部2a
には誘導体が設けられるが、本実施例の誘導体は、板材
を螺旋状に加工してなる複数(本実施例では3枚)の誘
導板19によつて構成されている。そして、前記誘導板
19は、第一扱室3内に搬送された茎稈を、螺旋の作用
に基づいて積極的に第一扱室3内に導入することになる
が、誘導板19の先端軌跡径は、前記独立扱歯16およ
び処理歯18の先端軌跡径Hと同径に設定されている。
即ち、誘導板19は、第一受網4に近接して第一扱室3
の入口側を塞ぐため、始端側扱胴2Aで脱穀された穀粒
の吹き出しを有効に阻止し、また、第一受網4の始端に
溜ろうとする穀粒を終端側に積極的に搬送するため、穀
粒の滞留に伴う詰りを解消すると共に、第一受網4の有
効漏下面積を拡大することができるようになつている。
には誘導体が設けられるが、本実施例の誘導体は、板材
を螺旋状に加工してなる複数(本実施例では3枚)の誘
導板19によつて構成されている。そして、前記誘導板
19は、第一扱室3内に搬送された茎稈を、螺旋の作用
に基づいて積極的に第一扱室3内に導入することになる
が、誘導板19の先端軌跡径は、前記独立扱歯16およ
び処理歯18の先端軌跡径Hと同径に設定されている。
即ち、誘導板19は、第一受網4に近接して第一扱室3
の入口側を塞ぐため、始端側扱胴2Aで脱穀された穀粒
の吹き出しを有効に阻止し、また、第一受網4の始端に
溜ろうとする穀粒を終端側に積極的に搬送するため、穀
粒の滞留に伴う詰りを解消すると共に、第一受網4の有
効漏下面積を拡大することができるようになつている。
【0009】また、20は前記連続扱歯17間の溝部に
複数配設される拡散板であつて、該拡散板20は、連続
扱歯17の螺旋作用に基づいて強制的に導入される茎稈
を一時滞留させるべく作用するようになつている。即
ち、茎稈に対する連続扱歯17の作用回数(時間)を多
くすることによつて、第一扱室3の始端側における脱穀
効率を向上させると共に、茎稈に刺さり込んだ刺さり粒
を有効に落下させることができるようになつている。
尚、拡散板20は、図5の(A)、(B)、(C)に示
すような形状としてもよい。
複数配設される拡散板であつて、該拡散板20は、連続
扱歯17の螺旋作用に基づいて強制的に導入される茎稈
を一時滞留させるべく作用するようになつている。即
ち、茎稈に対する連続扱歯17の作用回数(時間)を多
くすることによつて、第一扱室3の始端側における脱穀
効率を向上させると共に、茎稈に刺さり込んだ刺さり粒
を有効に落下させることができるようになつている。
尚、拡散板20は、図5の(A)、(B)、(C)に示
すような形状としてもよい。
【0010】また、21は第一扱室3の天井部に茎稈搬
送方向に所定間隔を存して配設される複数のガイド板で
あつて、該ガイド板21は、搬送される茎稈を一時滞留
させるべく作用するが、本実施例のガイド板21は、一
端側が前後揺動自在に支持される一方、他端側は連結杆
22の操作に基づいて前後にスライドすべく支持されて
いる。即ち、扱胴回転方向に対する傾斜角を調整可能に
構成されるため、茎稈の種類や状態に応じて茎稈の滞留
時間を自由に設定することができるようになつている。
送方向に所定間隔を存して配設される複数のガイド板で
あつて、該ガイド板21は、搬送される茎稈を一時滞留
させるべく作用するが、本実施例のガイド板21は、一
端側が前後揺動自在に支持される一方、他端側は連結杆
22の操作に基づいて前後にスライドすべく支持されて
いる。即ち、扱胴回転方向に対する傾斜角を調整可能に
構成されるため、茎稈の種類や状態に応じて茎稈の滞留
時間を自由に設定することができるようになつている。
【0011】また、23は第一扱室3内を循環する長藁
を切断すべく第一扱室3の内周面に複数配設される藁切
り鎌であるが、該藁切り鎌23は、前記独立扱歯16に
対向する第一扱室3の終端側内周面のみに設けられてい
る。即ち、第一扱室3の始端側においては、始端側扱胴
2Aが後述する様に高速回転し、該高速回転に基づいて
処理歯18が長藁を分断するため、殊更藁切り鎌23を
設けることなく長藁を処理することができるようになつ
ている。
を切断すべく第一扱室3の内周面に複数配設される藁切
り鎌であるが、該藁切り鎌23は、前記独立扱歯16に
対向する第一扱室3の終端側内周面のみに設けられてい
る。即ち、第一扱室3の始端側においては、始端側扱胴
2Aが後述する様に高速回転し、該高速回転に基づいて
処理歯18が長藁を分断するため、殊更藁切り鎌23を
設けることなく長藁を処理することができるようになつ
ている。
【0012】ところで、前記第一受網4は、第一扱室3
の始端から終端に亘つて設けられるが、始端側の目開き
は小さく設定される一方、終端側の目開は大きく設定さ
れている。つまり、第一受網4の始端側は、単粒化され
た穀粒のみを漏下して選別精度を向上させる一方、第一
受網4の終端側は、枝梗等が多少付着した穀粒の漏下を
許容して第二扱室5への排出穀粒量を減らすことによ
り、第二扱室5の処理負担を軽減して第二扱室5の終端
から機外に排出される損失穀粒を可及的に減少させるよ
うになつている。
の始端から終端に亘つて設けられるが、始端側の目開き
は小さく設定される一方、終端側の目開は大きく設定さ
れている。つまり、第一受網4の始端側は、単粒化され
た穀粒のみを漏下して選別精度を向上させる一方、第一
受網4の終端側は、枝梗等が多少付着した穀粒の漏下を
許容して第二扱室5への排出穀粒量を減らすことによ
り、第二扱室5の処理負担を軽減して第二扱室5の終端
から機外に排出される損失穀粒を可及的に減少させるよ
うになつている。
【0013】さらに、24は第一扱室3に回動自在に架
設される扱胴軸であつて、該扱胴軸24の後側には、終
端側扱胴2Bの前後ボス部が一体的に固定される一方、
扱胴軸24の前側には、始端側扱胴2Aの前後ボス部が
回動自在に支持されている。つまり、扱胴軸24が終端
側扱胴2B用の扱胴軸24として機能する一方、始端側
扱胴2Aの前側ボス部が始端側扱胴2Aの扱胴軸25と
して機能し、各扱胴軸24、25の駆動に基づいて始端
側および終端側の扱胴2A、2Bが独立的に回転するよ
うになつている。
設される扱胴軸であつて、該扱胴軸24の後側には、終
端側扱胴2Bの前後ボス部が一体的に固定される一方、
扱胴軸24の前側には、始端側扱胴2Aの前後ボス部が
回動自在に支持されている。つまり、扱胴軸24が終端
側扱胴2B用の扱胴軸24として機能する一方、始端側
扱胴2Aの前側ボス部が始端側扱胴2Aの扱胴軸25と
して機能し、各扱胴軸24、25の駆動に基づいて始端
側および終端側の扱胴2A、2Bが独立的に回転するよ
うになつている。
【0014】またさらに、26は第一扱室3の前面に設
けられるギヤケースであつて、該ギヤケース26におい
ては、入力軸27の前端に設けられるプーリ28が入力
した動力を、入力軸27の後端に設けられるスプロケツ
ト29から処理胴6に伝動する一方、ギヤケース26内
の中間軸30を介して基端側扱胴軸25および終端側扱
胴軸24に伝動するが、入力軸27から始端側扱胴軸2
5および終端側扱胴軸24に至る動力伝動経路には、各
扱胴軸25、24の回転速度を変速可能な変速機構が介
設されている。この変速機構は、入力軸27に固設され
る低速ギヤ(20T)31および高速ギヤ(25T)3
2、終端側扱胴軸24に固設される低速ギヤ(40T)
33および高速ギヤ(39T)34、始端側扱胴軸25
に固設される低速ギヤ(36T)35および高速ギヤ
(31T)36、中間軸30にスライド自在に外嵌し、
かつ低速変速ギヤ(40T)37および高速変速ギヤ
(39T)38を備える第一変速ギヤ39、中間軸30
にスライド自在に外嵌し、かつ低速変速ギヤ(39T)
40および高速変速ギヤ(41T)41を備える第二変
速ギヤ42等で構成されている。つまり、前記第一変速
ギヤ38は、入力軸27の低速ギヤ31および終端側扱
胴軸24の低速ギヤ33に低速変速ギヤ37を同時噛合
させる低速位置と、入力軸27の高速ギヤ32および終
端側扱胴軸24の高速ギヤ34に高速変速ギヤ38を同
時噛合させる高速位置とに選択的に変速操作可能であ
り、一方、第二変速ギヤ42は、始端側扱胴軸25の低
速ギヤ35に低速変速ギヤ40を噛合させる低速位置
と、始端側扱胴軸25の高速ギヤ36に高速変速ギヤ4
1を噛合させる高速位置とに変速操作可能に構成されて
いる。このため、第一変速ギヤ38の変速位置に基づい
て終端側扱胴軸24の回転数(回転速度)を2段階(入
力回転数を1000rpmとした場合、500rpmと
641rpmとの2段階)に変速し得ると共に、第一変
速ギヤ38および第二変速ギヤ42の変速位置に基づい
て始端側扱胴軸25の回転数を4段階(終端側扱胴軸2
4が500rpmのときは541rpmと661rpm
との2段階、終端側扱胴軸24が641rpmのときは
694rpmと847rpmとの2段階)に変速し得る
が、何れの状態でも、始端側扱胴2Aが終端側扱胴2B
よりも高速で回転するように変速比が設定されている。
けられるギヤケースであつて、該ギヤケース26におい
ては、入力軸27の前端に設けられるプーリ28が入力
した動力を、入力軸27の後端に設けられるスプロケツ
ト29から処理胴6に伝動する一方、ギヤケース26内
の中間軸30を介して基端側扱胴軸25および終端側扱
胴軸24に伝動するが、入力軸27から始端側扱胴軸2
5および終端側扱胴軸24に至る動力伝動経路には、各
扱胴軸25、24の回転速度を変速可能な変速機構が介
設されている。この変速機構は、入力軸27に固設され
る低速ギヤ(20T)31および高速ギヤ(25T)3
2、終端側扱胴軸24に固設される低速ギヤ(40T)
33および高速ギヤ(39T)34、始端側扱胴軸25
に固設される低速ギヤ(36T)35および高速ギヤ
(31T)36、中間軸30にスライド自在に外嵌し、
かつ低速変速ギヤ(40T)37および高速変速ギヤ
(39T)38を備える第一変速ギヤ39、中間軸30
にスライド自在に外嵌し、かつ低速変速ギヤ(39T)
40および高速変速ギヤ(41T)41を備える第二変
速ギヤ42等で構成されている。つまり、前記第一変速
ギヤ38は、入力軸27の低速ギヤ31および終端側扱
胴軸24の低速ギヤ33に低速変速ギヤ37を同時噛合
させる低速位置と、入力軸27の高速ギヤ32および終
端側扱胴軸24の高速ギヤ34に高速変速ギヤ38を同
時噛合させる高速位置とに選択的に変速操作可能であ
り、一方、第二変速ギヤ42は、始端側扱胴軸25の低
速ギヤ35に低速変速ギヤ40を噛合させる低速位置
と、始端側扱胴軸25の高速ギヤ36に高速変速ギヤ4
1を噛合させる高速位置とに変速操作可能に構成されて
いる。このため、第一変速ギヤ38の変速位置に基づい
て終端側扱胴軸24の回転数(回転速度)を2段階(入
力回転数を1000rpmとした場合、500rpmと
641rpmとの2段階)に変速し得ると共に、第一変
速ギヤ38および第二変速ギヤ42の変速位置に基づい
て始端側扱胴軸25の回転数を4段階(終端側扱胴軸2
4が500rpmのときは541rpmと661rpm
との2段階、終端側扱胴軸24が641rpmのときは
694rpmと847rpmとの2段階)に変速し得る
が、何れの状態でも、始端側扱胴2Aが終端側扱胴2B
よりも高速で回転するように変速比が設定されている。
【0015】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、第一扱室3に搬送された茎稈は、外周面に扱歯が
設けられる扱胴2の回転で脱穀されることになるが、前
記扱胴2は、外周面に螺旋状の連続扱歯17が設けられ
る始端側扱胴2Aと、外周面に略逆U字状の独立扱歯1
6が設けられた終端側扱胴2Bとに分割されている。つ
まり、脱粒作用の大部分を受け持つ扱胴始端側に、茎稈
の巻き付きが殆ど無い螺旋状の連続扱歯17を設けたた
め、穂切れ粒、枝梗付着粒、切れ藁等の発生を大幅に減
少させることができ、この結果、第一受網4の漏下効率
を著しく向上させることができるうえに、終端側扱胴2
Bの処理負担を大幅に軽減して脱穀効率を飛躍的に向上
させることができる。
いて、第一扱室3に搬送された茎稈は、外周面に扱歯が
設けられる扱胴2の回転で脱穀されることになるが、前
記扱胴2は、外周面に螺旋状の連続扱歯17が設けられ
る始端側扱胴2Aと、外周面に略逆U字状の独立扱歯1
6が設けられた終端側扱胴2Bとに分割されている。つ
まり、脱粒作用の大部分を受け持つ扱胴始端側に、茎稈
の巻き付きが殆ど無い螺旋状の連続扱歯17を設けたた
め、穂切れ粒、枝梗付着粒、切れ藁等の発生を大幅に減
少させることができ、この結果、第一受網4の漏下効率
を著しく向上させることができるうえに、終端側扱胴2
Bの処理負担を大幅に軽減して脱穀効率を飛躍的に向上
させることができる。
【0016】しかも、脱粒作用の大部分を受け持つ始端
側扱胴2Aを、終端側扱胴2Bよりも高速で回転させる
ため、脱穀効率をさらに向上し得るが、高速回転による
脱粒作用を螺旋状の連続扱歯17が行うことにより、独
立扱歯16を高速回転させる場合に比して穀粒の損傷を
大幅に減少させることができる。
側扱胴2Aを、終端側扱胴2Bよりも高速で回転させる
ため、脱穀効率をさらに向上し得るが、高速回転による
脱粒作用を螺旋状の連続扱歯17が行うことにより、独
立扱歯16を高速回転させる場合に比して穀粒の損傷を
大幅に減少させることができる。
【0017】さらに、始端側扱胴2Aに設けられる連続
扱歯17は、螺旋の搬送作用に基づいて茎稈の穂先部を
積極的に扱室3内に導入するため、始端側扱胴2Aを高
速回転させるものでありながら、扱室3の茎稈供給口3
aから穀粒が吹き出す不都合がなく、しかも、第一受網
4上に穀粒が滞留することを防止して漏下効率をさらに
向上させることができる。
扱歯17は、螺旋の搬送作用に基づいて茎稈の穂先部を
積極的に扱室3内に導入するため、始端側扱胴2Aを高
速回転させるものでありながら、扱室3の茎稈供給口3
aから穀粒が吹き出す不都合がなく、しかも、第一受網
4上に穀粒が滞留することを防止して漏下効率をさらに
向上させることができる。
【0018】また、本実施例では、始端側扱胴2Aの茎
稈導入部2aに、始端側扱胴2Aの先端軌跡径Hに先端
位置が一致する螺旋状の誘導板19を設けているため、
螺旋の搬送作用に基づいて積極的に茎稈を導入できるこ
とは勿論のこと、誘導板19が第一扱室3の入口側を塞
いで穀粒の吹き出しを有効に阻止することができる。し
かも誘導板19は、第一受網4の始端に溜ろうとする穀
粒を終端側に積極的に搬送するため、穀粒の滞留に伴う
詰りを解消できるうえに、第一受網4の有効漏下面積を
拡大して漏下効率をさらに向上させることができる。
稈導入部2aに、始端側扱胴2Aの先端軌跡径Hに先端
位置が一致する螺旋状の誘導板19を設けているため、
螺旋の搬送作用に基づいて積極的に茎稈を導入できるこ
とは勿論のこと、誘導板19が第一扱室3の入口側を塞
いで穀粒の吹き出しを有効に阻止することができる。し
かも誘導板19は、第一受網4の始端に溜ろうとする穀
粒を終端側に積極的に搬送するため、穀粒の滞留に伴う
詰りを解消できるうえに、第一受網4の有効漏下面積を
拡大して漏下効率をさらに向上させることができる。
【0019】また、本実施例では、連続扱歯17間の溝
部に拡散板20を設けているため、茎稈を一時滞留させ
て連続扱歯17の作用回数を多くすることができ、この
結果、第一扱室3の始端側における脱穀効率を向上させ
ることができる許りでなく、茎稈に刺さり込んだ刺さり
粒を有効に落下させることができる。
部に拡散板20を設けているため、茎稈を一時滞留させ
て連続扱歯17の作用回数を多くすることができ、この
結果、第一扱室3の始端側における脱穀効率を向上させ
ることができる許りでなく、茎稈に刺さり込んだ刺さり
粒を有効に落下させることができる。
【0020】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、外周面に扱歯が設けられた扱胴の
回転で脱穀を行うものでありながら、前記扱胴は、茎稈
搬送方向に並ぶ複数の扱胴に分割されると共に、始端側
扱胴の外周面には、螺旋状に連続する連続扱歯が設けら
れている。即ち、脱粒作用の大部分を受け持つ始端側の
扱歯を、茎稈の巻き付きが殆ど無い螺旋状の連続扱歯に
形成したため、巻き付きに伴う穂切れ粒、枝梗付着粒、
切れ藁等の発生が大幅に減少することになる。従つて、
受網の漏下効率が向上する許りでなく、終端側扱胴の処
理負担が大いに軽減されることになり、この結果、脱穀
効率を飛躍的に向上させることができる。
れたものであるから、外周面に扱歯が設けられた扱胴の
回転で脱穀を行うものでありながら、前記扱胴は、茎稈
搬送方向に並ぶ複数の扱胴に分割されると共に、始端側
扱胴の外周面には、螺旋状に連続する連続扱歯が設けら
れている。即ち、脱粒作用の大部分を受け持つ始端側の
扱歯を、茎稈の巻き付きが殆ど無い螺旋状の連続扱歯に
形成したため、巻き付きに伴う穂切れ粒、枝梗付着粒、
切れ藁等の発生が大幅に減少することになる。従つて、
受網の漏下効率が向上する許りでなく、終端側扱胴の処
理負担が大いに軽減されることになり、この結果、脱穀
効率を飛躍的に向上させることができる。
【0021】しかも、脱粒作用の大部分を受け持つ始端
側扱胴を、終端側扱胴よりも高速で回転させるため、脱
穀効率をさらに向上させることができ、また、高速回転
による脱粒作用を螺旋状の連続扱歯が行うため、独立形
状の扱歯を高速回転させる場合に比して穀粒の損傷を大
幅に減少させることができる。
側扱胴を、終端側扱胴よりも高速で回転させるため、脱
穀効率をさらに向上させることができ、また、高速回転
による脱粒作用を螺旋状の連続扱歯が行うため、独立形
状の扱歯を高速回転させる場合に比して穀粒の損傷を大
幅に減少させることができる。
【0022】さらに、始端側扱胴に設けられる螺旋状の
連続扱歯は、茎稈の穂先部を積極的に扱室内に導入すべ
く作用することになるため、始端側扱胴を高速回転させ
ても扱室供給口から穀粒が吹き出すことがないうえに、
受網上に穀粒が滞留することを防止して漏下効率をさら
に向上させることができる。
連続扱歯は、茎稈の穂先部を積極的に扱室内に導入すべ
く作用することになるため、始端側扱胴を高速回転させ
ても扱室供給口から穀粒が吹き出すことがないうえに、
受網上に穀粒が滞留することを防止して漏下効率をさら
に向上させることができる。
【図1】脱穀装置の側面図である。
【図2】同上正面図である。
【図3】同上要部横断面図である。
【図4】扱胴およびギヤケースの縦断面図である。
【図5】(A)、(B)、(C)はそれぞれ拡散板の他
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
1 脱穀装置 2 扱胴 2A 始端側扱胴 2B 終端側扱胴 3 第一扱室 16 独立扱歯 17 連続扱歯 26 ギヤケース
Claims (1)
- 【請求項1】 扱室の始端から終端側に向けて搬送され
る茎稈を、外周面に扱歯が設けられた扱胴の回転によつ
て脱穀してなる脱穀装置において、前記扱胴を、茎稈搬
送方向に並ぶ複数の扱胴に分割し、始端側扱胴の外周面
には、螺旋状に連続する連続扱歯を設ける一方、終端側
扱胴の外周面には、所定間隔を存して独立状に配置され
る独立扱歯を設け、さらに連続扱歯が設けられた始端側
扱胴を、終端側扱胴よりも高速で回転させることを特徴
とする脱穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30714993A JPH07132017A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30714993A JPH07132017A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 脱穀装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07132017A true JPH07132017A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17965622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30714993A Pending JPH07132017A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 脱穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07132017A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010046913A (ko) * | 1999-11-16 | 2001-06-15 | 김상석 | 콤바인의 탈곡드럼 구조 |
| KR100341031B1 (ko) * | 1998-11-17 | 2002-06-20 | 호리에유키지 | 탈곡기 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP30714993A patent/JPH07132017A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100341031B1 (ko) * | 1998-11-17 | 2002-06-20 | 호리에유키지 | 탈곡기 |
| KR20010046913A (ko) * | 1999-11-16 | 2001-06-15 | 김상석 | 콤바인의 탈곡드럼 구조 |
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