JPH07132025A - 分解性シート - Google Patents
分解性シートInfo
- Publication number
- JPH07132025A JPH07132025A JP5281222A JP28122293A JPH07132025A JP H07132025 A JPH07132025 A JP H07132025A JP 5281222 A JP5281222 A JP 5281222A JP 28122293 A JP28122293 A JP 28122293A JP H07132025 A JPH07132025 A JP H07132025A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- slits
- degradable
- slit
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 244000005700 microbiome Species 0.000 claims abstract description 5
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 24
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 abstract description 13
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 abstract description 2
- 241001424688 Enceliopsis Species 0.000 abstract 2
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 9
- 230000012010 growth Effects 0.000 description 7
- 230000035784 germination Effects 0.000 description 6
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 description 4
- 235000009754 Vitis X bourquina Nutrition 0.000 description 3
- 235000012333 Vitis X labruscana Nutrition 0.000 description 3
- 240000006365 Vitis vinifera Species 0.000 description 3
- 235000014787 Vitis vinifera Nutrition 0.000 description 3
- 238000009395 breeding Methods 0.000 description 3
- 230000001488 breeding effect Effects 0.000 description 3
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 241000218645 Cedrus Species 0.000 description 2
- 244000141359 Malus pumila Species 0.000 description 2
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 2
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 2
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 2
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 2
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 2
- 235000021016 apples Nutrition 0.000 description 2
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 2
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002362 mulch Substances 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 2
- 235000016068 Berberis vulgaris Nutrition 0.000 description 1
- 241000335053 Beta vulgaris Species 0.000 description 1
- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 240000009088 Fragaria x ananassa Species 0.000 description 1
- 244000061176 Nicotiana tabacum Species 0.000 description 1
- 235000002637 Nicotiana tabacum Nutrition 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 101700004678 SLIT3 Proteins 0.000 description 1
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 1
- 102100027339 Slit homolog 3 protein Human genes 0.000 description 1
- 229920002472 Starch Polymers 0.000 description 1
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 229910002091 carbon monoxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 229920006238 degradable plastic Polymers 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 235000012055 fruits and vegetables Nutrition 0.000 description 1
- 230000000813 microbial effect Effects 0.000 description 1
- 235000016709 nutrition Nutrition 0.000 description 1
- 230000035764 nutrition Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 1
- 235000019698 starch Nutrition 0.000 description 1
- 239000008107 starch Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 235000021012 strawberries Nutrition 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 229910052723 transition metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000003624 transition metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光又は微生物分解性を有する分解性シート
を、農作業全般に適用可能にして、合理化と効率化を図
る。 【構成】 太陽光又は微生物により分解可能な分解性フ
ィルムにスリット、又はスリット及び通気孔を多数設け
てなる。
を、農作業全般に適用可能にして、合理化と効率化を図
る。 【構成】 太陽光又は微生物により分解可能な分解性フ
ィルムにスリット、又はスリット及び通気孔を多数設け
てなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、栄養、繁殖植物の葡匐
茎芝を始め、例えば松、杉、りんごなどの樹木、あるい
はいちご、ビート、タバコなどの果菜類の発芽、育成又
は養生を促す植生シート、及び苗の移植等に使用する農
作業用のシートに関する。
茎芝を始め、例えば松、杉、りんごなどの樹木、あるい
はいちご、ビート、タバコなどの果菜類の発芽、育成又
は養生を促す植生シート、及び苗の移植等に使用する農
作業用のシートに関する。
【0002】
【従来の技術】植物の発芽、育成又は養生を促す働きを
持つ植生シートには、葡匐茎芝を活着させて土壌への定
着を助けるものや、土壌の乾燥を防止し、種苗や挿木苗
等を外界から保護してその育成を助けるものなどがあ
る。いずれも、現在では広く一般に使用されている。
持つ植生シートには、葡匐茎芝を活着させて土壌への定
着を助けるものや、土壌の乾燥を防止し、種苗や挿木苗
等を外界から保護してその育成を助けるものなどがあ
る。いずれも、現在では広く一般に使用されている。
【0003】例えば、従来の有孔マルチングシートは、
風雨や害虫、鳥などの外界から植物を保護するためと、
土壌の流出や過度の乾燥を防止するために、一定の強度
を確保できる合成樹脂フィルムを主材料として作られて
おり、植物の呼吸と土壌の湿度調節とを行なうための通
気孔が一定間隔で設けられている。
風雨や害虫、鳥などの外界から植物を保護するためと、
土壌の流出や過度の乾燥を防止するために、一定の強度
を確保できる合成樹脂フィルムを主材料として作られて
おり、植物の呼吸と土壌の湿度調節とを行なうための通
気孔が一定間隔で設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の植生シートに
は、以前より、植物の発芽、育成又は養生などの目的を
達成した後は回収しなければならないといった使用上の
問題や、設置したシート内が太陽熱により蒸れたりする
問題などが指摘されていた。近年における材料技術の発
達の結果、マルチングシートについては、太陽光中の紫
外線によって分解される分解性プラスチックを主材料と
した有孔分解性マルチングシートにより、回収の手間が
省けるようになることが期待されている。
は、以前より、植物の発芽、育成又は養生などの目的を
達成した後は回収しなければならないといった使用上の
問題や、設置したシート内が太陽熱により蒸れたりする
問題などが指摘されていた。近年における材料技術の発
達の結果、マルチングシートについては、太陽光中の紫
外線によって分解される分解性プラスチックを主材料と
した有孔分解性マルチングシートにより、回収の手間が
省けるようになることが期待されている。
【0005】しかし、この有孔分解性マルチングシート
は、分解速度がシート全面で不均一になりやすく、大
きく分断されたシート片が風に飛ばされたりして短期間
にシートとして機能を失う場合がある、という特有の問
題を抱え、また以前から植生シート全般に見られるシ
ート内が太陽熱により蒸れる問題も解決していない。
は、分解速度がシート全面で不均一になりやすく、大
きく分断されたシート片が風に飛ばされたりして短期間
にシートとして機能を失う場合がある、という特有の問
題を抱え、また以前から植生シート全般に見られるシ
ート内が太陽熱により蒸れる問題も解決していない。
【0006】そこで、現在、最も有望な分解性フィルム
を用い、マルチングシートとしてだけでなく、その他の
農作業にも利用可能な、汎用性のある分解性シートにつ
いて上記の問題を検討することとした。
を用い、マルチングシートとしてだけでなく、その他の
農作業にも利用可能な、汎用性のある分解性シートにつ
いて上記の問題を検討することとした。
【0007】
【課題を解決するための手段】その結果、太陽光又は微
生物により分解可能な分解性フィルムにスリット、又は
スリット及び通気孔を多数設けてなる分解性シートを開
発した。
生物により分解可能な分解性フィルムにスリット、又は
スリット及び通気孔を多数設けてなる分解性シートを開
発した。
【0008】本発明の分解性シートの素材として使用し
た分解性フィルムには、太陽光中の紫外線又は土壌中の
微生物により1〜6ヵ月で分解するポリエチレン樹脂な
どが使用できる。具体的には、ポリエチレン素材に一酸
化炭素成分や遷移金属を配合して光分解性を高め、更に
澱粉を加えて微生物分解性を高めた樹脂をフィルム状と
したものがよい。スリットは、交差部を残し、直線、曲
線や折線又は三股〜数股の星形に刻んだ形状のものがよ
く、一種類のスリットを連続させても、複数の種類のス
リットを交互又は一定間隔で反復させて設けてもよい。
スリット、又はスリット及び通気孔の配置関係は自由で
あるが、等間隔であることが望ましい。
た分解性フィルムには、太陽光中の紫外線又は土壌中の
微生物により1〜6ヵ月で分解するポリエチレン樹脂な
どが使用できる。具体的には、ポリエチレン素材に一酸
化炭素成分や遷移金属を配合して光分解性を高め、更に
澱粉を加えて微生物分解性を高めた樹脂をフィルム状と
したものがよい。スリットは、交差部を残し、直線、曲
線や折線又は三股〜数股の星形に刻んだ形状のものがよ
く、一種類のスリットを連続させても、複数の種類のス
リットを交互又は一定間隔で反復させて設けてもよい。
スリット、又はスリット及び通気孔の配置関係は自由で
あるが、等間隔であることが望ましい。
【0009】
【作用】本発明の分解性シートは、スリットの形状、他
のスリット又はスリットと通気孔との配置関係により、
シートの通気又は換気能力と分解の程度及び期間が決定
される。スリットは、分解によりシートに発生するヒビ
割れで、他のスリット又は通気孔と連結され、シートを
細かな小片に分割する。このため、スリットの形状、他
のスリット又はスリットと通気孔との配置関係でヒビ割
れの発生状態が変化し、小片の大きさや分解に要する期
間を加減することができる。各小片は土壌と混ざりあい
ながら分解し続け、完全に分解するまでは、小片は総じ
てシートとしての形態を留める。
のスリット又はスリットと通気孔との配置関係により、
シートの通気又は換気能力と分解の程度及び期間が決定
される。スリットは、分解によりシートに発生するヒビ
割れで、他のスリット又は通気孔と連結され、シートを
細かな小片に分割する。このため、スリットの形状、他
のスリット又はスリットと通気孔との配置関係でヒビ割
れの発生状態が変化し、小片の大きさや分解に要する期
間を加減することができる。各小片は土壌と混ざりあい
ながら分解し続け、完全に分解するまでは、小片は総じ
てシートとしての形態を留める。
【0010】スリットはまた、通気孔と共にシート内の
通気又は換気を担い、特に湿気の吸入又は排出によりシ
ート内の湿度を一定に保ち、太陽熱によるシート内の蒸
れ防止に貢献する。スリットは、スリットの中央におけ
る交差部を切り離さず残しておくことによって、シート
がスリットからめくれることを防ぎ、通気孔と違い大き
な開口を持たないことから、たとえシート上に多数のス
リットを設けても土壌を流出させることはない。このよ
うに、分解性シートに対するスリットの選択によって、
マルチングシートをはじめ、様々な農作業用のシートと
して優れた作用を発揮するのである。
通気又は換気を担い、特に湿気の吸入又は排出によりシ
ート内の湿度を一定に保ち、太陽熱によるシート内の蒸
れ防止に貢献する。スリットは、スリットの中央におけ
る交差部を切り離さず残しておくことによって、シート
がスリットからめくれることを防ぎ、通気孔と違い大き
な開口を持たないことから、たとえシート上に多数のス
リットを設けても土壌を流出させることはない。このよ
うに、分解性シートに対するスリットの選択によって、
マルチングシートをはじめ、様々な農作業用のシートと
して優れた作用を発揮するのである。
【0011】
【実施例】以下、本発明のスリット入り分解性シートに
ついて、その実施例を図に参照しながら説明する。図1
は、本発明の分解性シートとして十字状のスリットと通
気孔とを設けてマルチングシートとした第1実施例の部
分拡大平面図であり、図2はこの第1実施例のシートを
畑地へ被せるように設置した状態を表す使用例の一部破
断斜視図である。
ついて、その実施例を図に参照しながら説明する。図1
は、本発明の分解性シートとして十字状のスリットと通
気孔とを設けてマルチングシートとした第1実施例の部
分拡大平面図であり、図2はこの第1実施例のシートを
畑地へ被せるように設置した状態を表す使用例の一部破
断斜視図である。
【0012】第1実施例のシート1は、図1に示すよう
な、中央の交差部3を残して刻んだ十字状スリット2が
通気孔4の八方を囲んで繰り返すパターンを採用してい
る。このシート1は、図2に見られるように、挿木5を
畑地6で育成する場合において、挿木5が一定の大きさ
にまで成長する間、畑地6表面を覆うように設置して使
用する。
な、中央の交差部3を残して刻んだ十字状スリット2が
通気孔4の八方を囲んで繰り返すパターンを採用してい
る。このシート1は、図2に見られるように、挿木5を
畑地6で育成する場合において、挿木5が一定の大きさ
にまで成長する間、畑地6表面を覆うように設置して使
用する。
【0013】本発明のシート1は、一定期間経過後を比
較すれば、従来のものとの効果の差が明らかになる。そ
こで、使用し始めて一定期間が経過した後、シートの撤
去が必要となった状態を、斜視図により比較したもの
が、図3の本発明のスリットを有する分解性シート1、
図4の従来の分解しないシート27、そして図5のスリッ
トを持たない従来の分解性シート28である。シート1は
スリットの組み合わせ次第で分解に要する時間を調整で
きるため、希望期間内でかなり細かな小片29に分解する
ことができ、この小片29が土壌と同化するように分解す
るため、最後までシートとしての機能を維持することが
できる。しかし、従来の分解しないシート27はもちろん
撤去作業が必要であるし、従来の分解性シート28にして
も分断が大きいためにシートの一部30が風に飛ばされた
りして、シートの機能を失ってしまうのである。
較すれば、従来のものとの効果の差が明らかになる。そ
こで、使用し始めて一定期間が経過した後、シートの撤
去が必要となった状態を、斜視図により比較したもの
が、図3の本発明のスリットを有する分解性シート1、
図4の従来の分解しないシート27、そして図5のスリッ
トを持たない従来の分解性シート28である。シート1は
スリットの組み合わせ次第で分解に要する時間を調整で
きるため、希望期間内でかなり細かな小片29に分解する
ことができ、この小片29が土壌と同化するように分解す
るため、最後までシートとしての機能を維持することが
できる。しかし、従来の分解しないシート27はもちろん
撤去作業が必要であるし、従来の分解性シート28にして
も分断が大きいためにシートの一部30が風に飛ばされた
りして、シートの機能を失ってしまうのである。
【0014】スリットと通気孔とを設けた本発明のシー
トには、この他様々なパターンのものが考えられる。例
えば、スリットと通気孔との配置関係を第1実施例のも
のと同じにしたまま、図6に示すような中央の交差部3
を残して刻んだX字状スリット7を有する第2実施例で
あるとか、図7に示すような中央の交差部3を残して刻
んだ三股状スリット8を有する第3実施例、などがあ
る。これらを第1実施例のシート1と比較した場合、十
字状スリット2からひび割れが直接通気孔4へ向けて発
生するのに対し、X字状スリット7からのひび割れが通
気孔4を迂回して延びるため、よりシート1の分解に要
する時間が長くなる。同様の理由により、三股状スリッ
ト8のものは分解に要する時間がさらに長くなる。
トには、この他様々なパターンのものが考えられる。例
えば、スリットと通気孔との配置関係を第1実施例のも
のと同じにしたまま、図6に示すような中央の交差部3
を残して刻んだX字状スリット7を有する第2実施例で
あるとか、図7に示すような中央の交差部3を残して刻
んだ三股状スリット8を有する第3実施例、などがあ
る。これらを第1実施例のシート1と比較した場合、十
字状スリット2からひび割れが直接通気孔4へ向けて発
生するのに対し、X字状スリット7からのひび割れが通
気孔4を迂回して延びるため、よりシート1の分解に要
する時間が長くなる。同様の理由により、三股状スリッ
ト8のものは分解に要する時間がさらに長くなる。
【0015】スリットを単純な線状だけとした場合、図
8のような通気孔4を結ぶ対角線上にスリット9を配し
た第4実施例、図9のような通気孔4を最短に結ぶ線上
にスリット10を配した第5実施例、図10のような非対称
なパターンとして通気孔4の対角線上一行置きにスリッ
ト11を配した第6実施例、などがある。これらは、スリ
ットで囲まれるシートの面積を比較すればわかるよう
に、例示順に分解された時の各小片の大きさが大きく、
かつ分解に要する時間が長くなる。こうしたスリットの
形状や配置の関係を踏まえ、図11に示すような直線状1
1、三股状8及び星形状12という数種類のスリットを混
在させて、分解に要する時間を任意に加減した第7実施
例も可能である。
8のような通気孔4を結ぶ対角線上にスリット9を配し
た第4実施例、図9のような通気孔4を最短に結ぶ線上
にスリット10を配した第5実施例、図10のような非対称
なパターンとして通気孔4の対角線上一行置きにスリッ
ト11を配した第6実施例、などがある。これらは、スリ
ットで囲まれるシートの面積を比較すればわかるよう
に、例示順に分解された時の各小片の大きさが大きく、
かつ分解に要する時間が長くなる。こうしたスリットの
形状や配置の関係を踏まえ、図11に示すような直線状1
1、三股状8及び星形状12という数種類のスリットを混
在させて、分解に要する時間を任意に加減した第7実施
例も可能である。
【0016】さて、実際の農作業においては、通気孔の
有無を問わず、覆いとしてのシートが活用できる場合が
多い。しかし、従来のものは洗浄、乾燥など大きな労力
を要する撤去作業やシートの保存管理が必要であり、耐
用年数も約2年程度と短いために、積極的に使用される
ことが少なかった。本発明のシートは、これらの問題を
解決し、農作業全般について幅広く対応することができ
る。特に、太陽光、微生物のいずれにも分解する能力に
加え、スリットが持つ湿度管理と分解に要する時間を短
縮させたり延ばしたり、自由に調整できる点とにより、
様々な用途へ柔軟にシートを利用することが可能とな
る。
有無を問わず、覆いとしてのシートが活用できる場合が
多い。しかし、従来のものは洗浄、乾燥など大きな労力
を要する撤去作業やシートの保存管理が必要であり、耐
用年数も約2年程度と短いために、積極的に使用される
ことが少なかった。本発明のシートは、これらの問題を
解決し、農作業全般について幅広く対応することができ
る。特に、太陽光、微生物のいずれにも分解する能力に
加え、スリットが持つ湿度管理と分解に要する時間を短
縮させたり延ばしたり、自由に調整できる点とにより、
様々な用途へ柔軟にシートを利用することが可能とな
る。
【0017】図12に示した部分拡大平面図は、直線状ス
リット13のみを平行に配し、かつ不透明な黒色にした第
8実施例の有色シート26である。通気孔を廃することで
雑草などが侵入してくる可能性を大幅に低減させること
ができる。さらに、このシートを不透明にすることで完
全な光遮断性を達成し、例えばこのシート26を被せるこ
とで元々生息していた雑草の発芽、成育を妨げることが
できる。また、スリットの形状を直線に限定すること
で、スリットの長さや配列間隔(例えば一列置きなど)を
変えることで、シートの分解に要する期間を容易に調整
できるようになっている。このスリットは、成長する茎
や根が伸長する通り口をも兼ねている。
リット13のみを平行に配し、かつ不透明な黒色にした第
8実施例の有色シート26である。通気孔を廃することで
雑草などが侵入してくる可能性を大幅に低減させること
ができる。さらに、このシートを不透明にすることで完
全な光遮断性を達成し、例えばこのシート26を被せるこ
とで元々生息していた雑草の発芽、成育を妨げることが
できる。また、スリットの形状を直線に限定すること
で、スリットの長さや配列間隔(例えば一列置きなど)を
変えることで、シートの分解に要する期間を容易に調整
できるようになっている。このスリットは、成長する茎
や根が伸長する通り口をも兼ねている。
【0018】このように多種多様なスリット、又はスリ
ット及び通気孔のパターンが考えられる本発明のシート
は、図2に示したように畑地を覆って種苗や土壌を保護
するだけでなく、より積極的に、例えば苗床の育成や芝
生の植生にも使用できる。図13では、肥料等を水溶液と
して染み込ませた紙製の播植シート16へ、周囲に放射状
に直線状スリット15を配した播植孔14を等間隔に設けた
黒色の有色シート26を貼り付け、前記播植孔14に種もみ
17を蒔いた苗床の一部破断斜視図を使用例として挙げて
いる。この苗床はシート26の光遮断性により畑地への太
陽光を遮断し、畑地に雑草があったとしてもその繁殖を
防止して、苗の育成にとって良好な環境を構築する。加
えて、本実施例の苗床はシート26を取り除くことなくそ
のまま育成、収穫できるため、例えば稲作のために、も
みを田地へ直蒔きすることができる等、作業負担が大幅
に軽減される。
ット及び通気孔のパターンが考えられる本発明のシート
は、図2に示したように畑地を覆って種苗や土壌を保護
するだけでなく、より積極的に、例えば苗床の育成や芝
生の植生にも使用できる。図13では、肥料等を水溶液と
して染み込ませた紙製の播植シート16へ、周囲に放射状
に直線状スリット15を配した播植孔14を等間隔に設けた
黒色の有色シート26を貼り付け、前記播植孔14に種もみ
17を蒔いた苗床の一部破断斜視図を使用例として挙げて
いる。この苗床はシート26の光遮断性により畑地への太
陽光を遮断し、畑地に雑草があったとしてもその繁殖を
防止して、苗の育成にとって良好な環境を構築する。加
えて、本実施例の苗床はシート26を取り除くことなくそ
のまま育成、収穫できるため、例えば稲作のために、も
みを田地へ直蒔きすることができる等、作業負担が大幅
に軽減される。
【0019】また、芝生の植生を行なうものとして、図
14の一部破断斜視図に見られるような、芝生の種20を混
入した腐葉土19を紙18,18で挾んで、これを直線状のス
リット13を配したシート1を表に、そして同じ直線状の
スリット13を有する有色シート26を裏に配して菱形の区
切り21を設けて植生シートとした例を挙げることができ
る。この植生シートは、所定場所に展開するだけで、雑
草を完全に排除した芝生の植生が容易に行なえるように
している。腐葉土の必要がない場所では、図15の一部破
断斜視図に示すような、肥料の水溶液を染み込ませ、か
つ芝生の種20を混入した播植シート22を、前記同様、表
にシート1、裏に有色シート26を配して挾み込んだ植生
シートでも、同じく簡単な芝生の植生が可能となる。い
ずれも、有色シート26の働きにより、雑草の発芽、成育
を妨げることができる。
14の一部破断斜視図に見られるような、芝生の種20を混
入した腐葉土19を紙18,18で挾んで、これを直線状のス
リット13を配したシート1を表に、そして同じ直線状の
スリット13を有する有色シート26を裏に配して菱形の区
切り21を設けて植生シートとした例を挙げることができ
る。この植生シートは、所定場所に展開するだけで、雑
草を完全に排除した芝生の植生が容易に行なえるように
している。腐葉土の必要がない場所では、図15の一部破
断斜視図に示すような、肥料の水溶液を染み込ませ、か
つ芝生の種20を混入した播植シート22を、前記同様、表
にシート1、裏に有色シート26を配して挾み込んだ植生
シートでも、同じく簡単な芝生の植生が可能となる。い
ずれも、有色シート26の働きにより、雑草の発芽、成育
を妨げることができる。
【0020】このほか、同じ直線状スリット13だけのシ
ート1を用いて、樹木23の植え替え時にその根を保護す
る根巻24(図16に斜視図を示す)や、ポット25(図17に斜
視図を示す)を構成することもできる。植え替え後、樹
木23はシート1のスリット13から発根する。従来の分解
性シートを利用した場合、このスリットがなく、また分
解に要する時間が6ヵ月と長期であったため、しばしば
シートが発根を妨げることもあった。
ート1を用いて、樹木23の植え替え時にその根を保護す
る根巻24(図16に斜視図を示す)や、ポット25(図17に斜
視図を示す)を構成することもできる。植え替え後、樹
木23はシート1のスリット13から発根する。従来の分解
性シートを利用した場合、このスリットがなく、また分
解に要する時間が6ヵ月と長期であったため、しばしば
シートが発根を妨げることもあった。
【0021】しかし、本発明のシートを用いた場合、前
述したようにスリットがあるために発根は容易である
し、分解に要する時間も調整できるために、植え替え後
の樹木の成育を妨げることがない。なお、ポット25に関
しては、スリット13を刻んだパイプ状の分解性フィルム
に所定長さで溶着部、ミシン目を繰り返し、これを巻い
てロール状にしたものから、必要時に一枚ずつ切り取っ
て使用するようにして、使用上の簡便さを向上させるこ
とができる。また、こうした供給方法にすることで、製
造に関しても自動化による大量生産が可能となり、コス
ト低減に貢献することになる。
述したようにスリットがあるために発根は容易である
し、分解に要する時間も調整できるために、植え替え後
の樹木の成育を妨げることがない。なお、ポット25に関
しては、スリット13を刻んだパイプ状の分解性フィルム
に所定長さで溶着部、ミシン目を繰り返し、これを巻い
てロール状にしたものから、必要時に一枚ずつ切り取っ
て使用するようにして、使用上の簡便さを向上させるこ
とができる。また、こうした供給方法にすることで、製
造に関しても自動化による大量生産が可能となり、コス
ト低減に貢献することになる。
【0022】
【発明の効果】本発明のスリット入り分解性シートはス
リットの形状、配置の多様性により、用途の対象を選ば
ない汎用性を持つ。そのため、葡匐茎芝、種芝や草木の
他に、松、杉、りんごを始めとする樹木の発芽、育成及
び養生、そして挿木による繁殖植物への使用のほか、
苗、樹木の移植や芝生の植生等の農作業全般に適用が可
能である。こうした様々な用途に適用されるシートは、
それぞれにスリット、又はスリット及び通気孔の配置が
異なるが、スリットのパターンや配置だけを変更するだ
けで同一ラインでの生産が可能であるので、少量多種の
生産形態に適し、多種類のシートを安価に、大量に市場
へ供給することができる。
リットの形状、配置の多様性により、用途の対象を選ば
ない汎用性を持つ。そのため、葡匐茎芝、種芝や草木の
他に、松、杉、りんごを始めとする樹木の発芽、育成及
び養生、そして挿木による繁殖植物への使用のほか、
苗、樹木の移植や芝生の植生等の農作業全般に適用が可
能である。こうした様々な用途に適用されるシートは、
それぞれにスリット、又はスリット及び通気孔の配置が
異なるが、スリットのパターンや配置だけを変更するだ
けで同一ラインでの生産が可能であるので、少量多種の
生産形態に適し、多種類のシートを安価に、大量に市場
へ供給することができる。
【0023】また、マルチングシートとして従来の分解
しない有孔マルチングシートや有孔分解性マルチングシ
ートと比較すれば、分解しながらも最後までシートと
しての機能を保持し、しかも回収の必要がない、このた
めシート回収作業を省けて労力低減が可能となる、更
に従来のいずれのシートでも問題となっていた太陽熱
によるシート内の蒸れを、多数のスリットの働きにより
なくすことができる、などの利点を有している。これら
は、その他のシートの用途の場合にもあてはまる利点で
あり、さらにシートを有色にすることで雑草の繁殖を防
止することも可能となるため、農作業全般に渡って効率
化、合理化を推し進めることができるようになる。
しない有孔マルチングシートや有孔分解性マルチングシ
ートと比較すれば、分解しながらも最後までシートと
しての機能を保持し、しかも回収の必要がない、このた
めシート回収作業を省けて労力低減が可能となる、更
に従来のいずれのシートでも問題となっていた太陽熱
によるシート内の蒸れを、多数のスリットの働きにより
なくすことができる、などの利点を有している。これら
は、その他のシートの用途の場合にもあてはまる利点で
あり、さらにシートを有色にすることで雑草の繁殖を防
止することも可能となるため、農作業全般に渡って効率
化、合理化を推し進めることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の部分拡大平面図である。
【図2】第1実施例(十字状スリット)の使用状態を示す
一部破断斜視図である。
一部破断斜視図である。
【図3】同実施例の一定期間後に小片に分解した状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】従来の分解しないシートの一定期間後の撤去作
業を表した斜視図である。
業を表した斜視図である。
【図5】従来の分解性シートの一定期間後に分断された
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図6】X字状スリットを配した第2実施例のシートの
部分拡大平面図である。
部分拡大平面図である。
【図7】三股状スリットを配した第3実施例のシートの
部分拡大平面図である。
部分拡大平面図である。
【図8】通気孔を結ぶ対角線上に直線状スリットを配し
た第4実施例のシートの部分拡大平面図である。
た第4実施例のシートの部分拡大平面図である。
【図9】通気孔を結ぶ最短距離上に直線状スリットを配
した第5実施例のシートの部分拡大平面図である。
した第5実施例のシートの部分拡大平面図である。
【図10】通気孔対角線上一行置きに直線状スリットを
配した第6実施例のシートの部分拡大平面図である。
配した第6実施例のシートの部分拡大平面図である。
【図11】直線状、三股状、星形状スリットを組み合わ
せた第7実施例のシートの部分拡大平面図である。
せた第7実施例のシートの部分拡大平面図である。
【図12】直線状スリットのみを配した第8実施例の種
蒔用植生シートの部分拡大平面図である。
蒔用植生シートの部分拡大平面図である。
【図13】本発明のシートを使用した苗床の一部破断斜
視図である。
視図である。
【図14】本発明のシートを使用した芝生の植生シート
の一部破断斜視図である。
の一部破断斜視図である。
【図15】本発明のシートを使用した芝生の植生シート
の一部破断斜視図である。
の一部破断斜視図である。
【図16】移植する樹木にシートを根巻として使用した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図17】移植する樹木にシートをポットとして使用し
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
1 分解性シート 2 スリット 3 交差部 4 通気孔
Claims (1)
- 【請求項1】 太陽光又は微生物により分解可能な分解
性フィルムにスリット、又はスリット及び通気孔を多数
設けてなる分解性シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281222A JPH07132025A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 分解性シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281222A JPH07132025A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 分解性シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07132025A true JPH07132025A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17636074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5281222A Pending JPH07132025A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 分解性シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07132025A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014163091A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Taisei Rotec Corp | 除雪システム及び除雪方法 |
| KR200485926Y1 (ko) * | 2017-09-29 | 2018-03-13 | 김영준 | 통기슬릿 및 급수슬릿이 형성된 고추재배용 멀칭비닐 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5281222A patent/JPH07132025A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014163091A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Taisei Rotec Corp | 除雪システム及び除雪方法 |
| KR200485926Y1 (ko) * | 2017-09-29 | 2018-03-13 | 김영준 | 통기슬릿 및 급수슬릿이 형성된 고추재배용 멀칭비닐 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2009153398A (ja) | 農業用シート、そのシートを使用した農作物の栽培・管理方法及び栽培した農作物 | |
| JP2013519358A (ja) | 背の低い植物及び/又は背の高い植物により人工又は天然の面を緑化するための植生エレメント並びに植生エレメントを製造する方法 | |
| US20040103580A1 (en) | Weed-preventing paper for use in plant cultivation | |
| CN109006228A (zh) | 一种芦竹无糖快繁的方法 | |
| JPH10178818A (ja) | 植物種子の播種方法及びその播種用資材 | |
| Yadav et al. | From seed to Harvest: Coprehensive Vegetable Production Practices | |
| JPH10304764A (ja) | 苺等の蔓性作物の栽培方法と栽培用設備 | |
| Mamun et al. | Efficacy of irrigation methods with varying levels of water in gerbera (Gerbera jamesonii L.) production | |
| EP1424004A1 (en) | Weed-preventing paper for use in plant cultivation | |
| JP3673251B2 (ja) | 鉢植栽培方法 | |
| JP3721370B2 (ja) | 緑樹の枝葉を原料とした育苗制御材およびこれを用いた育苗制御方法 | |
| JPH1014408A (ja) | 苗木栽培容器 | |
| KR102751647B1 (ko) | 유통 전 수목 재배방법 | |
| CN110754305A (zh) | 一种高产的火龙果种植方法 | |
| JPS629350Y2 (ja) | ||
| JPS5928417A (ja) | らんの定植栽培方法 | |
| KR200246210Y1 (ko) | 양액재배포트 | |
| JPH069440U (ja) | 防草用シート | |
| JP6610909B2 (ja) | ボラ土栽培容器の形状及びボラ土容器栽培方法 | |
| WO2007058423A1 (en) | Mulch for cultivating crops | |
| JP2005160390A (ja) | 野菜等の草本類の盆栽化材およびこれを用いた盆栽化方法 | |
| KR960001829B1 (ko) | 종자를 번식수단으로 이용하는 미나리 재배법 | |
| Abbes | Effect of floating row covers on tomato and Romaine lettuce | |
| Walia et al. | Vegetable Component | |
| Scott | Management of hardy nursery stock plants to achieve high yields of quality cuttings |