JPH07132025A - 分解性シート - Google Patents

分解性シート

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Publication number
JPH07132025A
JPH07132025A JP5281222A JP28122293A JPH07132025A JP H07132025 A JPH07132025 A JP H07132025A JP 5281222 A JP5281222 A JP 5281222A JP 28122293 A JP28122293 A JP 28122293A JP H07132025 A JPH07132025 A JP H07132025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
slits
degradable
slit
view
Prior art date
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Pending
Application number
JP5281222A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Miura
義孝 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujix Corp
Original Assignee
Fujix Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujix Corp filed Critical Fujix Corp
Priority to JP5281222A priority Critical patent/JPH07132025A/ja
Publication of JPH07132025A publication Critical patent/JPH07132025A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光又は微生物分解性を有する分解性シート
を、農作業全般に適用可能にして、合理化と効率化を図
る。 【構成】 太陽光又は微生物により分解可能な分解性フ
ィルムにスリット、又はスリット及び通気孔を多数設け
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、栄養、繁殖植物の葡匐
茎芝を始め、例えば松、杉、りんごなどの樹木、あるい
はいちご、ビート、タバコなどの果菜類の発芽、育成又
は養生を促す植生シート、及び苗の移植等に使用する農
作業用のシートに関する。
【0002】
【従来の技術】植物の発芽、育成又は養生を促す働きを
持つ植生シートには、葡匐茎芝を活着させて土壌への定
着を助けるものや、土壌の乾燥を防止し、種苗や挿木苗
等を外界から保護してその育成を助けるものなどがあ
る。いずれも、現在では広く一般に使用されている。
【0003】例えば、従来の有孔マルチングシートは、
風雨や害虫、鳥などの外界から植物を保護するためと、
土壌の流出や過度の乾燥を防止するために、一定の強度
を確保できる合成樹脂フィルムを主材料として作られて
おり、植物の呼吸と土壌の湿度調節とを行なうための通
気孔が一定間隔で設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の植生シートに
は、以前より、植物の発芽、育成又は養生などの目的を
達成した後は回収しなければならないといった使用上の
問題や、設置したシート内が太陽熱により蒸れたりする
問題などが指摘されていた。近年における材料技術の発
達の結果、マルチングシートについては、太陽光中の紫
外線によって分解される分解性プラスチックを主材料と
した有孔分解性マルチングシートにより、回収の手間が
省けるようになることが期待されている。
【0005】しかし、この有孔分解性マルチングシート
は、分解速度がシート全面で不均一になりやすく、大
きく分断されたシート片が風に飛ばされたりして短期間
にシートとして機能を失う場合がある、という特有の問
題を抱え、また以前から植生シート全般に見られるシ
ート内が太陽熱により蒸れる問題も解決していない。
【0006】そこで、現在、最も有望な分解性フィルム
を用い、マルチングシートとしてだけでなく、その他の
農作業にも利用可能な、汎用性のある分解性シートにつ
いて上記の問題を検討することとした。
【0007】
【課題を解決するための手段】その結果、太陽光又は微
生物により分解可能な分解性フィルムにスリット、又は
スリット及び通気孔を多数設けてなる分解性シートを開
発した。
【0008】本発明の分解性シートの素材として使用し
た分解性フィルムには、太陽光中の紫外線又は土壌中の
微生物により1〜6ヵ月で分解するポリエチレン樹脂な
どが使用できる。具体的には、ポリエチレン素材に一酸
化炭素成分や遷移金属を配合して光分解性を高め、更に
澱粉を加えて微生物分解性を高めた樹脂をフィルム状と
したものがよい。スリットは、交差部を残し、直線、曲
線や折線又は三股〜数股の星形に刻んだ形状のものがよ
く、一種類のスリットを連続させても、複数の種類のス
リットを交互又は一定間隔で反復させて設けてもよい。
スリット、又はスリット及び通気孔の配置関係は自由で
あるが、等間隔であることが望ましい。
【0009】
【作用】本発明の分解性シートは、スリットの形状、他
のスリット又はスリットと通気孔との配置関係により、
シートの通気又は換気能力と分解の程度及び期間が決定
される。スリットは、分解によりシートに発生するヒビ
割れで、他のスリット又は通気孔と連結され、シートを
細かな小片に分割する。このため、スリットの形状、他
のスリット又はスリットと通気孔との配置関係でヒビ割
れの発生状態が変化し、小片の大きさや分解に要する期
間を加減することができる。各小片は土壌と混ざりあい
ながら分解し続け、完全に分解するまでは、小片は総じ
てシートとしての形態を留める。
【0010】スリットはまた、通気孔と共にシート内の
通気又は換気を担い、特に湿気の吸入又は排出によりシ
ート内の湿度を一定に保ち、太陽熱によるシート内の蒸
れ防止に貢献する。スリットは、スリットの中央におけ
る交差部を切り離さず残しておくことによって、シート
がスリットからめくれることを防ぎ、通気孔と違い大き
な開口を持たないことから、たとえシート上に多数のス
リットを設けても土壌を流出させることはない。このよ
うに、分解性シートに対するスリットの選択によって、
マルチングシートをはじめ、様々な農作業用のシートと
して優れた作用を発揮するのである。
【0011】
【実施例】以下、本発明のスリット入り分解性シートに
ついて、その実施例を図に参照しながら説明する。図1
は、本発明の分解性シートとして十字状のスリットと通
気孔とを設けてマルチングシートとした第1実施例の部
分拡大平面図であり、図2はこの第1実施例のシートを
畑地へ被せるように設置した状態を表す使用例の一部破
断斜視図である。
【0012】第1実施例のシート1は、図1に示すよう
な、中央の交差部3を残して刻んだ十字状スリット2が
通気孔4の八方を囲んで繰り返すパターンを採用してい
る。このシート1は、図2に見られるように、挿木5を
畑地6で育成する場合において、挿木5が一定の大きさ
にまで成長する間、畑地6表面を覆うように設置して使
用する。
【0013】本発明のシート1は、一定期間経過後を比
較すれば、従来のものとの効果の差が明らかになる。そ
こで、使用し始めて一定期間が経過した後、シートの撤
去が必要となった状態を、斜視図により比較したもの
が、図3の本発明のスリットを有する分解性シート1、
図4の従来の分解しないシート27、そして図5のスリッ
トを持たない従来の分解性シート28である。シート1は
スリットの組み合わせ次第で分解に要する時間を調整で
きるため、希望期間内でかなり細かな小片29に分解する
ことができ、この小片29が土壌と同化するように分解す
るため、最後までシートとしての機能を維持することが
できる。しかし、従来の分解しないシート27はもちろん
撤去作業が必要であるし、従来の分解性シート28にして
も分断が大きいためにシートの一部30が風に飛ばされた
りして、シートの機能を失ってしまうのである。
【0014】スリットと通気孔とを設けた本発明のシー
トには、この他様々なパターンのものが考えられる。例
えば、スリットと通気孔との配置関係を第1実施例のも
のと同じにしたまま、図6に示すような中央の交差部3
を残して刻んだX字状スリット7を有する第2実施例で
あるとか、図7に示すような中央の交差部3を残して刻
んだ三股状スリット8を有する第3実施例、などがあ
る。これらを第1実施例のシート1と比較した場合、十
字状スリット2からひび割れが直接通気孔4へ向けて発
生するのに対し、X字状スリット7からのひび割れが通
気孔4を迂回して延びるため、よりシート1の分解に要
する時間が長くなる。同様の理由により、三股状スリッ
ト8のものは分解に要する時間がさらに長くなる。
【0015】スリットを単純な線状だけとした場合、図
8のような通気孔4を結ぶ対角線上にスリット9を配し
た第4実施例、図9のような通気孔4を最短に結ぶ線上
にスリット10を配した第5実施例、図10のような非対称
なパターンとして通気孔4の対角線上一行置きにスリッ
ト11を配した第6実施例、などがある。これらは、スリ
ットで囲まれるシートの面積を比較すればわかるよう
に、例示順に分解された時の各小片の大きさが大きく、
かつ分解に要する時間が長くなる。こうしたスリットの
形状や配置の関係を踏まえ、図11に示すような直線状1
1、三股状8及び星形状12という数種類のスリットを混
在させて、分解に要する時間を任意に加減した第7実施
例も可能である。
【0016】さて、実際の農作業においては、通気孔の
有無を問わず、覆いとしてのシートが活用できる場合が
多い。しかし、従来のものは洗浄、乾燥など大きな労力
を要する撤去作業やシートの保存管理が必要であり、耐
用年数も約2年程度と短いために、積極的に使用される
ことが少なかった。本発明のシートは、これらの問題を
解決し、農作業全般について幅広く対応することができ
る。特に、太陽光、微生物のいずれにも分解する能力に
加え、スリットが持つ湿度管理と分解に要する時間を短
縮させたり延ばしたり、自由に調整できる点とにより、
様々な用途へ柔軟にシートを利用することが可能とな
る。
【0017】図12に示した部分拡大平面図は、直線状ス
リット13のみを平行に配し、かつ不透明な黒色にした第
8実施例の有色シート26である。通気孔を廃することで
雑草などが侵入してくる可能性を大幅に低減させること
ができる。さらに、このシートを不透明にすることで完
全な光遮断性を達成し、例えばこのシート26を被せるこ
とで元々生息していた雑草の発芽、成育を妨げることが
できる。また、スリットの形状を直線に限定すること
で、スリットの長さや配列間隔(例えば一列置きなど)を
変えることで、シートの分解に要する期間を容易に調整
できるようになっている。このスリットは、成長する茎
や根が伸長する通り口をも兼ねている。
【0018】このように多種多様なスリット、又はスリ
ット及び通気孔のパターンが考えられる本発明のシート
は、図2に示したように畑地を覆って種苗や土壌を保護
するだけでなく、より積極的に、例えば苗床の育成や芝
生の植生にも使用できる。図13では、肥料等を水溶液と
して染み込ませた紙製の播植シート16へ、周囲に放射状
に直線状スリット15を配した播植孔14を等間隔に設けた
黒色の有色シート26を貼り付け、前記播植孔14に種もみ
17を蒔いた苗床の一部破断斜視図を使用例として挙げて
いる。この苗床はシート26の光遮断性により畑地への太
陽光を遮断し、畑地に雑草があったとしてもその繁殖を
防止して、苗の育成にとって良好な環境を構築する。加
えて、本実施例の苗床はシート26を取り除くことなくそ
のまま育成、収穫できるため、例えば稲作のために、も
みを田地へ直蒔きすることができる等、作業負担が大幅
に軽減される。
【0019】また、芝生の植生を行なうものとして、図
14の一部破断斜視図に見られるような、芝生の種20を混
入した腐葉土19を紙18,18で挾んで、これを直線状のス
リット13を配したシート1を表に、そして同じ直線状の
スリット13を有する有色シート26を裏に配して菱形の区
切り21を設けて植生シートとした例を挙げることができ
る。この植生シートは、所定場所に展開するだけで、雑
草を完全に排除した芝生の植生が容易に行なえるように
している。腐葉土の必要がない場所では、図15の一部破
断斜視図に示すような、肥料の水溶液を染み込ませ、か
つ芝生の種20を混入した播植シート22を、前記同様、表
にシート1、裏に有色シート26を配して挾み込んだ植生
シートでも、同じく簡単な芝生の植生が可能となる。い
ずれも、有色シート26の働きにより、雑草の発芽、成育
を妨げることができる。
【0020】このほか、同じ直線状スリット13だけのシ
ート1を用いて、樹木23の植え替え時にその根を保護す
る根巻24(図16に斜視図を示す)や、ポット25(図17に斜
視図を示す)を構成することもできる。植え替え後、樹
木23はシート1のスリット13から発根する。従来の分解
性シートを利用した場合、このスリットがなく、また分
解に要する時間が6ヵ月と長期であったため、しばしば
シートが発根を妨げることもあった。
【0021】しかし、本発明のシートを用いた場合、前
述したようにスリットがあるために発根は容易である
し、分解に要する時間も調整できるために、植え替え後
の樹木の成育を妨げることがない。なお、ポット25に関
しては、スリット13を刻んだパイプ状の分解性フィルム
に所定長さで溶着部、ミシン目を繰り返し、これを巻い
てロール状にしたものから、必要時に一枚ずつ切り取っ
て使用するようにして、使用上の簡便さを向上させるこ
とができる。また、こうした供給方法にすることで、製
造に関しても自動化による大量生産が可能となり、コス
ト低減に貢献することになる。
【0022】
【発明の効果】本発明のスリット入り分解性シートはス
リットの形状、配置の多様性により、用途の対象を選ば
ない汎用性を持つ。そのため、葡匐茎芝、種芝や草木の
他に、松、杉、りんごを始めとする樹木の発芽、育成及
び養生、そして挿木による繁殖植物への使用のほか、
苗、樹木の移植や芝生の植生等の農作業全般に適用が可
能である。こうした様々な用途に適用されるシートは、
それぞれにスリット、又はスリット及び通気孔の配置が
異なるが、スリットのパターンや配置だけを変更するだ
けで同一ラインでの生産が可能であるので、少量多種の
生産形態に適し、多種類のシートを安価に、大量に市場
へ供給することができる。
【0023】また、マルチングシートとして従来の分解
しない有孔マルチングシートや有孔分解性マルチングシ
ートと比較すれば、分解しながらも最後までシートと
しての機能を保持し、しかも回収の必要がない、このた
めシート回収作業を省けて労力低減が可能となる、更
に従来のいずれのシートでも問題となっていた太陽熱
によるシート内の蒸れを、多数のスリットの働きにより
なくすことができる、などの利点を有している。これら
は、その他のシートの用途の場合にもあてはまる利点で
あり、さらにシートを有色にすることで雑草の繁殖を防
止することも可能となるため、農作業全般に渡って効率
化、合理化を推し進めることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の部分拡大平面図である。
【図2】第1実施例(十字状スリット)の使用状態を示す
一部破断斜視図である。
【図3】同実施例の一定期間後に小片に分解した状態を
示す斜視図である。
【図4】従来の分解しないシートの一定期間後の撤去作
業を表した斜視図である。
【図5】従来の分解性シートの一定期間後に分断された
状態を示す斜視図である。
【図6】X字状スリットを配した第2実施例のシートの
部分拡大平面図である。
【図7】三股状スリットを配した第3実施例のシートの
部分拡大平面図である。
【図8】通気孔を結ぶ対角線上に直線状スリットを配し
た第4実施例のシートの部分拡大平面図である。
【図9】通気孔を結ぶ最短距離上に直線状スリットを配
した第5実施例のシートの部分拡大平面図である。
【図10】通気孔対角線上一行置きに直線状スリットを
配した第6実施例のシートの部分拡大平面図である。
【図11】直線状、三股状、星形状スリットを組み合わ
せた第7実施例のシートの部分拡大平面図である。
【図12】直線状スリットのみを配した第8実施例の種
蒔用植生シートの部分拡大平面図である。
【図13】本発明のシートを使用した苗床の一部破断斜
視図である。
【図14】本発明のシートを使用した芝生の植生シート
の一部破断斜視図である。
【図15】本発明のシートを使用した芝生の植生シート
の一部破断斜視図である。
【図16】移植する樹木にシートを根巻として使用した
状態を示す斜視図である。
【図17】移植する樹木にシートをポットとして使用し
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 分解性シート 2 スリット 3 交差部 4 通気孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光又は微生物により分解可能な分解
    性フィルムにスリット、又はスリット及び通気孔を多数
    設けてなる分解性シート。
JP5281222A 1993-11-10 1993-11-10 分解性シート Pending JPH07132025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5281222A JPH07132025A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 分解性シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5281222A JPH07132025A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 分解性シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07132025A true JPH07132025A (ja) 1995-05-23

Family

ID=17636074

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5281222A Pending JPH07132025A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 分解性シート

Country Status (1)

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JP (1) JPH07132025A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014163091A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Taisei Rotec Corp 除雪システム及び除雪方法
KR200485926Y1 (ko) * 2017-09-29 2018-03-13 김영준 통기슬릿 및 급수슬릿이 형성된 고추재배용 멀칭비닐

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