JPH07132402A - 緩み防止機構付きチャック - Google Patents
緩み防止機構付きチャックInfo
- Publication number
- JPH07132402A JPH07132402A JP5304660A JP30466093A JPH07132402A JP H07132402 A JPH07132402 A JP H07132402A JP 5304660 A JP5304660 A JP 5304660A JP 30466093 A JP30466093 A JP 30466093A JP H07132402 A JPH07132402 A JP H07132402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- nut
- peripheral surface
- wedge
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/117—Retention by friction only, e.g. using springs, resilient sleeves, tapers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/20—Longitudinally-split sleeves, e.g. collet chucks
- B23B31/201—Characterized by features relating primarily to remote control of the gripping means
- B23B31/2012—Threaded cam actuator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】チャック筒に対するナットの緩みを防止するこ
とができるチャックを提供することである。 【構成】ナット22をチャック筒16の回りに回転させ
ることにより、チャック筒を介して工具を把持するチャ
ックにおいて、前記ナットの内周面と前記チャックの外
周面との間には、前記ナットが前記チャック筒に対して
締め付けられた状態から緩む方向に回転することにより
前記内周面と前記外周面との間に喰い込むくさび部材4
0が配置されたチャックである。
とができるチャックを提供することである。 【構成】ナット22をチャック筒16の回りに回転させ
ることにより、チャック筒を介して工具を把持するチャ
ックにおいて、前記ナットの内周面と前記チャックの外
周面との間には、前記ナットが前記チャック筒に対して
締め付けられた状態から緩む方向に回転することにより
前記内周面と前記外周面との間に喰い込むくさび部材4
0が配置されたチャックである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドリル、エンドミル等
の回転切削工具を把持するチャックに係わり、特に、工
具を把持するチャック筒を締め付けるナットの緩みを防
止する機構を備えたチャックに関する。
の回転切削工具を把持するチャックに係わり、特に、工
具を把持するチャック筒を締め付けるナットの緩みを防
止する機構を備えたチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のチャックとして、チャッ
ク筒の内周にコレットを配し、このコレットとナットと
を係合させ、ナットのチャック筒に対する回転螺進によ
りコレットをチャック筒の内周に沿って摺動させ、これ
によってコレットを縮径させて工具を把持するいわゆる
コレットチャックや、回転螺進部にボールねじを配した
ボールねじ式チャックや、さらに、ナットとチャック筒
の間にニードルローラを配し、このニードルローラを介
してナットの回転ならびに軸方向移動によってチャック
筒自体を縮径変形させて工具を把持するいわゆるニード
ルローラ式チャックなどがある。
ク筒の内周にコレットを配し、このコレットとナットと
を係合させ、ナットのチャック筒に対する回転螺進によ
りコレットをチャック筒の内周に沿って摺動させ、これ
によってコレットを縮径させて工具を把持するいわゆる
コレットチャックや、回転螺進部にボールねじを配した
ボールねじ式チャックや、さらに、ナットとチャック筒
の間にニードルローラを配し、このニードルローラを介
してナットの回転ならびに軸方向移動によってチャック
筒自体を縮径変形させて工具を把持するいわゆるニード
ルローラ式チャックなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、切削作業の迅速
化の要望等の理由から、切削工具ひいてはチャックの高
速回転を必要とするようになった。このチャックの高速
回転は、チャック自体に振動を生じさせて、ナットのチ
ャック筒に対する締め付けを緩ませる場合がある。ま
た、この高速回転での急加速、急停止の時のナットの自
重の慣性力によってナットの締め付けが緩む場合があ
る。特に、前記ボールねじ式チャックの場合は、ボール
ねじ自体が摩擦が少ないため、ナットが緩み易い。
化の要望等の理由から、切削工具ひいてはチャックの高
速回転を必要とするようになった。このチャックの高速
回転は、チャック自体に振動を生じさせて、ナットのチ
ャック筒に対する締め付けを緩ませる場合がある。ま
た、この高速回転での急加速、急停止の時のナットの自
重の慣性力によってナットの締め付けが緩む場合があ
る。特に、前記ボールねじ式チャックの場合は、ボール
ねじ自体が摩擦が少ないため、ナットが緩み易い。
【0004】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みなされたもので、その目的とするところは、チャック
筒に対するナットの緩みを防止することができるチャッ
クを提供することである。
みなされたもので、その目的とするところは、チャック
筒に対するナットの緩みを防止することができるチャッ
クを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、ナットをチャック筒の回りに回転
させることにより、チャック筒を介して工具を把持する
チャックにおいて、前記ナットの内周面と前記チャック
の外周面との間には、前記ナットが前記チャック筒に対
して締め付けられた状態から緩む方向に回転することに
より前記内周面と前記外周面との間に喰い込むくさび部
材が配置されていることを特徴とする。
的を達成するために、ナットをチャック筒の回りに回転
させることにより、チャック筒を介して工具を把持する
チャックにおいて、前記ナットの内周面と前記チャック
の外周面との間には、前記ナットが前記チャック筒に対
して締め付けられた状態から緩む方向に回転することに
より前記内周面と前記外周面との間に喰い込むくさび部
材が配置されていることを特徴とする。
【0006】また、前記内周面と外周面との間には、く
さび部材が周方向に一定の範囲で移動可能に設けられ、
その移動範囲の周方向両端位置に遊び領域が形成される
とともに中央位置にくさび領域が形成され、くさび部材
は、遊び領域にあるときにナットのチャック筒に対する
回転を許容し、くさび領域にある時に前記内周面と外周
面の間に喰い込んでナットのチャック筒に対する回転を
阻止するよう構成されていることが望ましく、前記内周
面と外周面の少なくとも一方の面に、くさび部材を前記
一定の範囲で移動可能に保持する収納溝が形成され、こ
の収納溝の底面とこれに対向する他方の面との間で前記
遊び領域およびくさび領域が形成されていてもよい。
さび部材が周方向に一定の範囲で移動可能に設けられ、
その移動範囲の周方向両端位置に遊び領域が形成される
とともに中央位置にくさび領域が形成され、くさび部材
は、遊び領域にあるときにナットのチャック筒に対する
回転を許容し、くさび領域にある時に前記内周面と外周
面の間に喰い込んでナットのチャック筒に対する回転を
阻止するよう構成されていることが望ましく、前記内周
面と外周面の少なくとも一方の面に、くさび部材を前記
一定の範囲で移動可能に保持する収納溝が形成され、こ
の収納溝の底面とこれに対向する他方の面との間で前記
遊び領域およびくさび領域が形成されていてもよい。
【0007】さらに、前記くさび部材は、前記くさび領
域にある状態からナットに一定の力を加えることによ
り、前記遊び領域に移動するよう構成されていることが
望ましく、また、前記くさび部材は、前記遊び領域から
くさび領域の方向に付勢されていてもよい。
域にある状態からナットに一定の力を加えることによ
り、前記遊び領域に移動するよう構成されていることが
望ましく、また、前記くさび部材は、前記遊び領域から
くさび領域の方向に付勢されていてもよい。
【0008】
【作用】本発明によれば、ナットがチャック筒に対して
締め付けられた状態から、振動や慣性によって緩む方向
に回転すると、くさび部材はナットの内周面とチャック
筒の外周面との間に喰い込み、これにより、ナットとチ
ャック筒は一体化され、ナットの緩み方向への回転を阻
止する。この結果、チャック筒に対するナットの締め付
けの緩みを防止する。
締め付けられた状態から、振動や慣性によって緩む方向
に回転すると、くさび部材はナットの内周面とチャック
筒の外周面との間に喰い込み、これにより、ナットとチ
ャック筒は一体化され、ナットの緩み方向への回転を阻
止する。この結果、チャック筒に対するナットの締め付
けの緩みを防止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1には本発明の第1実施例が示されてい
る。全体を符号10で示すチャック本体は、主として、
マシニングセンターやその他の主軸ヘッド(図示省略)
に装着され、基端方向すなわち図1の左方向に向かって
先細りとなるテーパシャンク部12と、このテーパシャ
ンク部12に続いて形成されたチャックドライブ用フラ
ンジ部14と、このフランジ部14からさらに一体的に
先端方向に突出するチャック筒16とを備えている。本
実施例に使用されるチャックは、いわゆるボールねじ式
コレットチャックであり、チャック筒16の内周にテー
パ状の外周面を有するコレット20を配し、このコレッ
ト20をチャック筒16の外周に回転可能に装着したナ
ット22に対して、補助ナット24、キャップ26を介
して係合させ、ナット22のチャック筒16に対する回
転螺進によりコレット20をチャック筒16の内周に沿
って摺動させ、これによってコレット20を縮径させて
工具を把持するものである。ナット22の内周面とチャ
ック筒16の外周面とによって螺旋状の溝27が形成さ
れ、この溝には、複数のボール28が転動自在に嵌装さ
れている。このボール28が自転しつつ、チャック筒1
6の外周を公転し、これによりナット22は螺進するよ
うに構成されている。補助ナット24とコレット20と
の間には、第2のボール30が嵌装されており、このボ
ール30によって補助ナット24およびコレット20は
長手方向の移動に対して一体化される。さらに、ナット
22の一部外周にはローレット加工32が施されるとと
もに、適宜間隔で複数の凹部34が形成され、この凹部
34は図示しないスパナを引っ掛けるためのものであ
る。なお、符号36はOリングである。
説明する。図1には本発明の第1実施例が示されてい
る。全体を符号10で示すチャック本体は、主として、
マシニングセンターやその他の主軸ヘッド(図示省略)
に装着され、基端方向すなわち図1の左方向に向かって
先細りとなるテーパシャンク部12と、このテーパシャ
ンク部12に続いて形成されたチャックドライブ用フラ
ンジ部14と、このフランジ部14からさらに一体的に
先端方向に突出するチャック筒16とを備えている。本
実施例に使用されるチャックは、いわゆるボールねじ式
コレットチャックであり、チャック筒16の内周にテー
パ状の外周面を有するコレット20を配し、このコレッ
ト20をチャック筒16の外周に回転可能に装着したナ
ット22に対して、補助ナット24、キャップ26を介
して係合させ、ナット22のチャック筒16に対する回
転螺進によりコレット20をチャック筒16の内周に沿
って摺動させ、これによってコレット20を縮径させて
工具を把持するものである。ナット22の内周面とチャ
ック筒16の外周面とによって螺旋状の溝27が形成さ
れ、この溝には、複数のボール28が転動自在に嵌装さ
れている。このボール28が自転しつつ、チャック筒1
6の外周を公転し、これによりナット22は螺進するよ
うに構成されている。補助ナット24とコレット20と
の間には、第2のボール30が嵌装されており、このボ
ール30によって補助ナット24およびコレット20は
長手方向の移動に対して一体化される。さらに、ナット
22の一部外周にはローレット加工32が施されるとと
もに、適宜間隔で複数の凹部34が形成され、この凹部
34は図示しないスパナを引っ掛けるためのものであ
る。なお、符号36はOリングである。
【0010】ナット22の内周面の基端側には、ナット
22の分解斜視図である図2に示すように、収納溝38
が周方向に適宜間隔をおいて3つ形成されており、この
各々の溝38には円柱状に形成された転動体40が転動
可能に嵌装されている。この溝38は、図3に示すよう
に、溝の深さが比較的浅い領域であるくさび領域42
と、このくさび領域42の周方向両側に形成され、くさ
び領域よりも溝の深さが深い遊び領域44A、44Bと
が連続的に形成されることにより構成されている。遊び
領域44A、44Bの底面は、転動体40を遊転自在に
収容するために、チャック筒16の外周面46との間隔
が転動体40の外径と同じか若干大きくなるように形成
されている。くさび領域42の底面は、チャック筒16
の外周面46との間で転動体40がくさび状に喰い込む
ように、チャック筒16の外周面46との間隔が転動体
40の外径よりも若干狭くなるように形成されている。
22の分解斜視図である図2に示すように、収納溝38
が周方向に適宜間隔をおいて3つ形成されており、この
各々の溝38には円柱状に形成された転動体40が転動
可能に嵌装されている。この溝38は、図3に示すよう
に、溝の深さが比較的浅い領域であるくさび領域42
と、このくさび領域42の周方向両側に形成され、くさ
び領域よりも溝の深さが深い遊び領域44A、44Bと
が連続的に形成されることにより構成されている。遊び
領域44A、44Bの底面は、転動体40を遊転自在に
収容するために、チャック筒16の外周面46との間隔
が転動体40の外径と同じか若干大きくなるように形成
されている。くさび領域42の底面は、チャック筒16
の外周面46との間で転動体40がくさび状に喰い込む
ように、チャック筒16の外周面46との間隔が転動体
40の外径よりも若干狭くなるように形成されている。
【0011】符号48は、ワッシャであり、このワッシ
ャ48が転動体40の端面に対峙することにより、転動
体40の脱落を防止している。また、ワッシャ48の基
端側にはスナップリング50が装着されており、このス
ナップリング50によりワッシャ48の脱落を防止して
いる。
ャ48が転動体40の端面に対峙することにより、転動
体40の脱落を防止している。また、ワッシャ48の基
端側にはスナップリング50が装着されており、このス
ナップリング50によりワッシャ48の脱落を防止して
いる。
【0012】次に本実施例の動作について説明する。チ
ャックに工具を把持する以前の状態においては、転動体
40は図3に示すようにチャック本体10の例えば右側
の遊び領域44Aに位置している。次に、工具をチャッ
ク本体10に把持させるため、ナット22を図3の時計
方向、すなわち矢印Aの方向に回転させると、転動体4
0は、溝38の遊び領域44Aの内周面とチャック筒1
6の外周面46に接することにより、自転しつつ相対的
に反時計方向に移動する。転動体40が相対的に反時計
方向に移動すると、転動体40はくさび領域42に位置
し、転動体40は、図4に示されるように、くさび領域
42の底面とチャック筒16の外周面46との間にくさ
び状に喰い込む。次に、例えばスパナをナット外周の前
記凹部34に引っ掛けるなどして、さらに強くナット2
2を時計方向に回転させると、ナット22は図4の矢印
Bの方向に弾性変形して転動体40のくさび状態が解除
され、図5に示すように転動体40は自転しつつ左側の
遊び領域44Bに移動する。左側の遊び領域44Bに位
置した転動体40は遊転し、ナット22をさらに時計方
向に回転させると、ナット22はチャック本体10の基
端方向、すなわち図1の左方向に螺進する。このナット
22に伴ってコレット20は基端方向に移動して、工具
を強固に締め付け固定する。
ャックに工具を把持する以前の状態においては、転動体
40は図3に示すようにチャック本体10の例えば右側
の遊び領域44Aに位置している。次に、工具をチャッ
ク本体10に把持させるため、ナット22を図3の時計
方向、すなわち矢印Aの方向に回転させると、転動体4
0は、溝38の遊び領域44Aの内周面とチャック筒1
6の外周面46に接することにより、自転しつつ相対的
に反時計方向に移動する。転動体40が相対的に反時計
方向に移動すると、転動体40はくさび領域42に位置
し、転動体40は、図4に示されるように、くさび領域
42の底面とチャック筒16の外周面46との間にくさ
び状に喰い込む。次に、例えばスパナをナット外周の前
記凹部34に引っ掛けるなどして、さらに強くナット2
2を時計方向に回転させると、ナット22は図4の矢印
Bの方向に弾性変形して転動体40のくさび状態が解除
され、図5に示すように転動体40は自転しつつ左側の
遊び領域44Bに移動する。左側の遊び領域44Bに位
置した転動体40は遊転し、ナット22をさらに時計方
向に回転させると、ナット22はチャック本体10の基
端方向、すなわち図1の左方向に螺進する。このナット
22に伴ってコレット20は基端方向に移動して、工具
を強固に締め付け固定する。
【0013】次に、振動や慣性力によりナット22が反
時計方向(図5の矢印Cの方向)に回転し始めると、転
動体40は、図5の左側の遊び領域44Bの内周面とチ
ャック筒16の外周面46に接していることにより、自
転しつつ相対的に時計方向に移動する。転動体40が相
対的に時計方向に移動すると、転動体40はくさび領域
42に位置し、図5に示されるように、くさび領域42
の底面とチャック筒16の外周面46との間にくさび状
に喰い込み、ナット22とチャック筒16は一体化され
る。これにより、ナット22はさらに反時計方向に回転
することなく、チャックの工具に対する締め付けの緩み
を防止することができる。
時計方向(図5の矢印Cの方向)に回転し始めると、転
動体40は、図5の左側の遊び領域44Bの内周面とチ
ャック筒16の外周面46に接していることにより、自
転しつつ相対的に時計方向に移動する。転動体40が相
対的に時計方向に移動すると、転動体40はくさび領域
42に位置し、図5に示されるように、くさび領域42
の底面とチャック筒16の外周面46との間にくさび状
に喰い込み、ナット22とチャック筒16は一体化され
る。これにより、ナット22はさらに反時計方向に回転
することなく、チャックの工具に対する締め付けの緩み
を防止することができる。
【0014】次に、ナット22を緩めて、工具をチャッ
クから取り外す場合には、例えばスパナを前記凹部に引
っ掛け、強くナット22を反時計方向に回転させると、
転動体40のくさび状態は解除される。これにより、転
動体40は自転しつつ右側の遊び領域44Aに移動す
る。さらにナット22を反時計方向に回転すると、コレ
ット20の工具に対する締め付けが解除され、工具を取
り外すことができる。
クから取り外す場合には、例えばスパナを前記凹部に引
っ掛け、強くナット22を反時計方向に回転させると、
転動体40のくさび状態は解除される。これにより、転
動体40は自転しつつ右側の遊び領域44Aに移動す
る。さらにナット22を反時計方向に回転すると、コレ
ット20の工具に対する締め付けが解除され、工具を取
り外すことができる。
【0015】以上ように本実施例によれば、チャックが
工具を把持している状態からナットが緩む方向に回転す
ると、転動体40がくさび領域42にくさび状に喰い込
むので、チャックの工具に対する緩みを最小限にするこ
とができる。
工具を把持している状態からナットが緩む方向に回転す
ると、転動体40がくさび領域42にくさび状に喰い込
むので、チャックの工具に対する緩みを最小限にするこ
とができる。
【0016】図6は本発明の第2実施例を示す。この第
2実施例の溝38には、ばね収納部52が図6の左側の
遊び領域44Bよりもさらに左側に形成されており、こ
のばね収納部52には、コイル状のばね54が収納され
ている。このばね54によって、転動体40は時計方
向、すなわち遊び領域44からくさび領域42に向かっ
て付勢されており、このためナット22の締め付けが終
了すると転動体40は自動的にくさび領域42に位置
し、転動体40はくさび領域42の底面とチャック筒1
6の外周面46との間にくさび状に喰い込み、もしくは
喰い込む通常の状態となる。ナット22とチャック筒1
6は緩む方向についてほぼロック状態となる。したがっ
て、この第2の実施例によればナット22を締め付けた
後は、スパナ等の強い力で回転させる場合を除いて、ナ
ット22は回転することはなく、ナット22のチャック
筒16に対する締め付けが僅かに緩むこともない。無論
溝38の右側にばね54を更に追加しても良い。なお、
本実施例においては、コイル状のばねを使用したが、こ
れに限定する必要はなく、例えば板状のばねであっても
良い。
2実施例の溝38には、ばね収納部52が図6の左側の
遊び領域44Bよりもさらに左側に形成されており、こ
のばね収納部52には、コイル状のばね54が収納され
ている。このばね54によって、転動体40は時計方
向、すなわち遊び領域44からくさび領域42に向かっ
て付勢されており、このためナット22の締め付けが終
了すると転動体40は自動的にくさび領域42に位置
し、転動体40はくさび領域42の底面とチャック筒1
6の外周面46との間にくさび状に喰い込み、もしくは
喰い込む通常の状態となる。ナット22とチャック筒1
6は緩む方向についてほぼロック状態となる。したがっ
て、この第2の実施例によればナット22を締め付けた
後は、スパナ等の強い力で回転させる場合を除いて、ナ
ット22は回転することはなく、ナット22のチャック
筒16に対する締め付けが僅かに緩むこともない。無論
溝38の右側にばね54を更に追加しても良い。なお、
本実施例においては、コイル状のばねを使用したが、こ
れに限定する必要はなく、例えば板状のばねであっても
良い。
【0017】図7は本発明の第3実施例を示す。この第
3実施例は上記第2実施例と異なり、転動体40を収納
する溝38が前記チャック筒16の外周面46に形成さ
れている。また、上記第2の実施例においてはコイルス
プリング54によって、転動体40を遊び領域44から
くさび領域42に付勢していたが、本実施例においては
ゴム66によって転動体40を付勢している。
3実施例は上記第2実施例と異なり、転動体40を収納
する溝38が前記チャック筒16の外周面46に形成さ
れている。また、上記第2の実施例においてはコイルス
プリング54によって、転動体40を遊び領域44から
くさび領域42に付勢していたが、本実施例においては
ゴム66によって転動体40を付勢している。
【0018】図8は本発明の第4実施例を示す。この第
4実施例は上記第1実施例と異なり、いわゆるニードル
ローラ式チャックである。このニードルローラ式チャッ
クは、ナット22とチャック筒16との間にニードルロ
ーラ56を配し、このニードルローラ56を介してナッ
ト22の回転螺進によってチャック筒16自体を縮径変
形させて工具を把持するものである。符号58はリテー
ナであり、このリテーナ58によってニードルローラ5
6は回転自在に保持されている。また、符号60はシー
ル材、62はストップリングを示し、これによってニー
ドルローラ56の脱落を防止している。この実施例にお
いても、転動体40がナットの内周面とチャック筒の外
周面の間に設けられており、前述の実施例と同様の作用
をする。
4実施例は上記第1実施例と異なり、いわゆるニードル
ローラ式チャックである。このニードルローラ式チャッ
クは、ナット22とチャック筒16との間にニードルロ
ーラ56を配し、このニードルローラ56を介してナッ
ト22の回転螺進によってチャック筒16自体を縮径変
形させて工具を把持するものである。符号58はリテー
ナであり、このリテーナ58によってニードルローラ5
6は回転自在に保持されている。また、符号60はシー
ル材、62はストップリングを示し、これによってニー
ドルローラ56の脱落を防止している。この実施例にお
いても、転動体40がナットの内周面とチャック筒の外
周面の間に設けられており、前述の実施例と同様の作用
をする。
【0019】なお、上記実施例において転動体40を円
柱状に形成したが、これに限定する必要はなく、例えば
球のように転動するものであればどのような形状のもの
でも良い。また、上記実施例においては、収納溝に凹凸
を設けることにより、遊び領域とくさび領域を形成して
いたが、収納溝を通常の円弧状の溝として対向面に凹凸
を設けることにより、遊び領域とくさび領域を形成して
も良い。
柱状に形成したが、これに限定する必要はなく、例えば
球のように転動するものであればどのような形状のもの
でも良い。また、上記実施例においては、収納溝に凹凸
を設けることにより、遊び領域とくさび領域を形成して
いたが、収納溝を通常の円弧状の溝として対向面に凹凸
を設けることにより、遊び領域とくさび領域を形成して
も良い。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ナットが
チャック筒を締め付けた状態において、この締め付けを
緩める方向へのナットの回転を停止することができるの
で、チャック筒に対するナットの緩みを防止することが
できる。
チャック筒を締め付けた状態において、この締め付けを
緩める方向へのナットの回転を停止することができるの
で、チャック筒に対するナットの緩みを防止することが
できる。
【図1】本実施例のボールねじ式コレットチャックの一
部切り欠き側面図である。
部切り欠き側面図である。
【図2】本実施例のナットの組立斜視図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った一部断面図で
ある。
ある。
【図4】転動体がくさび領域の壁面とチャック筒の外周
面との間に喰い込んだ状態を示す断面図である。
面との間に喰い込んだ状態を示す断面図である。
【図5】工具をチャックに把持した際の転動体の状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施例の図3に対応する図であ
る。
る。
【図7】転動体を嵌装する溝がチャック筒の外周側に形
成された場合の図である。
成された場合の図である。
【図8】本発明の第4実施例のニードルローラ式チャッ
クの一部切り欠き側面図である。
クの一部切り欠き側面図である。
16 チャック筒 22 ナット 40 転動体(くさび部材)
Claims (5)
- 【請求項1】 ナットをチャック筒の回りに回転させる
ことにより、チャック筒を介して工具を把持するチャッ
クにおいて、前記ナットの内周面と前記チャックの外周
面との間には、前記ナットが前記チャック筒に対して締
め付けられた状態から緩む方向に回転することにより前
記内周面と前記外周面との間に喰い込むくさび部材が配
置されたチャック。 - 【請求項2】 前記内周面と外周面との間には、くさび
部材が周方向に一定の範囲で移動可能に設けられ、その
移動範囲の周方向両端位置に遊び領域が形成されるとと
もに中央位置にくさび領域が形成され、くさび部材は、
遊び領域にあるときにナットのチャック筒に対する回転
を許容し、くさび領域にある時に前記内周面と外周面の
間に喰い込んでナットのチャック筒に対する回転を阻止
するよう構成された請求項1記載のチャック。 - 【請求項3】 前記内周面と外周面の少なくとも一方の
面に、くさび部材を前記一定の範囲で移動可能に保持す
る収納溝が形成され、この収納溝の底面とこれに対向す
る他方の面との間で前記遊び領域およびくさび領域が形
成されている請求項2記載のチャック。 - 【請求項4】 前記くさび部材は、前記くさび領域にあ
る状態からナットに一定の力を加えることにより、前記
遊び領域に移動するよう構成された請求項3記載のチャ
ック。 - 【請求項5】 前記くさび部材は、前記遊び領域からく
さび領域の方向に付勢されている請求項4記載のチャッ
ク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5304660A JPH07132402A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 緩み防止機構付きチャック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5304660A JPH07132402A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 緩み防止機構付きチャック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07132402A true JPH07132402A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17935700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5304660A Pending JPH07132402A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 緩み防止機構付きチャック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07132402A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009542445A (ja) * | 2006-06-27 | 2009-12-03 | イスカーリミテッド | 回転可能な固定機構を有するチャック |
| JP2020199629A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | フランツ・ハイマー・マシーネンバウ・カーゲー | 物体、特に工具をチャッキングするためのチャッキング器具 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP5304660A patent/JPH07132402A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009542445A (ja) * | 2006-06-27 | 2009-12-03 | イスカーリミテッド | 回転可能な固定機構を有するチャック |
| JP2020199629A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | フランツ・ハイマー・マシーネンバウ・カーゲー | 物体、特に工具をチャッキングするためのチャッキング器具 |
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